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小説(転載) 四枚の扉part2 10/13 

官能小説
04 /27 2015
15

 身体を支配する快感の渦に呑まれ、純子はとても幸せな気持ちだった・・。
 疲れを知らない若い3人は、体位を様々に変え純子の身体を責め続けた。
 律儀な若者達は、3人同時に純子を責める事をせず、下の穴と口を2人ペアで
責め込んだ。
 必然と一人余った者がその情景を見詰め、その間に股間を隆起させ後に続
く・・。
 それを繰り返す若者達は、休む事なく純子の身体に精を浴びせた。

 まだ稚拙な若者達のプレイでも、次々に突き込まれる若い剛棒のパワーに、純
子は激しいオルガスムスを何度も味わった!
特に刺激的に感じた交わりは、純子のオナニーを見せて欲しいと言う3人の要
望に応え、四つん這いのまま股の間から腕を伸ばし女芯を割り指を絡め、蜜を太
腿に垂らし、その姿にビンビンに股間を勃起させた3人に、その態勢のまま突き
込まれたことだった・・。
 先ずキヨシが尻を押さえ突き込み、マッハのスピードで腰を迫り出し穴の奥を
貫く。
 キヨシが数分で射精を済ますと、次はマコトが間髪入れずに挿入してくる。
 そしてやはり激しく腰を使い撃ちこんで来る・・ そして放出。
 放出感に震えるマコトを押しやり、アキラのペニスの抽送が繰り返される。

 純子は床に頭を擦り付け背中をそらし歓喜した!
 三位一体とは真さにこの事を言うのだろう・・・。
 一人では稚拙な技量しか持たない若者も、3人が連動して繰り出し込む貫きは
純子を狂わせた!
 アキラが絶頂を迎える頃には、最初のキヨシが勃起しており、順番を待ち侘び
ている・・。
 やっと自分の番が来ると素早く純子の蜜穴に押し込み摩擦する・・。
 何回転も繰り返されるこの果てないピストン運動に、純子の意識は数回に及び
飛んだ。

 「あああああぁぁぁぁぁんんんんんっ!!」
 「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!!!!」
 「イクっ! いくうぅ・・  イクうううぅぅぅっ!!!!」
 もう数十回目の絶頂を迎え、純子の身体は痙攣し続けた。
 最後に純子の中に放出したアキラの精子は、純子の穴から流れ出した時には透
明な色になっていた。
 延々数時間に及ぶ一人の妖艶な女と、3人の若く逞しい男達の宴は、部屋の中
を生臭い臭気で満たし、大量の汗により湿気を帯びさせていた・・。

 グッタリと床に寝転がる4人を静寂が包んだ・・。
 自分の愛液と男達の汗と精液でベタつく身体を、純子は大事そうに手の平でさ
すった・・。
 汗が引くにつれ身体が冷えた為、純子はシャワーを借りた。
 温いお湯が身体に心地良かった・・・。
 純子は手に石鹸を持ち、隅々まで綺麗に洗い上げた。

 純子のシャワーの音の混じり、アキラの携帯が鳴った。
 「今、どこに居るんだ?」
 電話を掛けてきたのは、3人の地元の先輩だった。
 「今ですか、今はマコトの家です」
 アキラの口調が真剣なものになった・・。
 3人の先輩のこの男は、地元では有名な悪で通っている、粗暴な人間だった。

 「何やってる?」
 「3人で喋ってるだけです・・」
 「そうか、今から行ってもいいか?」
 「いや・・ それは・・」
 「ダメなのかよ!」
 語調を強める先輩に、アキラは沈黙した・・。

 その時、シャワーを浴びた純子がバスタオル一枚で戻ってきた。
 「気持ち良かったわ・・ 有難う!」
 言葉を発した純子に、アキラの顔が焦りの色を纏った。
 「女の声がしたな! そうだろう!」
 アキラは答える事が出来なかった・・。
 「すぐ行くから、その女待たせとけ! いいな!」
 アキラが返事をする間も無く、電話は一方的に切られた。

 蒼ざめるアキラに、純子は声を掛けた。
 「どうしたの?」
 顔を上げたアキラは
 「今、先輩から電話があって・・」
 「先輩って、あの人かよ!?」
 横からキヨシの焦りの声が飛んだ!
 小さく頷いたアキラの目は泳いでいた・・。
 「それで、何かマズイの・・?」
 純子はアキラの前に膝を折って座った。
 「今から来るって言うんです・・・」
 「えっ! ココに?!」
 「はい・・ スイマセン・・」
 アキラの目は少し赤くなっていた・・。

 そんなアキラの様子に純子は、
 「いいのよ、私もう帰るから」
 そういい、アキラの頭を撫でた。
 「チクショウ! この後まだ純子さんと楽しみたかったのによ!」
 マコトは横を向いて不貞腐れた。
 「そうね・・ 私も楽しみたかったわ」
 純子は3人と唇を合わせた・・。

 純子が身支度をしようとした時、部屋のドアが開いた!
 現れた男に、3人は大きく慌てた。
 予想を遥かに越える早い到着に、ただ焦るだけだった。
 ズカズカと勝手に上がり込んで来た男は、部屋の隅でバスタオル一枚の純子を
見付けると口笛を吹いた。
 「おいおいお前ら、随分イイ女連れ込んでるじゃねえか!」
 男は純子の元に歩み寄り、舐める様に全体を見た・・。
 「お姉さん、俺はコイツらの先輩なんだけど、俺も楽しんでイイよな?」
 粗野な語り口に、純子は身を捻った。
 「恥ずかしがるなよ! なあ・・」
 そう言って純子の腕を掴むと、強引に引き寄せた!
 「やめてください!」
 脚を踏ん張り抵抗する純子を、男は尚も力強く自分に寄せると腕を廻した。
 「コイツらより俺の方がずっと気持ち良くさせてやれるぜ!」
 男は純子に張り付いたバスタオルに手を掛けると、一気に引き剥がした!


(11)へつづく・・・

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。