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小説(転載) 盆休み5/6

官能小説
06 /17 2018
 すき間から差し込んだ月の光が紫織の乳房から腹部をすべて照らしている。青白く見える紫織の躰がなまめかしい。圭介はその姿を眺めたあと、ゆっくりと紫織の乳房に唇をあてた。あたたかい唇と舌の感触が肌を伝わる。
「だ…だめぇ……う…っく……」
紫織は自由の利く片方の手で圭介の上腕部をつかみ握った。しかし、指をいっぱいに開いても、圭介の腕をつかみきれず、紫織はその腕の強さにあらがえない。
「はぁっ……あぅっ……はぁぁっ……」
紫織の息づかいがだんだん荒くなっていた。乳房を揉まれ、乳首を優しく吸われ続けるうちに、紫織はその快感に身をゆだね始め、抵抗する力が抜けていく。
 
 圭介は、自分の腕をつかんだ紫織の手を、自分の肩にまわすと、紫織の足首から内側をなぞるように手を這わせ、紫織の一番敏感な場所までたどり着いた。
 圭介は紫織のショートパンツのボタンをはずし、チャックをおろす。背中中央を支えられて仰け反っていた紫織の躰から、簡単にショートパンツが脱がされていった。
 
 ショーツの上から、紫織のやわらかい丘を撫で、圭介は谷間を指でなぞっていく。少しくぼんだ股間中央に指を押しあてると、じわりと紫織の愛液が染み出してきた。
「うっ……」
紫織は恥ずかしさでうめく。指先に伝わるショーツの湿り気が、圭介の動きを変えた。圭介の胸元をたたいて、紫織がもがきだすが、圭介は股間中央に中指を押しあてたまま、親指で小さな突起をショーツ越しにこすっている。
「あぅっ……はぁっ……くっ…」
紫織の声が大きくなり、ショーツから染み出した愛液は圭介の指先を濡らしていく。
「紫織ちゃんの……触りたい…。いい?」
圭介の言葉に、紫織からの返事はなかったが、圭介の指は、紫織のショーツの中へと滑り込んでいた。
「ああっ……あんっ……んぅっ…」
紫織のあたたかい愛液が圭介の指に触れると、圭介はゆっくりとなぞり始めた。上から下へとなぞっては、再び上に戻り小さな突起をゆっくりと指先で撫でる。
 その間、紫織の小さな甘い悲鳴が絶え間なく繰り返され、紫織の躰は更に仰け反り、宙に浮いていた紫織の頭が床についていた。
 
 圭介は、静かに紫織の躰を床におろすと、紫織の下着をとり、自分も服を脱いだ。そして、再び紫織の背中に手をまわし、広げたTシャツの上にのせると、紫織の膝に両手をおく。
 
「な……やめてっ……圭介さんっ……ひっ……あぁっ……」
 
紫織は圭介の頭を両手でつかんだ。紫織の太ももの間に顔を入れ、圭介は紫織の秘部に舌を這わせている。圭介の舌先で、愛液が音を立て、紫織はこの上ない恥ずかしさを感じた。
「いいから、目を閉じて。そうすれば恥ずかしくないから。」
恥ずかしさでわけが分からない紫織は、圭介に言われるまま両手で顔を覆う。
 
ぴちゃっ…ちゅぷっ…ぴちゃっ……
 
淫靡な音が紫織の耳に入る。
「はぅっ…や……恥ずかしい…あぁっ……」
目を閉じたことで、逆に神経が秘部に集中し、激しい快感が紫織を襲っている。圭介はそうなることを知っていて、紫織に目を閉じさせたのだった。圭介は、紫織の突起に何度も吸い付き、最後に軽く歯をあてた。
「いやぁぁぁぁっ…」
悲鳴をあげ、紫織の躰が大きく仰け反るのと同時に、とろりと愛液があふれ出る。
 
 圭介は顔をあげ、太ももを両脇に抱えると、紫織の女陰の口に男根をあてがい、ゆっくりと挿し込んだ。
「あぁっ…うぅぅっ……んっ…」
張りつめた男根の感触が、紫織の体内に直に伝わり、紫織の頭がくらくらしていく。圭介の腰が前後に動き始めると、紫織は、激しい快感におかしくなるのではないかと思った。
 
「気持ちいい?」
圭介の言葉に、紫織は小さくうなずき、太ももにまわされた圭介の手をぎゅっと握る。

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。