2ntブログ

pure girl

裏本
05 /16 2018
2004年06月
ナース姿はコスプレにしか見えないのが残念。でも顔がエロいから許そう。
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小説(転載) 六人目のあたし 8/8

近親相姦小説
05 /15 2018
エピローグ

「…てなわけで、昨日は結局三回もしちゃった」
「あのね~、初めてでそれはやり過ぎ」
 あたしの話を聞き終わったひろみが、真っ赤な顔で素直な感想を口にした。
「そっか~。でも、いいなぁ。私もあんな素敵なお兄さんがいればな~」
「いや、あたしはたまたまそうしただけで、別に近親相姦にこだわらなくても…」
 あたしは、紙パックのジュースに刺したストローをくわえながら言う。
「…それもそうね。ねぇ、私のことお兄さんに紹介してくれない?」
 ぶぅぅっっ!
 ひろみのとんでもない台詞に、思わず飲みかけのジュースを吹き出してしまった。
「すごくカッコイイし、香奈のお兄さんなら、身元は確かだもんね。その上エッチが上手っていうんなら、ロストバージンの相手には最高だわ」
「あのね~っ! 何考えてンの?」
 口の周りを手で拭いながら、思わず大声を上げた。
「あれ? もしかして妬いてる? 愛しのお兄さまが他の女の子とエッチするのはイヤ?」
「…そんなわけないっしょ! ホントにいいの? アニキのことだから、言えば本気にしちゃうよ?」
「もちろん、本気」
 ひろみは、あたしよりもずいぶんと大きな胸を張って応えた。

* * *

「…とゆ~コトなんだけど…どぉ?」
 とりあえずその夜、兄貴に昼間のことを話してみた。
 予想通りというかなんというか、やっぱり目を丸くしている。
「どうって、お前な~。人には言うなって言ったろ?」
「まぁ、言っちゃったものは仕方ないし。ねぇ、ひろみとしてあげてくれる?」
「ひろみちゃんって…ときどき遊びに来るメガネの子だろ? 中学生にしては胸の大きな。…けっこう可愛いよな。でも、いいのかホントに…?」
「じゃ、今度の日曜日ってことで。優しく、気持ちよくしてあげてよ」
「そうか…あの子ともできるのか…」
 なんだか妙に嬉しそうな顔をしている兄貴の様子に、あたしは少しだけ――ほんの少しだけ――腹が立った。

* * *

 そして、日曜日の夜――
 友達はもう帰って、部屋にはあたしと兄貴のふたりだけ。
「…だから、人には言うなっていったろうが…」
 ベッドに俯せになった兄貴は、妙にやつれた表情で力無くつぶやいた。
 まさに、虫の息って感じ。
「あはは…。まさか、こんなコトになるとはね~」
 あたしとしては、もう笑って誤魔化すしかない。
「笑い事じゃない!」
 兄貴が叫ぶ。
 つまり、なにがあったのかというと…
「五人もいるなんて聞いてなかったぞ、俺は」
 そう。
 今日のことがひろみ以外の友達にもバレちゃって。
 そしたら、兄貴にセックスを教えて欲しいって子が、思いのほか大勢いたってこと。
 でも、いくらセックスに自信があるからって、一日で全員の相手をする兄貴も兄貴だと思う。どう見たって自業自得だ。
 別に、半分は来週に回したっていいのに。
 あたしはベッドに乗って、兄貴に寄り添った。
 広い背中を指先でくすぐる。
「やめろよ! くすぐったいな」
 兄貴は寝返りをうって背中を隠す。あたしはふふっと小さく笑った。
「まだ、眠っちゃダメだよ。あたしがしてもらってないもの」
 今日は一日中、目の前で友達が次から次へと兄貴に抱かれている光景を見せつけられたんだもの。
 あたしもすっかり興奮しちゃってる。
 身体の奥が火照っているのがわかる。
 我慢できるはずがない。
「お…お前、俺を殺す気かっ?」
 そんな抗議の声は無視して、あたしは兄貴のモノを口にくわえた。

小説(転載) 六人目のあたし 7/8

近親相姦小説
05 /15 2018
~6~

「イッちゃったのか?」
 耳元で囁く兄貴の声が、あたしの意識を現実に引き戻した。
「…ぅ…ん」
 あたしは曖昧に返事をした。
 まだ頭がぼんやりしているし、アソコはじ~んと痺れたような感じだった。
 身体に力が入らなくて、全身がグニャグニャのタコにでもなったような気分。
 凄かった。何が起こったのかわかんなかった。
 これまで自分でしてて「イッちゃったのかな?」と思うようなときはあったけど、あんなに凄いのは初めて。
 アソコがびちゃびちゃになっているのが、触らなくてもわかる。
「感じやすいんだな、香奈」
 笑いを堪えているような顔で、兄貴が言う。
「まだ中学生でバージンのくせに、失神するくらい感じるなんてエッチなヤツだなぁ」
 恥ずかしい。
 兄貴の顔をまともに見られない。
 自分がどれほど激しく乱れてしまったのか、はっきりと憶えているから。
「あ、兄貴が上手すぎるからいけないんだ! いたいけな女子中学生をこんなにするなんて、この変態!」
「ほぉ、自分のエッチ好きは棚に上げて、俺のせいにするのか。そ~ゆ~ヤツはこうしてやる!」
 兄貴の指が、また入ってくる。
「や…やぁ…やめてぇ…」
 これ以上されたら、ホントにおかしくなっちゃうよぉ。
 少し休ませてよぉ…。
 なのに、グニャグニャのタコだったはずのあたしの身体は一瞬で緊張を取り戻し、兄貴の愛撫に敏感に反応した。
「…ダメ…ダメ…あたし、ヘンになっちゃう…。あぁっ…あ…もう…もう…はあぁぁっ!」
「ほら、自分がいやらしい女の子だって認めるか?」
「ちがう…ちがうよぉ…。あっ…兄貴が…ぁ、上手…過ぎ…きゃあぁぁっ!」
 引き抜かれた指が、今度はクリトリスを攻撃目標に選ぶ。
 親指と中指で器用に包皮を剥いて、露わになった肉色の真珠をヌルヌルの人差し指がくすぐる。
「ひゃあぁぁぁっ……ひぃっ…やぁっ!」
 あたしは喘ぎ声というよりも、悲鳴を上げていた。
 気持ちイイとか、感じるとか、もうそんな次元を超越してしまっている。
 これ以上続けられたら、本当に死んじゃうかもしれない。
 もう…許して…。
「そろそろ、いいか?」
 兄貴が聞いてくる。
 いいかって…いったい何が?
 …って、そういえばまだ、一番肝心なことをしていない。
 指と舌でいやというほど感じさせられてしまったけれど、今日の目的は「その先」だったんだ。
「…ぅ…ん」
 あたしは小さくうなずいた。
「…して。…セ…クス…して…。…優しく……してね」
 いよいよだ。
 いよいよ、本当のセックスだ。
 兄貴が…兄貴のペニスが、あたしの中に入って来る。
 先刻、口でくわえたときのことを思い出す。
 すごく、大きかった。
 あの大きなものが、あたしの中に入ってくる。
 その時のあたしの心境は、期待が七割、不安と恐怖が三割といったところだった。
 指や舌での愛撫は、すごく気持ちよかった。
 だから、アレが入ってきたときはどんな風に感じるんだろうって期待が七割。
 あんなに大きなモノが、本当にちゃんと入るのかって不安と恐怖が二割。
 残りの一割は…、あたしの…で兄貴がちゃんと感じてくれるかどうかっていう不安。
 あたしの…オマ○コ…が男の人にとって気持ちのいいものなのかどうか、こればかりは試してみなきゃわからない。
「ゴム、付けた方がいいな」
「…いらない」
 兄貴の気配りは当然の事だったけれど、たしは首を横に振った。
「今日は大丈夫…だし…。初めての時は…余計なものない方がいい…」
 いわゆる安全日が「絶対に安全」ではないことは知っている。
 だけど初めてはやっぱりゴム越しじゃなくて、ちゃんと、直の感触を味わいたい。
 ペニスと膣の、粘膜同士のが触れあう感覚。
 中に、射精される感覚。
 それを体験したい。
「そのまま…入れて…」
「じゃ…いくぞ。力抜いてろよ」
 兄貴の指が、あたしの割れ目を大きく開かせる。
「ひぁっ…」
 あそこに、指とも舌とも違う何かが押しつけられた。
 割れ目に擦り付けるように。
「はぁぁ…は…ぁ」
 気持ちイイ。
 膣口やクリトリスが、アレで擦られている。
 溢れるほどにあそこを濡らしている愛液を塗りつけて、滑りをよくしているのだろうか。
 すごく、気持ちイイ。
 指の時は少し痛みがある。それよりもっと優しい刺激で、そして舌より質感がある。
 これって、すごくイイ。
 期待に胸が膨らむ。
「気持ちイイだろ。これが、今から香奈の中に入るんだぞ」
 あたしは無言でうなずいた。
 それが、来て欲しいっていう合図。
「あ…はぁっ!」
 入口に、アレが押しつけられた。
 だんだん力が込められて、膣口が押し広げられていく。
「あぁ…あぁん!」
 もう、これ以上は無理ってくらい、いっぱいに広げられているように感じる。
 なのに、肝心のものはまだほとんど中に入っていなくて、ただ入口に押しつけられているだけみたい。
 やっぱり、入らないのかな…。
 ちらりとそう思ったけれど、それは間違いだった。
 実は、ここからが本番だったのだ。
「あぁっっ!」
 これ以上は無理って思ったのに、そこからさらに入口が広げられる。
 もう本当に、あと一ミリでも広がったら、あそこが破けてしまうんじゃないかって気がした。
「あぁぁっっ! あぁぁぁぁっっ!」
 びりびりと、突っ張るような痛みが走る。
 そして…。
 あたしの体内目指して、本格的に侵入を開始したものがある。
 最初は入口だけが無理やり広げられていたのに、裂けてしまいそうな痛みが、だんだん奥の方へと進んでくる。
 ズル…ズルリ…と。
 ものすごい抵抗感がある。
 あたしはいやというほど濡れて、潤滑剤には不自由しないはずだけれど、やっぱり絶対的なサイズが不足しているのだろう。
 だけど…。
「いぃっ…ぐ…あぁ…うん…うぅ…」
 無理、ではない。
 痛いけれど。
 きついけれど。
 ほんの少しずつだけど。
 それは確かに、あたしの中へと入ってきている。
 まるで、杭でも打ち込まれているみたい。
 あたしは、ぴくりとも動けない。
 唇を噛んで、小さく震えて、初めての感覚に耐えていた。
 固い。
 そして、熱い。
 無理やり押し広げられて、身体の中から裂けてしまいそうな痛み。
 そして、お腹が苦しいような、形容しがたい圧迫感。
 ズブ…ズブ…と最奥へと侵入してくる。
「うぅ…、あぁ! うん…!」
 兄貴はあたしの一番深い部分までたどり着いて、そこで一度動きを止めた。
「は…ぁ…。ふうぅ…ぅ」
 入ってくる間、ほとんど息を止めていたあたしは、大きく息をついた。
 それでほんの少しだけ、痛みも和らぐ。
「痛い?」
 兄貴が、指先であたしの涙を拭いながら聞く。
 痛みのあまり、いつの間にか涙が溢れていた。
「うン…」
 泣きながら、それでもあたしは何とか笑顔を作る。
 確かに痛くて、我慢できないほどだけれど。
 だけど、止めてほしくない。
 あたしは痛み以上に、えもいわれぬ充実感を味わっていた。
 たった今、あたしはバージンを失った。
 女の子から、女への一歩を踏み出した。
 しかも相手は、大好きな兄貴。
 ほんの少し優越感もある。
 クラスの中で、経験済みの子はまだほんの一握りしかいない。
 競争することでもないけれど、人よりも先に経験するのって気分がいい。
 それに経験済みの子だって、その相手は兄貴ほどカッコイイ男の子ではあるまい。
 あたしはシーツを握りしめていた手を放し、ぎゅっと兄貴にしがみついた。
「…痛いけど…でも、それだけじゃないの。よくわかんないけど、なんだかスゴイの…」
 耐えがたい痛みと、圧迫感。
 あたしの体内には他に、それとは別の曖昧な感覚が存在していた。
 それははっきりと「快感」と呼べるようなものではない。
 だけどきっと、この不思議な感覚はいずれ「女の悦び」へと昇華するものなのだろう。
「はぁぁぁっ! あぁぁっ!」
 兄貴が、ゆっくりと動き始める。
 腰の動きに合わせて、声が出てしまう。
 それはほとんど悲鳴だ。
 じっとしている状態でも限界まで広げられているあたしのオマ○コは、ゆっくりとした動きでも悲鳴を上げる。
 だけど、ただ痛いだけではない。
 あたしを貫いているものが動くことで、痛みが増す以上に、あの曖昧な快感が何倍にも強くなるのだ。
「はぁぁっ! あぁッ! あン! あぁ~っ! あぁぁ~っ!」
 あたしは、兄貴の身体に回した腕に力を込めた。
 そうしていないと本当に。
 本当に。
 おかしくなっちゃいそう。
 あたしの身体、壊れちゃいそう。
「あたしの…気持ちいい? どんな感じ?」
「すごく濡れてて…ギュウギュウと締め付けてくる。とっても、気持ちいいぞ」
「えへ…よかった…」
 少し安心した。
 あたしのはとりあえず、そう悪くはないらしい。
「あ…ん!」
 不意に、足首を掴まれた。
 そのまま、身体をくるりとひっくり返される。
「あぁぁっ…ぁん!」
 入ったままだから、あそこが捻られるみたい。思わず悲鳴を上げる。
 身体の向きを変えるとき、壁に掛かった大きな姿見が目に入った。
 あたしが、鏡に映っている。
 ベッドの上に俯せになって。
 お尻を高く突き上げて。
 後ろから、兄貴に貫かれてる。
 セーラー服を着たまま。
 スカートがまくり上げられて、お尻が露わになっていた。
 既視感。
 先刻のビデオと、同じような光景。
 自分が、とてもいやらしいことをしているんだって実感してしまう。
(恥ずかしいよぉ…こんなカッコ…)
 なのに、鏡から目を離せない。
 顔をそむけることも、目を閉じることもできない。
 兄貴の腰が、ゆっくりと前後に動いている。
 あたしの中に、兄貴のが出入りしているのが見える。
「あぁっ! あぁぁっ! はぁっ! ん…ぁっ!」
 深く突かれるたびに、声が出てしまう。
 大きな口を開けているあたしが、鏡に映っている。
 セックスしているあたしが、鏡に映っている。
 兄貴とセックスして、初めてなのにバックからやられて、喘ぎ声を上げている。
 鏡の中に、いやらしいあたしがいる。
 信じられない。
 こんなこと。
 だけど本当のこと。
 あたしってば、鏡に映った自分の姿に興奮してる。
 いやらしい子…。
 だけど…。
 興奮しているのは、あたしだけじゃなかったんだ。
「香奈…」
 背後から、兄貴の声がする。
「…な…あ…なぁに?」
「俺、もう我慢できないよ。もっと動いていいか?」
 幾分うわずった声で聞いてくる。
 兄貴は初めてのあたしを気遣って、これまでできるだけ優しくしてたんだろう。だけどだんだん興奮してきて、物足りなくなったみたい。
 無理もないと思う。兄貴の動きは、ビデオよりもずっとゆっくりだったもの。
 それでもあたしには、強すぎるほどの刺激だったんだけど。
 だけど…。
「…う…ん」
 あたしは、小さくうなずいた。
 もう大丈夫。
 もう、あんまり痛くない。感覚が麻痺してしまっただけかもしれないけど。
 だけど、兄貴に満足してもらいたいから。
 あたしの中で、ちゃんとイッて欲しいから。
「うん…大丈夫。…激しく、して。あたしのこと…、めちゃめちゃにしてイイ…よ」
「そんな安請け合いして、後悔するなよ」
 いや、言ってすぐに、ちょっと言い過ぎだったかと後悔したんだけれど。
 もう遅い。
「ん…ふ…んぅん!」
 自分で動いて、あおむけに戻った。
 バックからってすごく興奮するけど、最後はやっぱり、ちゃんと抱き合う形がいい。
 しっかりと、兄貴の首にしがみついた。
 兄貴の腰の動きが少しずつ速く、そして大きくなってくる。
「はぁぁっ! あぁっ! は…あぁん!」
 壊れてしまいそう。
「すごい…あぁっ…すごい!」
 身体の中を、めちゃめちゃにかき回されている。
 痛い。
 すごく痛くて…。
 そして、少し気持ちイイ…ような気がする。
「あぁ~っ兄貴ぃ…ああぁっ…あぁぁぁっっ!」
 知らず知らずのうちに、腕に力が入る。
 あたしの声は喘ぎ声なんて生やさしいものじゃなくて、もう絶叫に近い。
「あぁ…イイぞ、香奈…イイ…」
 兄貴も声を出す。
「イイの? ねぇ、あたしの、気持ちイイの? イッちゃうのっ?」
「いい…イクぞ!」
 動きが一層速くなった。
 一番、奥深い部分まで突き入れられる。
「んっ…あっ…あぁっ、あぁぁ~っっ!」
 ビクン、ビクンッて、あたしの中で脈打ってる。
 熱い液体が勢いよく噴き出して、あたし中を満たしていくのを感じる…。
 兄貴が、ふぅっと大きく息を吐き出した。
 終わった…んだ…。
 頭の中が、真っ白になっていく…。


 コトが終わった後も、あたしはしばらくそのまま兄貴にしがみついていた。
 まだ、入ったまま。
 兄貴のモノが、あたしの中を満たしている。
 それでも少し小さく、そして柔らかくなってるから、ぜんぜん痛くない。今くらいの大きさが、あたしにはちょうどいいのかも。
 こうしていると、兄貴とつながっているという安心感がある。
 兄貴とあたしの身体が、一つになっている。
 相手の体温と鼓動が感じられる。
 しばらくそうしていて、ふと気付くと、兄貴が優しい表情であたしの顔をのぞき込んでいた。
 あたしは頭を持ち上げて、兄貴と唇を重ねた。
「どうだった、初体験の感想は?」
「……すごかった」
 小さな声で答える。
「やっぱり、兄貴としてよかった。とっても…すごかったよ。悪くない初体験だった」
「香奈も可愛かったぞ。思い切ってしてよかった。お前のバージンを他の男に奪われるなんて、やっぱり癪だもんな」
「……あのね…今度また…してくれる?」
 あたしは恐る恐る聞いた。
 ひょっとしたら、今日だけ特別…かもしれないと思って。
 だけどあたしは、また兄貴としたい。
 今日はただ、初体験したっていうだけだから。
 もっともっと、セックスの本当の気持ちよさを教えて欲しい。
 そして兄貴にも、もっともっとあたしを感じて欲しい。
「もちろん、俺もしたいさ」
 兄貴がうなずいた。
「香奈さえよければ、お前に彼氏ができるまではいつだってしてやるよ」
「…ホントに?」
「なんなら、今すぐでもいいぞ」
「え…?」
 その言葉の意味を理解するよりも先に、あたしの中では兄貴のモノが、また固さと大きさを増しはじめていた。

小説(転載) 六人目のあたし 6/8

近親相姦小説
05 /15 2018
~5~

「じゃあ、今度は香奈が気持ちよくなる番だな」
 兄貴は笑って言うと、ベッドの上に座っていたあたしを捕まえて押し倒した。
 手が、スカートの中にもぐり込んでくる。
「あ…」
 兄貴の手は内腿を滑って、あたしの…エッチな部分に触れた。
 下着の上から、割れ目にそって指を動かしている。
「あ…、あん…」
 自然と、声が出ちゃう。
 気持ちイイ…。
 すごく感じる…。
 だってあたし、先刻のフェラチオで、すっかり興奮しちゃってるんだもの。
 ねぇ、触って。
 もっと触って。
 もっと激しく。
 そうおねだりしたいくらい。
 だけどそれを口に出すのは恥ずかしい。
 濡れてる…。
 濡れて、溢れ出してる…。
「あっ…、あぁっ」
 イイ…自分で触るのより、ずっと気持ちイイ。
 兄貴の手が、下着の中にまで侵入してくる。
「は…ぁっ!」
 直に、触られちゃった。
 ヌルリとした感触。
 …恥ずかしい。
 こんなに濡れてるあそこを触られちゃった。
 兄貴は、口元にかすかな笑みを浮かべてる。
 ちょっと触っただけで、あたしが今どんなに感じているのかわかったんだろう。
「あっ…ん…あっ…は…はぁっ」
 あたしの愛液にまみれたヌルヌルの指が、クリトリスを撫でている。
 指がリズミカルに動くたびに、勝手に声が出ちゃう。
「あぁっ…あぁっ…」
 イイ…イイ…。
 して、もっとして。
 もっと指を動かして!
「あぁ…あぁ…あ…はぁ…、あ~っ! あぁ~っ! あぁぁ…やぁっ!」
 あたしの身体が、びくりと震えた。
 指が、入ってきた。
 あたしの中に。
「はあぁぁぁぁぁっっ!」
 …………
 …一瞬、意識が真っ白になった。
 …イッちゃった。
 指が入ってきた瞬間、あたし、イッちゃった。
 …感じる。
 指が…兄貴の指が、あたしの中に入ってる。
 自分の指よりずっと太い。
 兄貴の指が、奥まで入ってる。
 あたしの中で、ゆっくりと動いてる。
「あ…んん…、あぁ…」
 イッたばかりなのに、あたし、また感じてる。
 腰が、勝手に動いちゃう。
 自分で腰を動かすと、もっと気持ちイイ。
 あまり激しく動くと少し痛いけれど。でも、それが堪らない。
「イイ…イイ…あぁ…、あ…、あ…」
 もう…ダメ。
 おかしくなっちゃう。
 ううん。もう、おかしくなっちゃったのかも。
 だって、初めてなのにこんなに感じて。
 こんなに濡れて。
 自分から腰を振ってる…。
 ねぇ…兄貴、なんとかして…。
「あ…ヤダ、ダメ! や…あぁぁっっ!」
 指が引き抜かれた瞬間、あたしは「ヤダ!」って叫んでいた。
 だって、もうちょっとでまたイけそうだったのに。
「心配すんな。もっと気持ちイイことしてやるから」
 兄貴は下着に指を引っかけて、それをするすると引き下ろした。
 そしてスカートをまくり上げると、あたしの膝の辺りを押さえて、大きく脚を開かせる。
「ヤ…ヤダぁ…」
 こんなの、恥ずかしすぎる。
 触られるだけならまだしも、こんな大股開きであそこを兄貴の目に晒すなんて。
 熱く濡れていた部分がひんやりとした外気に触れて、そこが露わになっていることをいやでも思い知らされてしまう。
 脚は押さえられているけれど手は自由だから、あたしは両手でそこを隠そうとした。
 すると、兄貴の手があたしの手に重ねられる。
「…やだっ!」
 その意図はすぐに理解できた。
 兄貴の手があたしの中指を掴んで…。
「やぁっ!」
 無理やり、中に入れたんだ。
 あたしは慌てて指を引き抜こうとしたけど、兄貴の手にがっちりと押さえられてしまっている。
「やぁ…あぁ…あ…」
「香奈だってオナニーくらいしてるんだろ? 俺の見てる前でして見せろよ」
「や…ヤダぁ…あ…あぁ…」
「ヤダって言って、感じてんじゃん?」
「…ズルい…兄貴ってば…あぁっ!」
 オナニーして見せろ、なんて言ってるけど、指を動かしているのは兄貴の手だ。
 兄貴があたしの指を使って、あたしを攻め立てている。
「やぁっ…あぁっ、あぁっ、あぁん…」
 これは先刻、兄貴の指を入れられていたときよりも恥ずかしい。
 無理やりとは言え、形の上では兄貴の見てる前で一人エッチをしているような体勢だ。
 兄貴に操られたあたしの指が、自分自身を犯している。
 くちゅくちゅ、ぬちゃぬちゃと、いやらしい音を立てている。
「はぁ…はぁ…あぁ…ん…あぁ…ひぁ…」
「気持ちイイだろ?」
「……ぅん」
 恥ずかしかったけれど、あたしは小さく頷いた。
 だって、ここで止めてほしくなかったんだもの。
 もっとして欲しいんだもの。
「じゃあ、そのまま続けてろよ」
「え…?」
 兄貴の手が離れる。
 それでもあたしは、自分で指を動かし続けていた。
 もう、止められない。
「ひっ…ひゃあぁ…やぁぁっ!」
 不意に、指ではないものがそこに触れた。
 一瞬遅れて、その正体に気付く。
 兄貴の、舌だ。
 あたしの股間に顔を埋めて、アノ部分を舐めている。
「あぁっ! ひぃぁ…あんっ、あ~っ!」
 全身がびくびくと震える。
 こんなの、初めての感覚だ。
 柔らかくって、ヌルヌルして。
 すごい…すごい…。
 指よりも感じちゃう。
 仔犬がミルクを飲むときのように、ピチャピチャと音を立てている。
 兄貴に舐められながら、あたしは無我夢中で指を動かす。
「あ………、ぁ……」
 あまりの快感に、口は大きく開いているのにもう声が出ない。
 息ができない。
 あたしは、これまで経験したことのない高みにまで到達していた。
 なのに、まだまだ登り続けている。
 頂は一体どこにあるのだろう。
 このまま登り続けたら、一体どうなってしまうのだろう。
 恐いくらいに、感じてる…。
「は…ぁ……、ぁ…、…あ!」
 兄貴の舌が、中に入ってくる。
 あたしの身体を、内側から舐めている。
「あ…、あぁっ…ダメ…ダメ…だめぇ…」
 また、イッちゃうよぉ…。
 もう…ダメ…。
「気持ちイイ?」
「イイのぉ! 気持ちイイの…イッちゃう…イッちゃう! イッちゃうぅぅっ! ああっ…ひぃぃぃっっっ!」
 なんの前振りもなしに、いきなりクリトリスを強く吸われた。
 雷に打たれたような衝撃が全身を貫く。
 あたしは思いっきり悲鳴を上げて。
 そして、頭の中は真っ白になって。
 …そのまま、ふぅっと意識が遠くなった。

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。