2ntブログ

小説(転載)  従順な妹 8/10(未完)

官能小説
12 /21 2018
従順な妹



 「俺さぁ、今の話聞いてて思うんだけど、メグミちゃんも同じなんじゃないかな?」

 「同じって?」

 「だからメグミちゃんもワタルのこと好きなんじゃないかってこと」

 俊介の発言にワタルは戸惑った。

 「えっ、何で?」

 「俺が思うにその時、メグミちゃんは起きてたんだよ。」

 「あ、俺も同じこと思った。」

 俊介の言葉に元哉もうなずいた。

 「だろ?それなのに拒否しないでされるがままだったってことはさぁ…」

 「そうなのかな…」

 「そうだよ絶対。その日からメグちゃんに変わった様子は無かったか?」

 「そういえば親がいる時は普通なんだけど、いない時はミニスカートにノーブラとか…」

 以前からそのことは気になっていた。

 「何だよ、完璧じゃん!それ誘ってんだよ!」

 「そんなことないって…だって兄妹だぞ?」

 否定しつつも、ワタルの心の中は期待で膨らんだ。

 「それにしても異常に仲良くねぇ?」

 「そうだよ。あの様子はメグミちゃんも満更じゃないって感じだよな。」

 「本当、本当。二人で外歩いてたらカップルにしか見えないよな。」

 そして俊介と元哉が話を盛り上げていくと、だんだんワタルにもそう思えてきた。

 「そうかな…?」

 「何だよ、今まで気づかなかったのかよ?」

 「全然…だって兄妹だし、メグがそんな風に思うなんて…」

 「ワタルはさ、遠慮しすぎなんだよ。もっと自分に正直になれよ。」

 「遠慮か…確かにそうかもな…」

 コンコン

 その時、ワタルの部屋のドアがノックされた。

 「開けるよ?」

 「あ、ああ…いいよ」

 狼狽するワタルの様子に、俊介と元哉が顔を見合わせて小さく笑った。

 「今、電話があってお母さんたち今日は帰れないって。」

 「そう…分かった」

 「それじゃもう先に寝るね」

 「ああ、おやすみ」

 「おやすみなさい」



 「やっぱメグミちゃん、可愛いよなぁ。」

 「実の兄妹のくせにワタルが惚れるのもわかるよ。」

 「そうだろ?」

 ワタルは自慢げに答えた。

 「今日、俺達泊まってっていい?」

 「え?」

 「俺達せっかく仲良くなったんだからさぁ、それに明日学校ないし。な?」

 「ああ、いいよ。親も帰ってこないみたいだし。」

 ワタルは気分よく、2人が泊まることを了承した。

 「よーし、決まり!じゃあ、親に泊まるって電話してくる」

 「下のリビングにあるから勝手に使っていいよ」

 「オッケー!元哉、行こうぜ!」

 「おう。」

 ワタルを残し、俊介と元哉は一階に降りていった。


 「メグミちゃん、可愛いよなぁー。惚れちゃったよ俺。」

 「元哉、メグミちゃんとヤリたいと思わねー?」

 「そりゃぁ、できたら…」

 「ヤッちゃわねー?」

 「えっ!?」

 俊介の発言に元哉は驚きを隠せなかった。

 「俺達まだ童貞じゃん?そろそろヤッときたいだろ?」

 「まぁ…」

 「しかもあんな可愛いくせに、ワタルの話だとエロそうだし」

 「ヤリたいのはヤリたいけど…」

 「じゃあ、ヤッちまおうぜ?」

 「でもワタルはどうすんだよ?」

 「大丈夫だって。俺にいい考えがあるんだよ。」

 「いい考えって?」

 「ワタルを利用すればいいんだよ」

 そう言って俊介は意味深に笑みを浮かべた。

コメント

非公開コメント

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。