小説(転載) MISSION ILLIMITABLE4
近親相姦小説掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。
絶頂を迎えまったく声を漏らさなくなった母親を彼は無心で突き続けた。 もはや彼の意識も制御できる状態ではなかった。 母親の状態を観察することもなく突き続けて果てた。 これまでに経験したことなないような放出だった。 ドピュッと一筋の液体が母親の宮部に突き刺さるたびに、母親の快感が彼に跳ね返ってくるように感じられた。 そしてその放出は終わることがないと思われるほどに続いた。 体も心も一体化して2人で1つの生き物であるかのように感覚を共有することができていた。
「丙七号勃起度95%で射精!締めつけは9度。 まだ勃起度は上昇中です!観測記録を更新する勢いです!」
「お母さん!お母さん!止まらないよ!」今度は彼が叫ぶ順番だった。 勃起が収まらない状態に戸惑いながらも母親に包みこまれる快感に我を忘れていた。 彼の声に母親の意識がかすかに戻り静寂の中から喘ぎ声が湧き出てきた。 「あああ・・・んんん・・・」母親の声にならない声が彼の耳でも確認することができた。 彼は自分が射精していることも気がつかないほどだった。 母親も自分の体がどうなっているのかまったくわからない状態だった。
「丙七号勃起度97%で再度射精!締めつけは約9.5度。 標的の肉体は痙攣している模様です。正確な観測値が得られません。」
白昼の寝室で母子の声にならない叫び声と、思うように動かすことのできない肉体が交りあっていた。 彼は機械のようにピストン運動を続け、母親は噴水のように液体を放出していた。
「丙七号の勃起度が98%以上です!正確な値はわかりません。連続射精している模様。 締めつけは約9.9。30代以上の女性でこの値は考えられません。2人とも人間の範疇を超えています。」
「これ以上は危険だ。丙七号の任務は終了だ。中止だ!即刻帰還指令を出せ!」
「丙七号に帰還指令を出します。・・・ダメです、丙七号が反応しません。」
「そんなはずはない。何度も出し続けろ!」
「丙七号に帰還指令。丙七号に帰還指令。丙七号の勃起度が振り切れたまま反応しません。 射精回数も不明です。締めつけも振り切れたまま観測できない状態です。」
「彼をこのまま放置するわけにはいかない。」
「しかし、なんの反応もありません。 現在の観測値を信じるなら丙七号と標的は人間の極限状態で結ばれていることになります。 通常では考えられないことです。」
「もうダメなのか。丙七号を帰還させる方法はないのか。 我々の洗脳をすべて無駄にしてしまうしかないのか。」
その頃彼は母親と愛の言葉を交わしていた。 「お母さん、愛してるよ。」彼の言葉は洗脳されたものではなかった。 「私も・・・」母親は最後まで言葉を出すことができなかったが、 彼にとってはそれだけでも十分だった。 「このままずっとこうしていたいよ・・・」彼はこのまま母親に甘えていたかった。 「でも、帰らなくちゃいけないんでしょ。」母親は別れのときが近づいていると感じていた。 「うん・・・でも・・・」彼は母親に包まれながら不安な表情を浮かべた。 「でも、なんなの?」母親は優しく彼を抱きしめた。 「帰還指令がこないんだ。」彼には指令がこない状況を把握することができなかった。 「任務が成功しても失敗しても、どこかで必ず帰還指令がくるはずなんだ。 でも、それがこないんだよ。どうすればいんだろう・・・」 「帰らなくてもいいてことなんじゃないの?」母親は息子を帰したくないと思い始めていた。 「帰った方がいいのか、逃げた方がいいのか・・・」 彼にとって施設での生活は決して恵まれたものではなかった。 わざわざ指令も出ていないのに帰りたいと思うような場所ではなかった。 「これからも抱いて欲しいわ・・・」彼の躊躇する気持ちを母親が後押しした。 「僕だって、今日だけのことにはしたくないよ。」 「じゃあ、一緒に逃げましょ。」母親は今さらながら彼を失うことに耐えられなかった。 「でも、追われたら・・・」 「大丈夫よ。表立って追えるような組織じゃないもの。」 彼よりも母親の方が組織の暗黒の部分を知っているようだった。 しかし彼は組織の実態を母親から聞き出す気にはならなかった。 「お母さんが決めて・・・」 彼は判断するだけの情報をもっていなかったので、決断は母親に委ねるしかなかった。 「じゃあ、逃げましょ。私はずっとこれからも一緒にいたいもの。」 「お母さん、愛してるよ。」母子は熱い口づけをしてお互いの愛を確認した。 2人の意思が一致したことを表していた。 そのころ台所ではカーネーションの硬い蕾がかすかに緩み膨らみ始めていた。
「帰還指令にもまったく反応がありません。 丙七号の状態、標的との関係、任務の達成状況、いずれも未確認の状態が続いています。」
「もはや丙七号は我々の管轄外に逃れてしまったということだ。 2人の相性が我々の想定を超える最高のものだったということなのだろう・・・一生愛しあって生きる運命だったのだな。 標的の選択にミスがあったということだ。この作戦は終了だ。」
「この作戦の結論は、母親と息子は究極の肉体関係だということなのでしょうか?」
MISSION ILLIMITABLE
~~ 完 ~~
コメント