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小説(転載) 汚辱の母娘01-03

官能小説
09 /26 2019
汚辱の母娘 第1部[3]


恵子の自宅には、妹の幸恵と母の涼子が住んでいた。
死んだ恵子の父親がかなりの遺産をこの豪邸を残してくれたおかげで、
住み込みの若い女性、千明というホームヘルパーも居る、かなり裕福な家庭だった。

恵子が拉致された翌日・・・。
恵子の自宅に1本の電話が有った。
「ポストをみてみな」
それだけ言うと、ブチっと切れた。
「なんだろ・・・・・・」
電話を受けた千明は、すぐさまポストを確認しに行き、大きめの茶封筒を手に戻ってきた。
「どうしようかな、奥さんも幸恵さんもお留守だし・・。」
「いいや、あけちゃおう」
ヘルパーの仕事が一段落ついた後、暇を持て余していた千明は、
変な電話への好奇心も有って、手にした茶封筒を開封していた。
「あら、ビデオ。」
封筒には手紙も入っており、「第三埠頭 化学薬品倉庫3号」とだけ記されていた。
「ふーーん、なんだろこのビデオ。巻き戻しておいたら、わかんないね、きっと。」
と軽い気持ちで、自室に持って入ると、デッキにセットした。
軽い回転音がしながら、ビデオがスタートした。
画面の中では、真っ暗な中に、ぼんやりと人影が映っている。
徐々にぼんやりとした人物が明確になっていく。
「あぁ! 恵子さん!」
薄暗い画面の中でも恵子だと分かる距離にまでズープアップされてくると、
千明は声を上げた。
音声も段々と大きくなり、苦しそうな息づかいがスピーカーから流れ出しはじめた。
“はぁはぁはぁああああ”
(恵子さん、一体・・)
不安そうに画面を見つめる千明の目に、さらに鮮明になっていく画像。
「ああああ! 恵子さん!!!」
はっきりと恵子の行為が見える。
たわわな乳房を握りしめ、股間にうごめく手。
表情は恍惚と酔いしれている。
(オナニーなの・・・・・?? なんで?恵子さん・・・)
同性の千明から見ても、本気で自慰をしているのが分かる表情。
ダブルベッドのサイズ位の台の上で、M字に大きく足を開き、
ぐしょ濡れになったパンティの中に右手を入れ、激しく動かしている。
胸はブラウスの上から握りしめられ、力を込めて揉みしだかれている。
「ああああ、恵子、いきそうぅぅぅ い、い、いくぅぅ、いっちゃうぅぅ」
画面の中の恵子が果てる表情を見せる。
(どうしよう・・恵子さんがこんなビデオに・・・)
千明は動揺しながら、あまりの恵子の自慰の激しさに目を奪われたままだ。
(奥さんに連絡しなくっちゃ。早く)
そう思いながらも、画面の中の恵子の自慰は果てしない。
一度果てたにもかかわらず、足を開いたままの姿勢で、
まだパンティの中の手は動き続けている。
(すごい・・・)呆然として見つめる千明。
健康体の千明は、住み込みの為、その若さを発散する機会がなかなか無いのも手伝い、
恵子の自慰を見つめながら、その淫猥な世界へと、徐々に引き込まれはじめていた。

(あぁ、あんなものを・・)
恵子が手にした物は、黒光する、大きなバイブレーターだった。
男根そのままの形の先端が、グニグニと頭を回している。
思わず ギュっと胸を抱きしめる千明。
恵子はその模擬男根に唾液をまぶすように、しゃぶる。
ぐちゅ、ぐちゅっ
口腔に入れながら、ブラウスのボタンを引きちぎるように外していく。
片手でもどかしげに、開いたブラウスに手を入れ、
ブラジャーをずらし、その大きな胸を じかに揉みはじめた。
(恵子さん・・・・・・・)
千明は股間が熱くなるのを感じながら、知らずのうちに
恵子と同じように胸をさすりはじめていた。
(はぁああ)
画面の中からなのか、千明の吐息なのか。
スカートの上から股間を押さえながら、食い入るように画面を見つめる。
恵子はしゃぶっていたバイブを外すと、
パンティを横にずらして、その極太の先端を秘部にあてがう。
(あんなに大きいのを・・・・(ごくっ) )
濡れそぼった秘部へ、躊躇無く埋め込んでいく恵子。
「い、い、いぃ、いいいいいぃっ」
一旦奥までゆっくり沈めると、すぐに出し入れをはじめる。
パンティが邪魔になって、恵子の女陰は見えないが、
出し入れする度、ぐっちゅぐっちゅと淫汁の音が聞こえる。
恵子が我を忘れて自慰にふけるように、それを見る千明も、
とろけきった目をし、激しく胸を揉みこんでいる。
シャツの裾を持ち上げ、胸を露わにした千明は、
恵子よりはやや小ぶりながら、たわわに膨らんだ乳房をつつむ
ブラジャーを下にずらして露出させる。
(あぁ、駄目。。。こんなに胸が張ってる。。。)
ゆっくりと丸く乳房を揉みながら、目は画面に釘付けのまま。
(恵子さん、、、すごい、、)
堰を切ったように熱い体を持て余しはじめた千明は、
腰をかけていたベッドの端まで腰をうごかすと、
スカートをまくりあげ、ベッドの4方をささえる小さな柱に向かって
腰を落とした。
「ん、んん~」
パンティ越しに小さな柱の上部に、淫部をこすりつける千明。
はじめはゆっくりと女陰全体をこするようにしながら、
次第に擦る腰の動きが早くなり、小刻みになる。
「ああ、お豆がぁぁぁぁ お豆が 感じるぅうううぅ」
やや中腰の不自然な姿勢になったまま、股を開き、
腰を前後左右に動かし、もっとも感じる淫核を重点的に擦り出す。
(駄目・・物足りない、私も、、恵子さんのようなのが欲しい、、)
手早く室内を見回して、ふと目に留まったもの、
(ああ これだわ)
足踏み用の、イボイボのたくさん付いた健康器具を床に置くと、
千明はパンティを降ろし、和式トイレの格好でそれをまたいで
しゃがむと、また激しく腰を前後に動かしはじめた。
「あああああああああ いいぃ 気持ちいいぃぃぃ
このイボイボが 感じるぅのぉぉ・・
お豆でいっちゃう いっちゃうよぉぉぉぉぉ」
垂れ出た淫汁で、足踏み器を べとべとにしながら、こすりつける。
片手で体重を支えながら、空いた手が白く大きな尻たぶをなで回しはじめる。
(だれかぁ・・だれか 太いのを 千明のおしりにぃ・・・・・・)
もう画面から目を外し、オナニーに没頭していく。
やがて尻たぶを撫でていた手は、その奥に入り込んでいき、
アナルをまさぐりだした。
ゆっくりと廻りから揉みほぐす。
一旦指を離すと、イボイボにこすりつけていた女陰にのばし、
すくい取るように淫汁を指に付けると、いきなりアナルに突き入れた。
「ひぃぃぃぃぃぃ いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃ」
「よすぎるよぉぉぉぉぉ」
淫核をイボで擦りながら、アナルに指を出し入れする。
人差し指だけでは足りなくなったか、中指もそえて2本がアナルに入り込む。
「おしりがぁぁぁぁぁぁあ・・・・・・・・・・・・」
「お豆が いいのぉぉぉぉぉぉぉぉ」
千明は恵子を忘れて、一気に上り詰めて行った。

画面の中の恵子も、猛烈なスピードでバイブを出し入れしながら、
千明の前で2回目の絶頂を迎えていた。

小説(転載) 汚辱の母娘01-02

官能小説
09 /25 2019
汚辱の母娘 第1部[2]


男が居なくなった後、恵子は一人で悶えはじめていた。
注射のせいで、全身が性感帯となったような錯覚に陥り、
さらに乳首と女陰に塗られたクリームのせいで、あえぎ続けていた。
まるで、全身がクリトリスになったような感覚・・・むずがゆい感覚に襲われ続け、
知らぬ間に腰を前後に振り、かすかに涎を垂らしながら、性感に負けまいと無駄な努力を続けている。

(はぁはぁ・・・・駄目よ・・・しっかりして・・・)
自分の頭の中では分かっていながらも、強力な媚薬で快感の渦に飲み込まれそうになっている身体は、
もうとっくに制御出来なくなっていた。

(ああああ・・・もう誰でも良い~ なんでも良いから・・・この火照りを鎮めて・・・・・・)
次第に意識は、快感に覆われ、縛られた手足をなんとか動かそうとするが、
ほんのわずか動くだけでは、どうにもならない。
この手足の縛りが無ければ、人前であろうとためらわずに自慰をはじめてしまうに違いない程、
恵子の身体は、とろけきっていた。
「はぁぁ・・・・なんとかして・・誰か・・」

「ふふふ・・そろそろだな。」
別室に備え付けられたモニターに映った恵子の姿態を見ながら男がつぶやく。
立ち上がると、恵子を監禁してある部屋に通じるドアを開けた。

ギィー ガッチャン

男は恵子の居る薄暗い部屋に戻ると、イスを引っ張り、腰掛け、タバコに火を付けた。

「ああああ、お願い・・・・・」
うつろな目を男に向ける恵子。
「なんだ?」
「ああああ、触って・・・・触って欲しいんです・・・・」
腰をもじもじさせながら、訴える。
すでに恵子のうずきは限界に来ており、手足の縄をほどくや否や、
自分で乳首をつまみ、女陰を擦ってしまいそうな位高ぶっている。
「どこを触って欲しいんだ?」
「・・・・・」
「言わないと分からないぞ」
「身体を・・・・・私の身体を・・・」
「身体のどこだ?」
「火照ってたまらないんです! 早く。早く触って!」
「だからどこを触って欲しいんだ? はっきり言ってみろ」
「胸を。胸を触って!」
半分叫ぶように言うと、恵子は、さらにあえぎ続ける。

男は黙って立ち上がると、凧糸のような物を鞄から取り出し、
小さな輪を作り、恵子のパンパンになった乳首にくくりつけた。
「きいぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・・・」
充血しきった乳首が縛られる痛みと、その痛みによって火照りが緩和される心地よさ。
両の乳首をくくり終わると、それぞれの糸の端を、
恵子の足の親指に結びはじめた。
「きぃぃぃ」
ぐっと乳首が引っ張られ、延ばされる。
「さ、出来た。自分でやってみろ。」
恵子が自分の足の指を動かす度に、乳首はさらに引っ張られる。
縛られ、引っ張られた乳首はもう大人の親指程の大きさになっていた。

男に言われるまま、恵子は足の指を動かし、自慰行為に浸って行った。
足の指を動かす度に、巨大な乳首は引っ張られ、恵子の快感は増していく。
激しく動かせないもどかしさを感じながら、何度も足の指を動かし、
異様な自慰にはまっていく恵子。
「凄い乳首だな・・・」
男は恵子の右の乳首を摘んで、またしごきだした。
「良い・・・あ、、あ。もっともっと強くして!」
男に摘まれる快感に、恵子はうめく。
「こっちはどうだ?」
恵子の言葉を無視し、空いた手で、股間を探る。
「たまらないの・・・・・そっちも・・」
パンティ越しに触っただけでも、クリトリスが勃起しているのがはっきりと分かる。
「嫌らしい身体だな。さ、さっきのサイズの答えを言ってもらおうか」
「胸・・は、93センチです・・・・」
消え入るような言葉で言う。
「カップのサイズは?」
「・・・・」
無言の恵子に、乳首を擦っていた指に、思いっきり力がこもる。
「あひぃ! 言います言います。Eです、Eカップです!」
「やっと素直に言ったか。じゃぁ、ご褒美をやろう。」
男は恵子の身体から手を離し、ハサミで恵子のパンティを切った。
「ひっ!」
女陰が外気に触れる感覚に、恵子が声を上げる。
スカートも取られ、台の上に全裸となって、大の字に縛られているだけとなった。
さらに男は、両手の縄を解きはじめた。
「逃げようとしても無駄だ。この部屋は何重にもロックされていて、
外からの解除が無い限り、出れない仕掛けになっている。」
もうろうとする中で、男は言った。
手の縄がはずされ、両腕が自由になった恵子に・・
「したければ、自分でしろ」と言いながら、
恵子の股間に、さらにクリームを塗りだした。
今度は、膣の中にもたっぷりと。。。
後ろのアナルにもゆるゆると塗りこまれている。
恵子は抵抗する気力も無く、男の指が産み出す刺激に浸っている。
「さ、してみろ」
男はそういうと、少し離れてタバコを吸い出した。
恵子は、身体のうずきはますますひどくなり、
いてもたっても居られない状態になりながら、まだ台の上に横になったままだ。
「ふふ・・いつまで我慢出来るかな。」
男はにやりとしながら、ゆっくりとタバコをふかす。

「あああああ・・」
塗りこまれたクリームがますます効いてくる。
恵子は足は縛られたまま、上半身をおこした。
腰の位置を少し変えると、大きくM字に開かれた状態になった。

「見ないで・・・お願い。見ないで・・・」と言いながら、
勃起し縛られた乳首を摘む。
「はぁ・・・」
摘んで転がすと、火照りが癒される快感に酔う恵子。
徐々に乳首を摘む指に力がこもり、クリクリとしごきだす。
「堂に入ったもんだな。いつもオナニーしてるのか?」
男の問いに
「してません」とこたえながら、指は絶えず乳首をしごく。
揉みながら、引っ張り、引っ張りながら転がす。
「は、は、は、は」
息づかいがさらに荒くなり、一杯に拡げられた足も もぞもぞと動く。
「物欲しそうにしてるぞ、股が」
男の言葉に誘われるように、恵子の右手が股間に伸びる。
「ああああああああ・・・いいいいいいい、感じるぅぅ」
左手は乳首を揉み、右手は女陰の溝を擦る。
「いつもしてるんだろう?」
「はい・・・してます」
快感の波に呑まれはじめた恵子はこたえる。
「どれくらいするんだ?」
「毎日・・・・」
男はにやりと笑った。
「それでそんなに乳首もクリもでかいのか。」
「いやぁ・・言わないで・・・・・」
恵子の右手は、男に言われたクリトリスに触れる。
片手で器用にクリトリスの包皮を剥き、粒を露出させ擦る。
「は、は、は・・・は・・・・」
右手の動きに合わせて、左手の乳首も揉まれこむ。
その刺激で物足りなくなったか、まだくくってある両の乳首の
紐を左手でつかんで引っ張る。
「ああああ。。。胸が、胸が気持ちいい・・・・・」
限界まで引っ張られた乳首がどす黒く充血している。
絞れば今にも母乳が出そうだ。
恍惚としながら、股間をまさぐり、乳首を引っ張る恵子に男が言う。
「この姿、親にみせたやったら、面白いな。どうだ?」
「やめて!!!」
そう言って男を見る。
「じゃ、オナニーをやめれば良いじゃないか」
そういわれながらもまさぐる手が止まらない。
「だ、だ、だめ。。。止まらないのぉ、手が止まらないのぉ。イキたいのよぉ・・」
鼻にかかった声で、あえぎながら言う恵子。
いつの間にかクリトリスは激しくこね回されている。
男は立ち上がり、恵子の側に行くと
「気持ちいいのか? え?」と耳たぶを甘咬みしながらささやく・・。
「ああ、良いの。気持ちいいの・・・」
男の手が、空いている乳首に延び、上下に擦りだす。
「あああああああ、お乳気持ちいい!!!」
「もっと、もっと強く擦って!」
男の指に力が加わると同時に、クリトリスを擦る右手にも力が入る。
「どうしてこんなに大きい乳首になったんだ? 言ってみろ。」
「ああ、それは・・・乳首のオナニーが好きなんです!!!」
「いつからだ。」
「中学生の時から、乳首に触れると気持ちよくて・・・・」
あえぎながら続ける。
もう恵子の頭には快感をむさぼることしかない。
聞かれもしないうちに、あえぎしゃべり続ける。

「中学に入ったころに、オナニーを覚えて、そのころから、乳首が良いんです・・」
「授業中でも我慢出来なくなって、制服の下から手を入れて・・」

「いじくってたのか?」

「そうです。毎日・・・学校でも、家に帰っても・・」
「もっと刺激が欲しくて・・・クリップで挟んだり、
輪ゴムで縛ったりするようになったんですぅ・・・」
喋る間も、左手は乳首をこね回す。

「で、男にもそうさせてたのか?」

「違います・・・。男なんて今はいません。」
「大学生の時・・乳首咬んでって言ったら、変態扱いされて。」
「それ以来、彼氏なんて居ません」

「じゃ、ずっとオナニーか?」

「そうです、あぁ、はふぅ・・・」
「今でも会社のトイレで毎日・・・」

男の手が股間に伸び、ラビアを拡げる。
「それでクリも大きくなったんだな」
言いながら、男の指が、恵子の中に入って行く。
「ああああああああああ」
尿道の裏を人差し指で掻く。
「ああああ、そこ・・・そこ。。。。感じますぅ・・・・」

「いやらしい奴だな」
「そんなこと・・いわないで・・・・」
大股開きにされたまま、自慰にふける淫蕩な女・・・
指で女陰を突かれながら、自分でクリトリスを擦り上げる。

「そろそろ、太いのでイキたいんじゃないのか・?」
「は、はい・・イカせて 欲しいです・・」
男は一旦離れると、鞄の中から、直径5センチほどもあろうかという、
黒光りしたバイブレーターを取り出した。
「これでイケ」
手渡された恵子は、一瞬ためらったものの、すぐに股間にあてた。
「いいいいいいいい」
滑りやすくするために、バイブで女陰を擦り、淫汁をなすりつける。
充分に何度かこすりつけた後、ずぶっと沈めていく。
「きひぃ・・・・きついぃぃぃぃ」
はぁはぁはぁと荒い息をしながら、ゆっくりと挿入していく。
奥まで入れては、ゆっくりと引き出す。
空いた左手は、アナルを揉みこみだしている。
バイブを出し入れするスピードが段々と早くなり、ぐちゅ・・ぐちゅ・・・と規則正しく、
淫汁の音が響き出すと、完全に目は裏目になり、鼻腔は開ききって、今にもイキそうな状態になっている。

男は、恵子の足の縄を解きだした。
「四つん這いになって、こっちに尻を向けろ」
男に言われるまま、のそのそと身体を入れ替え、四つん這いになる。
ただれた女陰には、極太のバイブが入ったままだ。
恵子の白く大きい尻たぶを撫でながら、アナルに指を伸ばす。
「ああ・・・・入れて、、入れて下さい・・・・」
「アナルに入れて欲しいのか?」
「は、はい・・・」
言葉では恥じらいながら、恵子の手はバイブを握り、自ら女陰をこねくり回している。
「はやく・・・・・入れて下さい」。もう・・・お尻が我慢出来ないんです・・・・!」
その恵子の言葉を聞きながら、男はさらに催淫クリームを取り、アナルに塗り始めた。
「ああ、、、だめぇ・・・そんなに塗ったら、もっと恵子のお尻、おかしくなっちゃう!!」
そう良いながら、アナルに入り込む指をもっとくわえ込もうと、恵子の腰が前後に動く。
「どうだ、お尻は。よく締め付けてくる。こっちはまだ貫通式は済んでないな。」
(はあはあはあ)
もう男の声など耳に入らないという表情で恵子は喘ぎ続け、女陰のバイブを自在に操り続ける。
恵子が乗っている台には、淫汁の溜まりが出来そうな位、垂れ落ち続けていた。

何度か繰り返し、恵子は男に言った。
「あのぉ・・・」
男を見ながら、バイブの動きは止めない。
「お尻が・・・・」
「お尻がどうした?」
「お尻も感じさせて下さいぃ・・・たまらないんですぅ」
さっきクリームを塗りこまれたアナルがひくついている。
男は黙ったまま、恵子のアナルを揉みこみだした。
「ああ、良い、良いですぅ、お尻もぉぉぉ」
太いバイブを出し入れさせながら、乳頭を揉む。
男にアナルを揉みこまれて、感じている。
徐々にバイブの出し入れが早くなってきた。
ずりゅっ ずりゅっ とい淫汁の音が淫猥だ。
「ああああ、もう、駄目。いきそう・・・・」
恵子がつぶやいたとき、男が言った。
「良いビデオになりそうだ。お母さんに良いプレゼントが出来た。」
男の言葉が耳に入らないのか、アナルをまさぐられたまま、
「いく! いくぅ・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
恵子は絶頂を迎えた。

小説(転載) 汚辱の母娘01-01

官能小説
09 /25 2019
汚辱の母娘 第1部[1]


恵子は足早に駅までの道を歩いていた。
きつく絞められた胸が揺れる。
恵子の自宅への道は、大きな公園を横切ると近道だった。
「ハァハァ」
すこし、息が上がりながらも早足で歩く。
『ザザッ』
公園の中程まで来たとき、不意に右側にある草むらが揺れた。
ガバっと羽交い締めにされた恵子は、一瞬何が起こったのか分からなかった。
布のような物が口と鼻を覆った瞬間、彼女の意識は遠のいていた。

ポト・・・
ポト・・・・
水の垂れる音。
恵子は遠い意識の中で聞いていた。
「お嬢さん、そろそろ目覚めてもらいましょうか」
「う、う、う~ん」
ぼんやりと意識が戻りつつ、状況が全く分からない恵子。
真っ暗な倉庫のような中に居る。
(私、なぜこんなところに?)
「まだぼんやりとしているみたいだね」
ハッとする恵子。
じぃっと見つめても、暗さで誰なのか、顔も見えない。
「貴方は誰? ここはどこなの?」
動こうとする恵子だが、手首、足首には、縄がかかっており、身動きがとれない。
手術台のような物に固定されてしまっている。
力いっぱい右腕を動かしてみるが、縄が食い込む痛さに、顔をしかめる。
「動いても無駄ですよ」
男の冷え切った口調。
「いやぁぁぁ、離して。ここはどこなの!!」
「ここは、貴方の部屋ですよ。これから貴方にはここで暮らしてもらいます。」
「なぜ?? この縄をほどいて!!!!なんで私がこんな風にされないといけないの!!!
貴方は誰なの!!!!」
怒りにまかせて叫ぶ恵子。

「駄目ですね、縄はほどけませんよ。
なぜって? 復讐ですよ、復讐。」
真っ暗な中から、男の声が冷たく響く。

ポト・・
ポト・・・・
ひんやりとした空気が流れている。
「私はね、貴方のお父さんに復讐したいんですよ。」

「私には関係ないわ!
それに、父はもう何年も前に亡くなったわ!」

「ははは。関係無いかもしれないが、復讐するためには、貴方は切り札なんですよ。
そして、生きていようが死んでいようが、私の憎しみは変わらない。」
男の口調が変わった。
「さ、ごたくは良い。私は復讐するために、貴方を拉致した。もう帰れないと思ってもらおう。」

「いやよ! 貴方頭がおかしいわ!!! 早く放して!!」

コツ・・コツ・・コツ・・
男が近づいて来た。
「いや、そばに来ないで・・」
おびえが出始め、震える言葉。
「ふふふっ。そんなに怖がらなくても大丈夫。」
「な、なにをしようというの??」
「本当に大丈夫。ちょっとそのままおとなしくしてもらうだけだよ」

「きゃ!」
いきなり部屋の明かりがぱっとつく。
目が慣れない為、恵子は一瞬何も見えなくなっている。
「痛くないから、心配しないで。」
ちくっっと恵子の左腕に痛みが走る。
「何?? ちょっとやめてよ!!!」
小さな注射針が刺さっている。
「いやよ・・やめて・・・」
ほんの小さな注射器から、透明の液体がすこしづつ流れ込む。
「心配しなくても良い。毒では無い」
目の慣れてきた恵子の目に映る男の顔。
少し目のきつい、50前後・・・だろうか。
すっと注射針が抜かれる。
「何を注射したの?」
「ふふふ・・・」
「あぁ」 ブルブルとふるえ出す恵子。
「熱い・・・ 何を打ったの?」
「楽しむ為の薬だよ。しばらく効き目を楽しんでみると良い。」
と言い残して、ドアから出ていく男。

「ああぁ、なにか変よ」

部屋はコンクリートの打ちっ放しである。
部屋の一番隅にパイプが走っており、そこから水が垂れている。

ポト・・

水の垂れる音を聞きながら、恵子は自分の身体の変化に戸惑っていた。
「あぁ、どうして? 火照ってる。」
「はぁ・・」
僅かに動かせる背中、腰のあたりをもぞもぞ動かし、気を逸らそうとする。
「はぁ・・」
明らかに、淫靡な息。
「あぁ、駄目・・・・・」
不自由な体を動かし続ける。
「は、は、はぁ・・胸が苦しい」

バタン!
ドアが開き、男が鞄を抱えて戻ってきた。
「どうだね? 楽しんでるか?」
相変わらず無表情で冷たい声で話かける。
「はぁ、、何を注射したの?」
「南米産の催淫剤だよ。プロの商売女でも泣き叫ぶと言われている、強力なやつさ。
効き目はどうかな?」

「は・・ は・・ は・・」
胸と腰を上下させてあえぐ恵子。
鼻孔は開き、すでに目はうつろになっているが、
気の強さで、最後の一線をこらえている。
「だ、だいじょうぶよ。卑劣な手には屈しないわぁ・・」

「ふ、そうかい。じゃ、まだしばらく強情はっておきな」
男はなにやら、下げて来た鞄の中から、小さな瓶を取り出す。
「ふふふ、いつまで我慢出来るかな・・・」
空いた方の手でいきなり恵子の胸を鷲掴みにする。
「あひぃ!」
「ほう・・・なかなか大きいじゃ無いか。サイズはどれぐらいあるんだ?」
「嫌よ、そんなの言えないわ。 ぁぁぁ・・」
「そうかいそうかい」
男はさらに胸を揉み続ける。
「はぁはぁはぁはぁ」
(駄目・・・どうしてこんなに感じるの??)
(もうちょっと強く・・・強く)
「感じてるみたいだな」
男の言葉に返答することもなく、荒い息を吐くだけの恵子。
男は持っていた瓶を恵子の傍らに置き、はさみを持って、
ブラウスを切りはじめた。
「い、いやぁぁぁぁぁ!!」
恵子の言葉もむなしく、あっという間にブラウスは切ってしまわれ、
ブラジャーもフロントで切り落とされた。
「嫌ぁ、みないで! お願い!」
「ほう、服を着ている時よりもづっと大きいな」
催淫剤の注射のせいで、乳房は張り、すでに乳首は大きく勃起している。
「乳房もでかいが、乳首もでかいな。小指ほど有る。」
男は、瓶を取って蓋を開け、クリームのような物を指ですくいとった。

「さ、これからまだまだお楽しみだ。」
このクリームを恵子の勃起した乳首と乳輪になすりつけた。
「あ!」
敏感になった乳首に触れられ、身体に電流が走る。
男はゆるゆるとクリームを塗りこんでいく。
「はぁはぁはぁはぁはぁ・・・」
「おお。一段と大きくなってきたな。
相当男にねぶられてるな。」
「そんなこと・・・・」
恵子の意識は、もみこまれる乳首に集中している。
(駄目・・・感じちゃ。あ・・ぁ・・ もっと強くして)
異常な状況下にとらわれながらも、催淫剤の効き目で、理性が負けている恵子。
「ああ・・・胸が・・胸が熱い・・・・」
乳首に熱さを感じ、さらに催淫クリームまで塗られている。
(もう・・・駄目・・・我慢出来ない・・・・)
恵子の気持ちを感じ取ったか、男の指に力がこもる。

(ああ、いい!!!!!・・・・・・・)
(あ、駄目。反応したら駄目よ)
理性が本能と戦っている。
男の指が、さらに大きくなった乳首をしごきだす。
「いい!」
熱くてたまらない乳首がしごかれ、もう恵子の理性は無いに等しい。
「どこが良いんだ? 言ってみろ。」
男の言葉には感情が入っていないほど冷たく感じられる。

「はぁはぁはぁはぁ・・・はぁ」
恵子は息が上がり始め、次第に目もうつろになっていく。
頭ががくがくと揺れ、口は半開きのままだ。
「胸・・胸です」
「そうか、もっと良くしてやろう」
というなり、男は手を引いてしまった。
「どうして・・・・」
乳房のうずきに耐えかねた恵子は、ぼんやりと男を見上げる。
その瞳には官能の色しか宿っていない。
口の端からは、絶えずあえぎが漏れ、もどかしい位に熱くなった体を上下させる。

「触って欲しいか?」
(・・・・・・)
恵子の心を見透かすように、男がスカートの中に手を入れる。
「や、やだ・・そこは・・・・」
最後の理性が恵子につぶやかせるが、男の手は、スカートの奥へと入ってくる。
「おもらししたみたいに、びちょびちょじゃないか。」
パンティを通し、さらにパンストをも通り越して、恵子の淫汁は漏れていた。
スカートをめくりあげ、先ほどと同じように、パンストをハサミで切っていく。
恵子は、腰の廻りにスカートを巻き、パンティだけの姿にされてしまった。
「じゃ、こっちにも刺激をもっと与えてやるか」
ぐちょぐちょになったパンティ越しに、男の指が動く。
「あ・・・あ・・あ・・・」
まだ直接の刺激では無いのに、恵子の女淫は熟れに熟れ、
ラビアは開ききって、敏感なクリトリスは、パンティから透けて見えていた。
「ほほぉ・・いやらしい豆まででかいな。」
男は人差し指で、パンティ越しに、クリをさすりだす。
「ひぃ・・・・感じるぅ・・・・・・・・・・」
「あ、あ、あ」
男の指に反応して声を漏らし、腰を振る恵子。
「こっちもクリームを塗ってやろう」
先ほど、クリームを塗られた乳首は、かちかちにとがり、上を向いて張り出している。
指にクリームを付けると、パンティラインの横から、直接女陰に塗りつける。
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
「このクリームは、粘膜に塗ると、速攻性だからな。」
そういいながら、クリ、女陰の溝にたっぷりと塗りこんでいく。
恵子の意識は朦朧とし、男の指の刺激に合わせ、自然と腰が動いていく。

「さ、しばらく一人で楽しみな」
そういうと男は、恵子から離れ、ドアを開いて出ていった。

小説(転載) 鳥篭

官能小説
09 /24 2019
私には妹がいる。
 
 
 濡れた鴉羽のような黒髪。粉雪のように白く透き通る肌。どこまでも澄んだ、何処か憂いを含んだ瞳。
 
 
 その全てが……彼女は美しかった。
 
 だから。
 
 ──私は、鳥篭に閉じ込めたのだ。
  
 
 
     「鳥篭」
 
 
 
「あの…ご主人様?」
 その声に、私は読んでいた本から視線を上げる。
「……ああ、梢か」
 梢……この屋敷に仕える、私専属のメイド。
「どうかなさいましたか?なんだかぼうっとしていましたが……」
 梢は心配そうに私の顔を覗き込んでくる。
「いや…少し考え事を……な」
 私はそう答える。
「そうですか……?あ、もうすぐご昼食が出来上がりますので、食堂へいらしてくださいね」
「あぁ、わかった」
 私がそう言うと、梢は軽く頭を下げる。
 その姿も、すっかり様になってきた様に見えた。
 
 梢との出会いから、もう1年の歳月が過ぎようとしている。
 今、私はここで梢と2人で過ごしている。
 梢を引き取ってから、私は元居た広い屋敷を離れ、この小さな──と言ってもあの屋敷と比べてだが──離れに移り、梢を残した使用人を全て解雇した。
 ……それも、少しでも多くの時間を共に過ごしたいが為だった。
 
 梢には、私の身辺の世話をさせている。
 梢もそれに不平を漏らすことなく、よく尽くしてくれている。
「……明日はいい天気かな、梢」
 食事の席につきながら、梢に尋ねる。
 引き取ったばかりの頃はろくに料理も出来なかった梢だったが、今では一流シェフも顔負けの腕前だ。
 基礎的なことは私が教えたのだが、梢自身の才能に依るものだろう
「はい、明日もきっと良いお天気になるでしょうね、ご主人様」
「そうか…」
「こんな気持ちの良い日は、どこかお散歩にでも行きたいですよね……」
 梢はどこか夢見るような表情をする。
 微かな罪悪感が、私の胸をよぎる。
 その所為で、無意識に梢から目を逸らしてしまった。
「…そうだな、明日は少し無理だけれど……」
 それを聞いて、梢が少しだけ残念そうな表情を見せる。
「今度、どこかに出かけようか……梢」
「えっ…いいんですか?」
 私の言葉に、梢は途端に瞳を輝かせた。
「あ…本当ですか?……あ、でもご主人様もお忙しいのでは……」
「気にするな、私もたまには外に出たいと思ってたんだ」
 そんな心にも無いことを言う自分が少し可笑しくなった。
「あ…ありがとうございますっ」
 素直に喜びを顔に出す梢。
 その笑顔を見る度……私は胸の奥が痛くなるのだ。
 
 梢は、この世に居ない人間だ。
 彼女の戸籍はこの日本のどこにも存在しない。
 屋敷の住人、厳密に言えば私の祖父に当たる人物……これは後で知ったことだが……の手によって、彼女はいなかったことにされていた。
 それだけの力が、この屋敷の一族にはあった。
 梢はそれ故、学校にも行くことも真っ当な職に就くことも出来ない。
 だがそれは私にとっては寧ろ都合のいいことだった。
 一目会った時から、私は彼女に魅入られてしまったのだから。
 
「梢……」
 夕食の後、私は梢に声をかける。
「片付けが終わったら、私の部屋に来なさい」
 その言葉が何を意味しているのか、梢は知っている。
「……はい」
 梢は俯きながら短くそう答えた。
 
 
 梢を真島家のメイドとして迎えてから。
 私と男女の関係となるまで、そう時間はかからなかった。
 初めて出逢ってからずっと、私は梢を女として見ていたし、梢もソレを拒まなかった。
 ……いや、拒めなかったのかもしれない。
 しかしそれも、私にはどちらでもいい事だ。
 梢が私の傍に居てくれるのなら。
 梢を初めて抱いた時、彼女は既に処女ではなかった。
 それが何を意味するのか……今となっては知る由も無い。
 しかしそれすらも私にとってどうでもいい事なのだろう。
 
 それから暫くして。
 言い付けどおり、梢は私の寝室にやってきた。
 
 
    *    *    *
 
 
 梢との初めての出会い。
 それは私がまだ少年の頃のことだ。
 
 ある日、両親と共に訪れた屋敷。
 そこがどのような場所なのか子供だった私に分かるはずが無く、ただ広大な敷地を持ったそこを歩くのは私にはちょっとした冒険気分で、好奇心を刺激されたのだ。
 そして私は、あの地下室を見つけた。
 
 ──今考えると、そこは常に錠を下ろされていた場所だった。
 ──何かを閉じ込める為の場所。
 ──人の目から遠ざける為に。
 
 周りに誰も居ないことを確認して、地下へと続く階段を降りる。
 そこには、檻に繋がれた……文字通り「檻に繋がれた」少女が一人。
 長い間其処に居るのだろう、その顔は随分とやつれていたものの……少女は美しかった。
 
 鳥篭の小鳥。
 
 それが、私の彼女に対する印象だった。
 
 神秘的な、それでいて何処か頼りなげな印象。
 そして何故か、私は彼女にどこか懐かしさを感じていた。
 
「……こんな所で、なにをしてるの?」
 そう声をかけてみる。
「……だれ?」
 少女は答える代わりにそう問いを返してきた。
「僕は和男。真島和男だよ。ここに遊びにきたんだ」
「かずお……さん?」
「うん、君の名前は?」
「私……こずえ」
「こずえ、か。よろしくね、こずえ」
「……」
 
 暫しの沈黙。
 少女は、まるで何かに怯えているかの様だった。
 
 その沈黙に先に堪えられなくなったのは私のほうだった。
「こずえは……どうしてこんな所にいるんだい?」
 もう一度尋ねてみる。
「……ここにいろって言われてるの」
「……誰に?」
 当然の疑問。
 しかし梢は、答えを躊躇っている様子を見せる。
「……ごめん、言いたくないんならいいんだ」
 何か深い事情があるのだろう。
 子供心にこの屋敷の異常さに気づき始めていた私は、そう考えた。
「…ねぇこずえ、僕と遊ばない?ここって大人ばっかりでつまんないしさ」
「……おにいちゃんと?」
「うん…嫌かな?」
「……ううん、でも私、あんまりあそびとかしらないし……」
 梢が寂しそうな表情をする。
「だったら、僕が教えてあげるから」
「……?」
「僕、こずえといっぱい遊びたいから」
「………」
「……どうかな?」
「……うん、ありがとう、お兄ちゃん……」
 ずっと沈んだ表情だった梢が、その時初めて私に微笑を向けた。
 ……それが、とても嬉しかった。
 
 その日は一日中、梢と取り留めの無い話をしたりして過ごした。
 それから直ぐに、あの地下室への入り口は閉鎖され、私は2度と梢に会えなくされてしまった。
 しかしそれからずっと、梢は私の記憶に、忘れられずに残っていたのだった。
 
 月日が流れ……
 その屋敷が手に入る決まった時、私は真っ先にあの地下室へと足を向けた。
 
 そこには、あの時と変わらぬ部屋に。
 あの時の少女が。
 あの時の面影を残したまま。
 そこに、居た………
 
 
    *    *    *
 
 
「…自分で脱いでくれるかな?」
 私の前に立ったままの梢に、私は座ったまま言う。
「……はい」
 羞恥に頬を染めつつ、梢は服を脱いでいく。
 
 私は今まで、梢に奉仕を強制したことは無かった。
 それでも梢は、私の言葉に決して逆らわない。
 ……例え、それがどんな命令であろうと。
 
 梢がメイド服を脱ぐ。
 一糸纏わぬ姿が、私の眼前に晒された。
 ……微かな背徳感。
 私は今、梢を抱こうとしているのだ。
 それがどんな意味を持つのか、理解していながら……。
「……綺麗だな」
 これは本心から。
 私の言葉に、梢は顔を赤らめ俯く。
 梢の体を優しく抱きしめ、唇を重ねる。
 折れそうなほど細い梢の体は、心地よく暖かく、柔らかい。
「ん……んふぅ……っ」
 長い長い口付け。
 梢の口内を貪り尽くす。
 少しだけ甘い味がした。
「……ぷはっ……はぁ……」
 それだけで、梢の瞳はもう虚ろになっていた。
「梢、今度は、私のほうをしてもらおうか……」
「……はい」
 私に促され、梢が跪く。
「……ご奉仕させて頂きます、ご主人様…」
 そう言って梢は私のズボンのファスナーを開き、しな垂れたままの自身を取り出す。
 そして、それをゆっくりと舌先で刺激する。
「んっ……んむっ………」
 粘膜の擦れる音が、静かな部屋に響く。
 梢は懸命に、私自身に奉仕をしていた。
 微かな、しかし心地よい刺激……。
「……上手くなったな、梢」
 そう言って、梢の髪を撫でてやる。
「んふぅ……はぃ、ありがとうございますぅ……」
 上目遣いに梢は微笑む。
「…よし、もういいぞ」
「あっ……はい…ご主人様……」
 促されるままに梢が唇を離す。
 梢を立ち上がらせ、その肩を抱き、首筋にキスをする。
「…あっ……御主人様……」
 切なげな吐息が、耳元から聞こえる。
 そのまま右手を、梢の未だ成長途中の乳房へと下ろしていく。
「…んっ…、はぁっ………」
 ピクン、と梢の体が小さく跳ねる。
 掌に伝わってくる梢の鼓動は、早鐘のように脈打っていた。
「ここも…段々成長してきてるな」
 仄かに汗ばんだ梢の肌は、まるで吸い付いてくるかのようになめらかで柔らかく、そして暖かい。
 胸の先端を軽く刺激してやると、梢の体が前より大きく震えた。
「ふあ……っ」
 梢の唇から、甘い声が漏れる。
「梢……」
 梢をベッドに寝かせ、そのまま、梢の秘部へと手を滑らせる。
 そこは、既に充分に湿り気を帯びていた。
「……行くぞ」
「…はい」
 短く言葉を交わす。
 梢は目を閉じ、身を堅くする。
 私はゆっくりと体を被せていった。
 そのまま、梢の中に自身を入れていく。
「んんっ……」
 微かな抵抗を見せたそこは、徐々に私自身を飲み込んでいった。
 梢の中は暖かく、きつく締め上げてくる。
「梢、動くぞ」
「……はい」
 目に涙を浮かべながら、梢が答える。
 ゆっくりと、繋がった部分を動かしていく。
 その度梢の口からは甘い吐息が漏れる。
「ん……ふぅ……ああっ………」
 梢の中はまるで私自身を離さないのように複雑にうねり、絡みつく。
「梢っ……」
「あっ……ご主人様っ………」
 唇を重ね、舌を絡めあう。
 梢のその快感に耐える表情は、私を更に高みへと昇らせていった。
「梢っ……行くぞっ……」
「はっ…う……ああ………はいっ…ご主人様っ…!」
 急速に昇り詰める。
 そのまま、梢の中に精を放った。
「……お兄……様ぁ……っ…!」
 擦れゆく意識の中、そう梢が私を呼んだ、気がした……。
 
 
    *    *    *
 
 
 屋敷の当主になって暫くして、私は梢があの地下牢にいた理由を少しだけ知ることが出来た。
 書斎に残っていた父の日記は、私に忌まわしい真実を教えてくれたのだ。
 
 ──梢は私と血の繋がった実の妹であること。
 
 ──母と使用人との不義によって生まれた子だと疑われ、虐待を受けていたこと。
 
 たったそれだけの理由で、梢はその人生の大半を奪われたのだ。
 血の繋がった家族の手で。
 
 そして、今は実の兄によって。
 
 私が屋敷にやって来たあの日、梢は私の目から遠ざける為、あの地下牢へと押し込まれていたのだ。
 そして偶然、私がそれを見つけてしまった。
 
 あの日、梢と出会っていなかったら……或いはその方が梢には幸せだったのかもしれない。
 
 私に彼等を責める権利は無い。
 私も同類なのだ、彼等と。
 
 ……梢はそれでも笑顔でいてくれた。
 それだけが、私の心の救いだった。
 
 
    *    *    *
 
 
「わぁ、今日もいいお天気ですよ、ご主人様っ」
 梢は今日も空を見ている。
 その瞳に溢れんばかりの憧憬をたたえて。
 
 ……篭の中の小鳥は、日増しに外界への憧れを募らせている。
 どんなに繋ぎ止めようとも。
 
「なぁ、梢……」
「…なんですか、ご主人様?」
 不意に声をかけられ、不思議そうな顔で梢が振り返った。
「…今、幸せか?」
「………?」
 暫く言葉の意味が飲み込めなかった梢は、少し考えた後こう言った。
「…ええ、だってご主人様と一緒にいられるんですもの。梢は幸せです」
 屈託のない笑顔。
 その笑顔が、不意に眩しく感じた。
 
 ああ、そうか。
 
 ──篭に囚われているのは、私のほうなのだ。
 
「……あはっ、なんだか照れちゃいますね」
 梢は恥ずかしそうに笑う。
「でも、できるなら……」
 静かな声で。
「ずっとこうして、一緒に居られたらいいですね……」
 ずっとこうして、二人で。
 その言葉に私は……
 
「ああ、そうだな……」
 微笑を浮かべて、そう答えた。
 
 
 この鳥篭で、永遠に………
 
 
    ~ 終 ~ 

小説(転載) 白の記憶6

官能小説
09 /21 2019
6

「ひろちゃ~ん、もう朝だよ~」
 由美は弘の部屋に入った。
「ねえ、起きてよ」
 弘は全然反応しない。
「ひろちゃんっ」
 由美は弘の上に乗った。

「起きないとちゅうしちゃうぞ☆」
 そう言って、ゆっくりと顔を近づけていく。
「本気だからね…」
 顔にかかる髪を片手で押さえ、由美の唇が弘の唇に触れる。

「朝からハイテンションだな」
「キャッ……」
 弘の突然の言葉に驚き、由美は後ずさった。
「顔赤いぞ」
「起きてるなら、い、言ってよ」
「上に人が乗ってるのに起きない筈がないだろ…」
「それはそうだけど………ん?」
「なんだ?」

「えっと…さっきから私のお尻に当たってるのって…」
「朝だからな」
「ひろちゃんのH!」
 由美は弘の顔にクッションを投げつける。
「ブッ!…痛ェ…」
 弘はゆっくりと上半身を起こした。

「な、なに…」
「Hっていうのはこういうのを言うんだよ!」
 弘は由美の背中に手を回して抱き寄せると
 そのまま倒れるに任せて引き倒す。
「ちょっ…」
 由美が弘に覆い被さるような格好になる。

 弘は由美の耳にキスをした。
「!」
 そのまま耳たぶを唇でくわえる。
「…ゃ」
 軽く歯を立て、舌を這わせた。
「…ひゃっ」

「変な声上げるなよ」
「だ、だってぇ~」
 弘は由美の髪の毛を撫でてやる。
 そして、由美の首にかかった髪を押さえて首に唇をあてた。
「…ぁ」
「いい匂いがする」
「さっきお風呂に入ったから…」
 唇から舌を少し出して、由美の首の上を滑らせる。
「……ハァ」
 耳まで朱に染まっている由美。
 弘は鎖骨に沿って唇を這わせていった。
「ハァ…ぁ…」

「キスしよっか?」
「あ…うん…」
 軽く唇を合わせる。
「舌出して」
「…う、うん」

 弘は由美の舌に自分の絡ませた。
「ぅん…」
 交じり合った唾液があごを伝って流れ落ちる。
「うぅん…」
 弘の舌は少しずつ由美の口内に入りこんでいった。

 唇を合わせながらも弘の手は由美の白い太腿を触っている。
 その手も少しずつ上に上がっていき、やがて弾力ある臀部に触れた。
 そのままスカートの中に手を入れて、下着の上からゆっくりと揉む。

「あむ…ぁ…」
 弾力のある膨らみを揉むと、下着が段々と谷間へくいこんでいった。
 その下着を引っ張ると由美は微かな喘ぎ声を上げる。
「…あぁ…ん…」

 弘が唇を離すと、細く光るものが名残惜しそうに糸を引いた。
「……ぁぁ」
 弘は再び首筋に口付ける。
 そして、脚の付け根から手を下着の中に入れた。
「あっ……」
 恥ずかしさで由美の顔がより一層紅くなる。

 少し汗ばんだ肌が吸いつくような感触を弘の手に与えた。
 弘は首筋に軽く歯を立てる。
 そんな行為も高まった由美に快感を与えた。
「ひろちゃんの唇…温かい…」

 弘は突然由美から離れる。
「ほら、こういうのをHって言うんだ。わかったか?」
「うん…」
「分かったら起きるか」
「え…」

「ん?」
「ちゃんと責任取ってよね…」
「ああ…そうだな」
 弘は由美に向かって微笑んだ。

END

小説(転載) 白の記憶5

官能小説
09 /21 2019
5

『ひろちゃんにとって私って何なの?』
 妹…
 妹なんだよ。
 あの時誓ったじゃないか。
 でも、同時に前より意識している自分がいる…

『ひどかったらしいわよ、事故』
『まあ』
『どうしてこんなことになったかねぇ』
『ところであの二人はどうするの?』
『え?』
『ほら、子供達だけになっちゃったでしょ』
『ああ、あの子達ね』

『誰かが引き取るのかしら?』
『うちはイヤよ。
 うちの子、今年受験なんだから』
『うちだってイヤよ…』
『やっかいなことになったわねぇ…』

 両親が死んで、俺達兄妹は親戚の間で厄介もの扱いされるようになった。
 しかも由美は記憶喪失だ。
 普通以上に疎まれる。
 俺はそんなこと一度も思ったことないが…

 こういう理由から俺は由美と二人で暮らすことにした。
 そしてその時誓った。
 妹を…由美を守って行こうと…
 たった一人の家族だから。

 こんなこと思うのは単なる自己満足なのかも知れない…
 そう思いもした。
 それでもやはり由美にはこれ以上悲しい思いはして欲しくない。
 俺が守ろうとする事がどれほどの力になるかはわからない。
 それでも俺は…
 やはり自己満足かも知れない…
 思考は回り始め、結論は出ない。

『ねえ、お兄ちゃん…』
『ゆうちゃん…』
『お兄ちゃんっ』
『ゆうちゃん?』
『お兄ちゃん…』
『ゆうちゃん…私ね…』
『お兄ちゃんのこと…』


 ジリリリリリ……
 ?!
 寝てたのか…
 全然寝た気がしない…
 とりあえず起きるか…

 台所に行くと由美がいた。
「あ、おはよう、お兄ちゃん」
「………」
「御飯すぐに出来るから座ってて」
「………」
「どうしたの?」
「…ああ」

 間もなく食事ができあがる。
「お兄ちゃん、おいしい?」
「あ、うん」
「なんか様子が変だよ」
「……演技するならもうちょっとうまくしろよ」
「あっ、ひどーい。
 これでも中学の時は演劇…あ」
「単なる演技でもなさそうだな」

「どうしてだ?」
「うん…」
「……」
「えっとね…」
「昨日のことで俺の態度が変わるのが怖かった」
「うん…」
「それなら記憶が戻ったふりをして、昨日のことはよく覚えてないと言うつもりだった」
「うん…」

「さっきの中学の時っていうのは?」
「思い出したわけじゃない。
 日記を読んで知っただけ」
「………」
「私は逃げたの」
「?」
「例え冗談でもあんなこと言って、ひろちゃんの態度が
 変わっちゃうんじゃないかって怖かったの。
 私にはひろちゃんしかいないから…」
「冗談じゃないだろ」
「………」
「どれだけ一緒にいると思ってんだ。
 冗談か本気かぐらい分かるよ」

 由美はそれっきり黙ってしまった。
 やがて食事は終わり、それぞれの部屋に戻る。

 俺はどうするべきなんだ…
 俺はどうしたいんだ…
 俺がしたいのは…

 コンコン
「どうぞ……ひろちゃん…」
「………」
「………」
「…由美…今でも俺のこと好きだと言ってくれるか?」
「…好きだよ…」
「………」
「でも、それでひろちゃんが困るなら私は…」

 俺は由美を引き寄せた。
 そして、そのまま抱きしめる。

「俺のことはいいんだ。
 由美の正直な気持ちを教えて欲しい」
「私は…好きだよ。
 すごくすごくひろちゃんのことが好き」
「ありがとう…」

「俺はおまえを守ることにこだわりすぎていたのかも知れない」
「………」
「これからは守る守られるじゃなくて、対等な立場で一緒に過ごしていきたい」
「…うん」

 由美がぎゅっと抱きついてきた。
「ひろちゃん、一つお願いがあるんだけど…」
「ん?なんだ?」
「あのね…」
 由美が俺を見つめてくる。
 そして、ちょっと背伸びをして、二人の唇が触れる。
「えへへ」
 自分のしたことに照れている由美の態度が印象的だった。

小説(転載) 白の記憶4

官能小説
09 /21 2019
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4

 二人だけの新しい日常は大きな問題もなく、過ぎていった。
 由美の態度がときどき妙によそよそしくなったりしたが…

 由美の記憶は相変わらず戻っていないように見える。
 少なくとも俺にはそう見える。

 コンコン
「由美、入っていいか?」
「どうぞ~
 なに?ひろちゃん」
 前はお兄ちゃんって呼んでくれたのにな…

「ん?どうしたの?」
「イヤ、別に…
 ところで、どこか遊びに行かないか?」
「どこかに連れてってくれるの?」
「うん、たまにはね」
「うれしいな~」

「で、何で買い物なんだ?」
「ひろちゃんはこういうの嫌い?」
「そんなことないけど…」
「私は好きだよ、こういうの。
 二人で買い物って楽しいじゃない」
 そう言って俺に微笑みかける。
「あ、うん、まあな…」
 なんか久しぶりにまともに顔見たような気がするぞ。
 不覚にもドキッとしてしまうし…
 どうなってんだ、俺?

 そう言えばこの頃あんまり目を合わせてくなかったような…
 俺何かしたかな?

「どうかしたの?」
「ん?秘密」
 どうも物思いにふけてしまうな…
「なにそれ~」
「秘密は秘密だ」
「もう」
 由美はすねたような表情を見せる。
「そんなところで立ち止まってると置いてくぞ」
「わっ、待ってよ~」

「ねえ、なに買うの?」
「さあ?由美が来たいって言ったんだろ」
「あれ?弘じゃない?」
「あ?」
「ひろちゃんガラ悪い…」

「ん?なんだ美紀か」
「なんだはないんじゃない?
 あれ?えーと、こちらは?」
「柄にもない言葉使うなよ」
「うるさいわねっ」
「妹だ」
「ふ~ん、あんたに似てなくてかわいいわね」
「やかましい」

「あの…」
「ああ、ごめんごめん。
 これはバイト先で一緒の美紀」
「これってなによ…
 え~と…」
「由美です」
「由美ちゃん、はじめまして」
「初めまして」

「で、何してたの?」
「何って買い物だよ」
「ああ、由美ちゃんとデートね」
「バッ、由美は妹だぞっ」
「なに動揺してんのよ。
 もしかして図星~
 じゃあ、邪魔者は去るわ~」
「いったい何なんだよ…」
「………」

 その後の由美はなぜかあまりしゃべらなくなってしまった。
 いったいどうなってるんだ…

 結局夕食のあと由美は部屋にこもっている。

 コンコン
「ゆうちゃん…いい?」
「ああ」
「………」
「………」
「………」
「どうしたんだ?」
「うん…」
 話しにくい事なのか?

「私って何なのかな…」
「え…」
「ひろちゃんにとって私って何なの?」
「何って…妹だろ…」
「……じゃあ、あの美紀って人は?」
「あいつは…一緒のバイトしてるだけだよ」
「…仲良さそうだね」
「そうか?」
「そうだよ!」

「どうしたんだ…由美…」
「私胸が苦しいよ…」
「………」
「ひろちゃんのこと考えると胸が苦しいんだよ…」
「………」
「妹だっていわれてもわからないよ。
 私には記憶がないし、未だにひろちゃんをお兄ちゃんだとは思えない。
 強くなっていくのはこの想いだけ…
 ねえ、ひろちゃんにとって私って何なの?」
「………」
「………」

「俺は…」
「あはは…冗談よ、冗談。
 真面目に考えないでよっ」
 そう言って由美は部屋を出ていこうとした。
「由美」
 由美はビクッと過剰な反応を示す。
「…な、何?」
 そのまま背を向けて聞いている。
「……イヤ、いい」
 それを聞くと由美は部屋を出て行った。

 なあ、由美…
 冗談ならどうして泣いてるんだ…

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。