2ntブログ

小説(転載) 秘密の授業 -義彦先生と舞衣ちゃん-

官能小説
08 /09 2015
最後まで読んで怒らないように。


今日は家庭教師の義彦先生が来る日です。
お父さんとお母さんは知り合いの結婚式に行っていて、夜遅くまで帰ってきません。
だから、おうちには私以外誰もいませんでした。

「舞衣ちゃん、こんにちは。」
義彦先生が来ました。
先生は大学生で、ちょっと年上のおにいちゃんって感じがします。
「宿題はちゃんとできてるかな?」
「あー、忘れてたぁ。」
私は舌を出して、頭をこつんとたたきました。
「だめだぞー、ちゃんとしないと。」
義彦先生は怒ったりしません。
いつも優しくしてくれました。
そんな先生のことが私は大好きです。
「じゃあ、勉強を始めようか。」
「はぁい。」
私は勉強道具を机に開きます。
義彦先生は隣に座っていろいろ教えてくれます。

勉強時間も半分ぐらい過ぎたときでした。
義彦先生が聞いてきました。
「今日はお父さんとお母さんは?」
「知り合いの結婚式に行ってて、遅くまで帰ってこないの。」
「ふぅん。今日は舞衣ちゃんひとりなんだ。」
「うん。」
何気なくそんな言葉を交わして、私は算数の問題を解きます。

しばらくして先生がこう言ってきました。
「ねぇ、舞衣ちゃん。いいこと教えてあげようか?」
義彦先生が耳元で言いました。
「え?なぁに?」
私も興味津々です。
そう言うと、義彦先生はそれをズボンから出しました。
「わっ!先生のっておおきい……。」
私はびっくりして声をあげてしまいました。
「大丈夫だよ。みんなあるんだから。」
「これをどうするの?義彦先生。」
「今から教えてあげるよ。大事なことだからちゃんと覚えてね。」
「うん。」
義彦先生は私に優しく声を掛けると、
「さ、握ってごらん。」
とそれを私の前に突き出しました。
私はおそるおそるそれを右手で握りました。
「あったかくて、かたい………。」
「堅さは人それぞれかな。やらかいのもあるし、かたいのもあるよ。」
「ふぅん。」
「じゃあ、ゆっくりとこすってごらん。前後に大きく。」
「う、うん……。」
私はそれをゆっくりと前後に動かしました。
でも、うまくできませんでした。
「うまくできないや……。」
「大丈夫。みんなはじめはうまくいかないもんだよ。」
私はもう一度やってみました。
今度は何とかうまくできたみたいです。
「そうだよ。上手だよ、舞衣ちゃん。」
先生に褒められて、すこし嬉しかったです。
「今度は、そこにこすりつけてみようか。」
先生が私の方を指さしました。
「え?でもぉ………。」
「これを覚えていないと、将来苦労するよ。
 うまくできないとちょっと恥ずかしいから、ちゃんとしようね。」
「そ、そうなんだ……。」
私は納得すると、頑張って挑戦することにしました。
その先端を私のにつけて、ゆっくりとこすり始めました。
「もう少し強くこすらないと、うまくいかないよ。」
私は手に少し力をいれてこすりました。
すると、先端からかすが出てきました。
「きたないよ、これ。」
こするのをやめて、義彦先生に言いました。
手が少し臭いのにも気がつきました。
「それに、変な臭いがするよぉ。」
「すぐなれるよ。もうすこしだけ、続けてみようよ。」
私は頑張って続けました。
でも、先端が引っかかってうまくいきません。
「小刻みにこすらなくちゃだめだよ。」
言われたとおりに小刻みにこすってみることにしました。
するとうまくいきました。
「うん、上手だよ。そう、ちゃんとできてるよ。」
先生はとても気分がいいみたいでした。
先生が気分が良くなるのがとても嬉しくて、私はもっとこするのを続けました。
ごしごしごしごし………。
「すごいよ。ちゃんとできてるよ。舞衣ちゃんはえらいね。」
先生に褒められて私は有頂天になりました。
今度はローリングするようにこすってみました。
すると、もっとうまくいって、私も気分が良くなりました。
かたいそれを私のに一生懸命こすりつけました。
ごしごしごしごしごしごしごしごし………。
ずっとこすっていると、私のがだんだんさけそうになってきました。
「あっ!さけそうだよ、先生!」
「最後まで続けて、舞衣ちゃん!」
義彦先生は続けるように言います。
でも、いまにもさけそうです。
ごしごしごしごしごしごしごしごしごしごしごしごし………。
「あっ………だめ……、さけちゃう!」
「手を止めちゃだめだよ!
 始めたことは最後までやらなきゃ!」
私は一生懸命こするのを続けました。
小刻みに、時には大きく、ローリングもいれて…。
ごしごしごしごし………。
「だ…だめ……、だめ……、だめだよ先生!
 さけちゃう……さけちゃうよぉ、あ、あっ、あぁー!」

びりびりびり…。

「……あーあ、さけちゃった。」
「しょうがないなぁ、舞衣ちゃんは…。」
「ノートがこんなになっちゃった。」
「ちゃんと消しゴムの使い方を教えてあげてるのに。
 大事なことだから、次からはもっとうまくやるんだよ。」
「はーい。」

今日は消しゴムの上手な消し方を教えてくれました。
私はそんな義彦先生のことが大好きです。


おわり

小説(転載) 雨宿り -比呂と由紀-

官能小説
08 /09 2015
年上の女性には強い憧れがあるものだ。


比呂は学校が終わるといつもその古びた本屋にいた。
とくに何かの本を買うわけでもなく、マンガのコーナーや参考書のコーナーなどを
行ったり来たりしている。
比呂はクラスのなかでも背が低い方で、下手をすると小学校1,2年に間違われる
こともあり、それを理由によくいじめられた。
この本屋は嫌な学校から抜け出せる心のオアシスのようなところだった。

「ありがとうございました。」
透き通るような細い声で女性店員が会社帰りのサラリーマンに一礼した。
声だけでなく、顔も色白で背中まで伸びたロングヘアーが魅力的だった。
年の頃は18,9ぐらいで、物静かな印象を受けた。
女性の名は由紀という。
古びた本屋のため他には店員はなく、また前まで店番だったおばあさんが引退して
しまったので、由紀がひとりできりもりしている。

比呂の目的は由紀だということは言うまでもない。
何時間も狭い店内を行ったり来たり、しかもそれが毎日となると否応なく分かって
しまう。
でも小学4、5年生の少年だし、恐いことはなく、由紀は逆にそれがかわいくて内
心はおもしろがっていた。

「あ、あの、これ、おねがいします。」
震える声と手で比呂はまったく読む気がない参考書をレジに持ってきた。
「はい。1,500円になります。」
比呂は少しでも由紀に近づき、話をしたかった。
それが店員と客との事務的なやりとりでも、比呂には嬉しかった。
案の定、比呂の家には読む予定のない本が山積みになってはいたが。

ある雨の日、比呂は傘を忘れて帰り道を濡れながら帰っていた。
本屋に寄るのはどうしようかと迷っていたが、本屋で時間をつぶせばこの雨もやむ
だろうと思い、寄っていくことにした。
「あら、どうしたの?びしょぬれじゃない。傘は持ってなかったの?」
店に入るなり由紀が比呂を気遣い、レジから出て比呂に近寄って屈み、比呂の目線
で話した。
事務的以外の会話をしたことのない比呂は驚いて動揺していた。
「あ、いや、その……。雨がやむまでここで雨宿……くしゅん!」
事情を説明しようとした比呂だったが、予想以上に雨に濡れてしまい、くしゃみを
してしまった。
「このままじゃ風邪をひいちゃうね。バスタオル持ってくるから待っててね。」
そう言うと、由紀は店のシャッターをがらがらと音を立てて降ろした。
「この雨じゃお客さんもこないしね。」
「いいの?」
「だって、君お得意様だもん。」
由紀が比呂の鼻の頭をつんとついた。

住居になっている暖房のきいた2階で、比呂は上半身裸でバスタオルで体を拭きな
がら由紀と話していた。
さすがに半ズボンを脱いでブリーフ姿を由紀に見られるのは恥ずかしかった。
「そう、小学4年生で比呂君っていうのね。わたしは18才。高校を出て働いてるの。」
比呂は髪の毛をぐしゃぐしゃと拭いている。
「どうして比呂君は毎日うちにきてくれるの?」
それはもう由紀には分かりきった質問だった。
「えっと……、それは……。」
答えに戸惑っている比呂に由紀は近づき、バスタオルを手にとって比呂の頭を優し
く拭いてやった。
「ずばり、わたしに会いたいからでしょ。」
由紀は比呂の耳元で少し冗談交じりに言ったが、比呂はバスタオルのなかで固くな
っていた。
「やっぱりね。でもわたしも比呂君のこと好きだな。」
どきりとまわりに聞こえるぐらい比呂の心臓が鼓動を打った。
ふと由紀は比呂の体に触れた。
「やだ、こんなに冷たくなってるじゃない。」
由紀はそれが当たり前かのように服を脱ぎだし、あっという間に下着姿になった。
比呂はそれを直視できずうつむいてしまった。
「さ、比呂君も下着だけになって。」
いったい何が始まるのか分からない比呂は、どきどきしながら半ズボンを脱いだ。
それにしても体が寒い、自分で触れてみても体の冷たさが分かった。
「じゃあ、こっちに来て。」
由紀は、おそらく彼女のものであろうベットに比呂を誘った。
「うん……。」
すると比呂を先に寝かせ、由紀もあとから布団に入り、由紀は比呂を抱きしめた。
「あったかい。」
つい心境を口に出してしまう比呂。
由紀の体は柔らかくて暖かく、はっきりと女性であることが分かるぐらいだった。
由紀は比呂の背中を抱きしめるように包んでいるため、比呂はお母さんにでも抱か
れているような感じがした。
さらに由紀の右手は比呂の胸を弧を描いて撫でたので、比呂の体には電気が走った
ような感じがした。
由紀の左手は比呂の頭をかかえて、由紀は比呂に顔を近づけた。
ふわっとシャンプーの香りがして、比呂には大人のおねえさんって感じがした。
無論、これは冷えきった比呂の体温をあげるためだが、それに気が付くのに比呂に
は少し時間が掛かった。
この状況に驚いて口が半開きになっている比呂だった。
由紀は比呂に近づき、その半開きになった唇に自らの唇を重ねた。
次々と起こる出来事に頭の処理が追いついていない比呂だったが、ようやく自分と
憧れの由紀さんとキスをしていることに気が付き、耳たぶまで真っ赤になっていた。
「はい、おしまい。」
由紀がぽんと比呂の肩を叩くと、比呂の体はすっかりあったかくなっていた。
それでも比呂はしばらく放心状態のままだったが。
「そんなに赤くなっちゃって、もう、かわいい。」
由紀はもう一度比呂の頬に軽くキスをすると、自分はさっさと服を着て、濡れた服
を乾燥器で乾かすため浴室の方に歩いていった。

それからも比呂はその本屋を毎日訪れた。
比呂が由紀に目をやると、由紀はそれを笑顔で返した。
比呂は照れたように奥のコーナーに逃げてしまうのだが、それでもちらちらと由紀
を見ていた。
雨が降った日は必ず濡れて帰り、その本屋で雨宿りするのが比呂の「決まりごと」
になっていた。

おわり

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。