小説(転載) 真里と 1/4
官能小説
「浩明、このままでいいのか!」と声をかけてあげたい。
夏休み前の夜。
浩明は真里の後姿を眺めていた。
白のブラウスに同色のロングスカート。
露出が少なくいかにも清楚といった感じの服装で洗い物をする母。
いつの頃からかそんな母に強い憧れを抱くようになっていた。
「浩明、それもう食べないんなら洗うよ?」
鼻にかかる声で、真里が聞く。浩明はこの声もまた好きなのだ。
「あ、うん。」
真里がテーブルにやってきて食器を持ち上げる。
割と身長のある真里が腰をまげると襟元から肌がみえる。
浩明はドキッとして中をみた。
白いブラジャーと同じ位に白い母の肌が見えた。もう久しく見ていない乳房も少しだけみえた。
「ふふ。どうしたの?」
固まってしまった浩明をみて真里が微笑む。
息子に性の対象として見られているなど思わなかった。
再び流しの前に立つ母を見ながら浩明は中学の級友たちの事を思っていた。
「瀬戸、お前のお母さんて綺麗だな・・・。」
最初は母をそういう風に言われる事がうれしかった。綺麗でやさしくて浩明にとって唯一といっていい自慢だったから。
しかし、みんな中学生になってだんだん性のことを覚えてくると、
「お前の母ちゃん胸でかいよな。」
「瀬戸のお母さん、すげぇいいケツしてんだぜ。」
などと、性の話で母を使われるようになってきた。
調子に乗って、
「なぁ、お前の母ちゃんに初体験させてくれるよう頼んでくれよ。頼む。ダメならあそこみせてくれるだけでいいからさ。」
と、ませた級友に本気っぽく頼まれたりするとさすがに嫌になってきた。
冗談だろうとは思うが、友達と母がSEXしてる情景を想像するととてもじゃないが許せない。
もちろん、SEXは子供を作る行為だという事が強く頭にあった。
もし、母に友達の精子が入ったら・・・。
「母さんは僕のものだ。僕だけのものだ。」
豊満なヒップを見つめながら浩明は思った。
大地と昇は土手沿いの道をゆっくり歩いていた。
水曜日の9時すぎ。もうとっくに中学が始まっている時間だ。
「なあ、ほんとにいくのか。」
昇がもう何度も発している言葉だ。
「あ、あたりめーだろ。大丈夫だって。きっと、たぶん・・・」
クラス一のお調子者の大地が返す。しかし、声が震えているのが自分でもわかる。
この土手沿いの道をいくとクラスメイトの家がある。
二人の歩くスピードがまた遅くなった。
発端は昨日の放課後だった。
クラスに男子数人が残り、最近発売されたゲームソフトの事などを話していた。
「なあ、誰か女のあそこ見た奴いる?」
ひとりがいきなりこう聞いてきた。
「なんだよ。いきなり」
「あっ、おれ妹のある。なんかこう線が一本あってさ。」
「それならおれも、赤ちゃんのならあるぜ。」
「じつはさ、俺、ちょっと前にいちゃんがもってた裏ビデオみたんだよ。」
うそっ、とみんなざわめく。
「すげえぜ。もろだもん。どアップでみた。」
「なあ、マジマジ?あそこってどんなんだった!?日本人?俺にもみせて、みせて。」
大地が興奮してしゃべる。
「うーん。どんなんだったっていうか・・・。こう毛がはえてて、下に割れ目があって・・・。そう、広げるんだ、そうしたら中に穴があるんだよ。」
「・・・穴って、チ○ポいれるとこ?」
大地が身を乗り出して聞く。
「そう。そいでさ、すぐ下に肛門があるんだよ。」
「きたねー。」
「でもほんとすぐ近くだぜ。ぜんぶもろ見えだったよ。」
「じゃ、いまから君の家へいくから。よろしく。」
大地は立ち上がっていった。
「待てって。それがもうねえんだよ、ビデオ。みたのバレちゃったみたいでさ。隠し場所かえられてた。」
「うそー・・・。」
大地と一緒に立ち上がっていた昇も気が抜けたように椅子に座りなおした。
「・・・。でも、やってるとこも映ってんだろ?」
昇が聞く。
「ああ、もちろん。もろ入ってるぜ。・・・あれ見たらやっぱり男と女って違うんだなってほんとおもうよ。うん。」
大地はうらやましかった。そして悔しかった。何でも一番じゃないと気がすまないタイプだ。
「ただ、見た後から女見る目変わったな。ちょっとグロテスクだったもん。」
大地はふいに立ち上がり、みんなを見回して言った。
「よーし。じゃ、こん中で俺が絶対一番に初体験してやる。もう明日にでも初SEXしてやるぜ。」
みんな一斉に笑った。
「いきなりアホかよ、おまえ。誰とすんだよ。」
脈絡もなく勢いで言っただけなのだが、悔しくてまた言い返した。
「うーん、そう。そうだ、瀬戸の母ちゃんとさ。もう、ばこばこチ○ポハメてきてやるよ。」
「ははっ。結構頼んだらやらせてくれるかもよ。」
「大地くぅーん、はやくち○ちん入れてーとかって?」
みんな冗談に乗ってくる。
「でもさ、あのババァいいカラダしてんよな。結構綺麗だし、胸でけえし。」
昇が親父くさいことをいう。
「けど乳輪でかそー。真っ黒でさ。はは。」
「アソコも真っ黒じゃねえのか?やりすぎて。」
みんな大爆笑になった。
「じゃ、俺ホントに見てくるよ。アソコがどうなってるかさ。チ○ポ入れるとこは肛門の少し上にあるんだろ?」
「ははっ。じゃ、瀬戸の弟のパパは大地かよ。」
その後、昇と二人で家路についた。
「俺、ホントーに明日瀬戸ん家いくぜ。」
「おい、マジかよ。シャレになんねーぞ。」
付き合いの長い昇は大地が本気だとわかった。
「そんな、やらしてくれる訳ねーじゃん。母親だろ?」
「でもさ、もしかしたらってあるだろ。もう必死にたのんでさ、それでやらしてもらえたら大ラッキーじゃんか。」
「もし親にチクられたらどうすんだ?実はお宅の息子がって。」
大地はウーンと考えて
「でも、やりてえんだ。女のアソコみてえんだよ。」
「なら別に瀬戸のババァじゃなくても・・・。」
「だってやっぱり最初はさ、大人の女にやさしくってのがいいじゃんか。」
「でもな・・・。」
「それに小さい頃からやさしくしてくれたし、あのおばさんならたぶんいいわよってさせてくれると思うんだ。」
昇は大地がいいだしたら聞かないのを知っていた。
「よし、わかった。ほんとにいくぞ。」
土手沿いの道を歩きながら昇は歩く速度をあげた。
「えっ、おいおい。やるのは俺だぞ。お前勝手についてきたんだから。」
「ばか。お前がやるんなら俺だってやらせてもらうさ。」
大地もスピードを上げる。
実は昇も真里の裸をみてみたいと前から思っていたのだ。
ピンポーン・・・
「はーい」
居間でなにげなくテレビをみていた真里は玄関へ向かった。
(また勧誘か何かかしら)
暇つぶしにはなるかなと思いつつドアを開けるとそこに二人の少年が立っていた。
「ん、なに?」
こんな時間に浩明の友達?
「あなたたち学校は?浩明ならもうとっくに行ったわよ。」
「あ、いや、あの・・・。」
背の高いほうの少年はよく知っている大地だ。昔からの浩明の友達でよく家に遊びにきた事がある。
もう一人はあまり見覚えがないが、たしかうちに遊びにきた友達の一人だったように思う。
「大地くん、どうしたの。・・・。ははぁ。もしかして、ずる休みしたんでしょ。」
「えっ、いやあの、うん・・・。」
実は真里が外に出てきたらすぐに初体験をお願いしようとしか考えてなかった二人だった。
しかし、いざ本人を前にすると緊張してなにも言えなくなってしまった。
「だめねぇ。でも、どうして家へ来たの?浩明は学校いったけど。」
この子達もしかして不良なのかな。それで浩明を無理やりさそって・・・。
外見上は余裕をみせているが心の中では不安になっていた。
(でも、大地くんがグレるなんてねぇ。もう一人のほうも整った顔つきしてるし悪くは見えないけど・・・)
「じ、実は今日、浩明くんと学校休んでゲームしよって話してて、その、学校も夏休み前だからたいした授業もないしって・・・。」
昇がとっさに考えていった。
「ゲーム?あぁ、ゲームね。」
そういえば、最近出たゲームに浩明が夢中になっていたのを思い出した。
(なんだ。そうゆうことね・・・。)
「でも、浩明なんにもいってなかったわよ。」
「じゃ、じゃあたぶん、言えなかったんじゃないかな・・・。ずる休みさせてくれだなんて。」
大地が言った。
真里が出てきてから大地はどうしてもその体に目がいってしまっていた。
やわらかそうな胸やヒップライン、セミロングのウェーブのかかった髪。
後、ベージュのロングスカートに隠されているが下腹部。
「たぶん、そうね・・・。ゲームで休むなんてねぇ。ちょっとアホだよ?」
真里が微笑みながら言った。
大地はこの笑顔が好きだ。
「あっ、あの。じゃ、僕たちだけゲームさせてもらえませんか。もういまさら学校には行けないし、家にも帰れないから・・・。」
大地より少し背の低い少年が言った。
しかし、大地よりがっちりしていい体つきをしている。
(いきなりきてそんな事いわれてもなぁ。でも・・・。)
「ダメに決まってるでしょ。・・・って言いたいところだけど、そうね。いいわ。その代わり浩明のことは許してあげてね。」
「はっはい。もちろん。」
二人は浩明の部屋でゲームをしていた。
「決心が鈍るから出てきたらすぐにゆーんじゃなかったのかよ。」
昇がグチる。
「しょーがねーだろ。いきなり言えるわけねーじゃんか。変態だよ?そんなの。」
「まぁ、家には上がれたけど・・・。無理やりってのはヤだぞ。」
トントン
「はい。ジュース持ってきたわよ。」
真里はオレンジジュースをみっつテーブルに置いた。
「いただきまーす。」
大地が早速口をつける。
「へぇ、これがそのゲームなんだ・・・。」
床に座ると、夫が浩明に買ってやったゲームの画面を見つめた。
二人はどうしても真里の体に目がいってしまう。
真里はしばらくこの二人と話でもして暇つぶしをしようと思ってきたのだ。
「すっげー、面白いんだよ。記憶喪失の主人公でさ、自分は誰なのかって・・・。」
「へぇ・・・。面白そう。」
ゲームなど知らない相手に大地が得意げに話し出す。
中学生になってもこういう子供っぽい所は変わってない。
真里は微笑ましく思った。
「じゃ、俺もいただきます。」
だいぶ遠慮していたが昇がジュースを飲んだ。
「どうぞどうぞ。えっと、あなたは・・・。」
「甲斐です。」
「かいくん。へー、かっこいい名前ね。お家はどこ?」
・・・・・・
三人はその後一時間ほど学校のことや勉強のこと、浩明のことなどを話した。
最初は三人とも遠慮がちだったがすぐに打ち解け次第に家庭の事や恋愛話などもするようになった。
(今頼んだら大丈夫なんじゃないか?)
昇は話が盛り上がっているのを感じて思った。
(でもな・・・)
とてもそんな事頼む勇気は出そうになかった。
しかし、真里の色っぽい声をききながら、間近にある胸やスカートを見ていると我慢できそうもなかった。
(この女にち○ぽはめてアヘアヘいわせたい・・・。)
さっきから頭の中でそんな想像ばかりしていた。対象が目の前にいるだけに下半身に露骨に効いた。
その時、大地と真里の会話が少し途切れた。
(よしっ。いってやるっ。)
「あっ、あのさおばさん・・・。ちょっとさ、おっお願いがあるんだけど・・・」
言おうとしたその瞬間、大地が声を発した。
「なぁに?あらたまっちゃって。」
微笑みながら真里が首をかしげる。
それを見て覚悟を決めたように大地が大声で言った。
「おばさんとSEXさせてください!お願い!」
「えっなに?なに?なにって?」
突然のことでよく分からなかった。
今、確かにSEXって・・・。えー!?
「SEXさせて!!」
真里の鼓動が早くなった。
いくら仲良くなったからといって、子供の同級生にいきなりそんな事言われるなんて。
真里は冗談なのか本気なのか判断がつかず混乱した。
でも、まさか・・・。
「なっ何言ってんのよ! 誰と誰がSEXするって?大地君SEXってどんなことか知らないのにいってるでしょ?」
昇は緊張して二人をみていた。
まさか、大地がここまではっきりいってしまうとは。
「知ってるよ! 男が女にチ○ポいれるんだろ。」
こんな子供からSEXやチ○ポなんて言葉を聞き、真里の頭は余計混乱した。
「だっ誰とでもできるってもんじゃないのよ。そんな簡単に!」
「でもやりたいんだ!」
「ごめんなさい、おばさん。」
昇がいきなり割って入った。
(あぁ、この子が大地君に言ってくれるわ。いきなりSEXだなんて・・・いったいどうしたのかしら。)
「今日俺たちがゲームするために来たってのはうそなんです。実は、その・・・はっきり言います。おばさんとSEXしたくて来たんです。」
「・・・・・・。あなたたちねぇ・・・。」
真里はなにも考えられなくなり、ため息混じりに言った。
「わたし、あなたたちのお母さんと一緒くらいの歳よ。それにおんなじ歳の子供もいるのよ?そんな関係でSEXなんてできないの。」
「でも、そんなの関係なくって男と女なんだから、できるよね。」
「そういう問題じゃないの。・・・だいたいなんでわたしなの?こんなおばちゃんじゃなくて同級生とか先輩とかいるでしょ?」
といいつつ、中学生の同級生とSEXできるだろうとは思わなかった。
「そう。あなたたちまだ中学2年生じゃない。SEXなんてまだはやすぎるよ。」
やさしく諭すように言った。
「でも、でも、おれ・・・。おばさんのことずーっと好きだったし、おばさんとSEXしたくてたまらないんだもん・・・。」
大地は緊張の糸が切れて泣き出しそうになっていた。
心の中にもしかしたら大変な問題になるかもという不安が襲ってきたのだ。
「えっ、いや、でもね・・・。」
真里は急に二人が可愛そうになってきた。
さすがに目の前で泣かれるとつらい。
昇のほうをみると昇もうつむいている。
(どうしよう・・・。こんな子供とSEXだなんて・・・。でもこのまま帰らせるのもかわいそうなような・・・。)
正直、真里は大地に好きだったといわれた事でも気持ちが揺らいでいた。
(こんな子供がわたしの事を恋の対象としてみてたなんて。)
「あなたたち・・・。SEXってなんのためにするか知ってる?」
やさしく聞いた。
「えっ・・・。その・・・。赤ちゃん作るんだよ、ね。」
「そう。だから、誰とでもしていいってものじゃないの。わたしとあなたたちで赤ちゃんができたらどうするの?」
大地と昇はもうあきらめて黙っていた。
そんな二人をみて真里はしょうがないとやさしく言った。
「・・・・・・。絶対に内緒にするって約束する?」
「!?」
「どうなの?」
「えっ、いや・・・。」
「内緒にできない・・・?」
「そっそんなことない。」
「うん、内緒にする。」
二人はオドオドしながら答えた。
「絶対だからね。・・・ほらっ、もっと元気ださなきゃ。今から大人相手にSEXするんだよ?」
「はっはいっ!」
二人は立ち上がって答えた。
そんな二人を真里はとても可愛く思えた。
(一度だけ。一度だけなら・・・ね。)
続く
夏休み前の夜。
浩明は真里の後姿を眺めていた。
白のブラウスに同色のロングスカート。
露出が少なくいかにも清楚といった感じの服装で洗い物をする母。
いつの頃からかそんな母に強い憧れを抱くようになっていた。
「浩明、それもう食べないんなら洗うよ?」
鼻にかかる声で、真里が聞く。浩明はこの声もまた好きなのだ。
「あ、うん。」
真里がテーブルにやってきて食器を持ち上げる。
割と身長のある真里が腰をまげると襟元から肌がみえる。
浩明はドキッとして中をみた。
白いブラジャーと同じ位に白い母の肌が見えた。もう久しく見ていない乳房も少しだけみえた。
「ふふ。どうしたの?」
固まってしまった浩明をみて真里が微笑む。
息子に性の対象として見られているなど思わなかった。
再び流しの前に立つ母を見ながら浩明は中学の級友たちの事を思っていた。
「瀬戸、お前のお母さんて綺麗だな・・・。」
最初は母をそういう風に言われる事がうれしかった。綺麗でやさしくて浩明にとって唯一といっていい自慢だったから。
しかし、みんな中学生になってだんだん性のことを覚えてくると、
「お前の母ちゃん胸でかいよな。」
「瀬戸のお母さん、すげぇいいケツしてんだぜ。」
などと、性の話で母を使われるようになってきた。
調子に乗って、
「なぁ、お前の母ちゃんに初体験させてくれるよう頼んでくれよ。頼む。ダメならあそこみせてくれるだけでいいからさ。」
と、ませた級友に本気っぽく頼まれたりするとさすがに嫌になってきた。
冗談だろうとは思うが、友達と母がSEXしてる情景を想像するととてもじゃないが許せない。
もちろん、SEXは子供を作る行為だという事が強く頭にあった。
もし、母に友達の精子が入ったら・・・。
「母さんは僕のものだ。僕だけのものだ。」
豊満なヒップを見つめながら浩明は思った。
大地と昇は土手沿いの道をゆっくり歩いていた。
水曜日の9時すぎ。もうとっくに中学が始まっている時間だ。
「なあ、ほんとにいくのか。」
昇がもう何度も発している言葉だ。
「あ、あたりめーだろ。大丈夫だって。きっと、たぶん・・・」
クラス一のお調子者の大地が返す。しかし、声が震えているのが自分でもわかる。
この土手沿いの道をいくとクラスメイトの家がある。
二人の歩くスピードがまた遅くなった。
発端は昨日の放課後だった。
クラスに男子数人が残り、最近発売されたゲームソフトの事などを話していた。
「なあ、誰か女のあそこ見た奴いる?」
ひとりがいきなりこう聞いてきた。
「なんだよ。いきなり」
「あっ、おれ妹のある。なんかこう線が一本あってさ。」
「それならおれも、赤ちゃんのならあるぜ。」
「じつはさ、俺、ちょっと前にいちゃんがもってた裏ビデオみたんだよ。」
うそっ、とみんなざわめく。
「すげえぜ。もろだもん。どアップでみた。」
「なあ、マジマジ?あそこってどんなんだった!?日本人?俺にもみせて、みせて。」
大地が興奮してしゃべる。
「うーん。どんなんだったっていうか・・・。こう毛がはえてて、下に割れ目があって・・・。そう、広げるんだ、そうしたら中に穴があるんだよ。」
「・・・穴って、チ○ポいれるとこ?」
大地が身を乗り出して聞く。
「そう。そいでさ、すぐ下に肛門があるんだよ。」
「きたねー。」
「でもほんとすぐ近くだぜ。ぜんぶもろ見えだったよ。」
「じゃ、いまから君の家へいくから。よろしく。」
大地は立ち上がっていった。
「待てって。それがもうねえんだよ、ビデオ。みたのバレちゃったみたいでさ。隠し場所かえられてた。」
「うそー・・・。」
大地と一緒に立ち上がっていた昇も気が抜けたように椅子に座りなおした。
「・・・。でも、やってるとこも映ってんだろ?」
昇が聞く。
「ああ、もちろん。もろ入ってるぜ。・・・あれ見たらやっぱり男と女って違うんだなってほんとおもうよ。うん。」
大地はうらやましかった。そして悔しかった。何でも一番じゃないと気がすまないタイプだ。
「ただ、見た後から女見る目変わったな。ちょっとグロテスクだったもん。」
大地はふいに立ち上がり、みんなを見回して言った。
「よーし。じゃ、こん中で俺が絶対一番に初体験してやる。もう明日にでも初SEXしてやるぜ。」
みんな一斉に笑った。
「いきなりアホかよ、おまえ。誰とすんだよ。」
脈絡もなく勢いで言っただけなのだが、悔しくてまた言い返した。
「うーん、そう。そうだ、瀬戸の母ちゃんとさ。もう、ばこばこチ○ポハメてきてやるよ。」
「ははっ。結構頼んだらやらせてくれるかもよ。」
「大地くぅーん、はやくち○ちん入れてーとかって?」
みんな冗談に乗ってくる。
「でもさ、あのババァいいカラダしてんよな。結構綺麗だし、胸でけえし。」
昇が親父くさいことをいう。
「けど乳輪でかそー。真っ黒でさ。はは。」
「アソコも真っ黒じゃねえのか?やりすぎて。」
みんな大爆笑になった。
「じゃ、俺ホントに見てくるよ。アソコがどうなってるかさ。チ○ポ入れるとこは肛門の少し上にあるんだろ?」
「ははっ。じゃ、瀬戸の弟のパパは大地かよ。」
その後、昇と二人で家路についた。
「俺、ホントーに明日瀬戸ん家いくぜ。」
「おい、マジかよ。シャレになんねーぞ。」
付き合いの長い昇は大地が本気だとわかった。
「そんな、やらしてくれる訳ねーじゃん。母親だろ?」
「でもさ、もしかしたらってあるだろ。もう必死にたのんでさ、それでやらしてもらえたら大ラッキーじゃんか。」
「もし親にチクられたらどうすんだ?実はお宅の息子がって。」
大地はウーンと考えて
「でも、やりてえんだ。女のアソコみてえんだよ。」
「なら別に瀬戸のババァじゃなくても・・・。」
「だってやっぱり最初はさ、大人の女にやさしくってのがいいじゃんか。」
「でもな・・・。」
「それに小さい頃からやさしくしてくれたし、あのおばさんならたぶんいいわよってさせてくれると思うんだ。」
昇は大地がいいだしたら聞かないのを知っていた。
「よし、わかった。ほんとにいくぞ。」
土手沿いの道を歩きながら昇は歩く速度をあげた。
「えっ、おいおい。やるのは俺だぞ。お前勝手についてきたんだから。」
「ばか。お前がやるんなら俺だってやらせてもらうさ。」
大地もスピードを上げる。
実は昇も真里の裸をみてみたいと前から思っていたのだ。
ピンポーン・・・
「はーい」
居間でなにげなくテレビをみていた真里は玄関へ向かった。
(また勧誘か何かかしら)
暇つぶしにはなるかなと思いつつドアを開けるとそこに二人の少年が立っていた。
「ん、なに?」
こんな時間に浩明の友達?
「あなたたち学校は?浩明ならもうとっくに行ったわよ。」
「あ、いや、あの・・・。」
背の高いほうの少年はよく知っている大地だ。昔からの浩明の友達でよく家に遊びにきた事がある。
もう一人はあまり見覚えがないが、たしかうちに遊びにきた友達の一人だったように思う。
「大地くん、どうしたの。・・・。ははぁ。もしかして、ずる休みしたんでしょ。」
「えっ、いやあの、うん・・・。」
実は真里が外に出てきたらすぐに初体験をお願いしようとしか考えてなかった二人だった。
しかし、いざ本人を前にすると緊張してなにも言えなくなってしまった。
「だめねぇ。でも、どうして家へ来たの?浩明は学校いったけど。」
この子達もしかして不良なのかな。それで浩明を無理やりさそって・・・。
外見上は余裕をみせているが心の中では不安になっていた。
(でも、大地くんがグレるなんてねぇ。もう一人のほうも整った顔つきしてるし悪くは見えないけど・・・)
「じ、実は今日、浩明くんと学校休んでゲームしよって話してて、その、学校も夏休み前だからたいした授業もないしって・・・。」
昇がとっさに考えていった。
「ゲーム?あぁ、ゲームね。」
そういえば、最近出たゲームに浩明が夢中になっていたのを思い出した。
(なんだ。そうゆうことね・・・。)
「でも、浩明なんにもいってなかったわよ。」
「じゃ、じゃあたぶん、言えなかったんじゃないかな・・・。ずる休みさせてくれだなんて。」
大地が言った。
真里が出てきてから大地はどうしてもその体に目がいってしまっていた。
やわらかそうな胸やヒップライン、セミロングのウェーブのかかった髪。
後、ベージュのロングスカートに隠されているが下腹部。
「たぶん、そうね・・・。ゲームで休むなんてねぇ。ちょっとアホだよ?」
真里が微笑みながら言った。
大地はこの笑顔が好きだ。
「あっ、あの。じゃ、僕たちだけゲームさせてもらえませんか。もういまさら学校には行けないし、家にも帰れないから・・・。」
大地より少し背の低い少年が言った。
しかし、大地よりがっちりしていい体つきをしている。
(いきなりきてそんな事いわれてもなぁ。でも・・・。)
「ダメに決まってるでしょ。・・・って言いたいところだけど、そうね。いいわ。その代わり浩明のことは許してあげてね。」
「はっはい。もちろん。」
二人は浩明の部屋でゲームをしていた。
「決心が鈍るから出てきたらすぐにゆーんじゃなかったのかよ。」
昇がグチる。
「しょーがねーだろ。いきなり言えるわけねーじゃんか。変態だよ?そんなの。」
「まぁ、家には上がれたけど・・・。無理やりってのはヤだぞ。」
トントン
「はい。ジュース持ってきたわよ。」
真里はオレンジジュースをみっつテーブルに置いた。
「いただきまーす。」
大地が早速口をつける。
「へぇ、これがそのゲームなんだ・・・。」
床に座ると、夫が浩明に買ってやったゲームの画面を見つめた。
二人はどうしても真里の体に目がいってしまう。
真里はしばらくこの二人と話でもして暇つぶしをしようと思ってきたのだ。
「すっげー、面白いんだよ。記憶喪失の主人公でさ、自分は誰なのかって・・・。」
「へぇ・・・。面白そう。」
ゲームなど知らない相手に大地が得意げに話し出す。
中学生になってもこういう子供っぽい所は変わってない。
真里は微笑ましく思った。
「じゃ、俺もいただきます。」
だいぶ遠慮していたが昇がジュースを飲んだ。
「どうぞどうぞ。えっと、あなたは・・・。」
「甲斐です。」
「かいくん。へー、かっこいい名前ね。お家はどこ?」
・・・・・・
三人はその後一時間ほど学校のことや勉強のこと、浩明のことなどを話した。
最初は三人とも遠慮がちだったがすぐに打ち解け次第に家庭の事や恋愛話などもするようになった。
(今頼んだら大丈夫なんじゃないか?)
昇は話が盛り上がっているのを感じて思った。
(でもな・・・)
とてもそんな事頼む勇気は出そうになかった。
しかし、真里の色っぽい声をききながら、間近にある胸やスカートを見ていると我慢できそうもなかった。
(この女にち○ぽはめてアヘアヘいわせたい・・・。)
さっきから頭の中でそんな想像ばかりしていた。対象が目の前にいるだけに下半身に露骨に効いた。
その時、大地と真里の会話が少し途切れた。
(よしっ。いってやるっ。)
「あっ、あのさおばさん・・・。ちょっとさ、おっお願いがあるんだけど・・・」
言おうとしたその瞬間、大地が声を発した。
「なぁに?あらたまっちゃって。」
微笑みながら真里が首をかしげる。
それを見て覚悟を決めたように大地が大声で言った。
「おばさんとSEXさせてください!お願い!」
「えっなに?なに?なにって?」
突然のことでよく分からなかった。
今、確かにSEXって・・・。えー!?
「SEXさせて!!」
真里の鼓動が早くなった。
いくら仲良くなったからといって、子供の同級生にいきなりそんな事言われるなんて。
真里は冗談なのか本気なのか判断がつかず混乱した。
でも、まさか・・・。
「なっ何言ってんのよ! 誰と誰がSEXするって?大地君SEXってどんなことか知らないのにいってるでしょ?」
昇は緊張して二人をみていた。
まさか、大地がここまではっきりいってしまうとは。
「知ってるよ! 男が女にチ○ポいれるんだろ。」
こんな子供からSEXやチ○ポなんて言葉を聞き、真里の頭は余計混乱した。
「だっ誰とでもできるってもんじゃないのよ。そんな簡単に!」
「でもやりたいんだ!」
「ごめんなさい、おばさん。」
昇がいきなり割って入った。
(あぁ、この子が大地君に言ってくれるわ。いきなりSEXだなんて・・・いったいどうしたのかしら。)
「今日俺たちがゲームするために来たってのはうそなんです。実は、その・・・はっきり言います。おばさんとSEXしたくて来たんです。」
「・・・・・・。あなたたちねぇ・・・。」
真里はなにも考えられなくなり、ため息混じりに言った。
「わたし、あなたたちのお母さんと一緒くらいの歳よ。それにおんなじ歳の子供もいるのよ?そんな関係でSEXなんてできないの。」
「でも、そんなの関係なくって男と女なんだから、できるよね。」
「そういう問題じゃないの。・・・だいたいなんでわたしなの?こんなおばちゃんじゃなくて同級生とか先輩とかいるでしょ?」
といいつつ、中学生の同級生とSEXできるだろうとは思わなかった。
「そう。あなたたちまだ中学2年生じゃない。SEXなんてまだはやすぎるよ。」
やさしく諭すように言った。
「でも、でも、おれ・・・。おばさんのことずーっと好きだったし、おばさんとSEXしたくてたまらないんだもん・・・。」
大地は緊張の糸が切れて泣き出しそうになっていた。
心の中にもしかしたら大変な問題になるかもという不安が襲ってきたのだ。
「えっ、いや、でもね・・・。」
真里は急に二人が可愛そうになってきた。
さすがに目の前で泣かれるとつらい。
昇のほうをみると昇もうつむいている。
(どうしよう・・・。こんな子供とSEXだなんて・・・。でもこのまま帰らせるのもかわいそうなような・・・。)
正直、真里は大地に好きだったといわれた事でも気持ちが揺らいでいた。
(こんな子供がわたしの事を恋の対象としてみてたなんて。)
「あなたたち・・・。SEXってなんのためにするか知ってる?」
やさしく聞いた。
「えっ・・・。その・・・。赤ちゃん作るんだよ、ね。」
「そう。だから、誰とでもしていいってものじゃないの。わたしとあなたたちで赤ちゃんができたらどうするの?」
大地と昇はもうあきらめて黙っていた。
そんな二人をみて真里はしょうがないとやさしく言った。
「・・・・・・。絶対に内緒にするって約束する?」
「!?」
「どうなの?」
「えっ、いや・・・。」
「内緒にできない・・・?」
「そっそんなことない。」
「うん、内緒にする。」
二人はオドオドしながら答えた。
「絶対だからね。・・・ほらっ、もっと元気ださなきゃ。今から大人相手にSEXするんだよ?」
「はっはいっ!」
二人は立ち上がって答えた。
そんな二人を真里はとても可愛く思えた。
(一度だけ。一度だけなら・・・ね。)
続く
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