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小説(転載) 母の闇3-2

近親相姦小説
01 /26 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 母は相変わらず絨毯の上で指を滑らせている。
「それで相手はどんな男なんだよ。」
俺は落ちつた口調で語り始めた。 しかし選んだ言葉は冷たい。 母を守るというよりも問い詰める感じだった。
「20歳の大学生?・・・って言ってた・・・」
母が妙な間で首をかしげながら答える。 顔を上げることはなかった。 確信はないようである。
「そんな男とどこで知りあったんだよ。」
俺はさらに続けた。
「どこって・・・出会い系サイト・・・」
「はぁ?」
俺はあきれて開いた口がふさがらなかった。
「出会い系サイトって・・・そんなの自業自得だよ。」
俺は冷たく言い放った。 実際にそう思った。 出会い系サイトに手を出す人間がこんなに身近にいるとは思ってもいなかった。 俺は母の行動が恥ずかしかった。 まるで自分のことのように恥ずかしかった。 つまり不倫は母の意思でしたということを認めたことになる。
「・・・ゆうくんの嘘つき・・・」
母が不満げに口をとがらす。
「守ってくれるって言ったのに・・・」
絨毯の毛を触る指にも力がこもる。 こんなに甘えてくる母は初めてである。 俺は母の彼氏なのだろうか? いや、元カレか・・・。
「守るよ、守るけどさぁ・・・ 出会い系サイトはダメだろ・・・だって、お母さんから飛び込んでるじゃん・・・」
俺にはもう守り切れなかった。
「それはそうなんだけど・・・ ゆうくん・・・女心がわかってない!」
母は握りこぶしを作って何度か俺を殴った。 こんな母のしぐさが可愛く見えてしまう俺も重症である。 まだどこかで母のことをエッチの相手だとみなしているのだろうか?
「女心ってなんだよ。不倫するのが女心なのかよ。」
俺は母のこぶしを受け止めながら反撃した。
「もうっ!ゆうくん嫌い!」
母の瞳が本当に怒っている。 しかし母の怒りは俺には届かなかった。 俺は可愛い母とのやりとりを楽しんでいた。
「お母さんは俺にどうして欲しいんだよ。」
俺は母に主導権をゆだねた。 母からどんな要求が出てくるのかをワクワクしながら待った。
「どうして欲しいって・・・優しくして欲しいのよっ。」
母はもう引っ込みがつかないようである。 抽象的な言葉を並べて、俺に「女心」の理解を求める。 俺が「女心」を理解できないことはすでに確認済みである。
「優しくして欲しいってどういうことだよ。 またエッチがしたいのかよ。」
母の正直な気持ちを知りたかった。 俺の体だけが目的なのであれば、もうそんな母を尊敬することはできないだろう。
「誰もそんなこと言ってないでしょ!」
母が瞬間的にムキになって声を荒げる。
「・・・でも・・・したいって言ったらしてくれるの?」
母が上目づかいで俺の表情を確かめている。 今になって初めて気がついたのだが、母はエッチが好きなのだろうか? 中2の俺から童貞を奪ったり、寂しさを紛らわせるために不倫をしたり、 俺の知る限り母はこの4年間父以外の男とエッチを続けている。 それに加えて今の発言である。 母との快感に溺れて脱することができなかった俺の弱い意思は、母からの遺伝だったのだろうか?
「彼女がいるって言っただろ。」
俺は強い意志で断った。 母は一瞬でも期待をしたのか、残念そうな表情を見せてうつむいた。 母に同情する気持ちはまったくなかった。
「それなら思わせぶりなこと言わないでよ。」
母は明らかにふてくされている。 まだ俺の体に未練があるということなのだろう。 母が俺の女ではなくなった今でも同じ屋根の下で暮らしている。 エッチをしようと思えばいつでもできる関係である。 母の言葉からもその期待を感じることができる。 俺はそんな母を見て情けなくなった。 もうエッチの話は終わりにしたかった。
「不倫したことは後悔してるんだろ。」
俺はなんとか話題を変えようとした。 そうでなければ俺が母とエッチをすると言うまで無理問答が続く気がした。
「後悔してるからゆうくんに相談してるんでしょ。」
俺は母が不倫をネタに俺との関係を元に戻そうとしているのかと疑った。 そしてすぐに母はそこまで卑怯な人間ではないと考え直した。
「それならもう2度としないよな。」
俺は念を押しておきたかった。 これ以上母が知らない男の雌犬になることは想像したくなかった。
「それはそうよ。・・・もうしないわよ・・・」
歯切れの悪さが気になる言い方だった。 母はうつむいて絨毯とじゃれ続けている。 少なくとも俺に誓うという態度ではない。
「信じていいんだよな。」
俺は母に言い切って欲しかった。 中2の俺から童貞を奪った母を信じるというのも虫のいい話だったかもしれない。 それでもどこかで毅然とした俺の母だった頃の母を信じようと思った。
「うん。」
母は俺の瞳を見ることもなく軽くうなずいただけだった。 それよりも絨毯のほつれの方が気になるようだった。 母は自分の体の欲求に克つ自信がないのだろうか? しかし、俺はこれ以上母に強制しなかった。 無理矢理言わせてもなんの効果もない気がした。
「じゃあ信じるからな。もうするなよ。」
俺は母を許した。 少なくともこれ以上複雑な事態に陥ることはないと考えていた。 しかし、この考えが甘かった。 やはり母は体の疼きに耐えられなかった。 俺の中で「やはり」という言葉がむなしく響く。 もしかしたら子どもにでもわかる結果だったのかもしれないが、 実の息子として母を疑い続けることは苦痛だった。 苦痛から目をそらしてしまった俺の責任である。 このとき俺がもっとしっかりと母を管理できていれば・・・という後悔が俺に残った。

小説(転載) 母の闇3-1

近親相姦小説
01 /26 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 涙の最後以来、母が俺の部屋を訪れることはなかった。 俺は母の素顔を見る日常が苦痛だったが、母はそんなそぶりを一切見せなかった。 毅然とした俺の母を演じ切っていた。 演じるという気持ちが母にあったのかどうかはわからないが、 以前と変わらぬ母であり続けてくれた。 俺はそんな母に感謝しなければならないのだろう。 俺から一方的に母を拒絶してしまったというのに・・・。 しかし、そんな孤独な母の苦しみを思い知らされる日がくることになる。
 最後の日から3ヶ月程が過ぎようとしていた夏休みのある夜。 俺は部屋で音楽を聴きながらマンガを読んでいた。 もう母の襲来を待つ気持ちなど忘れてしまっていた。 そんな俺の部屋に母が申し訳なさそうにやって来た。
「ゆうくん・・・話があるんだけど・・・」
ものごしの柔らかい母を見て、 俺はまた母がエッチを求めてやって来たのかと疑った。
「なに?」
イヤホンを外しながら冷たく答える。 視線はちらっと母を見ただけで、わざとマンガを読み続けた。
「ゆうくん・・・ゆうくん・・・」
母は扉の手前で立ち止まったまま涙を流し始めた。 俺はただ事ではないと悟った。 俺は慌てて母のもとに駆け寄ると、母の手を引いて部屋の中に迎え入れた。
「落ち着いてからでいいから・・・」
俺はそんなことしか言えなかった。 ここは俺が大人になって母の話を聞いてあげなければならないと感じていた。 しばらく母の涙は止まらなかった。 俺はわけもわからず座り込んでただ涙を流す母を抱きしめた。 強く抱きしめると壊れてしまいそうな体だった。 改めて母の体の小ささを思い知った。 こんな体で俺をここまで育ててくれたのだと、そんなことを漠然と考えていた。
「ゆうくん・・・お母さんね・・・」
ようやく俺の胸の中で母が小さくつぶやいた。 俺はその声を耳ではなく、胸に直接伝わる振動で感じた。
「お母さんね・・・不倫しちゃった。 ・・・知らない男の人に抱かれちゃったの・・・」
それだけ言うと母は堰を切ったように声を出して泣き始めた。 俺はにわかに母の言うことが信じられなかった。 いつでも毅然とした態度の母が知らない男に簡単に体を許すとは思えなかった。 俺と寝たこととは違う次元の話だと直感した。 本当に母の意思で浮気をしたのだろうか? 相手の男が母をたぶらかしているだけなのではないだろうか? そう考えると次第に不倫相手の男に対して嫉妬心がふつふつと湧いてきた。
「俺の女に手を出しやがって。」
それが俺の正直な気持ちだった。 このとき俺はまだ彼女と健全な関係を続けていた。 俺の知っている唯一の女が母だった。 その母を傷物にしやがって。 俺はその男のことが許せなかった。 普段は暴力とは程遠い俺だったが、このときばかりは相手の男を殴りたい衝動にかられた。 力ずくでねじ伏せたかった。 母を守らなければならないという根拠のない責任感に燃えていた。 改めて俺は男として生まれてきたんだと思い知らされた。
「・・・どうしよう・・・」
母が泣きながら俺にすがる。 言わなければ誰にも知られないことを、 わざわざ俺に告白する母の気持ちを考えるといたたまれなくなった。 俺はそんな母を全力で抱きしめる。
「俺が守るから。俺が全力で守るから。」
俺はまるでプロポーズのような言葉で母を励ます。 母は俺の胸の中で何度もうなずく。 3ヶ月の間に2度も母の涙を見ることになるとは思わなかった。 1度目は俺のせい。 2度目は・・・いや2度目も俺のせいなのだろうか? 俺は不倫をした母の気持ちを想像していた。 母は体の疼きを満たすためだけに不倫をしたのだろうか? それとも俺が母を拒否したから不倫をしたのだろうか? 今、母から正直な気持ちを聞き出すことは酷なことだと感じ思いとどまった。 そして、母に語り掛ける一言目の言葉を探したが、なにから聞けばいいのかもわからなかった。 しばらくすると、母の方から顔を上げてくれた。 泣き腫らした瞳が赤く充血している。
「ゆうくん・・・」
母の表情がわずかに緩んだ。 俺の気持ちも少しだけ楽になった。
「どう?少しは落ち着いた?」
自然に言葉が出た。 母は1度微笑んでから大きくうなずいた。 母の微笑みには不思議な力がある。 俺は母の微笑みを守るためならどんなことでもできた。 母はなにかを言いたそうな表情で俺の瞳を見つめている。 しかし、言葉は出てこなかった。 俺は母の唇に引き寄せられる懐かしい感覚を思い出していた。 なまめかしい感触が俺の唇によみがえる。 こんなとき甘いキスさえあれば言葉は必要なかった。 俺は無駄に大人の知識を身に着けていた。 そんな安易な誘惑に負けそうになった瞬間、母の表情がこわばった。 俺も母の言葉を受け止めるための心の準備をした。
「・・・寂しかったの・・・」
母はそう言うとうつむいて絨毯の上で指をくねくねさせた。 まるで駄々をこねている子どものようだった。 こうなるとどちらが大人なのかわからなかった。 母は俺に甘えるために来たのだろうか? 俺は母の寂しさを紛らわせるためだけに、再びエッチをしてあげなくてはいけないのだろうか? 俺の中で葛藤が始まる。 しかし俺の決心は揺るがなかった。 彼女のことを考えると母の誘惑に打ち勝つことができた。 母が俺を誘惑しているのかどうかは定かではなかったが、俺は1つの選択肢を確実に消すことができた。 こうなると俺は母のことを冷静に見つめることができた。 今の俺にできることは母の甘えを受け入れることではなく、母を立ち直らせることだった。 2度とこんなことにならないように話を聞いてあげる必要があると感じた。 そして母の話を聞くことにした。

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。