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小説(転載) 『弱者の妖光』 第三部 6/12

官能小説
05 /26 2019
『弱者の妖光』 第三部 (6)



 ガラステーブルの上で清楚の熟女がストリップを行い、そしてオナニーショ
ウを披露してみせた。 しかも一度では物足りず、二度三度と腰を振り乱して
絶頂を迎えてみせ、そして四度目の絶頂を迎えようとしている瑠美子。

「あああっ、ああっ! 気持ちいいです。変態瑠美子のおまんこっ! とって
も気持ちいいです…はっ、はっ、ご、御主人様…変態瑠美子が…一人でやって
る…姿を、ああ、見て下さい…あううっ、逝く顔を…はあ、はあ、はあ…み、
みていて…くっ、くだ、さいいいっ…いい、いい逝きます! 逝く、逝く、逝
くうう! ううっ…うっ…ううん!! ……」

 そんな淫猥な言葉を並べた瑠美子は、両足を開く限り広げると腰を振って絶
頂を迎えたのである。 無論、その言葉は山田が無意識の瑠美子に言わせてい
るだけであった。

──放心状態の瑠美子。
山田は、瑠美子の身体の柔らかさに気が付いた。すると、瑠美子をテーブルの
上へ座らせると両足を開かせたのである。 180度近く両足が開かさせると
山田はテーブルの下に潜り込みテーブルの裏側を見上げたのである。

「くくくっ、思った通り絶景な眺めだ…奥様のあそこがガラスに張り付いてい
て開いてやがる、しかも濡れ具合も綺麗に見えているぜ」

 瑠美子の陰唇が、ガラステーブルに接吻をしていてそれが裏側から眺められ
るのである。ピンクの花弁が中身を覗かせて開花している。それだけではない
突起したクリトリスも大きく附着した顔を覗かせているのだ。
暫くすると、綺麗に写る瑠美子の女唇が滲みだしたのである。それは瑠美子の
膣口から流れ出す分泌液が広がったせいであった。
ガラス越しに、恥かしそうに顔を伏せる瑠美子の姿が愛しく感じる山田。

──時計は夜の九時を指していた。

「さて…そろそろいいだろ…社長夫人を喰うにはいい時間帯だ」

 山田はそう呟くと、瑠美子の前に立ち、衣服を全て剥ぎ取ってみせた。背広
姿の時とは想像も付かないであろう山田の肉棒が、天を向いて反り立っている
のだ。

 驚きと同時に生唾を飲み込む瑠美子。自慰行為で快楽を得た身体、更に全身
に流れ込んでいる媚薬が瑠美子を淫楽の世界へと陥れていくのである。正常で
あるなら、気迫で山田を圧倒するであろうが今の瑠美子にはその一粒も思い浮
ばないのだ。彼女の頭の中は、肉棒を咥えている自分の姿で一杯なのだから。

 山田はテーブルに載って瑠美子の目の前にイチモツを曝した。
 
「欲しいだろ」
「ああ…山田…さん、ここでは…」

 微かな理性が瑠美子を正気へ押し戻そうとしていた。
 
「山田ではない、もうお前の…瑠美子の主だ。 それに、ここだからいいんだ
毎日を過すここ、このテーブルで今日の恥かしい姿を思い出しながら毎日を過
すんだ、いいな…瑠美子、変態が好きな瑠美子」
「ああぁ…御主人様…」

 悪魔となった山田の言葉が、瑠美子を淫楽の奥底へ引きずりこんでいった。
媚薬の効果があるとはいえ生真面目な性格の瑠美子に山田の淫猥な言葉は、新
鮮に感じているであろう。

 山田は瑠美子の足首を掴むと、持ち上げて広げてみせた。
瑠美子の脚がYの字を描いて広がっている。それだけでも羞恥に染まる瑠美子
は、恥かしさのあまり両手で顔を覆うのであった。

「これから山田のペニスを受け入れる覚悟はできてますか…奥様…いや、瑠美
子奥様。 …ふふっ、感じながら社長と娘さんへ懺悔をして下さいよ」
「… あなた…美沙子…ああ、山田さん、ま、待って…待って頂戴」

 夫と娘の名前を呼び、理性を取り戻した瞬間、己の愚かさが込み上げてくる
と瑠美子の顔が青ざめた。だが山田の肉棒は瑠美子の濡れそぼる膣口を既に捕
えていた。そして、涙目で拒否しようと懇願している瑠美子の顔を眺める山田
は、悪魔の微笑を浮かべ静かに腰を突き動かしたのである。




 ずっ…ずずずっ… と、山田の身体が瑠美子の股間に密着した。
七瀬を苦しめた山田の肉棒を、媚薬の影響で開花した瑠美子の膣口は美味しそ
うに咥えてしまったのだ。

「あああ… や、止め…て… ううっ、うぐっ…」

 根元まで咥えた肉棒に、背中を浮かし胸を突き出すと、顎を宙に突き出して
悦びを表現している瑠美子。一方では、家庭の温もりを思い起こし、自分の過
ちを後悔する瑠美子もいた。 二つの表現を見せる瑠美子を山田は愉快に眺め
ていた。そして、瑠美子が正気に戻ると腰を動かし肉棒を出し入れして快楽へ
と導き、満たすと暫く静止させ、瑠美子が快楽から正常へ戻るのを愉しんだ。

 耐え難い快楽と苦悩が瑠美子を襲う。
差し込まれた肉棒に絡みつく内肉。程好い分泌液を溢れ出させ、それが潤滑油
の役割をして山田の肉棒を扱いているのだ。 淫欲を愉しむ自分を、瑠美子は
責めた。夫人として家庭を守らなければいけないのに…と。

「くくくっ…何も悲しむことはありませんよ、これが貴女の本性なのだから…
ほら、一人で愉しんだ時のように嬉しい顔をしてみて下さいよ」
「山田さん…も、もう…終わりにして…今までの事は、忘れて…本当に、今日
の私、おかしかったのよ…でも、もう正気に返ったわ…だ、だから、これまで
の行いは無かった事として、わ、忘れてくれないかしら…」

 肉棒を突刺された瑠美子は、自分を取り戻す考えでそう答えた。
  
「…正気に? そうですか…ふふっ、いいでしょ、忘れてあげましょう」
「ああ…山田さん、有難う…」
「いいえ…それなら、抜いて欲しいと言えば…抜いてあげますよ…ふふっ」
「本当に? そう言えばいいのね…  …ぬ、抜いて…ほ…」

 正気になど返っているはずがない…そう山田は見抜いていた。それを知らず
に瑠美子は山田を信用したのである。そして、抜いてほしいと言い掛けた時で
あった。山田の腰が勢い良く動き出したのである。

「あううっ!! あああっ! ひいい、いいっ! いいっ!」

 一度感度を与えられた身体は冷める事無く熱く燃え上がるのである。それが
今の瑠美子の身体であった。
凄い勢いで山田の腰がピストン運動を繰り返していく。びしゃびしゃと音を響
かせ陰毛を濡らすほどの雫が跳ねていた。

「うううっ、ぐふっ!! ひぃひぃひいいっ!!」
「はっはっ、ほら、奥様、早く言わないと、はっはっ、ほら早く」
「あはあんっ!! はああ、はぁ、ぬ、抜い…ああっああっおおん」

 その言葉を口にすると、膣口を擦る速度が増し、何とも言えない快楽が込み
上げてくる。その度に瑠美子は途中で喘ぎ声を上げるのである。

 何十分過ぎたのだろうか… 山田の腰は止む事を知らず、いや、その運動は
時間と共に加速しているのだ。 

 瑠美子は何時の間にか先程の自慰行為を続けていた淫らな表情を浮かべてい
る。性欲や性行為に興味が無いといっても、所詮、女の生身の身体。これだけ
の快楽を受け続けると嫌でも身体が刺激を欲しがっていくものである。例え、
数十年間、清楚で潔癖な日々を過してきた瑠美子とて例外ではない。

「ううっうはあっ! ああっ、おおうんおんおん…むむんっ、か、身体…はぁ
はぁ、身体がああっ はぁはぁ…こ、壊れるうっ!! ううっ! ひいいっ」

 絶叫を続ける瑠美子の身体が身震いを続け出した。すると、山田の肉棒をき
りきりと締め付けるのである。 縮まる膣口、それに反比例して膨張する山田
の肉棒。

「す、す、凄い、亀頭を何かわからないモノが舐め回しているようだ…この、
絡み具合は…七瀬課長以上…ふううっ、 かもしれない」

 生温かい液体で舐められる感触に山田も息を荒げてきた。横たわる瑠美子に
前屈みで腰を再び突きつける。知らぬ間に瑠美子の両足が腰に巻きつけられて
山田を離そうとしないのである。

 瑠美子の両足に力がこめられた。同時に瑠美子が髪を振り乱し潤ませた目が
宙をさ迷った。美形の口元から幾つもの涎が垂れ流れ顎を汚すと、力強い痙攣
を繰り返し、そして、その時を迎えたのである。

「うううっ! うぅ…ぁぁ、ぁあああっ!! あうっ! あうっ…ああん…」

 膝をがくがくと震わせて瑠美子は絶頂を迎えた。テーブルの上で放心状態の
瑠美子は何度も夫である社長の名を呼び、許しを得ていたのだった。


(7)へつづく・・・

小説(転載) 『弱者の妖光』 第三部 5/12

官能小説
05 /26 2019
『弱者の妖光』 第三部 (5)

-夫人の強制自慰行為-



 ついに、清楚で評判の夫人瑠美子が密部を山田に曝すときがきた。
膝をついたテーブルの上、やや開かれた太腿、顔を天板に伏せ尻を突き出した
姿勢。そしてショーツを掴んだ両手を下ろすと、迫力ある大きな瑠美子の尻が
顔を覗かせた。更に休む事無くショーツが下ろされていく…太腿まで下ろされ
た白いショーツから今度は、瑠美子の分身が現れると、熟女の何とも言えない
香りを部屋中に漂わせたのである。

 媚薬の影響なのだろう。瑠美子の陰唇はまるで熟したざくろみたいに赤味を
浮き出し、ぱっくりと中身を剥き出しにしているのだ。しかし、その綺麗な陰
唇は交尾の回数が長年少ない事を物語っている。だから、余計驚いたのは開か
れた陰唇部の全身から分泌液が溢れると、雫のごとくすたすたとテーブルに落
ちて小さな水溜りをつくってみせている事であった。

「七瀬課長から聞いていたとおりだ…出産後、社長と奥様は夜の営みが少なく
なったらしい、だから俺は思ったんだ、奥様のあそこは綺麗だろうと… しか
し、媚薬の効果であっても、す、凄い…こんな状態になっていたとは。おおっ、
また汁が流れたぞ…」

 下着を足首から剥ぎ取った瑠美子の陰唇を眺めて驚く山田。手にした瑠美子
の白い下着から、湿り気のある火照りを感じさせ瑠美子の興奮度が伝わってき
た。その瑠美子は下着を下ろしていく時に軽く絶頂を迎えていたのである。顔
をテーブルに伏せたまま目を閉じて熱い吐息を吐き出すと、それと同時に膣口
を伸縮させていた。

「うおっ! た、堪らんな、今直ぐイチモツを埋め込んでやりたくなっちまう
ぜ。だが、手順良くやらないとな… へへっ、これから夫人瑠美子のいけない
悪戯をやってもらうのだからな」

 そう呟きながら山田は、四つん這いの瑠美子を仰向けの体勢にすると、瑠美
子の膝を立たせて両足を開かせた。しっとりとした陰毛の中でうごめく生き物
が今直ぐ刺激が欲しいと嘆いているようであった。

「さあ! 奥様。 何時まで寝んねをしているのですか、まだ物足りないと下
半身が腰を動かして要求してますよ。ほら、ここっ!」
「あおおっ!! ううっ、はあ、はあ、ああ…ま、また、熱くなって、きた…
わ…あ、あああっ、山田さんっどうにか、どうにかして頂戴」

 山田は瑠美子の陰唇を軽く指で撫でただけであったが、瑠美子の反応は激し
さを増しており、悩ましく狂った表情で訴えたのである。 絶頂を迎える度に
次はそれ以上の刺激が走るんだぜ… 売人の言った通りであった。

「ふふっ、奥様。僕ではなくて奥様自身で処理するのですよ…」
「えっ… ど、どういうことなの山田さん…」
「つまり…今、疼いているところを奥様の手で処理すると、そう言う事です」
「そ、そんな、私…自分でやったことないのよ… だ、だから、お願い山田さ
ん、貴方が何とかして…頂戴… ああ、は、早く…」

 やったことがない…瑠美子はオナニーをやったことがないと言うのだ。それ
は本当であった、そして山田も感づいていた。日頃の瑠美子をみていて淫猥な
面など何処にもみつからない。 それを知っていて山田は瑠美子に恥辱を味あ
わせようと企んでいるのである。

 瑠美子は疼く陰唇部を、どうにかして欲しいと山田に懇願した事を恥じると
同時に驚いている。自分の口からまさかそんな卑猥な言葉をはくなど到底考え
られない。だが、身体の芯から湧き上がる欲求を自分の意志では操作できなく
なっている自分に不安を募らせる瑠美子、だがその不安も発情した熟女の欲求
に掻き消されてしまうのである。

「さあ…奥様、触ってみて下さい、今、一番触りたい場所を…」
「ああっ、山田さん…は、恥かしい…ああ、み、見ないで…」

 テーブルの上で両足を開いて、女の疼く密部を山田に曝している瑠美子。
欲求を求める下半身は瑠美子の理性を狂わせ、疼く部分へ両手を移動させると
その部分を擦り始めるのであった。




 左手を腹部へ添えると、瑠美子は右手の中指と薬指を割目の上部の突起物に
触れた。

「うううっ!! ううんっ! あはん…はぁぁあぁ…」

 想像以上の官能の刺激が瑠美子を襲うと、腹部を宙へ押出し背中を逆海老の
体勢で快楽を表現して見せたのである。 一人でやってみたのはもう数十年も
前の事。自分で慰める惨めさが瑠美子の興奮を冷めさせるとそれ以来興味もな
ければ欲求に駆られる事も無かった。そんな瑠美子が今、信じられない程の快
感を得て自慰行為に夢中になっているのである。

「奥様、凄いじゃないですか。指の動かし方といい、腰の回し方…慣れた手付
きをみるとやっていない、と、言うのは嘘で、実は毎日狂った様に遊んでいた
のではないですか? くくっ」
「はあ、はあ、ほ、本当よ…本当にやっていないの…あああ…いい…」
「そうですか? しかし、やっていないのにこんなに濡れるものですかね。ふ
ふっ、奥様って意外と変態なのかもしれませんね。 淫乱で変態奥様…」
「あっ、ああぁ…ち、違う…きょ、今日の私…へ、変なの…ああぁ、こんなに
なるなんて…」
「今日? くくっ、何をいい奥様を演じてるのですか…本当は毎日、こんなに
厭らしくここを濡らしていたのでしょ…変態奥様」
「あああ…へんたい…だ、なんて…はぁ、はぁ、言わないで…ううぅ…」

 凄い量の液体が瑠美子の指に絡み付いている。山田の言葉だけでも、感じる
瑠美子の身体。やがて、小さな痙攣が走ると身体を硬直させる瑠美子である。

「ううっ!! ふうう、あああっ!! か、身体が…」

 瑠美子の身体が大きなうねりをみせると、クリトリスを擦る指の運動が早ま
るのである。そして、もう限界に達するその寸前であった。

「おっと、奥様。ここまでですよ…」

 山田は、絶頂寸前の瑠美子の手を掴むとクリトリスから離したのである。

「ああっ?! …ああ…ど、どうして…はあ、はあ」

 瑠美子が悩ましい表情で山田を見ていた。
 
「最初からやり直しです…ほら、またここを、擦り直すのです」

 瑠美子は山田の言葉に、もう一度クリトリスに指を添えるのであった。暫く
すると再び瑠美子の身体に熱いうねりが襲った。だが、山田はその先を許さな
い。二度、三度と興奮を体内に溜め込む身体をやるせない気持ちが瑠美子を襲
うのである。四度、五度…もう限界であった。淫らに染まった体内は、早く爆
発したいと疼くのである。

「ああ…山田さん、お願い…お願いだから、このまま続けさせて頂戴…もう…
身体が、変に…変になってしまいそうだわ…」
「くくくっ、ついに正体を明かしましたね、変態奥様。 そんなに厭らしい事
を続けたいのならいいでしょ、但し…奥様は…いや、瑠美子は変態な事が好き
な女だと口にできたら続けさせてあげましょう。言えなかったらまた手を払い
ますよ。 いいですね」
「あああっ、そ、そんな… はあっああん…また、身体が…熱いわ…」
「言えないなら…」

 山田は拒む瑠美子の手を掴んだ。
 
「ああっ! や、山田さん、お願い! お願いだからこれ以上苦しめないで…
はあっ、か、か、感じるっ! あそこが、あそこが!」
「ええ、続けたかったら、認めればいいのですよ奥様、変態だとね…言わない
のなら、この手を…気持ちいい所から離しますよ…ほら、離しますよ」

 そう言うと山田は、感じてどうしようもない瑠美子の手に力を入れたのであ
る。

「はあんっ!! 許して、い、言うから…はぁ、はぁ、はぁ…る、瑠美子…は
へ、へん…た…い… …です…ああぁ… …こ、これで、いいでしょ…」
「聞こえないな…もっと大きな声で、それを何度も口にして続けて下さいよ」
「あああんっ、瑠美子、瑠美子は! 変態です! あああっ! いいっ!気持
ちいい!! はああん、瑠美子、変態が好きなっ! 女です…うううっ」

 初めて卑猥な言葉を口にする瑠美子。だが、その言葉にたまらなく反応する
身体。束縛を解かれた瑠美子は、訳も分からず腰を上下させ、気が狂う程快楽
に慢心していくのである。そして、山田が見守る中、髪を振り乱して女の悦び
を爆発させたのであった。


(6)へつづく・・・

小説(転載) 『弱者の妖光』 第三部 4/12

官能小説
05 /26 2019
『弱者の妖光』 第三部 (4)



 赤い口紅の唇がカップに口づけをすると、媚薬入りの紅茶が瑠美子の喉を通
過して体内へと注ぎ込まれた。その状況を眺める山田は、何度も何度も生唾を
飲み込んでは冷たい汗を拭っている。

 数分が経っても瑠美子の様子に何一つ変る気配は感じられなかった。
騙された…騙すつもりの媚薬が、売人によって騙されたと悔しさを込み上げる
山田。愕然として肩を落す山田…ところが、10分経過した時であった。

「あ、熱いわ… どうしたのかしら、身体が熱くて…ふう…」

 瑠美子の頬が次第に赤く染まると、額にキラキラと汗を輝かせているのだ。
そして瑠美子は、甘い溜息を知らない内に何度も吐き出していたのである。

 へへっ、兄ちゃん…この薬は催眠効果もあるんだぜ…つまり、兄ちゃんの操
り人形ってわけさ… 売人の言葉が山田の頭に甦った。だが、瑠美子の変化が
媚薬の効果なのか今一、山田は信用していないのである。

「お、奥様…あ、熱い…ですか。 えっと、それなら… そ、それなら…上着
を…ぬ、ぬ… 脱いでもいいですよ…なんちゃって…冗談です、ははっ…」

 山田は勇気を出して瑠美子に言ってみた…こともあろうか社長夫人に、であ
る。その提案に、瑠美子の表情は強張って驚いているのだ。 その表情に山田
は「ああーやっぱり言うんじゃなかった!」と、後悔したのである。だが…

「はぁ… 山田さんにそう言われると脱いでしまいたい気分だわ…でも、恥か
しい…ああ、けど…上着だけ、上着だけならいいわよね」
「えっ?! ええっ! ぼ、僕は構いませんけど… マジで…」

 信じられない瑠美子の言葉であった。あの清楚な社長夫人が、自ら服を脱い
でみせようとしているのだ… 山田は媚薬の効果であると確信した。

「本当に私、どうしたのかしら…身体の芯から熱く火照って…疼いてるのがわ
かる… 主人と娘がいないことで隙ができたのかしら…ああごめんなさい、私
どうにかなっちゃいそうなの、このままでは、このままでは…」

 そう考えながら、シャツのボタンを上から一つ一つ外している瑠美子の視線
は既に焦点が合わず自分が何をしているのかさえも見当がつかないのである。
そして、瑠美子は最後のボタンを外すとシャツを肩から抜き取った。

 白く薄い花柄模様の上品な肌着から、透き通った肌と純白のブラが見え隠れ
している。

「す、凄い…とても美しいですよ、奥様…」

 そんな言葉を掛けた山田。彼は瑠美子がボタンを外す間に、夫人の後ろに移
動していたのである。そして、軽く両手を瑠美子の肩に置いた。

「あああ…は、恥かしいわ…」

 山田の言葉と肩に置かれた手に反応する瑠美子。彼女の知らぬ間に膣口から
は大量の分泌液を放流させているのである。

「さあ…奥様、次は…」
「次…は… ああ…」
「スカートを脱いでみたい…でしょ?」
「は、はい…脱ぎたいわ…で、でも、山田さん…わかって、今日の私…何か変
なの…だから、だから…」
「ええ、奥様、勿論わかってますよ。きっと今まで溜まっていた疲れとストレ
スを身体が吐き出そうとしているのでしょう…だから心配しないで、奥様」
「そうかしら…ああ、きっとそうなのね…」
「何も遠慮しなくていいので、さあ奥様、この上へ上がって下さい」
「有難う、山田さん…でも、ここはテーブルの上よ…」
「ええ、テーブルの上の方がすっきりすると思って…くくくっ」

 明らかに自分の意志を見失った瑠美子。それを感じた山田はあろう事か瑠美
子をガラステーブルの上へ乗せたのである。
まるで、熟女のストリップが始まるような、異様な雰囲気が漂った。




 高さ75センチのテーブルの上で、膝をついて座る瑠美子。
その姿を椅子に座り見上げる山田。既に彼の心は悪魔に支配されていた。

「さて、では奥様、続きをお願いしますよ。わかってますよね」
「…は、はい…ああ、凄く恥かしい…恥かしいけど身体が…あぁ…」

 一段高いテーブルが瑠美子の興奮を昂ぶらせていた。拒む自分と乱れる自分
しかし、媚薬の力に本心の自分が打ち消されていくのである。
ついに、瑠美子はスカートのホックを外した。そして長いスカートを脱いでみ
せたのである。42歳といっても自己管理に手掛けてきた身体は、胸の張り出
しや腰のくねり具合は若い小娘達とは違った大人の色気を充分湧き立たせてい
るのであった。リボンがついた純白の下着が、肉付きのよい熟女の腹部と太腿
に食込み、その容姿に山田は肉棒をおっ立てて満足した。そして瑠美子に肌着
も取らせると、お揃いの純白の下着姿を暫く官能するのであった。

 これで、俺のリストラもなくなるだろう…相手は社長夫人、社長と一緒に会
社を支えてきた人物であり、発言力はまだ衰えているはずがない。これで数年
先まで安泰だ…くっくっ。山田の心の中で悪魔が笑った。

 媚薬の力は想像以上であった。夫人瑠美子は山田の指図に抵抗なく従うので
ある。そして今、瑠美子はブラのホックに手を添えて外し始めたのだ。
ぱちんっ、とホックが外れると弾力ある胸がゆさゆさと揺れた。大きさをいえ
ば七瀬課長よりは数段大きく、ふくよかである。乳房も真っ赤に染まりつんと
前に突き出していた。残りはショーツ一枚…余裕の山田は、瑠美子の両手を項
に組ませて張った胸から下腹部、そして恥丘の膨らみの隅々まで舐め回すよう
に眺めているのであった。

「さすが社長夫人…肌の手入れは隅々まで施されているな、それに無駄毛の処
理も完璧だ… あとは隠されている部分だけ…あそこがどうなっているか、だ
けだ。さあて…どんな体勢でパンツを脱がしてみようか…ひひひっ」

 疼く下半身を擦りながら、これからの愉しみ方にニヤつく山田であった。

──ガラステーブルの上

 日頃の自分を考えると信じられない行動であった。
会社の社員に、下着一枚の姿を披露し、しかもテーブルの上で胸を突き出した
格好を官能させて興奮しているのだから… 瑠美子は自分の意外な一面を複雑
な心境で感じている。 媚薬の影響によるものとも知らないで。

「それでは…四つん這いになって尻を突上げてみましょう…奥様」

 山田の衝撃な言葉に震える瑠美子。性行為でさえそんな恥かしい格好をした
ことがない。身体の芯から震えが湧き上がる…興奮という震えが…

「ああ…山田さん、そ、そんな恥かしい格好をなんて…はあ…」

 高鳴る心臓。早く恥かしい格好を曝したいと腰をくねらせながら訴える瑠美
子の身体。すると、辛抱しきれない瑠美子は背中を山田に向けると、そのまま
両肘をテーブルに下ろして尻を突き上げてみせたのである。

「こ、これで、いい…いいかしら…ああ…とっても恥かしいわ…この格好…」
「ええ、いいですよ奥様。奥様の、パンツに隠されたあそこが僕の目の前で厭
らしく疼いてみせていますよ」
「ああっ、い、いやよ…そんなに見ないで…恥かしいから、そ、そんなこと言
わないで…はあん…」
「恥かしいのに、どうしてここを湿らせているのですか… ふふっ、それを知
るには最後の一枚を脱いでもらうしかないようですね、奥様」
「ああ…お願い、そ、それだけは…ゆ、許して…許して」
「くくっ、何をやせ我慢してるんですか。本当は早く脱いで見せたいくせに…
さあっ、パンツを脱いで奥様の恥かしいまんこと…尻の穴を見せて下さい」
「私…ど、どうしたら、いいの…んんっ、んっはあぁ…もう…身体が、言う事
を、き、いて…く、れ…ない…ああ、あなた…ごめんなさい」

 さすがに、ここにきて躊躇する瑠美子。しかし媚薬の影響と一度、感度を味
わった熟女の身体を操作することをできるはずもなく、腰の下着に手を添えて
いくのである。

 やがて罠に陥る熟女は、悪魔の目の前で下着を下ろし始めたのである。


(5)へつづく・・・

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。