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小説(転載)  幼い頃の夏の記憶

官能小説
03 /02 2019
幼い頃の夏の記憶
 
祖父の死から三週間が経とうとしていた夏の終わりのある日の午後、珍しく家族全員が揃い祖父の仏前に手を合わせていた。

「安らかな死だったな・・・・由紀には苦労をかけたけど、父さんは幸せだったと思うよ。有難う・・・」

未だに仏前に向うと目を潤ませてすすり泣く母の肩に手を置き、感謝の言葉を漏らした。

「・・・お母さん、早く元気出してよ。じゃないとお爺ちゃんも心配で天国に行けないでしょ。」

妹の沙紀はいつまでも落ち込んでいる母に苛立った素振りを見せながら、少々語気を荒げてその場を立ち居間を出て行ってしまった。

「最後に由紀に看取ってもらって、父さんは幸せものだ・・・義理の父親であるにも関わらずここまでしてくれた事に私からもお礼を言うよ・・・本当に有難う・・・。」

父もそう言って、俯きながら咽び泣く母を残し居間を出て行った。

しかし、俺は二人とは少々違う感情で母の横顔を見つめていた。

それは、幼い頃の・・・そうちょうど今と同じ夏の終わりの暑い日の記憶がずっと脳裏に残っていたからだ・・・・。

 

商社に勤める父は一年の大半を海外で過ごし、家に帰ってくるのは年に1~2度、それも2~3日ほどしか家にいなかった。

そんな父だったが、母はその事で愚痴を溢した事は無かった。

車で1時間ほど走ると、祖父の住んでいる父の実家に行く事が出来たのだが、母は月に一度は俺と妹を連れて週末を父の実家で過ごすようになっていた。

当然そのことは父も承知しており、父は自分の親の面倒まで見てくれる母に感謝していた。

あれは俺が小学校の6年生の時の夏休みの事だった。

母は3歳になったばかりの妹と俺を連れて夏休み最後の週末を祖父の家で過ごそうと車を走らせていた。

祖父は俺達が到着する頃、いつも庭先で出迎え満面の笑みを浮かべながら俺達を迎えてくれた。

その頃の祖父は毎日の畑仕事で体格はがっしりとしており、「ジイジ」とは呼んでいたものの30歳を過ぎたばかりの母と並んでもそれほど年の差を感じさせないほどに若々しかった。

祖父は3人を迎えると直ぐに俺を裏山に連れ出し、虫捕りや魚釣りを教えてくれた。

俺はそんな祖父が本当の父だったらと思った程に好きだった。

日が暮れるまで目一杯遊んだ俺と祖父が家に帰ると、家に残っていた母は必ず風呂と食事の用意を済ませ俺と祖父を笑顔で迎えてくれた。

一日中遊びまわった俺は風呂と食事を済ませると直ぐに眠くなる。

祖父の家にはエアコン等無かったが、疲れた身体を撫でるように入ってくるそよ風はひんやりと気持ちよく、俺は直ぐに深い眠りに落ちていった。

しかし、あの夏の日だけは違った。

暑さを凌ぐ為、窓を開け放しで寝る4人が並ぶ居間には2つの蚊帳がぶら下がっていた。

その一つに母と俺と妹の布団が敷かれ、もう一つの蚊帳の中に祖父の布団が並ぶように敷かれていたが、その日はその蚊帳の中に爽やかな風が吹き込まず、うだるような暑さが部屋の中にこもっていた。

その夜、俺はあまりの暑さに目を醒ました。

意識が徐々にはっきりしていくにつれ、母の切ないそうな泣き声にも似た声が耳に届いてきた。

俺はゆっくりと目を開けると、ぼやけた目を擦りながら部屋の中の様子を伺っていく。

次第に焦点があってきた俺の目に、その声が母の声である事が理解できる光景が目に飛び込んできた。

隣の布団に寝ているはずの母が祖父の蚊帳の中にいたのだ。

母は全裸で頭を枕に置き、尻を突き上げるように膝を立て、枕元にある裸電球の灯りが母の白い肌を妖艶に照らしている。

その突き上げた母の尻を抱えるようにしながら祖父が母の尻に顔を埋め、何やら湿った音が響く度に母は全身を痙攣させ、固く目を閉じながら込み上げる嗚咽を我慢するように口を自分を手で塞いでいる。

その頃の俺は性に対する知識が乏しく、それが何を意味するものかはっきりとは解らなかったが、今まで経験した事の無い胸の高鳴りと興奮に包まれ、寝苦しい暑ささえも涼しく感じるほどに自分の顔が火照っていく感覚に吸い込まれるように二人を凝視していた。

「・・・はぁっ・・・あぁっ・・・ん・・・んんーーっ・・・」

俺は見てはいけないと直感しながらも、自分を包み込む未知の感覚から抜け出す事が出来ない。

俺は興奮のあまり鼓動が激しくなり、息苦しいほどに息を荒げ始めていたが、二人に気付かれないように息を殺し、微動だにせずに全裸で絡み合う母と祖父を凝視し続けた。

祖父が何かを啜るようにズルズルと音を立てると、母は息を荒げながら身体を痙攣させ、全身を紅潮させながら真っ白なシーツを握り何かに必至に耐えるように込み上げる声を押し殺している。

「・・・由紀さん・・・儂にも頼むぞ・・・」

祖父が小声でそう言いながら布団に仰向けになると、母は尻を突き上げたまま祖父の身体を跨ぎ、その尻を祖父の顔に押し付け、祖父の性器を握りしめていく。

祖父の性器は一緒に風呂に入った時に見るそれとはまったく違う形と大きさで、きのこの傘のような先端は太く血管を浮き立たせていた。

母はその祖父の性器の先端をしなやかな細い指で優しく撫でながら、ゆっくりと口を寄せていった。

母は祖父の性器に口を寄せると、小さな口を大きく開き長く突き出した舌を絡めるように舐め始めた。

祖父の性器は母の舌が這い回ると裸電球の灯りで妖しく濡れ光り、母の唾液がその巨大化した性器から滴り初めていた。

母は唾液に濡れた祖父の性器を握る指が自分の唾液で濡れ始めると、その握りしめた手をゆっくりと上下に動かし、祖父の性器の先端を一杯に広げた口の中に含み始めた。

「・・・ん・・・んん~~・・・い・・・いいっ・・・由紀さん・・・」

母は祖父の性器を口に含みゆっくりを首を上下させていくと、祖父が小声でそう母に告げながら目の前に曝されている母の尻を撫でていた手をゆっくりとその奥へ忍ばせていった。

「・・・ん・・・んんっ・・・ん・・・んはっ・・・んーーーっ・・・」

祖父の手が母の尻の谷間に見え隠れするように前後に動き始めた途端、母の尻の方からはピチャピチャと湿った音が部屋の中に静かに鳴り響き、その音と同調するよう四つん這いになっている母の背が仰け反り、祖父の性器を咥えたまま母が切なそうに啼いている。

「・・ん・・んんっ・・・んっ・・・んんーーーーっ・・・」

祖父は母の尻に忍ばせた手の動きを早めると母の啼き声が一層高くなり、祖父を跨いでいる母の脚がガクガクを震わせていた。

女性を知らない俺は、祖父の手が母の陰部をどのようにし、母の陰部がどうなっているかなど想像だに出来なかったが、その光景を見てるだけに本能的に興奮が高まっていく。

「・・・なんじゃ・・・指だけでイッてもうたか・・・よっぽど溜まっていたんじゃな・・・」

祖父はそう言いながら再び母の尻に顔を近づけ、淫猥な音を立てながら何かを啜り始めた。

母は、全身に玉のような汗を噴出しながら震える身体を懸命に腕で支えていた。

祖父の性器は母の握る手の3つ分ほどもあり天井に向ってそそり起っていたが、母の小さな口はその性器を根元まで飲み込み、そして何かの手品のように母の口から現れた。

「・・・由紀さん・・・」

祖父が母に合図を送るように声をかけると、母はやっと祖父の性器を口から吐き出し布団の上に仰向けになった。

祖父は母の唾液で濡れ光った性器をぶらぶらとさせながら母と身体を入れ替え仰向けになった母の股間に割り込むように座ると、母の膝を抱えた。

母の膝は尻が浮くほどに蛙のように広げられ、大きな乳房がその膝で押し潰されていた。

祖父は大きく開かれた母の股間に、怒張し母の唾液に濡れ光る性器を押し当てながら、ゆっくりと腰を突き出していく。

「・・・はぁぅっ・・・うぅっ・・・うっ・・・あぁっ・・・いいっ・・・お義父さん・・・いいっ・・・」

(あっ!)

俺の目にもはっきりとあのデカイ祖父の性器が母の中に突き刺さった事は明白で、一瞬母が苦痛に顔を歪めていると思い声を出したが、その思いは直ぐにかき消された。

母は祖父の性器が身体の中に入った瞬間、苦痛に顔を歪めたのではなく、快感に顔を歪めたのだと・・・。

祖父は母の身体の中に怒張を押し込むと、母の大きな乳房を両手を伸ばし、畑仕事でささくれたゴツイ手で柔らかな白い乳房を握り潰していく。

「・・・はぁっ・・・いいっ・・・もっと・・・お義父さん・・もっと・・・」

母は駄々を捏ねる子供のような目つきで祖父を見上げながら祖父の腕にしがみつき、細く長い脚を祖父の腰に巻きつけていく。

祖父は母の言葉に頷きながらゆっくりと腰を前後に揺らし始めると、母は細く長い喉を仰け反らせてしがみついている祖父の腕に爪を立てながら再び啼き始めた。

「・・・あぁぁぁ・・・いい・・・いいっ・・・はぁっ・・・ううぅっ・・・あぁぁぁぁっ・・・」

若い頃体操をしていたという母の身体はしなやかで、祖父が母の膝を肩に担ぐようにしながら身体を二つ折りにしていっても、母は苦しそうな言葉を発する事無く祖父の性器を受け入れていた。

足首が顔の辺りにまでくるように身体が曲がると母の腰は自然と浮き上がっていったが、祖父が力強く腰を叩きつける度に二人の汗で湿った身体はぴちゃぴちゃという音を立てながらぶつかり合った。

その光景を横で凝視している俺の目には、祖父の身体が母から離れる度に血管の浮き出た性器が母の陰部に再び突き刺さっていく事が不思議でならなかった。

祖父は快感に悶える母の姿を見ながら激しく腰を叩きつけ、次第に母の漏らす嗚咽が大きくなる口を塞ぐように唇を重ねた。

「・・・ん・・・んんっ・・・はぁっ・・・んんっ・・・」

唇を重ねた二人は互いの舌と舌を絡み合わせながら抱き合い、母は祖父の突き入れてきた舌に吸い付きながら祖父にしがみついていた。

祖父は舌を絡ませたまま母を抱え起こし、布団の上に胡坐かいて座った。

母は祖父の首に腕を巻きつけ、腰を動かせなくなった祖父に代わり自ら身体を上下に揺すり始める。

母が上下に身体を揺する度に母の乳房が大きくたわみ、母の切なそうな呻き声が一層激しさを増していった。

「・・・お義父さん・・・あぁっ・・・いいっ・・・いきそう・・・お義父さん・・・いくっ・・・」

母が祖父の上で激しく腰を振りながらそう訴えた時、母は祖父を跨いでいた大きく開いた脚をガクガクと痙攣させ大きく仰け反り祖父の腕の中でぐったりと力なく崩れ落ちた。

「・・・由紀さん・・・儂も・・・いくぞ・・・さぁいつものように・・・・」

祖父の言葉に母は気だるい身体を起こし一旦祖父から離れる。

祖父は今まで母の身体の中に埋もれていた濡れ光る性器を、布団の上に座る母の目の前にかざす様に立ち上がった。

母は祖父の性器を再び口に含み、左手で垂れ下がった袋を愛撫しながら右手で怒張を扱き出した。

祖父の性器を咥える母の口元からは涎が垂れ、玉のように噴出している汗とともに首筋を伝い流れていく。

祖父は自分の性器を口に含む母の頭を抱え、その大きな怒張を喉の奥に突き刺すように腰を振り、やがて小さな呻きとともに性器を母の口から抜いた。

母は祖父の腰の動きが収まった瞬間、俺の耳にも届くほど大きく喉を鳴らし何かを飲み込むと、先ほどとは別のものであるかのような萎んでいく祖父の性器に何度も吸い付きながら、名残惜しそうだが、とても幸せそうな笑顔を祖父に向けていた。

「・・・美味しい・・・」

 

その時の横顔が、仏前を見つめる母の横顔と重なった。

母は女としての幸せを父では無く祖父に求め、祖父はその母の思いを受け入れたのだろう。

俺はそんな母を責める気など毛頭無い。

俺は本当の父は祖父だと思っているが、真実は母しか知らない。

でも、真実などどうでもいい・・・母のこれまでの人生が幸せだったのなら・・・。

(・・・父さん・・・)

俺は心の中でそう呟きながら、祖父の仏前に手を合わせていた。

 

終わり。

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。