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小説(転載) 若き淫獣達の日々 その1、女講師、由加里、編 4/9

官能小説
09 /05 2018
その4
 

「あ、いや、そんな、そこまでは、でも、まあ、なんだ、その……」

「へへへ、気に入ったぜ、その計画。可哀相な塾の先生を助けてや

 って、そのまま身体もいただこうぜ、なあ和也」

余りに率直な物言いに、優等生は顔を赤らめはしたが、内心では喝采

を叫んでいた。やはり和也は人選を間違えてはいなかった。

 

水曜日に一仕事終えた2人の少年は、由加里が経営する学習塾に向か

った。すでに授業は終えたのだろう、扉は閉められ鍵が掛けられてい

る、和也は大柄な康二の顔を見上げてから、入り口のインターホンを

鳴らす。

ピンポーン・ピンポーン・

暫くして由加里の声で応答があった。

「はい……」

「あ、となりの和也です、こんにちわ。あの、ちょっと相談したい事

 があるのですが」

「え、和也くん…… あの、今日はちょっと……」

2人のやり取りを聞いていた康二がインターホンの前に歩み出ると

「おい、先生、待っている男ならもう2度と来ないぜ」

インターホンはしばらく声を失った

「………あなた、誰?」

「良いのかい、こんな話をここで大声でしてさぁ、困るのは先生だろ

 う?」

すると短い沈黙の後にすぐに鍵が開けられ、中から由加里が不安気な

顔を覗かせた。

「ここで話そうか、先生?」

「な、中に入って」

美人講師に促され、2人は教室として使われているフロアに入る。

「あなた、誰なの?」

「由加里さん、彼は僕の学校の友人で…」

「自己紹介するか、俺は丸木康二、◯×学院の2年生だ、和也とは

 クラスメートさ」

由加里は怯えた様に康二を見上げている、この少年には隣に住む和也

には無い太々しさと、野獣の様な迫力を感じ取っていたのだ。

「あんたの昔の男、大◯正彦は、もうここには2度と近付かない。だ

 から100万円の件もチャラだ、忘れてくれて良いだろうぜ、先生

 さんよぉ」

「何で、どうしてそんな事を知っているの、彼方達?」

「男と風呂でいちゃつく時には窓を閉めるんだな別嬪さん、隣のスケべ

 な高校生が先週の出来事を全部覗いていたんだぜ、あんたが正彦と、

 どんな風に楽しんでいたかもな」

美人講師は驚愕の表情を浮かべて少年達を見比べた。

「そ… そんな………」

「まあ、覗きの件は勘弁してやりなよ、おかげで恐喝野郎は2度とここ

 にはやってこないぜ、俺が丁寧に説得してやったからな」

「どうやって?正彦はしつこいのよ?」

「へへへ、聞かない方が良いぜ」

女に対してはサディステックだった正彦も、康二の脅しには竦み上がって

いた。情事と金銭欲に目を眩ませた男は塾に向かう途中の路地に連れ込ま

れ、散々な目に合されていた。そのうえ和也は相手のサイフから名刺と運

転免許書を抜き取り、住所と会社名をメモして見せて、2度と由加里に手

を出したり、余計な事を喋ったら東京湾に沈める、と脅したのだ。私服の

康二はどう見てもチンピラだし和也もそれらしく見える様な扮装をしてい

たから、正彦は殴られて腫れた顔を縦に何度も振り、了承していた。おそ

らく、昔の女には質が悪いヒモが付いていると誤解したのであろう、何度

も謝りながら逃げる様に駅の方に消えていた。

「だから、もう心配はいらないぜ、先生」

由加里は康二の凄みのある笑いに竦み上がってしまう。

「な、何が目的なの? お金?」

「へへ、俺達はプライドある不良だぜ、目的はあんたさ、ゼニなんかじゃ

 ないよ」

美人講師は改めて目の前の少年達を見つめてしまう。

「なあ、先生、あんた俺達に秘密を握られてしまったんだ、こりゃあ不安

 だよな、特に和也は隣に住んでいるんだからなぁ、いつ口を滑らせるか

 もわからねえ」

康二の言葉に由加里の顔が青ざめる。

「だからさぁ、秘密を共有しようぜ。あんたとセックスしたいんだ、そう

 すれば和也も俺も軽々しく人には話せない。それに俺達は犯りたい盛り

 の小僧だから、あんたから金をせびるような真似はしない、ただ抱かせ

 てくれれば良いんだよ。まあ、あの正彦に対する保険にもなるじゃねえ

 か」

「で… でも………」

「何も難しく考えるなよ、風呂場での光景を見た和也は勉強が手に付かな

 くて困っているんだぜ、受験生の悩みを解決してやるのも講師の立派な

 仕事だろう。それにこいつは先週の出来事を最初から最後までみていた

んだぜ。今さら恥ずかしがっても無駄じゃねえか?なあ、そうだろう先生?」

由加里は困った様に2人の少年を見比べる。

「全部… 見たの、和也くん?」

「はい、見ました、由加里さんが、あの男とセックスしていた所を」

青ざめていた由加里が和也の言葉に頬を羞恥で紅く染める。

「見られちゃったのね……」

「そう言う事だよ先生、だからアンタはこれからそれをネタに脅されて俺や

 和也に無理矢理に犯されるのさ、これは浮気じゃない、卑劣な強姦だから

 アンタが気に病む事は無い、悪いのは俺達だ。それに、この事が世間に知

 れれば家庭が壊れて旦那も不幸に成ってしまう。先生さんは身を投げ出し

 て家庭を守るんだよ」

大柄な少年の自分勝手なへ理屈に由加里は思わず苦笑してしまう。

「あっ、笑うと一層美人だね。和也の言った通り黒木瞳に雰囲気が似ている

 な」

戯ける少年の仕草に由加里はすっかりリラックスしていた、彼等は正彦を追

い払ってくれた恩人には違いない、昔の男は沈黙と引き換えに法外な金額を

要求してきたのだ。それを彼等が助けてくれたのは事実だろう。それに、こ

の2人は知る由も無いが、由加里は朝から強迫者を待ち焦がれ、何度も自慰

に耽ってしまっていたのだ。

あの日の風呂での肉の交わりは峻烈で、彼女を一気に昔の淫乱な奴隷女に引

き戻していた。何年もかけて、ようやく振払った悪夢と欲情が蘇り、由加里

は夫との性交でが味わえない悦楽に溺れてしまっていたのだった。そして、

もう正彦は来ないのだ、夫は出張に出てしまっている、仮に今日帰って来て

も淡白な夫では、目覚めた由加里の身体の火照りを静める様なセックスは望

めない。でも、今目の前にいる2人ならばどうだろう?

犯りたい盛りの2人との目くるめく様な爛れたセックスを思うと、股間が疼

く由加里だった。

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。