小説(転載) 四枚の扉 9/10
官能小説
「スミマセン・・ ここイイですか?」
見上げる先には、向かいのイスを指差す男性がいた。
「えっ!? 合い席ですか?」
戸惑う静絵に男は、頭を掻きながら言った。
「いやあ、席が一杯で・・・ 食事したらすぐ帰りますので!」
はにかむ笑顔の素敵な若い男性だった。
静絵は断わる事が出来ず、どうぞ・・と向かいのイスに手をかざした。
喜びの顔で座った男は、店員に生ビールを二つ注文した。
(あら、いきなり二杯も飲むの?)
不思議に思う静絵の目の前に、生ビールが置かれた。
「合い席してくれたお礼です どうぞ」
向かいの男性が言った。
「そんな、お礼だなんて・・・ お構いなく」
静絵は細い声で断わった。
「えっ! そんなあ・・ 店員さん!コレ、キャンセルー!!」
余りの声の大きさに、店内が一瞬静まり返った。
「あっ! 頂きます! それじゃあお店に悪いし・・」
「良かった! それじゃあ 乾杯!!」
ジョッキを静絵に差し出す若い男性は、満面の笑みを静絵に向けた。
「ふふふ・・ 可笑しいわ・・・!」
屈託の無い男性の仕草に、静絵は思わず笑った。
「へ~ 静絵さんっていうんだ。俺は正志23歳! ヨロシク!」
二杯目のジョッキを殆ど空にした静絵は、クスクスと笑った。
「静絵さん、もう酔ってるの~! まだ二杯だよ~」
抑揚をつけて言う正志の語り口調が可笑しく、静絵はまた笑った。
「さっきから笑いすぎ! イエローカードです!!」
「ごめんなさい だって正志君 面白いんだもの・・」
静絵の頬は緩んだままだ。
「いいですよ! 静絵さんの様な綺麗な女性の笑顔って飽きないから」
正志は少し真剣な目で静絵を見て、すぐに笑った。
「もう! 正志君、冗談も上手いのね!」
「そうでーす! 上手いで~す」
静絵はお腹を抱えて笑った。
すっかり正志のトークに翻弄され、調子良くジョッキをその後数杯空けてしま
った静絵は、いい感じで酔っ払っていた。
店の客も引き始め、店内は閑散としてきた。
「あれ、もう閉店かな!? 折角静絵さんと盛り上がってきたとこなのに!」
「ホントね! 終わりなんて残念だわ・・」
静絵はこの時がとても楽しかった。
「もし良かったら、次行きません!?」
正志は軽い口調で聞いた。
その口調が静絵に妙な安心感を与えた。
(飲むだけだし、平気よね・・!)
店を移す事に静絵は同意すると、二人して夜の道を歩いていった。
静絵は思ったより酔っていたのか、足元が少しフラフラしていた。
よろけたその身体を、正志が素早く抱きかかえた。
「大丈夫?」
耳元で正志が優しく囁く。
「ええ、平気よ!」
おぼつか無い足元に不安はあったが、静絵は気丈に振舞った。
「ホントに平気かなー・・・」
そう言うと正志は、抱きかかえる腕を静絵の腰に廻した。
腰に添えられた正志の指が、ウエストの少し下の部分を押した。
「あっ・・・」
静絵は思わず声を出した。
正志の指が再度その部分を押す・・。
「ああっ!」
無意識に静絵の口から声が漏れる。
女の扱いに長けた正志は、そこが性感ポイントだと知っていた。
一見そうは思えない場所でも、女の身体には無数のポイントが有る。
正志はその場所を熟知していた。
「静絵さん、大丈夫?」
静絵を抱きかかえる力を強めた正志は、またもポイントを強く押した。
「あああっ!・・・ なに・・?」
静絵は何故そこを押される度に声が出てしまうのか分からなかった・・。
ただ押される度に、身体が反応し熱くなるのは否定出来なかった。
再度正志に強く押され、静絵の腰が微かに砕けた。
正志は静絵を抱き留め、正面から抱きしめると唇を重ねた。
「うむ! うう・・・」
いきなりの出来事に、静絵は正志の身体を跳ね飛ばそうとした。
しかし唇を割られ侵入してきた舌に歯の裏を擦られ、腰にあたる指が数回ポ
イントを押したとき、静絵の腰は完全に落ちた・・。
正志は自分の背中を抱く静絵の腕を感じ、落ちたことを確信した。
抱き合った態勢のまま静絵を歩かせると、正志は雑居ビルの階段を上がった。
階段を登りながら激しく舌を絡め、3階の踊り場に辿り付いた。
この場所は、正志のお得意のプレイゾーンだった。
この階に営業している店は無く、人は全く来ない。
ここなら思う存分楽しむことが出来る。予定通りの展開に、正志はホソク笑ん
だ。
正志は静絵のブラウスの裾から手を入れると、ブラの上から乳房を揉んだ。
(あああ・・・・・)
塞がれた唇から、息が漏れる・・。
静絵の身体からは完全に力が抜けていた・・・・。押さえられていた欲望が、
フツフツと沸き上がってきていた。
(もういいわ・・・ もう知らない・・・ もう・・我慢出来ない!)
静絵の指が、無意識に正志の股間をズボンの上から摩った。
「あああああ・・・・・ぁぁぁああ!」
立ったまま壁に背中を押し当て、下着の絡まった片足を正志の肩に掛けた静絵
の割れ目を、しゃがんだ正志の舌が往復している。
静絵は正志の髪の毛に指を絡め、顔を上下して声を漏らしている。
指を歯でキツク噛み締め、今にも出てしまいそうな大きな声を押さえ込んでい
る。
正志は舌の先を堅くすると、静絵のクリトリスを軽く突ついた・・。
「ふんああああ・・! いいぃぃ・・・」
静絵の指が、正志の髪の毛を強く掴んだ。
正志は指を二本自分の舌で舐めると、その指を静絵の花芯へと挿入した。
根元までズズズ・・と入れると、指の先で肉壁の上部を擦った。
静絵は背中を壁に擦り付け、ガシガシと洋服の擦れる音をさせ悶えた。
「だ、だ・・め・・ おねがい・・・ 頂戴・・・」
静絵の内股には、快感により飛び散った愛液が大量に付着していた。
「欲しいですか? ココに!」
正志は指の出し入れに回転を加え、静絵の内ヒダを掻き回した。
「あああ! ぁぁぁ・・・ ほ・・ ほし・・い!」
正志はゆっくりと指を引き抜くと、静絵の片脚を床に降ろし立ち上がり、シー
ンズのボタンを外した。
静絵は正志のジーンズにおもむろに手を掛けると、力一杯膝まで引き降ろし
た・・。
「ちょうだい・・!」
ブリーフのゴムを掴み、引き下げた静絵の目の前に、ビンッ!!と正志の怒張
が弾け出した。
「ああ!・・ 凄い・・」
黒々と艶づいた正志の怒張に、静絵の花びらがジュクリ・・と濡れた。
静絵は勢い良く怒張を根元まで頬張ると、唇で締め付け舌を絡めまわした。
(大きい・・・! そして、すごく堅いわ・・・!)
パラダイスの男達に劣らない正志の怒張に、静絵の下半身が疼いた。
ゴブゥ・・ ブリュウッ・・!
静絵は唇を狂ったようにスライドさせ、正志の尻を両手で掴み引き寄せると、
更に喉の奥まで反り返る肉茎を呑み込んだ・・。
「おおう! イイよ・・ 静絵さん・・」
清楚で美しい人妻が、尻を振り狂ったようにするフェラチオに正志は唸った。
静絵の口責めは休む事をせず、速度を速めながら刺激を与え続ける。
正志は怒張の張り詰めが最高潮に達したのを感じ、静絵の頭を後ろに引いた。
ゴポッ!。
正志の怒張が静絵の唇から抜ける瞬間、いやらしさ満点の音が響いた。
(10)へつづく・・・
見上げる先には、向かいのイスを指差す男性がいた。
「えっ!? 合い席ですか?」
戸惑う静絵に男は、頭を掻きながら言った。
「いやあ、席が一杯で・・・ 食事したらすぐ帰りますので!」
はにかむ笑顔の素敵な若い男性だった。
静絵は断わる事が出来ず、どうぞ・・と向かいのイスに手をかざした。
喜びの顔で座った男は、店員に生ビールを二つ注文した。
(あら、いきなり二杯も飲むの?)
不思議に思う静絵の目の前に、生ビールが置かれた。
「合い席してくれたお礼です どうぞ」
向かいの男性が言った。
「そんな、お礼だなんて・・・ お構いなく」
静絵は細い声で断わった。
「えっ! そんなあ・・ 店員さん!コレ、キャンセルー!!」
余りの声の大きさに、店内が一瞬静まり返った。
「あっ! 頂きます! それじゃあお店に悪いし・・」
「良かった! それじゃあ 乾杯!!」
ジョッキを静絵に差し出す若い男性は、満面の笑みを静絵に向けた。
「ふふふ・・ 可笑しいわ・・・!」
屈託の無い男性の仕草に、静絵は思わず笑った。
「へ~ 静絵さんっていうんだ。俺は正志23歳! ヨロシク!」
二杯目のジョッキを殆ど空にした静絵は、クスクスと笑った。
「静絵さん、もう酔ってるの~! まだ二杯だよ~」
抑揚をつけて言う正志の語り口調が可笑しく、静絵はまた笑った。
「さっきから笑いすぎ! イエローカードです!!」
「ごめんなさい だって正志君 面白いんだもの・・」
静絵の頬は緩んだままだ。
「いいですよ! 静絵さんの様な綺麗な女性の笑顔って飽きないから」
正志は少し真剣な目で静絵を見て、すぐに笑った。
「もう! 正志君、冗談も上手いのね!」
「そうでーす! 上手いで~す」
静絵はお腹を抱えて笑った。
すっかり正志のトークに翻弄され、調子良くジョッキをその後数杯空けてしま
った静絵は、いい感じで酔っ払っていた。
店の客も引き始め、店内は閑散としてきた。
「あれ、もう閉店かな!? 折角静絵さんと盛り上がってきたとこなのに!」
「ホントね! 終わりなんて残念だわ・・」
静絵はこの時がとても楽しかった。
「もし良かったら、次行きません!?」
正志は軽い口調で聞いた。
その口調が静絵に妙な安心感を与えた。
(飲むだけだし、平気よね・・!)
店を移す事に静絵は同意すると、二人して夜の道を歩いていった。
静絵は思ったより酔っていたのか、足元が少しフラフラしていた。
よろけたその身体を、正志が素早く抱きかかえた。
「大丈夫?」
耳元で正志が優しく囁く。
「ええ、平気よ!」
おぼつか無い足元に不安はあったが、静絵は気丈に振舞った。
「ホントに平気かなー・・・」
そう言うと正志は、抱きかかえる腕を静絵の腰に廻した。
腰に添えられた正志の指が、ウエストの少し下の部分を押した。
「あっ・・・」
静絵は思わず声を出した。
正志の指が再度その部分を押す・・。
「ああっ!」
無意識に静絵の口から声が漏れる。
女の扱いに長けた正志は、そこが性感ポイントだと知っていた。
一見そうは思えない場所でも、女の身体には無数のポイントが有る。
正志はその場所を熟知していた。
「静絵さん、大丈夫?」
静絵を抱きかかえる力を強めた正志は、またもポイントを強く押した。
「あああっ!・・・ なに・・?」
静絵は何故そこを押される度に声が出てしまうのか分からなかった・・。
ただ押される度に、身体が反応し熱くなるのは否定出来なかった。
再度正志に強く押され、静絵の腰が微かに砕けた。
正志は静絵を抱き留め、正面から抱きしめると唇を重ねた。
「うむ! うう・・・」
いきなりの出来事に、静絵は正志の身体を跳ね飛ばそうとした。
しかし唇を割られ侵入してきた舌に歯の裏を擦られ、腰にあたる指が数回ポ
イントを押したとき、静絵の腰は完全に落ちた・・。
正志は自分の背中を抱く静絵の腕を感じ、落ちたことを確信した。
抱き合った態勢のまま静絵を歩かせると、正志は雑居ビルの階段を上がった。
階段を登りながら激しく舌を絡め、3階の踊り場に辿り付いた。
この場所は、正志のお得意のプレイゾーンだった。
この階に営業している店は無く、人は全く来ない。
ここなら思う存分楽しむことが出来る。予定通りの展開に、正志はホソク笑ん
だ。
正志は静絵のブラウスの裾から手を入れると、ブラの上から乳房を揉んだ。
(あああ・・・・・)
塞がれた唇から、息が漏れる・・。
静絵の身体からは完全に力が抜けていた・・・・。押さえられていた欲望が、
フツフツと沸き上がってきていた。
(もういいわ・・・ もう知らない・・・ もう・・我慢出来ない!)
静絵の指が、無意識に正志の股間をズボンの上から摩った。
「あああああ・・・・・ぁぁぁああ!」
立ったまま壁に背中を押し当て、下着の絡まった片足を正志の肩に掛けた静絵
の割れ目を、しゃがんだ正志の舌が往復している。
静絵は正志の髪の毛に指を絡め、顔を上下して声を漏らしている。
指を歯でキツク噛み締め、今にも出てしまいそうな大きな声を押さえ込んでい
る。
正志は舌の先を堅くすると、静絵のクリトリスを軽く突ついた・・。
「ふんああああ・・! いいぃぃ・・・」
静絵の指が、正志の髪の毛を強く掴んだ。
正志は指を二本自分の舌で舐めると、その指を静絵の花芯へと挿入した。
根元までズズズ・・と入れると、指の先で肉壁の上部を擦った。
静絵は背中を壁に擦り付け、ガシガシと洋服の擦れる音をさせ悶えた。
「だ、だ・・め・・ おねがい・・・ 頂戴・・・」
静絵の内股には、快感により飛び散った愛液が大量に付着していた。
「欲しいですか? ココに!」
正志は指の出し入れに回転を加え、静絵の内ヒダを掻き回した。
「あああ! ぁぁぁ・・・ ほ・・ ほし・・い!」
正志はゆっくりと指を引き抜くと、静絵の片脚を床に降ろし立ち上がり、シー
ンズのボタンを外した。
静絵は正志のジーンズにおもむろに手を掛けると、力一杯膝まで引き降ろし
た・・。
「ちょうだい・・!」
ブリーフのゴムを掴み、引き下げた静絵の目の前に、ビンッ!!と正志の怒張
が弾け出した。
「ああ!・・ 凄い・・」
黒々と艶づいた正志の怒張に、静絵の花びらがジュクリ・・と濡れた。
静絵は勢い良く怒張を根元まで頬張ると、唇で締め付け舌を絡めまわした。
(大きい・・・! そして、すごく堅いわ・・・!)
パラダイスの男達に劣らない正志の怒張に、静絵の下半身が疼いた。
ゴブゥ・・ ブリュウッ・・!
静絵は唇を狂ったようにスライドさせ、正志の尻を両手で掴み引き寄せると、
更に喉の奥まで反り返る肉茎を呑み込んだ・・。
「おおう! イイよ・・ 静絵さん・・」
清楚で美しい人妻が、尻を振り狂ったようにするフェラチオに正志は唸った。
静絵の口責めは休む事をせず、速度を速めながら刺激を与え続ける。
正志は怒張の張り詰めが最高潮に達したのを感じ、静絵の頭を後ろに引いた。
ゴポッ!。
正志の怒張が静絵の唇から抜ける瞬間、いやらしさ満点の音が響いた。
(10)へつづく・・・
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