小説(転載) 従順な妹 9/10(未完)
官能小説
従順な妹
9
メグミを犯すための計画を10分ほど話し合い、俊介と元哉はワタルの部屋へ戻った。
何も知らないワタルは2人のための布団を用意してくれていた。
そして元哉がさっきのワタルの話を再び持ち出した。
「ワタルはメグミちゃんとこれからどうすんの?」
「どうするって、どういうことだよ?」
「このまま諦めるのかってことだよ。」
少し考えてワタルは答えた。
「いや、諦めるってわけじゃないけど、いつか時期が来たら話そうかなって…。」
すかさず元哉が突っ込む。
「いつか話すって…お前バカか?」
「なっ、何でだよ?」
「よく考えてみろ。実の妹だぞ?普通に告白して付き合える相手じゃないんだぞ?」
「そんなのわかってるよ…」
ワタルは自分でもわかっていた。
実の兄妹が普通に付き合える可能性なんて限りなくゼロに近いことを。
それでも改めて他人から指摘されると落ち込まずにはいられなかった。
俊介の作戦通りだった。
「俺だったら黙って諦めねーな。」
「諦めないって、どうするんだよ…」
俊介の言葉にワタルが興味を持った。
「いいか、メグミちゃんはお前の事が好きだ。俺達にはわかる。」
「そ、そうかな…」
「でも付き合うのは無理だ。相手が兄貴じゃ罪悪感があるからな。」
「そうだよな…」
「だから犯すんだよ。」
「だからって…何でそうなるんだよ…?」
焦るワタルに俊介は平然と言葉を続けた。
「犯しまくって理性を消し飛ばすんだよ。理性が無くなれば罪悪感も消えるだろ。」
「それは…」
「メグミちゃんも今つらいと思うぜ?ワタルのこと好きなのに我慢してるんだからな。」
「………」
「俺だって別に何も考えずに犯せって言ったわけじゃないんだぜ。」
「………」
「今日ワタルと遊んでイイ奴だってわかったから力になりてーって思ってさ。」
ワタルはなぜか俊介の言葉に説得力を感じた。
正直言ってワタルは今まで俊介のことを頭の悪い奴だと思っていた。
その俊介が自分を認めてくれ、そして力になりたいと言ってくれている。
ワタルの心は揺れていた。
「俺はワタルがやるってんなら手伝うぜ。友達だからな。」
俊介は元哉に目線を送った。
「俺も手伝うよ。友達っていうか、ここまできたらもう親友だしな。」
元哉も俊介の後に続くように言葉を並べた。
「わかった…」
元哉の親友という言葉がワタルにとどめを刺した。
「よーし、よく言った!それでこそ男だ!」
「やるなら今夜しかねーな!覚悟決めろよ、ワタル!」
「あ…ああ、わかってる!」
ワタルはこの2人と一緒なら何があっても恐くない気がした。
それから俊介の指示に従い、ワタルはガムテープを用意した。
3人はメグミの部屋の前に立ち、ドアに耳をあて、中の様子をうかがった。
「たぶん寝てるな。」
「そうだな。」
「よし、じゃあ入るぞ。」
ワタルが震える手でそっとドアを開けた。
薄暗い部屋の中からはメグミの寝息だけが聞こえた。
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メグミを犯すための計画を10分ほど話し合い、俊介と元哉はワタルの部屋へ戻った。
何も知らないワタルは2人のための布団を用意してくれていた。
そして元哉がさっきのワタルの話を再び持ち出した。
「ワタルはメグミちゃんとこれからどうすんの?」
「どうするって、どういうことだよ?」
「このまま諦めるのかってことだよ。」
少し考えてワタルは答えた。
「いや、諦めるってわけじゃないけど、いつか時期が来たら話そうかなって…。」
すかさず元哉が突っ込む。
「いつか話すって…お前バカか?」
「なっ、何でだよ?」
「よく考えてみろ。実の妹だぞ?普通に告白して付き合える相手じゃないんだぞ?」
「そんなのわかってるよ…」
ワタルは自分でもわかっていた。
実の兄妹が普通に付き合える可能性なんて限りなくゼロに近いことを。
それでも改めて他人から指摘されると落ち込まずにはいられなかった。
俊介の作戦通りだった。
「俺だったら黙って諦めねーな。」
「諦めないって、どうするんだよ…」
俊介の言葉にワタルが興味を持った。
「いいか、メグミちゃんはお前の事が好きだ。俺達にはわかる。」
「そ、そうかな…」
「でも付き合うのは無理だ。相手が兄貴じゃ罪悪感があるからな。」
「そうだよな…」
「だから犯すんだよ。」
「だからって…何でそうなるんだよ…?」
焦るワタルに俊介は平然と言葉を続けた。
「犯しまくって理性を消し飛ばすんだよ。理性が無くなれば罪悪感も消えるだろ。」
「それは…」
「メグミちゃんも今つらいと思うぜ?ワタルのこと好きなのに我慢してるんだからな。」
「………」
「俺だって別に何も考えずに犯せって言ったわけじゃないんだぜ。」
「………」
「今日ワタルと遊んでイイ奴だってわかったから力になりてーって思ってさ。」
ワタルはなぜか俊介の言葉に説得力を感じた。
正直言ってワタルは今まで俊介のことを頭の悪い奴だと思っていた。
その俊介が自分を認めてくれ、そして力になりたいと言ってくれている。
ワタルの心は揺れていた。
「俺はワタルがやるってんなら手伝うぜ。友達だからな。」
俊介は元哉に目線を送った。
「俺も手伝うよ。友達っていうか、ここまできたらもう親友だしな。」
元哉も俊介の後に続くように言葉を並べた。
「わかった…」
元哉の親友という言葉がワタルにとどめを刺した。
「よーし、よく言った!それでこそ男だ!」
「やるなら今夜しかねーな!覚悟決めろよ、ワタル!」
「あ…ああ、わかってる!」
ワタルはこの2人と一緒なら何があっても恐くない気がした。
それから俊介の指示に従い、ワタルはガムテープを用意した。
3人はメグミの部屋の前に立ち、ドアに耳をあて、中の様子をうかがった。
「たぶん寝てるな。」
「そうだな。」
「よし、じゃあ入るぞ。」
ワタルが震える手でそっとドアを開けた。
薄暗い部屋の中からはメグミの寝息だけが聞こえた。
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