小説(転載) 俺の日記 ~期末テスト~ 2/2
官能小説「シャワー…浴びてもいいよね。」
ホテルの一室に入ると、恵里は急にもじもじし始めた。
「そのままでいいんだけど…。」
「やだっ。」
手を引っ張ろうとする俺を振り払い、恵里は真っ赤になっている。
「分かったよ。そのかわり、下着を着けずに制服だけ着て出てこいよ。」
「後藤くんって…エロすぎ…。」
(当たり前だ…。性少年なんだぞ、俺は。)
そのあと、俺は、首を長くして待つという言葉の意味を実感した。恵里がシャワーを浴びる音を聞きながら、備え付けのコンドームに穴が空いていないかを、それこそ穴が空くほどチェックした。
ガチャ
バスルームのドアが開き、恵里が制服を着て出てきた。
(サイコー!)
俺は心の中で叫んだ。俺の学校の制服は、ブレザーだったのだが、今のシーズンは夏服で、女子はブラウスとスカートだけだ。
恵里は、ブラウスの合わせ部分を少しつまみ上げ、躰が透けて見えないようにしているが、乳首が透けるのを防ぎきれていなかった。
俺は、ベッドの上にあぐらをかき、遠くでためらっている恵里を手招きする。
「ここ座って。」
恵里は、顔を赤くして、ゆっくりと俺の前に正座した。
「ホントに俺の命令聞いてくれる?」
恵里の性格から考えて、調子に乗って俺が命令し続ければ、いずれ恵里が怒り出すと思った俺は、恵里の意思を確認することにした。
この俺の作戦は成功したらしい。俺の優しい口調にふいをつかれたような表情をした恵里は、ゆっくりと大きくうなずいた。
「両手を後ろにまわして。」
恵里は俺の言うとおり、両手を後ろにまわす。恵里のブラウスの胸元がぴんと張られ、さっきよりもはっきりと乳首が透けて見える。俺は、中指で、恵里の透けた乳首にそっと指をあて、なぞった。その瞬間に、恵里の躰がびくんと反応し、恵里は顔を背ける。
俺はもう片方の中指も乳首にあてた。
「あっ……」
恵里の呼吸が乱れ始める。普段、男っぽい恵里の見せる表情は、俺が想像していたよりも色っぽい。
俺は恵里のブラウスのボタンをひとつずつ外しながら、恵里の表情を見つめた。
「見ないでよ…恥ずかしいから…。」
俺の視線から目を反らし、恵里はじっと座っている。
恵里のブラウスのボタンをすべて外した俺は、ゆっくりとブラウスを開いた。
「おっぱい…大きいな。」
「やだぁ…。」
恵里のおっぱいは決して巨乳ではなかったが、Cカップくらいだろうと思う。きれいな桃色の小さい乳首が俺の興奮をそそる。
俺は恵里を押し倒し、乳首に唇をあてた。
「…っ」
恵里は息を止めて、シーツを握りしめている。恵里の横に肘をつき、俺は片方のおっぱいを揉みながら、もう片方のおっぱいの乳首を舌でなめてみた。
「あぁっ……んっ…」
恵里の小さな声があがると、俺はもう夢中で恵里の乳首を吸い上げていく。
(かわいいぞぉ、恵里。)
恵里は躰を震わせて、俺におっぱいを揉まれている。
ちゅぷん…ちゅっ…ちゅぱっ…
口に含んだ恵里の乳首を舌で転がしながら、俺は何度も吸い上げては離し、また吸い付いた。
「だめ…やっ…。」
俺が片手を、恵里の太ももの内側に挿し込むと、恵里は俺の腕をつかんで頭を振る。
(じらすなよぉ…。)
俺は、今まで見たこともない恵里の色っぽい反応に、我慢しきれなくなり、恵里の抵抗など無視して恵里の股間に手をねじ込んだ。
「ご…後藤…く…。」
「脚、開いて。」
指先にぬるっとした感触を感じた俺は、次の命令を出した。しかし、恵里は首を振って抵抗する。
(なんだよぉ、初めてじゃないんだろ。)
恵里のじらしのテクにくらっと来た俺は、無理矢理恵里の脚を開かせた。
「だ…だめぇ……。」
恵里の躰がますます震え、恵里は身をよじらせた。
「こら、命令だってば。」
「だって……。」
俺を見つめる恵里の目が潤む。
「は…初めて…なの…。」
「えっ!」
俺は飛び上がるほどびっくりした。恵里のアソコに指をあてたまま、俺の躰が固まる。
「初めてって…マジで?」
「う…ん。」
(うそだろ?いや、絶対うそだ。)
「だって、お前。普通にフェラしてたじゃん。」
今考えれば、「フェラチオできる」イコール「処女じゃない」という俺の思考回路もどうかしていたと思うが、俺の中の処女像は、フェラチオなどできない、ちんぽを見て悲鳴をあげるような女だったのだから仕方がない。
「…っていうか、もし初めてなら、どうして俺とこんなとこ来たんだよ。」
(そうだ、これはテストで負けたからっていう罰ゲームみたいなもんじゃねーか。そんなんで、処女喪失に踏み切れる女なんていねえって。)
恵里は、少し黙っていたが、やがてぎゅっと俺の腕を握った。
「ご…後藤くんなら…いいかなって…思ったんだもん。」
「…って、お前。痛いんだぞ。俺なんかと、こんな形でヤったら、お前後悔するんじゃねぇの?」
処女喪失の痛みなど経験のない俺が、力説するのもどうかと思うが、俺はすっかり混乱してしまった。恵里の表情を見る限り、どうしても嘘とは思えないからだ。
「後悔するかどうかは…分かんないけど…、できたら…優しく…して。」
恵里の声がどんどん小さくなっていき、恵里は俺の首にしがみついた。
(最近の若い娘は、何考えてんだぁ?)
俺は、恵里の思考回路がさっぱり分からなくなった。しかし、俺のちんぽはもう元気いっぱいになってるし、恵里のアソコにあてられたままの指が勝手に動こうとする。
俺の小さな罪悪感など、簡単に吹き飛んでしまった。
「じゃあ、ここからは本当の命令な。俺の言うとおりにしろよ。」
恵里は小さくうなずく。
「できるだけ痛くないようにしてやるから、脚、開いて。」
恵里は俺にしがみついたまま、そっと脚を開いた。
俺は恵里のアソコを指でなぞってみた。処女だと言われてみれば、どことなくそんな気もする。恵里が処女であろうとなかろうと、俺はとにかく恵里とヤリたい。俺はその思いだけに固執することにした。
恵里のクリトリスに指をあてた俺は、恵里のねっとりした愛液を塗り広げてゆっくりとなぞってやる。恵里は、小さな声をあげながら、躰を震わせていた。
「指…入れるぞ。」
俺は中指を恵里のアソコに挿し込んで、内壁をさぐってみる。
「んんっ…あぅ…」
「痛かったら言えよ。」
やはり恵里のアソコは狭い気がする。俺はゆっくりと指を抜き挿ししながら、恵里のクリトリスを指の付け根辺りでこすり続けた。恵里のアソコはどんどん濡れていく。
「やっ…あっ…あっ…」
恵里はときどき、びくんと反応し、色っぽい声を出していた。
「もう、入れてもいいか?」
恵里が小さくうなずくのを見て、俺はトランクスを脱いだ。
「お前、今日ヤバイ日?」
「え…?」
「最初はコンドームつけてると余計に痛いって聞くから。」
友達に聞いた話が本当かどうか分からないが、ゴムをつけるとなんとなく挿入の抵抗が増すような気もするし、少しは信憑性があるような話だ。
「後藤くんに…任せる…。」
俺が恵里の両脚を持ち上げ、アソコにちんぽをあてた瞬間、恵里の躰に力が入る。
「力、抜けよ。」
「う…ん。」
ずっ…ぷっ…
「ひっ…」
「痛いか?まだ先っぽしか入ってないけど…。」
「うっ…うぅっ…」
恵里は両手で顔を覆って首を振った。俺は少しずつ恵里のアソコに挿入していった。恵里の中は、かなりきつくて、俺のちんぽを締めつけている。
「あと…少し…。」
ず…ぷっ…
「い…痛い…っ……。」
「入ったぞ。大丈夫か?」
恵里は顔を覆っていた両手をゆっくりと外すと、俺の首にしがみついた。
「動いても平気か?」
「う…ん。」
ずっ…ぷっ……ずっ…ぷっ……ずっ…ぷっ……
(かなりきつい……けど……)
「んっ…あぁっ……」
俺は腰を動かしながら、半開きの恵里の唇に吸い付き、舌を挿し込むと、痛みのせいか、恵里は必死になって俺の舌に吸い付いてくる。俺は恵里の舌をもてあそび、少しずつ腰の動きを速めていく。
(気持ちいいぞぉ…すっげぇ…締めつけてくるっ…。)
ずっぷ…ずっぷ…ずっぷ…
俺はもう限界だった。恵里の唇を離し、外出しのタイミングを計る。
(3…2…1…)
「う…くぅぅっ…」
どぴゅっ…どぴゅっ…どぴゅっ…
恵里のあそこからちんぽを抜き取った俺は、恵里の太ももに精液をぶちまけた。恵里のあそこからは少し血が出ている。
(ホントに処女だったんだ…。)
俺は恵里の姿に感動してしまった。ブラウスがはだけた上半身から、形のいいおっぱいときれいな乳首、短い制服のスカートはくちゃくちゃになりながらめくれ上がり、股間には恵里自身の赤い血と、俺の白い精液が流れている。恵里が俺に自分のすべてを捧げてくれたような、そんな感覚に陥っていた。
「シャワー…浴びるか?」
「う…ん。」
俺は恵里の制服を汚さないように慎重に脱がせてやり、一緒にバスルームに入った。
「っ…」
「どうした?」
「ちょっと…お湯がしみるの…。」
「お前…そんなに痛かったのか?」
「うん…。」
「恵里ぃっ!」
俺は、思わず恵里に抱きついてしまった。
「や…やだ…後藤くんっ…。」
恵里は照れくさそうに、俺の背中をとんとんとたたいている。
(俺は…赤ん坊か?)
感動して思い切り抱きついた俺だが、恵里の子供をあやすような反応に、どうしていいのか分からなくなり、俺も恵里の背中をとんとんとたたいて返した。
まるで、互いの健闘をたたえ合うような俺たちだった。
ラブホテルを出たあと、俺たちは手をつないで夜の町を歩いた。
「あのね…命令のこと…なんだけど。」
「ああ、あれはもういいよ…。」
明日まで俺の命令を聞くという約束だったことを恵里は思い出したらしいが、俺はもう十分満足していた。恵里が処女じゃなかったら、一晩中ヤリまくろうと思っていたのだが、今となってはそんな気持ちも起こらない。
「そうなの…?そっか…。」
不思議なことに恵里は少し残念そうな口調だった。
「何だよ。もっと命令されたかったのか?」
恵里の手を握ったまま、恵里の脚をちょんと小突いた俺の顔を一瞬見上げた恵里は、すぐにうつむき、小さくうなずいた。恵里の仕草に俺の息子がぴくっと反応する。
「今度の…テストまででも…いいよ。」
信じられない言葉が恵里の口から飛び出し、俺は思わず口を開けてしまった。
「そのかわり、次のテストで私が勝ったら、私の命令聞くんだからね。」
「分かってる。」
恵里は俺の返事を聞くと、走って帰っていった。
(あれ…?次のテストって……)
俺は、恵里の後ろ姿を見送りながら、あることを思い出した。
(次のテストって、夏休み明けまでないじゃん…。)
そう、今回のテストは1学期末のテストだったのだ。次のテストは当然、2学期の中間テストということになる。
つまり、俺は夏休み中も含めて2ヶ月以上も恵里を自由にできるということなのだ。
かくして、俺の願望は最高の形で続くことになった。
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