2ntブログ

小説(転載) わたしって、ワルい女?2/3

官能小説
10 /07 2014
第2話 真治さんったら、おっぱい吸ってくるんです



 真治さんったら、口を固く閉じたまま、唇を重ねているだけなんです。目を
開けてみたら、真治さんは目をしっかり瞑ったまま。

 わたしはもう、ソファから降りちゃって、絨毯のうえに両膝をついて、中腰
になっている真治さんの首ったけに、しがみついちゃいました。

 そして、ふたたび、真治さんの唇を奪ってやったんです。

 でも、相変わらず真治さんは、口を閉じたままなんです。

 わたしは唇を離し、真治さんの顔をのぞきながら聞いたのです。



「真治さん、わたしのこと、きらい?」

「そんなこと…」

「きらいなの?好きなの?、どうでもいいの?」

「どうでもいいなんて、そんな!」

「じゃあ、好きっ?」

「………」



 真治さんったら、主人の本を研究室から、わたしの車まで運んでくれた時だ
って、わたしが『お茶でも、どう?』って誘っても、『いや、僕はこれから講
義があって、その準備がありますから』なんて、ことわってばかりだったんで
すから…。



 わたしは、下を向いて、泣きべそをかいてしまいました。でも、腕だけは、
しっかりと真治さんの首筋に掛けたままで…。

「僕は、その…」

 真治さんの、蚊の鳴くような小さな声が、耳元でして。

 わたしは、顔を上げ、まっすぐ真治さんの目を見たのです。

(真治さんの目って、とっても、素敵!)

 真治さんの潤んだような、きれいな目に引き寄せられるように、わたしは、
また唇を重ねていったのです。すると、かすかに、真治さんの、閉じられてい
た唇が開いたような。わたしは、その半開きになった真治さんの唇を吸ってい
たんです。そうしたら、真治さんも、わたしの唇を自分の方から吸ってくれて。
そして、とうとう、わたしの舌を探り当てて、吸い込んでくれるんです…。



(ああっ、いいわ。真治さん、好きよ!)



 ああっ、息がくるしいわ。わたしは、少し手をつっぱねて、唇を離し、肩で
息をしていました。

「ごめんなさい、乱暴にしてしまって…」

 真治さんの優しい声がしました。それにわたしは甘えてみたくなりました。

「いやいや。好きでもない人に、あんなキッスをするなんて、ひどいわ、あなた」

「そんな、僕は、奥さんのこと…」

「きらい?」

「そんな!?」

「じゃぁ、好き?」

「はい」

 真治さんの顔がますます赤くなっているようで。わたしも耳たぶまで真っ赤
にしちゃって。で、恥ずかしついでに、思い切って言っちゃったんです。

「じゃ、もっとキッスして!」

 わたしは、少し顔を上げ、唇を突き出すようにして目を閉じました。真治さ
んの荒い息遣いがして…。

「僕、おくさんのこと、大好きです」

「いやーっ」

 真治さんの呼吸が止まったような。

「麗子って、言って」

「麗子さん、好きです、大好きです!」

 真治さんの唇がわたしの唇へ覆いかぶさってくるぅぅぅっ。

(ああっ、とっても上手になったわ)

 真治さんの唇がわたしの舌先を捉えてしまって。

 真治さんったら、激しく吸ってくれるんです。

(あぁぁ、いいわ、もっとよ、もっと)



 背中にゾクゾクっと、電流みたいなものが走って、わたしは力を失い、後ろ
に倒れそうになってしまいました。でも、真治さんはわたしの背中に腕を回し
ていて、倒れ込みそうになったわたしを受け止めてくれたんです。

 わたしは、真治さんの腕に支えられながら、そっと絨毯のうえに寝かされた
んです。

 わたしの背がふわふわした絨毯に着くと、真治さんはわたしの首の下に手を
入れ、唇を重ねてきて。

(ああっ、気持ちいいっー、下半身がジーンと来ちゃう)



 わたしったら、もっと欲しくって、自分で首を持ち上げるようにして、真治
さんの唇を割っちゃいました。真治さんの頭は逃げようとするんだけど、わた
しは首根っこを押さえているものだから。

 わたし、真治さんのお口に自分の舌まで入れてしまって。そうしたら、真治
さんも、チュウチュウとわたしのものを吸ってくれて。うれしーいっ。



 真治さんとのキッス、とっても、気持ちいい。でも、唇をはずして、真治さ
んに甘えました。

「ねぇねぇ、真治さん」

「なんでしょう?」

 真治さんは怪訝そうな顔をして言います。

「胸がくるしいわ」

「えっ!?」

「お願い、少し、ブラジャーをゆるめてくださらない?」

 真治さんったら、困ったような、泣き出しそうな顔をしちゃって。

 真治さんはわたしの左横に体を寄せていたので、わたしは真治さんの手を取
って、胸元に置いてあげました。

 真治さんの指先って、ふるえているんです。

 わたしは、自分でブラウスのボタンをはずしはじめました。ちょっと困った
顔をしながら、真治さんもそれを手伝ってくれました。

 そして、左右の肩を上げ下げしながら、ブラウスの袖もはずしてくれて。そ
れから、真治さんったら、わたしの背を少し持ち上げようとしているんです。

「ウン?、ホックは前よ」

「えっ、前なんですか?」

「そぉ、そこに指を入れて、少し持ち上げるようにして、ちょっと上下にひね
って」

 下から見ていると、ブラジャーをはずせて、真治さんったら、子どものよう
に、うれしそうな顔して。そして、いきなり、顔をわたしの胸に押しつけてき
て…。



「ああっ、いたい!」

( ばか、バカ、そんなに、おっぱいに、むしゃぶりついてきたら、痛いわ)



「ごめんなさい、痛かったのですか?」

「ねぇー、やさしくして」

 真治さんは、今度はやさしくおっぱいに手を添えながら、お乳を吸ってくれ
ました。

「ねぇ、ねぇ、おっぱい揉みながら、乳首をなめて」

 真治さんの舌の先が乳首に当たってきて。舌先でなめナメしてくれて…。で
も、ギュッって、おっぱい、手でつかむんだものー。



「ねぇ、おねがいっ、やさしく、やさしく、してぇー」

 真治さんったら、唇で乳首をはさんでくれて、舌先でちょろちょろと舐めて
くれて。そして、手でやさしくお乳を揉んでくれました。



(あああっ、気持ち いいーわぁー)

 なんだか、わたし、下半身がうずいてきちゃって、腰をもじもじさせてしま
いました。

 と、そのとき、真治さんの、切なそうな声が。

「ああっ、おくさん、もう、僕は、だめです」

「どうしたの?」

「ごめんなさい、もう、だめです、だめなんです」

 そう言ったと思うと、真治さん、わたしの胸にしがみついてきて、肩をふる
わせながら。そして真治さん、上半身を、痙攣でも起こしたようにブルブルっ
と震えさせて、かわいそうなぐらいに。

(あっ、そんなにかたく、にぎりしめないで、胸のわきが痛いわ)



 わたしの胸元が濡れてきて、わたしは驚いて半身を起こし、真治さんの顔を
覗き込みました。目にはいっぱい涙が。

 かわいそうにと思って、わたしは、わたしの胸に、真治さんの頭を抱え込ん
で、しっかりと抱きしめてあげました。

「奥さん、ごめんなさい、ごめんなさい」

 真治さんは、わたしの胸で、子どものように泣きじゃくっていました。

「いいのよ、いいのよ」

 わたしは、むずがる子どもをあやすように、真治さんをなぐさめてあげまし
た。真治さんったら、いやいやするみたいに、顔を左右に振るもんだから、お
鼻がおっぱいをこすって、いや~ん、ばかばか。



 と、真治さん、腰をもじもじさせているんです。

「どうしたの?」

「……」

(あっ、真治さん、パンツの中に出したんだわ)

 わたしは、大急ぎで浴室の洗面台へ。お湯を出してタオルを濡らし、しぼっ
て、応接間へ引き返しました。

(あらっ、わたしったらパンティひとつで、はずかしーいっ!)



 わたし、寝ている真治さんからジーンズを引き抜き、トランクスも取っちゃ
いました。見ると、真治さん、恥ずかしそうに、片腕で顔を覆っちゃって。

(まぁっ、かわいいおちんちん、しろぉっいなぁ、ずいぶん。おしゃぶりして
しまいた~い!)

 わたしって、タオルで、真治さんの、白い液で濡れたおちんちんやおなか、
拭いてあげながら、自分のおつぼさま、ベッチョ、ベッチョに濡らしてしまっ
て…。

(いや~ん、もうぉぉ、どうにか、してぇぇぇー)

                                つづく

コメント

非公開コメント

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。