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小説(転載)  「新人OL 空家物件の中で」

官能小説
05 /24 2018
「だから、小林って人がくるから、例の物件に案内してほしいんだ」
「小林さんですね、その人を例の物件…、例の物件?」
「そう、ほら、先月引っ越してった」
「はいはい、トイレの水が出ないとか、お風呂の温度調節がうまくいかないとか、夜中に
変な声がするとかいって、二カ月だけ住んで出て行った」
「余計なことは言わなくていいからね。大木は急用で出払っておりますので、私が代わっ
て承ります。はい、言ってみて」
「大木は急用で出払っておりますので、私が代わって承ります」
「そうそう、それから何を聞かれても、分かりません、大木におたずねくださいって言う
んだ。分かったね」
「大木さんにおたずねください」
「身内だから呼び捨てでいいんだよ。大木におたずねください。ハイ」
「大木におたずねください」
「そうそう、頼むよ。今日は所長もほかの営業も全部外回りだから、頼りになるのはユー
子ちゃんだけなんだから」
「分かりました。いってらっしゃい」
 短大を出てから五カ月。就職が決まんなくて、ずっとプーしてた。けど、ママがこの会
社を紹介してくれた。不動産の仲介?お勤めを始めて一カ月、何とかお仕事にも慣れてき
た。ユー子のお仕事は受付事務。て言っても、難しいことは大木さんとか営業の人が全部
やってくれるから、ユー子は電話を取ったり、書類を整理するのが役目。後はお茶を出し
たり、お掃除したり。定休日が月曜日だから、土日に休めないのがちょっとヤだけど、平
日に休めるのってなかなか便利。どこに遊びに行っても空いてるし、銀行だって市役所だっ
て開いてるし、他の人が仕事してるときに遊ぶのってなかなか気持ちいい。友達は限られ
ちゃうけど…。
 それに、この会社の制服、なかなかカワイくってユー子のお気に入り。ピンクのベスト
とおそろいのスカート。シルクっぽいブラウスにはヒラヒラのリボンがついてるの。制服
がカワイイっていうの、就職先決めるのに大事なポイントよネ。
 でも、スカートはちょっと短くって、気をつけないとすぐにパンツが見えちゃう。ほと
んど一日中いすに座ってお仕事してるんだけど、お客様にお茶を出すときなんかチョー緊
張。特に中年オヤジのお客様なんか、きっちりいやらしい目で、ユー子のオッパイのとこ
ろとか、お尻のラインを見てる。
「すいません」
「あ、いらっしゃいませ」
「大木さん、いますか」
「大木はただ今、席を外しておりますが」
「席外してる?じゃあ、すぐ戻るんだ」
「いえ、ええーと…、何だっけ」
「出払ってる?」
「そうそう、大木さん、今、出払ってます」
「身内にさん付けはないだろ。おネエちゃん、新人?」
 お仕事始めてから気づいたんだけど、言葉遣いって難しい。最近やっと電話に出るのも
慣れたけど、始めたころはビクビク、ビクビク。それに、社長さんが来たとき「ご苦労様」
何て言って、所長に怒られちゃった。「上司にはお疲れさま」って、どっちでもいいジャ
ン、て感じ。
「困ったなぁ、約束してたのに」
「あのう、ひょっとして小林様?」
「そうだけど、大木さんに何か聞いてる?」
「はい、大木さん…、いえ、大木は今、出払っておりますので、私が代わって承ります、
と…」
「へえ、君が案内してくれるの?」
 小林さんていったいいくつなんだろ。薄い頭に銀縁のメガネ。ダサいワイシャツにスー
パーでぶら下がってるみたいなズボン。きっと自分で選ぶんじゃなくて、奥さんがお買い
物のついでに買ってきたんだな。
「じゃあ、早速案内してよ。仕事抜け出して来たんだから、急いでるんだよ」
「は、はい、分かりました」
 ユー子、電話を留守録にして立ち上がる。カギと書類は大木さんから預かってる。
「へえー」
「え?何ですか」
 立ち上がったユー子を見て小林さん、目付きがすっごくいやらしくなった。
「おネエちゃん、なかなかすごいね」
 ヤだ、小林さんきっちりユー子のスタイルをチェックしてる。ユー子、自分でも気にし
てるくらいむっちりしてるし、オッパイだってEカップだし。ホントは9号の制服はちっ
ちゃくて、けど、恥ずかしいからひとつ上のサイズくださいなんて言えないし。ウエスト
はいいの。ウエストはちょうどいいんだけどお尻とオッパイのところがきついの。だから、
制服を着てても体のラインがくっきり浮かんじゃって、スカートなんか太ももの一番太い
ところで切れてるから、気をつけないとすぐにずれ上がっちゃって。だって、ピチピチな
んだから。
 そんなユー子を小林さん、ニタニタ、ニヤニヤ、ホントいやらしい。
「どうしたんですか。行きますよ」
 ユー子、かなりムカついちゃったから、きつい声で言っちゃった。
「あ、ああ、ここからは近いの?」
「すぐです」
 ドアにカギをかけて、準備中の札をぶら下げて歩きだす。よく晴れた午後。空がとって
も高くて気持ちいい。仕事なんかほっぽり出して、ドライブにでも行きたい気分。
 でも、小林さんと歩くユー子はちょっと憂鬱。だって、小林さんの目がユー子のお尻を
しっかり見つめてるの、痛いくらいに分かるんだもん。
(ユー子、我慢よ、お仕事お仕事) 
 ユー子、自分に言い聞かせてどんどん歩いた。小林さんの視線を気にしながら。

「ここです」
 十分くらい歩いて到着した。棟続きで二階建ての一軒家。造りもしっかりしてるし、中
も広い。周囲の環境もバッチリの掘り出し物、て大木さんが言ってた。
「ボロいねぇ」
「ええ、でも、しっかりしてますよ」
「築どれくらい?」
「ええーと」
 ユー子は大木さんから預かった書類を見た。「四十年」
「何だ、同い年かよ」
「え?」
「俺と同じ歳ってことさ」
 ユー子、小林さんってもっと年とってるて思ってた。きっと頭が薄くてダサいせいね。
「中、見せて」
「あ、はいはい」
 カギを開けて戸を開く。ついこの前まで人が住んでたのに、もうじっとりしたカビの臭
いがしてる。
「どうですか?」
 部屋に上がってユー子は訊いた。
「どうですかって、雨戸も閉まってるし、暗くてよくわかんねぇよ」
「じゃあ電気つけますね。エーと、スイッチは」
 ユー子、壁にあったスイッチをONにする。でも、明かりはつかない。
「ブレーカー、落ちてるんじゃないの?」
「ブレーカー?」
「知らないの?」
「はい」
「あれじゃないかな」
 小林さんは天井の近くにあるスイッチを指さす。
「あれ?」
「落ちてるだろ、上げるんだよ」
「ユー子が?」
「客の俺にさせる気?」
 ユー子、背が低いから、ちょっと無理して背伸びした。
「おいおい大丈夫か、手伝ってあげようか」
「大丈夫です、近づかないで…、キャ」
 ユー子、小林さんを避けようとしてバランス崩しちゃった。そして、小林さんの体の上
にドスンって…。
「すいません、ごめんなさい!」
「ホホウ、抱き心地は最高だ」
 小林さん、あわてて飛びのこうとしたユー子を抱き締めて離してくれない。ユー子、し
りもちついて、脚をM字に開いて座り込む。小林さんはそんなユー子の後ろから…。
「ヤメテ、離してください」
「このオッパイの膨らみ具合、ムチムチした太もも」
 小林さん、そう言ってブラウスの上からオッパイをつかむ。
「やめて、やめてください!」
「家ってもんはね、住むもんがいなくなっちゃうとすぐに痛んで荒れちまうもんなんだ」
「そうなんですか」
「知らないの?」
「難しいことは分かりません。大木さんに…」「大木だろ」
「大木におたずねください」
「俺、アンタみたいなムッチリした女の子、大好きなんだ」
 そういって小林さんはワシワシとオッパイを揉み始める。
「イヤ!」
「たまんねぇな、ガランとした古臭い空き家でさ、事務服姿の女犯すなんて最高だよ」
「やめてください、大声出しますよ」
「だれにも聞こえねぇよ。それにしても、アンタ、胸、デケぇな。ハリもいい、ぷりぷり
してる」
 ブラウスの中に手を入れ、小林さんの手はブラジャーの中に忍び込んでくる。
「あん…」
「何だ、感じるのか?アンタ、前にHしてどれくらいになる」
「え、エーと…」
「思い出せねぇか。いいとこのお嬢ちゃんってとこだな」
「そうでもないですよ」
「女だって一緒だよ。長い間ヤんねぇと、オマ×コ、荒れ放題だ。腐っちゃうよ」
「エー、そんなぁ…」
「だから、俺がしばらくヤんなくていいようにたっぷりかわいがってやるよ」
 そう言うと小林さんはベストとブラウスを剥ぎ、ブラジャーをたくしあげた。
「いやん、やめて…」
「アンタ、何人知ってる」
「な、何をですか…」
「男の数だよ」
「一人…」
「そいつと何回した」
「三回…、かな」
「へ、まだ、処女同然だな」
 小林さんはスカートの中にも手を滑り込ませる。そして、ショーツの上からユー子のアソ
コを…。
「いやん、ダメェ…」
「濡れてるよ」
「ウソ」
「本当だよ、もっと濡らしてやる」
 小林さん、ショーツの中に手を入れて来た。そして、ユー子のすっごく感じるところを
くちゅくちゅ…。
「いやん、やめて、やめてください…」
「たまんねぇな、若い女のこんなとこいじくんの久しぶりだ」
 ビラビラの上のクリッとしたのをいじくり回し、しっかり閉じてるはずのアソコの入り
口をなぜ回し、相変わらずオッパイはワシワシつかんで、ピンって勃っちゃった乳首をく
りくりいじって、耳元ではいやらしいこといっぱい言って…。昼間なのに、外はすっごく
明るいのに、空き家の中は隙間から入る日の光だけで、暗くて、カビ臭くて、それでもユ
ー子は制服のままで、その制服も乱れちゃって、だから、もう、何がなんだかわかんなく
なっちゃって、もう、ユー子、ユー子…。
「ああん、だめぇ、ユー子、ヘン…」
「どうだ、そろそろ入れて欲しいだろ」
「いや、入れて欲しくなんかない」
「強情なコだ、これでもか」
 小林さん、ユー子のアソコに指をグリって…。
「あうん…」
 スカートがまくれ上がって太ももが剥き出しになってる。ベストとブラウスはボタンが
外されていて、オッパイがポロンてこぼれちゃってる。小林さんは後ろから抱き締めたま
まユー子の身体を好き放題いじくってる。ユー子、ユー子、もう…。
「ああん、もう、いやん…」
「どうだ、これでどうだ」
「そんなに掻き混ぜないでぇ、ユー子、壊れちゃうぅん…」
「壊されたくないだろ、優しくして欲しいだろ」
「うん、ユー子、優しい方がいい」
「じゃあ、俺のを握ってみろ」
 小林さん、ユー子の手を取って自分のオチンチンを握らせた。
「どうだ…」
「おっきい」
「もっとデカくなるぞ。デカい方がいいだろ」「わかんない」
「デカくなんないと入んないぞ」
「入んなくていい」
「強情だな、これでどうだ」
 小林さん、もっと乱暴に、ユー子の中をぐぢゅくぢゅ、ぐぢゅくぢゅ…。
「ああ、ああああ!」
「どうだ、壊しちゃうぞ」
「ヤだ、壊しちゃヤ」
「じゃあ、デカくしてくれ」
 小林さん、急にユー子から離れて立ち上がった。そして、ズボンとブリーフを脱いでユ
ー子の前に立ちはだかる。
「なめろ」
 床の上に手をついて、横座りになって、掻き混ぜられてすっごく感じちゃったから、ユ
ー子、ハアハア息を吐いてた。まくれ上がったスカートと、ボタンが全部外れたブラウス
と、ずり上がったブラジャーと、ずり落ちたブラジャーのストラップと、ちょっと滲んじ
ゃったショーツと、小林さんにしっかり見られちゃったオッパイを気にしながら、それで
も、逃げることできなかった。頭の中がムチャクチャになってて、何でユー子がこんな目
に遇わなきゃなんないの、なんて思いながら、これからどうなっちゃうんだろうって、ち
ょっとワクワク。
「なめろ」
 小林さんは冷たい声でもう一度言った。ユー子、ぼんやりした頭とぼんやりした目で小
林さんを見た。
「なめろ」
 グロテスクだなぁ、ヤだなぁ、なんて思いながら、ああ、小林さんはお客様なんだ、お
客様の言うことは聞かなくちゃ所長に怒られるなんて思いながら、それって変よ、やっぱ
り変よ、て思いながら…。
「なめろ!」
「はい」
 ユー子、お仕事始めてから命令ばかりされて来たし、敬語ばかり使って来たし、逆らう
と怒られるって思って来たから、男の人に言い付けられたことは守んなきゃって思って来
たから、それに、感じちゃって頭の中グチャグチャだから、素直に返事しちゃった。
「いいコだ」
 小林さんにほめられて、ユー子、ちょっとだけ嬉しくなっちゃった。だから、オチンチ
ンに手を添えて、下を伸ばして、ペロペロ…。「そう、そうそう、そこをもっと」
「ココ、ですかぁ」
 オチンチンの先の裏側の、変なつなぎ目があるところを言われる通り丁寧になめた。
「ああ、そうだ」
 オチンチンがピクピクしてる。どんどん、どんどん大きくなって、どんどん、どんどん
固くなってくる。
「もっと全体をなめて、そう、しゃぶって」
「こうですかぁ」
 サオのところをペロペロなめて、袋のところもペロペロなめて…。
「そう、いいぞ、上手だ、もっとヨダレを垂らして、咥えて」
「こう…」
 ユー子、カポッて小林さんをほお張った。お口の中が変な感じ。
「いいぞ、そうだ、舌でグルグル」
「ほ、ほお、れすか…」
 首を前後させて、舌を巻き付けるようにグルグルさせて、ヨダレなんかびちゃびちゃ出
てきて、それがあごを伝って、ユー子のオッパイにまで落ちてきて…。
「おお、よし、よし…」
 小林さん、そう言って口から抜き取った。
「入れるぞ、入れてやる」
「ええ…?」
「いいから、ほら」
 小林さん、すごい力でユー子を押し倒した。そして、スカートを腰までまくり上げて、
ショーツを取って…。
「あうん!」
 ユー子、入れられちゃったんです。
「いい、締まる」
「い、いやん、イヤイヤ、こんなのイヤ」
 小林さん、ユー子が嫌がるのも無視して、ズンズン、ズンズン入れてくる。ユー子もな
んだか、こんな暗いところで、制服むしり取られて、犯られちゃってるもんだから、レイ
プされてるみたいな気になっちゃって、何だか変だけど、すっごく気持ちよくなってきちゃ
った。
 ユー子って、結構いやらしい…。
「どうだ、いいだろ、どうだ」
「ああん、いやん、やん…」
「これならどうだ、これなら」
 小林さん、ユー子をダッコしてひざの上に乗せる。ズブリって奥まで小林さんが突き刺
さる。
「あああん!」
 小林さん、ユー子にキスしてくる。ユー子、こんなオヤジにキスなんてされたくないか
ら顔を背ける。でも、小林さん、ユー子の顔をぺろぺろなめる。
「カワイイ顔してる。カワイイよ」
 下からずぴゅずぴゅ突き上げられ、オッパイなんか形が変わっちゃうんじゃないかって
思うくらいグニュグニュ揉まれて、顔はツバでべちょべちょにされるし、しかも口の臭い
がきつくて、臭くて、とうとう気が変になっちゃって、もう、もう…。
「だめん、ああん、イイ!」
「気持ちいいんだろ、感じるんだろ」
「感じちゃう、気持ちいい!」
 小林さん、ユー子を仰向けに寝かせて、上から犯し始めた。ユー子、解剖されるカエル
みたいに大きく脚を広げて、小林さんを迎え入れる。小林さんが腰を打ち付けるとオッパ
イがたぷたぷ揺れる。お腹のいつも気にしてるお肉がぷるぷる揺れる。ユー子のお汁でス
カートが、ユー子の汗でブラウスが汚れちゃうけど、もう、関係ないって感じ。
「ああ、出るぞ、イクぞ」
「あ…、いやいや、中はやめて」
「出るぞ」
「イヤー、赤ちゃんできちゃう!」 
 でも、小林さん、ユー子の中にドクドクって…。

「ふう、大木によろしくな」
 小林さん、ユー子の中に全部吐き出すと、さっさとズボンを履いて出て行っちゃった。
ユー子、そのまま仰向けになって空き家の中で寝転んでた。
「難しいことは分かりません。大木におたずねください」
 ユー子、難しいことわかんないけど、大木さんの言い付けきちんと守ったんだからいい
よね。でも、働くってホント大変。
「よっこらしょっと…」
 ユー子、そう思って体を起こす。アソコから小林さんのがドロッて出て来て気持ち悪い。
「制服、汚れちゃったぁ、クリーニング代、会社が出してくれるのかなぁ」

小説(転載)  「美少女凌辱 制服の生贄」

官能小説
05 /24 2018
「イヤー、やめてー!」
 両手両足を押さえ付けられ久美子は叫んだ。目の前にはいやらしい眼光を爛々と放つ三
人の男。
「助けてー、助けてよー、憲一クン!」
 けれど、憲一は机に向かったまま動こうとしない。そのうち、久美子のブレザーは剥ぎ
取られ、スカートもまくり上げられる。
「へっへっへ、あんなヤツにはもったいねぇや」
「憲一のしょぼくれたチ×ポよりよ、俺のソリッドタイプで…」
「俺が一番だからな、俺が最初…」
 男の一人がファスナーを下ろす。ブラウスのボタンが弾け飛び、ふくよかな乳房を隠す
ブラジャーが姿を現す。
「すっげぇ、でけぇよ」
「目、つけてたことはあるよな」
 長い髪を振り乱し、久美子は必死に抵抗を試みる。しかし、男たちの力にかなうはずも
なく、生まれて初めて男たちの眼前に裸体をさらしてしまうのであった。

 いつもイジメられていた憲一を不憫に思ったのが始まりだった。
「昔はそんなじゃなかったのに」
「仕方ないよ。勉強もできない、スポーツもできない、そんな僕なんか」
「そんなぁ、今からでも大丈夫よ。ちゃんとした大学に合格して、見返してやれ」
 幼なじみでもある久美子と憲一は結婚の約束をしたこともある。もちろん、幼稚園のこ
となのでお互い忘れたふりをしているが、久美子は心の奥でしっかり覚えていた。
「ワタシが家庭教師してあげるからね」
 小中学校と同じコースを歩んでいた二人だったが、久美子はミッション系の進学校、憲
一はランクの低い男子校に進んだ。家も近所なので、互いの親も公認している。久美子は
憲一の家を訪ねることに全く警戒していなかった。

 その日、いつものように憲一の部屋を訪れた久美子は、様子がいつもと違うのに気が付
いた。
「いらっしゃーい」
「君が久美子ちゃん、カワイイね」
 部屋の真ん中には憲一と同じ高校の制服を着た男が車座になっている。もうもうと充満
するタバコの煙。ロン毛、茶髪、耳にはピアス。扉を開けたとたんに久美子の足はすくん
でしまった。
「憲一君、オバさんは?」
「留守だよーん」
 男の一人が答える。
「じゃあ、ワタシ、帰る」
「おっと」
 身をひるがえして部屋を出ようとする久美子の前に長身の男が立ち塞がった。
「そんなに焦んなくていいじゃない、ゆっくりしていきなよ」
 ドアに手をかけ、男は久美子を見下ろす。カバンを胸に押し付け、久美子は身をすくめ
る。
「ほらほら、憲一君はお待ち兼ねだよ」
 机の前に一人座った憲一。しかし、机の上に教科書もノートも広げられていない。
「帰る、通してよ!」
 久美子は男のわきを擦り抜けようとした。
「おっと」
 男はそんな久美子の手を取り、無理やり部屋の真ん中に引きずり込む。
「約束なんだよ、憲一君との。恨むんなら、ヤツを恨みな」
「何よ、どういうこと」
「久美子ちゃんを紹介してくれたらさ、二度と金は用意しなくていいって、約束したんだ
よ」
「何よ、それ」
「憲一は承諾したんだ。楽しませてもらうよ」
 立ち上がる男たち。真ん中に久美子は押し倒される。
「何よ、何するのよ、やめてよ」
 卑猥な笑みを浮かべる男たち。そして、三人とも上着を脱ぐと、奇声を上げて飛びかかっ
てくるのだった。
「イヤよー、やめてぇ!」
 絶叫する久美子。しかし、そんな言葉が何の役に立たないのも分かっている。
「ほらほら、ちゃんと脚を広げて」
 パンティを下ろされ、右足の踵に引っ掛かる。ソックスは履いたまま。スカートも残さ
れている。
「いやよー、こんなのイヤー!」
 両足首をつかまれ、むっちりとした太ももが徐々に広がる。薄い茂みに覆われたピンク
の肉裂が男たちの目にさらされる。
「いいかぁ、ちゃんと押さえとけよ」
 下半身を剥き出しにした男が久美子の脚の間に体を割り入れた。そして、太腿を抱える
と、そそり立つ肉棒を突き入れる。
「アグ…!」
 久美子は引き裂かれるような痛みに苦痛を示す。
「へへへ、いい締まりだ」
 男は小汚い尻を前後させながら抽送を始めた。
「やだよぉ、いやだー、助けてよぉ」
 久美子の声に涙が混じる。それでも憲一は微動だにしない。
「見ろよ、この胸、最高だな」
 男の一人は豊かに実った胸乳にむしゃぶりつく。ボタンの弾けたブラウスが広げられ、
ブラジャーは鎖骨の辺りまでたくしあげられていた。
「ちっちゃい乳首がかわいいね」
 柔肉をわしづかみにし、舌を伸ばして吸い付く男。
「いいか、噛むんじゃねぇぞ」
 残されたもう一人の男は久美子の口の中に屹立したペニスをねじ込んだ。
「ぐぐ、くくく…」
 恥ずかしい部分だけをあからさまにした久美子は男を咥え、男を嵌めて悶絶する。
 目から涙がとめどもなくあふれ出す。痛みと恥辱が神経をマヒさせる。
「オッパイに挟んじゃおう」
 乳房を弄んでいた男は言った。そして、自分の先で乳首をこすり、既に滲み出た先走り
汁を塗り付ける。久美子の乳首がねっとりとした光沢を放つ。
「へへへ、こうやって、真ん中に寄せて」
 下半身では一人の男が奥へ奥へと挿入を進める。縦に並んだ形で別の男が胸にのしかか
り、乳房の谷間でこすり上げる。向かい合った男が喉の奥まで突き入れてくる。
「おまえの顔見てするの、なんだか嫌だな」
「じゃあ、どうすりゃいいんだよ」
「別の穴があるだろ」
「ああ、アソコね」
 乳肉の滑らかで柔らかな感触を楽しんでいた男は、思いついたように久美子から体を下
ろした。
「おい、俺、こっちの穴に入れるからさ」
「何だよ、いいところで」
 ヴァギナを犯していた男は不満げな声を出す。
「咥える女、見ながらするのって、結構よかったんだけどな」
「いいから」
 一瞬だけ久美子の体躯からすべての男が離れる。しかし、逃げ出すことのできる力は、
既に残されていない。
「ほら、うつぶせになって」
 フェラチオを楽しんでいた男が命令した。
「俺が仰向けになればいいんだな」
「そうそう、よいしょっと…」
 久美子の脚をぶざまに広げ天井に向かって勃起するペニスの上に肢体を降ろす。
「ん、あああ…」
 子宮の入り口まで届く感触に思わず口を広げてしまう。それを見計らって再び別の一本
が口腔を襲う。
「いい格好だ、興奮するよ」
 前後から抜き差しされ、久美子の体は微妙に伸び縮みする。
「よし、じゃあ」
 久美子の背後に回った男は自分にねっとりツバを塗り、その丸まった尻たぼを抱えた。
「入るかな…!」
「……!」
 激痛に久美子は目を見開いた。眼前を白いスパークが広がり、何も見えなくなる。
「きつぅ、痛いくらい」
 久美子のアヌスを犯した男は言う。
 三人はそれぞれの穴に挿入したまま腰を振る。ぐねぐね、うねうねと久美子の肉体は揺
れ動く。
「んんん、んんんんん、うん…!」
 鼻から漏れる切ない吐息。もはや何をどうすることもできない。運命を呪ってみても、
憲一を恨んでみても、もとに戻ることはできない。
「ああ、出そうだ。出るよ」
「俺も…」
「こんなとこに出すの、俺、初めてだよ」
 スピードが増し、屈伸が激しくなる。三人はそれぞれに頂点を迎え、それぞれの場所に
吐き出すのだった。

「へへへ、よかったよ」 
「じゃあな、憲一君。後はよろしく」
 三人が三つの穴にそれぞれの液を注入すると、男たちは憲一の部屋を後にした。
 久美子はスペルマまみれになった体を持て余し、ぐったり身を横たえていた。
「サイテー、こんなの信じられない」
 口に残る精液の味。胃の中に溜まる感触がおぞましい。腸の中に感覚はないが、少しで
も身を動かせば膣内からどろりと濃厚な液がこぼれ落ちる。
 それでも、久美子は涙を拭い、スカートとはだけたブラウス姿で起き上がった。
「サイテーね、あいつら。でも、何だか」
 憲一はようやく椅子を回して久美子を見た。
「もうやめようよ、こんなの」
「イヤよ、わたしはいろんなことしてみたいの。いろんな気持ちいいことしてみたいの」
 衣装を正す事なく久美子は憲一の側による。
「今度はさ、もっとなよなよした、なんて言うかなぁ、憲一みたいなオタクタイプ、紹介
してよ」
「え?」
「犯されているフリして犯してやるの。オモシローイ」
 久美子は大声を上げてケラケラ笑う。そんな彼女を見て、憲一は何も言えなかった。

真珠婦人

裏本
05 /24 2018
2003年04月
どこかで聞いたことがあると思い調べてみたら、「菊池寛にとって初の本格的な通俗小説」と同タイトルだった。
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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。