小説(転載) 義妹 3/8
官能小説
義妹 Part2~手さぐり~
その日、陽介は、友達の誘いを断って、朝からずっとベッドでごろごろしていた。
「陽介、お母さんたちそろそろ出かけるから。あとのことよろしく頼むわね。物騒だから鍵かけておくのよ。」
「う…うん。行ってらっしゃい。」
上半身を起こし、母親に手を振る。お土産買ってくるから、と言い残すと、母親は部屋を出ていった。
「陽くん。お父さんとお母さん、出かけたよ。」
沙弥香が部屋に入ってきた。陽介の鼓動が激しくなる。両親は土・日の休みを利用して1泊2日の旅行に出かけたのだ。旅行のことを聞いたのは、1ヶ月も前のことである。
そして1週間前、陽介は義父の連れ子である沙弥香からの告白を受け、陽介も沙弥香に自分の想いを告げていた。しかし、2人は同じ子供部屋で過ごすため、両親に悟られぬ よう、これまで通りの生活をし続けていた。
「陽くん?お腹でも痛いの?」
2段ベッドの上段に寝転がったままの陽介に、沙弥香は心配そうに声をかけた。
「別に。沙弥香は出かけるんだろ?」
陽介はちらっと、沙弥香の方を見る。沙弥香は白いセーターにミニスカートをはいて、出かける格好だったからだ。
「ううん。どこにもいかないよ。」
沙弥香はそう言って、イスに腰かけた。
「勉強があるし、陽くんだけじゃ、ご飯の用意できないでしょ。」
「勉強って、春休みだろ?ご飯だって、適当に食べるからいいよ。」
陽介は、そう言って起きあがった。
「陽くんは出かけるの?」
「今日は家にいるけど。」
陽介の返事を聞いて、沙弥香はにっこりと微笑んだ。
「じゃぁ、沙弥香もいる。」
「なんで。」
陽介の顔が赤くなった。
「あっ…陽くんの顔が赤くなった。」
沙弥香は嬉しそうに笑う。
「あ…鍵かけろってお母さんが言ってたな。」
慌ててベッドから飛び降りる陽介に、沙弥香は不思議そうな顔をしている。
「沙弥香が鍵かけてきたよ。なんで逃げるの?お父さんたちがいないから、普通のカップルみたいにしてたいな。」
沙弥香の言葉に深い意味がないことを、陽介は分かっている。沙弥香はただ、陽介と想いが通 じ合ったことが嬉しいだけなのだ。
「普通のカップルって…何するの?」
陽介が軽く探りを入れてみる。
「デートとか……でも、外に出たらまずいよね。兄妹でデートしてるの誰かに見つかったら…うーん、仲がいい兄妹ってことで通 るかな?」
(やっぱり…沙弥香は何にも警戒してないよ。)
にこにこと笑いながら、陽介とどう過ごしたいかを考えている沙弥香に、陽介はふうっとため息をついた。
(この前、あんなことしたのにな…。沙弥香は忘れちゃったみたいだ。)
沙弥香から告白を受けた日、陽介と沙弥香は初めてキスをし、少しだけ大人のまねごとをしたのだ。しかし、その日以降は、全く何もしていなかった。両親にばれることを恐れた陽介は沙弥香に触れることを避け、少女特有の不思議さを持つ沙弥香は、特に変わった様子もなく、それまで通 り陽介に接していた。
「分かった。今日は普通のカップルだな。」
「うん。」
沙弥香は、陽介の言葉の意味など全く気づくことなく、無邪気に喜んでいる。陽介にとって、ときおり見せる沙弥香の幼さが、嬉しくもあり、辛くもあった。自分だけが振り回されているような気がするのだ。
「何する?陽くん。」
(エッチなこと……なんて言えないよな。)
陽介は、絨毯の上にあぐらをかくと、しばらく考え込んだ。
「何でもいいよ。」
ようやく出てきた陽介の言葉に、沙弥香は声を立てて笑い、陽介の前に正座した。ミニスカートからはみ出した沙弥香の太ももに陽介の鼓動が高鳴る。
「じゃあね、何か話そう。沙弥香、ジュース持ってくる。」
「おい、沙弥香。話すって何を?いつもしゃべってるだろ。」
立ちあがって部屋から出ようとする沙弥香に、陽介が聞く。
「違うよ。普通のカップルのおしゃべりだもん。」
沙弥香は嬉しそうに笑った。
(女の子って…こんなもんか?)
沙弥香がジュースを持ちに行っている間、陽介は落ち着かず、部屋を見渡す。自分と沙弥香の部屋なのだから、特に意味はなかったが、沙弥香の言う「普通 のカップル」という言葉に、陽介は妙にどきどきしていた。
陽介と沙弥香の机は、陽介の希望であえて離して置いてある。2段ベッドの上段と下段にカーテンがついているのは、沙弥香が着替えるときのためと、陽介の秘事のためであった。もちろん、陽介のカーテンの意味を沙弥香は知らない。
「はい、陽くんのジュース。」
沙弥香は陽介に缶ジュースを差し出し、陽介の斜め横に座り込んだ。陽介は缶ジュースを一口飲むと、沙弥香の顔を見る。沙弥香も嬉しそうに頬を染め、陽介の方を見ている。
「そう言えば、陽くん。今日お風呂当番だからね。」
開口一番の沙弥香の言葉に、陽介は思わず吹き出した。
「何?なんで笑うの?」
「沙弥香さ、普通のカップルの会話ってそれか?」
陽介の緊張が一気に溶けたような気がした。
「沙弥香、こっちに座って。」
「うん。」
陽介は、自分の隣を軽くたたき、沙弥香を座らせた。沙弥香は、陽介と同じ方向を向いて座ることが不思議だったらしく、陽介の方に顔を向け、話しづらいとつぶやいた。
「これでいいと思うよ。」
陽介は、手に持っていた缶ジュースをベッドの下に置いた。
「普通のカップルがすること…しよ。」
陽介は沙弥香の躰を抱きしめて、沙弥香の唇に自分の唇を押し付けると、沙弥香をそのまま押し倒した。
「陽くん?…んんっ…。」
いきなり激しく唇を重ねる陽介に、沙弥香の心臓が激しく脈打ち始める。
(この前みたい…だけど…ちょっと違う…)
陽介のキスは、1週間前とは違っていた。この前はガチガチに緊張していた陽介だったが、今日はそれほどではなかったからだ。両親が明日の夕方まで帰って来ないという開放感も手伝って、陽介は沙弥香に深く舌を絡ませていく。
(みんなこんなにエッチなキス…するのかな…?)
年齢に似合わないキスを繰り返す二人は、次第に夢中になってお互いの舌を求め始めた。
陽介は沙弥香のセーターをまくり上げ、ブラジャーをずり上げた。明るい室内で、沙弥香の小さなふくらみと、ピンク色の乳首が陽介の目に映る。
「やだ…見ちゃだめっ…。」
自分の乳房を上から見られ、沙弥香は恥ずかしそうに手で覆った。
陽介は起きあがり、窓のカーテンを閉めると、ベッドの掛け布団を沙弥香にかぶせた。
「これなら少しはましだろ?」
陽介は、着ていたトレーナーを脱ぎ、上半身裸になって布団の中に潜り込む。陽介の肌のぬ くもりと匂いが、沙弥香の鼓動をさらに激しくさせた。
「陽くん…いい匂いがするね…。」
陽介の胸に顔をうずめた沙弥香がつぶやく。
「いい匂い?何にもつけてないよ、俺。」
「ううん…香水とかじゃなくて…なんかいい匂いなの…。」
沙弥香は陽介の男っぽいの匂いにどきどきしている。
陽介は、沙弥香のセーターとブラジャーを脱がせ、沙弥香の腕をつかんで沙弥香の躰に覆い被さった。
「陽くん…。」
沙弥香の声が小さくなる。
「沙弥香だって、いい匂いがするよ。」
「あっ……あぁっ…」
陽介に乳首をなめられ、沙弥香は声をあげた。沙弥香は真っ赤になって首を反らしている。
(陽くんは…こんなこと、どこで覚えたんだろう…)
沙弥香は、先日の行為と今日の行為を重ね合わせて、そっと陽介の顔を盗み見るが、布団の中は暗くて、陽介の表情がよく見えない。ただ、陽介の頭がゆっくりと動き、そのたびに沙弥香の乳房にあたたかい陽介の舌の感触が伝わるだけであった。
「沙弥香の乳首、小さいな。」
「み…見えてるの?やだっ…陽くん…見ないで。」
沙弥香の両手をつかんでいた陽介の手が離れ、沙弥香は自由になった腕で陽介の肩をつかんだ。
「ほとんど見えないよ。でも…ほら…立ってるだろ?」
「ひっ…」
陽介が指で沙弥香の乳首をつまみ上げると、沙弥香の躰にびりびりと快感が走る。
「かわいいな…。」
ちゅっ…ちゅっ…ちゅぱっ…ちゅぱっ…
陽介に乳首を吸われる音が沙弥香の耳に飛び込んでくる。陽介は、両手で乳房を揉み上げながら、乳首をなめ続けた。
「んんっ…あぁっ……やっ…あぅ…。」
沙弥香の躰がびりびりと痺れ、沙弥香は陽介の肩にしがみつく。
その日、陽介は、友達の誘いを断って、朝からずっとベッドでごろごろしていた。
「陽介、お母さんたちそろそろ出かけるから。あとのことよろしく頼むわね。物騒だから鍵かけておくのよ。」
「う…うん。行ってらっしゃい。」
上半身を起こし、母親に手を振る。お土産買ってくるから、と言い残すと、母親は部屋を出ていった。
「陽くん。お父さんとお母さん、出かけたよ。」
沙弥香が部屋に入ってきた。陽介の鼓動が激しくなる。両親は土・日の休みを利用して1泊2日の旅行に出かけたのだ。旅行のことを聞いたのは、1ヶ月も前のことである。
そして1週間前、陽介は義父の連れ子である沙弥香からの告白を受け、陽介も沙弥香に自分の想いを告げていた。しかし、2人は同じ子供部屋で過ごすため、両親に悟られぬ よう、これまで通りの生活をし続けていた。
「陽くん?お腹でも痛いの?」
2段ベッドの上段に寝転がったままの陽介に、沙弥香は心配そうに声をかけた。
「別に。沙弥香は出かけるんだろ?」
陽介はちらっと、沙弥香の方を見る。沙弥香は白いセーターにミニスカートをはいて、出かける格好だったからだ。
「ううん。どこにもいかないよ。」
沙弥香はそう言って、イスに腰かけた。
「勉強があるし、陽くんだけじゃ、ご飯の用意できないでしょ。」
「勉強って、春休みだろ?ご飯だって、適当に食べるからいいよ。」
陽介は、そう言って起きあがった。
「陽くんは出かけるの?」
「今日は家にいるけど。」
陽介の返事を聞いて、沙弥香はにっこりと微笑んだ。
「じゃぁ、沙弥香もいる。」
「なんで。」
陽介の顔が赤くなった。
「あっ…陽くんの顔が赤くなった。」
沙弥香は嬉しそうに笑う。
「あ…鍵かけろってお母さんが言ってたな。」
慌ててベッドから飛び降りる陽介に、沙弥香は不思議そうな顔をしている。
「沙弥香が鍵かけてきたよ。なんで逃げるの?お父さんたちがいないから、普通のカップルみたいにしてたいな。」
沙弥香の言葉に深い意味がないことを、陽介は分かっている。沙弥香はただ、陽介と想いが通 じ合ったことが嬉しいだけなのだ。
「普通のカップルって…何するの?」
陽介が軽く探りを入れてみる。
「デートとか……でも、外に出たらまずいよね。兄妹でデートしてるの誰かに見つかったら…うーん、仲がいい兄妹ってことで通 るかな?」
(やっぱり…沙弥香は何にも警戒してないよ。)
にこにこと笑いながら、陽介とどう過ごしたいかを考えている沙弥香に、陽介はふうっとため息をついた。
(この前、あんなことしたのにな…。沙弥香は忘れちゃったみたいだ。)
沙弥香から告白を受けた日、陽介と沙弥香は初めてキスをし、少しだけ大人のまねごとをしたのだ。しかし、その日以降は、全く何もしていなかった。両親にばれることを恐れた陽介は沙弥香に触れることを避け、少女特有の不思議さを持つ沙弥香は、特に変わった様子もなく、それまで通 り陽介に接していた。
「分かった。今日は普通のカップルだな。」
「うん。」
沙弥香は、陽介の言葉の意味など全く気づくことなく、無邪気に喜んでいる。陽介にとって、ときおり見せる沙弥香の幼さが、嬉しくもあり、辛くもあった。自分だけが振り回されているような気がするのだ。
「何する?陽くん。」
(エッチなこと……なんて言えないよな。)
陽介は、絨毯の上にあぐらをかくと、しばらく考え込んだ。
「何でもいいよ。」
ようやく出てきた陽介の言葉に、沙弥香は声を立てて笑い、陽介の前に正座した。ミニスカートからはみ出した沙弥香の太ももに陽介の鼓動が高鳴る。
「じゃあね、何か話そう。沙弥香、ジュース持ってくる。」
「おい、沙弥香。話すって何を?いつもしゃべってるだろ。」
立ちあがって部屋から出ようとする沙弥香に、陽介が聞く。
「違うよ。普通のカップルのおしゃべりだもん。」
沙弥香は嬉しそうに笑った。
(女の子って…こんなもんか?)
沙弥香がジュースを持ちに行っている間、陽介は落ち着かず、部屋を見渡す。自分と沙弥香の部屋なのだから、特に意味はなかったが、沙弥香の言う「普通 のカップル」という言葉に、陽介は妙にどきどきしていた。
陽介と沙弥香の机は、陽介の希望であえて離して置いてある。2段ベッドの上段と下段にカーテンがついているのは、沙弥香が着替えるときのためと、陽介の秘事のためであった。もちろん、陽介のカーテンの意味を沙弥香は知らない。
「はい、陽くんのジュース。」
沙弥香は陽介に缶ジュースを差し出し、陽介の斜め横に座り込んだ。陽介は缶ジュースを一口飲むと、沙弥香の顔を見る。沙弥香も嬉しそうに頬を染め、陽介の方を見ている。
「そう言えば、陽くん。今日お風呂当番だからね。」
開口一番の沙弥香の言葉に、陽介は思わず吹き出した。
「何?なんで笑うの?」
「沙弥香さ、普通のカップルの会話ってそれか?」
陽介の緊張が一気に溶けたような気がした。
「沙弥香、こっちに座って。」
「うん。」
陽介は、自分の隣を軽くたたき、沙弥香を座らせた。沙弥香は、陽介と同じ方向を向いて座ることが不思議だったらしく、陽介の方に顔を向け、話しづらいとつぶやいた。
「これでいいと思うよ。」
陽介は、手に持っていた缶ジュースをベッドの下に置いた。
「普通のカップルがすること…しよ。」
陽介は沙弥香の躰を抱きしめて、沙弥香の唇に自分の唇を押し付けると、沙弥香をそのまま押し倒した。
「陽くん?…んんっ…。」
いきなり激しく唇を重ねる陽介に、沙弥香の心臓が激しく脈打ち始める。
(この前みたい…だけど…ちょっと違う…)
陽介のキスは、1週間前とは違っていた。この前はガチガチに緊張していた陽介だったが、今日はそれほどではなかったからだ。両親が明日の夕方まで帰って来ないという開放感も手伝って、陽介は沙弥香に深く舌を絡ませていく。
(みんなこんなにエッチなキス…するのかな…?)
年齢に似合わないキスを繰り返す二人は、次第に夢中になってお互いの舌を求め始めた。
陽介は沙弥香のセーターをまくり上げ、ブラジャーをずり上げた。明るい室内で、沙弥香の小さなふくらみと、ピンク色の乳首が陽介の目に映る。
「やだ…見ちゃだめっ…。」
自分の乳房を上から見られ、沙弥香は恥ずかしそうに手で覆った。
陽介は起きあがり、窓のカーテンを閉めると、ベッドの掛け布団を沙弥香にかぶせた。
「これなら少しはましだろ?」
陽介は、着ていたトレーナーを脱ぎ、上半身裸になって布団の中に潜り込む。陽介の肌のぬ くもりと匂いが、沙弥香の鼓動をさらに激しくさせた。
「陽くん…いい匂いがするね…。」
陽介の胸に顔をうずめた沙弥香がつぶやく。
「いい匂い?何にもつけてないよ、俺。」
「ううん…香水とかじゃなくて…なんかいい匂いなの…。」
沙弥香は陽介の男っぽいの匂いにどきどきしている。
陽介は、沙弥香のセーターとブラジャーを脱がせ、沙弥香の腕をつかんで沙弥香の躰に覆い被さった。
「陽くん…。」
沙弥香の声が小さくなる。
「沙弥香だって、いい匂いがするよ。」
「あっ……あぁっ…」
陽介に乳首をなめられ、沙弥香は声をあげた。沙弥香は真っ赤になって首を反らしている。
(陽くんは…こんなこと、どこで覚えたんだろう…)
沙弥香は、先日の行為と今日の行為を重ね合わせて、そっと陽介の顔を盗み見るが、布団の中は暗くて、陽介の表情がよく見えない。ただ、陽介の頭がゆっくりと動き、そのたびに沙弥香の乳房にあたたかい陽介の舌の感触が伝わるだけであった。
「沙弥香の乳首、小さいな。」
「み…見えてるの?やだっ…陽くん…見ないで。」
沙弥香の両手をつかんでいた陽介の手が離れ、沙弥香は自由になった腕で陽介の肩をつかんだ。
「ほとんど見えないよ。でも…ほら…立ってるだろ?」
「ひっ…」
陽介が指で沙弥香の乳首をつまみ上げると、沙弥香の躰にびりびりと快感が走る。
「かわいいな…。」
ちゅっ…ちゅっ…ちゅぱっ…ちゅぱっ…
陽介に乳首を吸われる音が沙弥香の耳に飛び込んでくる。陽介は、両手で乳房を揉み上げながら、乳首をなめ続けた。
「んんっ…あぁっ……やっ…あぅ…。」
沙弥香の躰がびりびりと痺れ、沙弥香は陽介の肩にしがみつく。
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