小説(転載) 甥は中学生 3/9
近親相姦小説
甥は中学生 第3章 性教育(前編)
第3章 性教育(前編)
良夫は、ふとしたキッカケでペニスが勃起してしまうと、家の中なら場所を問
わず響子に奉仕させていた。
家の中では、丸出しの股間のモノを彼女に握らせてはしごかせ、最後は口内で
射精をする。
そのような日々が、かれこれ一週間ほど過ぎていた。
響子は、昨晩も長い時間をかけて口唇での奉仕を務め上げた。
その間、わずかに広がっている小陰唇を良夫の指先で掴まれ、揉みほぐすよう
に刺激を与え続けられていた。
このままでは、彼の性技の虜となり今までの自分とは変わってしまう事に不安
を感じてもいた。
そして、目が覚めるとまた悪夢のような一日が始まってしまうのだ。
早朝、響子は一晩のうちに溜まった濃い尿を、洋式トイレに座り込んで放出し
ていた。
少し開いた秘裂からは、シャーッと言う音ともに細かい飛沫を噴き上げながら
小水がほとばしっている。
そして十数秒の排尿が済むと同時に、下腹部に軽い痛みを感じた。
ポタリ...。
『あっ・・・始まった・・・』
予定より少し遅れての月のモノが始まってしまった。
便器の中の覗き込んでみると、まだ薄い鮮血が数滴落ちていた。
響子は、下着を降ろしたままの状態で立ち上がると、天井に近い場所に作られ
た小さな戸棚へと腕を伸ばした。
『一日も早くピルを手配しておかなければ・・・このままでは、望まない生命
が宿ってしまう・・・』
彼女の体は、すでに次の妊娠の準備へと確実に進んでいる。
響子は、手探りで戸棚の中から生理用ナプキンを取り出すと、早速封を開けて
中のモノを取り出した。
彼女は、なれた手つきでシールを剥がすと、パンティの股布の部分にソレを貼
り付け寝室へと戻って行った。
「何で今日はスカートを・・・」
響子には、あの日以来家の中にいる時は必ずノーパンでマイクロ・ミニのスカ
ートを穿かせ続けていた。
しかし、今朝の彼女の姿は、またそれまでのジーンズ姿に戻っている。
「あっ!そうか・・・」
良夫は、すぐにその理由が分かった。
響子が、ノーパンでマイクロ・ミニのスカートをはけない理由を。
その時、良夫の頭に響子に対する責めの新たなアイデアが思い付いた。
「ねぇ、香奈ちゃん今日の夜は、久しぶりにみんなでお風呂に入ろうか?」
「えっ、お母さんも一緒に入るの?」
香奈は、驚いた顔で良夫の方を見ていた。
三人で一緒にお風呂に入ったのは、彼が初めてこの家にやって来た日以外一度
もなかった。
そう、その日こそ響子を自分専属の性欲処理機として扱い始めた日でもある。
「いやかい」
「嫌なわけないじゃない!・・・やったぁ~!」
香奈は、両手を上げて喜んだ。
あの日以来、誰かと一緒にお風呂に入るという事がなくなり、いつも一人で入
っている。
だが良夫と母親の響子は、たまに一緒に入っているようである。
香奈は、そんな二人をいつもうらやましく思っていたのだ。
「そんなことを急に言われても・・・」
響子は、伏し目がちで答えた。
普通の体の時ならまだしも、生理が始まってしまった今となっては、女として
辛いものがある。
「別に僕は、香奈ちゃんと二人っきりで入ってもいいんだけど・・・」
同じくあの日を境に、家の中では中学生とは思えないイチモツを剥き出しにし
て、自由に歩き回っている良夫が追い討ちをかけた。
そして彼は、体を彼女の方に向け両足を大きく開いてみせた。
もちろん、股間のモノをわざと響子に見せ付けるためにである。
彼の横に座る香奈からは、彼の背中が邪魔をしてそのモノの状態を見る事はで
きない。
仮に見られたからといっても、良夫にとっては別に困る事でもなかった。
香奈には、常日頃からブラブラとソノ部分を揺らしながら歩いている姿を見せ
ているからだ。
しかし困った事に最近は、香奈の方から「大きくして見せて!」とまるでオモ
チャのように扱われる時もある。
それはそれで、良夫にとってはありがたい事であった。
勃起して痛い振りをすれば、そう言い出した香奈は必ず母親の響子を連れて来
て、彼女の目の前で口唇による手当てをおねだりしてくれるからだ。
良夫は、今晩の入浴時の響子への責めを妄想し、中学生とは思えないグロテス
クな形状のペニスをふくらませていた。
すでに彼のペニスは、まるでヘビが鎌首をもたげるようにムクムクとその先を
持ち上げ始めている。
「わ、分かりました・・・入ります・・・」
響子には、そう答えるしか道はなかった。
もし断ってしまえば、まだ小学五年生の娘の香奈にこの悪魔の様な少年は何を
するか分からない。
さらに不幸な事に、香奈は良夫の事をやさしいお兄さんと心から慕っている。
下手に話しをすれば、自分の言う事よりも良夫の言う事を信じてかえって悪い
結果にならないとも限らない。
「本当、お母さん! じゃあお母さんの体は、香奈が洗ってあげるね!」
母親の心の中の苦悩をしらない娘の香奈は、久しぶりの母娘の入浴に喜んでい
た。
一方良夫のペニスは、一晩で十分に溜まった若雄のエキスによって、はちきれ
そうなほどふくらみ、固くそそり立っている。
そして脈打つその先からは、透明の汁まで涙のように零れていた。
「ごめんなさい、響子ママ・・・また痛くなってきちゃった・・・」
良夫は、少し体をずらして勃起したイチモツを香奈に見せ付けた。
ただ大きくなったペニスを響子に見せ付けているだけでは、彼女は何もしてく
れない。
しかし、娘の香奈を利用すれば、いつでもどんな場所でも響子に口唇奉仕を行
わせる事ができる。
「また大きくなっちゃたの、お兄ちゃん・・・お母さん、お兄ちゃんを手当て
してあげて!」
娘の香奈の叫びに、響子は、良夫の側へ近寄り跪いた。
そして、屹立したペニスを口に含むと唇を窄めて激しく頭を振り始めた。
熱くなった先端からは、むせ返るような雄の性臭を放っている。
響子は、彼の大きく張り出しているエラの部分を、強めに窄めた唇で特に念入
りにマッサージを施した。
こうなってしまったのも、彼が放出を求める度に満足させてあげなければ、ま
だ男と女の性のしくみを何も知らない娘の香奈に何をするか分からないからだ。
響子は、胃の底から込み上げる鳴咽に堪えながらも、ひたすら良夫が絶頂に達
するまで熱心な口唇奉仕を続けていた。
さすがに人妻と言う事もあり、ペニスに対する責めは慣れたものである。
時には指先でサオを部分をリズミカルにしごき、時にはその根元にぶら下がる
彼の肉欲の源である二つの肉球をやさしく揉みほぐしてあげた。
それは、彼女のとってあの日から始まった毎朝の務めでもあった。
響子の一日は、数時間おきに甥の良夫の性欲を満たしながら過ぎて行く。
そして夕食も片付き、普通の家庭ではテレビ番組でも眺めながらの一家団らん
が始まる頃合いの事であった。
洗い場に立つ響子は、気が気ではない。
良夫が、今朝の約束を忘れてくれていれば...。
わずかな望みに期待をかけて、いつもよりゆっくりと時間をかけて洗い物を片
付けていた時だった。
「そろそろお風呂に入ろうか?」
響子のわずかな望みは、彼のこの一言で消し去ってしまった。
彼の口調は、まだ恥じらいを残している新婚の妻に対して、夫が声をかけてい
るようである。
「うん、今日はみんなで入るんだよね!」
良夫の声に、ソファーの上でべったりと彼に寄り添って座っている香奈は、笑
顔で答えた。
そして香奈は、元気よく立ち上がると良夫の腕を引っ張り出した。
この光景だけを見ていれば、本当に仲のよい親兄妹である。
そしてキッチンの洗い場に立つ響子は、そのような幸せな家族を体全体で感じ
ていてもおかしくはないのだが...。
「あなた達は先に入っていなさい、私はここを片付けたらすぐに入るから」
彼女の声は、重く暗かった。
また何も知らない娘の前で、男と女の肉欲の痴態を披露しなくてはいけない。
現に自分の欲望の処理の為に、良夫は響子に対してより激しい愛撫を日を追う
毎に求めていたのだ。
「ちゃんと後から入って来てくださいね」
「わ、分かってるわ・・・」
響子は、二人が風呂場へと向かったの見届けると、そそくさとトイレへと駆け
込んだ。
『まだそんなに出血はしていないわね・・・』
響子は、今朝と同じように洋式トイレに座り込みながら下着を降ろして、パン
ティの股布の部分に貼り付けている生理用ナプキンを覗き込んでいた。
自分の女裂と同じ大きさに出来上がった縦長の出血の跡が、悲しい女の宿命を
物語っている。
長い時間が経ったせいもありその跡は、既に茶色く変色している。
まだ生理の初日であるからこそ、この程度で済んでいる。
これが二日目、三日目ともなると、真っ赤な鮮血の跡が痛々しく感じる時もあ
る。
多い日ともなると、日に二、三度取り換えなくてはいけない時もある。
響子は、今朝と同じように天井に近い場所に作られた小さな戸棚へと腕を伸ば
した。
そして指先の感覚だけで、小さな箱の中から白いスティックを探し出した。
人差し指ほどの太さと長さを持つ白いスティックの両端を、指先でつかんで左
右に引っ張った。
すると、プチン!と歯切れのよい音を立て、その白いスティックは倍ほどの長
さになった。
そして響子は、パンティを膝まで下げたままの状態で中腰の姿勢を取った。
少し肉付きのよいヒップを後ろに突き出して、目を閉じ全神経を指先でつまん
でいる白いスティックの先端に集中させる。
微妙に動かしその先端を、少し出血が漏れている膣口にあてがう。
響子は、軽い深呼吸をして白いスティックをつまむ指先に力を込めた。
『んっ・・・』
白いスティックの先端は、少しずつ彼女の肉壷の奥へとめり込んでいった。
彼女は、多少の痛みを感じた。
それでも途中でその進入角度を調節しながら、さらに奥へと突き入れていく。
「ふぅ・・・」
白いスティックが半分ほど入り込んだ時点で、響子は一息ついた。
そのスティックの太さは、男根を模倣したバイブと比べれば比較にならないほ
ど細い。
それでも、ここまで入れるのは大変な作業である。
興奮によって十分に濡れた膣内への挿入とは異なり、若干の苦痛をともなって
しまうからだ。
一休みした響子は、次のステップへと移った。
響子は、それまで白いスティックの根元をつまむようにして持っていたのを、
注射器を構えて持つような感じで持ち直した。
そして、白いスティックの底に当てている親指に力を込めて、さらに自分の秘
裂の奥へと、ググッと押し込んでいった。
痛い...。
膣壁のヒダ肉に、紙やすりをかけて削り取っていくような感覚である。
響子は、かなりの抵抗感を指先に感じながらも、残った半分の部分も完全に己
の肉壷の奥へと押し込んでいった。
その奥まで十分に押し込んだ時点で、響子は底の突起に爪をひっかけるように
して白いスティックをつまみ、ゆっくりと引き出した。
スティックは、ゆっくりと引きずり出され、最後にはヌチャッと音を立てて彼
女の秘唇から抜け落ちた。
その跡には、膣口からぶら下がるようには白い紐だけが垂れていた。
そして響子は、いよいよ最後の仕上げに入った。
中指を唾液で湿らせると、その指先を膣内へと潜り込ませていった。
ズプズプとめり込む指先に、軽い快感を感じながら、膣内でとどまっているタ
ンポンの頭がふれた時だ。
響子は、爪先でソレを引っかけるようにして、微妙に角度を調節しながらさら
に奥へと押し込んだ。
そう、女の肉洞の中途半端な場所で止まっているタンポンを、異物感を感じな
くなる場所まで移動さるためである。
その間、彼女の膣口と奥底深くまで差し込まれている中指との隙間からは、鮮
血が滴り落ちていた。
「ふぅ・・・」
響子は、全ての作業が完了して大きな溜め息をついた。
『これで、なんとか誤魔化せそうね・・・』
響子は、気が付いていなかった。
すでに良夫が、彼女が生理に入っている事に気が付いていた事を...。
「入るわよ・・・」
浴室に続くスリガラスのドア越しに、響子の声が響いた。
「お母さん、遅~い!」
その声を耳にした香奈は、湯船の中ではしゃいだ。
「ごめん、ごめん」
ペロッと舌を出し、娘の香奈に謝りながら入って来た響子の体には、あの時と
同じように真っ白のバスタオルが、美しい裸体にきつく巻き付けられていた。
響子は、湯船に近づきながらプラスティック製の腰掛けに大きく足を広げて座
っている良夫の方をチラリと見た。
彼の股間にブラさがる中学生のモノとは思えないズル剥けのペニスは、まだダ
ラリと下を向いてうなだれている。
「早く~!」
響子は、久々の三人揃っての入浴に、はしゃいでいる香奈の姿を見ながら、洗
面器で湯船の湯を汲み取り、バスタオルを巻いた体に二、三度かけ湯をした。
彼女の視線は、排水溝に向かって流れるお湯を二人に気付かれないように横目
で追っていた。
特に股間から滴り落ちる湯に、膣口からもれた出血がないかどうかを念入りに
チェックしていた。
そして軽く体の汗を流した響子は、バスタオルを体にきつく巻いたまま香奈の
隣へと入っていった。
「じゃあ、お母さん、背中を流してあげるね」
しばらく湯船に浸かっていた響子と香奈は、良夫と入れ替わりに湯船から上が
っていた。
「はい、はい、お願いします」
響子は、良夫に背を向けたまま体に巻いたバスタオルを取り去った。
彼の方からは、なだらかな曲線を描く彼女の背中しか見えないのだがそれでも
響子は、腕で豊かな胸を隠すようにしていた。
良夫の性欲を満たす為の過酷な奉仕を続けていた響子ではあるが、今だにその
美しい裸体だけは、彼に見せてはいない。
「ねぇ、香奈ちゃん・・・」
良夫は、響子のくびれたウエストのラインを目で追いながら香奈に声をかけた。
「何、お兄ちゃん?」
香奈は、泡立てたタオルで響子の背中をゴシゴシとこすりながら声だけで返事
を返した。
「香奈ちゃんは、生理って知ってるかな?」
「う~ん・・・よく分かんないけど、二学期から性教育ってのが始まるって先
生から聞いたよ」
「そうか、香奈ちゃんは、まだ学校で習っていないんだ」
しばらく間をおき、響子の背中を洗い続けている香奈に良夫は話を切り出した。
今朝思い付いた響子への新たな責めのアイデアを実行する為である。
「じゃあ、お兄ちゃんが学校より先に、早く教えてあげようか?」
「え~っ・・・お兄ちゃん知ってるのぉ~?」
バカにしたような顔で振り返る香奈の顔に浮かんでいる、その愛くるしい微笑
みは、まるで天使のようであった。
幼いながらも女としての成長が始まっているのか、彼女の胸は乳首を中心に少
し盛り上がりを見せ始めている。
しかし股間には全く発毛の兆しはまだ見られず、股間の中心に一本のスリット
がクッキリと刻み込まれているだけであった。
「当たり前だろ、お兄ちゃんは中学生なんだぞ」
良夫は、笑いながら自慢気に答えた。
「そっか、お兄ちゃんは中学生だからもう学校で習ってるんだ・・・じゃあ教
えてよ!」
「よし!」
シナリオ通りの展開に、良夫は浸かっていた湯船から立ち上がった。
だが股間のモノは、まだうな垂れたままである。
「え~っとね、まずは・・・」
良夫は、股間のモノを全く隠そうとはせずに、ブラブラとさせたままの状態で
二人の側に近づいた。
そして洗面器で湯船のお湯を汲み取ると、響子の美しいラインを描く背中にや
さしくお湯をかけてあげた。
白い肌に付着したきめの細かい泡は、その流れに沿って溶けるように流れ去っ
ていく。
「女の子はね、大きくなったら生理ってのが始まるんだ」
「生理・・・何それ?」
「分かりやすく言うと赤ちゃんを産む為の準備かな」
「ふ~ん・・・」
分かったような分からないような顔をしている香奈に、良夫は話を続けた。
「でもね、その生理って女の子にとっては大変なんだ」
「え~っ・・・大変ってどう大変なの?」
「それはね、一ヶ月に一回必ずアソコから血が出て来るんだ」
良夫が血の話をしたとたん、香奈の表情が硬くこわばった。
痛いのが苦手な香奈にとっては、出血をともなう生理は苦痛でしかないと感じ
たからである。
「痛いのそれ・・・」
「お兄ちゃんは男の子だから痛いかどうか分かんないよ・・・」
良夫は、わざと困ったような顔を香奈に見せ付けた。
だが本当の所、男である良夫に女の生理の具合など理解できるはずがない。
「あっ、そうだ! そう言えばお母さんは今、生理だからお母さんに聞いてご
覧よ!」
その言葉に、良夫に背を向けて座っていた響子の体がビクンと反応した。
良夫の顔は、悪魔の様な微笑みで歪んいる事。
響子は、振り返って見なくても分かっている。
やはり無理をしてでも、今日一日は、彼の要求通りにノーパンでのマイクロ・
ミニ姿でを過ごすべきであった。
突然ジーンズ姿に戻してしまえば、自分が生理になってしまった事を彼に教え
ているようなものだ。
しかし下着を着けないマイクロ・ミニ姿では、どのような処置を施してもあの
時の特有の匂いは隠す事はできない。
「本当! お母さん、生理なの?」
硬くなったままの響子は、静かに返事を返した。
「そ、そうよ・・・」
とぼけたところで仕方がない。
仮にこの場を旨く誤魔化したとしても、良夫は無理矢理にでも股を開かせ自分
が生理であると言う事を娘の香奈に見せ付けてしまうだろう。
「生理って、痛くないの?」
「大丈夫よ、全然、痛くないから・・・」
これから毎月訪れてくる生理の事を、心配している娘の香奈には、生理痛の事
までは話せない。
何を隠そう自分自身、生理痛はきついほうである。
だがこればかりはかなりの個人差があるため、娘の香奈まできつくなるかどう
かは今の段階では分からない。
それに、まだ何も知らない香奈には、余計な不安と心配をかけさせたくない。
「ねぇ、香奈ちゃん、せっかくだからお母さんの生理を見せてもらおうか?」
「うん! ねぇ見せて、見せて! お母さん!」
生理というものが今一つ理解できていない香奈は、母親の響子に無邪気にせが
んでいた。
出血に対する恐怖と不安を感じながらも、生理と言う未知の世界に対して好奇
心が湧き上がっているからである。
「そ、それは・・・」
「香奈ちゃんのためにも見せてあげてくださいよ、響子ママ」
躊躇する響子に、香奈のためを強調して良夫は迫った。
良夫は、彼女が娘の香奈に対しては無力である事を熟知しているからだ。
響子には、香奈を盾に迫ればどのような事でも受け入れてくれる。
「分かったわ・・・」
「やったぁ!」
香奈は、響子の美しいラインを描く背中に抱き付いて喜んだ。
「それじゃあ、ここに腰をかけてください」
良夫は、浴槽の縁を叩きながら自分に背中しか見せない響子に声をかけた。
すると響子は、彼に逆らう事無く無言で立ち上がった。
彼女が、静かに振り返ると豊かな胸と、ほどよい量の陰毛で覆われている股間
を両手を巧みに使って隠していた。
そして彼女は、浴槽の縁をいやらしくさすっている良夫の側へと向かい腰を降
ろした。
響子は、浴槽の縁に腰を降ろしても、豊満な胸をしっかりとガードしている左
腕は、決して離さない。
さらに股間に当てている右手を、両脚の間からその奥が見えないように指先を
伸ばして秘唇を覆い隠している。
「香奈ちゃん、こっちに座って」
良夫の声に、香奈は母親の響子と異なり恥ずかしがる事もなく飛び付くように
やって来た。
まだ幼い香奈ではあるが、既に胸は少し盛り上がりを見せ始めつつあった。
奇麗なピンク色の小さな乳首を中心に、わずかな胸肉の隆起が始まっている。
だが股間は、発毛の兆しは全く見られず、クッキリとした一本のスリットが両
脚の中央に見えるだけである。
良夫は、香奈の肩に手をかけるとそっと母親の響子の前に跪かせた。
まだ何も知らない香奈へ女の生理について教える準備ができた良夫は、固く両
脚を閉ざしたままの響子に声をかけた。
「さっ、脚を開いて見せてあげてください」
響子は、浴槽にかけている腰を少し前にずらすと、彼に逆らう事なくゆっくり
と両膝を開いていった。
そして大きく脚を開ききると、自分の女の部分を食入るように見つめる二人の
前で己の秘唇を押さえている右手をそっとはずした。
「うわぁ・・・変な形・・・」
香奈が初めて見た成熟した女の部分は、唇を縦に配置したような形をしていた。
薄いビラビラとした肉唇が、ぷっくりとふくらむ肉の裂け目からはみ出してい
る。
たとえ母親の秘所であっても、見せ付けられたソノ部分をお世辞でも奇麗とは
言う事はできなかった。
「何、言っているんだよ香奈ちゃん、香奈ちゃんのアソコもこんな風になって
るんだよ」
「え~っ・・・」
良夫のその言葉に驚く香奈の視線は、自分の股間に見える一本のスリットに注
がれていた。
『本当に私のアソコもこんな風になっているのかな・・・?』
さすがに大好きな良夫の前では、自分自身を指先で開いて覗き込む事はできな
かった。
「ねぇ、響子ママ、このままじゃよく分からないから剃りましょうか・・・こ
のお毛毛を・・・」
良夫は、響子の恥丘に生えている陰毛をさすりながら、ニヤつきながら言った。
「ダ、ダメよ! それだけはダメ!」
子供の前で自分の恥ずかしい部分をさらけ出し恥ずかしさに耐えている響子は、
初めて彼の言葉に逆らった。
いくらなんでもこの部分を剃られてしまっては、次に夫が帰って来た時に説明
の仕様がない。
響子は、必死の抵抗を見せ断固として断った。
その時である。
「でも、お母さん・・・香奈、よく分からない・・・その・・・邪魔している
からハッキリ見えないの・・・」
そんな母親の響子の言葉を耳にした娘の香奈の、寂しそうな声が浴室に響いた。
「ほら、響子ママ・・・どうします?」
良夫の悪魔の囁きが、娘の香奈を思う母親の心に突き刺さっていく。
良夫には、勝算があった。
決して響子は、自分に逆らう事ができないと...。
「・・・す・・・好きにしなさい」
響子は、視線を二人の前から逸らすと、タイル張りの浴室の壁を睨み付けなが
ら答えた。
悔しいが、このままでは娘の香奈がこれから訪れる女の生理に不安を抱いたま
まになってしまうからだ。
どんなに恥ずかしくても、ここは我慢するしかない。
出張中の愛する夫には、水着を着たから自分で処理をしたと言う事にでもすれ
ばいいと考えていた。
「はいっ! それじゃあ、好きにさせてもらいますね」
良夫は、喜んだ声を上げ立ち上がると、一旦浴室からその姿を消した。
第3章 性教育(前編)
良夫は、ふとしたキッカケでペニスが勃起してしまうと、家の中なら場所を問
わず響子に奉仕させていた。
家の中では、丸出しの股間のモノを彼女に握らせてはしごかせ、最後は口内で
射精をする。
そのような日々が、かれこれ一週間ほど過ぎていた。
響子は、昨晩も長い時間をかけて口唇での奉仕を務め上げた。
その間、わずかに広がっている小陰唇を良夫の指先で掴まれ、揉みほぐすよう
に刺激を与え続けられていた。
このままでは、彼の性技の虜となり今までの自分とは変わってしまう事に不安
を感じてもいた。
そして、目が覚めるとまた悪夢のような一日が始まってしまうのだ。
早朝、響子は一晩のうちに溜まった濃い尿を、洋式トイレに座り込んで放出し
ていた。
少し開いた秘裂からは、シャーッと言う音ともに細かい飛沫を噴き上げながら
小水がほとばしっている。
そして十数秒の排尿が済むと同時に、下腹部に軽い痛みを感じた。
ポタリ...。
『あっ・・・始まった・・・』
予定より少し遅れての月のモノが始まってしまった。
便器の中の覗き込んでみると、まだ薄い鮮血が数滴落ちていた。
響子は、下着を降ろしたままの状態で立ち上がると、天井に近い場所に作られ
た小さな戸棚へと腕を伸ばした。
『一日も早くピルを手配しておかなければ・・・このままでは、望まない生命
が宿ってしまう・・・』
彼女の体は、すでに次の妊娠の準備へと確実に進んでいる。
響子は、手探りで戸棚の中から生理用ナプキンを取り出すと、早速封を開けて
中のモノを取り出した。
彼女は、なれた手つきでシールを剥がすと、パンティの股布の部分にソレを貼
り付け寝室へと戻って行った。
「何で今日はスカートを・・・」
響子には、あの日以来家の中にいる時は必ずノーパンでマイクロ・ミニのスカ
ートを穿かせ続けていた。
しかし、今朝の彼女の姿は、またそれまでのジーンズ姿に戻っている。
「あっ!そうか・・・」
良夫は、すぐにその理由が分かった。
響子が、ノーパンでマイクロ・ミニのスカートをはけない理由を。
その時、良夫の頭に響子に対する責めの新たなアイデアが思い付いた。
「ねぇ、香奈ちゃん今日の夜は、久しぶりにみんなでお風呂に入ろうか?」
「えっ、お母さんも一緒に入るの?」
香奈は、驚いた顔で良夫の方を見ていた。
三人で一緒にお風呂に入ったのは、彼が初めてこの家にやって来た日以外一度
もなかった。
そう、その日こそ響子を自分専属の性欲処理機として扱い始めた日でもある。
「いやかい」
「嫌なわけないじゃない!・・・やったぁ~!」
香奈は、両手を上げて喜んだ。
あの日以来、誰かと一緒にお風呂に入るという事がなくなり、いつも一人で入
っている。
だが良夫と母親の響子は、たまに一緒に入っているようである。
香奈は、そんな二人をいつもうらやましく思っていたのだ。
「そんなことを急に言われても・・・」
響子は、伏し目がちで答えた。
普通の体の時ならまだしも、生理が始まってしまった今となっては、女として
辛いものがある。
「別に僕は、香奈ちゃんと二人っきりで入ってもいいんだけど・・・」
同じくあの日を境に、家の中では中学生とは思えないイチモツを剥き出しにし
て、自由に歩き回っている良夫が追い討ちをかけた。
そして彼は、体を彼女の方に向け両足を大きく開いてみせた。
もちろん、股間のモノをわざと響子に見せ付けるためにである。
彼の横に座る香奈からは、彼の背中が邪魔をしてそのモノの状態を見る事はで
きない。
仮に見られたからといっても、良夫にとっては別に困る事でもなかった。
香奈には、常日頃からブラブラとソノ部分を揺らしながら歩いている姿を見せ
ているからだ。
しかし困った事に最近は、香奈の方から「大きくして見せて!」とまるでオモ
チャのように扱われる時もある。
それはそれで、良夫にとってはありがたい事であった。
勃起して痛い振りをすれば、そう言い出した香奈は必ず母親の響子を連れて来
て、彼女の目の前で口唇による手当てをおねだりしてくれるからだ。
良夫は、今晩の入浴時の響子への責めを妄想し、中学生とは思えないグロテス
クな形状のペニスをふくらませていた。
すでに彼のペニスは、まるでヘビが鎌首をもたげるようにムクムクとその先を
持ち上げ始めている。
「わ、分かりました・・・入ります・・・」
響子には、そう答えるしか道はなかった。
もし断ってしまえば、まだ小学五年生の娘の香奈にこの悪魔の様な少年は何を
するか分からない。
さらに不幸な事に、香奈は良夫の事をやさしいお兄さんと心から慕っている。
下手に話しをすれば、自分の言う事よりも良夫の言う事を信じてかえって悪い
結果にならないとも限らない。
「本当、お母さん! じゃあお母さんの体は、香奈が洗ってあげるね!」
母親の心の中の苦悩をしらない娘の香奈は、久しぶりの母娘の入浴に喜んでい
た。
一方良夫のペニスは、一晩で十分に溜まった若雄のエキスによって、はちきれ
そうなほどふくらみ、固くそそり立っている。
そして脈打つその先からは、透明の汁まで涙のように零れていた。
「ごめんなさい、響子ママ・・・また痛くなってきちゃった・・・」
良夫は、少し体をずらして勃起したイチモツを香奈に見せ付けた。
ただ大きくなったペニスを響子に見せ付けているだけでは、彼女は何もしてく
れない。
しかし、娘の香奈を利用すれば、いつでもどんな場所でも響子に口唇奉仕を行
わせる事ができる。
「また大きくなっちゃたの、お兄ちゃん・・・お母さん、お兄ちゃんを手当て
してあげて!」
娘の香奈の叫びに、響子は、良夫の側へ近寄り跪いた。
そして、屹立したペニスを口に含むと唇を窄めて激しく頭を振り始めた。
熱くなった先端からは、むせ返るような雄の性臭を放っている。
響子は、彼の大きく張り出しているエラの部分を、強めに窄めた唇で特に念入
りにマッサージを施した。
こうなってしまったのも、彼が放出を求める度に満足させてあげなければ、ま
だ男と女の性のしくみを何も知らない娘の香奈に何をするか分からないからだ。
響子は、胃の底から込み上げる鳴咽に堪えながらも、ひたすら良夫が絶頂に達
するまで熱心な口唇奉仕を続けていた。
さすがに人妻と言う事もあり、ペニスに対する責めは慣れたものである。
時には指先でサオを部分をリズミカルにしごき、時にはその根元にぶら下がる
彼の肉欲の源である二つの肉球をやさしく揉みほぐしてあげた。
それは、彼女のとってあの日から始まった毎朝の務めでもあった。
響子の一日は、数時間おきに甥の良夫の性欲を満たしながら過ぎて行く。
そして夕食も片付き、普通の家庭ではテレビ番組でも眺めながらの一家団らん
が始まる頃合いの事であった。
洗い場に立つ響子は、気が気ではない。
良夫が、今朝の約束を忘れてくれていれば...。
わずかな望みに期待をかけて、いつもよりゆっくりと時間をかけて洗い物を片
付けていた時だった。
「そろそろお風呂に入ろうか?」
響子のわずかな望みは、彼のこの一言で消し去ってしまった。
彼の口調は、まだ恥じらいを残している新婚の妻に対して、夫が声をかけてい
るようである。
「うん、今日はみんなで入るんだよね!」
良夫の声に、ソファーの上でべったりと彼に寄り添って座っている香奈は、笑
顔で答えた。
そして香奈は、元気よく立ち上がると良夫の腕を引っ張り出した。
この光景だけを見ていれば、本当に仲のよい親兄妹である。
そしてキッチンの洗い場に立つ響子は、そのような幸せな家族を体全体で感じ
ていてもおかしくはないのだが...。
「あなた達は先に入っていなさい、私はここを片付けたらすぐに入るから」
彼女の声は、重く暗かった。
また何も知らない娘の前で、男と女の肉欲の痴態を披露しなくてはいけない。
現に自分の欲望の処理の為に、良夫は響子に対してより激しい愛撫を日を追う
毎に求めていたのだ。
「ちゃんと後から入って来てくださいね」
「わ、分かってるわ・・・」
響子は、二人が風呂場へと向かったの見届けると、そそくさとトイレへと駆け
込んだ。
『まだそんなに出血はしていないわね・・・』
響子は、今朝と同じように洋式トイレに座り込みながら下着を降ろして、パン
ティの股布の部分に貼り付けている生理用ナプキンを覗き込んでいた。
自分の女裂と同じ大きさに出来上がった縦長の出血の跡が、悲しい女の宿命を
物語っている。
長い時間が経ったせいもありその跡は、既に茶色く変色している。
まだ生理の初日であるからこそ、この程度で済んでいる。
これが二日目、三日目ともなると、真っ赤な鮮血の跡が痛々しく感じる時もあ
る。
多い日ともなると、日に二、三度取り換えなくてはいけない時もある。
響子は、今朝と同じように天井に近い場所に作られた小さな戸棚へと腕を伸ば
した。
そして指先の感覚だけで、小さな箱の中から白いスティックを探し出した。
人差し指ほどの太さと長さを持つ白いスティックの両端を、指先でつかんで左
右に引っ張った。
すると、プチン!と歯切れのよい音を立て、その白いスティックは倍ほどの長
さになった。
そして響子は、パンティを膝まで下げたままの状態で中腰の姿勢を取った。
少し肉付きのよいヒップを後ろに突き出して、目を閉じ全神経を指先でつまん
でいる白いスティックの先端に集中させる。
微妙に動かしその先端を、少し出血が漏れている膣口にあてがう。
響子は、軽い深呼吸をして白いスティックをつまむ指先に力を込めた。
『んっ・・・』
白いスティックの先端は、少しずつ彼女の肉壷の奥へとめり込んでいった。
彼女は、多少の痛みを感じた。
それでも途中でその進入角度を調節しながら、さらに奥へと突き入れていく。
「ふぅ・・・」
白いスティックが半分ほど入り込んだ時点で、響子は一息ついた。
そのスティックの太さは、男根を模倣したバイブと比べれば比較にならないほ
ど細い。
それでも、ここまで入れるのは大変な作業である。
興奮によって十分に濡れた膣内への挿入とは異なり、若干の苦痛をともなって
しまうからだ。
一休みした響子は、次のステップへと移った。
響子は、それまで白いスティックの根元をつまむようにして持っていたのを、
注射器を構えて持つような感じで持ち直した。
そして、白いスティックの底に当てている親指に力を込めて、さらに自分の秘
裂の奥へと、ググッと押し込んでいった。
痛い...。
膣壁のヒダ肉に、紙やすりをかけて削り取っていくような感覚である。
響子は、かなりの抵抗感を指先に感じながらも、残った半分の部分も完全に己
の肉壷の奥へと押し込んでいった。
その奥まで十分に押し込んだ時点で、響子は底の突起に爪をひっかけるように
して白いスティックをつまみ、ゆっくりと引き出した。
スティックは、ゆっくりと引きずり出され、最後にはヌチャッと音を立てて彼
女の秘唇から抜け落ちた。
その跡には、膣口からぶら下がるようには白い紐だけが垂れていた。
そして響子は、いよいよ最後の仕上げに入った。
中指を唾液で湿らせると、その指先を膣内へと潜り込ませていった。
ズプズプとめり込む指先に、軽い快感を感じながら、膣内でとどまっているタ
ンポンの頭がふれた時だ。
響子は、爪先でソレを引っかけるようにして、微妙に角度を調節しながらさら
に奥へと押し込んだ。
そう、女の肉洞の中途半端な場所で止まっているタンポンを、異物感を感じな
くなる場所まで移動さるためである。
その間、彼女の膣口と奥底深くまで差し込まれている中指との隙間からは、鮮
血が滴り落ちていた。
「ふぅ・・・」
響子は、全ての作業が完了して大きな溜め息をついた。
『これで、なんとか誤魔化せそうね・・・』
響子は、気が付いていなかった。
すでに良夫が、彼女が生理に入っている事に気が付いていた事を...。
「入るわよ・・・」
浴室に続くスリガラスのドア越しに、響子の声が響いた。
「お母さん、遅~い!」
その声を耳にした香奈は、湯船の中ではしゃいだ。
「ごめん、ごめん」
ペロッと舌を出し、娘の香奈に謝りながら入って来た響子の体には、あの時と
同じように真っ白のバスタオルが、美しい裸体にきつく巻き付けられていた。
響子は、湯船に近づきながらプラスティック製の腰掛けに大きく足を広げて座
っている良夫の方をチラリと見た。
彼の股間にブラさがる中学生のモノとは思えないズル剥けのペニスは、まだダ
ラリと下を向いてうなだれている。
「早く~!」
響子は、久々の三人揃っての入浴に、はしゃいでいる香奈の姿を見ながら、洗
面器で湯船の湯を汲み取り、バスタオルを巻いた体に二、三度かけ湯をした。
彼女の視線は、排水溝に向かって流れるお湯を二人に気付かれないように横目
で追っていた。
特に股間から滴り落ちる湯に、膣口からもれた出血がないかどうかを念入りに
チェックしていた。
そして軽く体の汗を流した響子は、バスタオルを体にきつく巻いたまま香奈の
隣へと入っていった。
「じゃあ、お母さん、背中を流してあげるね」
しばらく湯船に浸かっていた響子と香奈は、良夫と入れ替わりに湯船から上が
っていた。
「はい、はい、お願いします」
響子は、良夫に背を向けたまま体に巻いたバスタオルを取り去った。
彼の方からは、なだらかな曲線を描く彼女の背中しか見えないのだがそれでも
響子は、腕で豊かな胸を隠すようにしていた。
良夫の性欲を満たす為の過酷な奉仕を続けていた響子ではあるが、今だにその
美しい裸体だけは、彼に見せてはいない。
「ねぇ、香奈ちゃん・・・」
良夫は、響子のくびれたウエストのラインを目で追いながら香奈に声をかけた。
「何、お兄ちゃん?」
香奈は、泡立てたタオルで響子の背中をゴシゴシとこすりながら声だけで返事
を返した。
「香奈ちゃんは、生理って知ってるかな?」
「う~ん・・・よく分かんないけど、二学期から性教育ってのが始まるって先
生から聞いたよ」
「そうか、香奈ちゃんは、まだ学校で習っていないんだ」
しばらく間をおき、響子の背中を洗い続けている香奈に良夫は話を切り出した。
今朝思い付いた響子への新たな責めのアイデアを実行する為である。
「じゃあ、お兄ちゃんが学校より先に、早く教えてあげようか?」
「え~っ・・・お兄ちゃん知ってるのぉ~?」
バカにしたような顔で振り返る香奈の顔に浮かんでいる、その愛くるしい微笑
みは、まるで天使のようであった。
幼いながらも女としての成長が始まっているのか、彼女の胸は乳首を中心に少
し盛り上がりを見せ始めている。
しかし股間には全く発毛の兆しはまだ見られず、股間の中心に一本のスリット
がクッキリと刻み込まれているだけであった。
「当たり前だろ、お兄ちゃんは中学生なんだぞ」
良夫は、笑いながら自慢気に答えた。
「そっか、お兄ちゃんは中学生だからもう学校で習ってるんだ・・・じゃあ教
えてよ!」
「よし!」
シナリオ通りの展開に、良夫は浸かっていた湯船から立ち上がった。
だが股間のモノは、まだうな垂れたままである。
「え~っとね、まずは・・・」
良夫は、股間のモノを全く隠そうとはせずに、ブラブラとさせたままの状態で
二人の側に近づいた。
そして洗面器で湯船のお湯を汲み取ると、響子の美しいラインを描く背中にや
さしくお湯をかけてあげた。
白い肌に付着したきめの細かい泡は、その流れに沿って溶けるように流れ去っ
ていく。
「女の子はね、大きくなったら生理ってのが始まるんだ」
「生理・・・何それ?」
「分かりやすく言うと赤ちゃんを産む為の準備かな」
「ふ~ん・・・」
分かったような分からないような顔をしている香奈に、良夫は話を続けた。
「でもね、その生理って女の子にとっては大変なんだ」
「え~っ・・・大変ってどう大変なの?」
「それはね、一ヶ月に一回必ずアソコから血が出て来るんだ」
良夫が血の話をしたとたん、香奈の表情が硬くこわばった。
痛いのが苦手な香奈にとっては、出血をともなう生理は苦痛でしかないと感じ
たからである。
「痛いのそれ・・・」
「お兄ちゃんは男の子だから痛いかどうか分かんないよ・・・」
良夫は、わざと困ったような顔を香奈に見せ付けた。
だが本当の所、男である良夫に女の生理の具合など理解できるはずがない。
「あっ、そうだ! そう言えばお母さんは今、生理だからお母さんに聞いてご
覧よ!」
その言葉に、良夫に背を向けて座っていた響子の体がビクンと反応した。
良夫の顔は、悪魔の様な微笑みで歪んいる事。
響子は、振り返って見なくても分かっている。
やはり無理をしてでも、今日一日は、彼の要求通りにノーパンでのマイクロ・
ミニ姿でを過ごすべきであった。
突然ジーンズ姿に戻してしまえば、自分が生理になってしまった事を彼に教え
ているようなものだ。
しかし下着を着けないマイクロ・ミニ姿では、どのような処置を施してもあの
時の特有の匂いは隠す事はできない。
「本当! お母さん、生理なの?」
硬くなったままの響子は、静かに返事を返した。
「そ、そうよ・・・」
とぼけたところで仕方がない。
仮にこの場を旨く誤魔化したとしても、良夫は無理矢理にでも股を開かせ自分
が生理であると言う事を娘の香奈に見せ付けてしまうだろう。
「生理って、痛くないの?」
「大丈夫よ、全然、痛くないから・・・」
これから毎月訪れてくる生理の事を、心配している娘の香奈には、生理痛の事
までは話せない。
何を隠そう自分自身、生理痛はきついほうである。
だがこればかりはかなりの個人差があるため、娘の香奈まできつくなるかどう
かは今の段階では分からない。
それに、まだ何も知らない香奈には、余計な不安と心配をかけさせたくない。
「ねぇ、香奈ちゃん、せっかくだからお母さんの生理を見せてもらおうか?」
「うん! ねぇ見せて、見せて! お母さん!」
生理というものが今一つ理解できていない香奈は、母親の響子に無邪気にせが
んでいた。
出血に対する恐怖と不安を感じながらも、生理と言う未知の世界に対して好奇
心が湧き上がっているからである。
「そ、それは・・・」
「香奈ちゃんのためにも見せてあげてくださいよ、響子ママ」
躊躇する響子に、香奈のためを強調して良夫は迫った。
良夫は、彼女が娘の香奈に対しては無力である事を熟知しているからだ。
響子には、香奈を盾に迫ればどのような事でも受け入れてくれる。
「分かったわ・・・」
「やったぁ!」
香奈は、響子の美しいラインを描く背中に抱き付いて喜んだ。
「それじゃあ、ここに腰をかけてください」
良夫は、浴槽の縁を叩きながら自分に背中しか見せない響子に声をかけた。
すると響子は、彼に逆らう事無く無言で立ち上がった。
彼女が、静かに振り返ると豊かな胸と、ほどよい量の陰毛で覆われている股間
を両手を巧みに使って隠していた。
そして彼女は、浴槽の縁をいやらしくさすっている良夫の側へと向かい腰を降
ろした。
響子は、浴槽の縁に腰を降ろしても、豊満な胸をしっかりとガードしている左
腕は、決して離さない。
さらに股間に当てている右手を、両脚の間からその奥が見えないように指先を
伸ばして秘唇を覆い隠している。
「香奈ちゃん、こっちに座って」
良夫の声に、香奈は母親の響子と異なり恥ずかしがる事もなく飛び付くように
やって来た。
まだ幼い香奈ではあるが、既に胸は少し盛り上がりを見せ始めつつあった。
奇麗なピンク色の小さな乳首を中心に、わずかな胸肉の隆起が始まっている。
だが股間は、発毛の兆しは全く見られず、クッキリとした一本のスリットが両
脚の中央に見えるだけである。
良夫は、香奈の肩に手をかけるとそっと母親の響子の前に跪かせた。
まだ何も知らない香奈へ女の生理について教える準備ができた良夫は、固く両
脚を閉ざしたままの響子に声をかけた。
「さっ、脚を開いて見せてあげてください」
響子は、浴槽にかけている腰を少し前にずらすと、彼に逆らう事なくゆっくり
と両膝を開いていった。
そして大きく脚を開ききると、自分の女の部分を食入るように見つめる二人の
前で己の秘唇を押さえている右手をそっとはずした。
「うわぁ・・・変な形・・・」
香奈が初めて見た成熟した女の部分は、唇を縦に配置したような形をしていた。
薄いビラビラとした肉唇が、ぷっくりとふくらむ肉の裂け目からはみ出してい
る。
たとえ母親の秘所であっても、見せ付けられたソノ部分をお世辞でも奇麗とは
言う事はできなかった。
「何、言っているんだよ香奈ちゃん、香奈ちゃんのアソコもこんな風になって
るんだよ」
「え~っ・・・」
良夫のその言葉に驚く香奈の視線は、自分の股間に見える一本のスリットに注
がれていた。
『本当に私のアソコもこんな風になっているのかな・・・?』
さすがに大好きな良夫の前では、自分自身を指先で開いて覗き込む事はできな
かった。
「ねぇ、響子ママ、このままじゃよく分からないから剃りましょうか・・・こ
のお毛毛を・・・」
良夫は、響子の恥丘に生えている陰毛をさすりながら、ニヤつきながら言った。
「ダ、ダメよ! それだけはダメ!」
子供の前で自分の恥ずかしい部分をさらけ出し恥ずかしさに耐えている響子は、
初めて彼の言葉に逆らった。
いくらなんでもこの部分を剃られてしまっては、次に夫が帰って来た時に説明
の仕様がない。
響子は、必死の抵抗を見せ断固として断った。
その時である。
「でも、お母さん・・・香奈、よく分からない・・・その・・・邪魔している
からハッキリ見えないの・・・」
そんな母親の響子の言葉を耳にした娘の香奈の、寂しそうな声が浴室に響いた。
「ほら、響子ママ・・・どうします?」
良夫の悪魔の囁きが、娘の香奈を思う母親の心に突き刺さっていく。
良夫には、勝算があった。
決して響子は、自分に逆らう事ができないと...。
「・・・す・・・好きにしなさい」
響子は、視線を二人の前から逸らすと、タイル張りの浴室の壁を睨み付けなが
ら答えた。
悔しいが、このままでは娘の香奈がこれから訪れる女の生理に不安を抱いたま
まになってしまうからだ。
どんなに恥ずかしくても、ここは我慢するしかない。
出張中の愛する夫には、水着を着たから自分で処理をしたと言う事にでもすれ
ばいいと考えていた。
「はいっ! それじゃあ、好きにさせてもらいますね」
良夫は、喜んだ声を上げ立ち上がると、一旦浴室からその姿を消した。
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