小説(転載) 教育実習 4/5
官能小説
諒が新しいコーヒーをいれようとキッチンへ行くと、岡原は時計を見た。もう十二時をまわっている。
「あっ、コーヒーはもういいよ。ありがとう。そろそろ帰るから。明日は学校もないし、ゆっくり過ごせてうれしいだろ。」
岡原が立ちあがりながらそう言うと、諒は空のコーヒーカップをテーブルに置き、岡原にお礼を言った。
岡原がドアを開けると、外は雨が降り始めていた。
「バイク、大丈夫ですか?」
雨が降っているのに気づいた諒が岡原に尋ねた。
「これくらいの雨なら大丈夫だよ。」
そう言って、岡原はアパートの階段を降りていく。
「危ない!」
諒が叫ぶのと同時に、岡原は濡れた階段から足を滑らせ、一気に下まで転がった。
「…っつ。」
自分の格好悪さに、照れながら岡原が立ちあがろうとしたが、足をひねったらしく、ずきずきする。諒が心配して駆け寄ってきた。
なんというまぬけなヤロウだ。強くひねり、真っ赤にはれはじめた部分を諒に冷やしてもらいながら、岡原は思った。
外は雨足が強くなり、部屋の中に雨の音が聞こえ始め、雷まで鳴り出した。これ以上雨が強くなると、バイクでは帰れなくなる。そう思った岡原は
「だいぶ良くなったよ。ありがとう。」
と、ひねった足をかばいながら立ち上がり、靴を履いた。
岡原が振り返ると、諒の顔色が悪い。
「どうした?顔色悪いよ。」
「か…」
諒は何かを言いかけたが、大丈夫ですと答える。
「か?……ははっ、庄野。雷嫌いか?」
岡原が笑ったとき、ドンッという大きな音とともに、部屋の電気が消えた。
「ひっ」
諒は小さな悲鳴をあげた。消えた電灯から諒に目を移し、両耳を押さえる諒の姿を、岡原は暗がりの中で見つめた。辺りは静まりかえり、岡原の首筋に鳥肌がたつ。
岡原は耳を押さえる諒の腕をつかみ、自分の胸に引き寄せた。諒の細い肩が岡原の胸の中にすっぽりとおさまる。諒のかすかな甘い香りを感じると、岡原はさらに強く諒を抱きしめた。
(何を…してるんだ…?)
岡原は自分の行動に驚いていた。衝動にかられてこんなことをすることなど、今までになかったのだ。
「あ…あの……」
諒が小さな声で、岡原を呼ぶ。岡原は、諒を抱きしめる腕の力を弱めようとするが、躰が言うことを聞かない。ときおり、窓の外が青白く光り、大きな雷鳴が聞こえている。
やがて岡原の唇が諒の耳に触れた。諒の躰がかすかに震え始める。岡原の唇が、諒の頬をゆっくりと這い、その行きつく先を知った諒のまぶたが閉じられていた。
岡原の唇が諒の柔らかい唇に触れると、岡原は諒の唇を覆うように何度も何度も唇を重ねていく。
「んっ…」
少しだけ開いた諒の唇の間に岡原の舌が入り込み、諒の舌に触れると、小さな雨音のような音を漏らしながら、互いの舌が絡み合う。
「ん……はぁっ……ふぅっ……」
舌を吸われ、諒は消え入りそうな声をあげた。岡原は靴を脱ぎ、諒を持ち上げるように部屋の奥へと連れていく。
「あ…の……わ…たし…」
諒が何かを言いかけると、岡原はまた諒の唇をふさぐ。もう岡原には自分が止められないのだ。自分が教師であることも、相手が実習生であることも、岡原の頭の中にはない。ただ、諒のやわらかくあたたかい唇と舌の感触だけが岡原を支配しつつあった。
諒は、とまどいつつも抵抗はしなかった。自分でもその理由が分からない。初めて岡原に会ったときから、思いのほか若い自分の担当教師に興味を持ち始めていたような気がする。岡原はただ若いだけでなく、教師としての手腕も諒の尊敬に値する人物であり、バイクに乗るという意外性も諒の心を惹きつけていたのかもしれない。
諒をベッドに座らせると、岡原はベッドの下にひざまずき、上着を脱いだ。重ねた唇を少し離しては、諒の反応を確かめ、また深く絡ませる。
「ぁふっ……はぁっ……」
岡原に口づけされるたび、諒の躰がびりびりと痺れるようだった。いつの間にか岡原はシャツも脱いでいた。岡原の胸にあてられた諒の手に、熱いほどの岡原の体温が伝わってくる。
諒のブラウスのボタンが外されると、暗がりに白い肌が浮かび上がった。首筋から肩へと岡原の唇が下りていき、諒の躰の痺れは一層増していた。
ブラジャーのホックが外され、諒の形のよい乳房がこぼれる。小さな声をあげて思わず隠そうとする諒の腕は、岡原につかまれてしまい、岡原は諒の躰を覆うものをゆっくりと取り除いていった。
「あ……うっ……んっ」
ベッドに倒された諒の唇から小さな甘い声が聞こえた。岡原の舌が乳首をとらえ、諒の息づかいに合わせるかのような動きを見せていたからだ。岡原は諒の乳房に手のひらをあて、ゆっくりとつかんだ。
「はぁっ……うぅっ……」
岡原は無言のまま、諒の乳房を揉みながら、乳首に唇を押しあてる。岡原の口の中で、諒の乳首が舌にはじかれ、諒はたまらず躰を仰け反らせた。
「あぅっ……や……はぁっ……あぁっ…」
ちゅっ………ちゅっ……
岡原は諒の乳首を交互に愛撫し、ときおり小さな音を立ててやさしく吸い上げる。
やがて岡原の手が、ひんやりとした諒の太ももを這い、スカートの中へと入っていった。ぴったりと脚を閉じ、小さな抵抗をみせる諒の股間にたどり着いた岡原の指は、ショーツ越しの諒の谷間をなぞり出した。やわらかいその谷間にショーツが食い込む。
「そ……あぅっ……そこ…は……」
岡原の指先が、諒の小さな突起に触れた。ショーツの上からでもかすかに分かるその感触を、岡原は確かめるようになぞる。
「だ……だめ……はぁ……うっ……」
岡原の手首を握り、首を振る諒の躰が、徐々に仰け反っていく。諒の腰が少し浮いた瞬間を逃さず、岡原は反対側の手をスカートのホックへと伸ばし、スカートを脱がした。
ショーツだけの姿になった諒は、恥ずかしさで躰を丸めようとするが、岡原の指は、最後の砦の中に滑り込む。諒の茂みを指先で撫でた岡原は、そのまま奥へと進んでいく。諒の太ももはぴったりと閉じられたままだったが、岡原は盛り上がったやわらかい肉の中央へと指をやさしくねじ込んだ。
「やっ…」
岡原の指が、諒の小さな突起に触れたとたん、諒は岡原の胸に顔をうずめる。
「んっ……あぅっ……ぅうっ……やっ……いやっ……んんっ……」
「庄野…」
敏感な突起を刺激され、首を振りながら声をあげる諒に、岡原は顔を近づけると唇を覆った。これまでにないほどの激しい口づけを受けた諒は、その抵抗力を失い、わずかに開いた太もものすき間から岡原の指を受け入れた。
ぬるっとした感触が岡原の指に伝わり、諒の秘部からは愛液があふれていた。諒の愛液を指で確かめながら、岡原は空いている片手で、諒のショーツを脱がせた。
ショーツが脚から外れると、岡原は諒の唇に再び舌を挿し込み、自分もズボンとトランクスを脱ぎ去って、諒の太ももを持ち上げた。
「いいか…?庄野。」
岡原がつぶやくと、諒は恥ずかしさで顔を背けながら、小さくうなずく。
「うっ……うぅぅっ……」
諒の中に岡原がゆっくりと入り込み、岡原の腰がゆっくりと動きはじめる。その動きは優しいが、諒の中で動く岡原の男根は諒を容赦なく追い込む。
「あぁっ……はぁっ……あぅっ…」
ぬちゅっ…ぬちゅっ……ぬちゅっ……
「や……あぁっ……んっ……あぁっ……」
結合部から聞こえる密やかな音が、少しずつ大きくなっていき、諒の唇からは甘くせつない悲鳴が続いた。
「あっ、コーヒーはもういいよ。ありがとう。そろそろ帰るから。明日は学校もないし、ゆっくり過ごせてうれしいだろ。」
岡原が立ちあがりながらそう言うと、諒は空のコーヒーカップをテーブルに置き、岡原にお礼を言った。
岡原がドアを開けると、外は雨が降り始めていた。
「バイク、大丈夫ですか?」
雨が降っているのに気づいた諒が岡原に尋ねた。
「これくらいの雨なら大丈夫だよ。」
そう言って、岡原はアパートの階段を降りていく。
「危ない!」
諒が叫ぶのと同時に、岡原は濡れた階段から足を滑らせ、一気に下まで転がった。
「…っつ。」
自分の格好悪さに、照れながら岡原が立ちあがろうとしたが、足をひねったらしく、ずきずきする。諒が心配して駆け寄ってきた。
なんというまぬけなヤロウだ。強くひねり、真っ赤にはれはじめた部分を諒に冷やしてもらいながら、岡原は思った。
外は雨足が強くなり、部屋の中に雨の音が聞こえ始め、雷まで鳴り出した。これ以上雨が強くなると、バイクでは帰れなくなる。そう思った岡原は
「だいぶ良くなったよ。ありがとう。」
と、ひねった足をかばいながら立ち上がり、靴を履いた。
岡原が振り返ると、諒の顔色が悪い。
「どうした?顔色悪いよ。」
「か…」
諒は何かを言いかけたが、大丈夫ですと答える。
「か?……ははっ、庄野。雷嫌いか?」
岡原が笑ったとき、ドンッという大きな音とともに、部屋の電気が消えた。
「ひっ」
諒は小さな悲鳴をあげた。消えた電灯から諒に目を移し、両耳を押さえる諒の姿を、岡原は暗がりの中で見つめた。辺りは静まりかえり、岡原の首筋に鳥肌がたつ。
岡原は耳を押さえる諒の腕をつかみ、自分の胸に引き寄せた。諒の細い肩が岡原の胸の中にすっぽりとおさまる。諒のかすかな甘い香りを感じると、岡原はさらに強く諒を抱きしめた。
(何を…してるんだ…?)
岡原は自分の行動に驚いていた。衝動にかられてこんなことをすることなど、今までになかったのだ。
「あ…あの……」
諒が小さな声で、岡原を呼ぶ。岡原は、諒を抱きしめる腕の力を弱めようとするが、躰が言うことを聞かない。ときおり、窓の外が青白く光り、大きな雷鳴が聞こえている。
やがて岡原の唇が諒の耳に触れた。諒の躰がかすかに震え始める。岡原の唇が、諒の頬をゆっくりと這い、その行きつく先を知った諒のまぶたが閉じられていた。
岡原の唇が諒の柔らかい唇に触れると、岡原は諒の唇を覆うように何度も何度も唇を重ねていく。
「んっ…」
少しだけ開いた諒の唇の間に岡原の舌が入り込み、諒の舌に触れると、小さな雨音のような音を漏らしながら、互いの舌が絡み合う。
「ん……はぁっ……ふぅっ……」
舌を吸われ、諒は消え入りそうな声をあげた。岡原は靴を脱ぎ、諒を持ち上げるように部屋の奥へと連れていく。
「あ…の……わ…たし…」
諒が何かを言いかけると、岡原はまた諒の唇をふさぐ。もう岡原には自分が止められないのだ。自分が教師であることも、相手が実習生であることも、岡原の頭の中にはない。ただ、諒のやわらかくあたたかい唇と舌の感触だけが岡原を支配しつつあった。
諒は、とまどいつつも抵抗はしなかった。自分でもその理由が分からない。初めて岡原に会ったときから、思いのほか若い自分の担当教師に興味を持ち始めていたような気がする。岡原はただ若いだけでなく、教師としての手腕も諒の尊敬に値する人物であり、バイクに乗るという意外性も諒の心を惹きつけていたのかもしれない。
諒をベッドに座らせると、岡原はベッドの下にひざまずき、上着を脱いだ。重ねた唇を少し離しては、諒の反応を確かめ、また深く絡ませる。
「ぁふっ……はぁっ……」
岡原に口づけされるたび、諒の躰がびりびりと痺れるようだった。いつの間にか岡原はシャツも脱いでいた。岡原の胸にあてられた諒の手に、熱いほどの岡原の体温が伝わってくる。
諒のブラウスのボタンが外されると、暗がりに白い肌が浮かび上がった。首筋から肩へと岡原の唇が下りていき、諒の躰の痺れは一層増していた。
ブラジャーのホックが外され、諒の形のよい乳房がこぼれる。小さな声をあげて思わず隠そうとする諒の腕は、岡原につかまれてしまい、岡原は諒の躰を覆うものをゆっくりと取り除いていった。
「あ……うっ……んっ」
ベッドに倒された諒の唇から小さな甘い声が聞こえた。岡原の舌が乳首をとらえ、諒の息づかいに合わせるかのような動きを見せていたからだ。岡原は諒の乳房に手のひらをあて、ゆっくりとつかんだ。
「はぁっ……うぅっ……」
岡原は無言のまま、諒の乳房を揉みながら、乳首に唇を押しあてる。岡原の口の中で、諒の乳首が舌にはじかれ、諒はたまらず躰を仰け反らせた。
「あぅっ……や……はぁっ……あぁっ…」
ちゅっ………ちゅっ……
岡原は諒の乳首を交互に愛撫し、ときおり小さな音を立ててやさしく吸い上げる。
やがて岡原の手が、ひんやりとした諒の太ももを這い、スカートの中へと入っていった。ぴったりと脚を閉じ、小さな抵抗をみせる諒の股間にたどり着いた岡原の指は、ショーツ越しの諒の谷間をなぞり出した。やわらかいその谷間にショーツが食い込む。
「そ……あぅっ……そこ…は……」
岡原の指先が、諒の小さな突起に触れた。ショーツの上からでもかすかに分かるその感触を、岡原は確かめるようになぞる。
「だ……だめ……はぁ……うっ……」
岡原の手首を握り、首を振る諒の躰が、徐々に仰け反っていく。諒の腰が少し浮いた瞬間を逃さず、岡原は反対側の手をスカートのホックへと伸ばし、スカートを脱がした。
ショーツだけの姿になった諒は、恥ずかしさで躰を丸めようとするが、岡原の指は、最後の砦の中に滑り込む。諒の茂みを指先で撫でた岡原は、そのまま奥へと進んでいく。諒の太ももはぴったりと閉じられたままだったが、岡原は盛り上がったやわらかい肉の中央へと指をやさしくねじ込んだ。
「やっ…」
岡原の指が、諒の小さな突起に触れたとたん、諒は岡原の胸に顔をうずめる。
「んっ……あぅっ……ぅうっ……やっ……いやっ……んんっ……」
「庄野…」
敏感な突起を刺激され、首を振りながら声をあげる諒に、岡原は顔を近づけると唇を覆った。これまでにないほどの激しい口づけを受けた諒は、その抵抗力を失い、わずかに開いた太もものすき間から岡原の指を受け入れた。
ぬるっとした感触が岡原の指に伝わり、諒の秘部からは愛液があふれていた。諒の愛液を指で確かめながら、岡原は空いている片手で、諒のショーツを脱がせた。
ショーツが脚から外れると、岡原は諒の唇に再び舌を挿し込み、自分もズボンとトランクスを脱ぎ去って、諒の太ももを持ち上げた。
「いいか…?庄野。」
岡原がつぶやくと、諒は恥ずかしさで顔を背けながら、小さくうなずく。
「うっ……うぅぅっ……」
諒の中に岡原がゆっくりと入り込み、岡原の腰がゆっくりと動きはじめる。その動きは優しいが、諒の中で動く岡原の男根は諒を容赦なく追い込む。
「あぁっ……はぁっ……あぅっ…」
ぬちゅっ…ぬちゅっ……ぬちゅっ……
「や……あぁっ……んっ……あぁっ……」
結合部から聞こえる密やかな音が、少しずつ大きくなっていき、諒の唇からは甘くせつない悲鳴が続いた。
コメント