小説(転載) 百薬の宴3
近親相姦小説掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。
「街明かりで服を脱がすのもいいものでしょ。」
深夜の明かりに照らされて浮かび上がる女性は確かに僕の母親である。 しかし今日だけは、いやこの瞬間だけは母親ではなかった。 場末のバーで知りあった名も知らぬ一夜限りの女のようだった。 高級ドレスを脱がすのは気を遣うので、母親にも手伝ってもらいながらたわいのない会話をした。
「高いから誰かに見られる心配もないわね。」
「確か31階だったかな・・・それにしても、いい体してるなぁ。」
「どれだけエステに通ってると思ってるのよ。」
「お金がかかってるんだな。」
「こんな体を抱けるなんて幸せ者なのよ。」
「ありがたく抱かせていただきます。」
「もっと尊敬しなさいよ。」
母親は薄明かりの中でスリップを着たままだが最高級の色気が漂っていた。 母親の手が僕の手を母親の股間に導いたとき、母親の声が漏れた。 そして、母親の手が僕の股間に伸びて硬さを増した。 ときどき恋人のように唇を重ねる。 ときどき愛人のように肌に触れる。 ときどき親友のように心で通じる。 ときどき親子のように年を感じる。
「最初は後ろから入れて。」
そう言うと母親は窓枠に手をついてからお尻を突き出して誘った。 僕は言われるままに後ろから沿わせた。
「夜景が違って見えるでしょ。」
母親は夜景を目の前にして感じているようだった。 僕もいつもより興奮している気がするのは夜景のせいなのだろうか。 それとも目の前にいるのが母親だからだろうか。
「そうだね。綺麗だね。」
不思議と母親に挿入するという疑いはまったくなかった。 ただ自然と甘い蜜に誘われて吸い込まれていくだけだった。 もちろん母親の行為を見るのは初めてだったが、楽しみ方を知っているという感じだった。 大人の遊びとして多くの男と交わった経験の現れなのだろう。 艶のある声と色気のあるボディーラインがさらに僕を硬くさせた。
「もっと深く・・・もっと優しく・・・」
お尻をゆっくりとくねらせながら、初めから激しく突こうとする僕を制する。 前後に突く僕の動きにあわせて母親が左右に腰を振る。 この動きが組みあわさって複雑な方向から刺激が加わる。 若い女性とのテクニックの違いがこれほどまで大きいとは考えたことがなかった。 楽しんでいる母親とは対照的に僕はもう限界が近づいてきている気がしていた。
「今度は私に食べさせて。」
そう言うとベッドに仰向けに寝かされて母親が上から挿入する形になった。
「若いから元気ね。」
僕にはおじさんとの違いはわからないが、母親にはなにかあるのだろう。 暗闇の中でもうれしそうな母親の笑顔がわかる。 母親はベッドの上で飛び跳ねながら自分のペースで出し入れしている。 僕は吸い付いてくる母親を感じながら思考回路はほぼ停止したまま本能だけで動いていた。 そんな僕も最後には激しく下から突き上げて乱れる母親を無我夢中で串刺しにしていた。
「最後は上から突いて。」
母親は仰向けに寝ると自ら股を開いて催促してきた。
「早くして。」
「激しく突いて。」
「死ぬまで突き刺して!」
僕はもうすでに自分が果てているのかどうかすらわからない状態だった。 それからどれだけのキスをしたのだろう。 どれだけの唾液を交換したのだろう。 どれだけ首筋を舐めあったのだろう。 どれだけ耳たぶを噛みあったのだろう。 どれだけ強く抱きしめあったのだろう。 どんなに激しく叫びあったのだろう。 どんなに激しく出し入れしたのだろう。 どれだけ挿入したまま果てたのだろう。 動かなくなった母親に布団をかけて自分の部屋に帰ったことだけはかすかに覚えている。
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