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小説(転載) 四枚の扉 6/10

官能小説
04 /26 2015
 「ここはね、女のパラダイスなの。」
 「パラダイス? 楽園ってこと?・・」
 「そうよ、静絵はここで楽園気分を満喫するの! 凄く素敵なのよ・・・」
 陽子の話を聞いていた静絵は、身体の温度がどんどん上がってくるのを感じ
た。
 (ああ・・ 熱いわ・・ どうしてかしら・・・)
 目の照準が良く定まらず、ポワンとした気持ちになった静絵は、陽子の顔を
見詰めた。すると陽子の背後に、誰か人が立っていた・・。
 (誰? 男の人?・・・ 大きな人だわ・・・・)
 その男は陽子の前に跪くと、陽子の脚を手で摩り始めた・・。
 (ちょっと陽子・・・ 何してるの・・・ そんな・・こと・・さ・せて)
 静絵の意識が朦朧としてきた。
 眠りに落ちるのでは無く、フワフワと浮いた気分・・・。
 身体が火照り始め、なんだかムズ痒い・・・。
 横を見ると陽子は、ストッキングを男によって脱がされ、生の両脚を左右に
開かれている・・・。その中心部で男の顔がゆっくりと動いていた。
 (いや・だ・・・ 陽子・・・)
 陽子の艶かしい状態に、静絵は困惑した・・。
 すると静絵の前に、男が一人跪いた。
 (誰・・ 陽子・・・ どうなってるの?・・)
 声を出してるつもりの静絵であったが、実際には陽子の耳には届いていなかっ
た。

 男は静絵の脚に触れてくると、つま先からゆっくりと指を上の方に滑らせてき
た・・。
 「い・やあぁ・・!」
 静絵の喉から掠れた声が絞り出された。
 男の手から逃れる為に脚を動かそうとするが、動かない・・。
 そうしている間に、男の指が腰の辺りまで進入しストッキングのウエスト部分
に掛かり、ズリズリと降ろしていく。
 「だ・・め・・ やめ・・て」
 動かない身体をどうにか動かそうとするが、全く身体は反応しない。
 男は静絵の足先からストッキングを抜き取ると、顔を近付け舌をツツツ・・と
脚に滑らせた。
 「や・・あぁ! だめ・・・・」
 男は静絵の訴えを全く無視し、這わせた舌をどんどん上に滑らせてくる。
 そしてスカートを捲り上げると、内腿に舌を這わせ、指で下着の上から陰毛を
擦った。
 「あああ! いやあ・・・」
 ゾクっ! とする感覚に、静絵は力の限り身体を捩った。
 助けを求めようと陽子を見ると、陽子は下半身をすっかりはだけさせ、男の舌
がピチャピチャと股間を舐める音が聞こえる。
 その刺激に陽子は甘い声を挙げ、男の頭を両手で掴んで強く自分の中心へ押し
付けている・・。
 「よ、陽子・・・・!」
 その光景に静絵は声を詰まらせた。
 その時、男の指が静絵の下着の中へ入ってきた。
 「きゃあ! だめ!」
 咄嗟に声を出した静絵であったが、まだ身体が思うように動かず、されるがま
まの状態であった。
 男の指はゆっくりと静絵の割れ目を捕らえ、線に沿ってジックリと上下する。
 数回往復した指は、じょじょに割れ目の線を広げ、直接肉の感触を中心に与え
る。
 「あああ・・・・・」
 その絶妙な指の動きに、静絵の声が漏れた・・。
 指は膨らみ掛けた突起物を見付けると、その部分をコリコリと転がした・・。

 「あ! ああ!・・・ だめえ・・!」
 身体の中で1、2を争う敏感なポイントを指で擦られ、静絵は頭を後ろに反ら
した。

 身体中から力が抜け落ち抵抗出来ない静絵に、男の動きが大胆になってきた。

 下着に指を掛けると勢い良く下へさげツマ先から抜き取り、両脚を広げ静絵の
恥ずかしい部分を覗き込んだ。
 「だ、だめ・・! だめよ・・!」
 なんとか腕の感覚だけ戻ってきた静絵は、男の頭を掴んで覗くを辞めさせよう
とした。
 しかし手は男の頭には届かず、宙を空回りした静絵の腕は、虚しくさ迷うだけ
だった。
 男の顔が静絵の中心に近付き、そして生暖かいものがソコを這った・・。
 「あああああ・・・・・」
 男の舌は、指によって開かれた静絵の線に刺し込まれ、唾液を交えて刺激して
くる・・。
 往復する舌は、じょじょに上部を中心に責めを始め、遂には突起を捕らえて離
さない・・・。
 電気の走るような刺激に、静絵は堪らず大きな声を挙げた。
 「アアアアアァァァァ!!!!!」
 尚も突起を突つく舌の動きに、静絵は朦朧となりながら隣の陽子を見た。
 陽子は大きく広げた脚の間に男の身体を迎え入れ、激しく振る男の腰に合わせ
て嬌声を挙げている・・・。
 その時になってやっとここがどんな場所なのか、静絵は薄っすらと理解した。

 しかし理解した時には遅く、突起を舐め続けていた男の隆起した塊が、静絵の
入口を捉え、今まさに突き入れられようとしていた。
 「あっ! だ、 あうぅぅ!!」
 制止の声も出し終わらぬうちに、男の塊が静絵の体内へと抽入された!
 「い! いやあああァァァァァ!・・・・・・」
 スドン!・・と塊の先端で奥を貫かれた静絵は、一瞬にして頭の中を真っ白に
させた・・・。

 一瞬失っていた意識が、身体の中心に強く感じる摩擦によって現実に引き戻さ
れた。
 男は静絵の両脚首をガッチリ掴み、左右に大きく広げている。
 その真中に身体を割り込ませ、堅く長い塊を静絵の膣穴に往復させている。
 静絵は現況が理解出来ないまま、男が与える強烈な突き込みによる刺激で下半
身が痺れていくのを感じていた。
 意識は殆ど戻っていた。手足も今は自由に動かせる・・。
 そう自分の身体を認識した静絵は、男の身体を跳ね退けようと、ソファーの背
もたれに押し付けられた身体を前へと起こした。
 そして男の頭を掴もうとしたとき、男が激しく腰を静絵の中心にぶつけた。
 「あううう!・・・ううぅぅぅ・・・・・!」
 その余りにも衝撃的な圧迫感に、静絵は起こした身体を激しく背もたれに倒し
た。
 奥まで突き入れた先端を、男はゆっくりと引き出していく・・。
 内臓を一緒に持って行かれそうな感触に、静絵の尻が前にせり出していく。
 静絵は次の突き込みが始まらないうちにと思い、背中を再度起こした。
 しかしそれは一瞬遅く、男の腰が前へ突き出された。
 「あああぁぁぁーー・・・・・!」
 ググッっと子宮を貫かれた静絵は、背中をビッと伸ばし、腰が自然と痙攣し
た。

 「よ、ようこ・・ たすけ・・て・・」
 隣の陽子に首を向けると、陽子はソファーに腰掛けた男の上に跨り、尻をこ
ちらに向けて激しく腰を上下していた。
 その尻の間には、黒く巨大なペニスが陽子の入口を大きく広げ、陽子の吐き
出した液でヌラヌラ光ながらスライドしていた。
 静絵は微かに残る理性を振り絞り、陽子の背中に手を伸ばした・・・。
 しかしその手を、誰か別の人間が掴んだ。
 静絵の手を優しく掴んだ第3の男は、静絵の手を掴んだまま静絵の隣へ腰を降
ろした。
 「えええ!・・・」
 何がなんだか解らない静絵のシャツに手を掛けた男は、ボタンを荒々しく外
し、シャツの前を肌蹴させた。
 「いやぁ!!」 
 第3の男の手を振り払おうとした静絵であったが、一時腰の振りを休めていた
男の動きが再開され、静絵の中心に肉棒を強く押し込んできた。
 「あああああ!!」
 振り払おうとした手が下へ落ち、静絵は背中を反らした。

 第3の男は静絵のブラを押上げると、先端に佇む乳首を中指と人差し指の間に
挟みながら、ギュッと静絵の乳房を揉んだ・・・。
 「ふああぁぁ・・・・・!」
 もう片方の乳房も同じ様に揉まれ、静絵の身体が大きく揺れた。
 脚の間で腰を動かす男は、直線的な突き入れから円を描く様な動きに変わり、
静絵の穴内を縦横左右に擦り込んだ。
 「いやああー・・・ だめぇぇ・・・・・」
 乳房と中心を同時に刺激され、静絵の思考は崩壊寸前に追い込まれた。
 「静絵・・ イっちゃいなさい!」
 隣で激しく腰を上下していた陽子が、静絵に囁いた。
 「やだぁ・・ だめえ・・・ も・・う  だめえええぇぇぇ・・・・!」
 より強度を増した男のピストン運動に、静絵の腰の辺りに大きな波が発生し
た。
 そのタイミングを逃さず、第3の男は静絵の乳首を強く捻った!
 「いやああ・・・・・!! ああああああ・・・・・・・・・」
 「いっちゃうぅぅぅぅぅぅうううううううう! あああああああ!!」
 静絵は身体をガクンガクンと波打たせ、意識を天空高く舞い上げていっ
た・・・。


(7)へつづく・・・

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。