小説(転載) 四枚の扉part2 6/13
官能小説
12
勇次の雌奴隷と化した智香は、いついかなる時でも勇次の命令に従った。
勇次も新たに芽生えた性癖に酔い、智香をあらゆる手で苛め抜いた。
会社ではアナルにバイブを入れさせたまま業務をさせ、皆にバレないように席
で悶え苦しむ智香を視姦して楽しんだ。
蜜をダラダラに流し、下着をグチョグチョに濡らし耐える智香を退社後ホテル
で裸に剥き、アナルと膣穴を交互に侵し白液を噴射させた・・。
時にはムチや荒縄を使用し、勇次のプレイはどんどんエスカレートしていっ
た。
奴隷にゴムなど使う気の無い勇次は、智香にピルを飲ませ、射精は毎回穴の奥
に生出しだった。
目くるめく高度な刺激をもたらすプレイに、勇次と智香はその身を狂わせてい
った・・。
当然純子の事はお座なりになり、純子の執拗な誘いにも勇次は一切乗らなかっ
た。
純子は身と心を持て余し、毎日悶々とした日々を送らされていた。
妻の静絵も正志との情事に溺れ続け、息子祐輔の事など殆どお構い無しに女の
蜜壷を濡らし、男根を呑み込んだ・・。
完全に家庭は崩壊し、全ての事柄はもう戻る事など出来ない所まで来ていた。
絡み合う男達と女達の人生は、急速に滅亡へと突き進んでいた・・・。
勇次との関係を一方的に断ち切られた純子は、その現実を受け入れる事が出来
なかった。
僅か数ヶ月の関係は、純子にとって夢のような時間であり、失いたく無いもの
であった。
だがその関係が崩れ去った現実を、自分はどの様にして受けとめれば良いのだ
ろう・・。
悩む純子は仕事など全く手に付かず、会社からも疎外されつつあった。
ある深夜純子は軽い鬱状態に陥り、無意識に遺書まで書いてしまった・・。
その内容は、勇次との出会いから今迄の経緯に始まり、不倫関係を続けた日々
を克明に記し、挙げ句の果てには勇次に捨てられた・・・。
その先は鬱状態が虚偽のセリフを純子の手に書かせ、最終的には勇次をとんで
も無い悪者に仕立てあげた。
自分の身体を弄んだ勇次は、きっといつか自分の命をも弄ぶだろう・・・。
自分がこの世界から消えた時、それは自分を疎ましく思う勇次の手が下された
に違いない・・。
その様な滅茶苦茶な内容に仕上がってしまった・・。
最後に純子は「遺書」と封筒の表に書き、無意識にタンスの奥に閉まった。
暫く放心状態だった純子は、起床時間を訴える目覚まし時計の音で我に返っ
た。
朝日が純子の顔を赤く照らし、その熱で純子の顔に血の気が戻った。
(私、朝までなにやってたんだろう・・・・)
遺書を書いた事など全く記憶に無い純子は、ぬるま湯のシャワーを浴びると出
社した・・・。
数日後、純子は勤めるデパートに1週間の休暇届を出した。
一向にスッキリしない自分を慰める為に純子は、気分転換の旅行に出る事にし
たのだった。
新宿から小田急線に乗り、取り合えず下った・・。
宛なんて無い、気ままな旅だった。
2時間程電車に揺られ、神奈川の或る温泉地を有する土地に着いた。
電車を降りた純子は、温泉地までのバスのキップを買い、山間の風景の広がる
景色を窓から見詰めた。
旅行案内所で宿を選んだ純子は、教えられた旅館に着き部屋に通されると、川
に面する大きな窓を開けた。
涼しげな風が窓から自然の空気を吹き込み、その空気を胸一杯吸い込んだ純子
は清々しい気分になった。
自分に纏わり付いた負の感情を露天風呂で洗い流し、山の幸の夕食を堪能し
た。
美味しい料理にお酒もすすみ、純子は心地良い酔いを感じた。
「酔い覚ましにちょっと散歩でもしようかしら・・・」
浴衣姿に上着を羽織り、純子は夜の温泉街へと繰り出した。
30分程歩いたところで、温泉街を完全に抜けてしまい裏路地に出てしまっ
た。
「この先は何も無さそうね・・・」
呟くと純子は、来た道を引き返そうと向きを替えた。
山間の秋の夜風は少し肌寒く、その風を散歩中感じ続けた純子の酔いは、すっ
かり醒めていた。
「旅館に戻って飲み直そうかしら・・・」
100m程先に旅館の明かりを見止め、純子は歩む速度を少し速めた。
旅館の少し手前に有るタバコの自販機の前で、マコト達3人は暇を持て余して
いた。
地元に住む20歳の若者3人は、やる事も無くただ会話を重ねるだけだった。
「暇だな~・・ ツマんねぇー!」
キヨシは吸い終わったタバコをアスファルトに擦り付け消すと唸った。
「ホントだよな! 金もネエし・・・」
アキラも同調しながら夜空を見上げた。
「へへへ・・ 俺、金ならちょっと有るぜ!」
マコトは二人に笑い掛けると、ポケットの中をガサガサと探った。
「ホラ! 万札だ!」
ポケットから出された手の中には、皺くちゃの一万円札が1枚転がっていた。
「一万だけかよ! そんなんじゃ居酒屋くらいしか行けないじゃんか!」
期待した自分が馬鹿に思え、キヨシは悪態をついた。
「いいじゃんか! 居酒屋行こうぜ!」
「そうだな・・・ 取り合えず飲むか・・」
「そうそう、オゴッてやるからよ!!」
3人は重い腰を上げて立ち上がった。
その前を、浴衣姿に上着を羽織った純子がゆっくりと歩いて行った・・。
「おっ!見ろよ! 色っぽいお姉さんだな・・」
万札をポケットにしまったマコトが二人に言った。
「マジいい女だな・・ キヨシ、声掛けろよ!」
アキラはキヨシの脇腹を肘で小突きながら促した。
「マジかよ~・・ 相手にされないって!」
顔を顰めるキヨシを二人は更に煽った。
「分かったよ・・ 絶対に無理だろうけどな・・」
30mほど先に行ってしまった純子を、キヨシは小走りに追った。
「スイマセン・・ お姉さん」
いきなり後ろから声を掛けられて、純子は驚いて振り向いた。
振り向いた純子の美しい顔に、キヨシは一瞬声を詰まらせた・・。
「なんですか?・・」
若いキヨシに純子は軽く微笑んで聞いた。
「あの~・・・ ダメならイイんですけど・・・」
「はい?」
「もし良かったら、俺達と飲みにでも行きませんか?・・・」
モジモジと下を向きながら話す若い男に、純子は思った。
(もしかして、ナンパ?・・・)
キヨシの後方を見ると、二人の若者が頭をチョコチョコ下げて純子を見てい
た。
「あっ! 無理ならイイです! スイマセン・・・」
上目遣いに自分を見るキヨシが小さな声で言った。
(慣れてないのにナンパなんてしちゃって! 可愛いわね・・・)
純子は腕時計に目をやった。時刻は10時を少し回っていた。
(この時間じゃ旅館の中で飲む所ないわね・・・)
(ナンパしてきた若い男の子達と軽く飲むのも楽しいかもね・・)
(最近楽しい事無いし・・・ 行こうかな!)
決心した純子は、後方の二人を手招きした。
「マジ! 成功!?」
アキラとマコトは小走りでやって来た。
その足音に顔を上げ純子を見るキヨシに、純子は笑い掛けた。
「いいわよ!」
「ホントですか! ラッキー!! 有難うございます!!」
キヨシの背中をパチン!と叩くアキラとマコトも嬉しそうに純子に頭を下げ
た。
「俺、オゴリますから!」
皺くちゃの一万円札を見せるマコトに、純子は笑った。
歩いて5分程の小さな居酒屋に4人は入った。
「スイマセン・・ ここら辺にはこんな店しか無くて・・・」
ナンパしてきたキヨシが申し訳なさそうに呟いた。
この店はキヨシしか来た事が無く、他の二人は初めてだった。
「なんだよキヨシ! 他になかったのかよ!」
文句を言う二人に、キヨシは申し訳なさそうな顔をした。
確かに店は古びていて、一段上がった座敷にテーブルが3つ有るだけの小さな
店だった。
初老の女性が一人で切り盛りしているらしく、他には店員は見当たらなかっ
た。
「気にしないで 結構好きよ、こんな所」
笑顔を見せ言う純子に、キヨシは満面の笑みを浮かべた!
その笑顔を見た純子は、
(可愛いわね・・)
純粋に年下の可愛さに純子は微笑んだ。
テーブルを囲んだ4人は、生ビールを注文し喉を鳴らした。
若い3人の止めど無い会話に、純子は声を出して笑いビールを数杯飲んだ。
「日本酒貰おうかしら」
「おばちゃん、熱燗!!」
勢い良く手を上げ注文するアキラに、純子は頬を緩めた。
徳利が数本テーブルに転がる頃、純子は熱燗の熱で身体が熱くなった。
「上着脱ぐわ・・」
そう言って羽織った上着を脱いだ姿に、3人は目を奪われた!
上着を着た状態では良く解らなかった純子の胸元は、合わせ目を少し乱し、ふ
くよかな胸の谷間を覗かせていた・・。
3人の目は暫くその谷間に釘付けになったが、純子は気付かずにお猪口の熱燗
を口に運んだ。
(7)へつづく・・・
勇次の雌奴隷と化した智香は、いついかなる時でも勇次の命令に従った。
勇次も新たに芽生えた性癖に酔い、智香をあらゆる手で苛め抜いた。
会社ではアナルにバイブを入れさせたまま業務をさせ、皆にバレないように席
で悶え苦しむ智香を視姦して楽しんだ。
蜜をダラダラに流し、下着をグチョグチョに濡らし耐える智香を退社後ホテル
で裸に剥き、アナルと膣穴を交互に侵し白液を噴射させた・・。
時にはムチや荒縄を使用し、勇次のプレイはどんどんエスカレートしていっ
た。
奴隷にゴムなど使う気の無い勇次は、智香にピルを飲ませ、射精は毎回穴の奥
に生出しだった。
目くるめく高度な刺激をもたらすプレイに、勇次と智香はその身を狂わせてい
った・・。
当然純子の事はお座なりになり、純子の執拗な誘いにも勇次は一切乗らなかっ
た。
純子は身と心を持て余し、毎日悶々とした日々を送らされていた。
妻の静絵も正志との情事に溺れ続け、息子祐輔の事など殆どお構い無しに女の
蜜壷を濡らし、男根を呑み込んだ・・。
完全に家庭は崩壊し、全ての事柄はもう戻る事など出来ない所まで来ていた。
絡み合う男達と女達の人生は、急速に滅亡へと突き進んでいた・・・。
勇次との関係を一方的に断ち切られた純子は、その現実を受け入れる事が出来
なかった。
僅か数ヶ月の関係は、純子にとって夢のような時間であり、失いたく無いもの
であった。
だがその関係が崩れ去った現実を、自分はどの様にして受けとめれば良いのだ
ろう・・。
悩む純子は仕事など全く手に付かず、会社からも疎外されつつあった。
ある深夜純子は軽い鬱状態に陥り、無意識に遺書まで書いてしまった・・。
その内容は、勇次との出会いから今迄の経緯に始まり、不倫関係を続けた日々
を克明に記し、挙げ句の果てには勇次に捨てられた・・・。
その先は鬱状態が虚偽のセリフを純子の手に書かせ、最終的には勇次をとんで
も無い悪者に仕立てあげた。
自分の身体を弄んだ勇次は、きっといつか自分の命をも弄ぶだろう・・・。
自分がこの世界から消えた時、それは自分を疎ましく思う勇次の手が下された
に違いない・・。
その様な滅茶苦茶な内容に仕上がってしまった・・。
最後に純子は「遺書」と封筒の表に書き、無意識にタンスの奥に閉まった。
暫く放心状態だった純子は、起床時間を訴える目覚まし時計の音で我に返っ
た。
朝日が純子の顔を赤く照らし、その熱で純子の顔に血の気が戻った。
(私、朝までなにやってたんだろう・・・・)
遺書を書いた事など全く記憶に無い純子は、ぬるま湯のシャワーを浴びると出
社した・・・。
数日後、純子は勤めるデパートに1週間の休暇届を出した。
一向にスッキリしない自分を慰める為に純子は、気分転換の旅行に出る事にし
たのだった。
新宿から小田急線に乗り、取り合えず下った・・。
宛なんて無い、気ままな旅だった。
2時間程電車に揺られ、神奈川の或る温泉地を有する土地に着いた。
電車を降りた純子は、温泉地までのバスのキップを買い、山間の風景の広がる
景色を窓から見詰めた。
旅行案内所で宿を選んだ純子は、教えられた旅館に着き部屋に通されると、川
に面する大きな窓を開けた。
涼しげな風が窓から自然の空気を吹き込み、その空気を胸一杯吸い込んだ純子
は清々しい気分になった。
自分に纏わり付いた負の感情を露天風呂で洗い流し、山の幸の夕食を堪能し
た。
美味しい料理にお酒もすすみ、純子は心地良い酔いを感じた。
「酔い覚ましにちょっと散歩でもしようかしら・・・」
浴衣姿に上着を羽織り、純子は夜の温泉街へと繰り出した。
30分程歩いたところで、温泉街を完全に抜けてしまい裏路地に出てしまっ
た。
「この先は何も無さそうね・・・」
呟くと純子は、来た道を引き返そうと向きを替えた。
山間の秋の夜風は少し肌寒く、その風を散歩中感じ続けた純子の酔いは、すっ
かり醒めていた。
「旅館に戻って飲み直そうかしら・・・」
100m程先に旅館の明かりを見止め、純子は歩む速度を少し速めた。
旅館の少し手前に有るタバコの自販機の前で、マコト達3人は暇を持て余して
いた。
地元に住む20歳の若者3人は、やる事も無くただ会話を重ねるだけだった。
「暇だな~・・ ツマんねぇー!」
キヨシは吸い終わったタバコをアスファルトに擦り付け消すと唸った。
「ホントだよな! 金もネエし・・・」
アキラも同調しながら夜空を見上げた。
「へへへ・・ 俺、金ならちょっと有るぜ!」
マコトは二人に笑い掛けると、ポケットの中をガサガサと探った。
「ホラ! 万札だ!」
ポケットから出された手の中には、皺くちゃの一万円札が1枚転がっていた。
「一万だけかよ! そんなんじゃ居酒屋くらいしか行けないじゃんか!」
期待した自分が馬鹿に思え、キヨシは悪態をついた。
「いいじゃんか! 居酒屋行こうぜ!」
「そうだな・・・ 取り合えず飲むか・・」
「そうそう、オゴッてやるからよ!!」
3人は重い腰を上げて立ち上がった。
その前を、浴衣姿に上着を羽織った純子がゆっくりと歩いて行った・・。
「おっ!見ろよ! 色っぽいお姉さんだな・・」
万札をポケットにしまったマコトが二人に言った。
「マジいい女だな・・ キヨシ、声掛けろよ!」
アキラはキヨシの脇腹を肘で小突きながら促した。
「マジかよ~・・ 相手にされないって!」
顔を顰めるキヨシを二人は更に煽った。
「分かったよ・・ 絶対に無理だろうけどな・・」
30mほど先に行ってしまった純子を、キヨシは小走りに追った。
「スイマセン・・ お姉さん」
いきなり後ろから声を掛けられて、純子は驚いて振り向いた。
振り向いた純子の美しい顔に、キヨシは一瞬声を詰まらせた・・。
「なんですか?・・」
若いキヨシに純子は軽く微笑んで聞いた。
「あの~・・・ ダメならイイんですけど・・・」
「はい?」
「もし良かったら、俺達と飲みにでも行きませんか?・・・」
モジモジと下を向きながら話す若い男に、純子は思った。
(もしかして、ナンパ?・・・)
キヨシの後方を見ると、二人の若者が頭をチョコチョコ下げて純子を見てい
た。
「あっ! 無理ならイイです! スイマセン・・・」
上目遣いに自分を見るキヨシが小さな声で言った。
(慣れてないのにナンパなんてしちゃって! 可愛いわね・・・)
純子は腕時計に目をやった。時刻は10時を少し回っていた。
(この時間じゃ旅館の中で飲む所ないわね・・・)
(ナンパしてきた若い男の子達と軽く飲むのも楽しいかもね・・)
(最近楽しい事無いし・・・ 行こうかな!)
決心した純子は、後方の二人を手招きした。
「マジ! 成功!?」
アキラとマコトは小走りでやって来た。
その足音に顔を上げ純子を見るキヨシに、純子は笑い掛けた。
「いいわよ!」
「ホントですか! ラッキー!! 有難うございます!!」
キヨシの背中をパチン!と叩くアキラとマコトも嬉しそうに純子に頭を下げ
た。
「俺、オゴリますから!」
皺くちゃの一万円札を見せるマコトに、純子は笑った。
歩いて5分程の小さな居酒屋に4人は入った。
「スイマセン・・ ここら辺にはこんな店しか無くて・・・」
ナンパしてきたキヨシが申し訳なさそうに呟いた。
この店はキヨシしか来た事が無く、他の二人は初めてだった。
「なんだよキヨシ! 他になかったのかよ!」
文句を言う二人に、キヨシは申し訳なさそうな顔をした。
確かに店は古びていて、一段上がった座敷にテーブルが3つ有るだけの小さな
店だった。
初老の女性が一人で切り盛りしているらしく、他には店員は見当たらなかっ
た。
「気にしないで 結構好きよ、こんな所」
笑顔を見せ言う純子に、キヨシは満面の笑みを浮かべた!
その笑顔を見た純子は、
(可愛いわね・・)
純粋に年下の可愛さに純子は微笑んだ。
テーブルを囲んだ4人は、生ビールを注文し喉を鳴らした。
若い3人の止めど無い会話に、純子は声を出して笑いビールを数杯飲んだ。
「日本酒貰おうかしら」
「おばちゃん、熱燗!!」
勢い良く手を上げ注文するアキラに、純子は頬を緩めた。
徳利が数本テーブルに転がる頃、純子は熱燗の熱で身体が熱くなった。
「上着脱ぐわ・・」
そう言って羽織った上着を脱いだ姿に、3人は目を奪われた!
上着を着た状態では良く解らなかった純子の胸元は、合わせ目を少し乱し、ふ
くよかな胸の谷間を覗かせていた・・。
3人の目は暫くその谷間に釘付けになったが、純子は気付かずにお猪口の熱燗
を口に運んだ。
(7)へつづく・・・
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