小説(転載) 温泉旅行(3) 温泉旅館(3)
官能小説
タイトルが2つならんでいる。作者も混乱していたのかもしれない。ダウンロードしたままの状態で紹介する。
温泉旅行(3)
温泉旅館(3)
「大山様・・・大山様はいらっしゃいませんか?」
神野旅館の半纏を羽織った頭の禿げ上がった番頭が、電車から降りてくる人込に向かって声を張り上げる。
「大山様!・・・大山様」
「はい!大山です。」
今年で42歳になる大山小枝子が小走りに近寄ってきた。
「大山様・・・大変お疲れ様でございました。大山様・・え~2名様御揃いですか?」
「え・・えぇ・・・実は主人に急用ができまして、・・・私一人なんですが・・・」
「はぁ・・・わかりました。ではお荷物を・・・」
夫婦二人の旅行のはずだったが、出発直前に入った電話で夫が緊急に会社に出勤しなければならなくなった。
「もう!一ヶ月も前から休暇届出していたじゃない!」
「しょうがないだろ・・・重要な取引先で、あの山口がポカしちゃったんだから・・・」「山口さんて・・・あの?」
「そうだよ・・・よくやってくれてるから、大きな仕事任せたのに・・いきなりポカしやがって・・・」
夫の光男はある商社の営業部長をしているが、夫が一番可愛がっている部下がどうやらとんでもない失敗をしたらしい。
夫がよく家に連れてきていたので山口と面識のある小枝子も、山口なら仕方ないかと諦めた様子だった。
「じゃあ旅行はどうするのよ?」
「キャンセルすればいいだろ!」
夫の強い口調に小枝子は腹が立った。
「私一人で行ってきます。」
「勝手にしろ!」
小枝子どころではない光男はそう捨て台詞を残すと、小枝子を気にする事もなく会社に向かってしまった。
(・・・あーーーっ!なんか癪に障るわ!)
仕方無いとは思いつつも、夫の気配りの無さに腹が立っていた小枝子は鞄を引っ手繰るように掴むと、駅に向かっていたのだ。
「残念でしたね~ご主人・・・」
禿げ頭の番頭が運転席から小枝子に声をかけた。
「奥様は当方のご利用は初めてでいらっしゃいますか?」
「えぇ・・・」
人相に割に丁寧で腰の低い応対をする番頭に、小枝子は親近感を覚えた。
「当方は、山奥にはありますが、温泉が自慢なんです。」
「えぇ・・・主人もそう言ってましたわ。」
「美人の奥様が、ますます美人になちゃうと思いますよ。」
「ふふふ・・・お上手ですね・・・」
小枝子は番頭に愛想に悪い気はしなかった。
42歳の二人も子供を産んだとは思えないほど、スマートな体型を維持し、肌も艶やかで誰から見ても大人の魅力十分な女性だった。
「今日のお客様は、奥様の他に若いカップルの方のお二組だけですので、静かにお休みになれると思います。」
「そうですか・・・。」
番頭の運転するワゴン車はまだ雪の残る山道を、ゆっくりと登っていく。
「後、どれくらいかかるんですか?」
「そうですね・・・あと30分程でしょうか・・・」
「結構、山の奥にあるんですね・・・」
「はい・・・でも山に囲まれた旅館で過ごす一夜は、一生の思い出になるほどに素晴らしいものになるはずですよ・・・」
禿げ頭の番頭がバックミラー越しに小枝子を見ながらいやらしい笑みを浮かべた。
「こちらでございます。」
番頭が小枝子を部屋に案内する。
小さな山奥の旅館は1階に2部屋、2階に3部屋ほどしかなく、2階の一番奥の部屋が小枝子の部屋だった。
「温泉は24時間ご自由にどうぞ。・・それと・・・」
一通り説明を終えると、番頭は夕食の準備があるといって、部屋を出て行った。
夕食を取り終えた小枝子は、暇を持て余していた。
部屋にはテレビも無く、何もすることがない。
外套の無い窓の外は不気味な程暗く静まり返っている。
「いいお湯だったね~~」
隣に泊まっている若いカップルの声が静まり返った小枝子の部屋に届いた。
「・・・あぁ~~ん・・・ゆうちゃん・・・もうするの・・・」
「・・・いいだろ~・・・俺・・・もうこんなになっちゃってるんだからさ・・・」
「・・・すごい・・・かた~い・・・」
小枝子はカップルの会話に聞き耳をたてる。
「あっ・・・いぃ・・・そ・・そこ・・・かんじる・・」
ちゅぱ・・・ちゅぱ・・・
声に混じって生々しい音までが小枝子の耳に届いた。
(・・・こっちまで変な気になっちゃうじゃない・・・)
「ミキの・・・乳首・・・ビンビンに硬く・・なってるぞ・・・」
「あぁ~ん・・・はずかしい・・・」
(・・・おっぱい・・吸ってるのね・・・)
小枝子の妄想が膨らんでいく。
「くふぅ・・・んん~ん・・・」
「ミキのおっぱい・・・おいしいよ・・・」
「あううっ・・・あぁっ・・・そ・・そこ・・・感じる・・」
「クリちゃんもこんなに固くなってきたぞ・・ミキはエッチだな・・・」
「うぅっ・・いゃ~~ん・・・い・・・いじわる・・・」
小枝子はじっとしている事が出来なくなり、音を立てないように、そっと声の方に忍び寄っていった。
「んん・・・んんっ・・・ん・・・んん・・・」
だんだんと大きくなる声の方向に四つんばいになって忍び寄ると、どうやら、押入れの中から声が聞こえてくる。
小枝子はそっと押入れの襖をあける。
2段に分かれた押入れの下には一組の布団が畳んであるだけで、小枝子が這って入れるだけの隙間が十分にある。
どおやらその奥から音が聞こえてくるようだ。
小枝子は物音の立てないようそっと上半身を押入れの中に忍ばせ、声の出所を探した。
すると、隣の部屋の薄明かりが1円玉程の穴から差し込んでいた。
小枝子がそっとその穴を覗き込むと、薄明かりに浮かぶ全裸の男が仁王立ちし、その下に全裸の女性が男の尻を抱え込むように肉棒を咥えていた。
ごくり・・
小枝子は音をたてて生唾を飲み込み、女性のフェラチオに見入った。
じゅる・・・じゅば・・・ぴちゃ・・・
「んんっ・・・ゆうちゃん・・・固くて・・・おいしい・・・」
他人のセックスを生で見る小枝子は、鼓動の高鳴り、若いカップルに聞こえるのではと思うほどドクドクと脈打っていた。
(・・・す・・すごい・・・)
女性が頭を引くたびにうっすらと暗闇に見える男の巨大な肉棒に、小枝子は見入っていた。
小枝子はカップルの生々しい淫行を目の当たりにし、自らの花芯に熱い火照りが湧き上がるのを抑える事が出来ない。
小枝子は四つん這いになったまま、浴衣の帯を解き、腰の締め付けを開放した。
顔を押入れの布団の上におくと、ちょうど目が穴の高さになった。
小枝子は自由になった右手をパンティーに這わせ、左手の指を咥え、まるであの若い男の熱く滾る肉棒を自らが咥えている妄想に入り込んでいった。
「・・・そう・・じょうずだねミキ・・・裏もしっかり舐めてね・・・」
「んん・・んん・・・」
女性が肉棒を口から離すと、男の熱く滾った怒張の全貌が現れた。
(・・・でかい・・・)
女性が両手で握っても、亀頭が隠れないであろう巨大な怒張の裏筋に突き出した下をチロチロと当て刺激するのをみると、自ら咥えている左手の人差し指を同じように下で舐め上げていた。
「い・・・いいよ・・・ミキ・・・ふくろも・・・舐めて・・・」
女性は怒張を握りしめたまま口を移動させ、大き目の袋の中にある玉を優しく吸い込むように口に含んでいく。
(・・・わたしも・・・ほしい・・・)
小枝子は股間に伸ばした右手でパンティーの上から淫裂をなぞっていた手のほかに、自分の手による刺激ではない感覚を覚えた。
はっとして小枝子が振り返ろると、そこにはあの禿げ頭の番頭がいやらしい目つきで小枝子を見つめていた。
小枝子はあわてて押し入れから出ようとしたが、番頭に押し返され、口を塞がれた。
「しっ!・・・じっとして!・・・じゃないと・・・奥さんの覗き・・・ばらしちゃうよ・・・・」
小枝子は混乱した頭を横に振り、番頭に懇願するように目で訴えた。
「・・・ほら、あそこに赤い点が見えるでしょ・・・あれ、ビデオ・・・よく覗く人いるんだよね・・・」
番頭が指差した方向に確かに小さな赤い光が見えた。
「奥さんの出方次第では・・・警察には知らせないけど・・・」
小枝子は懸命に頷き、番頭に哀願する。
「・・・どうやら、分かっていただけたようですね・・・」
小声で話していた番頭の声はセックスに夢中になっているカップルの耳には届いていないようだった。
「じゃあ奥さん、絶対に声出しちゃだめだよ・・私が何をしても・・・」
そういい終えると、番頭は小枝子の口を抑える手をゆっくり離していった。
「ほら奥さん、カップルだんだんエスカレートしてきたよ・・・」
番頭に促されるまま、小枝子はまた穴から若いカップルを覗いた。
女性が男の怒張への奉仕を止め、小枝子の方に尻を向け高く突き出し、その股間に若い男が顔を近づけて行くところだった。
まるで、自分のおかれている状況とそっくりな二人の姿に、小枝子は番頭に脅されている事を忘れるかのように、再び妄想の虜となっていった。
大人しく抵抗しない小枝子に安心した番頭は、帯の解かれた小枝子の浴衣を脱がしにかかった。
妄想に虜となった小枝子は抵抗を見せるどころか、自ら浴衣の袖から腕をはずして行く。
小枝子の浴衣を剥ぎ取った番頭に目の前に、肉付きのいい小枝子の盛り上がった尻が突き出され、クロッチに微かなシミを滲ませた白いパンティーが妖しく写った。
番頭はすかさずパンティーに手をかけ、剥くようにパンティーを引き降ろしていく。
小枝子も、若い女性が全裸であるのに、自分がパンティーを付けているのが不自然であるとでも思っているように、番頭の為すがままにしていた。
小枝子のちょっと黒ずんだ淫裂が僅かに開き、うっすらと愛液を滲ませていた。
隣の部屋では男が女性の尻を抱えるかのように尻を掴み、淫裂に舌を這わせているようだった。
番頭はそれを見ていたかのように、同じように小枝子の淫裂に舌を這わせ、横から回した手が小枝子の乳房を揉みはじめた。
「んんっ・・・はっ・・・いいわ・・・」
小枝子は小さく喘ぎながらもしっかりと若いカップルから目を離す事無く、淫裂から伝わる官能の波を味わっていた。
番頭のささくれ立ったゴツイ指は以外にも繊細なタッチで小枝子の乳房に心地よい刺激を加えていた。
四つん這いなって下にぶら下がるように揺れる柔らかな乳房を、優しく持ち上げるように揉み、人差し指が、ビンクローターのような小刻みな振動を、乳首に触れるか触れないかの微妙なタッチで刺激を加えている。
淫裂に這わせる舌は、優しく淫裂を縦になぞっていたかと思うと、愛液を滴らせる膣口を微妙に避け、充血し、ぷっくりと膨れている花弁を優しく撫でている。
(・・・ううぅっ・・・上手いわ・・・この人・・・)
無骨な顔に似合わず繊細な愛撫を繰り返す番頭のテクニックは、夫のそっけない前戯とは比べ物にならないほど小枝子を官能の高みへと押し上げていった。
「んんんん・・・はぅっ・・・うぅっ・・・・」
小枝子の喘ぎが徐々に激しくなっていく。
「ああああああ・・・いいいいいいいい・・ゆうちゃん・・いいいいいいい」
若いカップルの喘ぎは小枝子の喘ぎなどかき消すほど大きかった。
じゅる・・・じゅる・・じゅる・・・
若い男は女の愛液を大きな音を立て、首を振りながら淫裂を震わせるように啜っている。
「・・・あああああ・・・そこ・・・・いいい・・・・」
「ミキのクリ・・・こんなに大きくなってきたよ・・・」
「いいいいい・・・・そこ・・・感じる・・・・」
(・・・クリを・・・舐められてるの・・・)
番頭の耳にもカップルの声ははっきりと聞こえている。
(この淫乱な奥さんも、クリを舐めてもらいたがってるな・・・)
番頭は小枝子の淫裂の下にぷっくりと膨れかかっている淫核に、硬く尖らせた舌先を突っつくように刺激した。
「あぁぅっ・・・い・・いいっ・・・そ・・そこ・・・いいーーーー」
小枝子の淫核から激しい快感の波が押し寄せ、小枝子は番頭の繰り出す舌を、まるで隣の若い男の者のように妄想を巡らせている。
「ああっ・・・ゆうちゃんの・・・舐めたい・・・いいっ・・・」
若いカップルは女性が上になる形で互いの性器を舐めあい始めた。
じゅる・・・じゅる・・
小枝子は若いカップルの性器を舐め合う生々しい音が耳の中でコダマするかのように響き、無意識のうちに自分の指を若い男の性器に見立て舌を絡め始めていた。
(・・・えっ・・・)
小枝子は淫核から送られてくる快感の波が途切れ、尻を掴んでいた番頭の手の感触がなくなっているいる事に気づき、押入れの中から四つん這いのまま後ろを振り返った。
小枝子の視線にの先に、怒張させた肉棒を天井に向けている番頭が全裸で横たわっていた。
(あっ・・・でかい・・・)
「奥さん・・・これ、欲しいんでしょ・・・真珠・・・5個入りだよ・・・」
番頭が不適な笑みを浮かべながら、真珠を埋め込んだ歪な肉棒を自らの手でゆっくりと擦り上げていた。
小枝子は自分の意思とは関係なく、女としての本能がそうさせたのだろう。
押入れから這い出ると仰向けになっている番頭の顔に跨り、天井に向かって怒張している歪な肉棒を咥えた。
「エッチだね・・・奥さん・・・人のセックス見て興奮しちゃったんだ・・・」
「・・・言わないで・・・」
「どお?俺の自慢のサオのお味は・・・旦那さんのより大きいだろ。」
「・・・おおきい・・・こんなの・・はじめて・・・」
小枝子は大きく口を開けて番頭の肉棒を頬張り、音をたててしゃぶっり始めた。
「・・・あうっ・・んん・・・んんっ・・・」
番頭は、大きく勃起している小枝子の淫核を舌でコロガシ、愛液を滴らせている膣口に指を差し入れ、まとわりつくような膣内の襞の感触を楽しんでいる。
「奥さんのエッチなお汁・・・甘くておいしいよ・・・」
番頭がさらに小枝子の興奮を高めようと淫猥な言葉を投げつける。
「ほら・・・お尻の穴も・・・ヒクヒクしてきたよ・・・」
「んん~~~ん・・んんっ・・・うんっ・・・」
番頭の指が膣内から掻きだした小枝子の愛液を、アナルに塗りつけるように優しく愛撫を始めた。
小枝子は夫にもされたことのないアナルへの刺激に、新たに沸きあがる官能を感じていた。
(・・・お尻って・・・こんなに感じるの・・・)
小枝子は番頭の怒張を咥えながら、淫裂全体が火照るような快感の渦に引き込まれていく。
「ゆうちゃん・・・入れて・・・」
隣から若い女の声が聞こえた。
「ミキ・・・上になって・・・自分でいれてごらん・・・」
男の声が聞こえた時、番頭も小枝子の淫裂を弄っていていた口を離した。
小枝子は、番頭の怒張を口から離し、番頭に跨ったまま向き直り、怒張した肉棒を自分の淫裂にあてがい、ゆっくりと腰を落としていく。
「う・・く・・・はうっ・・・」
「お・・・おぉっ・・・奥さんの襞が・・・絡み付いてくる・・・」
「ああっ・・・あ・・・当たる・・・イボが・・・当たる・・・」
番頭の肉棒に埋め込まれた真珠が、小枝子のもっとも感じる部分を刺激していた。
「ああああーーー・・・いいぃーーーー・・・」
小枝子は勃起した淫核を番頭の陰毛に擦り付けるように自らの腰を前後に振り始めた。
下になった番頭は腰をふってよがっている小枝子の乳房を鷲掴みにしている。
「・・・お・・・いぃっ・・・こんなオ○ンコ・・初めてだよ・・・奥さん・・」
小枝子の膣の中ではザラザラした襞が、虫が這い回るような蠢く感覚を番頭の肉棒に伝えていた。
「・・・わ・・・私も・・初めて・・・こんなの・・・ああっ・・・」
小枝子の腰が、前後の動きから上下への動きに変わっていった。
「ああっ・・・す・・・すっごい・・・いぃっ・・・」
腰を沈める度に、脳天まで響くような快感が小枝子を襲っていた。
「いいっ・・・いいっ・・・あうっ・・あああっ・・・」
番頭は上下に動く小枝子の腰の動きにあわせるように、自分の腰を突き上げている。
「いいっ・・・い・・いく・・・いく・・・」
既に小枝子の耳に若いカップルの喘ぎは届いていなかった。
「いく・・いいーーーーーーっ・・・あっ・・・」
小枝子は番頭の跨ったまま絶頂に達してしまった。
小枝子が昇天し力の抜けた身体を番頭の上に突っ伏す。
番頭は昇天した小枝子を抱え、身体を入替え上に圧し掛かる。
「先にいっちゃだめだよ、奥さん・・・」
番頭はそう言いながら小枝子の膝を抱え込むと、挿入されたままの肉棒を、動かし始める。
「あああああああ・・・・いいいいいい・・・・」
再び動き出した肉棒が小枝子を更なる高みへ押し上げるように、官能を伝えている。
「いいっ・・・あぅっ・・・いいっ・・・」
「一緒にいこうね・・・奥さん・・・」
「い・・・いく・・・いく・・・」
「俺もイクぞ・・・中に出すよ・・・奥さん・・・」
「いや!・・・中はいや・・・」
「じゃあ・・・口に出すぞ・・・」
「いや~~~~~!・・・いく~~~~~!」
番頭は肉棒を抜き取ると、硬く閉じた小枝子の口を割るように怒張した肉棒を突き入れた。
自分の愛液でまみれた番頭の肉棒から小枝子口に大量の迸りが放出された。
顔を振って逃れようとする小枝子だが、番頭が逃がさない。
夫も物でさえ飲んだ事がない小枝子が、大量に放出された番頭の迸りをむせるように飲み下す。
(・・・あぁ・・・おいしい・・・)
番頭は、その後も小枝子を貪り続け、3度目の放出を済ませた時は既に隣のカップルは寝入っていた。
小枝子は、番頭の2度目の放出までは記憶にあるものの、3度目の放出は記憶にない。
番頭は、気を失っている小枝子を陵辱するかのように楽しんだのだ。
「お・・・おはようございます・・・」
昼過ぎに起きてきた浴衣のままの小枝子が、ロビーで掃除をしてる番頭に気まずそうに挨拶をする。
「おはようございます。奥様・・・と言っても、もうお昼過ぎてますけどね。」
「どうか、昨日の事は内密にお願いします・・・。」
「え・・・えぇ・・・もちろん」
若いカップルへの覗き行為の事か、自ら腰を振って昇天していた淫行の事か解らなかったが、番頭が愛想よく小枝子に答える。
「あの・・お隣のカップルの方は・・・」
「もう、お帰りになりました。」
「そうですか・・・。」
「もう、奥様だけですよ・・・」
「・・・・・・」
小枝子の頭に昨夜の淫行が蘇ってきた。
「すいません・・・電話お借りできますか。」
「はい・・・こちらです。」
番頭が住まいと兼用の部屋に小枝子を通す。
「もしもし・・・あ・・・貴方・・・私です。」
(おぉ・・・本当に・・・一人で行ったのか・・・)
小枝子の夫が電話の向こうで不機嫌な声で話している。
「えぇ・・・私だって一人で旅行ぐらいできます。」
(今日は帰ってくるんだろ・・・)
その時、番頭が小枝子の浴衣に手を潜り込ませ、小枝子の淫裂に手を伸ばしていた。
(・・・奥さん・・・パンティー履いてないじゃない・・・)
小枝子は夫との会話に詰まりながら、淫裂を捕らえた番頭の指を制止出来なかった。
(・・・今夜は特大のソーセージをご用意してるんですが・・・)
小さな声で囁く番頭のもう片方の手に、響くような唸りをあげながら大きく円を描くようにうねっているバイブレータを、小枝子の淫裂の這わせてきた。
「あぅっ・・・」
(おい・・・どうした小枝子・・・)
「あ・・あぁ・・・あなた・・・私・・・もう一泊していきます・・・。」
(お・・おい・・小枝子・・さえ)
小枝子はバイブの振動に身を委ねるように四つん這いになり、電話を切っていた。
終り・・・。
温泉旅行(3)
温泉旅館(3)
「大山様・・・大山様はいらっしゃいませんか?」
神野旅館の半纏を羽織った頭の禿げ上がった番頭が、電車から降りてくる人込に向かって声を張り上げる。
「大山様!・・・大山様」
「はい!大山です。」
今年で42歳になる大山小枝子が小走りに近寄ってきた。
「大山様・・・大変お疲れ様でございました。大山様・・え~2名様御揃いですか?」
「え・・えぇ・・・実は主人に急用ができまして、・・・私一人なんですが・・・」
「はぁ・・・わかりました。ではお荷物を・・・」
夫婦二人の旅行のはずだったが、出発直前に入った電話で夫が緊急に会社に出勤しなければならなくなった。
「もう!一ヶ月も前から休暇届出していたじゃない!」
「しょうがないだろ・・・重要な取引先で、あの山口がポカしちゃったんだから・・・」「山口さんて・・・あの?」
「そうだよ・・・よくやってくれてるから、大きな仕事任せたのに・・いきなりポカしやがって・・・」
夫の光男はある商社の営業部長をしているが、夫が一番可愛がっている部下がどうやらとんでもない失敗をしたらしい。
夫がよく家に連れてきていたので山口と面識のある小枝子も、山口なら仕方ないかと諦めた様子だった。
「じゃあ旅行はどうするのよ?」
「キャンセルすればいいだろ!」
夫の強い口調に小枝子は腹が立った。
「私一人で行ってきます。」
「勝手にしろ!」
小枝子どころではない光男はそう捨て台詞を残すと、小枝子を気にする事もなく会社に向かってしまった。
(・・・あーーーっ!なんか癪に障るわ!)
仕方無いとは思いつつも、夫の気配りの無さに腹が立っていた小枝子は鞄を引っ手繰るように掴むと、駅に向かっていたのだ。
「残念でしたね~ご主人・・・」
禿げ頭の番頭が運転席から小枝子に声をかけた。
「奥様は当方のご利用は初めてでいらっしゃいますか?」
「えぇ・・・」
人相に割に丁寧で腰の低い応対をする番頭に、小枝子は親近感を覚えた。
「当方は、山奥にはありますが、温泉が自慢なんです。」
「えぇ・・・主人もそう言ってましたわ。」
「美人の奥様が、ますます美人になちゃうと思いますよ。」
「ふふふ・・・お上手ですね・・・」
小枝子は番頭に愛想に悪い気はしなかった。
42歳の二人も子供を産んだとは思えないほど、スマートな体型を維持し、肌も艶やかで誰から見ても大人の魅力十分な女性だった。
「今日のお客様は、奥様の他に若いカップルの方のお二組だけですので、静かにお休みになれると思います。」
「そうですか・・・。」
番頭の運転するワゴン車はまだ雪の残る山道を、ゆっくりと登っていく。
「後、どれくらいかかるんですか?」
「そうですね・・・あと30分程でしょうか・・・」
「結構、山の奥にあるんですね・・・」
「はい・・・でも山に囲まれた旅館で過ごす一夜は、一生の思い出になるほどに素晴らしいものになるはずですよ・・・」
禿げ頭の番頭がバックミラー越しに小枝子を見ながらいやらしい笑みを浮かべた。
「こちらでございます。」
番頭が小枝子を部屋に案内する。
小さな山奥の旅館は1階に2部屋、2階に3部屋ほどしかなく、2階の一番奥の部屋が小枝子の部屋だった。
「温泉は24時間ご自由にどうぞ。・・それと・・・」
一通り説明を終えると、番頭は夕食の準備があるといって、部屋を出て行った。
夕食を取り終えた小枝子は、暇を持て余していた。
部屋にはテレビも無く、何もすることがない。
外套の無い窓の外は不気味な程暗く静まり返っている。
「いいお湯だったね~~」
隣に泊まっている若いカップルの声が静まり返った小枝子の部屋に届いた。
「・・・あぁ~~ん・・・ゆうちゃん・・・もうするの・・・」
「・・・いいだろ~・・・俺・・・もうこんなになっちゃってるんだからさ・・・」
「・・・すごい・・・かた~い・・・」
小枝子はカップルの会話に聞き耳をたてる。
「あっ・・・いぃ・・・そ・・そこ・・・かんじる・・」
ちゅぱ・・・ちゅぱ・・・
声に混じって生々しい音までが小枝子の耳に届いた。
(・・・こっちまで変な気になっちゃうじゃない・・・)
「ミキの・・・乳首・・・ビンビンに硬く・・なってるぞ・・・」
「あぁ~ん・・・はずかしい・・・」
(・・・おっぱい・・吸ってるのね・・・)
小枝子の妄想が膨らんでいく。
「くふぅ・・・んん~ん・・・」
「ミキのおっぱい・・・おいしいよ・・・」
「あううっ・・・あぁっ・・・そ・・そこ・・・感じる・・」
「クリちゃんもこんなに固くなってきたぞ・・ミキはエッチだな・・・」
「うぅっ・・いゃ~~ん・・・い・・・いじわる・・・」
小枝子はじっとしている事が出来なくなり、音を立てないように、そっと声の方に忍び寄っていった。
「んん・・・んんっ・・・ん・・・んん・・・」
だんだんと大きくなる声の方向に四つんばいになって忍び寄ると、どうやら、押入れの中から声が聞こえてくる。
小枝子はそっと押入れの襖をあける。
2段に分かれた押入れの下には一組の布団が畳んであるだけで、小枝子が這って入れるだけの隙間が十分にある。
どおやらその奥から音が聞こえてくるようだ。
小枝子は物音の立てないようそっと上半身を押入れの中に忍ばせ、声の出所を探した。
すると、隣の部屋の薄明かりが1円玉程の穴から差し込んでいた。
小枝子がそっとその穴を覗き込むと、薄明かりに浮かぶ全裸の男が仁王立ちし、その下に全裸の女性が男の尻を抱え込むように肉棒を咥えていた。
ごくり・・
小枝子は音をたてて生唾を飲み込み、女性のフェラチオに見入った。
じゅる・・・じゅば・・・ぴちゃ・・・
「んんっ・・・ゆうちゃん・・・固くて・・・おいしい・・・」
他人のセックスを生で見る小枝子は、鼓動の高鳴り、若いカップルに聞こえるのではと思うほどドクドクと脈打っていた。
(・・・す・・すごい・・・)
女性が頭を引くたびにうっすらと暗闇に見える男の巨大な肉棒に、小枝子は見入っていた。
小枝子はカップルの生々しい淫行を目の当たりにし、自らの花芯に熱い火照りが湧き上がるのを抑える事が出来ない。
小枝子は四つん這いになったまま、浴衣の帯を解き、腰の締め付けを開放した。
顔を押入れの布団の上におくと、ちょうど目が穴の高さになった。
小枝子は自由になった右手をパンティーに這わせ、左手の指を咥え、まるであの若い男の熱く滾る肉棒を自らが咥えている妄想に入り込んでいった。
「・・・そう・・じょうずだねミキ・・・裏もしっかり舐めてね・・・」
「んん・・んん・・・」
女性が肉棒を口から離すと、男の熱く滾った怒張の全貌が現れた。
(・・・でかい・・・)
女性が両手で握っても、亀頭が隠れないであろう巨大な怒張の裏筋に突き出した下をチロチロと当て刺激するのをみると、自ら咥えている左手の人差し指を同じように下で舐め上げていた。
「い・・・いいよ・・・ミキ・・・ふくろも・・・舐めて・・・」
女性は怒張を握りしめたまま口を移動させ、大き目の袋の中にある玉を優しく吸い込むように口に含んでいく。
(・・・わたしも・・・ほしい・・・)
小枝子は股間に伸ばした右手でパンティーの上から淫裂をなぞっていた手のほかに、自分の手による刺激ではない感覚を覚えた。
はっとして小枝子が振り返ろると、そこにはあの禿げ頭の番頭がいやらしい目つきで小枝子を見つめていた。
小枝子はあわてて押し入れから出ようとしたが、番頭に押し返され、口を塞がれた。
「しっ!・・・じっとして!・・・じゃないと・・・奥さんの覗き・・・ばらしちゃうよ・・・・」
小枝子は混乱した頭を横に振り、番頭に懇願するように目で訴えた。
「・・・ほら、あそこに赤い点が見えるでしょ・・・あれ、ビデオ・・・よく覗く人いるんだよね・・・」
番頭が指差した方向に確かに小さな赤い光が見えた。
「奥さんの出方次第では・・・警察には知らせないけど・・・」
小枝子は懸命に頷き、番頭に哀願する。
「・・・どうやら、分かっていただけたようですね・・・」
小声で話していた番頭の声はセックスに夢中になっているカップルの耳には届いていないようだった。
「じゃあ奥さん、絶対に声出しちゃだめだよ・・私が何をしても・・・」
そういい終えると、番頭は小枝子の口を抑える手をゆっくり離していった。
「ほら奥さん、カップルだんだんエスカレートしてきたよ・・・」
番頭に促されるまま、小枝子はまた穴から若いカップルを覗いた。
女性が男の怒張への奉仕を止め、小枝子の方に尻を向け高く突き出し、その股間に若い男が顔を近づけて行くところだった。
まるで、自分のおかれている状況とそっくりな二人の姿に、小枝子は番頭に脅されている事を忘れるかのように、再び妄想の虜となっていった。
大人しく抵抗しない小枝子に安心した番頭は、帯の解かれた小枝子の浴衣を脱がしにかかった。
妄想に虜となった小枝子は抵抗を見せるどころか、自ら浴衣の袖から腕をはずして行く。
小枝子の浴衣を剥ぎ取った番頭に目の前に、肉付きのいい小枝子の盛り上がった尻が突き出され、クロッチに微かなシミを滲ませた白いパンティーが妖しく写った。
番頭はすかさずパンティーに手をかけ、剥くようにパンティーを引き降ろしていく。
小枝子も、若い女性が全裸であるのに、自分がパンティーを付けているのが不自然であるとでも思っているように、番頭の為すがままにしていた。
小枝子のちょっと黒ずんだ淫裂が僅かに開き、うっすらと愛液を滲ませていた。
隣の部屋では男が女性の尻を抱えるかのように尻を掴み、淫裂に舌を這わせているようだった。
番頭はそれを見ていたかのように、同じように小枝子の淫裂に舌を這わせ、横から回した手が小枝子の乳房を揉みはじめた。
「んんっ・・・はっ・・・いいわ・・・」
小枝子は小さく喘ぎながらもしっかりと若いカップルから目を離す事無く、淫裂から伝わる官能の波を味わっていた。
番頭のささくれ立ったゴツイ指は以外にも繊細なタッチで小枝子の乳房に心地よい刺激を加えていた。
四つん這いなって下にぶら下がるように揺れる柔らかな乳房を、優しく持ち上げるように揉み、人差し指が、ビンクローターのような小刻みな振動を、乳首に触れるか触れないかの微妙なタッチで刺激を加えている。
淫裂に這わせる舌は、優しく淫裂を縦になぞっていたかと思うと、愛液を滴らせる膣口を微妙に避け、充血し、ぷっくりと膨れている花弁を優しく撫でている。
(・・・ううぅっ・・・上手いわ・・・この人・・・)
無骨な顔に似合わず繊細な愛撫を繰り返す番頭のテクニックは、夫のそっけない前戯とは比べ物にならないほど小枝子を官能の高みへと押し上げていった。
「んんんん・・・はぅっ・・・うぅっ・・・・」
小枝子の喘ぎが徐々に激しくなっていく。
「ああああああ・・・いいいいいいいい・・ゆうちゃん・・いいいいいいい」
若いカップルの喘ぎは小枝子の喘ぎなどかき消すほど大きかった。
じゅる・・・じゅる・・じゅる・・・
若い男は女の愛液を大きな音を立て、首を振りながら淫裂を震わせるように啜っている。
「・・・あああああ・・・そこ・・・・いいい・・・・」
「ミキのクリ・・・こんなに大きくなってきたよ・・・」
「いいいいい・・・・そこ・・・感じる・・・・」
(・・・クリを・・・舐められてるの・・・)
番頭の耳にもカップルの声ははっきりと聞こえている。
(この淫乱な奥さんも、クリを舐めてもらいたがってるな・・・)
番頭は小枝子の淫裂の下にぷっくりと膨れかかっている淫核に、硬く尖らせた舌先を突っつくように刺激した。
「あぁぅっ・・・い・・いいっ・・・そ・・そこ・・・いいーーーー」
小枝子の淫核から激しい快感の波が押し寄せ、小枝子は番頭の繰り出す舌を、まるで隣の若い男の者のように妄想を巡らせている。
「ああっ・・・ゆうちゃんの・・・舐めたい・・・いいっ・・・」
若いカップルは女性が上になる形で互いの性器を舐めあい始めた。
じゅる・・・じゅる・・
小枝子は若いカップルの性器を舐め合う生々しい音が耳の中でコダマするかのように響き、無意識のうちに自分の指を若い男の性器に見立て舌を絡め始めていた。
(・・・えっ・・・)
小枝子は淫核から送られてくる快感の波が途切れ、尻を掴んでいた番頭の手の感触がなくなっているいる事に気づき、押入れの中から四つん這いのまま後ろを振り返った。
小枝子の視線にの先に、怒張させた肉棒を天井に向けている番頭が全裸で横たわっていた。
(あっ・・・でかい・・・)
「奥さん・・・これ、欲しいんでしょ・・・真珠・・・5個入りだよ・・・」
番頭が不適な笑みを浮かべながら、真珠を埋め込んだ歪な肉棒を自らの手でゆっくりと擦り上げていた。
小枝子は自分の意思とは関係なく、女としての本能がそうさせたのだろう。
押入れから這い出ると仰向けになっている番頭の顔に跨り、天井に向かって怒張している歪な肉棒を咥えた。
「エッチだね・・・奥さん・・・人のセックス見て興奮しちゃったんだ・・・」
「・・・言わないで・・・」
「どお?俺の自慢のサオのお味は・・・旦那さんのより大きいだろ。」
「・・・おおきい・・・こんなの・・はじめて・・・」
小枝子は大きく口を開けて番頭の肉棒を頬張り、音をたててしゃぶっり始めた。
「・・・あうっ・・んん・・・んんっ・・・」
番頭は、大きく勃起している小枝子の淫核を舌でコロガシ、愛液を滴らせている膣口に指を差し入れ、まとわりつくような膣内の襞の感触を楽しんでいる。
「奥さんのエッチなお汁・・・甘くておいしいよ・・・」
番頭がさらに小枝子の興奮を高めようと淫猥な言葉を投げつける。
「ほら・・・お尻の穴も・・・ヒクヒクしてきたよ・・・」
「んん~~~ん・・んんっ・・・うんっ・・・」
番頭の指が膣内から掻きだした小枝子の愛液を、アナルに塗りつけるように優しく愛撫を始めた。
小枝子は夫にもされたことのないアナルへの刺激に、新たに沸きあがる官能を感じていた。
(・・・お尻って・・・こんなに感じるの・・・)
小枝子は番頭の怒張を咥えながら、淫裂全体が火照るような快感の渦に引き込まれていく。
「ゆうちゃん・・・入れて・・・」
隣から若い女の声が聞こえた。
「ミキ・・・上になって・・・自分でいれてごらん・・・」
男の声が聞こえた時、番頭も小枝子の淫裂を弄っていていた口を離した。
小枝子は、番頭の怒張を口から離し、番頭に跨ったまま向き直り、怒張した肉棒を自分の淫裂にあてがい、ゆっくりと腰を落としていく。
「う・・く・・・はうっ・・・」
「お・・・おぉっ・・・奥さんの襞が・・・絡み付いてくる・・・」
「ああっ・・・あ・・・当たる・・・イボが・・・当たる・・・」
番頭の肉棒に埋め込まれた真珠が、小枝子のもっとも感じる部分を刺激していた。
「ああああーーー・・・いいぃーーーー・・・」
小枝子は勃起した淫核を番頭の陰毛に擦り付けるように自らの腰を前後に振り始めた。
下になった番頭は腰をふってよがっている小枝子の乳房を鷲掴みにしている。
「・・・お・・・いぃっ・・・こんなオ○ンコ・・初めてだよ・・・奥さん・・」
小枝子の膣の中ではザラザラした襞が、虫が這い回るような蠢く感覚を番頭の肉棒に伝えていた。
「・・・わ・・・私も・・初めて・・・こんなの・・・ああっ・・・」
小枝子の腰が、前後の動きから上下への動きに変わっていった。
「ああっ・・・す・・・すっごい・・・いぃっ・・・」
腰を沈める度に、脳天まで響くような快感が小枝子を襲っていた。
「いいっ・・・いいっ・・・あうっ・・あああっ・・・」
番頭は上下に動く小枝子の腰の動きにあわせるように、自分の腰を突き上げている。
「いいっ・・・い・・いく・・・いく・・・」
既に小枝子の耳に若いカップルの喘ぎは届いていなかった。
「いく・・いいーーーーーーっ・・・あっ・・・」
小枝子は番頭の跨ったまま絶頂に達してしまった。
小枝子が昇天し力の抜けた身体を番頭の上に突っ伏す。
番頭は昇天した小枝子を抱え、身体を入替え上に圧し掛かる。
「先にいっちゃだめだよ、奥さん・・・」
番頭はそう言いながら小枝子の膝を抱え込むと、挿入されたままの肉棒を、動かし始める。
「あああああああ・・・・いいいいいい・・・・」
再び動き出した肉棒が小枝子を更なる高みへ押し上げるように、官能を伝えている。
「いいっ・・・あぅっ・・・いいっ・・・」
「一緒にいこうね・・・奥さん・・・」
「い・・・いく・・・いく・・・」
「俺もイクぞ・・・中に出すよ・・・奥さん・・・」
「いや!・・・中はいや・・・」
「じゃあ・・・口に出すぞ・・・」
「いや~~~~~!・・・いく~~~~~!」
番頭は肉棒を抜き取ると、硬く閉じた小枝子の口を割るように怒張した肉棒を突き入れた。
自分の愛液でまみれた番頭の肉棒から小枝子口に大量の迸りが放出された。
顔を振って逃れようとする小枝子だが、番頭が逃がさない。
夫も物でさえ飲んだ事がない小枝子が、大量に放出された番頭の迸りをむせるように飲み下す。
(・・・あぁ・・・おいしい・・・)
番頭は、その後も小枝子を貪り続け、3度目の放出を済ませた時は既に隣のカップルは寝入っていた。
小枝子は、番頭の2度目の放出までは記憶にあるものの、3度目の放出は記憶にない。
番頭は、気を失っている小枝子を陵辱するかのように楽しんだのだ。
「お・・・おはようございます・・・」
昼過ぎに起きてきた浴衣のままの小枝子が、ロビーで掃除をしてる番頭に気まずそうに挨拶をする。
「おはようございます。奥様・・・と言っても、もうお昼過ぎてますけどね。」
「どうか、昨日の事は内密にお願いします・・・。」
「え・・・えぇ・・・もちろん」
若いカップルへの覗き行為の事か、自ら腰を振って昇天していた淫行の事か解らなかったが、番頭が愛想よく小枝子に答える。
「あの・・お隣のカップルの方は・・・」
「もう、お帰りになりました。」
「そうですか・・・。」
「もう、奥様だけですよ・・・」
「・・・・・・」
小枝子の頭に昨夜の淫行が蘇ってきた。
「すいません・・・電話お借りできますか。」
「はい・・・こちらです。」
番頭が住まいと兼用の部屋に小枝子を通す。
「もしもし・・・あ・・・貴方・・・私です。」
(おぉ・・・本当に・・・一人で行ったのか・・・)
小枝子の夫が電話の向こうで不機嫌な声で話している。
「えぇ・・・私だって一人で旅行ぐらいできます。」
(今日は帰ってくるんだろ・・・)
その時、番頭が小枝子の浴衣に手を潜り込ませ、小枝子の淫裂に手を伸ばしていた。
(・・・奥さん・・・パンティー履いてないじゃない・・・)
小枝子は夫との会話に詰まりながら、淫裂を捕らえた番頭の指を制止出来なかった。
(・・・今夜は特大のソーセージをご用意してるんですが・・・)
小さな声で囁く番頭のもう片方の手に、響くような唸りをあげながら大きく円を描くようにうねっているバイブレータを、小枝子の淫裂の這わせてきた。
「あぅっ・・・」
(おい・・・どうした小枝子・・・)
「あ・・あぁ・・・あなた・・・私・・・もう一泊していきます・・・。」
(お・・おい・・小枝子・・さえ)
小枝子はバイブの振動に身を委ねるように四つん這いになり、電話を切っていた。
終り・・・。
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