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小説(転載) 『弱者の妖光』 第三部 7/12

官能小説
05 /27 2019
『弱者の妖光』 第三部 (7)

-夫人の卑猥な朝食-



 一晩中、瑠美子は悶え続けていた。
今までの生き様とは違った瑠美子が、山田の肉棒を咥えて、絶叫の波を何度も
放流させては狂ったように腰を振り続けたのである。

──朝

 二人は繋がったまま、居間のソファーの上で目を覚ました。
瑠美子は自分が犯した過ちを償う為、山田に何度も忘れて欲しいと懇願する。
が、山田がそれを受け入れる筈もない。逆に彼は、その償いを弄ぼうとさえ企
んでいるのだ。
 
「あぁ、どうしたら忘れてくれると言うの…」
「そうだな…取り合えず、朝食を作ってもらってから考えましょう…朝食を」
「朝食を? …ええ、わかったわ…」

 素っ裸の瑠美子は衣服で前を隠している、そして、衣服を羽織ろうとした。
が、山田はそれを許さず台所に掛かっていたエプロンを手渡した。

「ま、待って…エプロンは服を着てから…」
「奥様、その必要はありませんよ。ふふっ、その格好の上にエプロンを着けて
下さい…さぞや、お似合いだと思いますよ。さあ」
「そ、そんな、どうして…そんなの恥かしすぎるわ…」

 拒む瑠美子。だが、山田は無理矢理衣服を取り去ると、エプロンを着させた
のである。薄いピンクのエプロン、まるでミニスカートを穿いているかのよう
な容姿である。更に腰から下にフリルがついていて、逆にそれが素っ裸の姿に
厭らしさを醸し出していた。更に、腋の下から見えるふっくらとした胸に山田
は下半身を膨らませている。

 キッチンに立つ瑠美子。素っ裸の背中にエプロンの細い紐だけが、首と腰に
巻きついていて卑猥な人妻を連想させていた。そして何とも言えないのがその
後姿で一際目立つ、むっちりとした尻たぶなのだ。垂れ下がることなくくっき
りと湾曲を描き淡い色を浮き出しているから堪らない。

「あぁ…また…また身体が… …あそこ、あそこが熱くなってるわ…」

 山田の視線をまともに感じる瑠美子は、再び下半身の異常さに気が付いた。
朝っぱらから卑猥な格好で朝食を作る自分…信じられなかった。

「奥様、どうしました? まさか、朝食を作りながら下半身がおかしくなって
いる…そんな事はないでしょうね」
「…な、何を言ってるの、こんな格好をさせるから嫌なだけよ…」

 山田は気が付いていた。熱く火照る膣口を既に濡らしている瑠美子、彼女が
歩くたびに割目から輝くものを滴り落としているのを。

 そして彼は妙案を思い出し、作業中の瑠美子に話し掛けたのである。
 
「昨日の奥様は身体の異常で女の発情をおこし、そこに僕がたまたま居合わせ
た…奥様はこう言いたいのですね。 それなら、これから僕の言う事に身体が
反応しなければ…昨日のみの悪い病気だったと確信できるから忘れてもあげて
もいいですよ。でも、もし反応したら…」
「や、山田さん!」

 何時も冷静沈着の瑠美子が凄い形相で山田を睨みつけた。 山田は瑠美子の
威圧に押されて後ずさりし、そして言葉を掛けたのを失敗したと後悔した。
だが…

「ほ、本当に…本当に今日の私が、何時も通りの私だったら全て忘れてくれる
のね、約束できますか? 忘れると約束できますよね!」
「え、えぇ…や、約束、できます…とも…」

 甘い女である…例え威圧したところで既に下半身が反応して濡らしているの
を、彼女は違和感があるだけだと思って気が付いていなかったのである。しか
も、これから山田が卑猥な命令をする事に身体が反応しない筈がない…

 くくっ…これで商談成立だ。 これで瑠美子は俺の意のままになるのは明ら
か…疑いを持たないお嬢様育ちの性格が幸いしたようだ… 山田は腹の中で堪
えきれない欲望を煮え滾らせていた。




 何か兆しが見えた瑠美子は、奥歯を噛締めながら朝食の仕度を済ませようと
していた。そして、盛り付けの皿を取る為にキッチンの下の棚に手を掛けよう
とした時、今まで軽快に動いていた瑠美子の身体が凍りついたように静止した
のである。
 
「奥様、決して膝を曲げる事は許されませんよ」

 瑠美子は山田が最初に指令した言葉を思い出し身体を震わせた。足元にある
棚の中の皿を取るにはどうしても膝を曲げざるを得ない。膝を曲げないで取る
には、山田に尻を突き出して女唇を曝す格好になるのだ。 几帳面な彼女の性
格が裏目にでた、盛り付け用の皿は全て下部にしまっていたのだ。

「どうしました? 何か疚しい自分を想像して動きが止まったのですか」
「……ち、違ちがいます…」
「それなら早く、皿を取ってみてくださいよ…約束を守りながらね」
「わ、わかっているわ…取れば、いいのでしょ…ふぅ…」

 瑠美子は山田の言葉に反発してみたものの、皿を取る自分の後姿を想像する
と、羞恥心が込み上げてきて神経を擽るのである。

「平常心…そうよ、平常心を忘れないで…」

 そう自分に言い聞かせる瑠美子は、棚を開けると前屈みの姿勢をとるのであ
る。背中が前屈みになると尻の下側から瑠美子の女唇が顔を出した。哀しい事
に瑠美子の陰唇は更に濡れ具合を増して輝いていたのだ。

 山田は、それを知りながらまだまだ甚振ることを止めないのである。
 
「奥様、ちょっと待ってください!」

 皿を取り出した瑠美子に声を上げる山田。 
山田の声に震える瑠美子の後姿、彼女が取り出した皿は小皿ばかりである。
瑠美子は扉を開けて気が付いた…あぁ、どうしましょう…手前には小皿ばかり
で広い皿は奥の方だったわ…これでは手が届かない…

 明らかに盛り付けの皿にはそぐわない小皿を瑠美子は手にしていた。それに
気付いた山田が声を掛けたのだ。

「もっと大きな皿を準備して下さいよ、その奥にある大きな皿なんかどうです」
「奥…奥には手が、届かないの…膝を曲げないと、届かないわ…」
「膝を曲げないで、届くように工夫すればいいでしょ。脚を広げる…とかね」
「ああ…あ、脚を… そんなの…ああぁできるわけないでしょ…」
「出来ない? くくっ、それは身体が反応してしまうから出来ないのでしょ」
「…ああ……くっ…」
 
 瑠美子は山田の問い掛けに答えを返す事が出来ず、ただ頬を染めて熱い吐息
を吐き出しているだけであった。まるで、その姿を想像したかのように。

「こういう具合に…ほら、奥様…脚を開いていくのですよ」

 山田は、後姿の瑠美子の膝を掴むと少しづつ広げていくのである。 瑠美子
の足首が10センチ…20センチと開かれていく。

「あああっ、や、山田さん、ゆ、許して…これ以上は、ああ…これ…以上は」

 瑠美子は、山田に脚を広げられながら両手を流し台の天板に添え、そこに頭
を伏せると、震えながら許しを懇願した。 だが、脚は山田の力によって広げ
られていくだけであった。
ここでも、瑠美子の日頃の行いが裏目にでる。身体の柔らかさを保つ為に毎日
ストレッチを続けてきた。昨日、テーブルの上で開脚したのもその効果なので
ある。そして今も、両足は止める事無く、すすっすすっ…とまるで体操選手の
ように広がる一方なのだ。

 やがて瑠美子の股は、床まで20センチと迫っていた。
 
「ああ、い、嫌…こんなのって…ああ…」

 皿がどうのこうのの問題ではなくなっていた。留美子は必死に流しの天板を
掴んでいないと、崩れて股を床に擦ってしまいそうなのだ。

 少しづつ…少しづつ瑠美子の尻が下がる。すると瑠美子は陰唇を刺激する冷
たい違和感に気が付くのであった。


(8)へつづく・・・

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。