小説(転載) 甥は中学生 2/9
近親相姦小説
甥は中学生 第2章 予告
第2章 予告
結局その日の晩、響子は一睡もできなかった。
階上で、昨日バスルームで自分の口内に男の肉欲を吐き出した甥の良夫が、愛娘の香奈と
一つの布団で眠っていたからだ。
不安なまま夜を過ごし、気が付くと外は十分に明るくなっていた。
そろそろ、二人が起き階下に降りてくる。
響子は、布団の中で一人横たわっていても仕方がないと思い寝間着を着替え始めた。
体にフィットしたスリムのGパンに、白く引き締まった足首を通す。
上着は、薄手で軽い長袖のサマー・セーターを選んだ。
極力、露出をおさえたかったからである。
・・・昨日の様な事は、二度と・・・
そう思いながら顔を洗い、歯を磨き軽く化粧を施した。
軽くファンデーションを塗り口紅を引くだけで見違えるような美しさに変わってしまう。
響子は、見かけの美しさとは裏腹に、重たい気分のままキッチンに入り朝食の準備を始めた。
「お母さん、おはよう」
「おはようございます、叔母さん」
朝の挨拶とともに2階で眠っていた二人が、コーヒーの香りが立ち込めているキッチンへ
と入ってきた。
「お、おはよう・・・」
響子は、力のない声で二人に言葉を返した。
昨日のバスルームでの悪夢のような出来事が頭から離れないのと、愛娘の香奈の純潔が
気になって仕方がないからである。
「ねぇ、お母さん聞いてよ」
香奈は、いつもの様に朝から元気良く自分の指定席に腰を降ろした。
その隣には、真面目な中学生を装った良夫が座っている。
「昨日、寝る時、大変だったんだから」
「えっ!?」
響子は、ドキリとした。
やはり大事な一人娘に何かおかしな真似をされたのでは、と急に心配になってしまった。
「お兄ちゃんね、寝る時になったら急におちんちんが痛いって言い出したの」
「か、香奈ちゃん・・・それでどうしたの・・・」
良夫は、響子を見つめたままニヤニヤと微笑みを浮かべているだけである。
まだ性の事をよく理解していない香奈の話に、響子がどう反応するかを楽しんでいるのだ。
「でもね、香奈が握ってあげたら痛いのがなくなっちゃったの」
「握るって・・・香奈ちゃん、そんなことを・・・」
「うん! お兄ちゃんね、すっごく喜んでいたよ!」
香奈は、自慢気に答えていた。
彼女にとっては、痛がる兄のような良夫を介抱してあげただけなのである。
「だから寝るまでずっ~と、握っててあげたの」
響子の顔からみるみるうちに血の気が失われて行った。
このままでは時間の問題である。
早く愛娘の香奈に本当の「男」と「女」について教えてあげなくてはいけない。
響子は、そう心に決めて声を出そうとした時だった。
「ありがとう香奈ちゃん、おかげで昨日はよく眠れたよ」
良夫は、微笑みながら香奈を頭を撫ぜていた。
響子が、自分にとって不利益な行動を起こす前に香奈を手なずける為だ。
「へへへ、お礼なんていいよお兄ちゃん、また痛くなったら香奈に言ってね」
「うん、ちゃんと言うよ、香奈ちゃんの魔法のお手手で直してもらいたいからね」
良夫のその言葉を聞いた香奈は、彼の腕にしっかりと抱き付いた。
大好きな良夫に頼られて嬉しくなったからだ。
響子は、そんな仲のよい二人を見てさらに複雑な心境になってしまった。
今、本当の事を香奈に話したところで、絶対に聞き入れてはもらえない。
かといってこのまま黙っている訳にはいかないのだ。
一体どうすればよいのか思い悩んでいる時に、良夫と目と目が合ってしまった。
「叔母さん・・・って呼ぶにはまだ早いよね?」
良夫は、意味ありげにニヤリと笑った。
「当たり前じゃない、お兄ちゃん! お母さんまだ若いんだから!」
香奈は、少し怒ったように良夫の腕を引っ張った。
彼女にとっては、自慢の母親だからである。
幼いながらも良夫が自分の母を「叔母さん」と呼ぶ事は、当然であると理解している。
しかし実際のところ美しい自分の母を「オバサン」と呼ばれると、やはりいい気分では
なかった。
「じゃあ、響子ママって呼んでもいいかな、香奈ちゃん?」
良夫の提案に香奈は、満面の笑みで答えた。
「うん! 『叔母さん』より絶対そっちの方がいいよ、お母さんもそう思うでしょ!」
「えっ・・・えぇ、そうね・・・」
響子にしてみれば自分の呼ばれ方など、どうでもよかった。
それより子供の仮面を被っている悪魔のような良夫とのこれからの生活に不安を隠し切れない。
「ねぇ、香奈ちゃん、響子ママはいつもGパン姿なの?」
「う~ん・・・そうねぇ・・・ほとんどそうかな」
首を傾げた香奈は、母親の響子をじっと見て答えた。
良夫は、日頃の響子の服装を香奈に続けた尋ねた。
「スカートは、はかないのかな?」
「うん、あんまりはかないよ」
香奈は、どうしてこんな事を尋ねてくるのだろうといった顔で良夫の方を見た。
それは、自分の母親の事よりも自分の事を聞いて欲しいという女としてのジェラシーの
始まりでもあった。
もっとも、本人はその事にまだ気がついてはいない。
「じゃあ、今からスカートに着替えてもらおうか?」
良夫の思いがけない提案に、香奈の顔がほころんだ。
「それがいい! ねぇ、お母さん、たまにはスカートを着てみせてよ!」
「響子ママ・・・僕、ミニ・スカートがいいな・・・」
「えっ・・・」
良夫は、喜ぶ香奈に便乗して己の欲望を響子にぶつけた。
昨日、バスルームで見た彼女の脚は確かに美しかったからである。
その美脚をぶすいなジーンズで隠す事はない。
普段も目で十分に楽しませてもらうつもりであった。
「あっ!」
突然、香奈は声を上げた。
良夫は、自分の考えがまだ幼い彼女にバレたと思い焦りを感じた。
さりげなく明るい口調で何に感づいたかを探る。
「どうしたの、香奈ちゃん?」
「トイレ!!」
香奈は、ペロッと赤い舌を出しそそくさとトイレへと向かった。
キッチンに残された二人の間には、重い空気がのしかかってくる。
「ミニ・スカートなんて・・・」
響子にとってスカートをはくという事は、それほど苦ではなかった。
日頃、Gパンしかはかないというのは、家事をする上で下着が見える事を気にしなくても
よいからである。
戸惑いを見せる響子に良夫は、とどめの一言を付け足した。
「響子ママ、ミニ・スカートに着替えるついでに下着も脱いでくださいね」
響子は、そのひとことに返す言葉を失った。
ただでさえ注意しなければ、下着が見えやすいミニ・スカートである。
もし下着を着けないとなると、簡単に自分自身をさらけ出してしまう。
しかし今は、彼の要求を断る事はできない状況である。
ここで断る事によって彼の欲望が、愛娘の香奈に向けられるような事にでもなって
しまえば...。
「もちろん、パンストなんかで誤魔化すのはナシですよ」
「うっ・・・そんな・・・」
良夫は、彼女が考えそうな手段を先に封じておいた。
愕然とする響子の表情が、たまらなく魅力的である。
「へへへ・・・」
緊迫するムードの中、照れ笑いをしながら香奈がトイレから戻ってきた。
その瞬間、良夫はやさしいお兄さんの顔を作る。
「そうだ、響子ママが着替え終わったら、お兄ちゃんの新しい部屋を見てもらおうか?」
香奈の方を振り返り声をかけた。
背中には響子の悲壮感が、痛いほど伝わってくる。
すでに良夫の頭の中には、今日一日の過ごし方がきちんと整理されているのであった。
響子は、寝室に戻ると昔よく着ていた服を探し始めた。
確か若い頃によく着ていたミニスカートがあったはずである。
ただ問題なのはそれがミニスカートではなく、マイクロミニであること。
膝上何cmと言うより股下何cmと言うほうが、早いスカートである。
当然、ミニスカートより細心の注意をはらわなければ、その奥は簡単に丸見えになってしまう。
響子は、悩んだ。
着替えずこのままの姿で戻るべきか、悪魔の様な少年の指示に従うか。
彼女は、数秒の間をおき後者を選んだ。
それは、愛娘の香奈を守るためにである。
だが、この時からすでに自分の知らないうちに何かが変わろうとしていた事に、彼女自身
気が付いていなかったのであった。
着替えを終えた響子の姿を見て二人は、声を上げた。
「うわぁ~! お母さん、カッコイイ!」
「へぇ~、響子ママってやっぱ、スタイルいいんだね!」
露わになった生脚を、舐めるように良夫が見ている。
響子は、マイクロミニの裾を少しでも下に降ろそうと恥ずかしそうにもぞもぞと引っ張っ
ていた。
「カッコイイ! ホント、お母さんカッコイイよ!」
香奈は、初めて見た母の姿に喜んで側へと駆け寄り白くすらりと伸びた両脚にしっかりと
抱き付いた。
さすがに娘にはスカートの奥の熟れきった女性自身を見せたくはないのか、肉付きのよい
両太腿をピッチリと合わせている。
良夫は、熟れた女の脚を存分に目で楽しみ二人に声をかけた。
「じゃあ、二階へ上がろうか」
「うん! さっ! お母さん、早く、早く!」
響子は、愛娘の香奈に手を引かれ肉欲の悪魔の根城に案内されてしまった。
響子にとってわずか数メートルしかない階段が、今日はなぜだか長い距離に感じた。
それは、二階建ての家によくある少し急な角度がついた階段である。
もし自分の後ろに良夫がつけば、下着を着けていないマイクロミニのスカートの中身は
丸見えとなってしまうからだ。
「良夫君、あなたの部屋だから先に上がって案内してくれる?」
響子は、少し無理のある笑顔をつくり良夫に頼んでみた。
「何言っているんですか、レディ・ファーストですよ、さぁ、どうぞ!」
良夫は、片手を階段の上に差し出し微笑みを浮かべていた。
彼の答えは、もちろん「NO」である。
「は~い、香奈は、女の子だから先に行くね!」
そんな二人の表に出さない静かな争いなどわかるはずもない香奈は、片手を上げ一歩前に
出た。
そしてトントントンと軽いステップの音を響かせ、少し急な角度がついた階段を駆け上が
っていく。
「ゆっくりと上がってくださいね、滑ると大変だから」
良夫は、響子の背中に手をあてやさしい声で囁いた。
指先に感じるブラジャーのラインが、欲情をさらにそそさせる。
響子は、逆らったところで勝ち目がない事を理解しているのか階段へと進んだ。
少し顔を上に上げると、階上で手を振る香奈の姿が目に入る。
彼女は、丸く大きなお尻を片手で押さえ一歩、そしてまた一歩とゆっくり階段を昇り始めた。
良夫は、彼女が数段先を昇ったところでその後に続いた。
その視線は、交互にゆっくりと交差するモッチリとした内腿を凝視している。
響子は、下から後を追うように昇ってくる良夫の視線を痛いほど感じながらもその両脚の
奥が見えないようにゆっくりと内腿を擦りあわせるように階段を昇った。
「あっ・・・黒いものが・・・」
その良夫の声が耳に入ったのは、階段の中ほどまで昇った時であった。
響子は、「見えた!」と思い動きを止めた。
「・・・なんだ、ゴミかぁ~・・・拾っておきますね、響子ママ」
良夫は、ニヤリと笑った。
見えてもいないソノ部分を、まるで見えたように呟く。
そうやって響子の焦る心を追いつめていくのが楽しかった。
もし本当に見ようとするならば、よほど下から覗き込むようにしないと見えはしない。
しかしその様な事をしなくても、すでに彼女は自分の思うがままであると彼は確信していた。
それは、昨日の夜のバスルームでの行為が全てを物語っているからだ。
いつもの倍以上の時間をかけて階段を昇りきり、三人は新しい良夫の部屋に入った。
「どうです、奇麗に片付いたでしょう?」
「え、えぇ・・・そうね・・・じゃ、お部屋も見せてもらった事だし・・・」
響子が、「戻りましょうか」と続けようとした時である。
まるでその時を狙っていたかの様に良夫は、己の股間をワザとらしく押え込み声を上げた。
「あっ、痛っ!!」
「ど、どうしたのお兄ちゃん!」
「また、痛くなってきちゃった・・・」
彼は、股間を押さえながらヨタヨタとベッドの端に腰を降ろした。
そして座り込むなりパジャマとトランクスを脱ぎ去り、すでに肉の凶器と化した自分自身を
二人の前にさらけ出した。
「キャッ!」
響子は、良夫のおぞましい男性自身から目をそむけ声をあげた。
それは、昨日バスルームで見た時と同じように中学2年生の男子のペニスとは思えないよう
なモノである。
自分の愛する夫のペニスよりひとまわり、いやふたまわりほど太く逞しいペニスである。
「うわぁ・・・お兄ちゃん、また大きくなってる・・・痛そう・・・」
まだ男性自身についてあまりよく理解していない香奈は、心配そうな声で良夫の側へと
寄ってきた。
香奈は、昨日の夜に良夫からこうなってしまうと痛くてたまらないと聞いていたからだ。
「か、香奈ちゃん、昨日の夜みたいに手当てしてくれる?」
良夫は、切ない声で香奈に言った。
「うん、香奈、お手当てしてあげるね」
幼い少女は彼の股間の前に座り込むと、立派に亀頭がめくれ上がっているペニスに両手を
伸ばした。
そして太い血管が何本も絡み付きゴツゴツとしたサオの部分をしっかりと握り締める。
「香奈、や、やめなさい! それは・・・」
香奈は、昨日の夜、彼に教えてもらった通りにギュッ、ギュッと握り両手を上下に動かし
始めた。
響子は、思いも寄らない娘の行動に気が動転し慌てて側へと駆け寄った。
「な、なんてことをするの! 手を離しなさい!」
良夫のまだ子供とは思えないペニスを掴んでいる娘の手を引き離し叫んだ。
力任せに引いてしまったため、彼の固くいきり立ったペニスは手前に大きく引かれ、香奈の
手が外れたとたんバチンと大きな音を立て下腹に当たってしまう。
「痛たたたた・・・」
良夫は、あまりの痛さのためそれまでの演技を忘れ本当に痛がった。
反り返るように起っているペニスが、逆方向に引かれたためである。
香奈は、そんな彼の姿を見て響子を責めた。
「お母さん! お兄ちゃん、こんなに痛がっているのになんて事をするのよ!」
その言葉に良夫は、便乗した。
「い、痛いよ、香奈ちゃん・・・助けて・・・」
自分自身の根元を押さえ、いきり立つペニスを二人に誇示するように見せつける。
さらに、はちきれそうなほど膨らんでいる亀頭部に力を込めピクピクと動かした。
「大丈夫、お兄ちゃん?」
「う~ん・・・大丈夫じゃないみたい・・・ちゃんと治療しないと・・・」
良夫は、心配そうに自分の顔を覗き込んできた香奈に辛そうな声で答えた。
その声を聞いた香奈の顔は、泣きそうになっていた。
良夫が痛がっているのは、自分のせいだと思ったからだ。
「ど、どうすればいいの、お兄ちゃん」
「はれているこの先を・・・お口で吸ってくれれば・・・」
良夫は香奈に向かい、中学生のモノとは思えないような大きくエラの張り出した亀頭を
指差した。
ソレを見た彼女の顔が、苦痛に歪んだ。
剥き出しにされている男の粘膜が、あまりにも痛々しく見えたからである。
「うん、わかった香奈、お口で吸ってあげる」
香奈は、自分の腕をしっかりと掴む母の手を振り払い、良夫の太いペニスを再びその小さな
手で握り締めた。
そして、良夫の言う通り彼のペニスにまだ愛らしい口を近づけていく。
響子は、娘が行おうとしている行為に目を大きく見開いた。
まだ何も知らないとはいえ、口での行為を行うとしているのだ。
「やめなさい! 香奈! それは、違うのよ!」
「違うって何が違うのよ、お母さん! お母さんのせいでお兄ちゃんこんなに苦しんで
いるじゃない!」
母の叫びに対し香奈は、怒りの声を返した。
自分の手には、大好きな良夫の熱を帯びたペニスが固く握り締められている。
香奈は、キッと彼の亀頭部を睨み付けた。
その大きさをあらためて見直すと、やはり自分の小さな口では収まらないかもしれないと
思った。
それでも、ヒクヒクとわななく良夫のペニスにできるだけ自分の口を大きく開き近づけて、
いった時である。
「か、香奈ちゃんのお口じゃ、まだ無理だよ・・・でも響子ママのお口なら・・・」
良夫は、勝ち誇った目で響子を見ながら言った。
一瞬、彼女と目と目が合ったが、すぐにそらされてしまう。
「できません、そんな事!」
昨日のバスルームのような悪夢は、二度繰り返したくはなかった。
しかも娘の目の前で...。
そんな思いを込めて響子は、良夫の要求をキッパリと答えた。
響子は、すぐさま香奈の元へ行き良夫のペニスを握る彼女の手を再び掴んだ。
「さっ、香奈、階下へいくわよ!」
「いやよ、お母さんだけ行けばいいじゃない!」
香奈は、響子が引き寄せる前に、彼女が差し出したその手を力強く振り払った。
全然、協力的でない母親に怒りを感じているからである。
「香奈ちゃん・・・ありがとう・・・」
良夫は、自分に対し献身的な香奈の頭を撫ぜながらやさしく言った。
だが、そのやさしい声の裏には恐ろしい考えが目覚めつつある。
「ごめんね、お兄ちゃん・・・でもお母さんのかわりに香奈が・・・」
「わかった・・・ここだよ香奈ちゃん・・・」
潤んだ目で見つめる香奈に、良夫は己の剛直の先端を指差した。
そこには自分のペニスの根元をしっかりと香奈に握られているため、赤黒くはれあがった
亀頭がその出番を待ち構えている。
「この先を全部お口に咥えて吸うんだよ」
良夫は、亀頭の先端の尿道口から溢れ出し始めた透明の粘液を、指先で伸ばしながら香奈に
教えた。
彼の指先によって塗り込まれていくヌルヌルとしたその粘液は、ペニスの先端に怪しげな輝き
をもたらしていった。
ゴクリ...。
香奈は、口内に湧き出た唾液を音を立てて呑み込んだ。
響子は、見てはいけないと思いつつもつい彼のペニスに視線を取られ二人のやり取りをただ
黙って聞き過ごしてしまっている。
しかし、娘の香奈がおぞましい肉の凶器に口を近づけているのを目にしたとたん。
「まって!・・・私が・・・私が、やります!」
響子は、無理矢理娘の香奈と良夫のペニスの間に割って入った。
すると当然のごとく彼の猛々しいペニスが、彼女の目の前に現われた。
彼のペニスの先端の尿道口からジワジワと溢れ出す男のエキスを含んだ粘液が、響子の鼻腔
を刺激した。
「お、お母さん・・・」
母親に付き押され尻餅をついた香奈は見た。
良夫のペニスを、ウットリとしたまなざして見つめている母の姿を。
響子は、頭の中ではそれは娘の目の前でしてはならない行為だと理解している。
だが悲しき女の本能、いや雌の本能が彼女の体を勝手に動かし始めていた。
「響子ママ・・・は、早く・・・」
良夫は、体を仰け反らせて彼女の愛撫を待ち望んでいた。
下腹部に力を入れてビクン、ビクンと脈を打つようにペニスを跳ねさせた。
亀頭の先からは、その動きに合わせてドクドクと先走りの粘液が溢れ出す。
「あ、あぁぁ・・・」
響子は、まるで何かに取り付かれたかのように彼のペニスにしなやかな指先を伸ばした。
ヒンヤリとした白く細い指が、熱いペニスをしっかりと捕らえる。
「そ、そう・・・響子ママ、早く痛いのを治して・・・」
良夫は、腰を突き上げさらなる愛撫を響子に求めた。
無論、彼女の艶めかしい唇による愛撫である。
「だ、だめ・・・香奈・・・見ちゃだめよ・・・」
香奈は、母親が女になっているを本能的に悟った。
自分の体を二人の間に近づけ、その行為を瞬きをするのを忘れて見入った。
「あ、はぁぁぁ・・・」
クチュ...。
響子は、自分の赤い唇を十分に湿らせるとあえて口を閉じたまま良夫のペニスをあてがった。
ヌチュ...ジュルッ...。
彼のペニスの先端から滲み出ている粘液と、響子の唾液が潤滑油である。
良夫の亀頭が、彼女の唇に少しめり込んでは引き抜かれ、そしてまた少し奥までめり込ん
で行く。
グチュッ...ニュプッ...。
良夫の痛々しいほど膨らみきっている亀頭部は、完全に響子の口内に収まった。
「香奈ちゃん、お母さんのやり方をしっかり見ているんだよ」
良夫の言葉に香奈は、ただ頷くだけであった。
響子は、昨夜と同じ様に片手で軽く彼の太いサオの部分をしごき、もう片方の手で二つの
睾丸をやさしく揉みほぐすように刺激し始めた。
良夫のペニスを口内にゆっくりめり込ませ始めると、響子の喉から声が漏れ始めた。
「う、うっ、おうっ・・・」
大きかった。
愛する主人のモノとは比べ物にならないほど太く逞しかった。
ジュルルルル...。
一度、根元まで加え込んだ後大きな音を立ててゆっくりと吸い上げる。
「もっと、激しくしてくださいよ・・・響子ママ・・・」
良夫は、とにかく少しでも早く放出を行いたかった。
昨日の夜、香奈に握られたまま悶々とした状態で眠ったからである。
響子は、心の中で「今回だけ」と思いながら首を激しく上下に振り始めた。
グチュ、ジュプ...。
グチュ、ジュプ...。
良夫のペニスは、響子の唾液により瞬く間にベトベトに濡れてしまう。
「う~ん・・・いい、いいよ、響子ママ・・・もっと激しく、もっと強く・・・」
彼の指示に従い、ペニスを強く吸い上げ両手を使い男の欲望器官を刺激し続けた。
「そ、そう・・・エラの部分に軽く歯を当てるようにして・・・」
上下に動く唇のリズミカルな運動は、敏感な亀頭部へ集中させる。
そしてサオの部分は、しっかりと握り締めた手が上下に動いていた。
「うっ、うぅぅ・・・い、いいよ・・・」
良夫の腰が、高まる快感に合わせゆっくりと前後に動き出した。
響子は、彼の精虫がたっぷりと詰まった二つの肉球をもう片方の手のひらで押さえ付け
るようにマッサージをした。
さらにしなやかな指先を、恥ずかしいアヌスへと伸ばした。
「そ、そこも・・・感じるよ・・・」
良夫は、腰を浮かせ足を大きく開いた。
響子の指先が、ツンツンとドアをノックするように自分のアヌスに当たる。
思いがけない快感が、一気に加速する。
「香奈ちゃん・・・もうすぐお兄ちゃん治るから・・・しっかり見てて・・・」
まだ男の生理現象を知らない香奈にそう伝えると、両足をピンと真っ直ぐに伸ばしその
瞬間の準備体勢をとった。
そう「射精」という男の絶頂に向けてである。
「きょ、響子ママ・・・もうすぐイクよ・・・イクときは・・・根元まで咥えてね」
良夫は、目を閉じて自分の意識の全てを絶頂の瞬間に集中させた。
響子は、無我夢中で彼のいきり立つ肉棒を責め立てた。
それも娘に見られている事など忘れきってである。
そして何かが自分の中で壊れていくのを感じていた。
「お、おぅ! おう、おおっ!」
彼の体が弓なりに仰け反ると、手のひらで押さえていた二つの睾丸がキュキュキュッと
せり上がっていく。
響子が、その微妙な良夫の変化を感じ取った瞬間であった。
「響子ママ・・・イ、イク~っ!」
それまで仰け反って感じていた良夫が、突然起き上がり自分の頭を押さえ付けた。
彼の極太のペニスが、喉の奥まで突き入って来る。
「ご、ごふっ!」
思いがけない乱入に響子は、むせ返した。
「う、うおぉぉぉっ!」」
雄の咆哮が、新しい部屋の中でこだまする。
射精と言う名の絶頂を迎えた雄たけびである。
響子の喉の奥では、その雄たけびとともに白い粘液の放出が始まっていた。
若い彼の濃い精液は、彼女の喉を通り越し直接食道へと注ぎ込まれていく。
「うっ・・・うっ・・・おぅぇっ・・・」
ビクン、ビクンと力強い精の射出の動きに合わせ響子の苦しそうな声が上がった。
彼の太い肉棒によって呼吸を止められた響子だが、その苦しさの中で不思議な快感を得ていた。
その快感がいったい何であるのかは、彼女自身にもわからない。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
良夫は、荒い呼吸をしながら彼女の頭を押さえ付けていた手を離しゆっくりと腰を引いた。
その時にできた僅かな隙間から新鮮な空気が、彼女の肺の中へと入っていく。
「う、うぅぅ・・・ぷふぁ~・・・」
響子も良夫と同様に息が荒かった。
そしてその一部始終を間近で見ていた香奈の息遣いも心なしか早くなっているようであった。
良夫は、響子の口内に突き入れている己のペニスを途中まで抜いた。
「響子ママ、ちゃんと小さくなるまで吸ってくださいよ」
響子は、少し柔らかくなり始めた彼の雄の性器をしっかりと両手で掴み頷いた。
ジュ、ジュルル...チュウゥゥゥ...。
身をよじるようなくすぐったい刺激が彼を襲う。
彼女の唇による吸引は、良夫のわずかに残っている精液を全て吸い出しそうな勢いである。
響子は、数分の間彼のペニスを強く吸い続け、根元をギュッ、ギュッと絞り込むように
揉み込んだ。
「も、もういいよ・・・響子ママ・・・」
良夫は、ついに彼女の激しい口唇奉仕に音を上げ、まるで赤子のように吸い付く響子を
自分の股間から引き離した。
「うわぁ~! お兄ちゃんの、ちゃんと小さくなってる!」
香奈は、それまでの勢いが全く失われた良夫の股間を見て言った。
響子の口内に白い欲望の射出を行った良夫のソレは子供のサイズに戻り、その包皮は敏感な
先端部分を半分ほど包み隠していた。
「香奈ちゃんのお父さんは、ちゃんと響子ママがいつも吸ってあげているからこんな風に
フニャフニャしているんだよ」
朝の放出を終えた良夫は、スッキリとした顔で香奈に説明をした。
響子は、激しい奉仕のため彼の股間の前で、荒く肩で息をしている。
「お兄ちゃんは、まだ吸ってくれる人がいないから・・・」
「じゃあ、香奈が毎日吸ってあげる!」
香奈は、ベッドの上に座っている良夫の腕に抱き付きながら言った。
それは、母親に負けたくないと言う意志の表われであるのかもしれない。
「香奈ちゃんには、無理だよまだ小さいから・・・でも響子ママなら・・・」
良夫は、自分にすり寄ってきた香奈の頭をやさしく撫ぜた。
しかし、視線は目の前に跪いている響子に向けられている。
「ねぇ、お母さん・・・お願いだからお兄ちゃんのも吸ってあげて・・・」
香奈は、ゼイゼイと荒い息をしている母親の響子の肩をゆすった。
娘に肩をゆすられ顔を上げた響子の視点は、定まっていない。
彼女は、うつろなまなざしのまま、ただ首を縦にゆっくりと振るだけであった。
「ほ、本当! ありがとう、お母さん! よかったねお兄ちゃん!」
「うん!! ありがとう、響子ママ!!」
響子の返事を聞き、良夫はニッコリと微笑んだ。
その笑顔だけは、中学生である。
「ねぇ、香奈ちゃん、お兄ちゃん何か喉が渇いてきたからアイス・コーヒーでも入れて
来てくれるかな?」
「うん! じゃあ準備するからすぐに降りて来てね!」
香奈は、元気よく立ち上がると階下へと降りて行った。
それは、大好きな良夫のために冷たい飲み物を準備することができるからである。
二人だけとなり少しの間をおいて響子が、フラフラと立ち上がった時である。
良夫はすかさず彼女の腕を掴み、自分の方へと引き寄せた。
「キャッ!」
響子は、年の割にはかわいい声で小さな悲鳴をあげ良夫の方へと倒れ込んだ。
それは、ちょうど座っている彼の胸元に抱き付くような感じである。
彼女の豊かな胸は、彼のお腹の辺りに押しつぶすように当たっていた。
「響子ママ・・・言う事を聞いてくれたから少しだけ御褒美をあげるよ」
良夫は、左腕で響子の細い体をしっかりと抱き、右腕を彼女の魅力的なヒップに伸ばした。
マイクロミニを着ているので裾をめくり上げる必要などない。
力任せに後ろから彼女の両脚の間に手を突っ込んだ。
「はんっ!」
響子は、良夫の指先が直に自分の女裂に当たり声を上げ仰け反った。
人にさわってもらうのは、久しぶりである。
一流商社に勤める夫は海外への出張が多く、たまに家に帰ってきてもほとんど夜の相手を
してくれないのである。
「やっぱり・・・もうこんなに濡らして・・・」
良夫の勘は、当たっていた。
響子の激しいフェラチオを見ていた彼は、途中で彼女の変化に気がついたからだ。
良夫は、中指を彼女の女のき裂に沿って上下にゆっくりと動かした。
指先に感じるヌルヌルとした感触が、心地よい。
「響子ママ、今度の生理はいつから始まるの?」
「ら、来週ぐらいから・・・う、くぅぅ・・・」
久しぶりの快感に響子の体は、自分の意志とは関係なく反応を始めた。
肉壷の奥から溢れるように歓喜の泉が流れ出した。
「じゃあ、2週間後だね」
「や、やめて・・・お願いだから・・・」
良夫は、彼女の女裂を弄る中指に力を込めた。
クチュ...。
指全体が、彼女の陰唇にめり込みその内側の粘膜に直にふれる。
「はうっ!」
響子は、あまりの快感に我を忘れ良夫にしがみついた。
両手を彼の背中に回し、お尻を高く突き上げる。
もっと激しく刺激を与えてもらうために...。
「本当にやめてもいいのかな? 響子ママ・・・」
良夫の中指が、熟した女の肉ヒダをかき分けるようにクチュクチュと音を立て動き始めた。
最も敏感なクリトリスに彼の指先が時折ふれると、電流が流れるような快感が体中を駆け
巡った。
「はぁぁぁん・・・い、いやっ・・・」
良夫は、さらに指の腹でその敏感な肉芽をしっかりと押さえ付けるように刺激を与えた。
すると響子の腰が、本能的に動き出した。
男を受け入れる肉壷は、痙攣したようにヒクヒクとわなないている。
「生理が終わったら、しっかりピル飲んでね、じゃないと香奈ちゃんに姉弟ができちゃう
から・・・」
響子は、良夫の指先を自分の女の穴へあてがうために腰を動かしていた。
もうその動きを止める事はできない。
一度、火が灯いた女の欲情はそう簡単には押さえ切れないからである。
「それまでは、仕方がないから口で我慢してあげるよ!」
「あふぅっ!」
良夫の指が、ヌプヌプと自分の中へと入ってきた。
自分の指では与える事のできない快感が、次から次へと襲ってくる。
響子は、もっと欲しいと感じた。
そう、指ではなく逞しい男のモノで満たしたいと...。
「はい、ここまで! 香奈ちゃんが下で待っているから先に行くね、響子ママ」
良夫は、そう響子に声をかけると、何事もなかったように彼女から指を抜き去り立ち上がった。
そして響子の淫液がこってりと付着した中指を彼女の目の前で奇麗に舐め取り微笑んだ。
結局この日は、4~5時間おき良夫の若い欲望の処理を行ってしまった。
そして今夜も階上では、甥の良夫と愛娘の香奈が一つの布団で、眠りについていたのであった。
男は貫く事で、女は貫かれる事で快楽を深める.....
第2章 予告
結局その日の晩、響子は一睡もできなかった。
階上で、昨日バスルームで自分の口内に男の肉欲を吐き出した甥の良夫が、愛娘の香奈と
一つの布団で眠っていたからだ。
不安なまま夜を過ごし、気が付くと外は十分に明るくなっていた。
そろそろ、二人が起き階下に降りてくる。
響子は、布団の中で一人横たわっていても仕方がないと思い寝間着を着替え始めた。
体にフィットしたスリムのGパンに、白く引き締まった足首を通す。
上着は、薄手で軽い長袖のサマー・セーターを選んだ。
極力、露出をおさえたかったからである。
・・・昨日の様な事は、二度と・・・
そう思いながら顔を洗い、歯を磨き軽く化粧を施した。
軽くファンデーションを塗り口紅を引くだけで見違えるような美しさに変わってしまう。
響子は、見かけの美しさとは裏腹に、重たい気分のままキッチンに入り朝食の準備を始めた。
「お母さん、おはよう」
「おはようございます、叔母さん」
朝の挨拶とともに2階で眠っていた二人が、コーヒーの香りが立ち込めているキッチンへ
と入ってきた。
「お、おはよう・・・」
響子は、力のない声で二人に言葉を返した。
昨日のバスルームでの悪夢のような出来事が頭から離れないのと、愛娘の香奈の純潔が
気になって仕方がないからである。
「ねぇ、お母さん聞いてよ」
香奈は、いつもの様に朝から元気良く自分の指定席に腰を降ろした。
その隣には、真面目な中学生を装った良夫が座っている。
「昨日、寝る時、大変だったんだから」
「えっ!?」
響子は、ドキリとした。
やはり大事な一人娘に何かおかしな真似をされたのでは、と急に心配になってしまった。
「お兄ちゃんね、寝る時になったら急におちんちんが痛いって言い出したの」
「か、香奈ちゃん・・・それでどうしたの・・・」
良夫は、響子を見つめたままニヤニヤと微笑みを浮かべているだけである。
まだ性の事をよく理解していない香奈の話に、響子がどう反応するかを楽しんでいるのだ。
「でもね、香奈が握ってあげたら痛いのがなくなっちゃったの」
「握るって・・・香奈ちゃん、そんなことを・・・」
「うん! お兄ちゃんね、すっごく喜んでいたよ!」
香奈は、自慢気に答えていた。
彼女にとっては、痛がる兄のような良夫を介抱してあげただけなのである。
「だから寝るまでずっ~と、握っててあげたの」
響子の顔からみるみるうちに血の気が失われて行った。
このままでは時間の問題である。
早く愛娘の香奈に本当の「男」と「女」について教えてあげなくてはいけない。
響子は、そう心に決めて声を出そうとした時だった。
「ありがとう香奈ちゃん、おかげで昨日はよく眠れたよ」
良夫は、微笑みながら香奈を頭を撫ぜていた。
響子が、自分にとって不利益な行動を起こす前に香奈を手なずける為だ。
「へへへ、お礼なんていいよお兄ちゃん、また痛くなったら香奈に言ってね」
「うん、ちゃんと言うよ、香奈ちゃんの魔法のお手手で直してもらいたいからね」
良夫のその言葉を聞いた香奈は、彼の腕にしっかりと抱き付いた。
大好きな良夫に頼られて嬉しくなったからだ。
響子は、そんな仲のよい二人を見てさらに複雑な心境になってしまった。
今、本当の事を香奈に話したところで、絶対に聞き入れてはもらえない。
かといってこのまま黙っている訳にはいかないのだ。
一体どうすればよいのか思い悩んでいる時に、良夫と目と目が合ってしまった。
「叔母さん・・・って呼ぶにはまだ早いよね?」
良夫は、意味ありげにニヤリと笑った。
「当たり前じゃない、お兄ちゃん! お母さんまだ若いんだから!」
香奈は、少し怒ったように良夫の腕を引っ張った。
彼女にとっては、自慢の母親だからである。
幼いながらも良夫が自分の母を「叔母さん」と呼ぶ事は、当然であると理解している。
しかし実際のところ美しい自分の母を「オバサン」と呼ばれると、やはりいい気分では
なかった。
「じゃあ、響子ママって呼んでもいいかな、香奈ちゃん?」
良夫の提案に香奈は、満面の笑みで答えた。
「うん! 『叔母さん』より絶対そっちの方がいいよ、お母さんもそう思うでしょ!」
「えっ・・・えぇ、そうね・・・」
響子にしてみれば自分の呼ばれ方など、どうでもよかった。
それより子供の仮面を被っている悪魔のような良夫とのこれからの生活に不安を隠し切れない。
「ねぇ、香奈ちゃん、響子ママはいつもGパン姿なの?」
「う~ん・・・そうねぇ・・・ほとんどそうかな」
首を傾げた香奈は、母親の響子をじっと見て答えた。
良夫は、日頃の響子の服装を香奈に続けた尋ねた。
「スカートは、はかないのかな?」
「うん、あんまりはかないよ」
香奈は、どうしてこんな事を尋ねてくるのだろうといった顔で良夫の方を見た。
それは、自分の母親の事よりも自分の事を聞いて欲しいという女としてのジェラシーの
始まりでもあった。
もっとも、本人はその事にまだ気がついてはいない。
「じゃあ、今からスカートに着替えてもらおうか?」
良夫の思いがけない提案に、香奈の顔がほころんだ。
「それがいい! ねぇ、お母さん、たまにはスカートを着てみせてよ!」
「響子ママ・・・僕、ミニ・スカートがいいな・・・」
「えっ・・・」
良夫は、喜ぶ香奈に便乗して己の欲望を響子にぶつけた。
昨日、バスルームで見た彼女の脚は確かに美しかったからである。
その美脚をぶすいなジーンズで隠す事はない。
普段も目で十分に楽しませてもらうつもりであった。
「あっ!」
突然、香奈は声を上げた。
良夫は、自分の考えがまだ幼い彼女にバレたと思い焦りを感じた。
さりげなく明るい口調で何に感づいたかを探る。
「どうしたの、香奈ちゃん?」
「トイレ!!」
香奈は、ペロッと赤い舌を出しそそくさとトイレへと向かった。
キッチンに残された二人の間には、重い空気がのしかかってくる。
「ミニ・スカートなんて・・・」
響子にとってスカートをはくという事は、それほど苦ではなかった。
日頃、Gパンしかはかないというのは、家事をする上で下着が見える事を気にしなくても
よいからである。
戸惑いを見せる響子に良夫は、とどめの一言を付け足した。
「響子ママ、ミニ・スカートに着替えるついでに下着も脱いでくださいね」
響子は、そのひとことに返す言葉を失った。
ただでさえ注意しなければ、下着が見えやすいミニ・スカートである。
もし下着を着けないとなると、簡単に自分自身をさらけ出してしまう。
しかし今は、彼の要求を断る事はできない状況である。
ここで断る事によって彼の欲望が、愛娘の香奈に向けられるような事にでもなって
しまえば...。
「もちろん、パンストなんかで誤魔化すのはナシですよ」
「うっ・・・そんな・・・」
良夫は、彼女が考えそうな手段を先に封じておいた。
愕然とする響子の表情が、たまらなく魅力的である。
「へへへ・・・」
緊迫するムードの中、照れ笑いをしながら香奈がトイレから戻ってきた。
その瞬間、良夫はやさしいお兄さんの顔を作る。
「そうだ、響子ママが着替え終わったら、お兄ちゃんの新しい部屋を見てもらおうか?」
香奈の方を振り返り声をかけた。
背中には響子の悲壮感が、痛いほど伝わってくる。
すでに良夫の頭の中には、今日一日の過ごし方がきちんと整理されているのであった。
響子は、寝室に戻ると昔よく着ていた服を探し始めた。
確か若い頃によく着ていたミニスカートがあったはずである。
ただ問題なのはそれがミニスカートではなく、マイクロミニであること。
膝上何cmと言うより股下何cmと言うほうが、早いスカートである。
当然、ミニスカートより細心の注意をはらわなければ、その奥は簡単に丸見えになってしまう。
響子は、悩んだ。
着替えずこのままの姿で戻るべきか、悪魔の様な少年の指示に従うか。
彼女は、数秒の間をおき後者を選んだ。
それは、愛娘の香奈を守るためにである。
だが、この時からすでに自分の知らないうちに何かが変わろうとしていた事に、彼女自身
気が付いていなかったのであった。
着替えを終えた響子の姿を見て二人は、声を上げた。
「うわぁ~! お母さん、カッコイイ!」
「へぇ~、響子ママってやっぱ、スタイルいいんだね!」
露わになった生脚を、舐めるように良夫が見ている。
響子は、マイクロミニの裾を少しでも下に降ろそうと恥ずかしそうにもぞもぞと引っ張っ
ていた。
「カッコイイ! ホント、お母さんカッコイイよ!」
香奈は、初めて見た母の姿に喜んで側へと駆け寄り白くすらりと伸びた両脚にしっかりと
抱き付いた。
さすがに娘にはスカートの奥の熟れきった女性自身を見せたくはないのか、肉付きのよい
両太腿をピッチリと合わせている。
良夫は、熟れた女の脚を存分に目で楽しみ二人に声をかけた。
「じゃあ、二階へ上がろうか」
「うん! さっ! お母さん、早く、早く!」
響子は、愛娘の香奈に手を引かれ肉欲の悪魔の根城に案内されてしまった。
響子にとってわずか数メートルしかない階段が、今日はなぜだか長い距離に感じた。
それは、二階建ての家によくある少し急な角度がついた階段である。
もし自分の後ろに良夫がつけば、下着を着けていないマイクロミニのスカートの中身は
丸見えとなってしまうからだ。
「良夫君、あなたの部屋だから先に上がって案内してくれる?」
響子は、少し無理のある笑顔をつくり良夫に頼んでみた。
「何言っているんですか、レディ・ファーストですよ、さぁ、どうぞ!」
良夫は、片手を階段の上に差し出し微笑みを浮かべていた。
彼の答えは、もちろん「NO」である。
「は~い、香奈は、女の子だから先に行くね!」
そんな二人の表に出さない静かな争いなどわかるはずもない香奈は、片手を上げ一歩前に
出た。
そしてトントントンと軽いステップの音を響かせ、少し急な角度がついた階段を駆け上が
っていく。
「ゆっくりと上がってくださいね、滑ると大変だから」
良夫は、響子の背中に手をあてやさしい声で囁いた。
指先に感じるブラジャーのラインが、欲情をさらにそそさせる。
響子は、逆らったところで勝ち目がない事を理解しているのか階段へと進んだ。
少し顔を上に上げると、階上で手を振る香奈の姿が目に入る。
彼女は、丸く大きなお尻を片手で押さえ一歩、そしてまた一歩とゆっくり階段を昇り始めた。
良夫は、彼女が数段先を昇ったところでその後に続いた。
その視線は、交互にゆっくりと交差するモッチリとした内腿を凝視している。
響子は、下から後を追うように昇ってくる良夫の視線を痛いほど感じながらもその両脚の
奥が見えないようにゆっくりと内腿を擦りあわせるように階段を昇った。
「あっ・・・黒いものが・・・」
その良夫の声が耳に入ったのは、階段の中ほどまで昇った時であった。
響子は、「見えた!」と思い動きを止めた。
「・・・なんだ、ゴミかぁ~・・・拾っておきますね、響子ママ」
良夫は、ニヤリと笑った。
見えてもいないソノ部分を、まるで見えたように呟く。
そうやって響子の焦る心を追いつめていくのが楽しかった。
もし本当に見ようとするならば、よほど下から覗き込むようにしないと見えはしない。
しかしその様な事をしなくても、すでに彼女は自分の思うがままであると彼は確信していた。
それは、昨日の夜のバスルームでの行為が全てを物語っているからだ。
いつもの倍以上の時間をかけて階段を昇りきり、三人は新しい良夫の部屋に入った。
「どうです、奇麗に片付いたでしょう?」
「え、えぇ・・・そうね・・・じゃ、お部屋も見せてもらった事だし・・・」
響子が、「戻りましょうか」と続けようとした時である。
まるでその時を狙っていたかの様に良夫は、己の股間をワザとらしく押え込み声を上げた。
「あっ、痛っ!!」
「ど、どうしたのお兄ちゃん!」
「また、痛くなってきちゃった・・・」
彼は、股間を押さえながらヨタヨタとベッドの端に腰を降ろした。
そして座り込むなりパジャマとトランクスを脱ぎ去り、すでに肉の凶器と化した自分自身を
二人の前にさらけ出した。
「キャッ!」
響子は、良夫のおぞましい男性自身から目をそむけ声をあげた。
それは、昨日バスルームで見た時と同じように中学2年生の男子のペニスとは思えないよう
なモノである。
自分の愛する夫のペニスよりひとまわり、いやふたまわりほど太く逞しいペニスである。
「うわぁ・・・お兄ちゃん、また大きくなってる・・・痛そう・・・」
まだ男性自身についてあまりよく理解していない香奈は、心配そうな声で良夫の側へと
寄ってきた。
香奈は、昨日の夜に良夫からこうなってしまうと痛くてたまらないと聞いていたからだ。
「か、香奈ちゃん、昨日の夜みたいに手当てしてくれる?」
良夫は、切ない声で香奈に言った。
「うん、香奈、お手当てしてあげるね」
幼い少女は彼の股間の前に座り込むと、立派に亀頭がめくれ上がっているペニスに両手を
伸ばした。
そして太い血管が何本も絡み付きゴツゴツとしたサオの部分をしっかりと握り締める。
「香奈、や、やめなさい! それは・・・」
香奈は、昨日の夜、彼に教えてもらった通りにギュッ、ギュッと握り両手を上下に動かし
始めた。
響子は、思いも寄らない娘の行動に気が動転し慌てて側へと駆け寄った。
「な、なんてことをするの! 手を離しなさい!」
良夫のまだ子供とは思えないペニスを掴んでいる娘の手を引き離し叫んだ。
力任せに引いてしまったため、彼の固くいきり立ったペニスは手前に大きく引かれ、香奈の
手が外れたとたんバチンと大きな音を立て下腹に当たってしまう。
「痛たたたた・・・」
良夫は、あまりの痛さのためそれまでの演技を忘れ本当に痛がった。
反り返るように起っているペニスが、逆方向に引かれたためである。
香奈は、そんな彼の姿を見て響子を責めた。
「お母さん! お兄ちゃん、こんなに痛がっているのになんて事をするのよ!」
その言葉に良夫は、便乗した。
「い、痛いよ、香奈ちゃん・・・助けて・・・」
自分自身の根元を押さえ、いきり立つペニスを二人に誇示するように見せつける。
さらに、はちきれそうなほど膨らんでいる亀頭部に力を込めピクピクと動かした。
「大丈夫、お兄ちゃん?」
「う~ん・・・大丈夫じゃないみたい・・・ちゃんと治療しないと・・・」
良夫は、心配そうに自分の顔を覗き込んできた香奈に辛そうな声で答えた。
その声を聞いた香奈の顔は、泣きそうになっていた。
良夫が痛がっているのは、自分のせいだと思ったからだ。
「ど、どうすればいいの、お兄ちゃん」
「はれているこの先を・・・お口で吸ってくれれば・・・」
良夫は香奈に向かい、中学生のモノとは思えないような大きくエラの張り出した亀頭を
指差した。
ソレを見た彼女の顔が、苦痛に歪んだ。
剥き出しにされている男の粘膜が、あまりにも痛々しく見えたからである。
「うん、わかった香奈、お口で吸ってあげる」
香奈は、自分の腕をしっかりと掴む母の手を振り払い、良夫の太いペニスを再びその小さな
手で握り締めた。
そして、良夫の言う通り彼のペニスにまだ愛らしい口を近づけていく。
響子は、娘が行おうとしている行為に目を大きく見開いた。
まだ何も知らないとはいえ、口での行為を行うとしているのだ。
「やめなさい! 香奈! それは、違うのよ!」
「違うって何が違うのよ、お母さん! お母さんのせいでお兄ちゃんこんなに苦しんで
いるじゃない!」
母の叫びに対し香奈は、怒りの声を返した。
自分の手には、大好きな良夫の熱を帯びたペニスが固く握り締められている。
香奈は、キッと彼の亀頭部を睨み付けた。
その大きさをあらためて見直すと、やはり自分の小さな口では収まらないかもしれないと
思った。
それでも、ヒクヒクとわななく良夫のペニスにできるだけ自分の口を大きく開き近づけて、
いった時である。
「か、香奈ちゃんのお口じゃ、まだ無理だよ・・・でも響子ママのお口なら・・・」
良夫は、勝ち誇った目で響子を見ながら言った。
一瞬、彼女と目と目が合ったが、すぐにそらされてしまう。
「できません、そんな事!」
昨日のバスルームのような悪夢は、二度繰り返したくはなかった。
しかも娘の目の前で...。
そんな思いを込めて響子は、良夫の要求をキッパリと答えた。
響子は、すぐさま香奈の元へ行き良夫のペニスを握る彼女の手を再び掴んだ。
「さっ、香奈、階下へいくわよ!」
「いやよ、お母さんだけ行けばいいじゃない!」
香奈は、響子が引き寄せる前に、彼女が差し出したその手を力強く振り払った。
全然、協力的でない母親に怒りを感じているからである。
「香奈ちゃん・・・ありがとう・・・」
良夫は、自分に対し献身的な香奈の頭を撫ぜながらやさしく言った。
だが、そのやさしい声の裏には恐ろしい考えが目覚めつつある。
「ごめんね、お兄ちゃん・・・でもお母さんのかわりに香奈が・・・」
「わかった・・・ここだよ香奈ちゃん・・・」
潤んだ目で見つめる香奈に、良夫は己の剛直の先端を指差した。
そこには自分のペニスの根元をしっかりと香奈に握られているため、赤黒くはれあがった
亀頭がその出番を待ち構えている。
「この先を全部お口に咥えて吸うんだよ」
良夫は、亀頭の先端の尿道口から溢れ出し始めた透明の粘液を、指先で伸ばしながら香奈に
教えた。
彼の指先によって塗り込まれていくヌルヌルとしたその粘液は、ペニスの先端に怪しげな輝き
をもたらしていった。
ゴクリ...。
香奈は、口内に湧き出た唾液を音を立てて呑み込んだ。
響子は、見てはいけないと思いつつもつい彼のペニスに視線を取られ二人のやり取りをただ
黙って聞き過ごしてしまっている。
しかし、娘の香奈がおぞましい肉の凶器に口を近づけているのを目にしたとたん。
「まって!・・・私が・・・私が、やります!」
響子は、無理矢理娘の香奈と良夫のペニスの間に割って入った。
すると当然のごとく彼の猛々しいペニスが、彼女の目の前に現われた。
彼のペニスの先端の尿道口からジワジワと溢れ出す男のエキスを含んだ粘液が、響子の鼻腔
を刺激した。
「お、お母さん・・・」
母親に付き押され尻餅をついた香奈は見た。
良夫のペニスを、ウットリとしたまなざして見つめている母の姿を。
響子は、頭の中ではそれは娘の目の前でしてはならない行為だと理解している。
だが悲しき女の本能、いや雌の本能が彼女の体を勝手に動かし始めていた。
「響子ママ・・・は、早く・・・」
良夫は、体を仰け反らせて彼女の愛撫を待ち望んでいた。
下腹部に力を入れてビクン、ビクンと脈を打つようにペニスを跳ねさせた。
亀頭の先からは、その動きに合わせてドクドクと先走りの粘液が溢れ出す。
「あ、あぁぁ・・・」
響子は、まるで何かに取り付かれたかのように彼のペニスにしなやかな指先を伸ばした。
ヒンヤリとした白く細い指が、熱いペニスをしっかりと捕らえる。
「そ、そう・・・響子ママ、早く痛いのを治して・・・」
良夫は、腰を突き上げさらなる愛撫を響子に求めた。
無論、彼女の艶めかしい唇による愛撫である。
「だ、だめ・・・香奈・・・見ちゃだめよ・・・」
香奈は、母親が女になっているを本能的に悟った。
自分の体を二人の間に近づけ、その行為を瞬きをするのを忘れて見入った。
「あ、はぁぁぁ・・・」
クチュ...。
響子は、自分の赤い唇を十分に湿らせるとあえて口を閉じたまま良夫のペニスをあてがった。
ヌチュ...ジュルッ...。
彼のペニスの先端から滲み出ている粘液と、響子の唾液が潤滑油である。
良夫の亀頭が、彼女の唇に少しめり込んでは引き抜かれ、そしてまた少し奥までめり込ん
で行く。
グチュッ...ニュプッ...。
良夫の痛々しいほど膨らみきっている亀頭部は、完全に響子の口内に収まった。
「香奈ちゃん、お母さんのやり方をしっかり見ているんだよ」
良夫の言葉に香奈は、ただ頷くだけであった。
響子は、昨夜と同じ様に片手で軽く彼の太いサオの部分をしごき、もう片方の手で二つの
睾丸をやさしく揉みほぐすように刺激し始めた。
良夫のペニスを口内にゆっくりめり込ませ始めると、響子の喉から声が漏れ始めた。
「う、うっ、おうっ・・・」
大きかった。
愛する主人のモノとは比べ物にならないほど太く逞しかった。
ジュルルルル...。
一度、根元まで加え込んだ後大きな音を立ててゆっくりと吸い上げる。
「もっと、激しくしてくださいよ・・・響子ママ・・・」
良夫は、とにかく少しでも早く放出を行いたかった。
昨日の夜、香奈に握られたまま悶々とした状態で眠ったからである。
響子は、心の中で「今回だけ」と思いながら首を激しく上下に振り始めた。
グチュ、ジュプ...。
グチュ、ジュプ...。
良夫のペニスは、響子の唾液により瞬く間にベトベトに濡れてしまう。
「う~ん・・・いい、いいよ、響子ママ・・・もっと激しく、もっと強く・・・」
彼の指示に従い、ペニスを強く吸い上げ両手を使い男の欲望器官を刺激し続けた。
「そ、そう・・・エラの部分に軽く歯を当てるようにして・・・」
上下に動く唇のリズミカルな運動は、敏感な亀頭部へ集中させる。
そしてサオの部分は、しっかりと握り締めた手が上下に動いていた。
「うっ、うぅぅ・・・い、いいよ・・・」
良夫の腰が、高まる快感に合わせゆっくりと前後に動き出した。
響子は、彼の精虫がたっぷりと詰まった二つの肉球をもう片方の手のひらで押さえ付け
るようにマッサージをした。
さらにしなやかな指先を、恥ずかしいアヌスへと伸ばした。
「そ、そこも・・・感じるよ・・・」
良夫は、腰を浮かせ足を大きく開いた。
響子の指先が、ツンツンとドアをノックするように自分のアヌスに当たる。
思いがけない快感が、一気に加速する。
「香奈ちゃん・・・もうすぐお兄ちゃん治るから・・・しっかり見てて・・・」
まだ男の生理現象を知らない香奈にそう伝えると、両足をピンと真っ直ぐに伸ばしその
瞬間の準備体勢をとった。
そう「射精」という男の絶頂に向けてである。
「きょ、響子ママ・・・もうすぐイクよ・・・イクときは・・・根元まで咥えてね」
良夫は、目を閉じて自分の意識の全てを絶頂の瞬間に集中させた。
響子は、無我夢中で彼のいきり立つ肉棒を責め立てた。
それも娘に見られている事など忘れきってである。
そして何かが自分の中で壊れていくのを感じていた。
「お、おぅ! おう、おおっ!」
彼の体が弓なりに仰け反ると、手のひらで押さえていた二つの睾丸がキュキュキュッと
せり上がっていく。
響子が、その微妙な良夫の変化を感じ取った瞬間であった。
「響子ママ・・・イ、イク~っ!」
それまで仰け反って感じていた良夫が、突然起き上がり自分の頭を押さえ付けた。
彼の極太のペニスが、喉の奥まで突き入って来る。
「ご、ごふっ!」
思いがけない乱入に響子は、むせ返した。
「う、うおぉぉぉっ!」」
雄の咆哮が、新しい部屋の中でこだまする。
射精と言う名の絶頂を迎えた雄たけびである。
響子の喉の奥では、その雄たけびとともに白い粘液の放出が始まっていた。
若い彼の濃い精液は、彼女の喉を通り越し直接食道へと注ぎ込まれていく。
「うっ・・・うっ・・・おぅぇっ・・・」
ビクン、ビクンと力強い精の射出の動きに合わせ響子の苦しそうな声が上がった。
彼の太い肉棒によって呼吸を止められた響子だが、その苦しさの中で不思議な快感を得ていた。
その快感がいったい何であるのかは、彼女自身にもわからない。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
良夫は、荒い呼吸をしながら彼女の頭を押さえ付けていた手を離しゆっくりと腰を引いた。
その時にできた僅かな隙間から新鮮な空気が、彼女の肺の中へと入っていく。
「う、うぅぅ・・・ぷふぁ~・・・」
響子も良夫と同様に息が荒かった。
そしてその一部始終を間近で見ていた香奈の息遣いも心なしか早くなっているようであった。
良夫は、響子の口内に突き入れている己のペニスを途中まで抜いた。
「響子ママ、ちゃんと小さくなるまで吸ってくださいよ」
響子は、少し柔らかくなり始めた彼の雄の性器をしっかりと両手で掴み頷いた。
ジュ、ジュルル...チュウゥゥゥ...。
身をよじるようなくすぐったい刺激が彼を襲う。
彼女の唇による吸引は、良夫のわずかに残っている精液を全て吸い出しそうな勢いである。
響子は、数分の間彼のペニスを強く吸い続け、根元をギュッ、ギュッと絞り込むように
揉み込んだ。
「も、もういいよ・・・響子ママ・・・」
良夫は、ついに彼女の激しい口唇奉仕に音を上げ、まるで赤子のように吸い付く響子を
自分の股間から引き離した。
「うわぁ~! お兄ちゃんの、ちゃんと小さくなってる!」
香奈は、それまでの勢いが全く失われた良夫の股間を見て言った。
響子の口内に白い欲望の射出を行った良夫のソレは子供のサイズに戻り、その包皮は敏感な
先端部分を半分ほど包み隠していた。
「香奈ちゃんのお父さんは、ちゃんと響子ママがいつも吸ってあげているからこんな風に
フニャフニャしているんだよ」
朝の放出を終えた良夫は、スッキリとした顔で香奈に説明をした。
響子は、激しい奉仕のため彼の股間の前で、荒く肩で息をしている。
「お兄ちゃんは、まだ吸ってくれる人がいないから・・・」
「じゃあ、香奈が毎日吸ってあげる!」
香奈は、ベッドの上に座っている良夫の腕に抱き付きながら言った。
それは、母親に負けたくないと言う意志の表われであるのかもしれない。
「香奈ちゃんには、無理だよまだ小さいから・・・でも響子ママなら・・・」
良夫は、自分にすり寄ってきた香奈の頭をやさしく撫ぜた。
しかし、視線は目の前に跪いている響子に向けられている。
「ねぇ、お母さん・・・お願いだからお兄ちゃんのも吸ってあげて・・・」
香奈は、ゼイゼイと荒い息をしている母親の響子の肩をゆすった。
娘に肩をゆすられ顔を上げた響子の視点は、定まっていない。
彼女は、うつろなまなざしのまま、ただ首を縦にゆっくりと振るだけであった。
「ほ、本当! ありがとう、お母さん! よかったねお兄ちゃん!」
「うん!! ありがとう、響子ママ!!」
響子の返事を聞き、良夫はニッコリと微笑んだ。
その笑顔だけは、中学生である。
「ねぇ、香奈ちゃん、お兄ちゃん何か喉が渇いてきたからアイス・コーヒーでも入れて
来てくれるかな?」
「うん! じゃあ準備するからすぐに降りて来てね!」
香奈は、元気よく立ち上がると階下へと降りて行った。
それは、大好きな良夫のために冷たい飲み物を準備することができるからである。
二人だけとなり少しの間をおいて響子が、フラフラと立ち上がった時である。
良夫はすかさず彼女の腕を掴み、自分の方へと引き寄せた。
「キャッ!」
響子は、年の割にはかわいい声で小さな悲鳴をあげ良夫の方へと倒れ込んだ。
それは、ちょうど座っている彼の胸元に抱き付くような感じである。
彼女の豊かな胸は、彼のお腹の辺りに押しつぶすように当たっていた。
「響子ママ・・・言う事を聞いてくれたから少しだけ御褒美をあげるよ」
良夫は、左腕で響子の細い体をしっかりと抱き、右腕を彼女の魅力的なヒップに伸ばした。
マイクロミニを着ているので裾をめくり上げる必要などない。
力任せに後ろから彼女の両脚の間に手を突っ込んだ。
「はんっ!」
響子は、良夫の指先が直に自分の女裂に当たり声を上げ仰け反った。
人にさわってもらうのは、久しぶりである。
一流商社に勤める夫は海外への出張が多く、たまに家に帰ってきてもほとんど夜の相手を
してくれないのである。
「やっぱり・・・もうこんなに濡らして・・・」
良夫の勘は、当たっていた。
響子の激しいフェラチオを見ていた彼は、途中で彼女の変化に気がついたからだ。
良夫は、中指を彼女の女のき裂に沿って上下にゆっくりと動かした。
指先に感じるヌルヌルとした感触が、心地よい。
「響子ママ、今度の生理はいつから始まるの?」
「ら、来週ぐらいから・・・う、くぅぅ・・・」
久しぶりの快感に響子の体は、自分の意志とは関係なく反応を始めた。
肉壷の奥から溢れるように歓喜の泉が流れ出した。
「じゃあ、2週間後だね」
「や、やめて・・・お願いだから・・・」
良夫は、彼女の女裂を弄る中指に力を込めた。
クチュ...。
指全体が、彼女の陰唇にめり込みその内側の粘膜に直にふれる。
「はうっ!」
響子は、あまりの快感に我を忘れ良夫にしがみついた。
両手を彼の背中に回し、お尻を高く突き上げる。
もっと激しく刺激を与えてもらうために...。
「本当にやめてもいいのかな? 響子ママ・・・」
良夫の中指が、熟した女の肉ヒダをかき分けるようにクチュクチュと音を立て動き始めた。
最も敏感なクリトリスに彼の指先が時折ふれると、電流が流れるような快感が体中を駆け
巡った。
「はぁぁぁん・・・い、いやっ・・・」
良夫は、さらに指の腹でその敏感な肉芽をしっかりと押さえ付けるように刺激を与えた。
すると響子の腰が、本能的に動き出した。
男を受け入れる肉壷は、痙攣したようにヒクヒクとわなないている。
「生理が終わったら、しっかりピル飲んでね、じゃないと香奈ちゃんに姉弟ができちゃう
から・・・」
響子は、良夫の指先を自分の女の穴へあてがうために腰を動かしていた。
もうその動きを止める事はできない。
一度、火が灯いた女の欲情はそう簡単には押さえ切れないからである。
「それまでは、仕方がないから口で我慢してあげるよ!」
「あふぅっ!」
良夫の指が、ヌプヌプと自分の中へと入ってきた。
自分の指では与える事のできない快感が、次から次へと襲ってくる。
響子は、もっと欲しいと感じた。
そう、指ではなく逞しい男のモノで満たしたいと...。
「はい、ここまで! 香奈ちゃんが下で待っているから先に行くね、響子ママ」
良夫は、そう響子に声をかけると、何事もなかったように彼女から指を抜き去り立ち上がった。
そして響子の淫液がこってりと付着した中指を彼女の目の前で奇麗に舐め取り微笑んだ。
結局この日は、4~5時間おき良夫の若い欲望の処理を行ってしまった。
そして今夜も階上では、甥の良夫と愛娘の香奈が一つの布団で、眠りについていたのであった。
男は貫く事で、女は貫かれる事で快楽を深める.....
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