小説(転載) 弱者の妖光 5/6(未完)
官能小説
第3話
-熟女調教計画-
一
弱者は、悪魔を追い払う計画で、熟女を自慰行為へと導かせ、それを目にし
た弱者は、悪魔を葬り去り、自分の罪に終止符をうった。
だが、一度味を占めた悪魔は弱者の心の片隅に、ほんの一欠けらの残骸を残し
ておいたのである。何かの切っ掛けで再び目覚められるように…
山田次郎は、再び弱者として、扱使われる日々が続いていた。
──しかし、そんなある日曜日。PM7:30
何する事無く、繁華街を歩き通している山田。周囲では夕食を求め、或いは
終えた家族連れがあちらこちらで賑わっていた。
「家族か…ん? 家族… そう言えば、何故課長は家族がいると嘘をついてい
るのだろ…それって、家族手当を横領しているって事になるのでは? まさか
あの課長が…いやまてよ、ひょっとしたら日曜日だけ家族が帰ってきているっ
て…ことは普通考えられないよな……………やはり、おかしいよ…」
頭を傾けて考えながら歩いていると、ふと足が止まった。無意識に課長七瀬
の家へ向かっていたのである。
「…確かめてみるか…これで悪い事をするのは、本当に最後にするからさ」
自分に言い掛ける言葉に、何処となく熱く小さな勇気がわいていた。
──七瀬宅
心を入れ替えて数週間。久し振りの七瀬の敷地に侵入すると、何処となく懐
かしい風景が心地よく刺激してくれた。
居間に明りが灯されている。覗いてもカーテンで仕切られていて中の状況は
わからないが、七瀬が居る気配は感じ取れる。だが、何かが奇妙に感じる山田
である。
「何なんだろ…この不安と、期待が入り混じった心境は…」
居間の隣の窓に手を添えた。相変わらず鍵は掛かっていない。
目の前の真っ暗な寝室が、山田を招いており、導かれるように部屋へ侵入して
行った。山田は、もう後へは引き返せない、と、何かを感じていた。
これが最後と意気込んでいたものの、いざ、この空間に来て感じる異様さ。そ
して、山田の心では悪魔が再び原形を取り戻しつつあった。
部屋の中に立ち、室内から窓の外を見渡すと、何も変化のない外の世界と
この世の空間ではない部屋の中の違いに身震いするのである。
次元が違う…いち早く漏らした言葉である。
「これで…これで俺は先に進む事しかできなくなったようだ…ふふっ、いいさ
どうせこんな人生を生きていても仕方無いさ。犯罪者になろうとも、被害者に
なろうとも、後は俺次第なのさ!」
覚悟を決めた男の顔に、弱者の面影はなかった。
振り返る事無く、暗闇の中を進むと、居間の明りが漏れる扉へ向かった。
だが、更にその先で彼を待ち構えているのが、想像を絶する光景であるとは知
る由もなかった。
ニ
木製扉の縦長なガラス窓に顔を近づける山田。明るい居間の空間が綺麗にう
つっており、そこから中を覗いた。
「課長は…何処だ… ん? う、嘘だろ!! な、何てことだ!!」
目の前の光景に衝撃を隠せない山田。
そこには普段、背広姿の綺麗な衣装を纏い、美しく輝いている課長七瀬の姿は
なく、素っ裸に、赤い縄で胸元を縛られ、天井の真中に通る化粧梁に掛けられ
た縄に、吊るされている姿がそこにあった。
更に、縄で縛られた右足の太腿も、梁に繋がった縄で吊り上げられ、爪先立ち
の左足で必死に立っている。そしてよく目を凝らしてみると、太腿のつけねで
ヴィヴィと音をたてた異物がクネクネと動いているのであった。
山田が、何時もと違う何かを感じたていたのは、これだったのである。
「嗚呼…課長が、俺の課長が……し、しかし…美しい、いや、美しすぎる…ま
るで蜘蛛の糸に飾られた蝶々のようだ…」
目を凝らして見つめ直すと、脂がのった熟女の肉体に、赤い縄がきつく食込
み、汗という水滴があちらこちらで噴出して、照明に反射していた。
髪を乱した七瀬の瞳には、涙を零した跡が残り、眉間にシワをよせた表情には
許してと懇願しているように映る。
更に、縄と縄の間から突き出した胸の先には、真っ赤に染まり勃起した乳房が
光々と汗をかいて輝いている。そして先程目にした異物がうごめく部分に視線
をおくった。
「ん… あれ? ああっ!? 課長の、課長のまんこの毛が全て無くなってい
る!!」
そうなのだ、七瀬の陰毛は一本残らず剃り落され、生れたままの状態の蜜部
に、張り型が突っ込まれているのだ。
確かに、数週間前に見たそこには、大人の縮れた毛が生え揃っていた。それが
今は、小学生の下腹部を想像させそうな地帯へと変っているのだ。
張り型が動くたびに、快楽と縄の苦痛に耐えて小さく呻き声を洩らす七瀬。
「い、一体、一体誰が課長をこんな目に…強盗か? 何処だ、何処にいるんだ
姿を現せ!」
山田は、小さな窓から見える部屋の隅々を細かく調べ始めると、七瀬の無惨
な姿に気を取られて気が付かなかったが、その左端のソファーで煙草をふかす
上半身裸の男がいた。
山田は、その男の顔を見て更に驚いたのである。
「しゃ、社長!? 何故、社長がここに? ……そうか…二人は、そんな関係
だったのか…綺麗な奥さんや、可愛い娘さんもいるというのに、社長、貴方っ
て人は……いや、課長も課長だよ、社長には家族がいると知っていながら、関
係を持つなんて…くそっ、SMが好きなら俺が相手してやったのに… ん?
待てよ…俺が、相手を、する方向へ仕向ければ? くっくっくっ、そうかそう
すればいいんだよ」
暗闇の中で、山田の目が鋭く輝いた。
「ふっ…七瀬耀子、みてろよ。近々、お前が俺の前に屈する時が来るんだ、必
ず…くっくっくっ」
不気味な笑い声が響いた。暗闇でわからないだろうが、この時の山田の顔は
人間ではなく、根暗な男が、真っ青な顔で目を吊り上がらせ、ニタニタと笑う
悪魔にのりうつられた表情であった。
何も知らない七瀬耀子。今は、肉に食込む縄の苦痛に、おぼれていくだけで
あった。
三
一月が経ち、山田は有休を利用して、都心から西へ車で2時間かかる大きな
湖へ来ていた。
悪魔に取りつかれた彼はついに、七瀬耀子を我が物にする計画を実行するの
である。
七瀬と社長が、この湖に来る事を山田は、事前に二人の会話を盗み聞きして
情報を得ていた。しかし、二人だけの現場を押えても、それだけでは言い逃れ
をされるかもしれない。だが、会社の予定では七瀬は出張になっている。それ
も、この地から逆方面の都心から東の地域へ出張となっているのである。
もし、この湖で山田と七瀬が出会ったら… 言い訳など通用するはずがない。
カメラの三脚を固定し、レンズを覗いて湖を写す真似をする山田。勿論、望
遠レンズを利用して、七瀬と社長の二人を撮影して証拠を残しておいた。
二人が歩きながら近づいて来る。距離が数メートルとなった時、都合よく社長
がその場を離れた。
レンズを覗いている山田の存在に気付かない七瀬が、ゆっくり近づいて来る。
顔が充分わかる距離になった時、山田は、業と顔を上げて湖を眺めているふり
をしてみせた。
視界の中の七瀬が、自分に気がついて立止まったのがわかった山田は、ゆっく
りと顔を七瀬の方へ向けた。
そして、目と目が合った瞬間、わざと目を丸くして驚いてみせたのである。
「…あれ!? 課長!!」
「…………」
七瀬はただ口を開けて驚くだけであった。
「…や、山田くん… ど、どうして貴方がここに…?」
「どうしてって、今日、僕は有休ですよ。近くに友人がいるので遊びに来たと
ころです。 あれ? でも、課長こそどうしてここに?」
「う、うん…ちょっと…ね」
「おかしいな、会社では明日まで福島に出張になってましたよ、あれ? 福島
は、ここから逆方向ではないですか…おかしいな…」
みるみるうちに七瀬の顔が青ざめていく。口元がピクピクとひきつけを起こ
しているのが否応にもわかった。
「くっくっくっ、ざまーないぜ、あの綺麗な課長の顔が、まるで悪魔にでも出
合ったように驚いて歪んでいるのだからな」
と、山田は腹の中で笑っていた。そして更なる追い討ちを掛けたのである。
「遠くから課長に似た人だなと思っていたら…あれ、そう言えば…今先、課長
は誰かと一緒じゃなかったですか?」
「ち、違うわ! わ、私、一人よ…きっと貴方、見間違ったのよ」
「ええー、そうかな…?」
「えぇ…そ、そうよ…」
これで、二つの恐怖を与えた事になる。どちらか一つでは、簡単に言い訳を
考えつく知恵のある七瀬である。だが、二つとなるとそう簡単に思いつくもの
でもない。例え、言い訳しても、その恐怖から逃れる事は不可能であると、山
田は考えていた。
「…まあ、いいや。 あっ、そうだ! それより僕は、帰らないといけないん
だ。 課長! 先に失礼します」
山田は、七瀬が言い訳を考え出す前に、その場を離れた。
「よしっ!! 取りあえずこれで成功だ。明日一日、課長は恐怖に包まれた日
を過ごす事になるだろう…俺が明日出社して、課長に会った事を会社で話すの
ではないかと、恐怖に怯える事だろうな。 ふふっ…あっははは!! しかし
愉快だ! 人の不幸がこんなに愉快だったとは!!」
既に、彼の思考は悪魔に乗っ取られてしまったようだ。
(6)へつづく・・・
-熟女調教計画-
一
弱者は、悪魔を追い払う計画で、熟女を自慰行為へと導かせ、それを目にし
た弱者は、悪魔を葬り去り、自分の罪に終止符をうった。
だが、一度味を占めた悪魔は弱者の心の片隅に、ほんの一欠けらの残骸を残し
ておいたのである。何かの切っ掛けで再び目覚められるように…
山田次郎は、再び弱者として、扱使われる日々が続いていた。
──しかし、そんなある日曜日。PM7:30
何する事無く、繁華街を歩き通している山田。周囲では夕食を求め、或いは
終えた家族連れがあちらこちらで賑わっていた。
「家族か…ん? 家族… そう言えば、何故課長は家族がいると嘘をついてい
るのだろ…それって、家族手当を横領しているって事になるのでは? まさか
あの課長が…いやまてよ、ひょっとしたら日曜日だけ家族が帰ってきているっ
て…ことは普通考えられないよな……………やはり、おかしいよ…」
頭を傾けて考えながら歩いていると、ふと足が止まった。無意識に課長七瀬
の家へ向かっていたのである。
「…確かめてみるか…これで悪い事をするのは、本当に最後にするからさ」
自分に言い掛ける言葉に、何処となく熱く小さな勇気がわいていた。
──七瀬宅
心を入れ替えて数週間。久し振りの七瀬の敷地に侵入すると、何処となく懐
かしい風景が心地よく刺激してくれた。
居間に明りが灯されている。覗いてもカーテンで仕切られていて中の状況は
わからないが、七瀬が居る気配は感じ取れる。だが、何かが奇妙に感じる山田
である。
「何なんだろ…この不安と、期待が入り混じった心境は…」
居間の隣の窓に手を添えた。相変わらず鍵は掛かっていない。
目の前の真っ暗な寝室が、山田を招いており、導かれるように部屋へ侵入して
行った。山田は、もう後へは引き返せない、と、何かを感じていた。
これが最後と意気込んでいたものの、いざ、この空間に来て感じる異様さ。そ
して、山田の心では悪魔が再び原形を取り戻しつつあった。
部屋の中に立ち、室内から窓の外を見渡すと、何も変化のない外の世界と
この世の空間ではない部屋の中の違いに身震いするのである。
次元が違う…いち早く漏らした言葉である。
「これで…これで俺は先に進む事しかできなくなったようだ…ふふっ、いいさ
どうせこんな人生を生きていても仕方無いさ。犯罪者になろうとも、被害者に
なろうとも、後は俺次第なのさ!」
覚悟を決めた男の顔に、弱者の面影はなかった。
振り返る事無く、暗闇の中を進むと、居間の明りが漏れる扉へ向かった。
だが、更にその先で彼を待ち構えているのが、想像を絶する光景であるとは知
る由もなかった。
ニ
木製扉の縦長なガラス窓に顔を近づける山田。明るい居間の空間が綺麗にう
つっており、そこから中を覗いた。
「課長は…何処だ… ん? う、嘘だろ!! な、何てことだ!!」
目の前の光景に衝撃を隠せない山田。
そこには普段、背広姿の綺麗な衣装を纏い、美しく輝いている課長七瀬の姿は
なく、素っ裸に、赤い縄で胸元を縛られ、天井の真中に通る化粧梁に掛けられ
た縄に、吊るされている姿がそこにあった。
更に、縄で縛られた右足の太腿も、梁に繋がった縄で吊り上げられ、爪先立ち
の左足で必死に立っている。そしてよく目を凝らしてみると、太腿のつけねで
ヴィヴィと音をたてた異物がクネクネと動いているのであった。
山田が、何時もと違う何かを感じたていたのは、これだったのである。
「嗚呼…課長が、俺の課長が……し、しかし…美しい、いや、美しすぎる…ま
るで蜘蛛の糸に飾られた蝶々のようだ…」
目を凝らして見つめ直すと、脂がのった熟女の肉体に、赤い縄がきつく食込
み、汗という水滴があちらこちらで噴出して、照明に反射していた。
髪を乱した七瀬の瞳には、涙を零した跡が残り、眉間にシワをよせた表情には
許してと懇願しているように映る。
更に、縄と縄の間から突き出した胸の先には、真っ赤に染まり勃起した乳房が
光々と汗をかいて輝いている。そして先程目にした異物がうごめく部分に視線
をおくった。
「ん… あれ? ああっ!? 課長の、課長のまんこの毛が全て無くなってい
る!!」
そうなのだ、七瀬の陰毛は一本残らず剃り落され、生れたままの状態の蜜部
に、張り型が突っ込まれているのだ。
確かに、数週間前に見たそこには、大人の縮れた毛が生え揃っていた。それが
今は、小学生の下腹部を想像させそうな地帯へと変っているのだ。
張り型が動くたびに、快楽と縄の苦痛に耐えて小さく呻き声を洩らす七瀬。
「い、一体、一体誰が課長をこんな目に…強盗か? 何処だ、何処にいるんだ
姿を現せ!」
山田は、小さな窓から見える部屋の隅々を細かく調べ始めると、七瀬の無惨
な姿に気を取られて気が付かなかったが、その左端のソファーで煙草をふかす
上半身裸の男がいた。
山田は、その男の顔を見て更に驚いたのである。
「しゃ、社長!? 何故、社長がここに? ……そうか…二人は、そんな関係
だったのか…綺麗な奥さんや、可愛い娘さんもいるというのに、社長、貴方っ
て人は……いや、課長も課長だよ、社長には家族がいると知っていながら、関
係を持つなんて…くそっ、SMが好きなら俺が相手してやったのに… ん?
待てよ…俺が、相手を、する方向へ仕向ければ? くっくっくっ、そうかそう
すればいいんだよ」
暗闇の中で、山田の目が鋭く輝いた。
「ふっ…七瀬耀子、みてろよ。近々、お前が俺の前に屈する時が来るんだ、必
ず…くっくっくっ」
不気味な笑い声が響いた。暗闇でわからないだろうが、この時の山田の顔は
人間ではなく、根暗な男が、真っ青な顔で目を吊り上がらせ、ニタニタと笑う
悪魔にのりうつられた表情であった。
何も知らない七瀬耀子。今は、肉に食込む縄の苦痛に、おぼれていくだけで
あった。
三
一月が経ち、山田は有休を利用して、都心から西へ車で2時間かかる大きな
湖へ来ていた。
悪魔に取りつかれた彼はついに、七瀬耀子を我が物にする計画を実行するの
である。
七瀬と社長が、この湖に来る事を山田は、事前に二人の会話を盗み聞きして
情報を得ていた。しかし、二人だけの現場を押えても、それだけでは言い逃れ
をされるかもしれない。だが、会社の予定では七瀬は出張になっている。それ
も、この地から逆方面の都心から東の地域へ出張となっているのである。
もし、この湖で山田と七瀬が出会ったら… 言い訳など通用するはずがない。
カメラの三脚を固定し、レンズを覗いて湖を写す真似をする山田。勿論、望
遠レンズを利用して、七瀬と社長の二人を撮影して証拠を残しておいた。
二人が歩きながら近づいて来る。距離が数メートルとなった時、都合よく社長
がその場を離れた。
レンズを覗いている山田の存在に気付かない七瀬が、ゆっくり近づいて来る。
顔が充分わかる距離になった時、山田は、業と顔を上げて湖を眺めているふり
をしてみせた。
視界の中の七瀬が、自分に気がついて立止まったのがわかった山田は、ゆっく
りと顔を七瀬の方へ向けた。
そして、目と目が合った瞬間、わざと目を丸くして驚いてみせたのである。
「…あれ!? 課長!!」
「…………」
七瀬はただ口を開けて驚くだけであった。
「…や、山田くん… ど、どうして貴方がここに…?」
「どうしてって、今日、僕は有休ですよ。近くに友人がいるので遊びに来たと
ころです。 あれ? でも、課長こそどうしてここに?」
「う、うん…ちょっと…ね」
「おかしいな、会社では明日まで福島に出張になってましたよ、あれ? 福島
は、ここから逆方向ではないですか…おかしいな…」
みるみるうちに七瀬の顔が青ざめていく。口元がピクピクとひきつけを起こ
しているのが否応にもわかった。
「くっくっくっ、ざまーないぜ、あの綺麗な課長の顔が、まるで悪魔にでも出
合ったように驚いて歪んでいるのだからな」
と、山田は腹の中で笑っていた。そして更なる追い討ちを掛けたのである。
「遠くから課長に似た人だなと思っていたら…あれ、そう言えば…今先、課長
は誰かと一緒じゃなかったですか?」
「ち、違うわ! わ、私、一人よ…きっと貴方、見間違ったのよ」
「ええー、そうかな…?」
「えぇ…そ、そうよ…」
これで、二つの恐怖を与えた事になる。どちらか一つでは、簡単に言い訳を
考えつく知恵のある七瀬である。だが、二つとなるとそう簡単に思いつくもの
でもない。例え、言い訳しても、その恐怖から逃れる事は不可能であると、山
田は考えていた。
「…まあ、いいや。 あっ、そうだ! それより僕は、帰らないといけないん
だ。 課長! 先に失礼します」
山田は、七瀬が言い訳を考え出す前に、その場を離れた。
「よしっ!! 取りあえずこれで成功だ。明日一日、課長は恐怖に包まれた日
を過ごす事になるだろう…俺が明日出社して、課長に会った事を会社で話すの
ではないかと、恐怖に怯える事だろうな。 ふふっ…あっははは!! しかし
愉快だ! 人の不幸がこんなに愉快だったとは!!」
既に、彼の思考は悪魔に乗っ取られてしまったようだ。
(6)へつづく・・・
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