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小説(転載) 四枚の扉part2 8/13 

官能小説
04 /27 2015
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 夜道を歩く4人を月明かりが照らした・・。
 前を歩く3人は、何やら言い合っているようだった。
 声を殺して話しているつもりだろうが、その会話は全て純子に聞こえていた。

 「ホテル代無いぞ! どうする?」
 万札のお釣りの小銭を握り締めマコトが言った。
 「純子さんに出させる訳にはイカねえよな・・」
 アキラが後ろを歩く純子をチラリと見た。
 その様子に純子は軽く笑いながら前を行く3人に声を掛けた。

 「ホテルなんて行かなくていいじゃない。私の泊まってる旅館って訳にはい
かないから、誰かの家でいいわよ」
 純子の言葉に3人は顔を見合わせた。
 「でも、俺の家には・・その・・・・ ゴムが無いんです・・」
 唯一の一人暮しのマコトが言った。
 「そんなの要らないわよ・・ 今日は大丈夫だから」
 純子は3人に近寄ると、ニコリとした。
 「ホントに!? じゃあ、生でイイってこと!?」
 思わず大きな声を出したアキラの頭を二人の手が叩いた!
 叩かれた頭を撫でながら、アキラは純子を見上げた。
 「そうよ、生で頂戴ね! でも大丈夫かしら、私のって凄く名器らしいから」
 腕を交差し、胸元を盛り上げる純子に3人は前屈みになった。
 「タマンねえ! マジかよ!」
 他の二人と同様に、ズボンを突上げる股間を手で覆いマコトが唸った。
 その様子を笑顔で見詰める純子は、
 (名器か・・・ 勇次さんに言われたのよね・・・・)
 と、忘れ掛けていた記憶が甦ってきた・・・。
 (ダメよ、忘れなきゃ! きっとこの子達が忘れさせてくれるわ・・・)
 嫌な想い出に心が痛む感覚を純子は感じた・・・。

 マコトの部屋は、男の一人暮しそのままに散らかっていた。
 慌てて片付けるマコトを制すると純子は、部屋の真中に腰を降ろした。
 そんな純子の廻りを囲む様に3人は、立ったまま純子を見下ろしていた・・。

 純子は3人を怪しく見上げると、マコトのズボンにそっと手を掛けた・・。
 「部屋を提供してくれたお礼に、マコト君からしてあげるわ・・」
 そう言って純子は、マコトのズボンのボタンを器用に外すと、下着もろとも脱
がせ降ろそうとした。
 しかしすでに堅く勃起したマコトのペニスがパンツに引っ掛かり、ズボンだけ
が足首まで降ろされた・・。
 「もう・・ このコったら・・・」
 引っ掛かりテントを張るトランクスに指を掛けると、純子はペニスを避ける様
に手前に引き脱がせた。
 現れたマコトの肉茎は、天を突き頭を高く持ち上げていた!

 「ふふふ・・ 元気ね!」 
 マコトの堅肉に指を絡ませた純子は、親指と中指で輪っかを作ると前後にシゴ
き始めた。
 「うおおおぅぅ・・・・」
 指での刺激に肉茎をビクビクさせるマコトは、トロンとした目をした。
 先端からは大量にカウパー液を迸らせ、胴体は大きく痙攣している。
 「な、舐めてください・・」
 腰を純子の顔の方へ押すとマコトは囁いた。
 「取り合えず、出したい?」
 コクンと頷くマコトのペニスを純子は一杯に頬ばり舌を絡めた!
 「ああああっ! スゲぇぇ・・」
 腰に手を充て背中を反らすマコトに、純子の背後に座り胸を揉もうとしていた
キヨシが語り掛けた。
 「凄いべ! 俺もさっきアッと言う間にイカされちゃったよ」
 居酒屋のトイレでの純子のフェラチオを思い出し、キヨシは動きを止めた。

 そんなキヨシを、横からアキラが突き飛ばした!
 「そうだよキヨシ! お前は先にイイ思いしてるんだから後にしろ!」
 そう言ってキヨシの座っていた場所に腰を降ろしたアキラは、純子の両胸に後
ろから手を回し揉んだ。
 「痛えなあ・・・」
 身体を起こし文句を言うキヨシを横目で見た純子は、口元を緩めた。
 その時、胸を揉むアキラの手が浴衣を割り進入し、ブラの上からやんわりと乳
房を揉んだ。
 「ああ・・・・」
 声を漏らす純子の口が少し開き、唇から唾が床へ糸を引いた・・。
 アキラの指はブラの隙間から滑り込み、両の乳首を軽く摘んだ。
 純子の口から再度声が漏れ、マコトの部屋を淫靡な雰囲気に一変させた!

 浴衣の帯を解き、純子の前面を肌蹴させたアキラは、ブラを押上げて生の乳房
を揉み込んだ。
 自分の大き目の掌から溢れるばかりの純子の乳房の豊量さに、アキラは夢中に
なって5指を動かし揉み続けた・・。
 乳房への愛撫に鼻を鳴らしながら行う熱の入ったフェラチオに、マコトは堪ら
ずに射精してしまった!
 痙攣しながら流し込まれる精液を、純子は喉を鳴らし飲み込み、尚も舌を絡め
刺激した。
 「ああああ・・・ スゲえよ・・ 最高!・・」
 放出後のペニスを刺激し続ける純子の良く動く舌に、マコトは腰を振った。

 「替わってくれよ!」
 恍惚の表情を浮かべるマコトに声を掛けたキヨシは、マコトの身体を押し退け
純子の顔の前に堅くなったペニスを突き出した!
 「ズリいぞキヨシ! またお前シャブッてもらうのかよ!」
 純子の胸を揉み続けていたアキラが立ち上がり文句を言った!
 「喧嘩しないの! 何度でもシテあげるから・・  それで、私のココに最初
に挿れてくれるのは、誰?」
 床にお尻をつき、脚を広げ濡れた股部分を横に引き、濡れ光る淫裂を3人に晒
し純子が言った。
 「俺だあ!!」
 素早くトランクスを脱ぎ捨てたアキラが吠えた!
 そして前に回り込み純子の下着に指を掛けると、荒々しく足首から抜き取っ
た!
 「もう・・ 焦らないの!」
 アキラを制した純子は、アキラの肩をそっと押すと仰向けに寝転がらせた。
 そしてアキラのヒクつくペニスを唇に含み数回頭を上下すると、反り立つ肉茎
の上へ跨った。
 見上げる純子の裸身は光り輝き、その完璧なスタイルにアキラの肉棒は激しく
律動した!


(9)へつづく・・・

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。