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小説(転載) 妻の不貞 2/5

官能小説
11 /08 2018

妻の不貞(2)
 

「ただいまぁ~!」

「きゃーーーーっ!」

「・・・ゆ・・・由紀っ・・・」

賢治が勢い良く玄関のドアを開けた時、玄関から居間へと続く廊下に風呂から上
がったばかりの由紀がタオルを身体に巻きつけて立っていた。

 

(おかしい・・・由紀のやつ・・・まさか、親父と・・・否、そんな事あり得な
い・・・)

賢治は頭の中で止めどなく膨らむ由紀への猜疑心と葛藤しながら役場の机に向
かっていた。

昨日賢治が帰るとタオル一枚で風呂から上がってきた由紀を訝りながらも由紀を
信じようとした賢治であったが、居間に入った瞬間、賢治の由紀への猜疑心は間
違いでは無かったと確信した。

賢治が居間に入った瞬間、賢治の父である幸三が由紀と同じように風呂から上
がったばかり様子で、腰に巻いたタオル一枚の姿でビールを飲んでいたのだ。

「親父!・・・な・・・何してるんだよ!」

「け・・・賢治!・・・な・・・何してるって・・・たまたま早く帰ってきたか
ら、風呂に入ってビール飲んでるだけじゃないか・・・」

「・・・たまたま早く帰ってきたって・・・」

「賢治!お前、何か下衆な勘ぐりしてる訳じゃないよな!・・・儂と由紀さんを
疑ってるのか!」

「・・そ・・・それは・・・」

「お前は由紀さんと、儂を信用できないのか!」

幸三を問いただそうとした賢治だったが、逆に幸三の激しい剣幕にまくし立てら
れ、二人をそれ以上問い詰める事が出来なくなってしまった。

(二人に問いただしたところで白状するはずないし・・・こんな状態じゃ仕事も
手につかない・・・)

賢治は意を決するように机を立つと、上司に休暇届けを出し足早に自宅に向かっ
ていた。

 

賢治は鍵のかかったドアを音を立てないようにそっと開け、未だ誰も帰ってない
事を確認するように部屋の様子を伺った時は、まだ1時を過ぎたばかりだった。

(親父と由紀が・・・この部屋で・・・)

賢治は脱いだ自分の靴を隠し幸三の部屋に入ると敷きっぱなしの布団を見つめな
がら、その上で全裸で絡み合う由紀と幸三の妄想にとりつかれ、激しい嫉妬心に
かられていった。

(・・・ここしかないな・・・)

賢治は幼い頃、幸三に叱られた時によく閉じ込められた狭い押入れの中に身を隠
すと、二人の帰りを待った。

幸三は昔から布団を敷きっぱなしの為、押入れなど滅多に開ける事がない。

賢治はそれでも用心の為、押入れの扉を開けられた時、直に隠れる事が出来るよ
うに布団の奥に隠れ、部屋の様子が伺えるように襖を少し開け耳を澄ませていた。

 

(帰ってきた・・・由紀か?・・・)

押入れの中で耳を澄ませる賢治に、居間に入ってきたあわただしい足音が響き、
買ってきた物を冷蔵庫にしまったのだろうか、キッチンで暫く足音が途絶えた
が、直にその足音は風呂場へと向かった。

(・・・ま・・・また風呂に入るのか・・・由紀・・・)

足音の主が風呂場へ消えたと同時に、もう一つの足音が玄関を開け居間へと続く
廊下を歩く気配を感じた。

(・・・お・・・親父か?・・・やっぱりあの二人・・・)

その足音は居間に入るなり洋服を脱ぐ布の擦れる音を発すると、直に風呂場へと
向かった。

(昼間から二人で風呂に入ってるのか・・・俺とだって一緒に入った事のない風
呂に・・・)

押入れの中で物音を頼りに気配をうかがう賢治は、今すぐ飛び出して行きたい衝
動を懸命に押さえ二人が風呂から上がってくるのを待った。

すると、一つの足音が風呂場からゆっくりと居間に近づく気配に、賢治は押入れ
の襖の隙間に顔を近づけて様子を伺うと、タオルで身体を隠そうともせずに幸三
の部屋に歩み寄る由紀の姿が飛び込んできた。

(・・・うぐっ・・・)

賢治は全裸で歩く由紀の姿を見つめた瞬間、今まで感じた事の無い異常な興奮が
怒りや嫉妬心を上回り、心臓が口から飛び出そうなほどに鼓動を高鳴らせながら
由紀の様子を伺った。

押入れの中に賢治が潜んでいる等とは思ってもいない由紀は、全裸のまま幸三の
部屋に入ると、おもむろに幸三の部屋の箪笥を開けると、黒光りするバイブを取
り出し押入れに潜む賢治に淫裂を曝すように敷かれている布団に横たわった。

由紀は直にそのバイブのスイッチを入れると、左手で大きく開いた脚の中心を指
でなぞりながら、低い振動音を立てながらくねるように動くバイブを、既に固く
なって起ち始めている乳首に押し当て始めた。

「・・・はぁ~・・・ん・・・ん~~ん・・・」

(・・・由紀・・・お前、そんなもので親父に犯られてたのか・・・)

由紀はバイブを両方の乳首に押し当てながら、淫裂をなぞる左手の指をペロリと
舐めると、その指を蜜壺に埋めていく。

「・・・はぁっ・・・あ・・・あぁっ・・・」

由紀の細い指が埋められた蜜壺は、由紀の指が出し入れを繰り返す度に湿った音
を立て始め、由紀は込み上げる嗚咽を抑える事もなく、身体をくねらせながらモ
悶え始めていた。

「なんじゃ・・・もうしてるのか・・・相変わらず淫乱じゃなぁ~、由紀
は・・・・」

(はっ!)

バイブで自慰を始めた由紀に目が釘付けになっていた賢治は、風呂から上がり部
屋に戻ってきた幸三に気付かず、思わず押入れの中で隠れるように身を引いた。

(やっぱり・・・親父と由紀は・・・ずっと前から・・・)

賢治は全裸で部屋に戻ってきた幸三が自慰をする由紀の傍らに仁王立ちになり、
由紀を蔑む言葉を吐いた瞬間に押入れを飛び出して行こうと身構えたが、同時に
由紀が上体を起こし、だらりと垂れ下がった幸三の肉棒を握り締め口に咥えた光
景に全身が凍りつき、その場を動けなくなってしまった。

(・・・由紀・・・ま・・まさか・・・そんな事まで・・・)

由紀は手にもっていたバイブを幸三に手渡し、幸三の萎びた肉茎を扱きながら舌
を絡めるようにゆっくりと鈴口を吸い、カリ首をその柔らかな唇で引掻くように
首を振っていく。

「・・・お・・・おおっ~・・・由紀のフェラはいつも最高に気持ちいいなぁ
~・・・」

幸三は音をたてて肉茎をしゃぶる由紀の頭を撫でながら、手渡されたバイブを握
りゆっくりと布団の上に仰向けになった。

(・・・う・・・ううっ・・・・)

賢治は由紀と幸三が自分を裏切り、密会を重ねていた事への憤怒で身体が震える
程に怒りが込み上げていたが、同時に二人の淫行を間近に盗み見する事で今まで
に感じたことの無い興奮に全身が火照り、無意識のうちに下半身に手が伸びていた。

幸三が押入れの方へ頭を向けて布団の上に仰向けになると、由紀は幸三の肉茎を
咥えたまま体勢を入れ替え幸三の顔を跨ぐように四つん這いになり、既に蜜壺か
ら愛液が滴り始めていた淫裂を押入れに隠れる賢治に向けながら四つん這いに
なった。

幸三は目の前に曝された愛撫をせがむようにくねらす由紀の尻を抱え、両手で肉
厚の花弁を開きピンク色の淫核に吸い付いていく。

「・・・んーーーっ・・・・ん・・んんっ・・・」

由紀は幸三の肉茎を音をたててしゃぶりながら、淫核から襲ってきた快感に込み
上げる嗚咽を漏らしていく。

手を伸ばせば届くところで父親の幸三に淫裂を舐ぶられる由紀の淫裂を見つめ異
常なほどに昂ぶった賢治は、無意識の内にズボンの中からいきり起った自分の怒
張を取り出し、自ら扱き始めていた。

幸三は由紀の淫核に吸い付き蜜壺から愛液が滲み出始めると由紀から手渡された
バイブを手にとり、そのスイッチを入れた。

「由紀・・・これが欲しかったんじゃろ・・・それ・・・どうじゃ・・・」

「・・・んーーーっ・・・ん・・・んっ・・・んん~~ん・・・」

幸三は低い振動を奏でるバイブの先端を、今まで吸い付いていた由紀の淫核をか
すめるように淫核全体にをあてがい、蜜壺から滲み出た愛液をそのバイブに擦り
付けると、蜜壺の入口にその極太のバイブをあてがった。

「・・・ほれ・・・入れるぞ・・・ぶっといのを入れてやるぞ・・・」

幸三がそのバイブを押し込み始めると、由紀の蜜壺はその太さを難なく受け入
れ、みるみる内にバイブ全体が膣の中に埋まってしまった。

(・・・・うぐっ・・・・)

賢治はその様子を食い入るように見ながら、あまりの興奮に乾ききった喉に音を
たてて生唾を飲み込んだ。

「・・・ああぁ~~・・・いいいっ~~・・・んぁ~~~・・・」

由紀はあまりの快感に、咥えていた幸三の怒張を口から離し、上体を仰け反らせ
ながら喘ぎ始めた。

「・・・ほれっ!由紀・・・口が疎かになっておるぞ・・・」

極太のバイブが放つ甘美な振動に全身を痙攣させながらも、由紀は幸三の言葉に
再び怒張を咥えていく。

「いい娘じゃ・・・ご褒美にもっと気持ちよくさせてやるからな・・・」

幸三はそう言いながらバイブのスイッチをスライドさせていく。

「んーーーーーーっ・・・んーーーーっ・・・んんっ・・・」

幸三がバイブのスイッチをスライドさせた瞬間、全体が由紀の膣に収まり振動が
聞こえなくなってバイブが、賢治の耳にも届くほどに激しい振動音をたて始め、
それと同時に由紀が全身から力が抜けたように幸三の身体の上に崩れ落ち、怒張
を咥えたまま悲鳴にも似た叫びをあげていく。

「そうか・・・・そんなにイイのか由紀・・・どれどれ・・・・」

幸三はそう言いながら崩れ落ちた由紀と身体を入れ替え由紀を仰向けに寝かせる
と、由紀自らに膝を抱えさせ淫裂に挿入されたままのバイブを抽出し始めた。

(・・・くっ・・・見えないじゃないか・・・)

押入れの方に脚を開いて仰向けになった由紀の脚の間に幸三が座ってしまった
為、押入れから盗み見していた賢治は由紀の淫裂が幸三の身体の影に隠れ見えな
くなってしまったが、淫猥な湿った音とともにバイブの振動音が聞こえたり聞こ
えなかったする気配から、幸三がバイブの抽出を繰り返している事は手に取るよ
うにわかった。

「・・・あぁぁぁぁぁ・・・いいぃぃぃぃぃ・・・いっちゃう・・・由紀・・・
い・・・いっちゃうぅぅぅぅぅ・・・」

「・・・いいぞ・・・イきなさい由紀・・・イきなさい・・・」

「・・・あぁぁぁぁぁ・・・いくぅぅぅぅぅ・・・・いくーーーーーっ・・・」

由紀が抱えていた膝を離し両脚を布団につけた瞬間、幸三の顔の高さにまえ届く
ほど腰を浮かしながら仰け反り、激しい快感に絶叫しなら昇天した。

(・・・由紀・・・・由紀っ・・・ううっ・・・)

その様子の一部始終を押入れの中で見ていた賢治も、由紀が昇天した瞬間自分手
の中に大量の白濁を迸っていた。

(・・・由紀ぃ~~・・・俺は・・・俺はいったい何をしてるんだ・・・)

二人の淫行の現場を取り押さえようとしていた自分が、淫行の現場を取り押さえ
るどころか、二人のあまりにも生々しい淫行に自分が興奮してしまい、妻と父の
淫行を見ながら自慰をしてしまった不甲斐なさに、賢治は自然と涙が溢れてきた。

「・・・由紀・・・どうだい?・・・気持ちよかったかい?・・・今度はもっと
気持ちよくしてあげるからね・・・」

幸三はそう言いながら昇天したばかりの由紀の蜜壺から愛液に塗れたバイブを抜
き、肩で息をしてる由紀を抱き起こした。

「・・・さぁ・・・いつものように、今度はお義父さんので、気持ちよくなりな
さい・・・」

 

 

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。