小説(転載) 社長夫人 密室の調教20
近親相姦小説
掲載サイト「母と息子 禁断の部屋」は消滅。
飯場に放り込まれた社長夫人
ああ、とうとう、肛門にまで快感を覚える体になってしまったのかしら・・・
希美子は、自分が自分でないような気がした。
広川によって、淫乱に作り変えられてしまった自分を感じた。
だが、快感の渦は狂おしいほど高まっていく。
横向きにされた正明は、かなり窮屈な恰好だが、うまくバランスとりながら、広川とと
もに肉棒を突きあげつづけていた。
快感に脳を焼かれている正明には、もう母しか目に入らなくなっているのだ。
ズーン、ズーン、と二本の肉棒に突きあげられるたびに、希美子の白い下腹部は大きく
うねった。
「ああん・・・」
希美子は正明と広川に、まるでサンドイッチのように前後から抱きしめられ、肉穴と肛
門を突かれながら、とうとう歓喜の声をあげはじめた。
もう、どうにもできなかった。
このあいだと同じように理性のタガが外れてしまったのだ。
肉穴と肛門が痙攣したようにキュウッ、と締まっていく。
子宮がドロドロと溶けてしまいそうだった。
バスルームの中で、ぐちゃぐちゃと粘膜のこすれあう音と、荒い息と、希美子の叫び声
が交錯していた。
「ああん、ああん」
希美子は我を忘れてよがり声をあげている。情感のこもった、素晴らしい響きだった。
その顔には、もう正明のもっていた清楚な母のイメージはどこにもなかった。
お母さん・・・
正明は、母のよがり声にゾクゾクするような刺激をうけ、ついに尿道を吹き飛ばすよう
な射精感とともに、熱い肉穴の中に精液を放った。
少しして広川も爆発し、希美子の直腸にドクドクと精液を注ぎこむ。
「あああああ」
子宮と、腸腔に、弾丸のように精液をぶちあてられた希美子が、いつまでも獣のように
叫びあげている。
正明は、母がどこか手の届かないところへ行ってしまったような寂しさを覚えた。
杉林に囲まれ、うっそうとした山道を、一台の車が走っていた。
運転しているのは吉岡で、後部座席には広川と、希美子がのっていた。
車はもう二時間も走り続けているが、しばらく前からまったく人家が見えなくなり、一
般の人は入らないような、せまい林道がどこまでも続いていた。
数日前まで、ふくよかで幸せに満ちていた希美子の顔が、憔悴してやつれきり、水晶の
ように輝いていた美しい目に、深いあきらめの色があった。
昨夜、正明と一緒に希美子を犯した広川は、その後も正明の見ている前で何度も希美子
を犯しつづけたが、すべてが終わるとバックから便箋とボールペンを出してこう言った。
「希美子、この紙に書いてあるとおり、旦那に手紙を書くんだ」
便箋の一枚目には、何だか疲れてしまったので学生時代の友人と旅行にいってきます、
という趣旨のことが書かれていた。ごていねいにも、心配しないであなた、たまには私も
わがままがしてみたいの。などと添えられている。
これを見た希美子の、全身の血が凍りついた。
「これは・・・これはどういうことですか・・・」
「読んだとおりだよ。これからおまえはある所へいくんだ」
「・・・」
「心配するな、一週間もしたら家に帰してやる。そしたら写真も全部おまえに返して、俺
はもうおまえに手をださないでやる。それでどうだ。そうすりゃあ、また今までどおりの
生活がもどってくるんだぜ」
希美子はあらたな脅えに震えながら、苦渋に満ちた目を広川にむけた。
もうすでに家庭は崩壊している・・・
と希美子は思った。
近親双姦をしてしまった自分達に、幸福に満ちた明日はもうこないような気がする。
だが、広川さえ希美子の前から姿を消してくれれば、もしかしたらもう一度やりなおせ
るかもしれない、とも思う。
いや、たとえやりなおせなくても、これ以上広川につきまとわれるのはえられない。
それに、嫌だと言っても無理矢理つれていかれるのはわかっていた。抵抗すれば、希美
子も正明も容赦のない暴力をうけるのは目に見えている。
希美子は、真剣な目で広川を見つめ返した。
「それは本当ですね。本当なんですね!」
「ああ、約束してやる。あまりしつこくやりすぎて自殺でもされちゃ困るからな」
希美子は、こんな男を本当に信用できるのだろうか、と思いながらも、心は悲壮な決意
で固まっていった。
「わかりました」
覚悟をきめた希美子の顔が、一瞬、りんとした輝きを見せた。
希美子は、この成り行きに全身を震わせ、泣きそうな顔で母を見ている正明に、小さい
子をあやすように精一杯やさしい声でいった。
「正明・・・お母さん行ってくるわ。大丈夫、心配しなくていいのよ。お父さんには、あ
なたからうまく話しておくのよ。この手紙は本当のことだって・・・」
そして希美子は、広川の書いたものを二枚目の便箋に書きうつした。
夫の松田が、こんな手紙を信用するとは思えなかった。たとえ信用したとしても、やさ
しい夫のことだ。勘違しいて、自分がなんらかの原因で希美子を追いつめたのだと考え、
苦悩してしまうだろう。希美子の胸は強烈に痛んだ。
でも、こうするより道はなかった。広川の約束を信じるしかなかった。
「正明、おまえもお母さんに浣腸して、夢中でおま×こしたなんて、恥ずかしくてとても
おやじには言えねえだろう」
広川にいわれ、正明は激しく首をふりたくった。欲望を満たしてしまった瞬間から、正
明の心はすさまじい罪悪感でつぶれそうになっていた。
母にしたことのすべてが、死ぬほど恐ろしく、恥ずかしかった。あんなことが父親に知
れたら、自殺してしまいたいとさえ思っていた。
「だったらちゃんと口裏をあわせておくんだぞ。それから、お母さんのうんちでよごれた
お前の部屋をきれいにしておけよ、わかったな」
正明はうなづいた。
母がどこに連れていかれるのか、そして何をされるのか・・・
それを思うと身を焼かれるような思いがこみあげてくるが、正明にはどうすることもで
きなかった。
正明は、暗く陰った悲しい目で母を見つめていた。
希美子は後ろ髪を引かれる思いを断ち切って、明け方、広川とともに家をでた。
車が止まったところは、まわりを山にかこまれ、朝でも日差しのとどかない薄暗い場所
だった。あたりは竹藪におおわれ、見ているだけで寂しくなるようなところだ。
吉岡は、後ろ座席の希美子を見ながらいった。
「ここはよ、俺の組が関係している飯場なんだ。汗臭いあらくれ男がゴロゴロしていやが
るぜ」
希美子は、込みあげる脅えをこらえながら黙ってきいている。
「この近くの川に橋をかける工事をしているんだがな、賃金は安い、飯はまずいでこんな
ところに詰め込まれているから、みんな欲求不満でイライラしているんだ」
そう言ってから吉岡は、広川と目をあわせ、ニタッ、と笑った。
「あんたはここで、性の奴隷になるんだ。あんたほどの上等な女を好きにできるとなりゃ
あ奴らもはりきって、仕事の能率もぐんとあがるだろうよ。おっと、これは広川が考えた
ことだ。俺をうらむなよ」
希美子はゴクッと唾を飲んだ。
恐怖が、希美子の上品な顔を蒼白にしている。
まるで、ライオンの檻に放りこまれるような恐怖だった。
しかし、それでも希美子は、叫び声もあげず車からおり、おとなしく吉岡と広川につれ
られてプレハブの中に入っていった。
そんな希美子に、広川は、覚悟をきめた女の壮絶な艶っぽさを感じた。
広川が、吉岡に「あとで手伝ってほしいことがある」と言ったのは、このことだったの
だ。
最後の仕上げとして、上流階級に住む希美子が、最下層にいる野蛮な男達の中に放りこ
まれる・・・
これこそ広川にとって最高の光景だった。
上品で清楚だった希美子は、まるで公衆便所のように、野蛮で、下品な男達に、よって
たかって輪姦されつづけるのだ。
希美子はどれだけ悶え、呻きあげるだろうか・・・
広川は、その顔がみたかった。その声が聞きたかった。
そして広川は、希美子が妊娠すればいいと思っていた。
どこの馬の骨ともわからない男達の種で妊娠させられたとき、希美子はいったいどうな
るだろうか・・・
それを考えるだけで広川はゾクゾクし、期待と興奮にめまいさえ覚えた。
プレハブの戸を開けると、ムッとするような汗くさい、すえたような強烈な匂いが希美
子の鼻をついた。
中では薄汚い作業着を着て、顔中髭づらの男たちが十人ほどガツガツと朝飯を食べてい
るところだったが、はいってきた希美子を見ると、全員するどい目を丸くし、箸をとめた
ままポカンと口をあけた。
無理もなかった。こんな薄暗い山奥の飯場に、匂いたつような美しい女が現れたのだか
ら。その彫りの深い美貌も、地味だがセンスのいい高級な服も、汗と泥にまみれたこの飯
場には、あまりにも場違いだった。
そんな彼らを、吉岡はおもしろそうに見回した。
「どうだ、作業ははかどっているか」
吉岡が言うと、現場監督らしき男が日頃の不満をぶちまけるように答えた。
「ああ、みんな真面目に仕事をしてるぜ。だがよ、吉岡さん、あんたんとこもちょっと悪
どいんじゃねえか、こんな山ん中に押しこめてよ、休みは月に一回だし、賃金だってほか
のとこよりかなり安いぜ。俺たちゃ、もうやめようかと話してたんだ」
そうだそうだ、と筋骨隆々としたあらくれ男たちがいっせいにいった。だが、その目は
全員希美子に釘付けになっている。
「甘ったれるんじゃねえよ。うちの組に逆らったどうなるかわかってんだろう」
吉岡が凄味のある声で言うと、こんな男達でもヤクザは怖いらしく、全員シーンとなっ
た。
飯場に放り込まれた社長夫人
ああ、とうとう、肛門にまで快感を覚える体になってしまったのかしら・・・
希美子は、自分が自分でないような気がした。
広川によって、淫乱に作り変えられてしまった自分を感じた。
だが、快感の渦は狂おしいほど高まっていく。
横向きにされた正明は、かなり窮屈な恰好だが、うまくバランスとりながら、広川とと
もに肉棒を突きあげつづけていた。
快感に脳を焼かれている正明には、もう母しか目に入らなくなっているのだ。
ズーン、ズーン、と二本の肉棒に突きあげられるたびに、希美子の白い下腹部は大きく
うねった。
「ああん・・・」
希美子は正明と広川に、まるでサンドイッチのように前後から抱きしめられ、肉穴と肛
門を突かれながら、とうとう歓喜の声をあげはじめた。
もう、どうにもできなかった。
このあいだと同じように理性のタガが外れてしまったのだ。
肉穴と肛門が痙攣したようにキュウッ、と締まっていく。
子宮がドロドロと溶けてしまいそうだった。
バスルームの中で、ぐちゃぐちゃと粘膜のこすれあう音と、荒い息と、希美子の叫び声
が交錯していた。
「ああん、ああん」
希美子は我を忘れてよがり声をあげている。情感のこもった、素晴らしい響きだった。
その顔には、もう正明のもっていた清楚な母のイメージはどこにもなかった。
お母さん・・・
正明は、母のよがり声にゾクゾクするような刺激をうけ、ついに尿道を吹き飛ばすよう
な射精感とともに、熱い肉穴の中に精液を放った。
少しして広川も爆発し、希美子の直腸にドクドクと精液を注ぎこむ。
「あああああ」
子宮と、腸腔に、弾丸のように精液をぶちあてられた希美子が、いつまでも獣のように
叫びあげている。
正明は、母がどこか手の届かないところへ行ってしまったような寂しさを覚えた。
杉林に囲まれ、うっそうとした山道を、一台の車が走っていた。
運転しているのは吉岡で、後部座席には広川と、希美子がのっていた。
車はもう二時間も走り続けているが、しばらく前からまったく人家が見えなくなり、一
般の人は入らないような、せまい林道がどこまでも続いていた。
数日前まで、ふくよかで幸せに満ちていた希美子の顔が、憔悴してやつれきり、水晶の
ように輝いていた美しい目に、深いあきらめの色があった。
昨夜、正明と一緒に希美子を犯した広川は、その後も正明の見ている前で何度も希美子
を犯しつづけたが、すべてが終わるとバックから便箋とボールペンを出してこう言った。
「希美子、この紙に書いてあるとおり、旦那に手紙を書くんだ」
便箋の一枚目には、何だか疲れてしまったので学生時代の友人と旅行にいってきます、
という趣旨のことが書かれていた。ごていねいにも、心配しないであなた、たまには私も
わがままがしてみたいの。などと添えられている。
これを見た希美子の、全身の血が凍りついた。
「これは・・・これはどういうことですか・・・」
「読んだとおりだよ。これからおまえはある所へいくんだ」
「・・・」
「心配するな、一週間もしたら家に帰してやる。そしたら写真も全部おまえに返して、俺
はもうおまえに手をださないでやる。それでどうだ。そうすりゃあ、また今までどおりの
生活がもどってくるんだぜ」
希美子はあらたな脅えに震えながら、苦渋に満ちた目を広川にむけた。
もうすでに家庭は崩壊している・・・
と希美子は思った。
近親双姦をしてしまった自分達に、幸福に満ちた明日はもうこないような気がする。
だが、広川さえ希美子の前から姿を消してくれれば、もしかしたらもう一度やりなおせ
るかもしれない、とも思う。
いや、たとえやりなおせなくても、これ以上広川につきまとわれるのはえられない。
それに、嫌だと言っても無理矢理つれていかれるのはわかっていた。抵抗すれば、希美
子も正明も容赦のない暴力をうけるのは目に見えている。
希美子は、真剣な目で広川を見つめ返した。
「それは本当ですね。本当なんですね!」
「ああ、約束してやる。あまりしつこくやりすぎて自殺でもされちゃ困るからな」
希美子は、こんな男を本当に信用できるのだろうか、と思いながらも、心は悲壮な決意
で固まっていった。
「わかりました」
覚悟をきめた希美子の顔が、一瞬、りんとした輝きを見せた。
希美子は、この成り行きに全身を震わせ、泣きそうな顔で母を見ている正明に、小さい
子をあやすように精一杯やさしい声でいった。
「正明・・・お母さん行ってくるわ。大丈夫、心配しなくていいのよ。お父さんには、あ
なたからうまく話しておくのよ。この手紙は本当のことだって・・・」
そして希美子は、広川の書いたものを二枚目の便箋に書きうつした。
夫の松田が、こんな手紙を信用するとは思えなかった。たとえ信用したとしても、やさ
しい夫のことだ。勘違しいて、自分がなんらかの原因で希美子を追いつめたのだと考え、
苦悩してしまうだろう。希美子の胸は強烈に痛んだ。
でも、こうするより道はなかった。広川の約束を信じるしかなかった。
「正明、おまえもお母さんに浣腸して、夢中でおま×こしたなんて、恥ずかしくてとても
おやじには言えねえだろう」
広川にいわれ、正明は激しく首をふりたくった。欲望を満たしてしまった瞬間から、正
明の心はすさまじい罪悪感でつぶれそうになっていた。
母にしたことのすべてが、死ぬほど恐ろしく、恥ずかしかった。あんなことが父親に知
れたら、自殺してしまいたいとさえ思っていた。
「だったらちゃんと口裏をあわせておくんだぞ。それから、お母さんのうんちでよごれた
お前の部屋をきれいにしておけよ、わかったな」
正明はうなづいた。
母がどこに連れていかれるのか、そして何をされるのか・・・
それを思うと身を焼かれるような思いがこみあげてくるが、正明にはどうすることもで
きなかった。
正明は、暗く陰った悲しい目で母を見つめていた。
希美子は後ろ髪を引かれる思いを断ち切って、明け方、広川とともに家をでた。
車が止まったところは、まわりを山にかこまれ、朝でも日差しのとどかない薄暗い場所
だった。あたりは竹藪におおわれ、見ているだけで寂しくなるようなところだ。
吉岡は、後ろ座席の希美子を見ながらいった。
「ここはよ、俺の組が関係している飯場なんだ。汗臭いあらくれ男がゴロゴロしていやが
るぜ」
希美子は、込みあげる脅えをこらえながら黙ってきいている。
「この近くの川に橋をかける工事をしているんだがな、賃金は安い、飯はまずいでこんな
ところに詰め込まれているから、みんな欲求不満でイライラしているんだ」
そう言ってから吉岡は、広川と目をあわせ、ニタッ、と笑った。
「あんたはここで、性の奴隷になるんだ。あんたほどの上等な女を好きにできるとなりゃ
あ奴らもはりきって、仕事の能率もぐんとあがるだろうよ。おっと、これは広川が考えた
ことだ。俺をうらむなよ」
希美子はゴクッと唾を飲んだ。
恐怖が、希美子の上品な顔を蒼白にしている。
まるで、ライオンの檻に放りこまれるような恐怖だった。
しかし、それでも希美子は、叫び声もあげず車からおり、おとなしく吉岡と広川につれ
られてプレハブの中に入っていった。
そんな希美子に、広川は、覚悟をきめた女の壮絶な艶っぽさを感じた。
広川が、吉岡に「あとで手伝ってほしいことがある」と言ったのは、このことだったの
だ。
最後の仕上げとして、上流階級に住む希美子が、最下層にいる野蛮な男達の中に放りこ
まれる・・・
これこそ広川にとって最高の光景だった。
上品で清楚だった希美子は、まるで公衆便所のように、野蛮で、下品な男達に、よって
たかって輪姦されつづけるのだ。
希美子はどれだけ悶え、呻きあげるだろうか・・・
広川は、その顔がみたかった。その声が聞きたかった。
そして広川は、希美子が妊娠すればいいと思っていた。
どこの馬の骨ともわからない男達の種で妊娠させられたとき、希美子はいったいどうな
るだろうか・・・
それを考えるだけで広川はゾクゾクし、期待と興奮にめまいさえ覚えた。
プレハブの戸を開けると、ムッとするような汗くさい、すえたような強烈な匂いが希美
子の鼻をついた。
中では薄汚い作業着を着て、顔中髭づらの男たちが十人ほどガツガツと朝飯を食べてい
るところだったが、はいってきた希美子を見ると、全員するどい目を丸くし、箸をとめた
ままポカンと口をあけた。
無理もなかった。こんな薄暗い山奥の飯場に、匂いたつような美しい女が現れたのだか
ら。その彫りの深い美貌も、地味だがセンスのいい高級な服も、汗と泥にまみれたこの飯
場には、あまりにも場違いだった。
そんな彼らを、吉岡はおもしろそうに見回した。
「どうだ、作業ははかどっているか」
吉岡が言うと、現場監督らしき男が日頃の不満をぶちまけるように答えた。
「ああ、みんな真面目に仕事をしてるぜ。だがよ、吉岡さん、あんたんとこもちょっと悪
どいんじゃねえか、こんな山ん中に押しこめてよ、休みは月に一回だし、賃金だってほか
のとこよりかなり安いぜ。俺たちゃ、もうやめようかと話してたんだ」
そうだそうだ、と筋骨隆々としたあらくれ男たちがいっせいにいった。だが、その目は
全員希美子に釘付けになっている。
「甘ったれるんじゃねえよ。うちの組に逆らったどうなるかわかってんだろう」
吉岡が凄味のある声で言うと、こんな男達でもヤクザは怖いらしく、全員シーンとなっ
た。
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