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小説(転載) テレフォンセックス4

近親相姦小説
04 /06 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 忍は夢見心地で照子を抱きしめていた。 照子の激しい息遣いは次第に落ち着いていった。
「忍・・・お母さんの中で出さないでよ・・・」
照子の第一声は意外な内容だった。 忍には射精をした自覚がない。 実際、照子の中では限界以上に硬直したままの忍がまだ居座っていた。
「えっ?オレ・・・まだイッてないよ・・・」
忍は照子の言葉を否定する。
「だって、ずっと勃起したままだし・・・」
否定する根拠もある。 照子はなにか言いたそうだが、深呼吸を繰り返していた。 忍が衰える気配はない。
「抜いたらすぐにわかることだけど・・・」
ここまで言って照子はまた黙ってしまった。 しばらく沈黙が続いた。
「じゃあ、抜いてみようよ・・・」
忍が沈黙を破った。 忍は射精していないことに自信があった。
「お母さん・・・恥ずかしい・・・」
いつもの忍が知っている照子の声だった。 2人は忍の硬いものでつながったまま抱きあっている。 忍にも恥ずかしさはあったが、もうすでに割り切ることができていた。 これからのことはなにもわからないが、今回のことはしょうがなかったと思っている。 照子を責めるつもりもなかった。
「お母さん・・・いつもこんなことしてたの?」
忍は今のことよりもそのことに興味があった。
「だから恥ずかしいって言ってるでしょ。」
照子は少し怒ったように言った。 忍はわざとおちんちんで数回突いてみた。 忍に抱きついている照子の手に力が入ったが、照子はなにも言わなかった。 しばらくして忍はまたおちんちんを動かした。 今度は少し激しめにしてみた。
「あぁん・・・」
照子から声が漏れた。 淫乱熟母の照子はもっと忍を求めたかったが、母親の照子は忍に痴態を見られたことが恥ずかしかった。 照子の中では激しい葛藤が行われていた。 それがさらに沈黙を生んだ。
「お母さん、続きがしたいの?」
忍は驚くほど冷静だった。 照子が明らかに忍を締めつけた。 忍は激しく照子を突き始めた。
「あぁん・・・いい・・・でも、ダメ・・・ダメ・・・」
照子の正直な気持ちだった。
「いいのにダメなの?」
忍は決して照子を辱めようとしているのではない。 本能に従ったままである。 たとえ母親であっても、中で勃起していれば突くのが本能である。
「あぁ・・・もう忍の顔が見れない・・・」
照子の声が震えていた。 忍は照子を抱きしめていた腕を広げた。 照子を許すという意思表示でもあった。 照子はゆっくと顔を上げて忍を見た。 照子の瞳がうるんでいる。
「お母さん、泣いてるの?」
忍が泣いている照子を見るのも初めてだった。
「もう、お母さん失格ね・・・」
照子の瞳から涙の粒がこぼれ落ちた。
「どうして泣いてるの?ねぇ、どうして?」
忍にも照子の涙の理由がわからないでもなかった。 しかし、照子が泣いている本当の理由は忍の予想とは少しだけ違っていた。
「お母さん、お母さんなのに忍とエッチしちゃったでしょ・・・」
「そのことならもういいよ。オレは気にしてないから。」
忍は急いで照子の言葉を否定いした。
「違うの・・・お母さん忍とエッチしちゃって後悔してるの。 でもね・・・でもね・・・」
照子の瞳から再び涙がこぼれ落ちる。
「お母さん・・・まだ忍とエッチがしたいと思ってるの・・・ こんなお母さん最低よね・・・」
忍にとっても意外な言葉だった。
「じゃあ、したらいいじゃないか。なんでやっちゃいけないんだよ。 お母さんだからって、なんでしちゃいけないんだよ。全然、お母さん失格なんかじゃないよ。 オレはそんなお母さんでも恥ずかしいとは思わないよ。お父さんがいなくて寂しいんだろ。 じゃあ、オレでいいじゃないか。ほかの男と寝るよりよっぽどマシだよ。」
忍にもなぜこんなことを言ってしまったのかわからない。 とにかく涙を流す照子を見てなんとかしなくちゃいけないと思ったのかもしれない。 その勢いで照子を激しく突いた。 自分の快感のためではなく、照子のために突いた。
「あぁ・・・忍・・・忍・・・忍・・・」
照子は再び忍に抱きついた。 息子ではなく、1人の男として忍にすべてをゆだねようと思った。 これが、母親の強さより女の弱さが勝った瞬間だった。
「お母さん。お母さん。お母さん。お母さん。お母さん。」
忍は童貞を失ったばかりだとは思えない勢いで照子を突いた。
「忍・・・。忍・・・。忍・・・。忍・・・。忍・・・。」
照子も忍を受け入れた。 忍の突き方と照子の腰の振り方が見事にシンクロしている。 初めて抱きあった男女だとは思えなかった。 母子の関係だからだろうか。 息が合うとはまさにこのことを表す言葉だった。
「お母さん、イきそうだよ・・・」
忍は初めて女性を抱きしめて射精しようとしていた。
「お母さんもイく。一緒にイこ・・・」
母親と息子の2度目のエッチは相思相愛の理想的なものだった。 今度は、照子だけではなく、忍も激し息遣いで最後を迎えた。
「お母さん、イくよ。」
「お母さんもイく。」
2人は強く抱き合ったまま同時に果てた。
「2度も続けてイけるなんて、若さっていいわね。」
照子はこれが2度目の射精だと言う。
「違うよ、1回目の射精だよ。」
忍もこれだけは断固として譲らない。
「あっ、またお母さんの中に出したわね。」
照子は思い出したようにつぶやく。
「愛しあっているからいいんだよ。」
忍は急に大人になったようなことを言う。 果たして忍は本当に2回射精したのだろうか。 今となっては神のみぞ知ることである。

小説(転載) テレフォンセックス3

近親相姦小説
04 /06 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 忍は吸い寄せられるように照子の方に向かった。 こんなにとろけた瞳の照子を見るのは初めてである。
「あなたも入れたいんでしょ。」
照子は誰に向かって言っているのだろうか。 瞳を忍に向けたまま携帯に向かって語りかけている。
「いいのよ・・・入・れ・て・も。」
忍は逃げ出したい気持ちと入れてみたい気持ちが半分半分だった。 照子は忍の勃起したものを握手するように握った。 忍は声を出すことができない。 思わず手を口に当てて声の代わりに吐息を吐く。
「もうこれ以上硬くならないの?」
明らかに照子は携帯の使い方に慣れている。 忍は直感的にテレフォンセックスが照子の習慣であることを感じた。
「まだ硬くなるんでしょ?あたしに硬くして欲しいの?」
照子は忍をしごき始めた。 上目づかいで忍を見上げながらあざ笑う。 その妖しい笑みは母親のものではなかった。 目の前に突然現れた男のものを歓迎する笑みである。 電話の向こうからどんな言葉がこぼれてきているのか忍にはまったくわからない。
「あなたはどんな体位で入れたいの?」
忍には答える権利がない。 答える権利を持っているのは和人だけである。 しかし、照子と結ばれる権利を持っているのは忍だけである。 この状況を照子は楽しんでいるようにしか見えなかった。
「あぁあ~ん・・・わくわくしちゃう・・・」
照子は腰をくねらせながら忍を握った手に力がこもる。 この色気はどこから湧いてきているのだろうか。 普段の照子からは考えられないことである。 忍にとっては母親に似ている女性に誘われているようにしか感じることができなかった。
「最初はあたしが上でいいの?」
照子は忍が仰向けに寝ることができるスペースを作ると、忍をそのスペースに導いた。 照子は忍の性器を手綱のように扱っている。 忍は勃起したものを握られながらベッドの上にあがる。 その間も照子の指は忍を刺激している。 忍は黙って仰向けになった。
「あたしもう入れたいの・・・入れてもいい?」
照子は忍の腹部にまたがりながら和人に確認をとった。 忍の脳裏には携帯の向こうの和人の姿がよぎった。 なぜか目の前にいる照子よりもより現実的に父親を感じてしまった。 携帯の向こうには父親がいる。 そう思うと照子に集中することができなかった。
「入れるわよ。」
照子は和人に報告するようにゆっくりと忍のものを下の口で咥え始めた。
「あなた・・・今日はすごくいいわぁ・・・」
照子の声が一段と高くなる。 ついさっきまで和人と忍を同時に手玉に取っていた照子と同一人物だとは思えない声だった。 溶けた声に変わりはないのだが、明らかに忍を咥えて感じている様子である。 そして、少しずつ照子の腰が沈んでいく。 童貞の忍には照子の咥え方の良さが認識できないが、とにかく今までに感じたことがない締めつけを味わっていた。
「あなた・・・もうすぐ全部入っちゃう・・・わかる?全部入っちゃうの・・・」
照子は瞳を閉じている。 忍はそんな照子を下から唖然としたまま見上げている。 忍は男女の密着がこれほど気持ちいいものだとは想像だにしていなかった。 手では再現できない密着具合で絶妙の圧力を感じた。
「あなた・・・入ってるのわかる?・・・全部入っちゃった。」
忍はあまりにも詳細に報告する照子の言葉で、和人が異変を感じるのではないかとハラハラした。
「動かすわよ・・・いい?」
照子はわずかに腰を浮かすと、また深く腰を下げた。 少ししか動いていないのに忍はその圧力の変化に耐えるのに必死だった。 これ以上動いたら耐えられる自信がなかった。 そんなこともかまわず、照子はさらに腰を浮かしては下げる動作を繰り返した。 そして、その動作は当然次第に大きくなっていった。 忍は声を出さないように耐えるのが精いっぱいだった。 射精のことなど考える余裕はない。
「あなた・・・いい・・・いつもより硬いわぁ。」
照子は携帯を左手に持ちながら器用に忍の上で腰を振っている。 右手は忍の胸に置いたり、膝に置いたりして安定していない。 照子はさまざまな角度から忍を楽しんでいるのだが、 忍のことなど微塵も考えていないようだった。
「あなたも感じてる?・・・一緒に感じてぇ。」
やはり照子は和人と愛しあっているようである。 その夫婦の間でおもちゃにされた忍が童貞を失って悶絶している。 照子の腰振りは容赦なかった。 淫乱熟母のテクニックが童貞の忍を襲う。 忍はとっくに限界を超えていた。 しかし、忍の体は射精することすら忘れて照子の虜になってしまっているようだった。
「あなた・・・次はうしろから突いてぇ。」
照子は騎乗位に満足したのか、バックからの突きを要求した。 照子はゆっくりと忍を抜くとベッドの上で四つん這いになる。 忍はどうすればいいのかわからない。
「あなた、早くぅ・・・」
照子がお尻を振りながらおねだりする。 忍はわけもわからないまま照子の後ろに膝をついた。 照子は背中を大きく反らせて性器をアピールしている。 初めての忍でも簡単に入れることができた。 しかし、うまく動くことができない。 照子のお尻に手をついて突こうとするのだが、照子のようにうまく腰を振ることができなかった。
「あなたぁ・・・もっと激しくぅ。激しいのがいいのぉ・・・」
そう言われても忍には経験が足りない。 しかし、「わからない」と声に出すわけにもいかない。 忍は照子の後ろから入れた状態で立ち往生していた。 しばらくすると、照子のお尻が前後に動き出した。 忍は必死に照子のお尻に性器を押し付けた。 もはや忍は完全に照子を母親だとは思っていなかった。 まるで夢の中で初めての性体験を不特定の女性に対して疑似体験しているような感覚だった。
「イきそうなの?」
照子が突然慌てだした。
「ダメ、ダメ・・・一緒がいいのぉ・・・」
そう言うと照子は今までに見たことがないような素早さで忍を仰向けに寝かせると、 まるでプロレスラーがマウントポジションをとるかのように上からまたいで咥えこんだ。
「イくときは一緒。イくときは一緒。」
照子は呪文を唱えるように同じ言葉を続けた。 電話の向こうで和人がイきそうなのだということだけは忍にも理解できた。 照子が忍のテクニックではイけないことも理解できた。 そんなことを考えているうちに照子の背中が大きくのけ反った。
「あなた、一緒に。一緒にイきたい。」
そう叫びながら忍の上にぐったりと倒れ込んだ。
「あなた、今日はとってもよかったわ。」
照子は電話を切ったようだったがしばらく動かなかった。 忍も動くことができなかった。

小説(転載) テレフォンセックス2

近親相姦小説
04 /06 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 その頃、忍は塾が急遽休講になり家路についていた。 照子にはなにも連絡をしていない。 いつもよりもおよそ2時間早く家に帰ることになった。
「ただいま。」
忍はいつもと変わらぬ帰宅をした。 そして、照子がいるはずの居間に顔を出した。
「お母さん。ただいま。塾が休講になっちゃってさぁ。」
そう言って、照子が居間にいないことに気がついた。 電気はついたままである。
「あれ?お母さん・・・」
いつもなら、忍が帰宅する時間に照子は居間でテレビを見ていた。 忍はしょうがなく自分の部屋がある2階に向かった。 照子の寝室も2階にある。 忍は階段を登りながら照子の部屋から声が漏れてくるのがわかった。 階段を登ると照子の部屋の扉は開いていた。 そして、照子の部屋の前で「ただいま」と言おうとして体が固まった。 照子の部屋から漏れてくる声は明らかに喘ぎ声だった。 もちろん、忍が照子の喘ぎ声を聞くのは初めてである。 しかし、忍の部屋に行くためには、必ず照子の部屋の前を通らなければならない。 忍はこっそりと照子の部屋を覗き込んだ。 そこで照子は携帯を握りしめてスカートの中に手を入れていた。 誰が見ても明らかな状況だった。 幸い体は扉の方を向いていない。 忍は忍び足で自分の部屋に向かった。 そして、静かに扉を開くと音をたてないようにそっとベッドの上に座った。 そこで改めて頭を整理しようとした。 照子の部屋にいたのは間違いなく母親の照子だった。 おそらく他に人はいなかったはずである。 そんなことすら確認する余裕がなかった。 左手で携帯を握っていたこともおそらく間違いない。 電話の話し相手は誰なのだろうか? それよりも右手をスカートの中に伸ばし、喘ぎ声を出していたことの方が重大である。 忍の頭の中は混乱したままだった。 母親がテレフォンセックスをしているという事実を受け入れることに、何度もためらいを感じた。 照子の部屋の扉も、忍の部屋の扉も開いたままである。 見てはいけないものを見てしまった忍の狼狽をよそに、ときおり照子の部屋から喘ぎ声が漏れてくる。
「あぁあん。いい。いい。」
決して滑舌の良くない声が忍の耳に入ってくる。 状況をまだ把握できていない忍だったが、下半身は正直だった。 母親であっても、漏れてくる喘ぎ声に反応し始めていた。 忍の脳裏を照子のオナニー姿が襲う。 母親の淫らな姿を見て狼狽するのが本能なら、母親の淫らな声に感じて勃起するのも本能だった。 忍はもう1度照子の姿を見たくなってきた。 忍の中では葛藤が続いていた。 その間にも、照子の喘ぎ声が忍の耳を襲う。
「うぅ~ん・・・感じちゃうわぁ~。」
忍はその誘惑に克つことができなかった。 再び忍び足で照子の部屋に向かう。 今度は照子の姿を詳細に観察しようとした。 照子はベッドの上で忍に右肩を向ける姿勢で座っている。 右手はスカートの中である。 左手は今の角度からはよく見えないが、携帯を持っているとしか思えない。 よく見ると、はだけたブラジャーから乳房が出ていた。 まだ童貞だった忍の下半身はただ素直に反応している。
「勃起してる?勃起してるの?あなたも感じて~。」
勃起という言葉に忍はドキッとしたが、「あなた」という言葉で電話の相手が父親であることが判明した。 いや、父親が相手であるということで忍は安心したかった。 もしかしたら、他の男性を「あなた」と呼んでいたのかもしれないが、 忍はその可能性を排除したかったし、本能的に排除していた。
「そうか、お父さんが単身赴任で、お母さんは寂しかったんだ・・・」
忍は初めて照子の弱さを見た気がした。 しかし、忍の下半身は今にも爆発しそうである。 母親の弱さと同時に、忍は自分の弱さにも気づいてしまった。
「あなた、入れてもいいのよ。入れて欲しいの・・・」
照子は忍に見られているとも知らずに、恥ずかしい言葉を並べる。 照子は何百kmも離れている和人と同時に、5mも離れていない忍をも誘っていた。 忍は我慢できずにオナニーを始めた。 母親の痴態を見ながらオナニーをすることになろうとは夢にも思わなかった。 しかし、今の照子の魅力はなにものにも替え難かった。
「あなたの手はあたしの手よ。あたしが触ってるんだからね。 いっぱい感じて、いっぱい勃ってね。」
照子の言葉はもれなく忍にも響いた。 まるで、照子の手でしごかれているような錯覚におちいっていた。 忍は思わず瞳を閉じて感じ入ってしまった。
「あたしも感じてるぅ。あなたであたしも感じてるぅ。」
忍の手の速さが増す。 照子が母親には見えなくなる。 もうすでに濡れてしまっている。 足から力が抜けていく。 忍はパンツもズボンも脱いで下半身を完全に露出した。 射精まで行くほかに手がなくなってしまった。
「乳首もいいの。あぁ、乳首がコリコリになってる。」
忍はなにに耐えているのかもわからないまましごき続けた。 照子の言葉に耐えているのか。 照子の魅力に耐えているのか。 照子の痴態に耐えているのか。 射精の限界に耐えているのか。
「あぁ・・・あぁ・・・」
忍からも思わず声が漏れる。 しかし、電話に夢中な照子には届かない。
「あなた・・・あなた・・・愛している・・・」
照子も限界が近そうな声である。 電話の向こうで和人もイきそうなのだろうか。 童貞の忍にはなにもわからない。 ただ、確かなことは自分が逃れられないなにかに縛られているということだけである。 もはや、逃げることも隠れることもできない状況だった。
「あなた入れて欲しい。入れて欲しいのぉ~。」
照子はのけ反りながらベッドの上に倒れた。 乳房の揺れ具合で忍にも照子の乳房の大きさがわかる。 照子は着やせをするタイプなのだろうか。 忍の想像よりも遥かに大きな乳房が波打ちながら照子の上で跳ねた。 忍は瞳を閉じて照子の上で跳ねた乳房を思い出した。 写真集などとは違う、生の揺れる大きな乳房である。 忍にとってはものすごく価値のある映像だった。 ふと顔を上げると、照子の喘ぎ声が聞こえないことに気がついた。 忍の意識が突然戻ってきた。 視線を恐る恐る照子に向けると、照子の視線が明らかに忍の視線と交わっている。 忍の手が止まった。 照子は電話を切らない。
「あなた入れたいんでしょ。あたしも入れて欲しいの。」
誰に向けた言葉なのだろうか。 今まで通りの色気のある声である。 視線は忍に向いている。 電話の向こうには和人がいる。 照子が優しく手招きをする。 忍が拒絶することは許されない状況である。 忍は覚悟を決めて照子のベッドに向かった。

小説(転載) テレフォンセックス1

近親相姦小説
04 /06 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 息子の忍(しのぶ)が塾に行く曜日だけ、照子(てるこ)にはとっておきの楽しみがあった。 それは単身赴任中の夫である和人(かずと)とのテレフォンセックスである。 携帯の家族割はこのためにあるようなものだった。 家族間なら無料なので時間を気にする必要がない。 忍が帰ってくるまで、2時間以上は十分にテレフォンセックスを楽しむ余裕があった。
「プルルルルル、プルルルルル、・・・」
和人からの着信である。 それまでに照子は夕食の準備を終わらせて待っている。 和人は部屋に戻ると照子に電話をする。 仕事の都合でできないときは悲しいメールが照子のもとに届くだけだった。 それだけに照子は和人からのときどきくる電話を待ちわびていた。
「もしもし、あなた。お帰りなさい。」
照子は必ず和人に「お帰りなさい」と言う。 部屋に帰った「お帰りなさい」と、照子のもとに戻った「お帰りなさい」である。 遠距離でも夫婦仲は円満だった。
「転勤がなかったら、毎日できたのにね。」
照子はどちらかというと淫乱熟女の部類に入る。 照子にとってエッチよりも優先する存在としては、忍が唯一の存在だったかもしれない。 単身赴任になる前には毎日のように愛しあっていた。
「そうよねぇ。忍のことを考えたら東京にいる方がいいわよねぇ。」
照子は忍の教育のことを考えて、東京に残り悲しい思いをしている。 一緒にいたときは、いつも照子の方から求めていた。
「次は、いつ帰ってこれるの?」
照子は和人に早く帰ってきて欲しかった。 少しでも休みがあるのなら帰ってきて欲しかった。 しかし、和人はなかなかその期待に応えることができなかった。
「そんなことわかってるわよ。一緒にいたいのよ。 夫婦なのに別々なんて悲しいじゃない。」
照子はいつでも最初に愚痴をこぼす。 しかし、照子が不倫を考えたことは1度もなかった。 それほど和人を愛していたし、和人もそれを知っていた。
「あたしも愛してるわ・・・チュッ」
和人は温厚な性格で、照子のように積極的な発言をするような男ではない。 2人のエッチも照子を満足させるためのものであって、和人が満足するためのものではなかった。 夫婦が長続きするためにはバランスが大切である。 こんな和人と照子が一緒になったからうまくいくのだろう。
「あなたも1人で寂しいんでしょ。」
照子は和人が単身赴任先でどのような生活をしているのか知らない。 知っていることといえば、ほとんどコンビニのお弁当しか食べていないことくらいだろうか。 お酒も飲まなし、タバコも吸わない。 家にいた頃は、帰宅後夕食を食べてはテレビを見てエッチをして寝ていた。 特別趣味があるわけでもない。 強いて言えば、照子の趣味であるエッチは和人がいなければ成り立たないことくらいだろうか。
「あなた・・・あたし感じてきちゃった・・・」
照子が甘えるような声でささやく。 照子は和人の声だけでも興奮することができた。 こうして、愚痴をこぼしていた照子が和人を誘い始める。
「あなたはまだ勃ってないの?」
和人はそんなに簡単に勃起できる年齢でもなかった。 照子もそれを知っていたし、それが不満でもあった。
「あたし、先に触っちゃうからね・・・」
そう言うと、照子は手をスカートの中に伸ばした。 和人の声を聞きながら触ると、1人で触るのとは違う感覚を得ることができた。
「パンツの上からクリトリスを触ってるの・・・」
照子は積極的に和人を誘った。 電話の向こうでは和人が勃起しようと頑張っているのだろうか。 それとも、悠然と構えているのだろうか。 照子には勝手におちんちんに手を伸ばして勃起させようと頑張っている和人の姿が思い浮かべていた。
「あなた・・・舐めて欲しいの? おいしいおちんちんが食べたいな・・・」
照子の手が自然と激しくなる。 照子は和人が遅漏であることを知っている。 少しくらい激しく誘ってもすぐにイってしまうような男ではない。
「パンツの中に手を入れてもいい?」
入れたくなれば自由に入れることができるのに、わざわざ照子は和人に確認をとる。 そのたびに和人は優しく答えているようだった。
「いやぁん・・・ちょっと濡れてる・・・あなた、わかる。 触ってみて・・・あなたの指で触ってみて・・・」
照子は声を出して感じるタイプである。 2人でエッチをしていた頃も照子は積極的に声を出して、ときには叫んでいた。 照子が叫んでいることを自覚しているのかは神のみぞ知ることである。
「あなたも勃ってるの?先っちょが濡れたりしてるの?」
照子を中心に回っている世界でも、照子は和人のことを気にしていた。 和人が勃起すると照子も嬉しくて感じるのだった。 和人の快楽は照子の快楽でもあった。 照子は和人の快楽のために尽くして、その和人を見て照子も満足していた。
「おちんちん舐めたいわぁ。勃起したおちんちんが舐めたいのぉ。」
照子は夢中で和人の勃起したおちんちんにむしゃぶりつく自分の姿を想像していた。 激しく舐めまわすと、照子の長い髪の毛がおちんちんに絡みついた。 照子が舐めるのをやめるときは、その髪の毛を取り除くときだけだった。 それくらい照子はおちんちんを咥えることが好きだった。 和人の感じている表情に、照子も溺れることができた。 その表情を頼りにパンツの中の手が動いている。 照子の脳裏には過去の和人の表情が走馬灯のように思い浮かんでは消えていた。
「直接・・・直接触って欲しいの・・・あなたの指を感じたいの・・・」
照子の声が1段と高くなる。 もはやなにも気にならなかった。 ただ夢中に携帯を握りしめて、クリトリスを刺激していた。 携帯の向こうで、和人も勃起したおちんちんをしごき始めているようだった。 和人も照子の声で興奮し始めていた。 この2人だけの世界には誰も入り込む余地などないように思われた。 この800MHzの電磁波でつながれた2つの時空は、かけがえのない2人だけの夫婦の絆だった。

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。