金曜日の15時頃、実家に到着。道が空いていて思ったより早くつくことができた。台所で母がお茶を飲んでいた。
「ただいま。」
「おかえり。」
「シャワー浴びるね。」
「どうぞ。」
よく見ると母は薄手のシャツに膝が少し出ているスカート姿だ。私が一番好きな格好に思わず、
「かあさん、かわいいね。」と言ってあげた。
母は何も言わず少し顔を赤らめたようだった。
軽くシャワーを浴びて、浴室をでると、ブリーフとTシャツが用意されていた。私はトランクス派なのだが母はなぜかブリーフが好きなのだ。着替えて脱衣所を後にして台所に向かった。母が何か用意しているようだ。まだ夕食までは時間がある。覗き込むとスイカを切っていた。まだ高かったろうに私のために買ってきてくれたようだ。思わず後ろから抱きしめてあげた。
「どこで食べる?」
「ここで食べるよ。」
台所にはテーブルがあって食事もできる。椅子に座って母を眺める。
「はい、どうぞ。お塩も用意するね。」そういって流しの引き台から容器に入った食塩をテーブルに置いてくれた。
それは手にせず、少し汗ばんだ母の首筋を舐めて、
「塩分はこれで十分。」
そう言ってスイカを口にした。母はまた恥ずかしがって頬を赤らめた。
用意されたスイカを食べ終わると、母がわたしの横に来て片付けようとした。私は母の手を取り、私にまたがって座るようにさせた。そして今度は首筋にキスをした。キスマークがつかないようにやさしく、でも音がするようにキスをした。