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小説(転載)  『温泉旅行から』 4/11

官能小説
01 /31 2019
『温泉旅行から』 (4)

 箱根から帰って暫くした ある日の事でした。
 響子さんから電話が有り、翌日、銀座の百貨店で買い物に付き合って・・・
そんな内容でしたので軽い気持ちで約束をしました。
 でも、
 『ガーター着用よ・・・フフフッ・・・』
 電話を切る前にそう言われて私は何だかゾクゾクして、また虐められるの? 
 でも百貨店で? トイレで? それとも公衆の面前で? いろんな事を想像
してしまいました。
 待ち合わせの時間通りに喫茶店に行くと、響子さんは先に奥の席に座って私
を待っていました。
 「ごめんなさい、遅れて・・・待った??」
 『良いのよ、気にしないで、まだ約束の時間にもなってないし・・・』
 そんな会話を交わして珈琲を飲んでいると彼女はセカンドバックから小さな
袋を渡しました。
 『フフッ、中を見て?出したら駄目よ・・・』
 何?と思いながら差し出された袋を開けて中を覗き込むようにして見ると、
ピンク色をした蝶ネクタイの形をした物でした。
 「何、これ??」
 響子さんを見て尋ねると彼女は少し笑みを浮かべて
 『え~~、知らないの??それじゃぁ、触ってみて・・・』
 私は恐る恐る袋に手を入れて触ると、それは柔らかくてゴムみたいな手触り
でした。
 そして真ん中が膨らんでいて・・・。
 その時に、ウイ~~~~ンンン、と真ん中の部分が小刻みに震え出しました。
 『フフッ、解かった?バイブよ、アソコに着けるリモコンバイブなの』
 彼女の手の中には小さいスイッチが握られていて、それでON、OFF出来
るそうです。
 『麻美さん、これを着けて・・・ガーターで来たでしょ、ショーツを脱いで
その替わりにこれをショーツのようにして穿くのよ。端にゴム紐が付いてある
から、真ん中をクリトリスに当るようにするのよ・・・』
 私は彼女に言われたようにトイレでそれを付けました。
 席に戻り、彼女を見ると手に持ったスイッチを、
 『入れるわよ、良い?』
 彼女は暫く間を置いて指を動かしました。
 すると私の股間からは
ウィィィ~~~~ンンン、と音がしてバイブが動き、私は一瞬身体に電気が走
ったように反応しました。
 「だ、だめ、、恥かしいわ、音が聞こえるわ・・・」
 後ろのテーブルに人が居たので私は恥かしくて小声で言うと、
 『大丈夫よ、音なんて聞こえないわよ、気にするからそう思うのよ・・・』
 それでも、私は恥かしくて顔が真っ赤になっていたと思います。
 『さぁ、それじゃ、欲しい物が有るから買い物に少し付き合ってね』
 まさか、これを付けたままで??そんな表情で彼女を見返すと
 『フフフッ・・・何処でスイッチを入れようかなぁ~~』
 そう言って私達は喫茶店を出て、エレベーターに乗り下の階に降りていきま
した。
 響子さんが少し前を歩いてデパート内の人込みを縫うようにして行った場所
は靴売り場でした。
『私、靴を集めるのが好きなの・・・だから今日は麻美さんに一足プレゼント
するわ・・・』
 言いながら彼女は奥のブランド物のコーナーへと進んでいきました。
 【これは、これは、奥様・・・いらっしゃいませ、今日はどうのような物を
お探しで??】
 『あら、吉田さん・・・こんにちわ。今日は私じゃないの、彼女に似合う靴
を選んであげてくれる?』
 響子さんと店員さんは親しげに何か喋っていましたが、私はいろんな靴を見
てどれにしようか迷っていました。
 『麻美さん、これなんか似合うんじゃない、履いてみたら?』
 響子さんはベージュと淡いピンクのコンビになったパンプスを持って、さっ
き話しをしていた吉田さんに靴を手渡しました。
 【どうぞ、奥様・・・こちらで・・・】
 私は、その時例のリモコンバイブの事はすっかり頭から消えていました。
 店員さんに促されてソファーに座ると、その店員さんは片膝を付いて中腰の
姿勢で私の足首を優しく掴んで履いていた靴を脱がしてくれました。
 【綺麗な脚ですね、無駄な肉が無くて。まるでモデルさんのようですねぇ】
 吉田さんは、ふくらはぎから膝辺りまでチラッと触りながら言いました。
 その時、突然ショーツの替わりにはいていたバイブがウィィィ~~ンンと動
きだし、私は一瞬ドキッとして身体が硬直しました。
 「ぁぅっ・・・」
 響子さんを探すように顔を動かしていると少し離れた処から私を見て笑みを
浮かべていました。
 だ、駄目よぅ・・・気付かれるわ・・・止めて。
 そんな表情で彼女を見つめるのですが、一向にバイブが止まる気配は無く、
私は股間を押さえる訳にはいかず、どうする事も出来ないで俯いて我慢してい
ました。
 【いかがしました?気分でも悪くなりましたか?】
 店員さんはそう言いながらふくらはぎから膝、そしてスカートの中へと手を
入れてきました。
 「だ、だめ・・・やめてください・・・」
 銀座でも有名なデパートの店員さんが、こんな事・・・と思っていると、
 【何か、この奥の方から音がするんですが・・・】
 店員さんはスカートの裾を膝上まで廻りに気付かれないようにゆっくり摺り
上げて私の両脚を開かせました。
 私は恥かしくて、恥かしくて・・・。
 「や、やめてください・・・」
 小声で言うのが精一杯でした。
【やめて、と言われましても・・・私どもの落ち度でお客様に何か不手際が
ございましては・・・】
 そう言いながらスカートの裾から覗いている太腿をジロジロ見ていました。
 そうこうしているうちにバイブが止まり、私は緊張していた身体から一挙に
汗が出たような感じでした。
 【おやっ、音がしなくなりましたね、気のせいかなぁ】
 店員さんは何やら笑みを浮かべながら履いている靴を脱がせて、その場を立
ち上がりすぐに違う靴を持ってきました。
 【こちらの靴はいかがですか?デザインが良いと思うのですが・・・】
 店員さんは言いながら私に履かせてくれました。
 でも私の脚を触る手付きが厭らしくて、長い時間ふくらはぎを触っているよ
うに感じました。
 バイブレーターは再度、スイッチが入り、初めはびっくりしましたが、慣れ
てくるとクリトリスを刺激しないように腰を動かして微妙に調節できるので、
何とか我慢出来ました。
 でもふとした拍子にクリトリスに触れると、身体に電流が走ったようにほん
の一瞬痙攣するので、いつ触れるか解からない自分にドキドキしていました。
 【響子奥様からお聞きしましたが麻美奥様は痴女だそうで?】
 「ち、違います・・・ち、痴女だなんて・・・」
 響子さんったら・・・何を言ったのかしら??私が痴女だなんて・・・。
 その時、ほんの僅かですがソファーにもたれかけた時に、バイブがクリトリ
スに触れました。
 「ぁ、ぁぁぅ、ぁぅっ・・・」
 首の骨が折れるように頭を後ろに擡げて反応しました。
【どうかしましたか?フフッ・・・奥様は変わったパンテイをはいていると、
響子奥様からお聞きしましたが・・・何でも、バイブ付きのパンテイだそうで、
どのような物か見せていただきたいのですが・・・】
 そう言いながら店員さんの手はスカートの中に潜り込みました。
 そして太腿を触り両脚をもう少し開かせるようにして手を抜きました。
 【また違う靴を持って来ますから、その時までにスカートをもう少し捲って
おいてください・・・】
 店員さんはそう言いながら立ち上がって響子さんの許に行き何か話しをして
いました。
 私は、まさかデパート内でこんな事をされるなんて信じられない!と思いま
したが、響子さんと店員さんは知り合い同士かも?それだったら今の場合も店
員さんに視姦されるプレイ??と考えていました。
 そんな事よりも私のアソコは程好い刺激でヌルヌル状態でした。
 クレバスが太い物を欲しがって口を開けている、そんな気分でした。
 私は誰かに見られていたら?と思い辺りを見回しましたが、ショーケースの
影になっていて、廻りからは死角になっている事に気付いて一安心でした。
 誰にも見られないのなら・・・と思いスカートの裾を少し上げて膝上より少
し上位にしました。
 暫くして例の店員さんが私の膝許に跪いて違う靴を履かせながら、
 【さぁ、脚を開いて奥様のお○○○を見せてください・・・響子奥様の命令
ですから・・・】
 響子さんの命令だなんて・・・。
 でも、この場のスリルを楽しむかのように両脚を開いていきました。
 やがて、スカートも引っ張られるようにずり上がり、太腿辺りまで捲れて、
彼は少し顔を屈めて覗き込むようにしました。
 【パピヨンですね、このバイブは・・・・厭らしい・・・こんな事をして私
を挑発するなんて・・・・奥様は淫乱ですねぇ~~、フフッ・・・もっと見て
欲しいんでしょう?さぁもっと開いて・・・】
 「ち、違います・・・ぁぁぁぁ・・・」
 またしてもバイブが動き出し、私は官能の世界に引きずり込まれるようでし
た。
 と、そこへ響子さんが来て笑みを浮かべて、
 『どう?良かった??』
 わけの解からない意味深な言葉でそのプレイは終了しました。


(5)へつづく・・・

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。