小説(転載) バカンス-陵辱の季節- 4/13
官能小説
-4-
バカンス-陵辱の季節-第4章
志郎は一旦自分の部屋に帰ると美母から奪った戦利品を取り出して、その布地に刻まれた淫らな牝の匂いを吸い込んだ。すると怒張が勢いを取り戻し、トランクスの中で存在を主張しはじめる。肉棒を取り出すと片手でしごいた。そうして美母の下着を肉茎に巻き付けると母の下着を母の膣に見立ててしごいた。
「…志郎さん」
「すっきりしたかい、母さん」
トイレのドアを開けた綾奈を志郎が待ち構えていた。淫蕩なマゾの血が騒ぎだし、自分で慰め一時をしのいだ筈だった。だが、目の前の少年に再び狭いトイレの個室の中に押し込められる。
少年はまだ顔が火照っている人妻の細腰に腕を廻して抱き寄せる。綾奈は恨みがましげに艶っぽい眼差しで志郎をなじる。
「志郎さん、鮎美ちゃんに話したのね…」
「姉さんは勘違いしてるだけさ、誕生日のプレゼントのこととね」
「ほ、本当なのね?」
綾奈は娘に志郎の奴隷としての悦びに溺れる変態の素顔を知られてしまった、という絶望で悲嘆に暮れていた。だが絶望に全てを諦めきったような美母の表情は限りなく淫蕩で、思わずゾクッとするぐらいだ。
その暗く淫猥な美貌に、志郎の一言で生気が蘇る。まだ、娘の前では以前と変わらぬ貞淑な母を演じていられるのだ、と思うとほっとしている。
「おかあさんはこれが欲しいんだろ」
綾奈の手を取るとジーンズの上から強張りに押しつけられる。
「堅い…」
「どうする?オマンコがいいかい、それとも咥えてもらおうか」
「志郎さんのミルク…熱いミルク、呑ませてください」
今この家には鮎美がいる。先程のような醜態を晒す訳にはいかない。媚肉を貫かれれば乱れてしまう。が、どちらにせよ性奴の務めは果たさなくてはならない。それが目の前で不遜に笑う少年に尽くす牝奴隷の義務なのだから。
「いいよ咥えて、おかあさん」
綾奈を跪かせて自分は便座に腰を下ろして肉棒を取り出す。綾奈は髪を梳き上げると、覚悟を決めたのか溜め息を洩らして、朱唇を開けて舌先を突き出すようにする。目の前で揺れている若い肉茎を握り、その逞しさを確かめると舌先を近付けていく。
「ああん、素敵です…志郎さんの」
歓喜の声を上げながら肉竿を上下に舌先で舐め上げる。舌先から少年の肉茎の熱と勢いを感じる。そして蒼い精の匂いが脳髄を痺れさせ、奉仕している奴隷の自分を強く意識させる。
鈴口から溢れる粘っこい透明な蜜を啜り、肉棒全体をすっぽりと咥え込む。そのまま喉の奥まで呑み込み唾液を肉茎の隅々まで塗しながら頬張り、ときおり軽く噛んだ。
「ああ…、上手いね…誰に仕込まれたんだい?」
「そんな…、はあんっ…一生懸命やってるだけです」
志郎は我が家のトイレの個室で美母に奉仕させるうち、尿意を催してきていた。そして本能の赴くままにまかせて男根を咥えている美女の喉奥に向けて発射する。
綾奈は予告無く、肉棒が発射する濃い臭いのするしょっぱい液体を勢いよく喉の奥に直撃されて、戸惑う。しかし志郎に頭を掴まれて逃げることも出来ず、それを受け入れるしか他にすべがなかった。
「あっ…む…」
「ごめんね、オシッコ出ちゃったよ」
「か…はぁ…んっ」
美母の口腔を汚す熱水の勢いは止まらない。綾奈は排泄物を飲まされる恥辱に媚肉が蕩けていくのを感じてうろたえる。屈辱を与えられて濡れてくる自分の生理が恥ずかしい。閉じた太腿を知らず知らず擦り合わせていた。
ゴクッゴクッという美母の喉を鳴らす音が生々しく個室に響く。綾奈には息を詰まらせて目に涙を浮かべながらも喉を犯す尿の陵辱に堪えるしかなかった。
ようやく放尿を終えて、志郎は掴んでいた綾奈の頭から手を放した。綾奈は、いったん、肉棒を唇から抜いて、肩で息をしている。かなり、辛そうな表情だ。だが、その苦しそうな喘ぎ声がまた志郎の嗜虐欲をそそった。
「全部、飲んでくれたんだね僕のオシッコ」
「うぅ…はぁっ…あぅ」
「美味しかったかい?僕の」
「あ…お、美味しいです、志郎さんの…」
綾奈にはYesか、Noかと問われればYesと答えざるをえない。自らの口を便器に見立てられ、排泄物を流し込まれる恥辱が逆に媚肉を激しく疼かせてしまう。それに他の誰でもない、志郎のものだと思えばむしろすすんで受け入れてみたい。
「これからも飲ませてあげるね」
「ああっ」
少年の陵辱宣告に再び恥辱が蘇り綾奈はかぶりを振って喘いだ。志郎は放尿後も勢いを全く失わない、母に尿を飲ませたことに興奮して余計に昂ぶっている怒張を再び、恥辱に喘いでいる綾奈の唇に突き入れていく。
「時間かけると、おねえさんが変に思うかもね」
綾奈は少年の言葉に動揺している。怒張を咥えて、奉仕を続行しつつ不安げな眼差しで楽しそうな表情の志郎を見上げる。
「そんなに心配しないでよ、じゃあ、早く終わらせてあげる」
そう言って、おもむろに綾奈の後頭部を掴んでくる。不意をつかれて剛直を喉奥まで突き入れられて、思わずむせる綾奈。だが、美女の苦しそうな表情も見えない振りをして、自分勝手に突き入れてくる。
頭を前後に激しく振り立てられると意識が朦朧としてくる。
「へへ、いいオマンコだね」
綾奈は今度は唇を女陰に見立てられたことに激しく動揺した。だが、綾奈の感傷をよそに志郎は肉棒を激しく抜き差しする。ヌチャッ、ヌチャッという濡れた肉棒と美女の朱唇がこすれ合う淫らな音が響く。綾奈は力なく腕を垂らして志郎の為すがままにしていた。
やがて、ひときわ切なそうな溜め息を洩らして志郎が精の発射予告をしてきた。その瞬間を待って思わず瞳を閉じた。
「ああ…いいよ、出そうだ…行くよ、出るっ!!」
「!?…ああっ、嫌っ…」
志郎は射精する瞬間、綾奈の唇から怒張を引き抜くとその凶々しい剛直の先端を美母の美貌に向けた。綾奈が顔を背ける暇もなく、白濁した熱い液体が、美貌も、美しい髪にも飛び散り、ねっとりとした粘液がこびりついてゆく。
「ん…んっ…うぅ」
だが拒絶の言葉を吐きつつも、顔に精の放出を受けたとき、背筋を戦慄が駆け抜けていくのを感じていた。顔射されて絶頂を迎えてしまったのだ。ぶるぶると肩が震えて力が抜けてしまい、どうにもならなかった。
膝を崩し、トイレの床の上に跪いたまま少年の股間に倒れ伏してしまう。
「おかあさんも感じたんだね…」
「あぁ…んっ」
「凄いね…奉仕しながらイっちゃうなんて」
志郎は美女の妖艶な媚態を興奮して見下ろしている。汗で美貌に張り付いたほつれ髪を梳き上げてやり、その淫らな美母の表情を鑑賞する。息子の精を浴びて荒淫にやつれたような放心した表情からは生気は感じられない。代わりに限りなく淫蕩で、綾奈自身が猥褻そのものといった印象を与える。
志郎は美母が口唇奉仕しながら絶頂を極めたのを知って今更のように、成熟しきった女の凄絶なまでに貪欲な性に対する執着を見せつけられたような気がしていた。
「…惚れ直したよ、おかあさん」
志郎のことを思いつつ風呂場でオナニーしてしまった翌日、鮎美は母と一緒に風呂に入ろうと思った。最近はさすがに高校生にもなって親と風呂に入ることはない。しかし、実父が去って母娘二人だけのときにはどちらからともなく背中を流し合ったものだった。今は可愛い弟がいるから寂しくはないけれども、あの頃と環境的には同じように思える。だから、いいと思う。自分なりの理由をつけて無理に納得する。結局、憧れの綾奈の裸身を確かめたいだけなのかもしれない。稚拙な嫉妬かもしれない。弟に冗談交じりに躯を貶されたからだ。
夕食の後、鮎美も手伝って一緒に台所仕事を終えた母が風呂場に向かうのを確認して鮎美もその後を追う。浴室の扉が開け閉めされる音を聞いて脱衣所に入るのと、母を呼んだ。
「おかあさん、私も入っていい?」
「鮎美ちゃん?どうしたの、いいわよ。いらっしゃい」
鮎美は服を脱いで、下着を脱衣籠に入れると浴室の扉を開いた。
浴槽の前で石鹸を泡立てている母の裸身があった。鮎美は女同士で何も隠す必要を感じないのか母の前に座った。相変わらず母は綺麗だった。入ったばかりで湯気は余り立っていないから母の均整の取れた裸身の全てが目の前に晒されている。綾奈は娘が自分のからだを鑑賞しているのを感じて複雑な気分に陥る。まさか、志郎との情交の証でも見つけられはしないだろうか。
「そんなに見ちゃ嫌よ」
「いいじゃない、お母さんの躯って綺麗なんですもの」
「鮎美ちゃんも綺麗よ」
「私は駄目よ、志郎さんにも馬鹿にされちゃったし」
「えっ…」
美母は呆然となる。まさか志郎の手が娘にまで?
「ふふっ冗談だってば、やだわ、おかあさん」
鮎美は母のとなりににじり寄って、綾奈の腰に手を伸ばした。
「きゃっ、鮎美ちゃん…くすぐったいわ」
「綺麗ね、やっぱしおかあさんには敵わないなぁ」
そう言いながらも娘の手はウェストを這い上がって豊満な双乳を底から掬い上げるように掴む。
「あんっ…だめよ…」
「素敵…羨ましい…」
背後から羽交い締めに母の躯を弄ぶ娘。妖しいまでに妖艶な構図だ。鮎美は片手をよく張った母の太腿において、内腿へと滑らせていく。娘の腕の中ではしたない喘ぎ声をあげる綾奈。
「やめなさい…ああっ…やめて…」
内腿を滑る娘の指先が秘薗の繊毛を漉き、その下に隠された媚肉へと近付いていく。綾奈はここに来てようやく抵抗の意志を見せた。娘の手を押さえて、それ以上の愛撫を止めさせた。
「これ以上は駄目よ…変になってしまうわ。お湯に入りなさい」
「うん、ごめんね。おかあさん」
その時、脱衣所に誰かが入ってくる音がした。
二人とも脱衣所のほうを振り返った。
「お母さん、僕も入っていい?」
志郎だった。綾奈は迷った。娘に触られて感じそうになった躯はピンク色に染まっている。だが、その娘の方が母が応えるより早く応答していた。
「いらっしゃい、志郎クン」
「あ、おねえさんもいるんだね」
志郎は脱衣所で手早く服を脱ぐと浴室の扉を開いた。すると湯気の合間に二人の美女のオールヌードが見えた。志郎は怒張が膨らむのを手拭いで隠しながら、二人の前に座った。
綾奈は咄嗟に胸の前で両腕を交差させて裸身を少しでも隠そうとした。だが、その試みはまったく無駄だった。腕を交差させたぐらいでは綾奈の躯の魅力は隠せる物ではなかった。
鮎美は反対に手拭いを取ったままの姿勢で固まっていた。視線が志郎の股間を覆う手拭いを下から突き上げる凶器に注がれていた。
「へぇ、おねえさんのカラダとっても綺麗だね」
胸の膨らみを隠そうともせず鮎美は母譲りの美貌を真っ赤に染めていた。湯気の所為ばかりではない。何度も唾を飲み込んで初めて見る男性器に見惚れている。弟の視線が舐め回すように汚れのない裸身の全てを凝視めていることを感じても動けなかった。
「なに?ああ、そんなに見たいの?」
志郎は姉の好奇心いっぱいの視線が手拭いの下の男根に注がれていることを知って嬉しかった。
「ほら、触ってもいいよ」
志郎は立ち上がると浴槽の縁に腰掛け二人の裸身の美女の前で手拭いを取って自慢の肉棒を晒した。そうして姉の腕を取って肉棒を握らせる。
綾奈は気が変になりそうだった。目の前に晒された立派な肉棒を見ているとマゾの血が騒ぎ出して堪らなくなる。既に乳首は堅くなってきていたし、秘所は蜜を分泌しはじめている。だが、娘の前では絶対に醜態は見せられない。
しかし今はその最愛の娘が志郎の男根を握っているのだ。鮎美の目はトロン、としてまるで意識を失っているかのようだ。乙女の肌を隠そうともせず、弟の手の動きにしたがって少年には不釣り合いなほどの凶々しい肉棒を握り締めている。
「ダメ…志郎さん、やめて…」
だが志郎は取り合おうとはしない。
「だったら綾奈さんが咥えるかい?」
「嫌ですぅ…許して」
男根を咥えたが最後、きっと綾奈は欲望の虜になってしまうだろう。そして娘の前で牝奴隷の姿を晒してしまうかもしれない。
鮎美は少年の肉棒を握り締めたまま何が起きているのか分からなかった。ただ、弟の腰についている肉棒の勢いと熱に何も考えられない。
「熱いわ…」
その堅くて長い肉の棒を上下にしごいてやると志郎が気持ち良さそうにしている。志郎の目が鮎美を犯していた。弟の目を意識すると胸が熱くなってくる。乳房の先端が固くなって、脚の付根がむず痒いような不思議な感覚が湧き上ってくる。恥ずかしいところを見られているのにそれが気持ちいいなんて…。
「志郎クン…見てるの?鮎美のカラダ…」
「ああ、おねえさんの躯、とっても綺麗だよ」
「恥ずかしい…」
鮎美は志郎がとっても気持ち良さそうなのを見て満足だった。自分が握っているのが弟の男性器だということは分かっている。だが、不思議と嫌な感じはしない。むしろ弟が悦ぶなら何でもしてやりたい。ふと、視線を母の方に見せると綾奈は美貌を真っ赤にして何かに耐えているかのような表情で鮎美の手元の太くて長い肉棒を凝視めている。その妖しいまでの艶気に鮎美も胸が熱くなってくる。二人の裸身の美女はお互いの興奮に煽られていた。
「おかあさんも志郎クンの触ってみる?」
「そんな…」
鮎美は母ならもっと弟を悦ばせる術を心得ているのではないかと思い、薦めてみる。綾奈がすでに弟の奴隷になっていることも、それを娘にその事実を知られたくないことも、知らないだけに無邪気に話し掛けてくる。綾奈は娘に奉仕を薦められ、志郎の先走りの透明な液体を分泌しはじめた男根と目の前で対面させられ、理性の箍を失っていく。
「…あ、だめ…こんな…」
綾奈は志郎の肉棒に無意識のうちに手を伸ばしていた。そしてその逞しい太さと長さを確かめるように撫で回していく。胸の膨らみは手の拘束から解き放たれて、ゆさゆさと重たげに揺れる。
"ああ…立派だわ…食べてしまいたいぐらい…"
鮎美は母が志郎の男根を握り、愛撫を咥える様子に見入っている。そして空いた手を無意識に自ら、胸の膨らみに伸ばして揉みしだいていた。弟の視線に晒されるまま、潤ませていた処女の秘唇も疼きに堪えられず片手で嬲っていた。
「ああっ…素敵よ…」
「綾奈さん、咥えてよ」
「はい…」
すっかり理性を失い性奴の務めを思い出した綾奈は、娘の目の前だというのに志郎の命令に従順に頷くと、男根を朱唇に咥えた。そして、根元深くまで呑み込むと舌を使って肉茎全体を愛しげに啜り出す。そして、まるで母の朱唇が女性器そのものであるかのように上下に出たり入ったりを繰り返した。
「あー…出るッ!出るよっ」
「な、なにが出るの?」
鮎美はまだ詳しくは男の生理を知らないだけにこれから目の前でどんないやらしいことが繰り広げられるのか予期していなかった。娘の困惑をよそに綾奈は奉仕に没頭していた。志郎の呟きに噴射の気配を感じて肉棒の摩擦のピッチを上げていく。
「あう、出る…くっ」
志郎は綾奈の髪の毛を掴むとグイッと引き寄せ、綾奈の口腔めがけて噴出した。綾奈はだらん、と両腕を垂らして頭をおさえる義理の息子の為すがままにさせている。喉奥にまで剛直を衝き立てられる容赦ない責めが綾奈のマゾの本能に火をつける。責め嬲られ虐げられるほどに、カッカと躯を熱くしていく。喉の奥まで突き込まれた怒張の噴出する精液の迸りを受け、ただ、しきりに嚥下していく綾奈。その表情は虚ろだが幸せそうだ。
「あ…あ…凄い…、ああっ」
姉はその様を食い入るように見ていた。弟が中腰になって母の頭を押さえつけると尻を振って腰を叩きつけるような勢いで怒張を母の口腔へ突き入れていくのを見て、その瞬間、背筋を熱い物が駆け上がっていくのを感じていた。そして膝に屈み込むようにしながら初めて経験する官能の痺れに堪えるのだった。
娘が隣で息を荒くしている間、母は息子の射精の後始末をしていた。尿道に残る精を残らず吸い上げるかのように鈴口を清め、肉茎を愛しげに舐め、精の残滓を啜りとる。志郎は母の唇から男根を抜き取った。綾奈はまだ物足りなそうな淫蕩な表情を浮かべて志郎の怒張を見上げている。
「ありがとう、おかあさん。とっても良かったよ」
「ああ…恥ずかしい…」
綾奈は義理の息子の賛辞にぽうっ、と頬を赤らめている。
鮎美はあまりにも生々しい性の営みの一端を見せ付けられ、今更ながらに肌を弟の目の前に晒していることの羞恥を覚えていた。すでに、全てを見られているというのに胸の膨らみを両手で隠し、立て膝で股間の茂みも隠そうとした。
「おねえさん、どうしたの?」
「見ないでっ」
鮎美は肩を震わせていた。志郎はどうしたら良いか分からず、ただ呆然と姉の変貌を眺めている。
「わたし、でるわ…」
手近にあった手拭いで胸元を隠すとふらふらと立ち上がり浴室の扉を開いた。弟の視線が裸の尻を追いかけてくるのを感じて、小走りに脱衣所に逃げ込んだ。
志郎は姉がやはり母・綾奈同様にマゾの血を引いていることを確信した。ならば、綾奈と同じように性奴に出来るということだ。志郎は母と姉の二人の美女をマゾの牝奴隷にすることを想像すると怒張を奮い立たせた。今日のことはどちらにせよ絶好の口実になる。
浴槽の縁を跨いで張られた湯の中に身を沈める。そして母の手を取って引き寄せる。
「綾奈さん、おいで」
「はい…」
少年に引かれるまま、背を預ける格好で綾奈も湯の中に身を沈める。志郎は母の躯を両腕で包み込む。綾奈は自らの躯に廻された腕をそっと押さえながら、逞しくなった息子自身を感じていた。志郎はどこもかしこも成熟しきった素晴らしい肢体を持っている美女を思いのままにしているのかと思うと感慨深い物がある。
脇の下から手を差し入れ、豊満な乳房を底から掴み揉み立てた。張り詰めた乳房は志郎の手には余る大きさだ。それを爪を立てて好きなように捏ね上げる。
「はぁっ…んっ…うぅん」
美母は瞳を伏せて少年の悪戯を甘受している。鼻から官能の呻きが洩れる。
「おかあさん、可愛いいね」
「ヤダ…」
母をまるで年下の少女のように扱うと綾奈も可憐な喘ぎ声をあげる。美女だけにそんな少女のような表情も許せる。手を柔らかな腹へと滑らせる。その下の恥毛が湯の中で海草のように揺らめいているのを指で梳く。そしてクリトリスを摘み上げる。
「あ…ああんっ…ダメッ…」
女の急所を弄られびくっと躯を震わせる。そして少年の指が秘唇を捉え中に侵入して来ると、息も絶え絶えに責めを受け入れる。
「ヌルヌルしてるよ、おかあさんのオマンコ」
「ああ、堪忍して…」
「じゃあ、自分で入れるかい」
「…はい」
男に餓えた美母は一旦起き上がり向きを変えて志郎の膝の上に跨るポーズをとる。そして少年の肉茎を細い指先で導くと、そのまま腰を湯の中に沈めた。
「あんっ、ああっ…ああん、いいですぅ…」
「おかあさん、綺麗だよ」
自ら腰を振って貪欲に快楽を貪る美女の姿は淫蕩に過ぎる。志郎は締め上げる美母の膣の動きを堪能しつつ、ヒップの丸みに沿って指を這わせて尻の割れ目から二人の結合部へと辿り着く。綾奈は両腕で少年の肩につかまり、仰け反っては快感を噛み締めている。
バカンス-陵辱の季節-第4章
志郎は一旦自分の部屋に帰ると美母から奪った戦利品を取り出して、その布地に刻まれた淫らな牝の匂いを吸い込んだ。すると怒張が勢いを取り戻し、トランクスの中で存在を主張しはじめる。肉棒を取り出すと片手でしごいた。そうして美母の下着を肉茎に巻き付けると母の下着を母の膣に見立ててしごいた。
「…志郎さん」
「すっきりしたかい、母さん」
トイレのドアを開けた綾奈を志郎が待ち構えていた。淫蕩なマゾの血が騒ぎだし、自分で慰め一時をしのいだ筈だった。だが、目の前の少年に再び狭いトイレの個室の中に押し込められる。
少年はまだ顔が火照っている人妻の細腰に腕を廻して抱き寄せる。綾奈は恨みがましげに艶っぽい眼差しで志郎をなじる。
「志郎さん、鮎美ちゃんに話したのね…」
「姉さんは勘違いしてるだけさ、誕生日のプレゼントのこととね」
「ほ、本当なのね?」
綾奈は娘に志郎の奴隷としての悦びに溺れる変態の素顔を知られてしまった、という絶望で悲嘆に暮れていた。だが絶望に全てを諦めきったような美母の表情は限りなく淫蕩で、思わずゾクッとするぐらいだ。
その暗く淫猥な美貌に、志郎の一言で生気が蘇る。まだ、娘の前では以前と変わらぬ貞淑な母を演じていられるのだ、と思うとほっとしている。
「おかあさんはこれが欲しいんだろ」
綾奈の手を取るとジーンズの上から強張りに押しつけられる。
「堅い…」
「どうする?オマンコがいいかい、それとも咥えてもらおうか」
「志郎さんのミルク…熱いミルク、呑ませてください」
今この家には鮎美がいる。先程のような醜態を晒す訳にはいかない。媚肉を貫かれれば乱れてしまう。が、どちらにせよ性奴の務めは果たさなくてはならない。それが目の前で不遜に笑う少年に尽くす牝奴隷の義務なのだから。
「いいよ咥えて、おかあさん」
綾奈を跪かせて自分は便座に腰を下ろして肉棒を取り出す。綾奈は髪を梳き上げると、覚悟を決めたのか溜め息を洩らして、朱唇を開けて舌先を突き出すようにする。目の前で揺れている若い肉茎を握り、その逞しさを確かめると舌先を近付けていく。
「ああん、素敵です…志郎さんの」
歓喜の声を上げながら肉竿を上下に舌先で舐め上げる。舌先から少年の肉茎の熱と勢いを感じる。そして蒼い精の匂いが脳髄を痺れさせ、奉仕している奴隷の自分を強く意識させる。
鈴口から溢れる粘っこい透明な蜜を啜り、肉棒全体をすっぽりと咥え込む。そのまま喉の奥まで呑み込み唾液を肉茎の隅々まで塗しながら頬張り、ときおり軽く噛んだ。
「ああ…、上手いね…誰に仕込まれたんだい?」
「そんな…、はあんっ…一生懸命やってるだけです」
志郎は我が家のトイレの個室で美母に奉仕させるうち、尿意を催してきていた。そして本能の赴くままにまかせて男根を咥えている美女の喉奥に向けて発射する。
綾奈は予告無く、肉棒が発射する濃い臭いのするしょっぱい液体を勢いよく喉の奥に直撃されて、戸惑う。しかし志郎に頭を掴まれて逃げることも出来ず、それを受け入れるしか他にすべがなかった。
「あっ…む…」
「ごめんね、オシッコ出ちゃったよ」
「か…はぁ…んっ」
美母の口腔を汚す熱水の勢いは止まらない。綾奈は排泄物を飲まされる恥辱に媚肉が蕩けていくのを感じてうろたえる。屈辱を与えられて濡れてくる自分の生理が恥ずかしい。閉じた太腿を知らず知らず擦り合わせていた。
ゴクッゴクッという美母の喉を鳴らす音が生々しく個室に響く。綾奈には息を詰まらせて目に涙を浮かべながらも喉を犯す尿の陵辱に堪えるしかなかった。
ようやく放尿を終えて、志郎は掴んでいた綾奈の頭から手を放した。綾奈は、いったん、肉棒を唇から抜いて、肩で息をしている。かなり、辛そうな表情だ。だが、その苦しそうな喘ぎ声がまた志郎の嗜虐欲をそそった。
「全部、飲んでくれたんだね僕のオシッコ」
「うぅ…はぁっ…あぅ」
「美味しかったかい?僕の」
「あ…お、美味しいです、志郎さんの…」
綾奈にはYesか、Noかと問われればYesと答えざるをえない。自らの口を便器に見立てられ、排泄物を流し込まれる恥辱が逆に媚肉を激しく疼かせてしまう。それに他の誰でもない、志郎のものだと思えばむしろすすんで受け入れてみたい。
「これからも飲ませてあげるね」
「ああっ」
少年の陵辱宣告に再び恥辱が蘇り綾奈はかぶりを振って喘いだ。志郎は放尿後も勢いを全く失わない、母に尿を飲ませたことに興奮して余計に昂ぶっている怒張を再び、恥辱に喘いでいる綾奈の唇に突き入れていく。
「時間かけると、おねえさんが変に思うかもね」
綾奈は少年の言葉に動揺している。怒張を咥えて、奉仕を続行しつつ不安げな眼差しで楽しそうな表情の志郎を見上げる。
「そんなに心配しないでよ、じゃあ、早く終わらせてあげる」
そう言って、おもむろに綾奈の後頭部を掴んでくる。不意をつかれて剛直を喉奥まで突き入れられて、思わずむせる綾奈。だが、美女の苦しそうな表情も見えない振りをして、自分勝手に突き入れてくる。
頭を前後に激しく振り立てられると意識が朦朧としてくる。
「へへ、いいオマンコだね」
綾奈は今度は唇を女陰に見立てられたことに激しく動揺した。だが、綾奈の感傷をよそに志郎は肉棒を激しく抜き差しする。ヌチャッ、ヌチャッという濡れた肉棒と美女の朱唇がこすれ合う淫らな音が響く。綾奈は力なく腕を垂らして志郎の為すがままにしていた。
やがて、ひときわ切なそうな溜め息を洩らして志郎が精の発射予告をしてきた。その瞬間を待って思わず瞳を閉じた。
「ああ…いいよ、出そうだ…行くよ、出るっ!!」
「!?…ああっ、嫌っ…」
志郎は射精する瞬間、綾奈の唇から怒張を引き抜くとその凶々しい剛直の先端を美母の美貌に向けた。綾奈が顔を背ける暇もなく、白濁した熱い液体が、美貌も、美しい髪にも飛び散り、ねっとりとした粘液がこびりついてゆく。
「ん…んっ…うぅ」
だが拒絶の言葉を吐きつつも、顔に精の放出を受けたとき、背筋を戦慄が駆け抜けていくのを感じていた。顔射されて絶頂を迎えてしまったのだ。ぶるぶると肩が震えて力が抜けてしまい、どうにもならなかった。
膝を崩し、トイレの床の上に跪いたまま少年の股間に倒れ伏してしまう。
「おかあさんも感じたんだね…」
「あぁ…んっ」
「凄いね…奉仕しながらイっちゃうなんて」
志郎は美女の妖艶な媚態を興奮して見下ろしている。汗で美貌に張り付いたほつれ髪を梳き上げてやり、その淫らな美母の表情を鑑賞する。息子の精を浴びて荒淫にやつれたような放心した表情からは生気は感じられない。代わりに限りなく淫蕩で、綾奈自身が猥褻そのものといった印象を与える。
志郎は美母が口唇奉仕しながら絶頂を極めたのを知って今更のように、成熟しきった女の凄絶なまでに貪欲な性に対する執着を見せつけられたような気がしていた。
「…惚れ直したよ、おかあさん」
志郎のことを思いつつ風呂場でオナニーしてしまった翌日、鮎美は母と一緒に風呂に入ろうと思った。最近はさすがに高校生にもなって親と風呂に入ることはない。しかし、実父が去って母娘二人だけのときにはどちらからともなく背中を流し合ったものだった。今は可愛い弟がいるから寂しくはないけれども、あの頃と環境的には同じように思える。だから、いいと思う。自分なりの理由をつけて無理に納得する。結局、憧れの綾奈の裸身を確かめたいだけなのかもしれない。稚拙な嫉妬かもしれない。弟に冗談交じりに躯を貶されたからだ。
夕食の後、鮎美も手伝って一緒に台所仕事を終えた母が風呂場に向かうのを確認して鮎美もその後を追う。浴室の扉が開け閉めされる音を聞いて脱衣所に入るのと、母を呼んだ。
「おかあさん、私も入っていい?」
「鮎美ちゃん?どうしたの、いいわよ。いらっしゃい」
鮎美は服を脱いで、下着を脱衣籠に入れると浴室の扉を開いた。
浴槽の前で石鹸を泡立てている母の裸身があった。鮎美は女同士で何も隠す必要を感じないのか母の前に座った。相変わらず母は綺麗だった。入ったばかりで湯気は余り立っていないから母の均整の取れた裸身の全てが目の前に晒されている。綾奈は娘が自分のからだを鑑賞しているのを感じて複雑な気分に陥る。まさか、志郎との情交の証でも見つけられはしないだろうか。
「そんなに見ちゃ嫌よ」
「いいじゃない、お母さんの躯って綺麗なんですもの」
「鮎美ちゃんも綺麗よ」
「私は駄目よ、志郎さんにも馬鹿にされちゃったし」
「えっ…」
美母は呆然となる。まさか志郎の手が娘にまで?
「ふふっ冗談だってば、やだわ、おかあさん」
鮎美は母のとなりににじり寄って、綾奈の腰に手を伸ばした。
「きゃっ、鮎美ちゃん…くすぐったいわ」
「綺麗ね、やっぱしおかあさんには敵わないなぁ」
そう言いながらも娘の手はウェストを這い上がって豊満な双乳を底から掬い上げるように掴む。
「あんっ…だめよ…」
「素敵…羨ましい…」
背後から羽交い締めに母の躯を弄ぶ娘。妖しいまでに妖艶な構図だ。鮎美は片手をよく張った母の太腿において、内腿へと滑らせていく。娘の腕の中ではしたない喘ぎ声をあげる綾奈。
「やめなさい…ああっ…やめて…」
内腿を滑る娘の指先が秘薗の繊毛を漉き、その下に隠された媚肉へと近付いていく。綾奈はここに来てようやく抵抗の意志を見せた。娘の手を押さえて、それ以上の愛撫を止めさせた。
「これ以上は駄目よ…変になってしまうわ。お湯に入りなさい」
「うん、ごめんね。おかあさん」
その時、脱衣所に誰かが入ってくる音がした。
二人とも脱衣所のほうを振り返った。
「お母さん、僕も入っていい?」
志郎だった。綾奈は迷った。娘に触られて感じそうになった躯はピンク色に染まっている。だが、その娘の方が母が応えるより早く応答していた。
「いらっしゃい、志郎クン」
「あ、おねえさんもいるんだね」
志郎は脱衣所で手早く服を脱ぐと浴室の扉を開いた。すると湯気の合間に二人の美女のオールヌードが見えた。志郎は怒張が膨らむのを手拭いで隠しながら、二人の前に座った。
綾奈は咄嗟に胸の前で両腕を交差させて裸身を少しでも隠そうとした。だが、その試みはまったく無駄だった。腕を交差させたぐらいでは綾奈の躯の魅力は隠せる物ではなかった。
鮎美は反対に手拭いを取ったままの姿勢で固まっていた。視線が志郎の股間を覆う手拭いを下から突き上げる凶器に注がれていた。
「へぇ、おねえさんのカラダとっても綺麗だね」
胸の膨らみを隠そうともせず鮎美は母譲りの美貌を真っ赤に染めていた。湯気の所為ばかりではない。何度も唾を飲み込んで初めて見る男性器に見惚れている。弟の視線が舐め回すように汚れのない裸身の全てを凝視めていることを感じても動けなかった。
「なに?ああ、そんなに見たいの?」
志郎は姉の好奇心いっぱいの視線が手拭いの下の男根に注がれていることを知って嬉しかった。
「ほら、触ってもいいよ」
志郎は立ち上がると浴槽の縁に腰掛け二人の裸身の美女の前で手拭いを取って自慢の肉棒を晒した。そうして姉の腕を取って肉棒を握らせる。
綾奈は気が変になりそうだった。目の前に晒された立派な肉棒を見ているとマゾの血が騒ぎ出して堪らなくなる。既に乳首は堅くなってきていたし、秘所は蜜を分泌しはじめている。だが、娘の前では絶対に醜態は見せられない。
しかし今はその最愛の娘が志郎の男根を握っているのだ。鮎美の目はトロン、としてまるで意識を失っているかのようだ。乙女の肌を隠そうともせず、弟の手の動きにしたがって少年には不釣り合いなほどの凶々しい肉棒を握り締めている。
「ダメ…志郎さん、やめて…」
だが志郎は取り合おうとはしない。
「だったら綾奈さんが咥えるかい?」
「嫌ですぅ…許して」
男根を咥えたが最後、きっと綾奈は欲望の虜になってしまうだろう。そして娘の前で牝奴隷の姿を晒してしまうかもしれない。
鮎美は少年の肉棒を握り締めたまま何が起きているのか分からなかった。ただ、弟の腰についている肉棒の勢いと熱に何も考えられない。
「熱いわ…」
その堅くて長い肉の棒を上下にしごいてやると志郎が気持ち良さそうにしている。志郎の目が鮎美を犯していた。弟の目を意識すると胸が熱くなってくる。乳房の先端が固くなって、脚の付根がむず痒いような不思議な感覚が湧き上ってくる。恥ずかしいところを見られているのにそれが気持ちいいなんて…。
「志郎クン…見てるの?鮎美のカラダ…」
「ああ、おねえさんの躯、とっても綺麗だよ」
「恥ずかしい…」
鮎美は志郎がとっても気持ち良さそうなのを見て満足だった。自分が握っているのが弟の男性器だということは分かっている。だが、不思議と嫌な感じはしない。むしろ弟が悦ぶなら何でもしてやりたい。ふと、視線を母の方に見せると綾奈は美貌を真っ赤にして何かに耐えているかのような表情で鮎美の手元の太くて長い肉棒を凝視めている。その妖しいまでの艶気に鮎美も胸が熱くなってくる。二人の裸身の美女はお互いの興奮に煽られていた。
「おかあさんも志郎クンの触ってみる?」
「そんな…」
鮎美は母ならもっと弟を悦ばせる術を心得ているのではないかと思い、薦めてみる。綾奈がすでに弟の奴隷になっていることも、それを娘にその事実を知られたくないことも、知らないだけに無邪気に話し掛けてくる。綾奈は娘に奉仕を薦められ、志郎の先走りの透明な液体を分泌しはじめた男根と目の前で対面させられ、理性の箍を失っていく。
「…あ、だめ…こんな…」
綾奈は志郎の肉棒に無意識のうちに手を伸ばしていた。そしてその逞しい太さと長さを確かめるように撫で回していく。胸の膨らみは手の拘束から解き放たれて、ゆさゆさと重たげに揺れる。
"ああ…立派だわ…食べてしまいたいぐらい…"
鮎美は母が志郎の男根を握り、愛撫を咥える様子に見入っている。そして空いた手を無意識に自ら、胸の膨らみに伸ばして揉みしだいていた。弟の視線に晒されるまま、潤ませていた処女の秘唇も疼きに堪えられず片手で嬲っていた。
「ああっ…素敵よ…」
「綾奈さん、咥えてよ」
「はい…」
すっかり理性を失い性奴の務めを思い出した綾奈は、娘の目の前だというのに志郎の命令に従順に頷くと、男根を朱唇に咥えた。そして、根元深くまで呑み込むと舌を使って肉茎全体を愛しげに啜り出す。そして、まるで母の朱唇が女性器そのものであるかのように上下に出たり入ったりを繰り返した。
「あー…出るッ!出るよっ」
「な、なにが出るの?」
鮎美はまだ詳しくは男の生理を知らないだけにこれから目の前でどんないやらしいことが繰り広げられるのか予期していなかった。娘の困惑をよそに綾奈は奉仕に没頭していた。志郎の呟きに噴射の気配を感じて肉棒の摩擦のピッチを上げていく。
「あう、出る…くっ」
志郎は綾奈の髪の毛を掴むとグイッと引き寄せ、綾奈の口腔めがけて噴出した。綾奈はだらん、と両腕を垂らして頭をおさえる義理の息子の為すがままにさせている。喉奥にまで剛直を衝き立てられる容赦ない責めが綾奈のマゾの本能に火をつける。責め嬲られ虐げられるほどに、カッカと躯を熱くしていく。喉の奥まで突き込まれた怒張の噴出する精液の迸りを受け、ただ、しきりに嚥下していく綾奈。その表情は虚ろだが幸せそうだ。
「あ…あ…凄い…、ああっ」
姉はその様を食い入るように見ていた。弟が中腰になって母の頭を押さえつけると尻を振って腰を叩きつけるような勢いで怒張を母の口腔へ突き入れていくのを見て、その瞬間、背筋を熱い物が駆け上がっていくのを感じていた。そして膝に屈み込むようにしながら初めて経験する官能の痺れに堪えるのだった。
娘が隣で息を荒くしている間、母は息子の射精の後始末をしていた。尿道に残る精を残らず吸い上げるかのように鈴口を清め、肉茎を愛しげに舐め、精の残滓を啜りとる。志郎は母の唇から男根を抜き取った。綾奈はまだ物足りなそうな淫蕩な表情を浮かべて志郎の怒張を見上げている。
「ありがとう、おかあさん。とっても良かったよ」
「ああ…恥ずかしい…」
綾奈は義理の息子の賛辞にぽうっ、と頬を赤らめている。
鮎美はあまりにも生々しい性の営みの一端を見せ付けられ、今更ながらに肌を弟の目の前に晒していることの羞恥を覚えていた。すでに、全てを見られているというのに胸の膨らみを両手で隠し、立て膝で股間の茂みも隠そうとした。
「おねえさん、どうしたの?」
「見ないでっ」
鮎美は肩を震わせていた。志郎はどうしたら良いか分からず、ただ呆然と姉の変貌を眺めている。
「わたし、でるわ…」
手近にあった手拭いで胸元を隠すとふらふらと立ち上がり浴室の扉を開いた。弟の視線が裸の尻を追いかけてくるのを感じて、小走りに脱衣所に逃げ込んだ。
志郎は姉がやはり母・綾奈同様にマゾの血を引いていることを確信した。ならば、綾奈と同じように性奴に出来るということだ。志郎は母と姉の二人の美女をマゾの牝奴隷にすることを想像すると怒張を奮い立たせた。今日のことはどちらにせよ絶好の口実になる。
浴槽の縁を跨いで張られた湯の中に身を沈める。そして母の手を取って引き寄せる。
「綾奈さん、おいで」
「はい…」
少年に引かれるまま、背を預ける格好で綾奈も湯の中に身を沈める。志郎は母の躯を両腕で包み込む。綾奈は自らの躯に廻された腕をそっと押さえながら、逞しくなった息子自身を感じていた。志郎はどこもかしこも成熟しきった素晴らしい肢体を持っている美女を思いのままにしているのかと思うと感慨深い物がある。
脇の下から手を差し入れ、豊満な乳房を底から掴み揉み立てた。張り詰めた乳房は志郎の手には余る大きさだ。それを爪を立てて好きなように捏ね上げる。
「はぁっ…んっ…うぅん」
美母は瞳を伏せて少年の悪戯を甘受している。鼻から官能の呻きが洩れる。
「おかあさん、可愛いいね」
「ヤダ…」
母をまるで年下の少女のように扱うと綾奈も可憐な喘ぎ声をあげる。美女だけにそんな少女のような表情も許せる。手を柔らかな腹へと滑らせる。その下の恥毛が湯の中で海草のように揺らめいているのを指で梳く。そしてクリトリスを摘み上げる。
「あ…ああんっ…ダメッ…」
女の急所を弄られびくっと躯を震わせる。そして少年の指が秘唇を捉え中に侵入して来ると、息も絶え絶えに責めを受け入れる。
「ヌルヌルしてるよ、おかあさんのオマンコ」
「ああ、堪忍して…」
「じゃあ、自分で入れるかい」
「…はい」
男に餓えた美母は一旦起き上がり向きを変えて志郎の膝の上に跨るポーズをとる。そして少年の肉茎を細い指先で導くと、そのまま腰を湯の中に沈めた。
「あんっ、ああっ…ああん、いいですぅ…」
「おかあさん、綺麗だよ」
自ら腰を振って貪欲に快楽を貪る美女の姿は淫蕩に過ぎる。志郎は締め上げる美母の膣の動きを堪能しつつ、ヒップの丸みに沿って指を這わせて尻の割れ目から二人の結合部へと辿り着く。綾奈は両腕で少年の肩につかまり、仰け反っては快感を噛み締めている。
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