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小説(転載) こちら気功治療院 2/2

官能小説
04 /08 2015
 そのとき電話が鳴る。
「ちょっとすみません。・・もしもし、中山気功治療院です。はい、予約です
か?」
 私はなにも書いてない予定表を見ながらわざとらしく、
「明日の9時なら空いています。はい、寺田様ですね。駅に着きましたらお電
話をください。お迎えに参ります。そうです。学芸大駅です。」
 綾は私の電話のやり取りを聞いて不安はなくなったようだ。
(患者さんはいるんだ。予約・・・この先生は若いけどすごい人らしい・・そ
うよ、あんなにひどかった頭痛がわずか数分、手をかざすだけで治るんだもの
・・きっと治療すれば身体全体が楽になるわ)
 元来女好きの私、美人の綾がついたての裏で着替える衣擦れの音を聞きなが
ら下着姿を想像し不覚にも股間を熱くしてしまった。
(治療中、真面目にやらねば)
「ストッキングも脱いでください。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「診察台に上がってうつぶせになって力を抜いて・・」
 綾には用意してあったパジャマは小さかったのかぴっちりで薄くブラとショ
ーツが透けている。
 私の股間の暴れん坊が堅くなり始めてきた。
(いけない、いけない、今は治療中・・でも、女性を愛撫した時の反応から気
功の仕事を思いついた・・今後この仕事を楽しみながら出来るか、ここは試し
に、相手は私好みの美人だし、治療しながら少し楽しんでみよう)
 私はうつぶせの綾の足からゆっくりと手をかざし、愛しい女性を愛撫する気
持ちで気を送りながら背中に向かう・・
(ああ、なんて気持ちが良いの、先生の気功って素晴らしい・・体が熱くなっ
てきた・・くすぐったいような・・ああなんて良い気持ちなの・・)
「奥さんどうですか?もう少し肩を楽にしましょう。ブラを外してください。」
「えっ・・・」
「上は着たままで良いですよ」
(そうか・・肩の紐や締め付けが良くないんだ・・)
「痛くて背中に手がまわらないんです。」
「もう、楽になっているはずですよ。」
「あら、本当・・手が・・さっきまで痛くて動かなかったのに・・こんなに楽
に動くなんて信じられない。」
 綾は背中に手を回すが留め金はパジャマの上からでは外しにくい。
「外しましょう。いいですか?」
「すみません。」
 私がパジャマの上から留め金を外すと綾は見られないように胸を隠しながら
ブラを取り枕元にたたんで置いた。
 水色のレースの付いた高級そうなブラ・・
「仰向けになって」
 パジャマに二つのポッチ・・乳首が・・
 仰向けになった綾の足下から上に向かい愛撫するがごとく気を送る。
 股間は特に丁寧に念を入れた。
(いや、どうしたのかしら・・感じる・・まるであそこに息をかけられ、舐め
られているような感じ・・いや・・ああ)
 胸も丁寧に・・・
(手はふれていないのに・・直にさわられているみたい・・しびれるような感
触・・あああ・・)
(効果有り・・感じているようだ・・よし)
「直に手で触れながら気功を送るともっと効果があるんですが、どうします?」
「あっ・・あ、先生、もっと楽になるならお願いします。」
「では、パジャマを脱いでうつぶせに」
 綾は上気した顔で今度は隠しもせずに上着を脱ぎズボンを脱ぐとうつぶせに
なった。
 ちらりとオッパイが見えた。
(いかん、暴れん坊が・・落ち着け)
 今度は直にさわりながら足下から気を送る。もちろん愛撫するように・・
 ブラとセットの水色の薄いショーツ・・尻の割れ目がうっすらと透けその奥
にふっくらとしたマンコの割れ目がぼんやりと見える。
 私は頭の中で割れ目を直接指でなぞることを想像しながら気を送りそして軽
くなぞる。
(ああ・・感じる・・先生の指が割れ目に・・熱い・・身体が・・いや・・あ
あ・・どうしたのかしら・・とても気持ちが良い・・)
(どうやら、クロッチはしめっている。奥さん感じているな)
 背中をさすり
「今度は仰向けになってください」
 綾は素直に診察台の上でショーツ1枚の姿で仰向けになる。
(先生にオッパイを見られている・・ああ・・感じちゃう・・)
(素晴らしい・・見事なオッパイ・・張りがある・・乳輪は薄く・・乳首は小
さめ・・ショーツは透けて薄く陰毛が見える。)
 私は2つの乳首の上に両手のひらを置き気を送り、軽く揉んだ。
 綾の息が荒くなる。
(ああ・・先生、だめ、揉まないで・・いや・・でも・・良い気持・・こんな
にしびれるような快感は生まれて初めて・ああ)
(もう、大丈夫だ、奥さんは完全に私の手の力に身を任せきっている。さてこ
れからどうしようかな)
 もう私は治療中であることを忘れていた。
「奥さん、腰回りの治療ためにショーツも脱ぎましょうか。」
(私・・これからどうなるの?・ああ)
 私は綾のショーツのゴムに手を掛けて引き下ろすと綾は腰を浮かせる。
 するりと脱げたショーツのクロッチはべっとりと濡れ、薄い陰毛に包まれた
割れ目は既に白く濁った液体に濡れて光る。
「奥さん、私の舌は手よりも効果があるんですよ。これから舌で治療しますが
良いですか?」
(舌?先生は私を舐めるんだ・・手よりももっと気持ちが良くなるに違いない
・・ああ)
「はい。お願いします。」
(いやどうなっちゃったの私・・)
 私は手で念を込めながらオッパイを揉み乳首を吸う。
(ああ・・あ・いい・・ああ・・しびれる・・)
「奥さん、我慢しないで声を出しても良いんですよ。」
 綾は堰を切ったように我慢していた声を出す。
「ああ・・あああ・・ああ・・ああ・いいいいい」
「奥さんの股間は他の所よりも堅く凝っていますので丁寧に治療します。」
 私は綾の両足を開き上に押し上げ赤ん坊がおしめを替えるときの姿にさせる
と割れ目に吸い付いた。
 舌先で割れ目を舐めクリをつつき・・膣に舌を差し入れる。
「ああ・・先生、とても良い気持ちです・・あああ・・もう、もうどこにも痛
みはありません。ああっ・あ」
「これからどうします。隣の部屋で仕上げに特別治療の注射をしますか?」
(注射?・・きっと先生の太い注射・・ああ・・どうしよう・・欲しい)
「先生、お願いします。」
 私は綾を抱き上げると隣の私の寝室に運びベッドに寝かせた。
「注射の用意をします。」
 私はそう言って裸になった。
 狭苦しいパンツから解放されたペニスは堅さを増しながら天上を見上げる。
「先生、早くその太い注射を・・」
「奥さん、お口で注射器を消毒してください。」
 綾はその言葉を待っていたかのようにペニスを握ると激しくなめ回し口にく
わえ、狂ったように頭を上下に・・
(先生の注射・・太い、ああ、主人のよりも堅くて太い)
 じゅるる・・ちゅば
(たまらない・・奥さんはフェラが上手だ。うう)
「では、そろそろ注射しますよ。」
 綾は両足を開き私を向かい入れる体勢をとる。
 亀頭を膣口に合わせ腰を落とし込み貫く、入り口は狭いがそこを通り過ぎる
と奥までぐぐっとはいる。・強弱をつけた腰が波を打うつ。
 ぐじゅ・ぴた・ぱこ・ぱこ
(おっ、良い締め付け、からみつき吸い込まれるような・・うう・・良い気持
ちだ・・)
「せ、先生の注射・・素敵・・ああ・・・良く効きます・・ああ・・いいい」
「私のシロップ飲み薬は特別体に良いですよ・・飲みますか?」
「あああ・・あ・あ・はい飲みます。」
 私は頂点を迎え、ペニスを引き抜くと綾の口にたっぷりと精液シロップ薬を
流し込む。
 ごくり・・・「先生、先生の飲み薬・・もう一度処方して・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「今日の治療費は1万円です。延長、注射はサービスです。」
「先生、次の予約を取りたいのですが・・受付の女の子のいない日はいつです
か?出来れば主人がいない日に自宅まで往診をお願いしたいのですが?」


- 完 -

小説(転載) こちら気功治療院 1/2

官能小説
04 /08 2015
私は新規に自ら開設した気功治療院の診察台に寝ころんで回想をしている。
 開院して5日目になるがいまだ一人も客はなくあくびが出るほど暇である。
(これから先どうなるんだろうか、まだ5日だから仕方ないか・・)
 院長は私、他に助手も事務員もいない。
 私はまだ38歳だというのに長引く不況から15年あまり勤めた会社をリス
トラされ、これからどうしたらいいのかさんざ迷い悩んだ。
 幸いにして、独り者で家族の生活などの心配する必要もないことから、いち
ばちでわずかな退職金と貯金をはたき、東横線沿線の学芸大駅に近い古い貸店
舗を改装し、気功治療院を開院したのだ。
 私にはこれと言って持っている資格や技術はないが、唯一他の誰も持ってい
ない、生まれながらの親からもらったマジックハンドがある。
 これに気づいたのは大学生になり、人並みにSEXが出来る彼女が出来たか
らだ。
 彼女は私の手による愛撫に大きな声を出して反応した。
 女性経験のない私は当初「裏ビデオと同じで女は皆、SEXの時は声を出し
てよがるもの」と気にもしなかったが、その後風俗の子も合コンでのお持ち帰
りした女の子も異常なまでに反応をした。
「あなたの手って、身体にさわってもいないのに、近づいてくるだけでしびれ
たような感じで気持ちがよくなるの・・さわられるとさらに刺激が強くなり、
熱くなって、おかしくなるほど気持ちが良いいの・・あなたの体の中に電気で
も流れてるの?」
 そう言われてみれば、忘れていたが、子供の頃、両親や祖母の肩を揉むと、
「和ちゃん、今日は上手ね、しびれるような感じでとても気持ちが良いよ」
などとよく言われた。
 TVの超能力の番組を見ながらスプーンを曲げたら、私だけがいとも簡単に
曲げるので家族から不思議がられたこともあり、思い当たる節はある。
 その後、SEXの愛撫だけではなく、職場の同僚を肩もみなどで試してみた
が、相手に感じるときと感じないときがある。
 それから試しまくり、彼女を愛しく思い愛撫するときのように心を込めて肩
もみなどをするとしびれるような感覚から肩こりが和らいで気持ちが良くなっ
ていくらしいことや、治れ・・気持ちよくなれと念じるとさらに強く相手に感
じることが分かった。
 でも、この能力はリストラされるまでのサラリーマン生活にはまったく無用
なものだった。
 開業するのには難問があった。
 免許である。
 しかし、今更、気功の学校で免許?を取る時間も暇も金銭的余裕もない。
(そうだ、もぐりで開院しよう。道具は私の手と簡単な診察台だけですむ。や
ばくなったら夜逃げして・・またどこかでやればいい・・生きてる限り私には
マジックハンドがある。)
 大々的な宣伝は出来ないからHPを開設した。
・自信と信頼、中山気功治療院
・頭痛、肩こり、腰痛、神経痛の緩和治療
・完全予約制、1時間:5000~10000円
・症状が改善されない場合は治療費を返還。
・ 東横線学芸大駅、徒歩15分
・ 送迎無料
・予約お問い合わせ
 TEL 03-000-0000 又はメール
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 時計は午後1時半を回った。今日もまだ一人の客も電話もない。
 突然、沈黙していた電話が鳴った。
「中山気功治療院です。」
「予約したいのですが?」
「どうなされました?」
「肩こりがひどくて頭が割れそうに痛いんです。」
「それは大変ですね。」
「今からでも来院できますか?」
「えっ、予約なしでも良いのですか?」
 私はとっさに嘘をつく(初めてのお客を逃がしてなるものか)
「今日は午後から休診でしたが、お客様の様態をお聞きし、治療は早いほうが
良いと思いまして、お近くでしたら送迎しますが?」
「渋谷です。」
「それなら学芸大駅まで電車で来てください。駅までお迎えに行きます。」
「タクシーで行きたいのですが、治療院はどこにあるのですか?」
(もぐりの開院だから・・どうしようか、声からして30代の落ち着いた奥様
のような感じがする)
「すみませんが、日本気功治療院から独立して開院したばかりなのでお客様サ
ービスのために送迎をしています。渋谷からタクシーだと道が混んでいます。
電車なら当院まで15分ですよ。」
「・・・・・・・・・」
「お苦しみのようですから早いほうが良いかと思います。どなたか付き添いの
方は」
「いいえ、私一人です。」
 私も客に逃げられまいと必死。
「どうしてもとおっしゃるならご自宅までお迎えに上がりますが、もし治療な
さって改善が見られない場合は料金は頂きません。」
「分かりました。どうすればいいのでしょうか?」
「学芸大駅に着きましたら電話してください。5分以内にお迎えに上がります。
車は白いワゴン車です。・・失礼ですがお名前は?」
「松下です。」
「タクシー乗り場の後方に下がってお待ちください、お声を掛けます。」
 30分後再び電話が鳴り迎えに
 年の頃は30前後、女性としては背は高くスレンダーで清楚なセレブな若奥
様風、しかも美人。
(最初のお客様は美人・・・誠意を込めて治療しなければ)
「松下様ですか?」
「はい」
「中山です。どうぞお乗りください」私は白衣姿で声を掛けた。
 車は5分ほど狭い道を走り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「どうぞ」
「ここですか?」
 患者が不思議がるのも無理はない。看板には中山気功治療院とは書いてはあ
るものの小さくて目立たないし自宅兼治療院は長屋風のテナントで元美容院だ
ったものである。
「どうぞ」
 ドアを開ける。
 玄関横に小窓を付けて受付、待合い用に長いすを置き、ドアを開けると10
畳の治療室、隣は見えないが私の生活用の6畳間。
 治療室はクリーム色に統一し中央に中古の治療台、デスクにPC、壁には人
体のつぼの位置を表す絵と寄せ集めの中国の気功師の写真を貼った。
 一応、それらしき雰囲気には改装し、リラックス効果のある中国の香をたい
ている。
「どうぞお座りください。お名前とお歳、ご住所、・・電話番号は?・・すみ
ませんが気功治療には健康保険がききませんがよろしいですか?」
 私はカルテを書く。
 記念すべき私の患者第1号の女性は松下綾、31歳、既婚、子供なし・・
「後ろを向いてください。」
 私は綾の肩に触る。
 一瞬綾はびくっとする。
「どうしました?」
「何か電流が走ったような気がして」
「気功治療は初めてですか?」
「はい」
「痛くはないと思いますが・・痛かったら遠慮なさらず言ってください。」
 私は綾の肩を軽く揉む。
「凝ってますねぇ、これでは頭が痛いはずです。この肩こりと頭痛は全身の疲
れから来ています。とりあえず頭痛を緩和させ、それから本格的な治療をしま
しょう。」
 私は強く念を込め、肩を優しく、1回、2回、3回、5cmほど肩から手を
離して手のひらから気を送る。
「あっ・・」
「痛いですか?」
「いいえ、何か肩がしびれているような」
「良いですか、人間には自分の身体を自分で治す力を誰もが持っているのです。
その力は人によって強弱があります。奥さんも持っているんですよ。一緒に頭
痛が治れと念じて下さい。私の気功と奥さんが強く念じることで効果はいっそ
う高まります。」
 共に10回ほど念を入れる。
「どうですか?」
「先生、もう頭が痛くありません。不思議です。さっきまで割れるほど痛かっ
たのに」
「あなた自身の力もあるんですよ。私はそれを手助けしているだけですよ。」
「本当なのですか?私にも力が・・でも先生の手から電気のようなものが出て
いるような感じで身体が熱くなってくるんです。それがすごく気持ちが良いん
です。」
「それでは治療に入ります。ついたての裏に着替えが用意してあります。」
(着替え?ここで?・・どうしよう先生と二人きり・・)
 綾の不安げな顔。


(2)へつづく・・・

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。