小説(転載) テレフォンセックス2
近親相姦小説掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。
その頃、忍は塾が急遽休講になり家路についていた。 照子にはなにも連絡をしていない。 いつもよりもおよそ2時間早く家に帰ることになった。
「ただいま。」
忍はいつもと変わらぬ帰宅をした。 そして、照子がいるはずの居間に顔を出した。
「お母さん。ただいま。塾が休講になっちゃってさぁ。」
そう言って、照子が居間にいないことに気がついた。 電気はついたままである。
「あれ?お母さん・・・」
いつもなら、忍が帰宅する時間に照子は居間でテレビを見ていた。 忍はしょうがなく自分の部屋がある2階に向かった。 照子の寝室も2階にある。 忍は階段を登りながら照子の部屋から声が漏れてくるのがわかった。 階段を登ると照子の部屋の扉は開いていた。 そして、照子の部屋の前で「ただいま」と言おうとして体が固まった。 照子の部屋から漏れてくる声は明らかに喘ぎ声だった。 もちろん、忍が照子の喘ぎ声を聞くのは初めてである。 しかし、忍の部屋に行くためには、必ず照子の部屋の前を通らなければならない。 忍はこっそりと照子の部屋を覗き込んだ。 そこで照子は携帯を握りしめてスカートの中に手を入れていた。 誰が見ても明らかな状況だった。 幸い体は扉の方を向いていない。 忍は忍び足で自分の部屋に向かった。 そして、静かに扉を開くと音をたてないようにそっとベッドの上に座った。 そこで改めて頭を整理しようとした。 照子の部屋にいたのは間違いなく母親の照子だった。 おそらく他に人はいなかったはずである。 そんなことすら確認する余裕がなかった。 左手で携帯を握っていたこともおそらく間違いない。 電話の話し相手は誰なのだろうか? それよりも右手をスカートの中に伸ばし、喘ぎ声を出していたことの方が重大である。 忍の頭の中は混乱したままだった。 母親がテレフォンセックスをしているという事実を受け入れることに、何度もためらいを感じた。 照子の部屋の扉も、忍の部屋の扉も開いたままである。 見てはいけないものを見てしまった忍の狼狽をよそに、ときおり照子の部屋から喘ぎ声が漏れてくる。
「あぁあん。いい。いい。」
決して滑舌の良くない声が忍の耳に入ってくる。 状況をまだ把握できていない忍だったが、下半身は正直だった。 母親であっても、漏れてくる喘ぎ声に反応し始めていた。 忍の脳裏を照子のオナニー姿が襲う。 母親の淫らな姿を見て狼狽するのが本能なら、母親の淫らな声に感じて勃起するのも本能だった。 忍はもう1度照子の姿を見たくなってきた。 忍の中では葛藤が続いていた。 その間にも、照子の喘ぎ声が忍の耳を襲う。
「うぅ~ん・・・感じちゃうわぁ~。」
忍はその誘惑に克つことができなかった。 再び忍び足で照子の部屋に向かう。 今度は照子の姿を詳細に観察しようとした。 照子はベッドの上で忍に右肩を向ける姿勢で座っている。 右手はスカートの中である。 左手は今の角度からはよく見えないが、携帯を持っているとしか思えない。 よく見ると、はだけたブラジャーから乳房が出ていた。 まだ童貞だった忍の下半身はただ素直に反応している。
「勃起してる?勃起してるの?あなたも感じて~。」
勃起という言葉に忍はドキッとしたが、「あなた」という言葉で電話の相手が父親であることが判明した。 いや、父親が相手であるということで忍は安心したかった。 もしかしたら、他の男性を「あなた」と呼んでいたのかもしれないが、 忍はその可能性を排除したかったし、本能的に排除していた。
「そうか、お父さんが単身赴任で、お母さんは寂しかったんだ・・・」
忍は初めて照子の弱さを見た気がした。 しかし、忍の下半身は今にも爆発しそうである。 母親の弱さと同時に、忍は自分の弱さにも気づいてしまった。
「あなた、入れてもいいのよ。入れて欲しいの・・・」
照子は忍に見られているとも知らずに、恥ずかしい言葉を並べる。 照子は何百kmも離れている和人と同時に、5mも離れていない忍をも誘っていた。 忍は我慢できずにオナニーを始めた。 母親の痴態を見ながらオナニーをすることになろうとは夢にも思わなかった。 しかし、今の照子の魅力はなにものにも替え難かった。
「あなたの手はあたしの手よ。あたしが触ってるんだからね。 いっぱい感じて、いっぱい勃ってね。」
照子の言葉はもれなく忍にも響いた。 まるで、照子の手でしごかれているような錯覚におちいっていた。 忍は思わず瞳を閉じて感じ入ってしまった。
「あたしも感じてるぅ。あなたであたしも感じてるぅ。」
忍の手の速さが増す。 照子が母親には見えなくなる。 もうすでに濡れてしまっている。 足から力が抜けていく。 忍はパンツもズボンも脱いで下半身を完全に露出した。 射精まで行くほかに手がなくなってしまった。
「乳首もいいの。あぁ、乳首がコリコリになってる。」
忍はなにに耐えているのかもわからないまましごき続けた。 照子の言葉に耐えているのか。 照子の魅力に耐えているのか。 照子の痴態に耐えているのか。 射精の限界に耐えているのか。
「あぁ・・・あぁ・・・」
忍からも思わず声が漏れる。 しかし、電話に夢中な照子には届かない。
「あなた・・・あなた・・・愛している・・・」
照子も限界が近そうな声である。 電話の向こうで和人もイきそうなのだろうか。 童貞の忍にはなにもわからない。 ただ、確かなことは自分が逃れられないなにかに縛られているということだけである。 もはや、逃げることも隠れることもできない状況だった。
「あなた入れて欲しい。入れて欲しいのぉ~。」
照子はのけ反りながらベッドの上に倒れた。 乳房の揺れ具合で忍にも照子の乳房の大きさがわかる。 照子は着やせをするタイプなのだろうか。 忍の想像よりも遥かに大きな乳房が波打ちながら照子の上で跳ねた。 忍は瞳を閉じて照子の上で跳ねた乳房を思い出した。 写真集などとは違う、生の揺れる大きな乳房である。 忍にとってはものすごく価値のある映像だった。 ふと顔を上げると、照子の喘ぎ声が聞こえないことに気がついた。 忍の意識が突然戻ってきた。 視線を恐る恐る照子に向けると、照子の視線が明らかに忍の視線と交わっている。 忍の手が止まった。 照子は電話を切らない。
「あなた入れたいんでしょ。あたしも入れて欲しいの。」
誰に向けた言葉なのだろうか。 今まで通りの色気のある声である。 視線は忍に向いている。 電話の向こうには和人がいる。 照子が優しく手招きをする。 忍が拒絶することは許されない状況である。 忍は覚悟を決めて照子のベッドに向かった。
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