小説(転載) L÷7=母2
近親相姦小説掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。
母は手で優しく僕を仰向きにすると
「キスを・・・して・・・」
とせがんだ。 暗闇の中でどこに母の唇があるのかわからない。 僕は手探りで母の顔に触れた。 母は僕の指に舌を絡ませて吸いついた。 僕は指に絡む母の舌に僕の舌を重ねた。 やがて唇と唇が重なりあうと、僕の口の奥深くに母の舌が潜り込んできた。 僕は夢中で母の舌を吸った。 吸えば吸うほど暗闇の中で求めあう女の実態を見失っていた。 まるで夢の中で天使に誘われて空高く昇っていく思いだった。 氷の彫刻のように美しく輝き、風のように爽やかにたなびく天使に導かれ、 すでに僕は母の虜になってしまっていた。 母はそんな僕を求めていたのだろうか?
母は和歌のテレビ番組を見ながら
「静寂の 月夜の闇に 遠吠えを 寂しい2人 つかのまの夢」
そう詠んで微笑んだ。 この微笑みは僕が見た母の最高の笑顔である。 この歌の意味はいまだにわからない。 しかし、あまりにこの歌が妖く感じられて今でも鮮明に覚えている。 妖しい響きとはいえ、どこが具体的に妖しいのかはまったくわからない。 ただ漠然と母の特別な微笑みと妖しい歌が絶妙に重なりあって、覚えようとしなくても脳裏から離れない。 静寂なのに遠吠え、月夜なのに闇、寂しい2人の1人は母なのか? それならもう1人は誰なのか? 母はどんな夢を見たのだろうか? いずれにしても、いつもの母とは違う笑顔がこの歌と重なりあったとき、 僕は母の心の奥に潜む妖しさを垣間見た気がしている。
母は僕の手を股間に導くと
「いっぱい濡らして・・・」
とつぶやいた。 そして母の手も僕の股間に伸びてきた。 母は足を広げて僕を直接受け入れる。 そこでは温もりと潤いが僕の指を待ち望んでいた。 僕はパンツの中に潜り込んできた母親の手の届くところまで伸びて待っている。
「もうカチカチじゃない・・・若いのね・・・」
もはや自分の母が発している言葉だとは思っていなかった。 母も2本の指を咥えて猫がミルクを飲むときのような音を立てている。 母の体はどこを触っても柔らかかった。 僕も母の指にまさぐられ、溶けかけた氷のように濡れながら硬さを保っていた。 まさに僕は夢の中にいた。 このとき母はどんな感覚に包まれていたのだろうか?
普段の母は
「体型が隠れるから。」
という理由で少し大きめのワンピースを着ていることが多い。 確かに若い頃よりも肉がついてきたのかもしれない。 肉が垂れてきたことも気にしているようだが、外見からはなにもわからない。 外出するとき以外はブラジャーはしていないようである。 締めつけられることが嫌いなのだろうか。 小さい頃に1度だけ母のスカートの中を覗いたことがある。 思ったよりも太い足の奥でナイロンのパンツが輝いていたことを覚えている。 もしかしたら僕が最初に性に目覚めたときだったのかもしれない。 スカートの中という神秘の世界を垣間見たかったのかもしれない。 今でも鮮明に記憶が残っているということはそういうことなのだろう。 そのとき僕は母の中の女を見つけた気がした。
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