小説(転載) 祐子 2/5
官能小説
2 車で(その1)
近くの市道から少し入ったところに小さな公園があった。これか
ら車で迎えに行くから、そこで待っていて欲しいと、祐子は達夫に
言い、電話を切った。
こんな展開を予想もしていなかった達夫は、取りあえず子どもの
寝顔を確かめると、パジャマ姿のまま、表に出た。
片側一車線の市道は、深夜という事もあって、時折ヘッドライト
が流れるだけで、車が通り過ぎると虫の声が静かに響く。
程なく黒のワンボックスカーが、静かに近寄ってきた。
「ごめんね……」
達夫が助手席に乗り込むと、祐子が恥ずかしそうに言った。
「祐子さん……祐子って大胆なんだね」
「あのね、達夫さんがどうしても気になってたの……ずっと」
「えっ、どういう意味?」
「……幼稚園の時から」
「幼稚園って……子どもの?」
「うん」
達夫は驚いた。達夫の子どもと祐子の子どもが、同じ幼稚園に入
ったのは、もう6年も前だった。
「そんな前から、僕の事を気にしてくれていたの?」
「うん。だから、……もう何も聞かないで。ね? 行こう」
「どこに行く?」
「二人だけになれる所……」
「ここでも二人きりだよ」
「でも、誰かに見られちゃうかも……」
そう言えば、いくら深夜とは言え、ここは近所だった。知ってい
る家がたくさんある事に達夫はあらためて気がついた。
「河原に……行こうか?」
「河原って?」
「大橋の手前に河原に降りる砂利道があるよ。そこから先は釣り人
しか行かない場所があるから……」
「分かった。じゃあ行くね」
祐子が静かに車をスタートさせた。
達夫は助手席から祐子を見た。
水色のTシャツに白色の短パン。良く見ると、シートベルトに挟
まれたTシャツの胸に小さく二つの突起がある。
……もしかしてノーブラ?
思わず達夫は呟いた。
「ねえ、ブラ、してない?」
「あん、恥ずかしい!」
でも、運転中の祐子は胸を隠すような仕種をしただけだった。
「したい?」
達夫の問いに、室内灯の小さな明かりでもはっきりと分かるくら
いに祐子は顔を赤らめて、コクンと首を縦に振った。
あとは、河原に着くまで二人は無言だった。
河原の奥に釣り人の使っている小屋があり、その裏に祐子は車を
止めた。サイドブレーキを引いてライトを消し、エンジンを切ると、
虫の鳴き声と川のせせらぎの音以外は聞こえなくなった。
二人は無言のままドアを開け、ワンボックスカーの後部座席に移
った。
祐子がいきなり達夫の胸に飛び込んできた。月明かりの中、潤ん
だ瞳の祐子が達夫を見上げた。
たまらず達夫は祐子の頬を両手で挟むと、半開きになった祐子の
唇に静かに自分の唇を近付けていった。
二人の唇と唇が合わさると同時に、お互いの舌が絡み合い、吸い
合い、唾液が唇の端からこぼれそうになった。
「いいの?」
達夫の問いに、祐子は大きく頷くと、達夫の額、顎、耳、至る所
にキスをしてきた。
達夫は祐子のTシャツをたくしあげ、固く尖っている乳首に唇を
寄せた。
「ふぅっ……」
声にならない声を上げて祐子の身体が仰け反った。
大きくはないけれど、手の平に収まるような二つの乳房を、達夫
は、まるで宝物でも扱うように持ち上げると、両方の乳首に舌を這
わせた。
「ああっ、気持ちいい! ねえ、噛んで!」
達夫は歯を立てて甘噛みした。
「うぅ、あぁいい……」
それからの二人に言葉はいらなかった。
達夫が祐子のTシャツと短パンを脱がす。
祐子も、もどかしげに達夫のパジャマを脱がした。
達夫の舌が、祐子の唇、うなじ、乳首、臍……そして太股、お尻、
そしてショーツの上から秘所を舐め上げる。
祐子も、達夫の乳首、脇の下を舐め、達夫のパンツを脱がすと、
硬くテラテラと先端が濡れている肉棒を口に含む。
「むぅっ!」
達夫のペニスがさらに硬さを増し、祐子の口の中で大きくなる。
祐子の唾液がペニスをべチョべチョにし、卑猥な音を立てて、吸
い上げる。
達夫も祐子のショーツを脱がし、右手の中指を洋子の秘所の肉襞
に深く突き刺した。
秘所の周りの濃い目の淫毛にまで淫汁が溢れ出していて、達夫の
中指がスルっと秘所に吸込まれた。
突き刺した中指が、オマンコの中の少し上をクイッと撫でた。そ
の瞬間、
「ひぃっ!」
と祐子が歓喜の悲鳴を上げた。
「ここがいいの?」
達夫の問いに、
「いいのっ! あうっ……も、もっと擦って!」
祐子の腰が達夫の手にグイグイと押し付けられる。
達夫は、祐子のオマンコの中の、その一点を集中的にリズミカル
に擦り上げる。
祐子の腰が、ガクガクと痙攣を起こしたように小刻みに震えだし
た。
「ああ、ああ、いいっ! うぅ……う!」
暗い車内に祐子の歓喜の声と、祐子の溢れる淫汁でグショグショ
になった達夫の指のペシャペシャという抜き差しする音だけが響く。
「う、うぅ! ダ、ダメー、あ、あっ……い、いい! ああーっ!」
祐子が一瞬、大きく腰を突き上げた。
次の瞬間、ストンと腰を落とすと祐子が達夫にしがみついてきた。
「はぁ……ああ、ダメ……はぁ、ああ気持ちいい……はぁ、はぁ…」
「イッた?」
「……はぁ、はぁ……、こ、こんなのはじめて……」
「今まで、なかった?」
「はぁ……なかった」
祐子の乱れた息が戻るまで、達夫は祐子を抱き締めていた。
「ねえ、また気持ちよくしてもらったね……」
「もっとしてあげる」
(3)へつづく・・・
近くの市道から少し入ったところに小さな公園があった。これか
ら車で迎えに行くから、そこで待っていて欲しいと、祐子は達夫に
言い、電話を切った。
こんな展開を予想もしていなかった達夫は、取りあえず子どもの
寝顔を確かめると、パジャマ姿のまま、表に出た。
片側一車線の市道は、深夜という事もあって、時折ヘッドライト
が流れるだけで、車が通り過ぎると虫の声が静かに響く。
程なく黒のワンボックスカーが、静かに近寄ってきた。
「ごめんね……」
達夫が助手席に乗り込むと、祐子が恥ずかしそうに言った。
「祐子さん……祐子って大胆なんだね」
「あのね、達夫さんがどうしても気になってたの……ずっと」
「えっ、どういう意味?」
「……幼稚園の時から」
「幼稚園って……子どもの?」
「うん」
達夫は驚いた。達夫の子どもと祐子の子どもが、同じ幼稚園に入
ったのは、もう6年も前だった。
「そんな前から、僕の事を気にしてくれていたの?」
「うん。だから、……もう何も聞かないで。ね? 行こう」
「どこに行く?」
「二人だけになれる所……」
「ここでも二人きりだよ」
「でも、誰かに見られちゃうかも……」
そう言えば、いくら深夜とは言え、ここは近所だった。知ってい
る家がたくさんある事に達夫はあらためて気がついた。
「河原に……行こうか?」
「河原って?」
「大橋の手前に河原に降りる砂利道があるよ。そこから先は釣り人
しか行かない場所があるから……」
「分かった。じゃあ行くね」
祐子が静かに車をスタートさせた。
達夫は助手席から祐子を見た。
水色のTシャツに白色の短パン。良く見ると、シートベルトに挟
まれたTシャツの胸に小さく二つの突起がある。
……もしかしてノーブラ?
思わず達夫は呟いた。
「ねえ、ブラ、してない?」
「あん、恥ずかしい!」
でも、運転中の祐子は胸を隠すような仕種をしただけだった。
「したい?」
達夫の問いに、室内灯の小さな明かりでもはっきりと分かるくら
いに祐子は顔を赤らめて、コクンと首を縦に振った。
あとは、河原に着くまで二人は無言だった。
河原の奥に釣り人の使っている小屋があり、その裏に祐子は車を
止めた。サイドブレーキを引いてライトを消し、エンジンを切ると、
虫の鳴き声と川のせせらぎの音以外は聞こえなくなった。
二人は無言のままドアを開け、ワンボックスカーの後部座席に移
った。
祐子がいきなり達夫の胸に飛び込んできた。月明かりの中、潤ん
だ瞳の祐子が達夫を見上げた。
たまらず達夫は祐子の頬を両手で挟むと、半開きになった祐子の
唇に静かに自分の唇を近付けていった。
二人の唇と唇が合わさると同時に、お互いの舌が絡み合い、吸い
合い、唾液が唇の端からこぼれそうになった。
「いいの?」
達夫の問いに、祐子は大きく頷くと、達夫の額、顎、耳、至る所
にキスをしてきた。
達夫は祐子のTシャツをたくしあげ、固く尖っている乳首に唇を
寄せた。
「ふぅっ……」
声にならない声を上げて祐子の身体が仰け反った。
大きくはないけれど、手の平に収まるような二つの乳房を、達夫
は、まるで宝物でも扱うように持ち上げると、両方の乳首に舌を這
わせた。
「ああっ、気持ちいい! ねえ、噛んで!」
達夫は歯を立てて甘噛みした。
「うぅ、あぁいい……」
それからの二人に言葉はいらなかった。
達夫が祐子のTシャツと短パンを脱がす。
祐子も、もどかしげに達夫のパジャマを脱がした。
達夫の舌が、祐子の唇、うなじ、乳首、臍……そして太股、お尻、
そしてショーツの上から秘所を舐め上げる。
祐子も、達夫の乳首、脇の下を舐め、達夫のパンツを脱がすと、
硬くテラテラと先端が濡れている肉棒を口に含む。
「むぅっ!」
達夫のペニスがさらに硬さを増し、祐子の口の中で大きくなる。
祐子の唾液がペニスをべチョべチョにし、卑猥な音を立てて、吸
い上げる。
達夫も祐子のショーツを脱がし、右手の中指を洋子の秘所の肉襞
に深く突き刺した。
秘所の周りの濃い目の淫毛にまで淫汁が溢れ出していて、達夫の
中指がスルっと秘所に吸込まれた。
突き刺した中指が、オマンコの中の少し上をクイッと撫でた。そ
の瞬間、
「ひぃっ!」
と祐子が歓喜の悲鳴を上げた。
「ここがいいの?」
達夫の問いに、
「いいのっ! あうっ……も、もっと擦って!」
祐子の腰が達夫の手にグイグイと押し付けられる。
達夫は、祐子のオマンコの中の、その一点を集中的にリズミカル
に擦り上げる。
祐子の腰が、ガクガクと痙攣を起こしたように小刻みに震えだし
た。
「ああ、ああ、いいっ! うぅ……う!」
暗い車内に祐子の歓喜の声と、祐子の溢れる淫汁でグショグショ
になった達夫の指のペシャペシャという抜き差しする音だけが響く。
「う、うぅ! ダ、ダメー、あ、あっ……い、いい! ああーっ!」
祐子が一瞬、大きく腰を突き上げた。
次の瞬間、ストンと腰を落とすと祐子が達夫にしがみついてきた。
「はぁ……ああ、ダメ……はぁ、ああ気持ちいい……はぁ、はぁ…」
「イッた?」
「……はぁ、はぁ……、こ、こんなのはじめて……」
「今まで、なかった?」
「はぁ……なかった」
祐子の乱れた息が戻るまで、達夫は祐子を抱き締めていた。
「ねえ、また気持ちよくしてもらったね……」
「もっとしてあげる」
(3)へつづく・・・
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