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小説(転載)  従順な妹 2/10(未完)

官能小説
12 /19 2018
従順な妹



 メグミが風呂から上がってきた。
 ワタルは何事も無かったかのようにテーブルに弁当を並べた。

 「好きな方選んでいいよ。」
 「えーと、じゃあこっち!」

 メグミは生地の薄いパジャマに着替えていた。
 ブラジャーは着けていない。
 ワタルはメグミの胸元を気にしながらも冷静を装い、弁当をたいらげた。

 「ピンポーン」
 インターホンが鳴る音がした。

 「もう帰ってきたのか?」
 「え、早くない?まだ八時前だよ。」
 「とりあえず見てくるよ。」
 ワタルは両親でないことを願った。



 「よぉ、ワタル!」
 「どうしたんだよ、急に?」
 「いや、近く通ってさ。ヒマだから遊びに来たんだよ。」

 インターホンを鳴らしたのはワタルのクラスメートの俊介と元也だった。
 クラスでは浮いた存在のワタルだが、この二人とは話が合った。
 ただクラスでは仲が良くても、学校を出て遊ぶことは今まで一度も無かった。
 急な訪問ではあったが、友達の少ないワタルには嬉しかった。

 「遊びにって、二人とも受験勉強しなくて大丈夫なのか?」
 「いつも学校で勉強してるんだしさぁ、たまには遊ばなきゃ。なぁ?」
 「そうそう。つっても俺らは、いつも遊んでばっかだけど。」

 玄関で立ち話をしていると、そこへメグミが現れた。

 「こんばんは。お兄ちゃん、あがってもらって話したら?」
 「あ、そうだな。じゃあ二人ともあがってよ。」
 「それじゃ遠慮なく。」
 「おじゃましまーす。」

 ワタルは自分の部屋に二人を招いた。



 「ワタルの家ってキレイだなー。」
 「ああ、うちとは大違いだよ。」
 「そう?普通だと思うけど。人の家だからそう見えるんじゃないか?」

 たわいもない会話をしていると部屋がノックされた。
 メグミが気をきかせて紅茶を入れて持ってきてくれたらしい。

 「どうぞ。」
 「ありがとー。気がきく妹だねー。」
 「しかも可愛い!うちにもこんな妹いたらなー。」
 「えぇ?そんなことないですよぉ。」

 メグミが部屋を出て行った後も二人はメグミの話で盛り上がっていた。

 「ワタル、あんな可愛い妹がいたのかよ?」
 「ああ。ちなみにうちの学校だから。」
 「えっ!うちの学校なの?知らなかったー。」
 「俺も見たことねーよ。つーかマジあんな妹が欲しいよなー。」
 「ワタル、俺に妹くれよ!」
 「ハハハッ、無理だって。」

 二人がメグミを絶賛する様子を見て、ワタルは優越感にひたっていた。
 そう、あんなに可愛くて性格も良い妹はめったにいない。

 「可愛いだけじゃなくて結構スタイルもいいよなー。」
 「そうそう、俺も思った。パジャマから胸の谷間が見えて俺、勃起しちゃたよ。」
 「おいおい。」
 「わりーわりー。でもマジであんな妹いたらヤバイよ俺。」
 「俺もあんな妹がいたら絶対に変な気を起こすぜ。」
 「ハハハッ、変な気を起こすって何だよ?」

 軽く笑い飛ばしたワタルだが、ポケットにはメグミのパンティを忍ばせたままだった。


 つづく

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。