掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。
俺は母に男から連絡があったことを伝えるべきかどうか迷っていた。 伝えることは母とエッチをすることを意味していた。 伝えなければ有耶無耶のうちに闇に葬り去ることができる。 俺はしばらく母に伝えないで様子を見ようと思っていた。 それほど母とのエッチはトラウマになっていた。 その夜、なぜか母が俺の部屋にやってきた。「ゆうくん、電話あった?」
母には特別な能力が備わっているのだろうか? 母が初めて確認をしに来た日が、ちょうど電話があった日だということに驚いた。 驚きのあまり唖然として母を見つめ続けてしまった。
「あったのね。で、どうだった?」
母は当然のように部屋の中に入ってきた。
「最近、彼から連絡が来ないのでものすごく快適なのよね。 メアド変えてホントによかったわ。」
母はウキウキの表情でベッドに座った。 机に座っていた俺のちょうど背後の位置になる。 俺は嬉しそうな母を見ても素直に喜ぶことができなかった。 それにメアドを変えたのは全部俺の仕事である。 母はごねたこと以外になにもしていない。
「ねぇ、いつあったの?教えてよ。」
俺は黙ってなにもない机の上を見つめている。
「電話があったって誰が言ったよ。」
俺はわざととぼけて見せた。
「それくらい顔を見たらわかるわよ。ねぇ、いつあったの?」
俺はまだ机の上を見て固まっている。
「・・・さっき・・・」
俺はうわごとのようにつぶやいた。
「あら、ちょうどよかったわね。」
母は特別なことなどなにもなかったかのように答える。
「それで、もう大丈夫なの?」
「・・・たぶん・・・」
俺は正直に答えてしまった。
「ゆうくん、すごいのね。・・・で、いつエッチする?」
エッチの催促のついでに感謝の言葉を聞くことができた。 それだけでも満足しておくべきなのだろうか? 母とエッチをすることは避けられそうにない。 俺は彼女に申し訳なかった。
「ねぇ、いつにする?今でもいいわよ。」
母はやる気満々である。 もしかして母は電話の確認に来たのではなく、エッチをするために来たのだろうか? しかし、電話が来ていなければエッチもできない。 髪の毛だって後ろでくくってはいない。 やはり母の考えていることはわからない。
「ゆうくんのちんぽしゃぶってあげようか?」
「『ちんぽ』とか『しゃぶる』とか言うなよ。」
俺は机の上に両手を置いて握りこぶしを作った。 母は目つきも言葉づかいも不快なほど下品になっていた。 俺も母の体を求めているときには、こんな目つきをしているのだろうか?
「なんでよ、別にいいじゃない。その方が興奮するんでしょ。」
悲しいことに母は完全に男たちに調教されてしまっていた。
「そんな言葉で興奮するかよ。」
俺は冷たく言い放った。 俺は机の上の力の入った握りこぶしを見つめ続けていた。 振り返って下品な母の顔を見ることができなかった。
「あら、そうなの? でもね、お母さんのテクニック上達したのよ。」
なぜか自慢げに話をする母に嫌悪感を感じた。 それに母をこんなに汚いと思ったのは初めてである。 本当に母は無理矢理犯されていたのだろうか? 男たちとのエッチを楽しんでいたのではないのだろうか?
「エッチはテクニックじゃないだろ。」
俺は母に部屋から出て行って欲しかった。 それほど不愉快極まりなかった。
「あら、じゃぁなんなの?」
母は本気で言っているのだろうか? もしそうだとしたら末期症状である。 こんなに短時間に人間は変わってしまうことができるのだろうか?
「愛のないエッチなんて最低だよ。」
母は半笑いだった。
「ふふっ。もちろん愛はあるわよ。 ゆうくんのことは世界で一番愛しているんだから。それプラス、テクニックってことでしょ。」
俺は怒りのあまり言葉が出てこなかった。
「ねぇ、ゆうくん。・・・フェラしてあげるからおいで。」
「フェラって言うなよ!」
俺は立ち上がって母の方に振り返った。 部屋から出て行け!と言うつもりだった。 体を揺すりながら爪をいじっていた母が指を止めて視線を上にあげる。 体は揺すり続けたままである。 ああ、ダメだ。 久しぶりに見る母の些細なしぐさがいちいち可愛く見えてしまう。 おそらく俺にしか見せない無防備な母に無垢な魅力を感じてしまうのだろう。 2人の男に同時に犯されていたことを知っているのに・・・。 俺は自分のことを最低な男だと確信した。
「いったいどうしたのよ?今日のゆうくんおかしいわよ。」
おかしくなってしまったのは俺の方じゃない。 2人の男に調教されてしまった母の方である。 しかし、母はそのことに気がついていない。 むしろエッチが上手になったと自慢しているくらいである。
「ねぇ、ゆうくん。キスしよ。」
そう言うと母は立ち上がって俺の首に手を回した。 母はあごを上げて俺を誘う。 俺はためらった。 確かに表情からだけでも母のテクニックが上達しているように感じた。
「あれ?『キスって言うなよ』って言わないの?ふふっ・・・」
俺にはちっとも笑えなかった。 童貞を奪われたとき以上に、母との距離が遠くなっているように思えた。 まるで別人とエッチをしようとしているような感じだった。 母の唇は今までで1番色っぽかった。 母の表情は俺を虜にするのに十分だった。 俺はもう母から離れることができなくなるかもしれないと恐怖を感じるほどだった。