10年前に保存してあったものだ。テキストのみの保管で出所が不明、まあ10年後に読み返すなんて
考えていなかったよね。
一.欲望と願望
僕(孝之)は卒業間近の大学生で二十二歳、母(美智子)はそこそこ名の通った挿絵画
家で四十六歳。世田谷区大蔵の小さなマンションで十歳になる小学四年生の“妹”
(智子)と三人で暮らしている。
智子は僕と母との間にできた子で、いわゆる母子相姦による出生だが、五体満足で知能
も優れ、学校の成績もトップに近い。色白で小柄な身体つきやポッチャリとした顔立ちは
母の幼い頃にそっくりで、“美少女”の部類に入る。
顔が似ていると性格も似るようで、僕たち三人は近親相姦を至上のものとして信奉して
おり、日常的に楽しんでいる。
母子家庭でありながらそこそこの生活ができるのは母の稼ぎによるもので、マンション
のローンから僕たちの学費まで、生活費の一切合財を母の収入によって賄っている。
僕たちは十年ほど前から酒癖の悪い父と別居しており、四年前に正式に離婚したのだが、
離婚理由は“酒癖が悪い”ということになっているが、本当の理由は“母子相姦”なのだ。
父が深酒をするようになったのは僕が小学生の頃からで、友人と共同で経営していた出
版会社の経営が思わしくなくなり、父は泥酔状態で帰宅することが多くなった。
そのうちに外泊が増え、たまに帰ってくると僕たちに暴力を振るうようになり、堪りか
ねては母の実家に相談して別居するようになったのだ。
僕たちが母子相姦するようになったのもほぼ同じ頃で、酒乱の父と同じ部屋で寝ること
に嫌気がさした母が僕の部屋で寝るようになってからだ。
僕のベッドはシングルなので、母はフローリングの床に布団を敷いて寝ていたのだが、
部屋の出入がしにくいという理由から僕のベッドで一緒に寝るようになった。
当時僕は小学六年生で、母と一緒に寝ることにすごく抵抗があった。
それというのもオナニーを覚えたばかりで、暇さえあればオナニーに狂っていた頃だっ
たから、“母に見つかったらどうしよう”と心配したのだ。
この当時はまだ母を性の対象には考えていなかったのだが、母と一緒に寝るようになっ
た途端、“母との性交”ばかり考えるようになった。
母の肌から立ち上るほの甘い香りに女を意識させられ、背中や腕に触れる胸乳や尻の感
触を思い出しながらトイレでオナニーを繰り返した。
二三日はどうにか我慢できたが四日目にはどうにも我慢できず、背中を向けて寝ている
母の尻の割れ目に、勃起したペニスをそっと押し当ててゆっくりと擦った。
母を犯しているような妄想とペニスから伝わる尻の感触が、いやが上にも情欲を昂ぶら
せ、思わずペニスを強く押し付けてしまった。
「こうちゃん、母さんがやってあげる。」
寝返りを打ち、僕の顔を覗き込みながら母が優しく言った。
「母さん・・・」
僕は母が気付いていたことに激しいショックを受けたが、
「母さんもしたいの。」
と、潤んだ目で僕を抱きしめてくれたので、僕は夢中で母の胸乳に顔を埋めた。
母はベッドから降りてネグリジェを脱ぎ捨て、パンティーも下ろして裸になった。
色白の母の姿態は、女の裸体を見たことがない僕が見ても見事なプロポーションをして
いて、三十六歳とはとても思われぬほど若々しかった。
僕の眼は、豊かな胸乳から腹部をさまよい、その下に続く茂みに至って固定されてしま
った。一握りほどの陰毛に隠された股間の奥を想像したら、勃起したペニスの先端からヌ
ルヌルの愛液が滴ってくる。
「こうちゃんも裸になって。」
と言って僕のパジャマを脱がせてくれた。
僕が裸になると母はベッドに横たわり、膝を折って股を大きく広げた。
「こうちゃん、私の性器をよく見て。触ってもいいのよ。」
母は自分で性器を広げ、膣口が良く見えるようにしてくれる。膣口から透明な液が滲み
出て妖しく輝いている。
「母さん、本当にいいの?」
僕は喉が詰まって声がかすれ、うまくしゃべることができなかった。
「私は本気よ。あなたに抱かれたいの。好きにしていいのよ。」
母は優しく、僕を励ますように股をさらに大きく広げる。
僕は母の両脚の間に身体を入れ、身体を曲げて性器に顔を近づけた。この小さな穴を通
って自分が生まれてきたのかと思うと何とも不思議だが、芳しい性器の匂いが、いやが上
にも僕の欲情を昂ぶらせる。
僕は母の性器の匂いを存分に嗅ぎながら膣に口をつけて愛液を啜り、舌を伸ばして膣口
の周辺をやたらに舐め回した。
「こうちゃん、とてもいい気持ちよ。ああ、いいわ。もっと舐めて。」
母は両手で乳房を揉みしだきながら股をさらに大きく広げ、かすれた声で僕を促す。
僕は両手で花びらのような部分を広げ、犬が水を飲むときのような音をさせながら母の
性器を舐め続けた。このときは知らなかったが、僕の舐めていた部分は膣口の周辺部だけ
で、クリトリスの部分にまでは及んでいなかった。
それでも母は恍惚とした声で、
「こうちゃん、素晴らしいわ。とてもいい気持ちよ。ああ、いいわ。」
と、快感を訴える。
膣口からは僅かな甘さと塩味を含んだぬめりの濃い愛液が溢れ出し、少しずつ口中に流
れ込んでくる。僕は母の愛液を“柔らかい”と感じた。
十分に舐めつくしたと思われる頃、母は、
「いいわ。とても。ああ、いい。早く中に入れて。」
と僕に挿入を促す。
僕は固く怒張してビクッビクッと脈打っているペニスの先端を膣口にあてがい、ゆっく
りと挿入した。包皮がめくれ、気持ちが良くてどうしようもない。
「ああ、いいわ。思っていたとおりだわ。とてもいい気持ちよ。」
母は気持ちよさそうに言う。
膣の中は熱く潤み、たくさんの生き物がペニスに纏わりついてくるような感じで、快感
が急速に高まってくる。
「母さん…」
僕は表現のしようがないほどの快感に言葉が詰まった。
これまでに知ったオナニーの快感とは比べようのない素晴らしい快感が、お尻から頭の
てっぺんに向かって走り、数秒と経たないうちに絶頂を迎え、勢いよく放出してしまった。
目の前が真っ白になったような感覚にしばらく身体が動かせなかったが、ペニスだけは
独立した生き物のように母の中で逞しく蘇り、再び硬く怒張して脈を打っているのがわか
る。次から次に快感が押し寄せ、どんどん高まってゆく。
「母さん、すごく気持ちがいいよ。頭の中がからっぽになったみたいだ。」
僕は母の身体の上にうつ伏せて乳首を口に含んだ。
「私もとてもいい気持ちよ。こうちゃんが私の身体で気持ちよくなってくれて、とても
嬉しいわ。こうちゃんが私の膣に射精してくれたからこんなに気持ちいいのよ。ああ、私
はとても幸せよ。」
母は優しく僕の背中を撫でながら言う。
「母さん、ありがとう。母さんと性交できてとても嬉しいんだ。」
「ありがとう、私も本当に嬉しいわ。」
母は目じりに涙の滴を湛えて言う。
「母親と息子が性交するのを母子相姦って言うんだけど、こうちゃん、あなた知ってた
?私はずっと前からあなたと性交したいと思ってたの。でも小学生のあなたと性交できる
とは思っていなかったわ。こんなに逞しいペニスで私を貫いてくれるなんて、夢みたいだ
わ。」
母がそう言って膣を緊縮させた途端、僕は再び激しく射精した。
「母さん、すごくいい気持ちだよ。わけがわからなくなってしまうみたいだ。すごいよ。
本当だよ母さん。母子相姦って母さんと僕が性交することでしょ。家族と性交しちゃいけ
ないってことはだいたい知ってたけど、母さんと性交することがこんなにいい気持ちだな
んて思ってもみなかった。僕は母さんのこと好きで好きでしょうがないんだ。ずうっと前
からそうなんだ。母さんのオマンコの匂いを嗅いで、舐めたりいじったりすることを想像
しながら毎日オナニーしてたんだけど、母さんと性交できるんなら、僕はもうオナニーし
ないよ。だから、僕のこと嫌いにならないで。僕は母さんが大好きなんだ。本当だよ。」
僕は激しい快感に襲われ、母にしがみつきながら告白した。
二回目の射精も多量の精液が吐き出されたようで、栗の花のような匂いを撒き散らしな
がら、膣から白濁した精液が溢れ出した。僕のペニスは萎えることを知らないかのように
すぐに硬さを取り戻し、膣の中で充実してゆく。
「そうね。世間ではしてはいけないこととされているけど、私は毎日こうしてあなたと
母子相姦したい。あなたの精液を飲みたいし、あなたの子供も産みたいの。」
母はそう言って身体を起こして勃起したままのペニスを抜き、膣に手を当てた。
ウッと息むと膣から白濁した精液が大量に流れ出し、手で受けて口に運んだ。
余った精液を胸や顔に塗りたくりながら母はにっこりと笑い、
「こうちゃん、あなたの精液は濃くてとても美味しいわ。」
と、言う。
僕は膣に口を付けて流れ出る愛液や精液を丹念に舐め取った。
僕は自分の精液を飲んだのは初めてだったが、母の愛液と混ざっていたのでそれほど飲
みにくくはなかったが、喉を通るときには少し変な感じがした。
母は愛液に濡れてヌメヌメと勃起したままのペニスを口に咥えてしゃぶりたてる。
「母さん。僕は母さんとずうっとこうしていたい。母さんと結婚したい。僕の子供を産
んでよ。僕、母さんをきっと幸せにするよ。いいでしょ。」
「ありがとう。私もこうちゃんと結婚したいわ。正式な夫婦にはなれなくても、毎日、
あなたとこうしていたいのは同じよ。こうちゃんのこと愛しているんだもの。」
母の舌は別の生き物のようにペニスに絡みつき、口をすぼめて出し入れしながら喉の奥
まで呑み込んでくれる。
膣への挿入もいい気持だが口での愛撫も素晴らしく、僕は呆気なく放出してしまった。
母は精液を口の中で味わうようにしながらゆっくりと飲み下す。
こうして、明け方まで性交し続け、いろいろな体位で少なくとも十回以上は射精した。
膣に溜まった精液や愛液を膣から直接吸い取って母に口移しで飲ませてあげたり、母の口
に放出した精液を口移しで飲ませてもらったりした。
部屋の中には精液や体液の匂いが充満し、僕たちの身体は互いの体液でベタベタになっ
てしまったが、シャワーも浴びずにそのまま眠ってしまった。
翌日目が覚めたのは午後も大分まわった頃だった。
喉が渇いたので台所に顔を出すと、食事の支度をしていた母が僕の唇に優しくキスして、
「学校には電話を掛けておいたから、大丈夫よ。」
と、にこやかに微笑みながら言う。
母はきちんと化粧もして、いつもどおりのきれいで優しい母だったが、言葉の端はしに
“特殊な情愛”が感じられ、僕は急に大人になったような気分になった。
僕たちの場合は、大好きな母と、互いに許し合い愛し合って性交するのだから母子相姦
とは言わず母子性愛というのが妥当なようだが、母子性愛より母子相姦の方が異常性に満
ちた言い方のような気がして好きだ。実際に僕たちはかなり異常なのだから。