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小説(転載) クリニック

官能小説
05 /14 2018
保存(ダウンロード)したまま放っておいた。同じサイトから3作品、すべて主人公が「玲子」となっているので関連しているのかと思ったが、読んでみると1話完結だった。作者がよほど気にいった名前なのだろう。

玲子には一つだけ悩みがあった。

誰にも言えない悩みだった。 玲子の家庭は多分他人がうらやむほどの家庭だった。
大きな一戸建ての家、商社つとめの夫。子供も2人いて高校生の兄と中学生の妹。2人ともそこそこに優秀で、私立の名のある学校に通ってる。
反抗期もあったりはしたけど、まあ、普通の子供だろう・・ 素直でこれといって、大きな問題もなく育ってる。

夫も優しく、玲子の友人たちにも気を使ってくれる。友人の間でも評判の夫だった。
みな、口々に玲子の夫をほめた。 「良いわよ、玲子は、あんな素敵な旦那様がいてお金は不自由しないし、子供達は付属の学校でもう大学まで受験の苦労もないし・・」

子供達に手のかかってる間はこんな事悩みもしなかった。 ここ数年、誰にも言えずに段々と暇になって自分自身の事を考えられるようになってからこの悩みは玲子の中でふくらんできたのだった。
玲子自身、私は幸せな主婦だとずっと思ってた。誰にも負けない幸せを手に入れてると・・・

ところがそれは真夜中の付け忘れたテレビを切ろうとした、玲子の目に入ってきて無惨にも玲子の中の幸せをうち砕くほどのものだったのだ。

その日はどういう訳かみんな帰ってくるのが遅く全部が片づいたのはもう、11時近かった。それから玲子はゆっくり一人お風呂に入った。
風呂から出ると、それぞれがみんな部屋で休んでるらしく切り忘れたテレビだけが音を出してた。 もう夜中の番組だった。玲子は下品だと思ってそういうたぐいの番組は嫌いだった。

最も玲子の嫌いなタイプの女が映ってた。下品で、はすっぱで知性のかけらもない男に媚びを売ることだけを生き甲斐にしてるような女・・・
その女にレポーターの男がマイクを手にして聞いていた。
「ひろみちゃんはどんなときに絶頂を感じるの?」
「えーっ・・恥ずかしいな・・うーん、クリトリスなめてもらったときかなあ?」
「どんな感じ?」 「気持ちいいよ・・気を失っちゃいそう・・」
「そうかあ?いいねえ、女の子は・・・いつ頃に始めていっちゃうって感じ知ったの?」
「うーんとね、そうだなあ。18の時かな?もうびっくり天と地がひっくり返るかと・・・」
「もし、自分が不感症だったりしたらどうだった?」
「えーっ、そんなの考えられない・・こんな気持ちいいこと知らないなんて・・・ひろみは どんなに大きな家に住めてお金があって好きなこと出来ても、不感症だったりしたら世の中で一番不幸だと思うなあ・・・・」
それを聞いて玲子は愕然とした。 こんな女に、私は負けてるのか・・と
玲子は38才ののこの年まで、絶頂感を味わったことがないのだった。

このくらいの年になると友人達の間でもsexの話題は出てくる・・
玲子は話を合わせて頷いたりはしてるけど、逃げ出したかった。
友人に「玲子の旦那様なんてまだ全然若そうだしあっちの方も衰えてなさそうだし、玲子は良いわね、今でも散々喜ばしてもらってるんでしょ・・」
なんて言われると曖昧に笑ってごまかした。
友人達はそれを照れ笑いだと思っているようだった。

玲子は21才で結婚するまで処女だった。
夫の憲一とは友人の紹介で出逢い半年ほど付き合って結婚を決めた。
憲一は紳士で、デートの後必ず家まで送ってきてくれて、キスはしてくれたがそれ以上は手を出さなかった。

ある時、憲一がいった。
「君とはもう結婚を考えてる。僕は結婚した日をちゃんと感動的なものにしたい。だから、それまで君にはキス以上しないよ。」
憲一は玲子が処女であることを知って、感激してくれた。 そうして、処女を亡くすときは初夜にしようと決めたみたいだった。

結婚式は両家の親戚や友人で盛大な式だった。友人達に囲まれた憲一を見て人望の厚い憲一が誇りでもあった。玲子の友人達も憲一のことをみんなうらやむように見ていた。
そして、そのままホテルに泊まっての初夜、 憲一はおそるおそる玲子の中に入ってきた。
未開発の玲子にとってそれは苦痛の時間でしかなかった。
今まで大事に大事に守り通してきたものを心から愛してる憲一にささげる儀式の時がこんなに苦痛を伴うものとは思ってもいなかった。
勿論痛いということも出血を伴うことも知ってはいたが、最初の一瞬だけで、その後は甘美の時間が来るものだと玲子は思っていたのだ。
21年間、勿論オナニーなんてけがわらしいと自分のそこに一度も興味を示さなかった玲子の中はまだ固い固いつぼみだった。

不幸なことにすぐに妊娠してしまった。
女として開花する時期を逃してしまったのだ。 妊娠中のsexはゆっくりゆっくりいたわるようにしてたが、段々せり出してくるお腹に慎重な憲一は、子供が生まれるまで我慢しよう・・・そういって結婚してすぐにsexのない生活に入った。
子供が生まれてからは時々はするが、母乳はいつまでも出てたし子供の夜泣きで疲れ果て、それどころではなかった・・
そのうちにすぐに又妊娠して・・今度は2人の子供に追われて、sexを楽しむなんて余裕は出来なかった。

男の性を知らない玲子は憲一が玲子を求めてきても、痛みこそなくなったが心の中で早く終わって・・そんな風に思っていたのだった。

子供が小学生の頃、憲一が女性の香りをつけて遅くに帰ってきた。
商社つとめの憲一はそれまでも接待などで遅くはなったし女性のいる店で飲んできたこともたびたびあったが、玲子はいつもとは違う雰囲気を感じ取っていた。
それでも玲子は憲一に問いただすことはしなかった。 憲一は家庭をちゃんと守ってくれてるし、もし浮気したとしても家庭を捨てるようなことはしないだろう・・それに他でしてきてくれて、私に求めないでくれるならその方が良いとさえ、思っていた。

憲一とのsexは玲子にとっては辛い時間だったのだ。 自分が不感症かもとは、そのころから思っていた。 そしてそれが憲一にとってはきっと面白くないことだろうとも思っていたのだった。
演技をしようにも絶頂感を知らないものには演技さえ出来ない・・・
憲一も憲一なりにいろいろ試して見ようとしたらしいが、それも玲子にとっては惨めで結局は憲一はお人形を抱いてるようなものだったに違いない・・・
いつしか憲一も玲子にはあきらめてしまったみたいで、2人の間には夫婦としての儀礼的なsexがあるだけになってしまった。
少し気になってはいたものの、それならそれで良いかと子育てに追われ玲子もあまり気にもしなかった。こんな夫婦もあるだろうと・・

そんな玲子にテレビの中の下品な女の一言はいつまでも耳にこびりついて離れなかった。

「私が世の中で一番不幸?こんなに幸せなのに?・・・」 すると、今度は友人達を見ても 「彼女たちの方が本当は私より幸せなのだろうか・・」 そんな風に思えてしまう。

そう悩みだしてから、今まで全く興味を持たなかった女性週刊誌のsex特集とかを一人で密かに見るようになった。
始めてsexのいろいろな事を知って玲子は愕然となった。 他の人達は、こんな事までしてるんだと・・・
玲子はフェラチオさえ風俗とかの女性だけの世界だと思っていたのだった。

週刊誌に怪しげな広告が載っていた。
「不能治療不感症治療に絶対の自信!○×クリニック」
玲子はその広告をいつの間にか食い入るように読んでいた。
「何歳からでも遅くない、あきらめる必要はありません、90パーセント以上の完治実績」
玲子は受話器を取っていた。 話すだけ・・・ちょっと聞いてみるだけ・・・そう思いながら受話器を取った。
184を先に回して週刊誌に載っていた電話番号を回す・・・ 2度、呼び出し音がなっただけですぐに相手が出た。
「あのー」 「○×クリニックです」 思ったより、真面目な感じだ。
「週刊誌見てかけてるんですが、ちょっとお聞きしたくて・・」
「ご主人様のお悩みですか?奥様のですか?」
「わたし・・・」
「そうですか、それは良かった・・・ご主人様の場合だと、ご病気の場合もございますので、100%とはいきませんが、奥様の場合ですと、ほとんどの場合完治いたしますから・・、ご心配には及びません。こちらは決して、いい加減なものではなくて、どちらかというと、カウンセラーのようなものです。そういう場合、ほとんどが精神的なものですから・・、プライバシーは絶対に守られますし、どっちにしろ保険を使えませんので、偽名でもかまいません。そういうお客様の安心感がもう治療の手始めなんです。一度話だけでもお聞きになられたらどうですか?悩んでいたのが嘘のように人生が楽しく、幸せになりますよ。」

玲子は、偽名といわれて、いってみようかという気になった。
怖そうな所だったら、帰ってきてもう2度といかなければいいんだから・・お金と時間は有り余るほどある。
「じゃあ、そちらにお伺いしてみようかしら・・・」 そういうと、
「では明日、いかがですか?」

次の日 教えられた病院の前で、まだ玲子は悩んでた。
思い切ってドアを開ける、するとそこは明るくて高い天井が玲子を迎えた。 受付の若い女性がでてきてどうぞとスリッパを、だした。
名前も何も聞かずに診療室に案内された。 中に入るとそこは診療室というより応接間のようでゆったりしたリクライニングの椅子が一つ、 そこに椅子にかけた40才くらいの男性が座ってる・・・
にこやかにどうぞとリクライニングの椅子を勧めてくれて玲子は座った・・・

「昨日の方ですよね、お名前はなんてお呼びいたしましょうか・・」
「私は佐々木康夫といいます、」
「じゃあ、玲子だけで・・」
「けっこうですよ、ここは診療というよりはカウンセラーと思ってくださった方が良いでしょう・・プライバシーは絶対に守られますから、心の中を素直に話してください。まずはあなたの中のトラウマを探し出しますから、自分の心の中を見つめながらゆっくりと恥ずかしがらずに話してください。」

佐々木の声はどういう訳か心の中に語りかけるようにゆっくりと玲子のなかにしみこんでいった。
「玲子さん、結構女の人の不感症は多いんですよ。もしかしたら半分くらいの人が絶頂感を感じたことがないかもしれませんね」
「そんなに?」
「そうなんですよ、そんなもんだという暗示とこれは結婚まで処女を守ってた方に多いですね。」 「始めてはいつですか?」
「結婚した時が最初です。」
「旦那さんは女性経験は多い方でした?」
「初めてって事はないと思いますけどあまりなれてはいなかったんじゃないかと」
「初めてに期待感はありました?それとも恐怖感でしょうか?」
「多分恐怖の方が強かったと。」
「ご自分の性器にいつ頃から興味がでました?触ってみたり鏡で見てみたりしたことは?」
「えっ、そんなこと一度もないです。」
「やっぱり、あなたの中には自分の性器にたいして美しい綺麗なものとという認識がないんでしょうね。それと絶頂感を感じたことがないから自分の中で男性への奉仕という意識が高い・・自分を無くして感じてしまう事に恐怖をいだいてる。はっきりとした原因が、わかっていますから自分の気持ち次第で確実に絶頂感を感じることの出来る体になりますよ。多分簡単でしょう。それよりも難しいのはあなたの体が変わっていくことをどうやってご主人に知らせるかです。」
「えっ?どういうことですか?」
「だって、いきなり今まで感じたのことない、あなたがいきなり感じやすくなったら、ご主人は絶対変に思うでしょ。それでは夫婦の仲がかえって悪くなりますよ。かといってこういうクリニックにいったとご主人に言えないでしょう・・本当は夫婦そろってが、理想なんですが、日本人にはどうもsexに対して大らかじゃないから、奥さんがこういうところで開発される事をいやがる人の方が多いですねえ。」
「それじゃあどうやって?」
「うーん、まあおいおい考えて行きますよ。それと同時にあなたの方の治療をしなくては・・・、うちはただ感じさせるだけでなく、そのあとのアフターフォローもしっかりとしてあげるので定評があるんです」
「まあ任せてください、これからの治療については電話でご連絡しますから・・」

なるほど、そんなことまで考えてなかったけど、確かに夫は変だと思うに違いないだろう・・・
何となく玲子はこの先生に任せて見ようと思った。信頼できる気がした。

次の日、昼間誰もいない時間に佐々木から電話が来た。
「こんにちは・・玲子さん。あなたの診療方針が決まりました。こんな風に自宅で電話での診療にすることにいたしました。あなたの、中にある警戒心を取り除くためにまずは一人で電話での指示通りにしてもらいます。でも、心からの信頼なしには絶頂感はえられませんからまず私と疑似恋愛の仲になります。心配しなくても良いですよ。玲子さんは何も心配しなくても良いですから・・・ただ心から私を信頼して心を私に預けてくれれば・・ご主人を裏切らせるようなことはしませんから・・・タイプ的にはいかがですか?私は嫌いなタイプですか?生理的に嫌悪感を抱くのであれば治療は出来ませんので違うものをやりますが・・」
「佐々木先生で、結構です。信頼できますから・・・」
「じゃあ、治療を開始しますからどんなこといわれても、素直に聞いてくださいね。無理は一番ダメですから嫌なことは嫌と・・・我慢はしないで下さい。それと、今から、私のことは、康夫さんとおよび下さい」
「一度電話を切って、もう一度かけます。それでは始めますね。」

どきどきしながら玲子は電話を待った・・ ベルが鳴った。
「もしもし・・・康夫さん?」思い切って玲子はそういってみた。自分の心の中が波打ってる。
「そうだよ、玲子、玲子は今一人?」
「ええ」
「今はどこにいるの?」
「リビングです」
「ねえ、玲子の家には子機はある?」
「はい、あります。」 康夫は、必要以上に何度も玲子と名前をよんだ。
始めは違和感があった、玲子も、そのうちにそう呼ばれることになれてきて、自然に康夫の なを口に出来るようになっていった。
「子機をもって、寝室に行ってごらん。玲子の寝室はどうなってるか教えて・・」 玲子は、言われたとおり子機を手に寝室に入った。
「ダブルベッドと、洋服ダンスがおいてあります。」
「そうか、そのベッドで玲子はだんなさんに抱かれるんだね。洋服ダンスに姿見はついてる?」
「ええ、扉あけると、鏡です。」
「じゃあね、その鏡の向こうに僕がいると思って、僕に見せるようにゆっくり洋服を脱いでごらん・・・下着だけになるんだよ。」 そういわれて、玲子は鏡の前に立ってみた。
康夫のことを意識しながらブラウスのボタンをはずす・・・ 誰もみてはいないのにどきどきしてきた。鏡の中の自分をみる。 ブラウスを脱いだ。スカートもはずす。ブラジャーとパンティだけになる。 そんな風に自分の姿を、ゆっくり見つめた事なんて無い玲子は自分の下着姿に思わず どきっとした。 子機を手に取る。
「康夫さん、下着だけです。」
「玲子、自分の姿見ながら、教えて。どんな下着つけてるの?色は?そうだ、この子機はハンドレスにならないの?」
「えっ、ああ、なります。受話器持たなくても平気だわ・・・」 「下着の色はね、今日はブラも、パンティも青だわ」
玲子はオンフックのボタンを押した。 スピーカーを通して康夫の声がしてきた。
「ねえ、玲子すごく綺麗だよ、下着だけの姿もとても色っぽい・・・玲子の年齢だと本当はもう、熟した果実だけど、玲子はまだ蒼いつぼみだね。僕はとても嬉しいよ。君の蒼いつぼみを僕が甘い蜜たくさんの果実にしてあげる・・」
「じゃあ、その青い、ブラジャーをはずしてごらん、ちゃんと僕の目を意識するんだよ。」 玲子は言われたとおり、ブラのホックをはずして鏡の自分をみた。
康夫が追いかけるように 「ああ、形のいいバストだね。ふくよかで、玲子は見た目より胸が大きいんだ。昨日みたときは、こんなに大きいとは思ってなかったよ、着やせするんだね。乳首もつんと立ってる。かわいいね。玲子の胸に顔を、うずめたい・・」 どこかで本当にみてるように話してくる。玲子もどきどきしてきた。
本当に康夫の言うとおり玲子は着やせする方だ。裸になると、胸が目立つ。乳首まで固くつんと立ってる・・・どうしてわかるのかしら・・
「そうしたら、乳首の先を僕の指だと思って触ってごらん?ゆっくりゆっくりそっとだよ。そっとつまんで・・」
「はい、」素直に乳首を触ってみた。 ぴくん、固くなった乳首の先に自分の指を触れると、電流が走った。 玲子はびっくり、今までにない感じだ。
「どう?」 「えっ、あの、電流が走った感じ、こんなの始めて・・・」
「そうか、玲子、君は本当はこんなに感じやすいんだよ。だけど玲子の心の中で、何かが玲子のその感情に鍵をかけていたんだ。大丈夫だよ、きっと、僕が心の鍵を開けてあげるから・・・」
「今度はね、パンティをそっと脱いでごらん・・」 玲子はもう素直に康夫に従っていた。 パンティを脱ぐ。生まれたままの姿で鏡に映った自分をみる。
「綺麗だよ、すごく綺麗だ、玲子・・・そうやって、僕にみられてると思いながらじっと自分の姿みてごらん。僕は玲子の全部みてるよ、」

見慣れてるはずの自分の裸なのに康夫がみてると思うと玲子はどきどきしてきた。 なんなのだろうこの感情は・・憲一に裸をみられても感じなかったこの不安定な感覚・・・
「なんだか、とてもどきどきします、康夫さんにみられてると思うと・・・」
「好きだよ、玲子、今すぐそこに行って君を抱きしめたい・・・」 玲子の心がきゅんとなった気がした。こんなふうに熱い言葉をもう何年も言われたことがなかった。
「今度はね、玲子、小さな手鏡ある?」
「ええ、ドレッサーにあったと、」 玲子は、手鏡を取りだした。
「そのまま、ベッドに腰掛けてごらん、自分で自分のあそこをみてみようね、」
「えっ、そんなこと・・・できない」
「大丈夫だよ、僕が一緒にみてあげるから。まずベッドに腰掛けてごらん。そうして鏡で自分のそこを見てごらん。どうなってるか説明して。」 玲子はどきどきしながらもいわれるままに、手鏡をのぞいた。
「ひだがみえる。」
「色は何色?」 「ピンク・・・」
「そうかあ、きれいだね、玲子のそこ・・食べたいなあ・・・」
「今度はそこを指でそっと広げてみて・・・クリトリス見える?」
それこそ、エッチな写真やビデオなんかに縁の無かった玲子には始めてまじまじとみる女性器だった。始めは恥ずかしくてみるのさえ怖かったけど、段々と興味がわいてきた。
「どれ?どれがクリトリスなの?」
「あはは・・・そうかあ、わからないか。じゃあね、そっと指でその割れ目の上の方を、指で触ってごらん。こりこりって固いところ無い?」
言われるままに、ゆっくりと割れ目の中に指をいれてみた。 ゆっくりと、なでまわしてみる。
「少し、固いところある。これかな?」
「そうだよ、そこがクリトリス、ちゃんと男のものみたいに、勃起もするし固くもなるんだよ。」
「えっ、そうなんですか?」
「ねえ、玲子、自分のみてどう?」
「こんなに、グロテスクだとは思わなかった。」
「そう?でもそこがどんなに大きな男のものも飲み込めるし、玲子のことをいつか天国に連れて行ってくれる場所なんだ。すごく綺麗だよ、玲子。早く僕はそこに入って玲子の中を味わってみたい・・・」 玲子は、康夫にそんな風に言われるのがなれてきていた、いつか康夫を受け入れるときが自然に来るような気になっていた。
「今度はベッドに横になって、自分で、今のクリトリスを触ってごらん。僕の指だと意識してね。」 いわれるままに玲子はベッドに横になった。 しばらく触ってみたけど、まだ固いつぼみは濡れては来なかった。
「どう?」 「痛くはないけど、別に・・・」
「そうかあ、でもそれで十分だよ。今まで玲子は全然自分の体に興味を持たなかったんだから・・・今日はここまでにしようね、宿題をあげよう。お風呂に入るたびにちゃんと自分のあそこを鏡で見ること、どんな風になってるかよく観察してごらん・・・そうして、寝る前や朝起きる前に自分で自分のクリトリスを少し触って刺激してみること。始めは何も感じなくても全然心配しなくて良いからね。僕に任せておけば大丈夫だから・・・玲子は本当は感じやすいんだって事、今日のことで僕はよくわかったよ。それじゃあね、また・・」
そういって康夫は電話を切った。


朝、憲一は会社に来て、まずメールのチェックをいれる。仕事先からの連絡や社内の連絡など、この頃はメールがほとんどだ。この日もまず、メールチェックから始めた。
みたことのない送信者から届いてるメールがある? なんだろうと思いながらメールを開いた。
ああ、広告メールだ、名刺にメールアドレスをいれるようになって不特定多数の人にアドレスを知らせるようになってから、この手のちょっといかがわしい、ダイレクトメールが時々届くようになってきた。
無視して、削除しようとしてある言葉が目に飛び込んできた。
「奥様と本当のsexしたことありますか?」 その言葉が、ちょっと気になってその広告を読んでみた。 人には言えないけど奥さんとのsexに物足りなさを覚えてる人いませんか?
浮気したところで満足できないそんなあなたのために・・・
奥様に気付かれないうちに不感症完治!!!とかいてある。
よく見ると、新しい薬のようだった。自然の樹液から出来てる副作用なしの催淫剤みたいなもので、普通と違って男性自身に、ぬって、普通にSEXをする。
即効性はなく、だんだんと女性が感じやすくなってくると書いてある。
3度目くらいから少しずつ感じ始めて個人差はあるものの、だいたいの人が成功してると書いてある。こんなものいい加減に決まってると思いながらもつい引き込まれてしまった。 値段も決して高くなはない。だめでもともと、副作用とかの心配がないなら妻にも気付かれずに試して見れる。
憲一は少しその気になってきた。 玲子とのsexはいつも自分の独りよがりで終わってしまう。 始めのうちはそんなものかとあきらめていた。
ビデオなんかでみるような女の人のあえぎ声はビデオ用の演技なんだろうと思ってた。 それが違うことに憲一は浮気してみて始めて知った。
女が本当に感じてるときの悩ましげなあえぎ声に憲一は、今までになく固く大きくなって始めて知るすごい射精感だった。
その女を愛してたわけではない。それなのに愛してる妻との時と全然違うSEXに充実感を覚えてしまうのであった。 それからしばらく憲一は本を読んだり友人の話を聞いたりして 玲子にいろいろ試してみた。 でも玲子の方がそういうことに嫌悪感を抱いてるようでなかなかうまくはいかなかった。
そこそこにいろいろな女と浮気はしてみた物の愛してる玲子と本当のsexができないことでいくら他の女を抱いても、飢餓感が増すばかりだった。
一度試してみようか・・・ 憲一はなんとなくその注文書に会社の住所を書いて自分宛に送ってくれるようにとメールを書いてた。ちょっとためらったのち、送信ボタンを押していた。

佐々木康夫はクリニックでパソコンのメールを受信していた。 憲一からの注文書をみたときににんまりと自然に笑みがこぼれた。 こんなにうまくいくとは思わなかった。
ダイレクトメールなんて読まずに削除されても仕方ない。 これがうまくいかなかったら又他の方法を考えないといけない・・・そんな風に考えてた。
安堵感と共に憲一もまた玲子を愛してることがわかった。 愛し合ってる良い夫婦なのに、性の不一致、というか性に対する幼さのためにうまくいかなかった 悲しい夫婦を思った。 きっといつか2人で本当のsexを味わえるようにしてやろうと、康夫は改めて心に誓った。
憲一にはすぐに送った。瓶に入ったローション状の液体で、害はなく、強いて言えば挿入するときが少しスムーズになる程度だろう・・・それに振り込み用紙をつけて会社宛に送っておいた。
憲一のほうの準備は出来た。これで玲子が治れば・・・・

康夫からの2度目の電話は夕方だった。
「ちゃんと宿題してる?」
「ええ、でも、あんまり変わらないような・・・」
「そうか。じゃあ、診察してあげよう・・・この前の様に、寝室にいってごらん。」
玲子は素直にこの前のように寝室まで行った。
「すぐに裸になってベッドに横になってごらん。玲子はこの前ので乳首は感じるようだから今日は そこからせめてみようね。」
「まず仰向けに寝ころんで、乳首を軽くつまんで・・・僕の指だとおもうんだよ。そうそう・・・いい感じだ。ころころって転がすように両手で、つまんで・・」
「康夫さん、なんだかくすぐったい・・・」
「そのまま、我慢してゆっくり自分の気持ちのいいように触ってごらん。時々ちょっと強くつまむように・・・」
玲子は言われたとおり、ゆっくりとずっと乳首をなでてた。始めはくすぐったかったのがなんだか段々変な感じになってくる。
「康夫さん・・なんか変な感じ。我慢できない・・・どうしよ・・」 そういうとなんか体の芯に火がついたようだった。
「いいよ、やめて・・・」 「えっ、」 康夫にそういわれても、なんだかやめたくない感じだ。
「玲子、ダメだよ、手を離して・・・それで、そっとその手を下に持っていって指を自分の中にいれてごらん」
玲子は、惜しいような気がしたけど、言われるままに手を下に持っていって、指をそっと中にいれてみた。
「あっ!」 「どうなってるからいってごらん?」
「なんだか濡れてる・・・ここは全然触ってないのに・・・」
「そうなんだよ、それが感じるって事なんだよ。今のやめたくない気持ちの向こうに玲子の感じたかった天国があるんだよ。でも今日はここまで、これ以上は今日はダメだよ。」
「どうしてですか?なんかちょっといつもとちがう感じで良かったのに・・・」
「いいかい、きっと、今夜はご主人が玲子のことを求めてくるから、まだ、あんまり感じ過ぎちゃだめなんだ。ご主人としてるときにきっと、もういつもと少しは違うけど良く自分を見つめてごらん。神経をそこに集中して・・それで、どうだったか明日、僕に話してもらうから。。それが今日の宿題。」
「どうして主人のことわかるの?」
「あはは・・わかるんだよ、お医者さんだからね」

その日、憲一はいつもより早く帰ってきた。 夕飯も早めに済ませゆっくりしてる。子供達はそうそうに部屋に引き上げた。
「風呂でも入って寝るかな・・・」 そういいながら立ち上がった。 その間に玲子は片づける、心の中でまさかね、なんて思いながら、今日康夫の言ったことが気になった。 憲一とはここしばらくSEXもしていない。いつも、憲一の方から何気なく誘ってくるが、このところそんなこともなかった。
風呂から上がると憲一は 「お前も早く風呂入って休めば・・・」そういい残して寝室に消えた。
「あらっ、」玲子はいつもはそんなこと言わない憲一の一言にびっくりした。
玲子も風呂にはいることにして、丹念に身体中を洗った。康夫に言われてから、お風呂にはいるときあそこを鏡に映して、きれいに洗うようになった。今まではそんなことしなかったのに。 風呂から上がると、玲子も寝室に向かった。
玲子はいつも一枚の長めのワンピースのような部屋着で寝てた。 ベッドに潜り込むと憲一はまだ起きていて 「おい、いいだろ・・・」 そういって、玲子をだいた。

玲子は心の中でびっくりして、康夫はどうしてわかったんだろそんなことを考えていた。
夫婦の儀式・・いつも通りの手順だった。 玲子はされるがままになっていたが、どこかで康夫にみられてる感じがしていた。
このベッドで昼間、康夫に言われたまま胸をもて遊んでいた、自分を思いだし心の中が熱くなっていくのがわかる。 いつも通り夫が自分の乳房をもみしだく。
それから、乳首を軽くつまんだ。 あっ、一瞬声が出そうになる。昼間の感覚が夫の指によって想い出された。
いつも通りにしてないといけないといった康夫の言葉が思い出されて、声が出そうになったのを危うく我慢した。 それから、挿入、いつもと同じだ。

玲子は神経を自分のあそこに集中した。 今まではただ挿入されていただけだが、今夜は玲子は何度も鏡で見た、自分のひだに憲一のものが奥深く挿入されて行く、イメージがわいて、なんだかかっと、身体中恥ずかしさで熱くなった。
さっき、鏡で見たあのひだのなかに、あの恥ずかしいところに入っていってる姿はとてもいやらしい感じがした。
それに今日はどういう訳か、するっと入った気がした。 いつもは多分まだ濡れていない所に無理矢理押し込んでいく感じで、異物感と軽い痛みを覚える。
それで、玲子は心の中で 「早く早く」と、終わってくれることを待っていた。
今夜は違う。なんとなく違う。するっと入った感じがぴったりとしてて気持ちよかった。 憲一がいつものように正常位で、何度もついてきたが嫌な気分ではなく、なんとなくやめないで欲しいとさえ思った。
憲一もいつもより気持ちよさそうだ。それでも、しばらくして憲一は「でそうだ・・」そういって玲子のお腹の上に出した。これもいつもと同じだった。
当たり前のように玲子はそれを処理して、シャワーを浴びにいった。

「いつもとちがう・・・」 憲一はそう感じた。
何かが違う、いつもと順番も同じようなのに、どこか違う。 今日会社に届いた、ローション状の催淫剤を玲子が風呂に入ってる間に自分のものに塗りつけておいた。
こんなものきくのかと疑いながらも試しにと、たくさんつけて玲子に入っていった。
玲子が微妙に違うのを憲一は感じ取っていた。
そうだ、いつも入っていくときに感じるあの玲子の顔だ。出さないようにと細心の注意を払ってるつもりだろうがいつも入る瞬間に顔がゆがむ。
痛みを我慢してるような、あの顔。いつもはあれで少し気が萎えてしまう。それが今夜はないのだ。 感じてるという顔ではないが、終わるときにもいつものほっとした顔ではなくて、今夜は物足りなそうにさえ思えた。
この薬のおかげなのだろうか・・即効性は無いと書いてあった。何度かしてるうちに感度がまして感じやすくなるとも・・・ 憲一は近いうちに又玲子としようと思った。あんまりあけてしまったら、きっと、効かなくなってしまうかもしれない。
でも急に頻繁になったら玲子は怪しむだろうか・・・ そんなことを思いながら気持ちの良い眠りに誘われていった。

翌日の、昼間に康夫から電話が入った。
「夕べの報告をしてごらん」 玲子はおどろいて、
「どうして、夕べしたことを康夫さんはわかってるの?」 そういいながらも、 夕べのことを一部始終、報告した。
「うん、うん、上出来だよ。今までとは少し違ったんだね。」
「ええ、嫌な感じじゃなかった。」
「その感じで、少しご主人と続けて・・多分少し頻繁に玲子をご主人は求めるようになるから 段々に、自然にして良いよ、もし感じ出せばそのまま声を出しても良いから・・しばらくはそれで様子を見ることにしよう。」
そういうと康夫はしばらく電話をたった。

康夫の言うとおり憲一はその後も割と頻繁に玲子を求めてきた。玲子も少しずつ濡れてくるようになって、快感を覚えるようになってきた。
「こんなものなのかしら・・・」 玲子がそんな風に思い始めた頃、康夫から電話があった。
「その後どう?」
「ええ、少し気持ち良くなってきた気がするけど、絶頂感てあんな物なのかしら・・・」
「あはは・・ちがうよ。まだ玲子は味わってないよ。そろそろ仕上げだね。一度、外で僕と会おう。」 「明日、玲子を天国に、いかせてあげるよ。」 そういい残して電話を切った。

康夫は、やっぱり憲一の技術では無理だったことを悟った。 玲子はもう心を開いてる、でもまだまだ固いつぼみを、開くには女の体の隅々までわかってないとダメだった。

憲一と始めての絶頂感を味合わせてやりたかったが、やっぱり自分がするしかないなと、苦笑した。
翌日、玲子は指定された、駅前の喫茶店で康夫を待った。 胸がどきどきしてる。
康夫はラフないでたちでやってきた。クリニックで会ったときはお医者さんという感じだったけど 今日はとても若々しい素敵な青年実業家っていうところ・・
玲子を見つけるとにこっと笑った。
玲子はどきっとしてしまう。康夫は自分の全てを知ってる気がした。
「待たせた?今日は玲子と僕は一日恋人同士だからね。」 コーヒーを飲み終わると、康夫は玲子を促し席を立った。そのまま、康夫についていくとまっすぐにホテルに向かった。 ホテルの前で、ちょっと躊躇してる玲子に
「大丈夫、僕を信じて・・・玲子がいやがることは絶対しない。」
そういいながら手を引いて、ホテルに入っていった。 部屋に入ると、康夫は玲子を、抱きしめた。 そうして長い長いキスをした。 玲子は戸惑いながらも、今日は康夫に全てを任せる決心をしていた。
「いいかい、今だけで良いから僕を愛してごらん。心を開くんだ。」
「ええ、大丈夫。私はあなたに惹かれてるわ・・・」 玲子は本当にそうだと思った。
康夫はベッドに玲子を連れて行くとそっと横にした。
「玲子の裸を僕に見せて・・玲子は何度も何度も僕を意識して裸になっていただろ・・」
「ええ、康夫さんにみられてると思ったら、どきどきしたわ・・」

康夫はやさしくやさしく服を脱がしていった。
「綺麗だよ玲子・・・」 玲子を裸にしたあとに、康夫は自分も裸になった。
それから、玲子の身体中にキスを浴びせた。
「とても綺麗でいとしいよ。身体中、全部・・・」 髪に、瞼に耳にうなじにと、ありとあらゆる所にキスした後にそっと、玲子の乳首を口に含んだ。 舌で乳首を転がしてる。
玲子は思わず 「ああん」と声を上げてしまった。 長い時間執拗に乳首だけを責めてる。その絶妙な舌の動きに玲子は乳首が固く立ってるのがわかった。全神経がその一点に集まってるようだ。
「ねえ、我慢できない・・・体の芯が焼け付くようだわ・・」
「触って欲しい?玲子はどこを触って欲しい・・・?」 玲子の手が下にのびていく・・ 「ここを・・・」 康夫の指がが玲子の薄い陰毛をかき分けて玲子のクリトリスを探し当てる。 ゆっくりと、円を描くように指がうごく・・
「玲子の、ここはとても綺麗だ。まだやっと開きかけたつぼみだけど、きっと今日はきれいに咲くね。」 そういうと、今度は舌でクリトリスを舐めあげた。
「恥ずかしいから、そんなところみないで・・」 玲子がそういうと、
「綺麗だよ。愛してる人のここはみんなすごく愛しい物なんだよ。玲子は僕のものにキスできるかな?」 玲子は勿論そんなコトしたこと無かった。
憲一のものもちゃんとみたことさえなかった・・・ 康夫は玲子に自分のものを良く見せた。

「大きくて、かたい・・・」 玲子はおそるおそる触ってみた。それからそっとキスしてみる。
「口に含んでみて。舌で、絡ませるように・・・・ああ、気持ちいい。玲子すごく気持ちいいよ。」 本当はぎこちないなめかただったが康夫は玲子にそういった。
玲子は喜んでくれる康夫が嬉しくなって、一生懸命舐め始めた。
今までみることさえ嫌悪感を抱いていて、勿論フェラチオなんてとんでもないと 思ってたが、なんだか素直にとても愛おしく思えてきた。
玲子が、一心不乱に自分のものを舐め始めたのをみて康夫はシックスナインの形をとって、 玲子のそこを舐め始めた。
クリトリスのまわりを舐めながら少し強く吸ったり舌を割れ目の中そっと差し込む・・・ 玲子の中から、ずるっと愛液があふれ出してきた。 玲子の呼吸が乱れ始めてきたのがわかる・・・ その乱れが玲子が舐めてる自分のものに感じてくる。 たまらずに玲子が康夫の物から口を離した。
「あああん・・・」 あえぎ声が漏れた。
「ねえ、変だよ、どうにかなっちゃいそう・・もうやめて。我慢できない・・・怖い・・」
「大丈夫だよ、僕に任せて、玲子の、声とてもかわいい・・・・愛してるよ。玲子・・・」 康夫は絶妙な指の動きで強く弱くを繰り返しながらあふれ出た愛液をクリトリスになでつけるようにくるくると動かす・・・ 玲子の呼吸が段々速くなってきた・・・ たまらずに、声を上げる・・・
「ああ、どうしよう・・・なんか、変・・私変になっちゃう・・」 康夫は玲子の耳にずっと囁き続ける
「玲子、良いんだよ。なんにも心配知らないから・・・玲子の感じてる声素敵だよ。僕に全部預けて自由になってごらん・・・愛してる、好きだよ、玲子・・・」
康夫の声が段々遠くなっていって、玲子はもう、自分の中の大きな波に身を任せてる・・
「ああああああ、いく。いっちゃうよ、いきそう・・・ダメがまんできない・・」 その声にあわせるように康夫の指はどんどん激しくなっていく・・・
「ああああああああああああ・・・・・・・・・・」 玲子は全身がのけぞるように突っ張ると大きな歓喜の声を上げた。
その瞬間、康夫は自分の固く大きくなってるものを玲子の中にぐっと思いっきり突き刺した。
「ああっ・・・」 玲子が声を上げる、 康夫は強く激しく何度も何度も突いてきた。
玲子は自分のなかが真っ白になって自分の中の快感の嵐に身を任せていた。
「うううっ、すごいよ。すごい、康夫さん・・・」 「死んじゃいそう。。」
「いくよ、玲子、僕も・・・」 そういうと康夫の動きもはげしくなっていって、 「うっ、」という声と共に玲子のお腹の上に白い液が飛び散った・・
玲子は、そのまま、ベッドの中に横たわっていた。

しばらく動けない・・康夫がティッシュで自分の上に出されたザーメンを拭き取ってくれてるのはわかったが玲子は脱力感で動けなかった。
「ごめんなさい、、そんなことまでさせちゃって・・・」
「良いんだよ、しばらくそうしていなさい。」 そういうと、康夫は冷蔵庫から冷たいウーロン茶を持ってきてくれた。
玲子はのどが渇いてる事に気付いてそれをごくごくと飲んだ。
「おいしい・・・」 「ああ、声がたくさんでたからね。」 「はずかしい・・」 「いいんだよ、素敵な声だったよ。」
「どうだった?天国を見れたかい?」
「ええ、わかった、いくって感じがはっきりわかった。こんなに衝撃的な感じだったなんて・・」 「ありがとう・・康夫さん・・」
「でも主人とで、こんな感じ味わえない・・」
「一度、わかったらもう大丈夫。一度、壁の向こうに行けたら、もういつでも行くことが出来るんだよ、これからは玲子が自分の感覚を磨いていくんだ。それと同時にご主人も上手にしていくんだよ。」
そういうと、憲一にローションを送ったことを玲子に話した。
「ご主人も玲子のことをすごく愛してるんだね。2人で、本当のSEXをしていきたいとおもってるんだよ。玲子が、感じ始めればこれからもっともっと素敵なSEXが出来るようになるよ。玲子もご主人を喜ばしてあげたいって思いやりを持つようになればね。」
「さあ、玲子帰ろう・・」 康夫がそういって身支度を始めると
、 「ねえ、康夫さん。康夫さんとはもうこれきりなの?」 たまらずに無駄とは思いながら玲子は聞いた。

「これで、診察は終わり・・玲子さんは完治しました。」
「でも、これからも、うまくいかないことがあれば何でも相談にのるから・・・アフターフォローも万全だって、始めにいったでしょ・・」
「はい、先生・・・」

そういうと2人は部屋を後にした。

おしまい

小説(転載) 妹のSEX

近親相姦小説
05 /14 2018
BBS形式で紹介されていた小説。余計な部分は削除して紹介する。厳密には近親相姦ではないのだがまあいいでしょう。

*妹のSEX*

日時: 2004/11/11 00:25
僕は妹のSEXを見た事がある。

その時、妹は普段着ている制服を自分で少しずつ脱いで行った。
それはまるでAVの序盤を見ているようだったが、
下着を外し、色素の薄い肌と共に薄いピンク色の乳首をチラチラと
こちらに見せながら妹は微笑んでいた。

視線が何度も合う。
急に目の前に近づいてきた妹は、スカートとニーソックスだけを身に着け、
足元に座るとペニスをねっとりと舐め、そのまま口に含んでしまった。

そんな光景を見て何分経っただろう・・・。
いつも笑顔でいる妹が眠そうな目をして見ず知らずのペニスを口に含んでいる。
舌で舐め、口に戻す。
時折、口を離すと唾なのかカウパー液なのか分からない
透明の液体がペニスと唇に糸を引いて光っている。

ふとした瞬間に視界が切り替わると、
そこにはスカートの中に何も履かず、仰向けに寝転がる妹の姿があった。
あまり髪の長くない妹はベッドに倒れても、乱れた感じがない。
むしろ、捲れ上がったスカートから伸びる細身の足の根元、
影で見え難い陰毛と部分的に見える性器の方に目が行ってしまう。

角度的に、ちょうど右足の方から見える乳首は硬くなっているようだった。
妹は両手を軽く開いた状態で仰向けになっている。
頬は赤く紅潮して、眉を少し歪ませながら目を閉じている姿からは、
女の子特有の匂いがしてきそうだった。

目線を下げると、僕のものでは無い腕の先が妹のスカートの中に入っていた。
スカートは捲れていなかったので、陰部は見えなかったが、
それでも、ピチャピチャと音がしてきそうだ。
妹の左腕は、自分の顔を覆い隠すように目の上辺りに乗せられている。
相変わらず顔は紅潮したままだが、さっきよりも口が少し開いているように
見える。

そして、僕の視線は、その後釘付けになった。
スカートはたくし上げられ、陰毛とその下に見える性器の一部が露出した。
妹の顔は見えなかったが、スカートの形と柄、腰のシルエットだけでも本人
だと分かる。
既に散々指で弄られた性器のヒダが少し広がっているように見え、
そこには愛液で濡れた子宮への入り口が覗いていた。

目線の下側に妹に舐められて濡れたペニスの先端が見える。

「高校生で生入れは無いよな・・・」
こんな一般的な感覚が僕の頭を過ぎったのもつかの間、
そのペニスはそのまま妹の性器にあてがわれた。
ペニスはそのまま進み、亀頭の部分が入り口に埋まった辺りで止まる。
小刻みな挿入が繰り返されたのかもしれない。

唐突に、外に出されたペニスは妹の愛液で濡れていたが、
小さな唇が見えたと思うと、愛液塗れのペニスは妹の口に入れられた。
起き上がった妹はモゴモゴと口の中で亀頭をしゃぶり、また何度も出し入れ
を繰り返す。

「チュポチュポ」
という音が聞こえて来そうなほどしゃぶっているのが良く分かる。
恐らく「もう一度舐めて」とでもお願いされたのだろう。
挿入はもちろん気持ちが良いが、フェラチオにも独特の快感がある。
それを懇願した彼氏の気持ちは十分過ぎる程分かったが、
かわいい女子高生にそれをやらせているのがちょっと羨ましい。

次に目線が変った時には、もうペニスは妹の性器の中に埋もれていた。
幾度かの出し入れによって愛液塗れになったペニスが光っている。
妹の彼氏は、僕に負けず劣らず視覚で楽しむタイプのようだ。
友達になって性癖まで話せるような間柄になれたらとても気が合うだろう。

やはりコンドームは着けていないようだ。
AVと違ってモザイクは無いから、有無はすぐにわかる。

「生で入れるリスクをさりげなく教えてやろうか・・・」
とも思ったが、自分が中学3年生の時に付き合っていた
一つ年下の後輩とのSEXは、ほとんど生入れだったし、
制服のまま、放課後に近所の廃工場で毎日のようにフェラチオやSEXを
させていた自分に、そんな権利は無いと思ったのでお節介はやめる事にする。

相変わらず、目の前で妹の体はSEXを楽しんでいた。
本当に気持ちがいいのか顔が見えないので分からないが、
時々見えるペニスの根元には白く泡立った愛液とカウパー液の混合液が
溢れているようだった。

僕からは見えないが、恐らく妹の性器の下側からアナルにかけて、
泡だった液体がベッドのシーツの方まで伝わっている事だろう。
少しして、妹の上半身が見えた。

顔は紅潮して口が開いている。
あまり良くない例えだが、餌を貰う鯉のようだ。
乳房を右手で揉まれているのが見え、その指の隙間から立った乳首が覗く。
もう絶頂が近いのだろう、何度もイってしまって放心状態なのか
妹の顔に動きがなくなってきていた。
だが、乳房が未だに上下に揺れているのを見ると、
中出しで果てた訳ではなさそうだ。

未だ彼氏のペニスは妹の性器の中で強い摩擦を楽しんでいるのだろう。

唐突に妹が目を薄っすらと開け、頭を少しだけ起こしながら口を開けた。
その瞬間、眼鏡をかけた妹の鼻と口に白と透明の液体が大量に現れた。
僕は、思わず自分のペニスをズボンから取り出し、しごき始める。

妹の顔に精液がどんどん付着していく。
最初は鼻と口付近だけだったが、勢いの良い射精で眼鏡のレンズの上に
大きな精液の塊が乗ると、その精液はレンズを滴り落ちて、
妹の閉じられた瞼の上にドロリと流れた。

精液はその後も、ドクドクと勢いの無い射精を2~3度繰り返し、
半分開いた口の周りに幾度と無く精液を塗りたくる格好になった。
妹の手はお祈りをする修道女のように顎の下辺りで組まれていたが、
精液が顎から髪にこぼれるのを防ぐ為に右手は首に添えられた。

目線を引くと、妹の顔は大量の精液に塗れ、眼鏡のレンズの上にも精液が
滴り落ちた後が、まるでナメクジがはった後のように残っている。
妹は口にペニスを咥え、自分の愛液と彼氏の精液を舐め取っているようだった。
亀頭のを口の中に入れ、ちょろちょろと舌で舐める姿は自分の妹ながら愛ら
しい。

最後の写真は精液塗れのペニスをしゃぶる姿で締め括られていた。
妹のノートパソコンに入っていたデジカメの写真はこれで終わりのようだ。
まさか彼氏にハメ撮りされていたとは思いもよらなかった。
顔射の写真なんて10枚以上もあったし、半脱ぎの制服姿から、
性器のアップまで妹の全てが収められていると言っても過言ではないだろう。

特に後半の顔射は圧巻だった。
思わず呆然と見進めていた手を止めて、オナニーを始めてしまっていた程だ。
妹の体でオナニーをするのは自己嫌悪も確かにあったが、
精液塗れになった姿を見ることなんて今後絶対にできないと思うと、
これは非常に稀有な体験なんだと思い、パソコンの中にあった写真を全てコ
ピーした。
妹のハメ撮り写真でオナニーした精液の付いた右手を使って。

小説(転載) 未亡人イヴ 如意棒

官能小説
05 /14 2018
BBS形式で紹介されていた小説。余計な部分は削除して紹介する。この作品も保存(ダウンロード)してそのままになっていたものだ。

*未亡人イヴ 如意棒*

日時: 2004/12/30 23:50


「色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是…般若波羅蜜多
故得阿耨多羅三藐三菩(はーらーみーたーこーとくあーのくたーらーさん
みゃくさんぼー)……では…。」

舎林寺(しゃりじ)入道は、経を唱え終ったのか、仏壇の方に手を合わせ一
礼をした。
そして振り返り、イヴに会釈をした。
経が終わった事を察したイヴは、舎利寺に深々とお辞儀をして礼を述べた。

「舎利寺様、ありがとうございました。これで主人もきっと浮かばれること
と思います。」
「本当に早乙女はんも大変でしたな。この前の忌明けは何やら親戚の人が
ぎょうさん集まったはったけど、その後、遺産分けのことで揉めたんやて?」
「ええ、そうなんです。主人の兄が二人いて、その奥さんが色々な口出しを
し始めて…本当に疲れました。私は主人を亡くした今、欲も徳もありませ
ん。ただただ平凡に暮らして行き、主人の御霊を弔って行きたいと思ってい
ます。」
「それはええ心掛けや。若いけど偉いわ。奥さんは確かまだ25やったな?
ほんまに若いのに未亡人になってしもて、気の毒としかいいようがないわ。」
「慰めをありがとうございます。しかしこれも運命だと思っています。それ
にしてもまさか交通事故で死ぬとは…。」
「ほんとや。人の命ちゅうもんわ、解れへんもんや。まさか29歳の若さで
亡くなりはるとはな。」

この時、イヴは急に亡き夫のことを思い出したのか、目頭をハンカチで拭った。

早乙女イヴ、25歳。大手商社・早乙女物産株式会社社長の三男、早乙女道
雄と2年前に激しい恋愛のすえ結婚したが、2ヶ月前に交通事故で道雄は
29歳の若さでこの世を去ったのだった。彼が所有していた土地や家屋を
巡って、先代からの相続が完了していなかった事情もあって、忽ち財産を狙
う兄嫁達の攻撃に遭ったのだった。もちろん弁護士を立て、現在調停中では
あったが、精神的にかなり参っていた。
その様子を見かねて、葬儀以来付合いのある舎利寺入道(35歳)が、仏の
心を説き、彼女を慰めたのであった。彼の優しさや説教でイヴの心はかなり
救われた。
忌明けの49日も終わった後も、舎利寺は命日に訪れ、経を唱えに来たので
あった。

「早乙女はん、さっき唱えたお経の、『色不異空 空不異色 色即是空 空即
是色 受想行識 亦復如是』の意味は解りますかな?」
「いいえ、存じません。どのような意味があるのですか?」


 2

「色は空に異ならず、
空は色に異ならず、
色は即ち是れ空、
空は即ち是れ色なり。
受も想も行も識も、
亦復是の如し。
そんな意味なんや…なあ、早乙女はん、まだ若いのにご主人亡くしはって気
の毒になあ。毎晩、寂しいやろ?」

イヴは舎利寺の言葉に顔を赤らめ否定した。

「舎利寺様、何をおっしゃいます。決してそのようなことはありません。」
「ふ~ん、それやったら、ええねんけど。早乙女はんはこれからがええ時や
のにな~。」
「そんなことありません。そんな恥かしいことを言わないでください。」

イヴはむきになって舎利寺を睨み付けた。

「その怒った顔がまたええがな。」
「そんな失礼な…。」

その瞬間、舎利寺はツツツと畳の膝を摺り寄せ、イヴに近づいた。

イヴは狼狽し、座ったまま後ずさりした。
なおも舎利寺はイヴに近づき、細い肩を抱き寄せた。

「舎利寺様、何をなさるのですか!やめてください!」

イヴは目を吊り上げて舎利寺を先ほど以上に睨みつけた。
だが、舎利寺は一向に怯まない。それどころか、イヴの喪服の胸元に手を差
し込んだ。

「きゃ~!やめてください!」
「まあ、そういわんと。」

ブラジャーの付けていない乳房は、いとも簡単に舎利寺の掌に握り締められた。
逃げようとするイヴを力ずくで押さえつけながら、舎利寺はイヴの乳房を揉
みしだいた。

「いやぁ~、やめてください!」

舎利寺はイヴの後側に回り込み、イヴの首筋に熱い息を吹きかけた。

「この若鮎のような肌…これからもずっと男に触られへんのはちょっと不憫
過ぎると思えへんか?」
「そ、そんなことありません…」

舎利寺はなおも熱い息を吹きかけ、乳房への愛撫を続けながら、イヴに囁いた。

「ほんまにきれいな~。絹のような木目の細かい肌してはるな~。」

舎利寺の唇がイヴの首筋を這った。
イヴは身を竦めるようにして、「いやぁ」と小声を漏らした。

「もう長い間、男に触ってもろてないから、肌が男を欲しがってるやない
か。吸盤のように吸い付くわ。わっはっはっは~!どれどれ。」

舎利寺はイヴの胸の合わせをグイと引いた。
喪服は襦袢もろとも胸元がはだけてしまい、美乳がポロリと顔を覗かせた。

「おお、何と!ほんまにきれいな乳やな。ふっふっふ…。」

(チュ~!)

舎利寺はイヴを自分の膝の上に寝かせ、有無を言わせず、乳首に吸い付いた。


 3

「いやぁ…」
「ふっふっふ…やっぱりまだヤヤコ(大阪弁で赤ちゃんの意味)を産んでな
い乳をしとるな。女はいくらベッピンさんでもな、ヤヤコを産むのと産まん
のとでは、この乳の形が変わりよるんや。ほな、ヤヤコの産んでない乳を存
分に吸わせてもらうで。」

(チュ~チュ~チュ~…)

「いやぁ…吸わないでぇ…そんなことぅ…や、やめて…」

左手は強すぎるくらいにイヴの乳房を揉みながら、もう片方の乳首を音を立
てて吸う舎利寺。
イヴは逃れようともがいてみたが、舎利寺の脚までがイヴの脚に絡み付き、
容易に抜け出せなくなっていた。
舎利寺の左手は胸の扱きをいったん止めたかに見えたが、それはイヴの下半
身へ手を移行させるための中断であった。
手はイヴの帯の辺りを撫でながら、ツツツ…と下がって行く。
そしてフトモモ辺りで止まり、突然、喪服の裾から見え隠れしている、真っ
白な襦袢の中に潜り込んで行った。

「いやあ!いやぁ!舎利寺様、それだけは、それだけは堪忍してください…」
「何ゆうとるんや。長いこと男に可愛がられてないやろから、慰めてやろ思
てんのに。私に任せとき。」

イヴは脚をばたつかせ、舎利寺の手の侵入を拒もうと必死になっている。
その都度、白足袋から見える白く細い脚が、艶めかしく見え隠れする。
特にふとももが襦袢の端から見える様は何とも色っぽい。
イヴは着物の着付けに関しては、免状まで持っているほどの腕前。
生半可な着方などしない。
つまり襦袢の下にはきっちりと湯文字(腰巻き)を着用し、パンティなどは
穿いていなかった。
そのため、このような事態に陥った時は、遮るものが少ない分、簡単に侵入
されてしまう。
しかしフトモモを力いっぱい合わせ尚も抵抗を続けた。
だが、舎利寺は何で鍛えたのか、恐ろしいほどの力を発揮した。
渾身の力で抵抗するイヴのフトモモにグイグイと食込んでいく舎利寺の手…。
ついにイヴの秘めやかな個所まで到達してしまったのであった。

「ひや~!しゃ、舎利寺様ぁ…許してください。後生ですから。本当に許し
てください。」
「何をゆうとるんや。どれ…」

無遠慮な指は、女の園についに触れてしまった。
濡れてもいない園の扉を指で擦る。

「おお、おおっ、これが早乙女はんのおそそか。ぐわっはっはっは~!可愛
いの~、実にええ感触や。」
「いや、いや、いや、やめてください…」


 4

イヴはべそをかきながら、舎利寺に哀訴する。
だが舎利寺はそれを受けいれるはずが無い。
貝の合わせ目を上下に撫でていた指は、中への侵犯を試みた。
合わせ目が徐々にこじ開けられ、舎利寺の第1関節が埋没してしまった。

「いやぁ…舎利寺様ぁ…」
「よしよし…早乙女はん、今にこのおそそをビチャビチャにしたるさかいに
な。楽しみにしときや。」
「そんなぁ…」

舎利寺はイヴが少しは観念し、抵抗が弱まったと見るや、イヴを畳に寝かせ
つけた。
その上自分はイヴの股間にどっかと座り込み、“女体責め”の体勢を整えた。
先ほど以上に着物の裾を大きく捲り上げたため、イヴの若草は完全に露見し
てしまった。
そして僅かだが女の甘い香りがプンと漂っている。
若草はかき分ける必要も無いほど薄いもので、貝の合わせ目は美しいサーモ
ンピンク色を呈していた。
両手で貝を開く…。
貝の合わせ目を指でなぶる。
コネコネとなぶっているうちに、貝の実の部分から僅かだが半透明の液体が
滲んで来た。
舎利寺はそれを指ですくって、ペロリと舐めた。

「ふふふ…早乙女はんのお味はちょうど塩加減もよろしいようで。」
「いや…そんなこと言わないで…」

舎利寺は貝の合わせ目の上辺辺りをちょっと開いてみた。
そこにはキラリと光る真珠の粒がひとつ、上品にいでたちで佇んでいた。
そこに指が触れた瞬間、イヴは腰をビクッと震わせ小さな声を漏らせた。

「ほう…かなり敏感やな~。ちょっと触れただけやのに。ほな、もっとよう
け触ったらどうなるんやろ?」
「いやぁあ…そんなぁ…」

真珠の粒を覆う包皮を閉じないように、右の指で押さえつけて、左の中指は
真珠の真上に軽く触れ、クルクルと円周を描いた。

「はふぅ~…」
「どや?ここ気持ちええんやろ?ふふふ…可哀想になあ…数ヵ月前までは旦那
はんにこんなことしてもろてたんやろ?それとももっとエグイことされてた
んか?」
「いやぁ…そんなことされてません…」
「嘘いえ…もうかなりココ開発されてるで…。それとも何か結婚をしはる前か
ら誰ぞ他の男に開発されてたんか?」
「そんな人いません…」
「まあ、ええわ。早乙女はんの過去を暴くつもりなんかあらへん。それより
か、私がおらんとあかん身体にしたるさかい、楽しみにしときや…ふふふ。」


 5

そういいながら、真珠に口を付けて、舌でクルクルと先程の指の動きを承継
したのであった。
たちまちイヴは腰を捻じらせ、畳を指で引っ掻くような仕種をし始めた。
動きは円周描きに止まらず、左右前後に舐めまわしたり、更にプッシュを加
えたりと、イヴのデリケートな場所へ実に多彩な攻撃を加えた。
イヴは顔を紅潮させ、身を捩り、脚をくねらせ、泣き出しそうな声をあげた。

「いや、いやいやいや…そんなこと…あっ、あっ、あっ…」

「どや?旦那はんの仏壇の前で、坊主にこんなことされるて。恥かしいや
ろ?ぐわっはっはっは!」
「いやぁ、そんなことおっしゃらないでぇ…」
舎利寺はいったん唇を放し、今度は太い中指をグイッと貝の合わせ目の真ん
中に挿し込んだ。
もうすでに蜜はかなりの量が溢れ、貝の周辺までも濡らしていた。
「可愛いのう、もうこんなになってる。ビチョビチョやないか。」

舎利寺はイヴは恥かしがる様子を楽しみながら、指を動かし始めた。
グルグルと廻したり、前後に動かせたりと、あるいはバイブに小刻みに震わ
せたりと巧みに責め立てた。

「ふひゃ~!だめです、だめです、そんなことしちゃだめですぅ…」
「遠慮するな…それそれそれ!」
「はふ~ん!いやぁ~…」
「どや?気持ちええやろ?ほんならぼちぼち、如意棒を挿し込んだろか?」
「にょいぼう…?」
「そうや。如意棒や。きっと御利益があるで。ふふふ…」

舎利寺はそういいながら、イヴの腰をグイッと自分の方に引き寄せた。
イヴの下半身が宙に浮いて、両足が舎利寺の胴体の両サイドに分かれた。
着物の合わせ目から真っ直ぐに割れたピンク色のライン…。
その中央のしずくの溢れて来る源に、如意棒が一本グイッと挿し込まれた。

(グジュグジュグジュ…)

「いや~~~ん!」
「おおおっ!これはええあんばい(いい具合の意)や~。すごいシマリやな
~,早乙女はん。長いことココに入れてもうてなかったから、狭もうなって
しもたんちゃうか?ぐぁっはっはっは~!よっしゃあ!ほな、突きまくる
で。ふふふ。」

言うが早いか、舎利寺は半ば宙に浮いたイヴの腰をグイグイと引き寄せ、完
全に密着させ、太い如意棒をグッチョングッチョンと突き込んだ。

「ひやぁ~~~!そんな大き過ぎるぅ!裂けちゃうよ~!あああぁぁ~!ダ
メ~~~!」


 6

「だいじょうぶ、だいじょうぶ。女は少々大きなモノでも受け入れられるよ
うになってるさかい。それそれそれ~。」

(グチュグチュグチュ、ヌッチョン、ヌッチョン、ヌッチョン!)

「もうだめ、もうだめぇ~!」
「ちょっとちょっと、まだ行ったらあかんで!よっしゃ、ちょっと体位を変
えよか?」

舎利寺は久々の快感に悶え、早くも峠を向えようとしているイヴを抱き起こ
すことにした。
登り始めた途上で中断され、抱き起こされたことに少し不満の色は隠せな
かったが、すぐさま、舎利寺の膝の上にまたがり、先程の悦楽の続きをさ
迷った。
舎利寺の直立したものは更に硬化し、イヴの肉道を激しく掻き回す。
イヴは久しぶりに味わう肉の快楽に酔いしれ、淫乱と言えるほどに乱れま
くった。

「それでええ、それでええ。女は男と交わる時、できるだけ淫乱になったら
ええ。ふだん上品であるからこそ、その落差が面白いのや。ぐわっはっはっ
は~!上品な若奥さんの乱れるさま…ほんまにたまらんわ!わっはっはっは!」

舎利寺は喋りながらも腰の動きは一切止めなかった。

「あっ、あっ、あっ、もう、もう、もう…舎利寺様…もうダメ、もうイキそ
うぅ…ふああぁ~!」
「おおっ!ええど、ええど、私もすごい気持ちええどぅ~!うっは!中に中
に発射するど~!」

(イヴは悶えながらも今日は安全日であることを意識の中で捉えていた。)

「あっ、もうダメ…ひいいいいい~~!イクぅ~~~~~!あああぁ
~~~~~!」



それから1時間後…。

「舎利寺様、ありがとうございました。これ…御布施でございます。」
「そんなもんいらん。今日は大変高価な御布施をいただいた。がっはっはっ
は~!ほなら、来月もお勤めに参ります。」

舎利寺はそういってイヴに会釈をした。

「毎月、命日におこしいただけますね。お待ちしています…。」
「もうすでに如意棒の効果が出てるみたいやな。よかった、よかった。如意
棒は有難い仏さんの棒。早乙女はんは月1回御利益を貰うとええ。早よう元
気になるさかい。亡くなった人はいくら呼んでももう帰ってけえへん。それ
よりかまだ若いんやから明日のことを考えることや。」


 7(最終回)

「ありがとうございます。お蔭様でかなり元気になりました。確かにおっ
しゃるとおり死んだ人は帰って来ません。それよりも長い人生、明日を見つ
めて生きて行きたいと思います。それと…如意棒…これからの御利益も楽しみ
にしています。」

イヴは三つ指を突き、深々と舎利寺に挨拶をした。
舎利寺はニッコリと笑って、玄関から出て行った。
その後、僧侶にはちょっと不似合いな真っ赤なスカイラインが早乙女家の駐
車場から出て行った。



(完)

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。