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小説(転載) 妻は無罪3

近親相姦小説
03 /25 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 それ以来、妻は毎日のように激しく体を求めてきた。 それにもかかわらず普段は口数が少なくて声も小さいままだった。 例えば、一緒にテレビを見ているときでも、黙って私の顔を見つめていることがある。 こんなときは必ずなにかして欲しいことがある証拠である。
「テレビつまらない?」
初めのうちは様子を見ながら機嫌をうかがっていた。 そのたびに妻は無言のまま首を横に振ったり、縦に振ったりした。 ちなみに、首を横に振るときは「次の選択肢を出せ」という合図である。 「なにかあるわけじゃないのか」と思って無視していると大変なことになる。 瞳の中で炎が燃え始めみるみるうちに泣き出しそうな顔になる。 妻は頻繁に怒りと悲しみを同時に表現してみせた。 私に理解されていないことに対して怒りを感じるとともに、悲しくもあったのだろう。 それに対して、本当になにもないときはいたって素直だった。
「ごめんなさい・・・」
そうつぶやいてうつむく。 視線を外したときは本当になんでもないという合図である。 私も安心して妻から目を離すことができる。 私に対しては常にそんな態度をとりながらも、 野球部のマネージャーとしてはなにも問題なく役割をこなしていた。 ほかの部員とにこやかに会話をしているところを見ると、正直焼きもちも妬いた。 そんな妻の態度が変わることはなかったが、 しばらく一緒にいるとなにを考えているのかがわかるようになってきた。 瞳の鋭さで感情がわかり、口元の微妙な角度で機嫌がわかるようになった。 1つだけ妻からはっきりと意思表示があったことと言えばエッチをしたいということだけである。 昼間であろうと夜であろうと服をつまむようにしてクイックイッと2度引っ張る。 このときだけは無条件で妻を抱きしめなければならない。 続けて妻がキスを求めればキスをする。 エッチを求めればエッチをする。 求めるときだけはこんなに積極的なのに、エッチをするときはいつでも受け身の姿勢だった。 そのおかげなのか妻の性感帯にだけは詳しくなった。 今では、私よりもうまく妻を感じさせることができる男などこの世にはいないと自負している。

 私がつねに妻の表情さえ気にしていれば2人の関係は非常にうまくいっていた。 妻の悲しそうな表情を見ることもほとんどなくなった。 しかし、1度だけ本当に別れてしまうのかと不安になったことがある。 私が就職をするときである。 野球をしていたこともあって就職活動は順調だった。 同じ学部の友人よりも有名な企業に就職することができた。 就職が決まったときは妻も喜んでくれたが、そこに大きな問題があった。 大企業は勤務地がわからない。
「私・・・どうしたらいいの・・・」
妻は私と離れて生活をすることが不安なようである。 妻が不安を言葉で表すことは珍しい。
「まだ遠くに行くって決まったわけじゃないだろ。」
そんな気休めしか言うことができなかったが、 当然、妻を納得させることはできない。
「どうしたらいいのって聞いてるのっ!」
いかにも追い込まれた表情をしている。 いつもにも増して鋭い目つきで私を見つめていた。 いつもなら妻が不機嫌な理由は私にあった。 私がその原因を取り除くことができれば、妻の笑顔を取り戻すことができた。 しかし、今回は事情が事情である。 私には解決策を提示することができなかった。 バッターがなにを考えているのかわからないままの状態で、 ピッチャーにサインを出すような心境だった。
「そんなこと言ったってしょうがないだろ。」
迷ったまま間をつなぐためだけの発言をしてしまった。 妻は声を出して泣き始めた。 こんなに大粒の涙を見たのは人生で初めてである。 妻の涙を見ているのに、不思議と落ち着いていた。 キャッチャーがピンチになればなるほど冷静でいなければならないポジションだからだろうか。
「ごめん・・・」
そう言いながら妻の肩に触れた。 妻が許せば抱きしめてあげようかと思っていた。 しかし、妻はその手を払いのけて泣き続けた。 私はただ呆然と妻の涙を見つめることしかできなかった。
「やっぱり・・・私・・・愛されて・・・なかったんだ・・・」
万策尽きてあきらめかけたとき、妻が途切れ途切れに声を出した。 妻の言葉の中になんとかして声をかけるきっかけを探そうとしたが、 どうしても納得のいかない言葉があった。
「やっぱりってなんだよ・・・」
誰よりも妻のことを愛しているつもりだった。 3年もかけて築き上げてきた絆が一瞬で音を立てて崩れ落ちるような感覚におちいった。 私の存在価値をすべて否定された気持ちになった。
「私は・・・愛されない・・・運命なんだ・・・」
沈む気持ちに妻が追い打ちをかける。 妻もあきらめてしまったかのように聞こえた。 どんなに考えても妻を前向きにさせるような言葉が見つからない。 ただ黙って泣いている妻を見つめることしかできなかった。
「もう寝る・・・」
妻がうつむいたまま立ち上がった。 視線はあわせてくれない。 もはや私に救いを求めてはいないということなのだろう。 パジャマに着替えることもなく、電気を消すこともなく、妻はベッドの上に崩れ落ちた。 長い髪の毛が無残に妻の顔を覆っている。 なにかが終わったっことを象徴しているようだった。 私もゆっくりと腰を上げると、電気だけを消して妻の横に寝ることにした。 もちろんエッチを求めてくることはない。 腕枕すらさせてもらえない。 シングルベッドに2人で寝ることがこんなに窮屈なことだとは思わなかった。 妻は微動だにしない。 寝ているのかどうかもわからない。 寝息が聞こえてこないところをみると、妻も眠れないのではないだろうか。 こんなに妻のことを愛しているのに、どうやって伝えたらいいのかわからない。 妻が求めてくれないと、私からはなにもすることができなかった。

小説(転載) 妻は無罪2

近親相姦小説
03 /25 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 お互いに1人暮らしだった私たちは実質的に妻の部屋での同棲生活を始めた。 初めて一緒に寝た夜、妻が体を横に向けると私の服をクイックイッと引っ張った。 顔を妻の方に向けると例の上目づかいで私を見つめている。 この可愛い表情を独占できると思うだけで十分に幸せを感じることができた。 しばらく見つめあっていると、妻が耐えきれなくなったように瞳を閉じてわずかに唇を突き出した。 おそらくキスを求めているのだろう、ということだけはわかった。 しかし、どうやってキスをしたらいいのかがわからない。 無意味に緊張した。 私がためらているうちに妻が瞳を開いてしまった。 落ち込んだような悲しい瞳だった。 怒っていたのかもしれない。 私はたまらず妻を抱きしめた。 強く抱きしめた。 これが初めての抱擁である。 妻もまんざらではない様子だった。 妻の足先が私の足首の上に触れる。 体が密着していることに不思議な興奮を覚えた。 妻の小さな体がものすごく大切なもののように思われた。 これが愛なのかと思った。 感慨にふけっていると、妻が再び顔を上げて黙ったまま瞳を閉じた。 今度はすぐ目の前に妻の可愛い顔がある。 迷わず唇を重ねることができた。 しかし、鼻がぶつかってキスの邪魔をした。 妻は目鼻立ちがはっきりした顔である。 私の鼻も低くはない。 ファーストキスの思い出は鼻が邪魔だったことである。 このときは漠然と妻も初めてのキスなのだと思い込んでいた。 理由はない。 よく考えてみたら、こんなに可愛い娘を世間の男たちが放っておくはずはないのである。 だからと言って私とつきあう前の妻の行為を責めるつもりはない。 私が童貞だから彼女も処女だと思う方がバカなのだ。 少し考えればわかりそうなことである。

 妻が処女ではないとわかったのは、ファーストキスから2日後のことである。 この日も2人並んでベッドに寝ると妻がクイックイッと私の服を引っ張った。 私は慣れた手つきで腕枕をすると妻を抱きしめてキスをした。 舌を絡めているがまだ初めてのキスから3日目である。 小さな妻は私の腕の中におさまって夢中で舌を吸う。 私は壊れてしまいそうな妻の体をさらに強く抱きしめる。 しばらくキスを堪能していると、妻の手がもぞもぞと動き出した。 そしてパンツの上から勃起したものを握った。
「えっ!」
妻が小さな叫び声をあげる。 私も驚いて妻を抱きしめていた腕が緩む。 暗闇の中で大きく見開いた妻の瞳が光っていた。 じっと私の瞳を見つめながら妻の手がパンツの中に忍び込む。
「太い・・・」
妻の口元がかすかに緩んだ気がした。 どうやら太いことが悪いことではないようである。 こうして私は妻のかすかな表情の変化さえも見逃さないように調教されていくのだった。 私は今でも妻以外の女を知らない。 ましてや当時はその妻とでさえつきあい始めたばかりである。 それにもかかわらず、妻の手つきに「慣れ」を感じた。 明らかに初めての手つきではなかった。
「どうしたらいい?」
つい無意識に手ほどきを求めてしまった。 自分から童貞であると宣言したようなものである。 それと同時に、妻の「経験」を感じとったこともバレてしまった。 よく見ると妻の顔つきが大人の女に変化している。 上目遣いの目つきが凛としていて、いつものあどけなさの残る表情はどこかに消えてしまっていた。 まるで年上の女にもてあそばれているような気持ちだったが、 大人の妻も魅力的だった。
「きて・・・」
しばらく黙っていた妻が可愛い声でつぶやいた。 夜のしじまでなければ聞き逃していたかもしれない。 しかし、次の行動に移るためにはこれだけの言葉で十分だった。 私は妻を仰向けに寝かせると、まず自分のパンツを脱いだ。 今までに経験したことがないほどに勃起しているものが解き放たれた。 妻は黙ったまま目の前にある暗闇を見つめている。 私が恐る恐る妻のパジャマに手をかけるとお尻がスッと浮いた。 ズボンを脱がせると細くて白い足が露わになった。 たまらず太ももに舌を這わせる。 人生で初めて女性の足の妖艶さを知ったときだった。 私は今でも妻の足は特別な存在だと信じている。 妻の足に触れるとなんとも言えない満足感に浸ることができる。 次にパンティを脱がすと、恥ずかしそうに毛が生えていた。 カーテンの隙間から滑り込むわずかな光だけでは大切な部分は見えない。 妻の足をそっと広げると影の部分に勃起したものをあてがった。
「入れるよ。」
妻は黙ってうなずいた。 見えない部分に先を忍ばせると、十分に湿っているのがわかる。 入り口を探して上下させると色っぽい吐息が漏れてきた。 暗闇の中で妻のシルエットが妖しく浮かび上がる。 パジャマを着たままでも十分に細い体が想像できた。 今までの私には縁のなかった弱々しい体つきである。 とても大切なものを扱うように静かに体重をかけた。 そしてとうとう私は妻に歓迎される。
「んん・・・」
M字に広げられた妻の足に力が入るのがわかる。 手を離して妻の足を開放するとV字に伸びた。 美しく広がった妻の足を抱えるようにしながら、少しずつ腰を押しつけて深く深く突き刺す。 本能だけを頼りに腰を振った。 妻が感じているかどうかなど気にする余裕はまったくなかった。
「もっと・・・」
夢中で腰を振っていると、妻がうわごとのようにつぶやいた。 初めての私には「もっと」の意味することがわからない。 とりあえず強く押し当ててみた。 あまり力を込めると妻の体を壊してしまいそうで怖かった。
「激しくしてぇ!」
たまりかねたように妻が叫んだ。 私が聞いた中で1番大きな声だった。 AVでしか聞けないような淫乱な叫びだと思い、 私は妻の顔をまじまじと見つめてしまった。 妻は泣きそうな顔をしていたが、瞳からは怒りを感じることができた。 エッチが下手な男は許さないという夜の女の瞳だった。 それから私はできる限りの力で妻を突き抜いた。 両足を肩に担ぐようにして、激しく上から突き下ろした。 途中で止まることが不安で、3回続けて膣内に出してしまった。 いわゆる「中出し」というやつである。 妻が激しい呼吸を繰り返していたことは覚えているが、 2人ともいつの間にか眠ってしまっていた。 次の日、私は帰り道の途中でコンドームを購入した。

小説(転載) 妻は無罪1

近親相姦小説
03 /25 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 その日、私は会社帰りにとある興信所を訪ねていた。 妻の浮気調査を依頼するためである。 この興信所は会社の同僚から紹介してもらった興信所で、 浮気調査には定評があるそうだ。 同僚はこの興信所に依頼して、妻の浮気を立証し離婚した。 浮気の相手は妻の前のパート先の社員で、かなり長く続いていた関係だったようだ。 たとえ妻の浮気を疑っていても、実際に証拠が出てくると気持ちは複雑なようだ。 離婚の覚悟を決めることと、実際に離婚することはかなり違うということだった。 私はまだ離婚する覚悟さえ決まっていない。 とりあえず、妻が変貌した原因として、 もっとも不安な原因の可能性を少しでも早くつぶしておきたいという気持ちだった。 これでなにもなければ一安心である。 私は妻が浮気をしていないことを願っていたし、 離婚を望んでいるわけでもなかった。
「それではまず5日間、調査をしてみるということで、 始めさせていただきます。」
「よろしくお願いします。」
私は妻を裏切ったような気持ちにもなっていた。 しかし、妻の方が先に裏切っている可能性もあるのだ。 そう言い聞かせながら興信所をあとにした。 夜風がいつもよりも冷たく感じられた。

 私と妻が出会ったのは大学の野球部である。 私が2年生になった年に、新1年生になったばかりの妻がマネージャーとして入部してきた。 後から聞いた話だと、最初は野球が大好きな友達に誘われてついて来ただけだったらしい。 確かに妻は野球のことなどなにも知らなかったし、興味もなかったようである。
「先輩!配球について教えてください。」
最初に仲良くなったのは友達の方だった。 当時、控えのキャッチャーだった私は、 練習が終わってからその娘に配球の考え方などを教えることになった。 もちろん部活の活動とはまったく関係のないプライベートな時間にである。 そこになぜかいつも妻が一緒にいた。 妻は友達から半歩下がった位置にいて、上目づかいでじっと私の顔を見つめていた。 妻は美人なので上目づかいでじっと見る目られるとドキッとする。 おそらく野球のことをなにも知らない妻が野球部に歓迎されたのは美人だったからであろう。 しかも背が低いので人形のような風貌である。 フリフリの服を着たらよく似合ったと思う。
「バッターの踏み込む足の場所とタイミングを見てると わかるようになるよ。」
「へぇ、そんなとこ見てるんだ・・・」
妻の友達は本当に野球が大好きだったし、私も野球が好きな女の子に慕われて悪い気はしなかった。 しかし、そんな会話をしながらも気になるのは妻の存在だった。 妻は私と友達とのやりとりをまったく理解できなかっただろう。 なにしろ野球部に入るまで一塁が右にあるのか左にあるのかすら知らなかった普通の女の子である。
「大丈夫?つまらなくない?」
私はときおり妻に声をかけた。 妻とのきっかけが欲しかったのか、単に妻を気遣っていただけだったのかは自分でもわからない。 キャッチャーというポジションは因果なポジションである。 常に視野を広く持っていなければならないし、 会話もしないでバッターの気持ちを読みとらなければならない。
「えっ?・・・あっ!・・・ごめんなさい・・・ 大丈夫です・・・」
妻は今でも最初に謝る。 すべての原因は自分にあると思い込んでいるのだろうか。 それとも妻なりの処世術なのだろうか。 いずれにしても最初に謝られると会話が続かない。

 こんな妻との関係が進展したのもこの友達による仲介だった。 この友達がいなければ、私は妻と結婚することはおろか、出会うことすらなかったであろう。
「ほら、ちゃんと言いなよ・・・」
ある日、友達が妻の体を押しながらけしかけた。
「えっ・・・でも・・・」
妻は恥ずかしそうにためらっていた。
「今日言うって約束したじゃん。」
「そうだけど・・・やっぱり言えないよ・・・」
小さな声で攻防が繰り広げられている。 私はただ黙って待つことしかできなかった。 しばらくすると友達の方が我慢できなくなったのか、私に向かって真剣なまなざしで訴えかけてきた。
「先輩はキコのことどう思ってるんですか!」
まるで怒られているような気持になった。
「どうって・・・可愛いんじゃない?」
おそらく野球部の全員がそう答えるだろう。 こんなときは無難な答えしか返せない。 ちなみにキコとは妻のあだ名である。 名前の真紀子からきている。
「ほら、可愛いって言ってるよ。言っちゃいなよ。」
妻は服の裾をいじりながらもぞもぞしている。
「あの・・・つきあってください・・・」
蚊の鳴くような声だった。 今にも泣き出してしまいそうである。
「オレでいいのなら・・・」
私も焦らしに焦らされて覚悟はできていたのだが、 中途半端な答え方しかすることができなかった。 人生で初めてできた彼女である。 これまで野球しかしたことのない男が落ち着いて対応できるはずもなかった。 その夜、初めて2人だけでファミレスに行った。 妻の友達が気を利かせて2人きりにしてくれたのだが、 友達の仲介なしに会話をした経験はほとんどなかった。 そもそも妻がどうして私のことを好きになったのかわからない。 私も勢いに流されて了解してしまったものの、まだ妻とつきあうという実感がない。 どんな話をすればいいのか迷っていたら、妻の方が先に口を開いた。
「ずっと好きでした・・・」
意表を突かれた。
「あ、そう・・・オレも・・・かな?」
妻のことを好きだと思ったことはなかったが、「可愛い娘だな」と思っていたことは事実である。 そんな妻とつきあえることが不本意なわけがなかった。
「ホントですかぁ・・・」
文字通り満面の笑みだった。 このときの妻の笑顔は今でも鮮明に記憶に残っている。

小説(転載) 入浴3

近親相姦小説
03 /19 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 それからしばらくしてお風呂から出た私は息子の部屋に謝りに行くことにした。 息子が大学に入ってからめっきり会話をする機会が減ってしまっているのに、 久しぶりに会話をすることができたにもかかわらず、 こんなに後味の悪い結果になってしまって後悔していた。
「ねえ・・・お兄ちゃん?」
ドアをノックして声をかけた。
「なに?」
扉の向こうで息子の声がする。 部屋に入ってもいいということなのだろうか。 恐る恐るドアを開けて部屋の中を覗いてみた。 息子はベッドに寝転んでマンガを読んでいた。 マンガを置くと蔑むような瞳で私を見つめた。
「ちょっとお話ししない?」
ここまで来て引き下がるわけにはいかない
「話なんかないよ。」
静かな声だったが、怒りが伝わってきた。
「ねえ、聞いて欲しいの・・・ちゃんと謝りたいの・・・」
しばらく息子は動かなかったが、諦めたようにゆっくりと起き上った。
「じゃあ、入れよ。」
そう言うと息子はイスに座りなおした。 私は息子の足元に正座して座った。
「なにを謝りたいんだよ。」
息子の視線が痛い。 落ち着いて座っている姿に貫録を感じた。 息子がこんなに大人になっていたとは気がつかなかった。
「なにって・・・触っちゃったこと?」
語尾を上げてしまった自分が恥ずかしい。
「ちゃんと夫婦生活はしてるのかよ。」
あまりに突然で、正直、息子がなにを言おうとしているのかわからなかった。
「夫婦生活?」
首をかしげながら上目づかいで息子の表情を確認する。
「ちゃんと親父としてるのかよ。」
「してる?なにを?」
短い言葉で気持ちが伝わらないあたりが、息子と疎遠であったことを表していた。
「とぼけてんのか?普通わかるだろ。」
言いにくそうにする息子の顔を見てようやく気がついた。
「ああ・・・してないわよ。もう10年以上。」
事実、息子が小学校の高学年になった頃からしていない。 私の声が大きいので夫が息子にバレるのを恐れて敬遠するようになったのだ。
「だから溜まってんのか?」
息子の誘導尋問に乗ってしまっているようで不快だった。
「溜まってなんかないわよ。失礼ね。」
とりあえず逆らってみたが、実際「溜まってる」実感はなかった。 もう、ないのが普通になってしまっていた。
「じゃあ、なんで触ろうとしたんだよ。 普通、触らないだろ。息子のなんか。」
娘の存在を気にしてか、息子の声が小さくてかえって怖い。
「ごめんなさい・・・」
私はうつむいて小さくなった。
「謝ってほしいんじゃないんだよ。なんでか知りたいんだよ。」
息子の言葉に追い込まれていくのがわかる。
「だって・・・触って欲しいのかなって思っちゃって・・・」
口をとがらせてすねて見せた。
「なんでそんなこと思うんだよ。 だいたい、触って欲しいやつがいたら触ってやるのかよ。 不倫して欲しいやつがいたら不倫しちゃうのかよ。」
「不倫なんかしない!」
息子を見つめる瞳が潤んでいく。 息子に信じてもらえない自分が情けなかった。
「だって、オレがやりたかったらやっちゃうんだろ。」
息子は容赦なかった。
「お兄ちゃんとは・・・不倫なんかじゃない・・・」
もう涙を止めることができなかった。
「オレとだって不倫だよ。立派な不倫だよ。」
息子が呆れたようにため息をつく。
「お兄ちゃんを・・・愛しちゃ・・・いけないの・・・?」
涙のせいで言葉が途切れ途切れにしか出てこない。
「親子の愛と男女の愛は違うものだろ。 そのくらいわからないのかよ。」
私の気持ちを無視して、息子は次々と私のことを責めた。 女はこんなとき優しい言葉が欲しい。 決して、演技で泣いているわけではないのだ。 私はそんなにしたたかじゃない。
「お兄ちゃんの・・・言ってること・・・わからない・・・
ちっともわからない・・・」
感情的にしか言葉を出すことができなくなっていた。
「なんでだよ。オレだって愛してるよ。 でも、それって女としてじゃないだろ。母として愛してるんだろ。 それとも女として見て欲しいのかよ。」
息子の言うことが耳から耳へと抜けていった。 もはや、なにも考えることができなくなってしまっていた。
「もういい!お兄ちゃんなんか嫌い!」
私はそう言うと息子の部屋から飛び出した。 飛び出した勢いで聞き耳を立てていた娘とぶつかってしまった。 そんな娘のことも気にならないほど大粒の涙をこぼしながら寝室に飛び込んだ。
「お父さん。お兄ちゃんがお母さんのこと泣かせちゃったよ。」
遠くで娘が夫に報告していたが、私には関係のないことだった。

 それ以来、私と息子の関係は改善していない。 どちらからも積極的に話しかけることはしなくなってしまった。 私はどこかで息子を恐れている。 おそらく、息子も私を泣かせてしまったことが記憶から消えないのであろう。 お互いに気まずい思いをしながら、今でも同じ屋根の下で生活をしている。 これが私と息子の母子相姦未遂事件の顛末である。 決して息子との性的な関係を望んだわけではない。 なぜ息子の体に気安く触ってしまったのかも、もう私の記憶にすら残っていない。 ただ、今でも入浴中にふと思い出すことがある。 もしもあの日、突然雨が降らなければ・・・私が入浴をしていなければ・・・ 息子の体に気安く触らなければ・・・。 こんなトラウマを抱えながら生きることもなかっただろうに・・・。

 

入浴
~~ 完 ~~

小説(転載) 入浴2

近親相姦小説
03 /19 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 息子の震えが収まるとともに、私も次第に落ち着きを取り戻していった。 冷静に考えてみると 息子と一緒にお風呂に入ることなんてもう2度とないことなのではないかという思いがよみがえってきた。 この貴重な体験を無駄にしてはいけないという漠然とした焦りが体を浸食していった。
「ねえ・・・お兄ちゃんの体・・・触ってもいい?」
今この瞬間も背中と背中が触れあっている。 当然、これ以上の触れあいを私は求めていた。
「なに言ってんだよ。」
息子は拒否すらしなかった。 それとも本当に意味がわからなかったのだろうか。
「だって・・・筋肉とかすごいじゃない・・・」
そう言いながら息子の方に体を向けようとした。
「なにしてんだよっ!キッショ!」
息子は突然大きな声を出すと慌てて振り返った。 狭い湯船の中で視線が交わる。 息子の視線が冷たかったが、それでも私はひるまなかった。
「いいじゃない親子なんだから。」
息子の背中に両手を置きながら体勢を整えた。
「親子だからキショいんだろ。」
息子は急に小声でつぶやいた。 なぜ突然小声になったのかわからなかったが、すぐにわかるときがきた。
「なにがキショいの?」
浴室の扉を開いて笑顔の娘が現れた。
「おまえもいちいち来るんじゃねぇよ。」
息子のイライラが背中から伝わってくる。
「親子でお風呂に入ったってキショくなんかないわよね?」
私は息子の首に手を絡めながら、わざと明るく笑顔で娘に同意を求めた。
「ヤだ・・・キショ、キッショ。」
娘はそれだけを言い残して去って行った。
「お父さ~ん。お母さんとお兄ちゃんがラブラブだよ。 お風呂でイチャイチャしてる~。」
「あのバカ・・・」
息子があきれている。
「いつまで抱きついてるんだよ。」
怒りの矛先が私に向かってきた。
「しばらくこのままじゃダメ?」
息子に甘えるのは初めてである。 こんなに頼りがいのある体をしているとは思ってもいなかった。 男の体は大きくて硬いほどいい。 私はムキムキフェチだったのだと初めて気がついた。
「あのなぁ・・・おっぱいがあたってるんだよ。 マジ、キショいんだけど・・・」
どうやら母親とのスキンシップがお気に召さないようである。 私は諦めたように息子の体から離れた。
「ごめん・・・?」
反省している・・・と見せかけて、水中で勢いよく息子のお腹に手を回した。 おっぱいが当たらないように気をつけたつもりだった。 ところが、驚かせたつもりの私が驚いてしまった。 私の右手に骨のような硬い棒が触れたのである。 初めはそれがなんなのかわからなかった。 わからなかったので改めて手ざわりを確認した。 決して悪意があったわけではない。
「あ・・・勃ってる?」
息子はなにも言わずに黙ったままである。 気まずい空気が重くのしかかった。 私はゆっくりと手を離すと黙って手を引いた。
「お母さんで感じちゃった?」
私も混乱していた。 とっさに出た言葉がこれだった。
「っな、わけねぇだろ・・・」
慌てて否定する息子の発音がたどたどしい。 非日常の親子関係が明らかに私たちのあいだに壁を作っていた。 私はこの沈黙に耐えることができない。
「感じてないのに勃っちゃったの?」
話題を変えればいいのに、それすら気づかずにエッチな話を繰り返す。 息子はいちいち私の話につきあおうとはしない。 お湯の中で凍りついてしまった私の右手には、息子の感触が鮮明に残ったままである。 もう1度触れたいと思ってしまうのは女の本能のせいなのだろうか。 急に息子の背中が知らない男の背中のように見えてきた。 女は頼りがいのある強い背中に男を感じる。 黙って背中を向けたままの息子に男を感じ始めてしまっていた。 鼓動が激しくなるのが自分でもわかる。 たまらず息子の背中におっぱいを重ねてしまった。
「キショいっつってんだろ・・・」
息子が静かに怒りをあらわにする。 娘が聞き耳を立ててるので、大きな声を出すわけにもいかないようである。 私は息子の背中に頬ずりをしながらつかのまの幸せに浸っていた。
「なんか・・・懐かしいね・・・」
私はまるで初めて恋をした乙女ような気持だった。 甘酸っぱい感触が全身を駆け巡る。 こんなに純粋な想いはいつ以来なのだろうか。 そこには駆け引きなど存在しない一途な恋心だけがあった。
「オレはまっったく懐かしくない。」
息子の強烈な全否定が私には照れ隠しの強がりにしか聞こえない。 なによりも勃起しているという事実とつじつまがあわないだろう。 私と同じお湯につかって変化したということをどのように説明するつもりなのだろうか。 それに、息子の冷え切っていた体は温もりを取り戻している。 いつまでもお湯の中で温もっている必要はないはずだ。
「嬉しいくせに・・・」
息子のひそかな気持ちを感じとったつもりで、改めて息子の股間に右手を伸ばした。
「キショッ!マジ、キッショ!なに考えてんだよ!」
息子が全力で私の右手を拒否した。 その発言が私の耳まで届く前に、今までに感じたことのないほどの握力で私の右手はひねりあげられていた。
「痛い!痛い!」
本気で痛かった。 この世のものとは思えないような痛みをともなってひじが曲げられている。
「大きな声出すなよ・・・」
息子は常に娘を意識しているようだった。 しかし、ときすでに遅し。
「なにホントにイチャついてんの・・・ マジでキショいんですけど。」
まるで汚物でも見るような目つきだった。 娘の冷めた瞳を見て私も我に返った。
「お前もいちいちくんなよ。もう出るからあっち行け。」
息子は娘を帰らせるとそそくさと出て行ってしまった。 私から逃げるように、勃起したものを隠しもしないで・・・。
「ホントに嫌われちゃったかも・・・」
1人残された湯船は悲しいほど広かった。

小説(転載) 入浴1

近親相姦小説
03 /19 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 その日、私はいつものようにじっくりと入浴を楽しんでいた。 私は長風呂が大好きだ。 温かいお湯の中に体を沈めてじっと瞳を閉じていいると、心も体も癒される。 長いときには2時間以上も湯船につかっている。 至福の時間である。 お風呂に入っているときが人生で1番幸せな時間だ。 特に冬の熱いお風呂はいい。 生き返る気がする。 夫は冬でもシャワーを浴びるだけで、ほとんど湯船にはつからない。
「暇だから・・・」
そんな理由ですぐに出てくる。 私には信じられない。
「暇だからいいんじゃない。」
こんな2人が夫婦として20年以上もうまくやっていけるのだから不思議である。 高校生の娘も夫に似たのか体を洗う時間程度しか浴室にいない。 おそらくシャワーだけで問題ないのだろう。 お風呂よりもテレビやスマホの方が大切なようである。 常にスマホを片手にテレビを見ている。 私は小学生の頃からお風呂の時間が長かった。 テレビを見ることよりも、お風呂に入ることの方が好きだった。 1人で入り始めた頃からお風呂の魅力にとりつかれていた。 なにをするわけでもなく、ただじっと湯船に座ってお湯に身を任せていた。 子どもの頃はよく長風呂で怒られたものだ。 家族にも迷惑をかけたあげく、自然と私の順番は1番最後になっていた。 両親もあきらめていたようだ。 湯船につかりながら、なにも考えていないようで、いろいろと考えている。 結婚を決心したのもお風呂の中だった。 仕事を辞めると決めたのもお風呂の中だった。 大切なことはお風呂の中で考えることにしている。 お湯につかっていると落ち着いて自分と向きあうことができる。 こんな場所はほかにはない。 家庭に縛りつけられた主婦でもない、世話の焼ける子どもたちのお母さんでもない、 1人の女として人生を満喫することができた。 大学で体育会系の部活に入っている息子は、 毎日のように大学でシャワーを浴びてくるので、家でお風呂には入らない。 息子はスポーツ推薦で大学に入った。 我が家には私立の大学に通わせるようなお金はないので、頑張ってバイトをしている。 名前も知らないような馬鹿大学だが、体育会系の部活はちゃんと就職できるようである。 その点ではおてんばの娘よりも将来は安心だ。 そんなことを考えていると息子が帰ってきたようだ。
「お兄ちゃん、ずぶ濡れでどうしたの?」
娘が遠くで悲鳴のような声をあげている。
「急に土砂降りの大雨が降ってきたんだよ。風呂に入る。」
「今、お母さんが入ってるよ!」
「そんなこと言ってる場合じゃない!」
なにやらただごとではない様子である。 私は湯船の中で他人事のように聞き流していた。 そうこうしているうちに本当に息子が浴室に入ってきた。
「きゃあ!」
私は慌てて体をお湯の中に沈めた。 どうせ透明なお湯の中なので、それでも丸見えなことに変わりはない。
「ちょっと!入ってこないでよ!早く出て行って!」
私は息子にお湯をかけながら暴れた。 今思えば恥ずかしい行動だが、とっさにやってしまった。 母親の威厳などどこかに飛んで行ってしまった。
「ちょ~寒いんだから、温まらせてよ。」
息子は必死な形相である。 よく見れば確かにガタガタと震えている。 私が鎮まると息子は無言でシャワーを浴び始めた。 それでも体の震えは収まらないようだった。
「ねぇ・・・どうしたのよ。」
私はようやく息子の言い訳を聞くくらいにまで落ち着きを取り戻していた。 息子の体をじっくりと見ることなど初めてである。 さすがに体育会系の部活をやっているだけのことはあって筋肉がいっぱいついている。 男の体という感じがした。 私は体を浴槽に隠すようにして、顔だけを出して息子を見つめていた。
「コンビニの角で突然大雨が降ってきてさ。 走って帰ってきたんだけどダメだった。ちょ~寒い。」
息子は震えながら説明してくれた。 コンビニの角と言えばすぐそこである。 息子が走れば1分くらいだろうか? それでこんなになるまで濡れるものなのだろうか? 私は半信半疑だった。
「コンビニってすぐそこじゃない。」
「そうだよ。だから雨宿りもしないで走ったんだよ。」
うちの浴室には大きい窓があるので冬場は特に寒い。 おそらくシャワーを浴びているだけでは、いつまでたっても体は温まらないだろう。 私は息子が不憫に思えてきた。
「中に入ったら?」
恥ずかしかったが、震えている息子を見ながら自分だけ温まっているのも気が引けた。
「いいよ。悪いよ。」
息子はそれだけ言って黙り込んだ。 視線もうつろである。 必死に寒さに耐えているようだった。
「唇が紫色してるわよ。」
「だから、ちょ~寒いんだって。」
「だったら中に入りなさいよ。」
私は息子の手をつかんでひっぱった。 息子の手首は冷えきっていた。
「じゃ、背中合わせで入ろう。」
そう言うと息子はシャワーを止めて立ち上がった。 私は息子の体を見ないように背中を向けて湯船を半分あけた。 息子の足が作る波が私の体を回り込んで重なりあう。 黙って待っていると息子の冷たい背中が私の背中に張りついた。
「やっぱり2人で入るには狭いな。」
息子が恐縮している。 本当なら私が出てあげるべきだったのかもしれないが、その考えは思いつかなかった。 まだお風呂から出る気分ではなかった。
「背中も冷たいのね。もっとお湯入れようか?」
私はそう言うと返事を待たずに熱湯を足し始めた。 狭い湯船の中で息子の方に手でお湯を流した。 息子の震えが少しずつ収まっていくのがわかる。 そのとき、娘が突然浴室の扉を開いた。
「やだ~!お兄ちゃんホントにお母さんと一緒に入っている! ちょ~ウケるんだけどwww」
娘はJKの典型例のようである。 草が生えるとはこういうことを言うのだと思った。
「お前わざわざそんなことを言いに来たのかよ。」
息子は娘の笑いものになって不機嫌なようである。 それでも私と一緒に湯船に入っているということは、 それと引き換えにできるほど寒かったのだろう。
「写メっていい?」
娘は明らかに息子をからかって楽しんでいる。 私には兄がいないので娘の気持ちまではわからないが、 目上の人の恥ずかしがる姿を見るのが楽しいように見えた。
「殺すぞ。」
息子の声が殺気に満ちている。 そのとき、こんな貴重なチャンスは2度とないと気がついた。
「お母さん、写メって欲しい!」
大人になった息子と一緒に湯船につかることなど一生に1度しかないであろう。 突然、母親の気持ちが湧き出してきた。
「お母さんまでなに言ってんだよ。」
息子は私にもからかわれていると思ったのだろうか? 私は意外と本気だった。
「だって仲のいい親子って素敵じゃない。」
「だからって証拠を残すことないだろ。」
息子が必死に拒否している。
「ヒヒヒ。。。」
娘は卑屈な笑いを残して去って行った。 結局、写メは撮ってくれなかった。 残念。 所詮、笑えるネタを探しに来ただけのことだったのだろう。
「ねぇ、お父さん。 お母さんとお兄ちゃんが一緒にお風呂に入ってるよ。」
遠くで娘の笑い声が聞こえる。 娘はわが家を明るく照らしてくれる華だった。 馬鹿な子ほど可愛いとは真理である。

小説(転載) 開母の呪文7

近親相姦小説
03 /17 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 その夜、息子の足元にまたあの平安貴族が現れた。 昨夜と同じ衣装に同じ杖を持っていた。
「すべての願いがかなってうれしそうじゃな。 わしも満足じゃ。それでは、さらばじゃ。」
そう言うと昨夜と同じように男は煙のように消え去った。 しかし、手にはしっかりとあの巻物が握られていた。

 次の日、目を覚ますとあの巻物は消えてしまっていた。 それ以来、2度とあの呪文を思い出すことも、 「淫母道」と書かれた建物を見つけることもできなかった。

 

開母の呪文

~~ 完 ~~

小説(転載) 開母の呪文6

近親相姦小説
03 /17 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

「ベコロヨヲイレドイセノコスム」
舌が絡まりそうになったが、なんとかすべてを言い切った。 すると、息子に抱きついてセックスを楽しんでいた母親が腰から崩れ落ちた。 足腰が立たない様子でふらふらしながらもなんとか膝をついてお尻を突き出すと、 四つん這いになって息子を求めた。
「若いおちんちん気持ちいいわぁ。今度は後ろからもっと激しく突いてぇ。」
息子はためらうことなく母親を後ろから串刺しにした。 母親の狂喜の声が部屋中に響いく。
「若いおちんちんってすごい!お父さんのと全然違う!」
その叫び声が息子をさらに興奮させる。 息子はできる限りの速さで母親を突き抜いた。
――お母さんが僕のおちんちんで狂っている。――
もはや言葉にはできない感動だった。それと同時に、一瞬のうちに母親の体を支配する計画もできてしまった。
――お父さんと比べているということは若い男と浮気はしていなかったということなのか? 相手がお父さんだけなら、もうお母さんの体は僕だけのものだ。この若い体で毎日でも何回でも抱いてやる。 そしてお父さんともセックスをさせれば、僕の子を産ませることもできるかもしれない。 僕とのセックスでお母さんの美しさを保たせてやるぞ!――
もう完全に母親を支配することができたつもりになっていた。 不安は完全に消え去り、確信が息子を勇気づけた。
「もっと欲しいのか?もと突いて欲しいのか? この若くてビンビンのもので突いて欲しいのか?」
俄然、主従が交替したかのように暴れ始めた。 明日も明後日も母親が息子を求めて叫ぶ声をあげる姿を想像した。 母親は一瞬にして息子の手に落ちた。
「もっと欲しいのぉ!もっと激しく突いてぇ! 硬いおちんちんでめちゃくちゃにしてぇ!」
今まで童貞の息子を味わっていたとは思えないほどの甘い声で叫んだ。 それと同時にお尻を左右に振って狂い始めた。
「おちんちんが暴れてる!お母さんの中で暴れてるぅ!」
息子の突く前後の動きと母親の振る左右の動きが組み合わさって複雑な刺激が生み出されている。
――お母さんが求めてる。お母さんがオレを求めて叫んでいる! もう完璧だ。理想のセックス母子が完成したんだ!――
母親を支配した感動に浸りながら限界が近づいていた。最後は母親を支配した実感を伴って果てたかった。
「ほら、お母さん、もっと叫べ!叫びながら狂え!」
主導権を握ったことを誇示するかのような命令口調だった。
「お母さんイッちゃいそう。お母さんを抱きしめて前から突いてぇ。」
そう言うと母親はみずから脚を広げて正常位で求めた。 リビングの床の上で親子がもつれて求めあっている。 母親の両足を双肩にかつぎながら真上から突き下ろすようにして、 今ならどんな命令にでも服従しそうな母親の官能的な表情に魅了されていた。 そしていつ出たのかもわからないほどの興奮におぼれながら母親の中で果てた。
「中に出してぇ!中が気持ちいいのぉ!中でビクビクして欲しいのぉ!」
母親がそう叫んでいた記憶はあるが、外に出してと叫ばれても中に出していたに違いない。 母親が懇願する叫び声を聞きながら、間違いなく自分自身もなにかを叫びながら果てていた。
「もう、このおちんちんを離さないわよ・・・。許さないんだから・・・。」
息の荒い母親を見ながら、これからもこんな夢のような生活が続くのかと思うと興奮が止まらなかった。 一度は衰えたものが、母親の中で再び硬さを取り戻して暴れ始めようとしていた。
「まだできるのね!もっともっと欲しいの!」
若さに驚いて見開いた母親の目はあの小悪魔の瞳だった。 息子には決して見せることのないはずだった瞳の輝きである。

小説(転載) 開母の呪文5

近親相姦小説
03 /17 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

「ロレイケウヲウボクヨノコスム」
母親の体がビクッと反応した。 息子を見上げる目つきは明らかに次の段階に進んでいた。
「いつまで焦らしたら気が済むのよ。早くベッドに行きましょ。」
そう言うと、強く手を引いてベッドに誘導した。少し乱暴な母親の行動がかえって感情を荒立てた。 息子を仰向けに倒して襲いかかる母親の瞳は男を惑わす瞳をしている。
――若いころからこの瞳で多くの男を狂わせてきたのだろうなぁ。――
そう思わせるほどの筋金入りの小悪魔の瞳だった。 この女になら好きなように襲われても許せてしまう気がした。
「入れたくなっちゃったわ。お母さんが上でいいでしょ。」
そう言うと手で導いて入れてしまった。
「あっ、・・・お母さん・・・」
前戯を堪能する間もなく奪われてしまった童貞があっけにとられている。 マンガで読んだ最初のセックスというものは、もう少しぎこちないもので恥じらいながらするものだったし、 実際そういうものなのだろうと信じていた。
「どうしたの?気持ちいいんでしょ。お母さん上手なのよ。」
そう言いながら母親は腰をクネクネとくねらせた。 熟練のテクニックが童貞を襲う。 朝の爽やかな日差しの中で母親の乳房がリズミカルに揺れている。 脳はまだ現実を受け入れることができていなかったが、 下半身は母親の期待に応えているようである。 息子の初めては、恥じらいながら挿入する青少年のママゴトではなく、夢にまで見た母親との交わりだった。 熟練の母親の中で締めつけられる興奮は、 全身を麻痺させ、脳から判断力を奪い、もっとも重要な一部分だけを特別に活性化させ続けていた。
――お母さんに犯されている・・・――
もはや、息子が望んだセックスなのか、母親が望んだセックスなのかわからなくなってしまっていた。 母親は次第に激しくなり、垂れ気味の乳房が宙を舞うほどに乱れていた。 息子の肉体は母親の下でただ母親の跳躍にあわせて波打つだけだった。
「お母さんがイくまで・・・出しちゃダメよ・・・。 若い子は・・・すぐに出しちゃうんだから・・・。 我慢しなきゃ・・・ダメよ・・・ねっ。」
母親の瞳が輝いていた。 もはや呪文に操られているのではなく、全身で息子を味わって堪能しているようにしか見えなかった。 しかし息子は、母親の息子を利用しいているだけのような発言に満足することができなかった。 母親が満足するためだけに呪文を唱えたつもりではい。 この熟練の熟女を狂わせてやりたい。 一方的に犯されているだけの童貞にもプライドがあった。
――もう1つ呪文が残っていたはずだ。――
そう思ったが巻物はリビングのテーブルの上にある。 呪文を唱えるためにはリビングまで移動しなければならない。 しかし、母親の下に敷かれている状態ではそれができない。 息子は母親に挿入したまま移動することを決意した。 そして、決意すると直ちに行動に移した。 むくっと上体を起こすと母親の体を抱き上げて突き刺したままリビングに向かって歩きだしたのだ。
「わぁ、こんなの初めてよ。すごくいい! 奥に当たってるわぁ。お母さんを離さないでぇ!」
母親主導のセックスに圧倒されながらも、なんとかリビングまでたどり着いた。 そして、テーブルの上に巻物を乱暴に広げると、おもむろに5つ目の呪文を唱えた。

小説(転載) 開母の呪文4

近親相姦小説
03 /16 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

「若い体っていいわねぇ。お父さんのよりもおいしそうだわ。」
そう言うと母親は息子の足元に膝まずいた。手慣れたしぐさでもてあそぼうとする母親を慌てて制止した。
「ちょっ、ちょっと待った!」
止められた母親は、楽しみがちょっと先に延びた程度の表情で動じる様子はまったくない。
「そうやって焦らすのね。お父さんよりも楽しませてくれるのかしら?」
気がつくと、初めのうちは棒読みだった母親のセリフも 少しずつ気持ちが入ってきたような気がして怖くなってきた。
「違うよ・・・お母さんの体をもっとよく見せて欲しいんだよ。」
とっさだったとは言え、心の準備をするためには十分な言い訳だったし、実際、準備の時間が必要だった。 息子は最初の呪文を唱えたときから母親の体を目的にしていたわけではない。 だから、覚悟も決まっていなければ、気持ちも整っていない。 半信半疑で呪文を唱えているうちにここまで来てしまった。 ここで一旦、間を置く必要があった。
「うれしいこと言ってくれるのね。 こう見えても、お母さんだって若いころはモテたのよ。」
一方、母親はノリノリである。 初めから息子を誘惑するつもりで待ち構えていたかのような振る舞いである。 もはや最初の呪文を唱えられたころのたどたどしさは消え去っていた。 表情にも声にも色気が感じられた。 体を見せて欲しいと言われた母親はポーズを変えながら色目を使ってきた。 確かに、おっぱいの形、腰のくびれ、お尻周りの肉付き、 どれをとっても母親の言葉がウソではないことを証明していた。 少し垂れたおっぱいとウエストのまわりの肉づきには年齢を感じたが、 それはそれでまた魅力的だった。、 過去に何人の男によって彫り込まれてきたのかは想像もつかなかったが、 1人1人の男たちによって確実に妖艶さを増していった体型をしていた。 母親が全裸になった今、呪文を信じるか信じないかではなく、 いかにしてこの現実を受け入れるかが問題となっていた。
――これからお母さんとセックスをするんだ。――
そう心の中でつぶやきながら気持ちを整理しようとしたが、 考えれば考えるほど気持ちが昂ぶって興奮が止まらなかった。 自分と母親以外のすべてのものの時間が止まっているかのような感覚だった。
――僕はあの体から生まれてきて、あの乳首を吸って成長したんだ。――
これまでの妄想が現実のものとなりつつあることに戸惑い、いつの間にか手が股間に伸びている。 息子の体は想像以上に興奮していた。もはや朝勃ちとは呼べない状態だった。 そして、息子は次第に快感に埋もれていき、 目の前の全裸の女性が何度も妄想した母親であるという現実に埋没していった。
――お母さんに誘惑されるなんて、現実が夢を超えてしまった。 もうこれ以上の感動なんて存在しない!――
そこまで考えるほどになっていた。 しかし、いつまでたっても母親が体を求めてくる気配がない。 確かに「体をよく見せて欲しい」とは言ったが、 母親の裸体を見ながら自慰をすることが目的ではない。 実は母親には最初から体を求める気がなかったのではないか?と疑って思い出した。
――呪文を唱えないと次に進まないんだ!――
もはや呪文によってこの状況が現実に起こっていることすら忘れてしまうところだった。

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。