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小説(転載) 天狗村肉盛りパーティ 5/7

官能小説
04 /22 2015
その5

「本当にいい体をしているな、この女は」
 と健ちゃんのお父さんは、四つん這いの母の体を撫でまわしました。
 白くスベスベした母の背中をさすり上げ、手をまわしてたっぷりと垂れ下がった乳房を下から揉みあげ、肉づきのよいせり出されたお尻を丸みにそって撫で上げます。
 母は切なく悶え、呻きます。
 ぼくはくやしくてくやしくて堪りませんでした。
 母はぼくのものだ。ぼくだけのものだと心の中で叫びました。
 そのうち何を思ったのか、母のおま×こをいじくっていた健ちゃんが、いきなり母の背中にまたがったのです。
「あうっ」
 と、母はつぶされそうになり、ますます尻が突き出されました。
「おまえは今からぼくの馬だ。さあ、歩け」
 健ちゃんは母に命令しました。
「そうか、お馬さんごっこか健二。かまうことはない。ケツをうんとひっぱたいてやれ」
 と健ちゃんのお父さんは、座りなおしてお酒を飲みながら言いました。
 母はぼくの方を切ない目でチラリと見ました。さっきからぼくは金縛りにあったように一歩も動けないでいるのです。
 母は息子の前で屈辱的な馬になるのをためらっていました。でも健ちゃんは、そんな母の尻たぶをバシッ、バシッ、としばくのです。
「さあ、お前は馬なんだ、早く歩けっ」
 と健ちゃんはしばきながら命令します。
 母の頬にとうとう涙がこぼれました。でも泣きながら決心したようにキュッと唇を噛み、ゆっくりと膝を動かし、前へ進み始めたのです。
「ようし、どんどん進め」
 健ちゃんは母のしなやかな髪の毛を両手で鷲掴んでたずなの代わりにしています。
 痛そうに母の顔が歪んでいます。
 母は屈辱に耐えながら這いずりました。乳房がたわわに揺れ、尻が妖しくくねりました。一歩進むごとに尻のすぼみが割れ、熟れた果実のようなおま×こが顔を覗かせます。
 いったい母は、どれほど恥ずかしく、またくやしかったことでしょうか。成熟した母の体が少女のように切なく、悲しげに震えているのです。
 ぼくは自分の大切な母を健ちゃんに奪われてしまったような、そしてまったくぼくの手の届かないところへ母を連れていかれてしまったような、悲しくて胸の張り裂けるような思いにとらわれていました。
 心の中が凍りついてしまいそうでした。
 今この時、母は完全に健ちゃんの所有物でした。剥き出しの丸い尻を容赦なくしばかれ、たわわな乳房を揺すり上げ、そしてまろやかな腰を妖しく振りたくりながら、母は馬になりきっているのです。
 その頬は火のように火照り、みけんによせた一本の皺襞が、母の無念さをよくあらわしていました。
 
 健ちゃんは、やっと母の背中から下りました。母は疲れきったようにぐったりと首を落としました。
 ぼくはくやしくて堪りませんでしたが、でも、これでもう帰してもらえると思っていたのです。だけど、帰してくれませんでした。健ちゃんのお父さんはもっと酷いことを言い出したのです。
「信一、こっちへこい」
 と健ちゃんのお父さんはぼくを呼びました。ぼくは今まで金縛りにあったように一歩も動けませんでしたが、呼ばれて恐る恐る縁側のところへ行きました。
 哀しさと悔しさと嫉妬でいっぱいのぼくの顔を、健ちゃんのお父さんはニヤニヤしながら見下ろし、
「信一、今度はおまえがお母さんのおま×こに悪戯してみろ」
 と命令したのです。
(えっ)
 ぼくは思わずよろけてしまいました。
 母もギョッとした顔で健ちゃんのお父さんを見つめています。
「おまえ、自分が産まれ出てきたところをいじくりまわしてみろ。でなきゃ、帰してやらんぞ」
 健ちゃんのお父さんは恐ろしいことを言ってニヤリと笑いました。健ちゃんもニヤニヤしています。
 母はもう、信じられない、という表情でふたりを見つめるばかりです。
「村長様、いくら何でもあんまりですわ」
 と、やっとのことで母が言うと、健ちゃんのお父さんは、
「あんまりだと言うなら帰るがいい。その代わり明日からの生活がどうなるか・・・」
 などと嘘ぶくのです。
 母はそれを聞いて悲しそうな顔になり、大粒の涙をポロポロこぼし始めました。
 ぼくはあまりにも酷すぎると思いました。
 何故こんなに母をいじめるのでしょうか。母がつらそうな顔をしたり、涙をこぼしたりすると、何故ふたりはこんなに喜ぶのでしょうか。
 健ちゃんと、健ちゃんのお父さんは、本当は人間ではないのではないか。山奥に棲む邪悪な妖怪が化けているのではないか。とぼくは真剣に思ったほどなのです。
「どうするね」
 健ちゃんのお父さんは母に問いました。
 母は、憂いのこもった顔で考え込んでいましたが、やがてガックリと首を落とし、
「信ちゃん、ここへ来てお母さんに触りなさい」
 とかすれた声で言ったのです。
 ぼくは全身からどっと冷や汗が出て、どうしたわけか顔中が火のように熱くなったのです。でも母にそう言われたら仕方がありません。

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。