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相姦の螺[らせん]旋 -兄と妹の倒錯地獄-Episode8

近親相姦小説
10 /23 2019
「ねえユウキ、ねた?」
「・・・ううん」
「・・・いっしょに、ねても、いい?」
「なんでだよ・・・」
「・・・私、すごく、こわくって・・・」
「・・・」
「あの、その、夢の中でも、あいつにおそわれそうな気がして・・・」
「・・・けっこう、楽しんでたみたいだったけど」
「ユウキ、おねがい・・・」
「・・・」
 でも、次にはもう私、ベッドの中にもぐりこんでた。
 最初から、ユウキのOKをもらうつもりなんてなかった。
 だって、自分のまくらもって、私の部屋を出てきてたから。今日はぜったいに、ひとり
はたえられないから。ユウキの返事がどっちでも、わがままを通すつもりだった。
「・・・ユウキ、おこってる・・・?」
 ユウキはねがえりをうって、カベに向きあってる。私は、無表情なそのせなかに話し
かけるしか、なくなっていた。
「おこってるよね。私、自分を見失って、おしゃべりになって、その上、あんなこと・・・」
「おこってないよ・・・」
 なんだか、会話をかわすことがムダなような気がした。じっさい、いまの質問の答えが
ウソじゃないコンキョはどこにもなかった。
 ”こわくって・・・”の正体は、中野先生や、中野先生にされたことだけじゃないのを、
私はわかってる。
 今日、科学室で、何度も何度も芽生えては一瞬でからされていった、罪の意識。
 ふとんかぶって目をつむって、暗闇にすっぽりつつまれたら、まちがいなく、おしつぶ
される。ユウキと話をしないかぎり、これが消えるはずがなかった。
 でも、もう、言葉、なくなっちゃった。
 沈黙が、横たわった。
 数時間前の記憶が、じわっと浮き上がってくる。


「あっ、だめっ、だめっ、うああああっ!」
 びちゃっ!びちゃっびちゃっ!ぱしゃっ、ぱしゃっ・・・
 次の瞬間、私、気がついたら、かぶりついてた。オチンチンに。
 っていうか、あのときから、ユウキがリモコンのオモチャでイっちゃって、先生が学生
ズボンをはぎ取ったあのときから私、どうかしはじめてて。ユウキのオチンチン汁のニオ
イが、えっちのときしか感じられないニオイが、科学室いっぱいにひろがって。
「はむ、はむ、はむ、」
 とにかく、少しでも飲みたくて、ボッキの奥に残った最後のひとしずくまで、夢中ですい
だした。
「ほら、こっちもなめてキレイにしろ」
「むうんっ」
 うしろがみがつかまれる。くちびるとオチンチンの間、あわつぶをつけた曲線が走る。
もう一本のボッキ、口の中に放りこまれる。
 ぐじゅっ、ちゅっ、ぴちゅっ、
「んー、ん、ん、んふ・・・」
 こんなのが、ユウキの中に入ってたんだ・・・
 血管のすみずみまで血液に満たされて、パンパン。極限まで太く、長くなってて、鉄棒
みたいに、ガチガチ。やさしく舌でつつんであげなくちゃ、やさしくシゴいてあげなくちゃ、
タマタマまでやさしくもみもみしてあげなくちゃ、すぐにでもハレツしちゃいそうなのに・・・
 こんなのが、ユウキの口の中、あばれてた。
 信じられないけど、こんなのが、せまいオシリの中、荒らしまくってた。
 そして、ユウキが、イった。
 私の腕の中で、すごくつらそうな表情を浮かべた、ユウキ。先生のチンポ、オシリの中
にムリヤリつめこまれて、シャセイされてしまったユウキ。
 それでも、私の手の中で、私のアソコにそうするように、オチンチンをビクンビクンに
して、たくさんたくさんネバネバを発射させた、ユウキ。
 そんなユウキが、とてもキモチヨさそうに見えて、苦しそうな声がもれるくちびるが、
ヘンにエッチっぽくって、なんかむしょうに、うらやましくって・・・
 舌の上、ユウキと先生の味がまじりあう。鼻の奥へたちのぼる香りが、ワレメのヨダレ
をしみ出させる。ヒダヒダがヒクヒクするのにつられて、オシリの穴が、プルプルって、
ふるえだす。
 私にも・・・私にも、してほしい。
 もうこれ以上、悪魔を閉じこめていられない。ユウキと同じように私にも、私のオシリ
にも、チンポをブチこんでほしい、私もユウキと同じようにに大声をはりあげて、感じま
くって、イキまくりたい・・・
「ほほー、ヘルス嬢ばりのフェラだな。ユキ、どうやらもう、欲しくてしょうがない様子
だなァ?」
 ずりゅっ・・・ぽっ・・・
「あ、あん、チンポぉ・・・」
 ゆっくりと、先生が私のアタマをはなす。
「チンポほしい、なんでもいいから、どのチンポでもいいから、オシリに入れてほしいよ
おっ・・・!」
「くっくっく、それがマジメな副会長様のセリフかァ?んん?ほら、これが欲しけりゃお
ねだりするんだよっ!ユウキの見てる前でよつんばいになるんだっ!」
 ちらっと、ユウキの方を見た。
 あおむけになったまま、下半身をハダカにされたまんま、うつろな目でこっちを見つめ
てた。
「・・・」
「・・・」
 ・・・私は、よつんばいになった。
 先生に向けて、めいっぱいオシリを持ち上げた。
 むしろ、ユウキに見てほしかった。ハズカシイところ、その目でじーっと見られたら、
よりいっそうキモチイイ、ぼんやりとそう考えていた。
「はやく、はやくくださいっ!コチコチのボッキチンチン、私のオシリにネジこんで、ゴリっ
ゴリに引っカキまわしてえっ!」
「よく言えたな。そら、じっくり味わえよっ!」
 ぐぎゅっ、
「ああっ」
 ごりゅごりゅごりゅごりゅっ!!
「ふっひゃああああっ!!」
 カンタンに、あまりにもカンタンに、入っちゃった。マンコみたいに、ぬるっ・・・て、
入っちゃった・・・
「っああっ・・・いい、こっちのアナルも超一級だぜ、チンポ、もぎ取られそうだ・・・」
「はふっ、ふっ、ふ・・・」
 あご、かくかくいってる。あごだけじゃない。氷づけにされたみたいに、全身ぶるぶる
になってる。オシリから、せなか、うなじ、アタマのてっぺん、ごう音を上げてブリザード
が通りすぎる。
 痛み・・・たしかに、ある。
 でも、ほんのかたすみに追いやられてる。このゾクゾクは、もっと、もっと、ちがう感
覚・・・
「ほらユキ、触ってみろよ、俺のチンポがユキのケツ穴に入ってること、自分で確かめて
みろ・・・」
 先生の手が、私の手首をつかむ。誘導されるまま、私は”現場”にふれてみた。
「あ、あぁ・・・」
 オシリと、オシリの間の、谷間。
 ひとさし指と中指を、その谷間の奥へ、ゆっくりすべらせていった先にあったのは、
 どくんっ、どくんって、熱いモノ。
 点にしか見えない穴があるはずのその場所に、そびえ立った、モノ。
 オチン・・・チンだ・・・こんなところに、オチンチン・・・ある・・・
「あ、あ・・・」
 思わず二本の指で、つかんでしまった。
「ス・・・ゴイ・・・」
 きゅっきゅっ、力をこめてみた。ぴくっぴくっ、コドウが私のノックに答える。
 ふとももに先生のズボンが密着してる。ふにふにって、タマタマがおしつけられてるの
もわかる。ほんとに、これってほんとに・・・
「入っ・・・てる、私、私・・・オシ・・・リに、入ってるぅ・・・」
「くくっ、ユウキと同じこと言いやがって。なにからなにまでそっくりなヤツらだ。どうだ?
アナルでチンポを飲み込んだ感想は」
「きっ、きっ、きっ、」
「ん?」
「キモチ・・・イイ・・・」
「ふふふふ・・・」
「キモチイイの、オシリ、ギっチギチで、マンコみたいにビンビンにキモチイイの・・・」
「そうかそうか、それならいい記念日に、なったじゃねえか・・・」
「きねんび・・・きねんび・・・・?」
「生まれた年も、誕生日もいっしょ、童貞・処女を失った日もいっしょ、さらにその上、
アナル・バースデーまでお兄ちゃんといっしょになったんだ。ん?嬉しいだろ、ユキ?」
「きねんび・・・あなる・・・きねんび・・・」
 先生のそのコトバ、なぜか私の中で、甘くひびいた。
 生まれる前から、私とユウキはそばにいて、つねに、いっしょにキモチイイこと、覚えて、
いっしょに、エッチなカラダになって、そして今日、DNAに、逆らって、いっしょに、使っては
いけない、らせん階段、下りてしまった。
 運命。
 ”キモチイイこと”と、”いけないこと”がびっしりからみついた、運命が、ふたりの間に
横たわっている、ふたりを結び上げている・・・
 ”記念日”っていうコトバが、私をそんな気持ちにさせる。
 ”運命”っていうキーワードが、うすぐらく蜜をはきだして、私をメロメロに酔わせる。
オシリのじんじん、どんどん、どんどん、大きくなっていく・・・!
「さあ、おひろめだ」
「あっ、あはぁっ!」
 つながったまんま、かかえあげられる。
 赤ちゃんにオシッコさせるようなカッコウ。足なんて、全開。アソコだって、右と左に
ひろがっちゃう。カイボウされるカエルみたいになった私を持ち上げながら、ふり返った
その先にいるのは・・・
「ほーらユウキ、見てみろ」
「・・・!・・・」
 その大きなひとみ、さらに、おおきく、開く。
 ざっくりとぬれた、赤いさけ目と、先生のカラダがつき刺さってる”出口”。
 まんまるの黒目が、ただその二ヶ所の間を、行ったり来たり。
「あ・・・ン、ああ・・・ンっ」
 文字通り、”なめるような視線”。
 イメージ上の大きな”舌”が、サイボウのひとつひとつまでビンカンになった私の皮フの
はしからはしまで、なめつくしていく。ブリザード、もっとはげしくなる。
「ふふ、どうだよユウキ、このユキの有様。スケベだろ?興奮、するだろ?ユキもケツに
突っ込まれて、俺のチンポをぎゅんぎゅんに締め付けてきて、ヤラしい汁タラしてんだ。
みんな、お前といっしょなんだ・・・」
「・・・」
「・・・お兄ちゃん見て、私も、オシリに、入れちゃった。ボッキチンチン入れちゃった」
「・・・」
「すごく、すごく、キモチイイよ?お兄ちゃんが、チンポで私のマンコをカキまわすみたい
に、カラダじゅう、ビリビリするのぉっ!」
「ほらユキ、動くぞ?」
「あっ」
 ずごんっ!ずごんずごんずごんずごんっ!
「ああっ!がっ、だっ、やっ!」
 とつぜん動きだした、私のカラダ。
 岩場をかけぬけるクルマみたい。オシリにつきつけられるするどい痛みと、期待通りの
甘い衝撃。突風のようないきおいで血管の先までシビレちゃう。今までの記憶すべてが
消去されてしまいそうなほど、はげしい出し入れ。
「おうっ、おうっ、狭いっ、キツキツだっ、締まるぅ!」
「はひっ、はひっ、さける、オシリ、さけちゃうよお・・・!」
 そでを通しただけのブラウスが、ひらひら上下にむなしくゆれる。
 くつ下とシューズだけがかぶさった両足が、かくんかくんと不規則なリズムをきざむ。
 らんぼうにあばれるモノは、まるでオレンジ色に焼けた鉄の棒みたい。なんでこんなに
アツいんだろう。あのまっ赤な先っぽのせい?ぬりこめられたアヤしいクスリのせい?
それとも、私のオシリが、ただはしたないだけなのかな・・・
 熱がワレメまで、伝わってきてる。ワレメがオシリに、ヤキモチ、焼いてる。
 ずっこんっずっこんっずっこんっずっこんっずっこんっ!
 ・・・もういっこ、ほしい。
 ミキサーにかかった脳みそで、思うこと。
 あれも、入れたい。
 私のカッコウ、私の声、私のニオイ、私の、他人とのセックス。五感すべてで吸収して
ギチギチにふくれ上がってる、チンポ。
 ほんとは、あれが、ほしい。
 いつもみたいに、いつものを、いつもの場所にこじ入れて、ツメの先までメロメロにし
たい・・・
「せんっ、せいっ、もっと、もっとチンチン、ほしいっ、マンコにもチンチン、ほしいん
ですっ・・・!」
「ふふ、始まったな?よくばりユキちゃん。それならお兄ちゃんに頼んでみな?いつも、
ジャンボソーセージごちそうしてくれるお兄ちゃんにようっ!」
「はぁっ、はぁっ、おにいっ、ちゃんっ、ちょうだい、ヌルヌルマンコに、おっきいの、ハメ
たいのぉっ・・・!」
「・・・」
「いっしょに、キモチっ、ヨクっ、なろっ?ねッ?おにいっ、ちゃんッ、」
「・・・」
「先生のだけじゃ、たりないのッ、いいでしょっ?おねがい、お兄ちゃあああんっ・・・!」


 ・・・ほんとは、あのとき、気がつかなければ、いけなかったのに。
 ううん、そのずっと前から、オシリにおねだりするときに、ユウキとふたりで先生をお
しゃぶりさせられるときに、ユウキのことおさえつけろって言われたときに、先生に私が
ユウキをヘンタイ呼ばわりしたって言われたときに、オモチャとひきかえにヒミツをしゃ
べらされるときに、
 ユウキのこと、かばってあげなくちゃ、いけなかったのに・・・
 先生にかかえられながら、赤ちゃんみたいに両手をさしだした私から、
 あのときユウキは、目を、そらした。
 オチンチンは、おっきくなってた。
 でも、私がだだをこねたあの瞬間から、ユウキは私の顔すら、見なくなってしまった。
「だって、しょうがなかったんだよ?」
 私は、コアラみたいにして、ユウキによりそった。髪に鼻をおしあてて、手の中に股間
のふくらみをつかまえて。
「向こうには、ビデオあったし、あんなふうにアソコ、イジられっぱなしだったし・・・」
「・・・」
「ユウキだって、あんなにヒドイことされてもボッキ、しちゃったでしょ?」
「・・・」
「私たち、知らない間に、私たちが思ってる以上に、エッチなカラダになっちゃったんだ
よ・・・」
 髪の香りは、私をここちよくむかえてくれた。
 だきまくらにしたくなるような、あたたかいそのカラダ。さすってあげると、ひくん、
ひくんって、指のすきまで甘えるユウキ。
 ぜんぶ、わかってる。
 いいわけは自分勝手で、男の子の”カラダの方”にうったえるその手口は、ヒキョウ。
 だけど、それは確信犯であることを、確信してる上でのこと。
 私たち、これからどうなっちゃうんだろう・・・
 当然つきまとう、重苦しい不安。
 これ以上ないくらいの弱みをにぎられてしまってる。今日でおしまいなんて、まず考え
られない。きっとこれからふたりはそろって、まわりにかくさなければならないキズを、
たくさんつけられてしまう。
 だからこそ、私はこうするしか、なかった。
「オシリ、犯して・・・」
「・・・え・・・?」
「私ね、あのときアイツに、言われた」
「・・・」
「”お前の体を征服した”って」
「・・・」
「口とアソコとオシリ、みんな入れたから、そうなんだって」
「ユキ・・・」
「ふざけんなって、思った。ホントだよ?だって、かくし撮りして、それを使って私たちを
おどして、さんざんもてあそんで、そんなヤツに、”征服した”なんて、言われたく、ない・・・」
「・・・」
「だからおねがい、私のオシリ、こわれるまで犯して?」
「・・・」
「ユウキのオチンチンで・・・私のオシリ、リセットして・・・」
 ガバッ!
「ひゃっ・・・!」
 起きあがる。うしろから私をつかまえる。パジャマのズボンと下着とをうばいとる。オシリ
の穴にくちびるをおしつける。
 この間、1秒なかった。
 ちゅぴちゅぴちゅぴっ
「あンっ、はぁンっ!」
 動いてるっ、ユウキの舌、ぬれてる、あのヘンタイに汚くされたキタナイ穴、キレイに
してくれてる、キュっキュって、舌の先をしめつけちゃう・・・
 ネコみたいに、うつぶせのまま腰をつきあげて、ユウキに準備してもらう。もっとヌルヌル
にして、もっと”入り口”をもみほぐして・・・
 ぎゅっ、
 あ、とうとう・・・
 ヤケドしそうにアツいのが、ノック、した。
 あとは、そのドアをたたきつぶして、侵入するだけ・・・
 ず、るうっ!!
「・・・うあっ・・・」
 一瞬、空間が真空になる。
 そして、そのあとを追って、熱波がおしよせてくる・・・!
 ずぐ!ずぐ!ずぐ!ずぐ!
 あらためて、ものすごい感覚。
 あまりにも強引すぎる、逆行。いつも、私のことをキモチヨクしてくれる肉のかたまり
が、極端にせまくて最低に汚い私の穴に突入してる。先生じゃとどかなかったとこまで、
とどいてる。前後にぬきさしするたびに、そらまめみたいな大きい先っぽが、オシリの
カベに引っかかって、内臓が引きずり出されそう。というより、そのままオシリから、カラダ
がまっぷたつに引きさかれてしまいそう、おなかまでとどいて、バラバラにはじけ飛んじゃ
いそう・・・!
「かっ、はっ、ゆっ、ユウキぃっ・・・!」
 ぱちんっ、ぱちんっ・・・
 返事なんて、ない。私のオシリとユウキのふとももがぶつかりあう音だけ。
 無言のまま継続される、ユウキの”征服”。
 もっと、して。イヤな記憶、ぜんぶ追い出して・・・
「ユキ」
「あ」
 シーツにしがみついてた私をひきはがして、ユウキが腰を使いながらだきおこす。両腕
でガッチリおさえつけられる。
 科学室と、逆転する立場。心をしめつける、恐怖と罪悪感。
 目からとつぜん、なみだがあふれ落ちた。
「ユキ、キモチイイの?こんなことされて、キモチイイの?」
「っ・・・っ・・・」
「ユキ?」
「・・・うん、サイコーだよお・・・」
「・・・」
「オシリ、いいの、すっごくいいの、チンポ、熱くて、たまんないよおっ!」
「・・・くっ・・・」
 否定、してほしかったのかも知れない。いらだったようにのどを鳴らしたユウキ。
 あのとき自分がされたこと、どんなにいやがっても、つらくても、けっきょくは、シャセイ、
してしまった事実、すべてがまぼろしだって、私に証明してほしかったのかも知れない。
「あン、あ、もっとぉ、ユウキもっと、もっとグシャグシャにしてえっ・・・!」
 でも、ウソはつけない。
 ウソなんてつけないくらい、思考回路はオーバーヒートしてる。
 オシリがもっと、ユウキのチンチン、求めてる。ユウキに、いっぱい、”征服”してほしいっ
て、うったえてる・・・!
 ぐちゅ、ぐちゅ、
「あっ、はぅ、」
 どろどろがはみ出してるワレメを、腰骨から現れた手がまさぐりはじめた。スパイスで
ぬりかためられたカイカンの中に、かすかな甘ずっぱさが舞いおりる。
 ちゅぽっ・・・
「あ・・・」
 でも、すぐに、引きぬかれてしまう。親指、中指、ひとさし指が、私の目の前でクモの巣を
作ってみせる。
「ユキ、こんなになってる。おしりを責められてるのに、ここはにちゃにちゃになってるん
だよっ・・・」
「んっ!んぅぅ・・・」
 すくい取った蜜がからめられた指、しゃぶらされた。
 私、こんなになってるんだ・・・
 口の中に広がる、苦くて、クセのある、とってもエッチな味。舌先で感じる、自分たち
の現実。あのときの言葉とコトバ、もいちど、アタマに浮かび上がってくる。
 記念日、か・・・
 きょう私たち、世界でいちばんサイテーの、ヘンタイ兄妹になっちゃったんだ・・・
 生まれる前から、こうなるの、決まってたのかなあ。私たち、双子どうしでおたがいの
カラダをむさぼりあって、あげくの果て、オシリの穴にオチンチン入れるまでになっちゃう
こと、みんな運命、だったのかなあ・・・
 ぎしっぎしっぎしっぎしっ・・・
 さっきから悲鳴を上げているベッド。でも、下にあるお父さんたちの部屋なんて頭の中
になかった。細かい心配は、生まれたその場でこなごなにくだかれる。
「あっあっ、お兄ちゃん、もっと、もっとヒドクしてえっ!」
「クっ、クっ、クっ、クぅぅっ・・・!」 
 いよいよ限界に達しはじめたピストン運動。耳もとで苦しそうなつぶやきをこぼしてる
お兄ちゃん。その声にさそわれるように、私のカラダも、天国に、ひきずりこまれてく・・・!
 ずんっずんっずんっずんっずんっずんっずんっ!
「お兄ちゃんっ、おにいっ、おっ、おっ・・・」
 これも、これも、クセになっちゃいそう、私、こんなことも、キモチイイ・・・!
「ううっ!」
 びゅくんっ!
「あっ!ああああああぁぁっ・・・!」
 びゅくっびゅくっ!どぷっ、どぷんっ・・・
 スゴイの。
 びっくりしたようにオチンチン、中であばれまくってるの。おなかに向かって、さらに
その先に向かって、いっぱいオチンチンが、シャセイしつづけてるの。ぶりゅぶりゅって
セーエキが、たくさんたくさん、ヌルヌルセーエキが、オシリのヒダヒダにぶつかるの。
穴の中、セーエキがあふれかえってるの・・・
「あっ・・・ふ・・・」
 ば、さっ・・・
 ふたりは、そのままの体勢でベッドにたおれこんでしまった。
 オシリとオチンチンでつながったまま、眠りの底へ、落下していった・・・

小説(転載) 相姦の螺[らせん]旋 -兄と妹の倒錯地獄-Episode7

近親相姦小説
10 /23 2019
 カメラ。
 あの日、職員室でまわってた、ビデオカメラ。私のすぐそばに、そのカメラが、ある。
 カメラがある、ということは、カメラで撮ってた人が、いるっていうこと・・・私がないしょ話
してたところ、私がぶるぶるでアソコいじられたたところ、私がオシリに指入れられてる
ところ、ずっと見てた人がいるっていうこと・・・
 黒い、人かげ。
 ピントがもどった私の両目に、映った、人は・・・
「ユウ・・・キ・・・」
 ユウキ・・・私の、双子の、お兄ちゃん・・・ユウキ・・・
「ユウキ・・・?」 
 なんで?なんで、ユウキがここにいるの・・・?
「あっ・・・あのっ、なんで、やだっ・・・ユウキ、そのっ、ごめん、私っ・・・」
 ぜったい、だれにも知られてはいけないふたりの秘密、ずっとしゃべってた私。隠し撮り
ビデオでゆすってくるようなオトコに、ぶるぶるピンクをおねだりしてた私。オシリをほじく
りかえされて、感じちゃってる、私。
 とつぜんおしよせてきた、感情の津波。
 ビデオに撮られてる、だれかに見られてしまうかも、そんな、ハズカシイ、そんなことより、
あやまらなくちゃ、説明しなくちゃ、でも、どうしてユウキがこんなところにいるの・・・?
 整理しきれないまま、のどの奥で渋滞しはじめるコトバたち。
「ユウキにはずっと記録してもらってたんだぞ?お前たちの性遍歴も、お前が目かくし
されながらヨガってるところも、ケツの穴に二つもバイブ飲み込む瞬間も・・・」
「ああっ・・・い・・・や・・・ユウキ、見ないで、見ないでっ・・・」
「・・・」
 無表情で、まるでロボットみたいにカメラをまわしてるユウキ。四つもオモチャを食べ
ちゃった私の下半身、間近でとり続けてるユウキ。
 ・・・どうして?どうしてユウキ、先生の言うこと聞いてるの?どうして・・・
「ほらユキ、お兄ちゃんに向かってもっとヨガってみな・・・」
 ぶるっ!ぶぶぶぶぶぶっ!
「ひはっ!くはぁっ・・・んん・・・!」
 おっぱいイジメてたぶるぶる、ふたりがかりでクリットを責めてきた。
 ダメ、感じちゃ、ダメ、ユウキが見てるのに、こんな、ダメ・・・
 でもいまさら、こらえることなんてできない。”しずく”が飛び散ってしまいそうなくらい、腰
が飛びはねて、目の前の男の子をチョウハツしてしまう。
「ユウキだめ、見ちゃだめぇっ・・・!」
「んん?本当にイヤなのか、ユキ?実は、お兄ちゃんに、とびきりイヤらしい姿、大いに、
見て欲しいんじゃないのか?」
「ちっ・・・!がう・・・ユウキ見ちゃやぁ・・・」
 心臓から、たくさんの血、アタマに送りこまれる。
 それにおし出されるようにして、なみだがポロポロあふれだす。
 時間を、まきもどしたい。ユウキの表情、見えない。私、なんてこと、しちゃったんだろ、
時間をもどしたい・・・
「やだ、やだンっ、わたッ、わたしッ、うぅぅぅ・・・」
「くくく。どうだユウキ、イキたくなったんじゃねえのか?妹のインランな姿見て、もうガマン
できないんだろ?それともユキに自分を重ねて、たまんなくなったかな?」
「・・・い、い、いえ・・・」
「遠慮すんなよ、今すぐイカせてやるぞ?」
「あ、先生やめてくださいっ!」
「ほーら、今日一日出さずにがんばったごほうびだ」 
「・・・?」
 先生が、リモコンを取り出す。照準、ユウキに向けられる。
「先生、先生、待って、おねがいしますっ」
「スイッチオン」
 カチッ
「あっ!ああっ!ふあああっ!」
「ユウキっ?」
 電気でも流されたように、ユウキのカラダがケーレンしだす。足がもつれてる。目が、
うつろになってる。    
「くくく、ほら、ユキがじっと見てるぞ、ユウキ」
「うくっ、ダメ、ユキ、みな・・・いで・・・」
「どうしたの、どうしたのユウキっ?」
「ほれ、最強」
「ひいっ!出ちゃうっ!出しちゃうっ!」
 ビキッ!ビキビキビキッ!
「あああっ・・・!」
 ガタタンッ!
 カラダが弓のようにしなって、白目をむいて、ユウキは床に倒れこんでしまった。打ち
上げられた魚のように、ケーレンが尾を引いてる。
 なに・・・?なにが起こったの・・・?
「あーあー、情けねえな、ユウキ。カメラ壊すなよ?」
 先生が、実験台をおりる。ユウキに歩みよっていく。
「せん・・・せい・・・やめ・・・」
 弱々しい抵抗をよそに、先生はユウキの制服のズボン、パンツ、下ろしてしまう。
「ふふふ、パンツの中にたっぷりおもらししやがって。妹に笑われるぞ?」
「うう・・・」
「それ」
 ぬ・・・ぽっ・・・
「ゆ、ユウキ・・・」
 まるで、魔法、みたいだった。信じられなかった。
 オモチャ、私の中に入ってるのと、おんなじやつ、ユウキのオシリから、出てきた・・・


 朝。まだほとんどだれも登校してきていないような、早い時間。始まりはそこからだっ
た。
”ねぇ、2時間目からずっとしたがってたでしょ”
”・・・そんなこと、ないよ”
”うそ、腰を引いたままずうっとそわそわしたり、ぼーっとしたりしてた”
「あ・・・あ・・・」
「ふふふ、わざわざこんな時間に脇坂を呼びだしたのは、こういうことなのさ」
 心臓が、止まりそうだった。
 科学室のテレビに映し出されたのは、あの日のトイレでのできごと・・・
「学校のトイレで、隠れて近親ファックか・・・」
 じりっ、じりっと、見えないカベといっしょに、先生が僕に近づいてくる。おなかに、
万力でしめられるような重い痛みが走った。
 すごいいきおいで、全身にトリ肌が広がっていく。顔が、青ざめながら赤面していく。
 つきつけられた、動かぬ証拠。
 どうやって、撮ったんだろう。一体だれが・・・まさか、中野先生が・・・これを証拠に、
僕たちを怒ろうと、している?でも、そうだとしたら、こんなことした先生だって、ただ
じゃすまないはず。なら、どうしてこれを僕に見せる・・・?
「普段はおとなしくしてるクセに、かなり濃密なセックスしてるようじゃないか、ん?」
「ひっ」
 とつぜん、はがいじめにされる、身動きがとれなくなる・・・!
「これをクラスの奴らに見せたら、どんな顔すんだろうな・・・」
「先生っ、どうしてっ・・・」
”うあ”
”ぴちゅっ、ちゅっ・・・くちゃ・・・”
”っっ・・・っあ”
”ちゅろっちゅろっちゅろっ・・・ずずずっ”
「ボッキ、してるな?妹の舌の感触、思い出しちまったか?」
「ちょっと、先生!」
 学生ズボンの前、さすられてしまう。
 なんで、なんで、先生が、いや、それ以前に、なんで男同士でこんな・・・
「ほら、先生によく見せてみろ」
「あっ、やめてくださいっ!」  
 じ--------・・・
「はぐっ」
 ずるっ!
「ほー、立派なモノじゃねえか、ユウキ。これならユキが中毒になるのも無理ないか・・・」
 こしこしっ、こしっ、こしっ、
「いっ、や、やめっ・・・て・・・」
 先生の指が、なでてくる。
 まっ赤なさきっぽも。ワレメも。せなかにあるスジも・・・
 ひくっ、ひくんっ、  
「どうした、ユウキ。ますますカタくなってきたぞ?キモチヨけりゃ女も男も関係ないって
か?」
「どうして、どうして、こんな、こと、するんですか・・・」
 チカンにあったあの日と、同じだ。なんで感じたりなんかしちゃうんだ・・・!
 男の人に触られてる、キモチワルさを、オチンチンに加えられてる刺激が、追いこして
いく。しかも目の前では、ユキが僕をしゃぶってて、せすじに走るゾクゾクがぜんぶ、キモチ
イイの方にすりかえられていく。
「俺はな、可愛らしい”生き物”がだーい好きなんだよ。それがたとえ”男”だろうとな・・・」
「な、な、」
「たとえ男でも、ユウキのような、愛くるしくて、可憐な生物にはな、先生、激しく欲情しち
まうんだ・・・」
 びちゃっ
「うっ!」 
「そのカラダ、じっくり、たっぷり、味わって、食べちまいたくなるんだ・・・」
 びちゃ、びちゃ、
「ぐうぅぅっ・・・!」
 気を失いそうなほど、うすらさむい言葉をささやきながら、べとべとの舌が、僕のほお
に触れる。ナメクジのように、耳たぶを、首すじをはいずりまわる。
”うしろを向いて。カベに手をついて”
「お、クライマックスに近づいてきたな」
 しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ、
「ん、あ、やだやだ、やめて、やめて・・・」
 なんで、なんで、女の子みたいな声しか出せないんだ・・・!
 くやしい。カイカンに体を支配されてる自分が、情けない・・・
”あうっ、あうっ、マンっ、コっ、いいんっ・・・” 
”ユキっ、ユキっ、ユキぃっ・・・”
”おに・・・ちゃん、お兄ぃっ、ちゃん・・・”
「ほら、妹がすごいカオしてるぞ。よっぽど”お兄ちゃん”のチンポがイイんだなァ」
「うっ、そっ、そっ、そんな・・・」
「ふふふ、自分たちのセックスを見る気分はどうだ?たまんないだろ?ガマンできなく
なってきただろ?」
 しゅっしゅっしゅっしゅっしゅっ!
 ボッキをシゴく手が、どんどん加速していく。透明なヌルヌルがあふれ出す。ヌルヌル
と先生の手が、チームを組んで僕を追いつめる。指先の動き、どんどんフクザツになって
いく、アタマがまっ白になっていく・・・!
「ん、ん、やめてっ、くださいっ、おねがっ・・・あぁンっ!」
「いいね。アイドルみたいな声。ん?”チンポを生やしたユキちゃん”ってとこか?」
「ちが、ちが、ちが、」
「へへへ、とーってもカワイイよ、”お兄ちゃん”?」
「や、やめ、”お兄ちゃん”って呼ばないで・・・」
「なーに照れてんだよ、お兄ちゃん。いつもベッドではそう呼ばれてんだろ?”お兄ちゃん、
チンポほしいよお兄ちゃん、お兄ちゃん、おにいちゃああん・・・”」
「やだっ!こんなやだぁっ!」
「”やだ”?ふふ、じゃあなんだよこの腰使いは。ほら。かっくん、かっくん・・・俺の手は妹
のマンコ代わりか?あ?妹のマンコがそんなに恋しいかっ!」
「や、ん、そ、じゃ、ない、あッ!やンやンっ!」
「くく、いいんだぞユウキ、ガマンできなくなったらいつでも出していいんだ。俺の手のひら
の中でな・・・」
「そんなっ、そんっ、なあああンっ!」
「はは、ほんとカワイイねえ、お兄ちゃん?マジになっちまうじゃねーか。んー?カワイイ
お兄ちゃん?」
「く、は、や、や、」
 だめだ、今度こそたえなくちゃ、チカンの記憶は、もうイヤだ。男に、オチンチンこす
られて、イったりなんかしたら、今までの自分が、バラバラにくずれてしまう・・・
 歯を食いしばって、そう決意したハズなに、ブラウン管のふたりはますます過激に
なっていくばかり。その磁力に引きよせられるように、オチンチン、高まっていく、先生
の指の中で、高まっていく・・・
”もう、出る・・・ユキの、アソコに・・・出すよ・・・”
「ユウキ、お前も出そうなんだろ?いいんだぞ、たっぷりと射精しな・・・」
”ちょうだい、お兄ちゃんの、チンポ汁っ・・・!私のマ・・・ンコにぃっ・・・”
 ごしゅごしゅごしゅごしゅっ!
「ああっ!あっ、あっ、あっ、あっ、」
 出したく、ない。出ちゃったら僕、おしまいだ。でも、もうそこまで来てる。手の動き
が、指のうごめきが、キモチ、イイ・・・出したくない・・・止められない・・・!
”お兄ちゃん、おにっ、おっ、おっ、お兄ちゃぁぁんん・・・!”
「あ、あ、あ、」
「ほらお兄ちゃん?」
 もう、もうっ・・・!
「やだあぁぁンっ!」
 びゅっ!びゅっびゅっ!びゅっ、びゅっ、びゅっ、
「あああっ!あっ、あっ、ああー・・・」
 イっ・・・ちゃっ・・・た・・・
 びゅるんっ!びゅびゅっ、びゅっ・・・ぴゅっ・・・ぴゅる・・・
「ふぁ、ふぁ、ふぁ、」
 オチンチン、思いっきりしゃくりあがって、飛んでく、僕のぬるぬる、白いぬるぬる、
ブラウン管に向かって、いっぱい、いっぱい・・・
「おーおー、よーく飛んだなぁ」
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、」
「ユウキ、お前ホモプレイも好きなんだな・・・?」
「・・・うっ・・・うっ・・・」
 いまさらになって、あふれだしてきた、おおつぶのなみだ。
 男の人の手の中でシャセイしてしまったのと、ユキとのエッチを盗み撮りされていたの
と、人前で泣いてしまったのと、いろんなクツジョクがゴチャゴチャになってほおを流れて、
ふるえるあごでひとつになる。
「ユウキ、俺がこのビデオを持ってるってことは、どういうことだかわかるよな?」
「・・・」
「こういう命令にも逆らえないってことだっ!」
「うぐっ!」
 いきなり床に、座らせられる。そして僕の目の前につきだされたのは・・・
「しゃぶるんだ」
「っ!」
 そびえ立った、モノ。
 こげ茶から、黒みがかったあかむらさきへの、グラデーション。
 人体模型の”肺”。カミナリのような血管。邪悪な感じのモワモワした毛。強烈なニオイ。
表面にこびりついた白いモノ。
 まぎれもない、オチンチン・・・
「しゃぶるんだ、ユウキ」
「でっ・・・でっでっ、でき、ません・・・」
「もう一度言う。しゃぶれ」
「ゆるしてください、先生・・・」
「・・・わがまま言ってんじゃねえ!」
「わっ、ぷっ・・・!」
 髪の毛がつかまれる。強引に引きよせられる、先生のボッキ、おしつけられる。僕が
どんなにイヤがって顔をそむけても、ベタベタしたカンショクに追いかけられる、まとわり
つかれる・・・!
「いやですっ、いやですうっ・・・」
「こっちにビデオがあるかぎりお前は俺の奴隷なんだよっ!これがバラされたら困るのは
お前だろうが、ああ!?」
「うぐっ、うううっ!」
 そんなこと、わかってる。
 だけど、そんなことできない、男の僕が、オチンチンを、なめるなんて、こんなきたない
モノ、口に入れるなんて、できない、したくない・・・
「どうやら、ムリにでもわからせてやる必要があるな・・・」
「ああっ!」
 ふいに、つきとばされる、床にうつぶせにされる、先生が、せなかの上に乗ってくる、
ズボン、パンツ、ムリヤリ、はぎ取られる、
「ごめんなさい、ごめんなさい先生っ、やめて下さい先生っ!」
「ここで、わからせてやるよ・・・」
 ぐりっ
「あっ」
 おし・・・り・・・おしり・・・?
 指で、左右に広げられてしまう。僕のキタナイ穴、先生に見られてしまうっ・・・!
「なにを、先生なにを・・・」
「・・・」
 ぐぐぐっ、
「ぐっ!?」
 ぐりゅぐりゅぐりゅぐりゅぐりゅ・・・
「いがっ!!いたいっ、くるしいぃぃっ・・・」
 ”出口”から、なにかが逆走してくる感覚。なにも入れちゃいけないのに、なにかが入り
こんでくる、感覚。おびただしい量の激痛を連れて、奥へ、さらに奥へともぐりこんでい
く・・・
「ふふふ、ユウキ、罰として今日一日、このバイブを突っ込んだまま授業を受けるんだ」
「なっ、せっ、先生!?」
「心配はいらねえさ。イかない程度の弱い振動にしておいてやる。勝手に抜いたりするん
じゃねえぞ。ちゃんと休み時間ごとにチェックするからな。その度に大きいヤツに交換し
てやるぞ」
「そんな、こんな、授業出られない・・・」
「なに言ってんだ、まーたチンポボッキさせてるクセに・・・」
「あっ、ひうあぁっ・・・!」


「そう言うわけで、コイツも俺の奴隷ってことさ」
「ユウキ・・・」
 床にたおれたまま、泣きくずれてるユウキ。もう立ち上がる力も、残されていないみた
い。目もカオもまっ赤にして、とても、かわいそう・・・
「それにしても、ユキもひでえよなあ、ユウキ?」
「・・・?」
「自分のわがままで、勝手にお前の秘密をしゃべられて、その上”シリで感じるのはただ
のヘンタイ”なんて言われてよう」
「なっ!私、そんなつもりじゃ・・・」
「自分はどんなプレイされたって本気でヨガってるクセに・・・」
「ちがうっ、ちがうっ・・・!」
「お前、インランな妹に裏切られちまったな・・・」
「・・・」
「でもな、まだまだユキの本性はこんなもんじゃない。今それを見せてやる・・・」
 先生が、私の方に向き直る。こっちに、近づいてくる。
 じゅぽんっ、ぬぽんっ、
「く、はっ・・・」
 ワレメから、オシリから、4つとも引きぬかれてしまう。なごりおしそうに、ネンマク
たちがヒクヒクしはじめる。
「ユキ、イキたいだろ?」
「・・・」
「ユウキのを見てチンポ、欲しくなっただろ?」
「・・・」
「それなら、俺の言うとおりにするんだ」
「・・・」
「迷うことなんかないだろ?俺にはビデオがある。それ以前に言うことさえ聞けば欲しい
モノが手に入るんだ」
「・・・」


 ユキが、立ち上がる。そのみだされた服装のまま、実験台から下りて、こっちに向かっ
て歩き出す。
「ユ、ユキ・・・」
 何十人分のだるさが横たわって、動くことすらままならない。鉄くずのようになった僕
を、ユキがあおむけにして、上半身をだきおこす。
「よーし、うしろから押さえ込め。動けないようにするんだ」
「あっ、ユキやめろよっ・・・!」
「・・・」
 ユキが僕の背中にまわる。腕ごとかかえこんで、前でガッチリ手を組まれてしまう。
「ああっ、やだ、やだよ・・・」
 どうして、どうして、ユキ、どうして・・・
「そのまま押さえてろよ、ユキ。さあ、ユウキ、今度こそしゃぶってもらうぜ・・・」
「いっ、いやですっ、ユキ、放してっ!ユキぃっ・・・!」
 ずるっ
「いやだっ!」
 姿を現した、肉の塔。黒くて汚い、欲望のかたまり。
「たすけてっ、ユキ放してっ、」
 何度よびかけても、ユキは動かない。僕がどんなに力をふりしぼっても、びくともしない。
「ごめんね・・・ユウキ・・・こうしないと、私たちのビデオが・・・ごめんね・・・」
「そんっ・・・やだ、やだよ!」
「おら、じっとしてろっ!」
「あうっ!」
 かみをつかまれる。もうカオをそむけることもできない。
「むぐっ!んぐうううっ!」
 くちびるに、先端が、ふれた。ニオイ、カンショク、寒気がピークに達する。
 くち、開けたらおしまい、ぜったいに、開けちゃだめ・・・
「ふん、これで”チェック”だ」
「ふぐっ!?」
 酸素が、とぎれる。息、どこからもできない。鼻、つままれてる。このままじゃ、このまま
じゃ・・・
「ぷはっ・・・」
 がぼっっ!!
 あ、そんな・・・
「おおうっ」
 僕、オチンチン、食べちゃってる・・・
 じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ!
「おごっ、」
 ショックを受けるヒマもない。鉄のようにカタいモノ、くちびるを、舌の上を、すべりだす、口の中、行ったり来たり、暴走してるっ・・・!
「えおっ、ご、ぐおおおうっ!」
 口いっぱいに広がる、世界でいちばん最悪なニオイ、味。とめどなく、なみだ、こぼれた。
はき気が止まらない。だらしなく、ヨダレ、ダラダラこぼれ落ちていく。
「へっ、へへっ、わかるか?かわいいユウキの顔の真ん中に、俺のチンポが吸い込まれて
るんだ!イイ、イイよ、ウマイか?ん?俺のチンポ、ウマイかっ、ユウキ?」
 くるっ・・・てる・・・!
「ほら、舌を動かすんだ、ユウキ。いつもユキにしてもらってるように、きちんとフェラ
するんだよっ!」
 そんなの、できっこない。オチンチン、のどの奥までつきあげられて、それどころじゃ
ない。正気を保ってるだけで、せいいっぱい。
 ずるっずるっずるっずるっ!
 さらに、スピードが上がる。さきっぽの特にふくらんだ部分が、くちびるに引っかかり
ながら、口の内側をあばれまわる。嫌悪感を強烈にアピールする。全身の感覚、マヒし
はじめる。意識、どこかへ遠のいていく・・・
「っああっ、もう限界だっ!ユウキ、中に出すぞ、残さず飲み干せよっ!」
 うそ、出すって、ここに?口の中にっ・・・?
 ぶびゅっ!!
「ぐがっ!」
 びゅくびゅくびゅくびゅくびゅくっ!
「おうふっ、いいっ、最高、だっ・・・!」
 のどの奥に、フンシャ。
 濃度の濃い苦みと悪臭、頭の中で増殖する。飲みこむなんて、できない・・・
「ぶほっ!がはごほっ!げほげほげほぐぼっ!」
「あっバカヤロっ、全部飲めって言っただろうが!」
「がふっがふっ!はーっ!ハァっ!ハァ、ハァ、ハァ、」
「あーあー、そこらじゅうまき散らしやがって。ほらユキ、お兄ちゃんをキレイにやれ」
「・・・んっ、ユウキぃ・・・セーエキぃ・・・」
 ぴちゃっ・・・ぴちゃっ・・・
「は、は、え、え?」
 催眠術にでもかかったかのようなユキ。僕の顔いっぱいに舌をはわせる。口のまわり、
ほお、まぶた、鼻のあたま。一面に飛び散った先生の精液を、ていねいに、ていねいに、
なめとっていく。
「ユウキ、ユウキ・・・」
「ユキ、んんんっ・・・」
 ちゅくっ、くちゅっ、ぴちゅっ・・・
 ユキの舌が、僕の口の中にまで、精液を求めてきた。ネンマクにまとわりついた苦みの
もとを、つぎからつぎへと、吸い出していく。
「ほら、今度は二人で、これをキレイにするんだ」
 ふたたびさしだされた、”照り”のついたオチンチン。
 ぴちゅっ・・・
「ふぅ・・・ほらユウキ、なめなくちゃ、ダメだよ・・・」
「んんぐ・・・」
 ぺちゃっ・・・ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅぱっ・・・
「いい眺めだな。双子そろっての舌奉仕か。たまんねえな・・・」
「んっ、んっ、んっ、」
「ん・・・ふ・・・」
 ふたつの赤い舌が、茶色いホースをさまよう。
「ふふ、そうだ。兄妹そろって仲良くな・・・?」
 ユキは、せわしなく動きまわって、”照り”のもとをすくいとっていく。僕はただ、舌先だけ
つけて、その場で、そろそろと、動かすことしかできなかった。ときどきユキが、なにか
言いたげに、ほおをよせる。舌をかさねる。でも僕は、どうすることもできないでいた。頭、
ぼうっ・・・として、なにも考えられなかった・・・
「お、おぉ、いいぞ?復活してきた・・・」
 ホースが、舌から逃げてく、感覚。ホースが、鼻の頭、こすり上げる感覚。
 おおきく、なってく。僕の舌の上で、おおきくなってく・・・
「さーて、それじゃあ口で飲み干せなかった分、ユウキには下のお口で飲んでもらおうか
な」
「あっ、先生・・・」
 先生に、両ひざ、かかえられる。
 ユキはあいかわらず、僕のカラダをしっかとおさえて放そうともしない。もう僕には、
ユキをふりほどこうとする気力さえ、残されていない。
 ぐりゅっ、
「ふぁっ・・・」
 おしりに、人肌のカンショク。
 ああ、もう、このまま、僕は・・・
 ずりゅりゅりゅっ!!
「っっ・・・かはっっ・・・」
 一瞬、僕のまわりから空気が消えうせる。そんな、強い、圧迫感。
「入っ・・・てる、僕、僕、・・・おし・・・りに、入っ・・・てるぅ」
「ふふっ、そうだ。カンタンに入っちまったぞ、ユウキ?」
「くるっ・・・く、くる・・・しい・・・」
「動くぞ」
 ぐ、ぶ、
「ぎ」
 ずっ・・・ぶっ!ずぶっ!ずぶっずぶっずぶっずぶっずぶっ!
「うっ、んんっ!イイぜ、ユウキのアナル、ギチギチにチンポ締め付けてくる・・・!」
「ぎっ、ぎっ、いたっ・・・いた・・・い・・・」
「なんだよ、さっきはバイブでイっちまってたクセに。ユキ、お兄ちゃんが苦しがってる
ぜ。キモチヨクしてやりな・・・」
「はい・・・」
「あっ」
 こしゅこしゅこしゅこしゅこしゅ・・・
「あ、あ、あ、あ、」
 コスられる。おしりをズコズコされながら僕、オチンチンゴシゴシされてる・・・
「いっ!うっ!」
「おっ、いいぞユキ。ユウキ、チンポしごかれた瞬間から、アナルの締め付けがキツく
なりやがった。コイツはいいぜえ・・・!」
 そう、ユキの手がふれた瞬間、僕のおしり、ギュッ!てなった。ますます強くなる圧迫
感。ユキの手、キモチイイ。いつもの指の動き、とけちゃいそう。十本の指が、さけ目を
なぞり、”かさ”のかげをなぞり、血管をなぞり、袋のシワをなぞる。でも、でもキモチイイ
ほど、痛みが、苦しさが・・・
「ふふふ、ユウキ、もうビンビンじゃねえか。感じてきただろ、ん?アナルでチンポ食わ
えこんで、イキそうなんだろ?」
「あうっ、あううううっ!」
「ほら今度こそ飲み干せよっ!そのインランアナルでザーメン飲み干せよ、ユウキ!」
 ずぐっ!ずぐっ!ずぐっ!ずぐっ!
 墜落寸前の飛行機みたいに。下半身、つきあげられる。アタマ、がくんがくんにふりま
わされる。内臓が、内臓が、まさつの熱で、燃えちゃいそう・・・!
「あっ、だめっ、だめっ、うああああっ!」
「イク、イク、イクぅっ!」
 どぷっ・・・
 どぱっ!
 あ・・・イっちゃった、僕、オチンチンおしりに入れたまま、おしりの中にシャセイされ
ながら僕、イっちゃった、
 ヘンタイニ、ナッチャッタ・・・
 びゅるびゅるびゅるびゅるっ
 びちゃっ!びちゃっびちゃっ!ぱしゃっ、ぱしゃっ・・・
 すべてがスローモーションで、おなかの奥でドロドロしたなまぬるさが広がって、支え
を失ったホースのように、僕のボッキがバクハツしつづけて、ユキが夢中になって僕の
ヌルヌルをなめとってるのが見えて、
 そこで、僕の記憶はうすれていった・・・                              

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。