2ntブログ

小説(転載) 蒲柳の母3-2

近親相姦小説
03 /27 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

「ねぇ。脱がして・・・」
由布も気持ちが溶け始めている。 幹太は由布の首の下から左手を抜き、股間から右手を抜くと、 2人の汗を吸い込んだ由布のパジャマを脱がせ始めた。 幹太の従順な行為は由布が十分に躾けた成果である。 暗闇の中で、しかも手探りで、汗ではりついた衣服を脱がすのは難しい。 しかし、幹太は経験を重ねるたびに脱がすのがうまくなっていくことを感じていた。 しかもそれが少し嬉しくもあった。 母である由布のためにではなく、暗闇の中に横たわる女性の肉体を露わにすることが魅力的だった。 これから肌と肌が触れあう。 そう考えるだけで幹太には十分すぎるほどだった。
「幹太も脱いで。」
全裸になった由布は幹太にも肌を出すことを求めた。 言葉にする必要などない指示に幹太は黙って従った。 そして、何度も何度も恋を重ねあった男女のようにお互いの裸体を重ねあった。 幹太の顔のすぐ上には由布の股間がある。 由布の目の前には立派に育った幹太がいる。 由布は幹太を咥えると一気に興奮が頂点に達する。 そのためにもこの過程を省略することはできなかった。 由布は夢中で股間を幹太の顔に擦りつけながら幹太を咥えてしごいた。 幹太は由布が納得するのを待つしかなかった。 由布は咥えている間だけは無言だった。 ただ、2人の男女が無言で舐めあう音だけが部屋中に響きわたるのもいいものだった。 幹太はこの部屋の空気に酔いしれた。 この気配が幹太の上で揺れている肉体が実の母のものであるという事実を忘却の彼方に葬り去った。 幹太の脳が思考を停止するのはこの瞬間である。
「入れてもいい?」
由布がそうつぶやく頃には幹太はただの硬い肉の塊でしかなかった。 由布も幹太に許可を求めるつもりなど始めからない。 形式的な疑問形である。 幹太の上で由布が体を反転させると由布は幹太を手でやさしく沿わせた。 由布は挿入の前に必ず幹太の先端で入り口付近を刺激した。
「ああん・・・」
由布が初めて色気のある声を漏らした。 その振動は幹太の脳にも響き渡る。
「硬いのがいいわぁ。」
由布も1人の女になりさがってしまっていた。 そして、幹太の先が由布の中に少しずつ、しかも確実に吸い込まれていく。
「太くて硬い・・・」
由布は幹太の若さを堪能した。 由布がすべての体重を幹太にあずけていく。 幹太にも由布のヒダで包み込まれていくのがわかった。 由布が完全に幹太を咥えこんだとき、由布の重層な動きが止まった。 そしてしばらく動かなかった。 幹太には非常に長い時間い感じられた。 由布は機関車が動き出すようにゆっくりと腰を前後させ始めた。 由布がどんな格好をしているのか。 幹太にわかることは、由布が両膝を立てて、股間を擦りつけて、両手を幹太の胸の上に置いて、 暴れ始めていることだけである。 由布の動きは次第に激しく上下、前後に組みあわされていく。 下腹部に伝わる振動から、由布の柔らかい肉体が激しく上下していることもわかる。 無意識のうちに幹太の脳裏にはそんなことがよぎっていた。 意識がかろうじて残っているとしたら由布の股間の下にだけだった。
「幹太、おっぱい揉んで。」
また、由布が幹太に指示を出す。 幹太は反射的に従う。
「違うの!もっとこうやって激しく揉んで!」
由布の手が幹太の手の上から模範演技を示す。 幹太は由布の小さな叫び声にわずかに意識が回復した。
「お母さん。大きな声出さないでよ。」
幹太がささやく。
「乳首もつまんで。」
幹太の声が聞こえたのか、わずかに小さくなった声で由布が幹太を従わせる。 幹太は由布の両腕を包み込むように外側から由布の乳首をつまんで乳房を揉みほぐした。
「ああ、幹太、いい、いい。」
由布の腰が激しさを増す。 幹太の硬さも増す。
「幹太イきそうなの?・・・ビクビクしてるわよ。」
由布は息が上がっている。
「もう少し大丈夫。」
幹太はそう答えながら由布の中で動かすと由布が感じることを知った。
「ダメ!幹太。そんなことしたらイッちゃうわ。」
由布は幹太の思わぬ攻撃に体をびくつかせて拒絶した。 その拒絶に幹太は素直に従った。 由布の指示は絶対である。 しかし、それが由布の逆鱗に触れたようである。
「やめちゃダメ。もっとして!」
幹太にも由布の怒りが伝わるほどに激しい腰の振りが幹太を責めた。 幹太には由布の発言の矛盾を考えるほど余裕が残っていなかった。 ただ言われた通りに従うだけだった。 由布の腰の振りにあわせて激しく腰を上下させた。
「幹太、ダメ!ダメ!イッちゃう!」
由布の「ダメ」は「もっと」なのだと幹太は脳の奥の意識の下位層で知った。 しかも今度は由布の叫びも幹太は気にならなかった。 由布の1人だけの踊りが、2人のリズムにあわせたような踊りに変わった。 由布の腰が上がると幹太の腰が沈む。 由布の腰が下がると幹太の腰が突き上げて刺さる。 もはや2人の腰は本能だけで動いていた。
「イッちゃう!イッちゃう!」
由布の悲鳴とともに由布の体が幹太の上に倒れ込んだ。 同時だったかどうかは定かではないが、幹太も放出してしまっていた。 それにもかかわらず幹太の腰は由布の中でピストン運動を繰り返していた。 由布はただ激しく深呼吸を繰り返している。 幹太はそんな由布に抱きついて放さない。 2人ともなにも考えることができなかった。 ただ時間だけが過ぎて2人の汗が混じりあった。 先に冷静さを取り戻した幹太が、まだ2人がつながったままであることに恥ずかしさを感じ始めた。
「抜くよ。」
幹太はなにもなかったかのように抜こうとした。
「まだダメ。」
由布は荒い息遣いの中で即座に返事をした。
「今が1番幸せなときなのにどうして抜いちゃうの?」
由布は顔を上げると唇を重ねた。 幹太には由布の言う幸せの意味がわからなかった。
「射精が1番の幸せなんじゃないのか?」
幹太はふとそう思いながらも由布の言うことに反抗することができなかった。 そして由布が幸せを堪能しきるのを待った。 幹太は実の母と性行為をするという違和感を感じ始めていたが、 由布を抱きしめる手だけは離すことができなかった。 体は疲労感でいっぱいだったが、脳は次第に意識を回復し始めていた。 由布の中の幹太も緊張がほぐれていった。
「もう帰るね。」
由布は突然そういうと幹太の体から滑り降りてパジャマを着始めた。
「お母さん・・・」
幹太はなにかを言おうとして途中でやめた。
「なに?」
由布はパジャマを着ながら振り返ることもなく聞き返した。
「ううん。なんでもない。」
「なによ。変な子ねぇ。」
由布は変に思いながらもそれ以上追及しなかった。 もうそれ以上話をする体力が残っていなかったのかもしれない。
「じゃあ、行くからね。」
幹太はどう答えればいいのかわからなかった。
「うん。わかった。」
ただなんとなくそんなことを言ってみた。 由布は暗闇の中で的確に唇を重ねると黙ってそっと部屋を出て行った。 部屋には幹太と2人の汗が染みこんだ蒲団だけが残った。

小説(転載) 蒲柳の母3-1

近親相姦小説
03 /27 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 由布のプライドの高さは夜の生活でも同じだった。 由布が高校生の幹太をリードしたのは幹太が童貞だっただからだけではない。
「幹太。今日も抱きしめて。」
由布が幹太の部屋に忍び込むのは、由布が幹太の抱擁を求める日だけである。 部屋の明かりを消して布団の中に幹太を誘う。 このときの由布の心は激しく乱れている。 由布だけではどうすることもできず、幹太に助けを求めて来たのである。 幹太には由布の希望を断る権利はない。 幹太は黙って由布を強く抱きしめる。 決して由布の体を求めて抱くわけではない。 由布の心を落ち着かせるために抱くだけである。 これは幹太の言い訳ではない。 そして由布は幹太の腕の中で落ち着くのを待つ。 待つのは幹太も同じである。 しばらく暗闇の中で沈黙が続く。 幹太にも由布がなにかを耐えているのがわかる気がした。 由布は幹太の腕の中でただ丸くなって懸命に心を沈めようとしているようだった。 幹太が抱きしめるのが由布の心が安定するまでだったのは過去のできごとである。 由布は気持ちが落ち着くと幹太の体を求めるようになっていた。 そうなると由布の独壇場である。 由布が仰向けになって突かれるだけで、猫なで声をあげて喘ぐ姿など想像できない。 由布は由布のためだけに幹太を利用した。 そして由布が幹太を奪う夜が日課になりつつあった。
「幹太、もう準備できた?」
由布の手が幹太の下半身を這う。 幹太はいつの間にか由布の体で興奮を覚えるようになっていた。 自慰をはるかにしのぐ女性の裸体の快感に溺れていた。 その裸体が実の母のものであることなど、もはや関係のないことだった。 一旦、由布の体を抱きしめると自分の意思では止めることができくなってしまっていた。 しかも幹太には止める権利がない。 由布のなすがままにただ従うしかなかった。
「もう硬くしちゃって、かわいいのね。」
由布は幹太の母というよりは、情婦のように愛を求めた。 明らかに母子の愛情とは異なる気持ちが絡みあっていた。 幹太の腕の中で心を落ち着かせた由布は、同じ幹太の腕の中で心を燃え上がらせるのだった。
「幹太も触って。」
由布はかりそめの恥じらいを見せて幹太の手を股間に導いた。 幹太はパジャマの上から母の股間で指を反らせた。
「違うでしょ。ちょ・く・せ・つ。」
由布は幹太に甘えているというよりは、操り人形のように幹太を扱っていた。 幹太は由布の首を左腕に乗せると右手を伸ばして由布の肌に直接触れた。 幹太は由布に躾けられていた。 由布の希望する行為がどのようなものか、1つ1つ教え込まれていた。
「お母さんって柔らかい。」
幹太は由布の体に触れるたびに新しい発見があるようだった。 女性の体の神秘、いや由布の体の魔力に日に日に魅入られていった。 美人は背が高くて痩せている人。 そういう幹太のかつての美人像は由布によって見事に打ち壊されていた。 由布の柔らかさ、由布の香り、由布の誘惑、すべてが次々と幹太の興奮を呼び覚ましていった。 そして幹太の指が由布の穴に触れる。
「幹太が出てきた穴なのよ。」
由布は幹太の存在自体が由布のものであるかのようにささやいた。 まるで支配者は由布であると宣告しているかのように。 そして暗闇の中で幹太の唇を舌で探した。 由布の舌に導かれた幹太が由布の舌を夢中で吸う。 幹太にも由布の顔が見えない。 顔が見えないから母という存在を意識することが少なくてすむ。 だから少し熟した女性の虜になってしまったと思って気持ちをごまかしてみたりもした。 幹太には由布がどんな顔をして舌を絡めているのか知る由もない。 ただ幹太を握る由布の手からは由布の興奮が伝わってくる。 映像はなにも思い浮かばない。 幹太は無言のまま由布の中に忍び込んだ指で興奮の具合を伝えようとする。 由布はそれに言葉っで応える。 少し鼻から抜けているが、紛れもなく母の声である。
「もっと激しくして。」
心がかき乱された幹太の指に由布も乱される。 舌を絡めあってお互いの股間に手を伸ばす時間帯は熟練の恋人同士のようだった。 しかし、それは由布が納得する硬さに幹太が成長するのを待つ時間でしかなかった。 由布の興奮は次に進む段階があることを知っていた。 幹太はただその瞬間の由布の指遣いに興奮を覚えているだけだった。 ここにも由布が主導権を握ることができる理由があった。 経験の浅い幹太にとって、由布の希望する愛情表現がすべてだった。
「舐めて。」
幹太の口の中でささやかれた由布の言葉は幹太の頭蓋骨を通じて脳に直接響いた。 短い言葉がかえって幹太の想像力を激しく刺激する。 由布の希望は指で刺激していた股間に舌を這わせて欲しいということだった。 幹太の興奮は体全体を一通り駆け巡ってから、時間差をあけて由布の中の指に達する。
「幹太は素直だからなにを考えてるのかすぐにわかっちゃうわ。」
まだ全身が由布の言葉で敏感に反応してしまう幹太は、言葉がなくても由布にウソはつけなかった。 由布は手の中で硬さを増した幹太の様子からもすべてを探り当てることができた。
「恥ずかしいからそんなにしゃべらないでよ。」
幹太には会話をしながら楽しむ余裕などなかった。 由布の短い言葉に刺激され、すべてを見透かされていることが恥ずかしかった。 しかも、ときおりその声が母の声であるがゆえに興奮が半減することもあり、倍増することもあった。 母との肉体関係に動揺している自分自身の肉体が幹太にとっては制御不能な生物でしかなかった。 しかし、その生物を自由自在に操ることができるのが由布だった。 由布は幹太を思うままに動かし、肉体のすべてを由布に捧げさせていた。 幹太は絡まった由布の指にもてあそばれて、いずれ乗りかかる由布の裸体に興奮を止めることができなかった。 由布がいずれ求めるであろう行為を想像しては羞恥心が全身を襲った。
「どうして?恥ずかしいからいいんでしょ。」
由布にも羞恥心は残っているようだった。 しかし、由布は完全に幹太の若い肉体を楽しもうとしていた。 恥ずかしさも性行為の一部であることを幹太は初めて知った。 幹太の肉体を侵食する由布から新しく教えてもらったことは数えきれないほどあるように思われた。 これらは誰からも教えてもらえない貴重な経験である。
「幹太もすぐにこれがよくなるから。」
由布はこれからも幹太の肉体を食べつくすつもりだったのだろうか。 ちょっとした気持ちの乱れから生じた一時の気の迷いではなかったのか。 いずれにしても由布は幹太の肉体を『由布好みの形』に変えてしまうつもりのようだった。 幹太にはそれを拒否する権利がなかった。

小説(転載) 蒲柳の母2-3

近親相姦小説
03 /27 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 由布の高いプライドの比較対象はユッコだけではない。
「木之元さんの旦那さん、また不倫がバレたんだって。」
ユッコと2人しかいない食卓で由布が小声でつぶやく。 決して誰かに聞かれたくないから小声になるわけではない。 リビングに幹太がいれば十分に聞き取れる程度の小声である。 おそらく小声になるのは由布の癖なのだろう。 心の奥底にやましい気持ちがあるのかもしれない。
「お母さん、そういう話を誰から聞いて来るのよ。」
ユッコは常に母親たちのネットワークには感心している。 誰かに漏れれば瞬時に全員に伝わるような錯覚を覚えていた。 確かに女子高生の情報網もかなり発達はしている。 しかし、女子高生の情報ネットワークよりも明らかに組織ができあがっているような気がした。
「永原さんから聞いたのよ。 永原さんも1度旦那さんが不倫をして離婚しそうになったことがあるでしょ。 ちょうどそのころ木之元さんも不倫がバレて2人でよく相談していたみたいなのよ。 永原さんなんて拒食症になってすごく痩せちゃったことがあったのよ。 見ていてホントにかわいそうだったわ。」
他人事だからこそ出てくる同情の言葉である。 由布は他人の不幸を小声でいつまでも話し続ける勢いであった。 こんなときユッコは由布の話をさえぎることなく差し障りのない言葉を挟む。 これはちゃんと由布の話を聞いているという意思表示でもある。
「じゃあ、木之元さんは2度目ってこと。」
「違うのよ。前に3人と不倫していたのがバレちゃったんだけれど、 そのうちの1人と切れてなかったのよ。前にバレたときは2年位前だと思うから、 その間もずっと不倫を続けていたってことよね。あんたも気をつけなさいよ。 不倫する男は何度だってするって言うんだから。お父さんみたいに女の人と話ができないくらいでちょうどいいのよ。 私はそういう心配がないからホントによかったわ。」
由布は太一がモテないことですら自慢話に変えてしまう。 ユッコの高校でも男女のこじれた話は頻繁に聞くが、結婚していないだけまだマシである。 離婚などの法的な話と関係がないうちは、まだまだ子どものじゃれあいなのだろうか。
「高校でも彼氏が浮気したって泣いてた子がいたなぁ。」
ユッコは自分の身の回りの話を始めようとした。 特別由布に聞いて欲しい話だったわけではなかったが、 予想通り、その言葉は導入部分だけで由布にただちにさえぎられた。
「そうでしょ。どこにでもいるのよ、そういう男って。 木之元さんの旦那さんの相手って同じ会社の人で奥さんも知ってる人なんだって。 木之元さんって社内恋愛だから会社の人のこと知ってるのよ。 もう、最低よね。私の知ってる人がお父さんに手を出したら殺しに行くかもしれないわよ。」
ユッコの暴力的な性格は由布の血なのかもしれない。 しかし、人の話を聞かずに自分の話をまくしたてる由布の性格はユッコには受け継がれなかったようである。
「だって、考えてもみなさいよ。 知っている女がずっと隠れてお父さんと寝てたなんて考えられる? 旦那さんも旦那さんだけど、女の方もひどいわよねぇ。 1度バレたのに関係を続けるなんて普通じゃないわよ。」
「普通の女だったら最初から不倫なんてしないわよ。」
ユッコはもう自分の話をすることをあきらめていた。 むしろ由布の前で自分の話を聞いてもらおうとすることが無理なことである。 ユッコはそんな由布の性格をイヤなほど熟知していた。
「そうかもしれないわねぇ。木之元さんはどうするのかしら。 私なら絶対に離婚するわよ。慰謝料ふんだくってやるんだから。 だって、バレたあともずっと隠れて関係を続けていたなんて信じられないわよ。 でも、離婚したらその女と再婚するのかしらね。それもシャクよね。 愛はなくても別れないでその女に会わせないようにする方がいいのかしら。 もう、考えただけでも腹が立つわ。」
由布はまるで太一が不倫をしたかのように怒りをあらわにしていた。
「どうしてお母さんがそんなに怒るのよ。 関係ないんだから、お母さんがそんなこと考えたってしょうがないでしょ。」
由布は1度熱くなるとなかなか冷めない性格である。 しかし、ユッコは熱くなる由布をほどほどのところでなだめる役割も担っていた。 由布の熱くなるポイントさえ把握していれば、熱く語る由布を冷ますことも難しいことではなかった。
「それもそうよね。私には関係ないものね。」
由布はあっけらかんと言い放った。 由布は太一が不倫をすることがないと信じて疑わなかった。 信じて疑わなかったからこそ、浮気問題は他人事でしかなかった。 しかし、その太一を信じて疑わない由布自身が太一以外の男と寝ることになるとは夢にも思わなかっただろう。
「でも、人生ってなにが起こるかわからないわよね。 信じて結婚した人がたまたま不倫する人だったら一生不幸なままってことでしょ。」
ユッコはこれから自分の夫となる人を想像して不安を覚えた。 ユッコは決して男慣れしているわけではない。 男とつきあうくらいなら女友達と楽しくしている方がいいと思うような性格である。 女友達から男っぽい性格だと言われ続けてきたユッコが、結婚する相手など想像することすら難しいことだった。
「そうよ、ユッコも気をつけなさいよ。そういう人は始めからそういう人なのよ。 ユッコが頑張ったってどうしようもないのよ。だって、木之元さんの奥さんすごくいい人だもの。 あんなにいい人を泣かせるなんて悪い男がいたものだわ。」
ユッコを気遣った言葉でさえも、このときの由布にとっては自分は不幸ではないと確かめるためのものでしかなかった。 由布は終始小声でユッコに話し続けてた。 由布の高いプライドは、実はもろいガラスでできていたのかもしれなかった。

小説(転載) 蒲柳の母2-2

近親相姦小説
03 /27 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 夕食後の由布とユッコの会話は由布が話題を決める。 そもそもユッコが話をしたいわけではない。 由布が夕食後にまったりとお茶を飲みながら雑談をしたいだけである。
「ユッコは高校を卒業したらどうしたいの?」
ユッコがまだ高2になった頃の話である。
「まだわからないけど、たぶん大学受験はしないかな。」
これまでにも何度か由布はユッコの意思を確認していた。 そのたびにユッコは由布の自慢話を聞かされていた。
「あら、どうして?短大でも出ておけばだいぶ違うのよ。」
由布は自分が有名女子短大を卒業したことを自慢に思っていた。 ユッコは由布が会話の端々に自慢話を挟むことにうんざりとしていた。
「お母さんはいい短大に受かったからそんなことが言えるのよ。」
ユッコはそんな由布のプライドを傷つけることがないように慎重に言葉を選んだ。 これがユッコが時間をかけて身につけた由布と会話をするときに気をつける処世術だった。 実際、ユッコは短大を出たくらいで高卒と大きな違いがない時代であることくらいは知っていた。 しかし、それを由布に対して主張するつもりはなかった。 無駄ないざこざを招くだけである。
「ユッコだって入れるわよ。頑張ってみなさいよ。」
由布は必ずユッコを励ますが、ユッコにはできないことを知ってもいた。 形だけ母親を演じてユッコと比較することで自分自身のプライドを守り続けたかった。 ユッコが由布のそんな性格に気がついたのは高校に入学してからのことである。 そのときユッコは少しだけ大人になった気がした。 思ったことを感じたままに言葉にしていた中学生の頃とは違うと実感した。
「だって、勉強嫌いだし、浪人とかしたくないし。」
ユッコは否定的な言葉を並べて、とりあえずその場をとりつくろうことに終始した。
「今から頑張ったら大丈夫だって。 お母さんの頃はもっと難しかったのよ。短大だって高卒よりは就職に有利なんだから。」
相変わらず由布の言葉にはさりげなく自慢が含まれている。 もちろんユッコは由布のそんな話し方に慣れていた。 中途半端に争うよりも簡単に負けを認めた方が楽なことも知っていた。
「だって、うちの高校って推薦以外で大学に行ける人ってすごく少ないのよ。 大学に受かってる人たちってほとんどが推薦なんだから。 そのためには学校の成績が良くないとダメなの。私みたいな成績じゃダメなのよ。」
推薦入試が増加して大学入試の状況が昔と変わっていることなど、由布には知る由もなかった。 また、由布は大学入試のことを調べてユッコにアドバイスをするような性格でもなかった。
「どうしてやる前から諦めちゃうのかしら。 ユッコって現実主義よね。誰に似たのかしら?」
由布が現実主義という言葉を正確に理解していたのかどうかは定かではない。 ユッコにとっては知らない言葉だったが、由布が言いたいことだけはなんとなく感じることができた。 ユッコが無難な人生を選ぶことが由布と比べると劣っていると由布は思っているのだろう。 そんなことを考えながらユッコは話題を変えてみた。
「お母さんじゃなかったらお父さんに似たんでしょ。」
ユッコが太一のことを話題に選んだことは本意ではなかった。 ただ、消去法で残っただけだった。
「でも、お父さんは頭はいいのよ。 高専で15歳から寮に入っていたから対人関係には問題があるけれどね。」
由布も太一の口数の少なさや感情を表に出さない性格を疑問には感じていた。 しかし、それは夫婦生活を妨げるようなものではなかった。 由布にとって太一はしっかりと働いて収入さえあればそれで十分だった。 実際、太一は農業が主体の田舎町から高専に合格することができた数少ない優秀な中学生の1人だった。 今でも家族4人が生活するには十分すぎる収入があった。 そういう意味ではユッコが大学進学を希望しても金銭的な問題が発生するわけではなった。
「15歳から寮生活かぁ。私ならもう寮に入ってるってことよね。 なんだか変わった性格になるのもわかる気がするかな。」
ユッコは正直な感想を口にしてみた。
「あなたたちにはわからないかもしれないけど、実直でいい人なのよ。 じゃなかったら結婚なんかしてないわよ。」
「そんなことわかってるわよ。 ただちょっとだけ変わってるなぁって思っているだけよ。」
そんな食卓で交わされている母娘の会話を幹太はリビングでテレビゲームをしながら聞いていた。 しかし、幹太にはユッコの複雑な心境を理解することはできていなかった。
「幹太。いつまでゲームなんかしてるの。 あなた受験生なんでしょ。勉強しなさい。」
由布は一段落ついたところで幹太に声をかけた。
「ほら、幹太。勉強しなさい。」
ユッコは由布の代わりに席を立つと、幹太の背後から声をかけた。
「わかってるよ。もうちょっと待ってよ。」
幹太にとって遠くから声をかけるだけの由布よりも、近づいて圧力をかけるユッコの方を恐れていた。
「わかってるんならすぐにしなさいよ。」
ユッコは幹太の背中にケリを入れた。 ユッコは男勝りの性格で幹太よりも男らしいところがあった。 そして幹太には容赦なく暴力をふるった。 その背後には女は男よりも弱いというごく一般的な言い訳があった。 ユッコがその言い訳に当てはまるのかどうかは怪しかったのだが。
「いてぇなぁ。なにすんだよ。」
振り向いた幹太にはふたたびケリを入れようとしているユッコの姿が目に入った。 幹太は男としての建前上、女であるユッコの暴力に対して暴力で対抗することはできなかった。 ただ一方的に暴力を受ける側にい続けた。
「わかったよ。行くよ、行くよ。」
幹太は観念して部屋に向かった。 なぜか幹太はユッコに弱かった。 実際にケンカをしたら幹太が勝つことは間違いない。 しかし、幹太はユッコの暴力を受け入れて争うことをしなかった。
「わかればよろしい。」
ユッコは満足そうにつぶやいた。 全力で蹴っても壊れない弟がいたことはユッコにとっては幸せなことだった。

小説(転載) 蒲柳の母2-1

近親相姦小説
03 /27 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

「私の勤務地は東京になったから。」
今思えば悪夢の始まりはこの一言だった。 そのときは誰にとっても悪夢の引き金となるような言葉には思えなかった。 人生は往々にしてそういうものである。 なにがきっかけで大きな波が起こるかなどわかるはずがない。
「ユッコに1人暮らしなんかできるのかよ。」
姉の優子は家族ではユッコと呼ばれている。 幹太も小さな頃から由布が呼ぶユッコという愛称で姉のことを呼び続けていた。
「ユッコがいなくなると寂しくなるわねぇ。」
ある程度覚悟は決めていたのだろうが、由布の第一声は悲観的なものだった。 由布とユッコは仲の良い姉妹のような関係だった。 由布が不安を感じるのも無理はなかった。
「まあ、この不景気にちゃんと就職できたんだからよかったじゃないか。」
父の太一(たいち)が場を和ませるようなことを言うのは珍しい。
「これで1人減ってせいせいした。」
そんな言葉が出てきても誰も不思議には思わなかっただろう。 決して冗談ではない。 太一が子育てに関心を見せたことは1度もない。 2人の子どもにとっても太一は謎の多い存在だった。
「どうしてうちには子どもが2人もできたのかしら?」
幹太とユッコはそんな会話をとしたことがある。
「お父さんが望んだとは思えないよね。」
「じゃあ、お母さんが欲しがったの?」
「お母さんいっつも愚痴ばっかり言ってるよ。」
「誰がその愚知を聞いてると思ってるのよ。幹太がなにをしたって言うの。 私が全部聞いてあげてるんでしょ。」
ユッコが由布との会話を快く思っていなかったことを幹太はそのとき初めて知った。 由布とユッコは夕食後楽しそうに会話をしていた。 少なくとも幹太はそう思っていた。 しかし、実際にはユッコも由布と会話をすることに楽しさをみいだしていたわけではなかったようである。 太一が夕食をともにすることは週末くらいだったし、 たとえ夕食を一緒に食べても、食べ終わるとすぐに自室に閉じこもってしまった。 幹太もリビングに残ってテレビを見ていても、女同士の会話に口を挟むことはなかった。
「僕なんかユッコがいなかったら家族で会話なんてほとんどないよ。」
ユッコは由布の通訳のような役割だった。 由布の意思のほとんどはユッコの口を通して幹太に伝えられていた。 太一の意思はユッコにすら伝わったことがほとんどなかった。 由布で止まっていたのか、太一が意思表示をしなかったのか、それすらユッコにも定かではなかった。
「私は幹太のお母さんじゃないんだからね。」
ユッコには家族の間をとりもってきたという自負はない。 ましてや、幹太を育ててきたという認識もない。 ただ、長い間幹太と由布がちゃんと会話をしていないことだけは知っていた。 しかしそれは、男の子と女親という難しい関係が原因なのではないかとユッコは漠然と考えていた。
「でも、2歳しか違わないのに お母さんよりユッコに育ててもらったみたいな気がするよ。」
幹太は昔のことを思い出したようにつぶやいた。
「子どもの2歳は大きいのよ。」
ユッコはまだ幹太を子ども扱いしていた。 大人の由布と子どもの幹太の間に入る存在がユッコ自身であると感じていた。
「確かに、小さい頃は掛け算ができるとか、フランスの首都を知ってるとか、 そんなことでユッコのことを尊敬してたもんなぁ。」
幹太の頭の中では次々と昔の想い出が湧き出してきた。
「なんか昔はよかったよね。」
幹太は小さな頃の幸せな生活が懐かしかった。
「お父さんは私たちと一緒に住んでいて幸せなのかしらね。」
ユッコはふとそんなことが気になった。 由布と幹太のことはよく知っている。 しかし、太一のことはユッコにもよくわからなかった。
「お父さんは絶対に幸せじゃないと思うよ。 だって、いつも1人でいたい人だろ。」
幹太は自信満々に言い切った。 幹太には太一が家庭を築いたこと自体が奇跡だと思っていた。
「そうよね。お父さんって見えない壁があるわよね。 話しかけても『うん』とか『ああ』とかしか言わないし。」
「そうそう。感情がないみたいだよね。」
幹太が太一を否定するのは反抗期だからだろうか。 それとも肉親だとは感じていないからだろうか。 いずれにしても幹太から太一に関してよい言葉は出てこない。
「でも、それで会話ができるのだから、やっぱり家族なのかしらね。」
ユッコは決して太一を擁護するつもりはなかった。 しかし、ユッコは家族を大切にしたかった。 だからこそ由布の愚痴も聞いてきたし、太一の行動に対しても文句を言うことはしなかった。
「家族ってもっと通じあえるものかのかと思っていたよ。」
幹太は諦めたようにつぶやいた。
「私は通じあえていると思っているわよ。」
やはりユッコの方が2歳年上なだけのことはあるようだった。 ユッコにだけ甘えてきた幹太にとってはこの複雑な家族の相関関係を理解することは難しいようだった。 しかし、家庭の環境が複雑なのはこの家庭に限られた話ではない。 どの家庭でも少なからず人間関係に問題を抱えているはずである。 その問題が表面化しない限り、特に大きな問題とはならないだけのことである。 この家庭ではユッコがその防波堤となっていたのだろう。

小説(転載) 蒲柳の母1-3

近親相姦小説
03 /27 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 その夜、幹太は由布の肌の温もりを感じながら「人間は考える葦である」という夢を見た。 由布の下で思考が停止した幹太は考えることができない葦でしかなかった。 将来のことなどなにも考えられない。 ただその瞬間を快感に任せて生きているだけだった。 夢の中で幹太は葛藤を繰り返していた。 最初は由布の弱さに同情していただけだったはずだった。 人間として感情をコントロールできなくなっていく由布を見て自分よりも弱い人間だと考えていた。 しかし、実際に母子でセックスをするという現実を突きつけられて自分の弱さに愕然とした。 由布に誘われるままに由布の肉体を受け入れてしまった自分がいることが信じられなかった。 まさか自分の身に母子相姦という言葉が降りかかってくるとは想像すらしたことがなかった。 由布の肉体に魅力を感じたことなどなかった。 それにもかかわらず今では由布の肉体を求めている自分がいる。 いけないことをしているという罪悪感はある。 罪悪感があるからこそ幹太は悩んでいた。 しかし、目を閉じるとそこには由布の肉体の感触が生々しく思い出される。 それだけで勃起してしまうことさえあった。 実際に弱い人間は幹太自身だった。 そんな幹太の存在は折れた葦と同じだった。 目の前で次々と倒れている葦を見ながら、幹太にはどうすることもできなかった。 夢の中で葦は何度も何度も倒れ続けた。 漠然と食い止めなければならないと思いながらも、なにもできない幹太がそこにはいた。 葦の弱さを考えることで支える。 それが人間である。 「人間は考える葦である」とはそういう意味なのだろう。 しかし、幹太にとって強い母だったはずの由布がいとも簡単に折れた葦となって苦悩を続けている。 それに巻き込まれて幹太も折れた葦となってしまった。 葦はどうすれば立ち続けることができるのだろうか。 夢の中で幹太は苦しみ続けた。 苦しんで苦しんで目が覚めたと思ったら、全裸の由布が幹太の布団の上で寝ている。 幹太の手には確実に由布の全裸の肉体を直接感じることができる。 由布と何度も交わってしまった幹太がいまさら由布を拒否することができるのだろうか。 今となっては同情を通り越して愛おしさすら感じてしまっている。 由布を抱きしめて落ち着かせることができるのなら、それが自分の役割なのかもしれないと落ちぶれてみたりもした。 しかし、何度考えてもそれは言い訳に過ぎなかった。 由布の誘惑を拒否したうえで由布を立ち直らせることこそが、必要なことだとはわかっているつもりだった。 しかし、わかっていることと、できることは別だった。 そして、幹太はふたたび葦が倒れ続ける悪夢の中に堕ちていくしかないのだった。

小説(転載) 蒲柳の母1-2

近親相姦小説
03 /27 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

「幹太は下のお口でも咥えて欲しいの?」
由布は体勢を入れ替えると幹太の股間にまたがり幹太を筋に沿わせた。 由布はいつでも幹太の意思を確認する。 しかし幹太の意思に従うつもりはない。 意思の確認は焦らすのが好きな由布の癖である。
「幹太。入れて欲しいの?入れなくてもいいの?」
由布は無言の幹太に不満を露わにする。 幹太はもはや由布の股間の下でしか思考することができなかった。 由布の言葉に反射的に言葉を返す。
「入れて。入れて欲しい。」
そう言いながら幹太も腰を浮かせて由布の入り口に侵入を始めていた。 由布を求めて幹太の腰が上下していることに由布は満足だった。 幹太の体が本能で自分の体を求めていることが由布にとっては快楽そのものだった。
「1度出したあとなのにすごく硬い・・・」
由布はゆっくりと腰を沈めながら幹太の太さと硬さを味わった。 若さは熟女を淫らな母へと変貌させる毒だと由布は初めて知った。 1度出した直後に入れることは初めてである。
「これが若いってことなのね。」
由布は母子の年齢差を改めて実感した。 若さを感じれば感じるほど由布の体は熱くなっていった。
「お母さん、もう止まらいかも・・・」
完全に腰を沈めるとゆっくりと前後に腰を振り始めた。 それにあわせて幹太の腰も上下させる。 誰から教えてもらったわけでもない。 本能が導くままに幹太は振る舞った。 まるで肉棒が幹太を、そして由布さえも支配しているかのようだった。 由布の両手は幹太の両腕を握って乳房へと導いていた。 幹太は導かれるままに激しく揺れる乳房を優しく包み込む。
「乳首もつまんで・・・」
由布は奥のヒダで幹太を感じながらも欲求を口にする。 幹太の指が由布の勃った乳首を強くつまむ。 もはや力の加減などする余裕はなかった。 由布の乳房が上下に激しく揺れるたびに乳首をつまんだ幹太の指に力が入る。 由布の乳房は垂れてはいたが、幹太の手から溢れるほどのボリュームがあった。 幹太が由布の乳房の豊満さを実感したのは由布を抱いてからである。 くびれのないおばさん体型の由布は一見すると寸胴体型に見える。 しかし、幹太の上で激しく踊る由布の体は決して魅力のない円筒状の肉付きではなかった。 わきの下まで溢れるほどの乳房の魅力は、若い幹太を興奮させるだけではもったいないほどだった。 それに手のひらにフィットするウエストのラインは、男が抱くために神が創造したものかと思われるほどだった。 お尻から太腿にかけての肉も、幹太の顔に密着するだけではなく、 幹太の腰回りにも絡みついて舐めるように吸いついた。 熟女の肉はまるで男と乱れるために年輪を重ねていたようだった。 幹太は由布が初めての女だったが、最高の女のように感じていた。 母であることも忘れて由布の体にむしゃぶりついた。 そして最高に硬直した幹太は由布にとっても最高の男だった。 これほど硬くなるものなのかと思うほどに直立しているのに、由布のヒダには容赦なく絡みついた。 男の液体を受け入れる奥の宮にまで幹太は届いていた。 由布は十分に幹太を堪能すると全身の力が一気に抜け出した。
「あぁん、ダメッ。」
甲高い悲鳴とともに由布が腰から崩れ落ちた。 今度は幹太が由布を攻める順番である。 由布の腰を手で固定すると激しく腰を動かし始めた。
「お母さん。いっぱいイッてもいいんだよ。」
幹太は本能にしたがって由布の耳元で小さく叫んだ。 由布は夢中で幹太の舌を求めている。 幹太は激しく突くことしか考えていない。 幹太の腰が浮くたびに由布の肉が幹太の上で揺れた。 由布の揺れは幹太にとっても快感だった。 なにもかも忘れ去って2人は抱きあった。 由布の骨盤を固定していた幹太の手が由布の背中に回る。 由布の柔らかい背中を幹太の指が握りしめる。 由布はメス犬のように声にならない声を出して喘いでいる。
「ああん、いい。いい。イくっ。」
由布は若い幹太の底力にすべてをゆだねることしかできなかった。 幹太も由布の中で何度出したのかもわからなかった。 由布の中で暴れまわる快感は放出することよりも勝っていた。 幹太が硬直している限り、由布の中では幹太が暴れ続けていた。 由布は「イく」という感覚さえも見失うほど幹太に夢中だった。 そして幹太は由布の中にすべてを放出して親子の宴は終演を迎えた。 これほどまでに感じきった愛は2人にとって初めての体験だった。
「幹太。お母さんもここで一緒に寝てもいいでしょ。」
由布はいつものように拒否することを許さない確認を求める。
「もう好きにしてくれよ。」
幹太も否定する余裕が残っていなかった。 息も絶え絶えの由布は、今から自分の部屋に戻れと言われても戻ることができない状態である。 幹太も思考が完全に停止していた。 2人には全裸のままで1つの布団の中で寄り添って寝るという選択肢しか残されていなかった。 由布はすべてを忘れて幹太との関係に没頭することができた。 幹太もそんな由布を全身で感じることができた。 由布にとってはこれが唯一の快楽であり、ほかに代わるものなどなかった。 幹太もそのことを知っていた。 知っていたからこそ実の母である由布を抱いた。
「幹太。」
由布が夢の中で幹太を求めて寝言を言う。 夢の中でも幹太を求めるほどに由布は幹太の助けを必要としていた。
「なんだよ。」
幹太も夢の中で由布の言葉に反応する。 幹太もそれほど由布の存在を常に気にしていた。 夢の中で会話をしていたことなど2人は覚えてない。 しかし、夢の中でも求めあうほど2人の関係は密なものだった。

小説(転載) 蒲柳の母1-1

近親相姦小説
03 /27 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。蒲柳は「ほりゅう」と読むそうだ。

「お母さん、ここで寝る気じゃないだろうな。」
「どうしてここで寝ちゃいけないの?」
「どうしてって、お父さんに見つかったらどうするんだよ。」
「大丈夫よ。お父さんより私の方が早く起きるんだもの。」
「そういう問題じゃないだろ。 お父さんがいるときにセックスするだけでも怖いのに、どうしてそんな危ないことばっかりするんだよ。」
「どうして男って射精したら冷たくなるのかしら。 さっきまで、あんなに激しく抱きしめてくれていたのに。」
「恥ずかしいから、そういうことを言うなよ。 お母さんが勝手に忍び込んできたんだろ。」
「恥ずかしがっちゃってかわいいんだから。 そんなこと言ったってお母さんの体が欲しいんでしょ。」
「そんなわけないだろ。お母さんとセックスしたい息子なんているわけないだろ。」
「あら、ホントにそうなのかもう1度確かめてもいいのよ。」
そう言うと由布(ゆう)は幹太(かんた)の顔にまたがって下半身を握りしめた。 幹太が由布と寝るのは初めてではない。 由布は幹太に助けを求めていた。 幹太もそれを知って由布を受け入れた。 しかし、それがこんな日課になってしまうとは思ってもいなかった。
「ほら、すぐに硬くなるじゃないの。素直に欲しいって言いなさい。」
「お母さんズルいよ。」
「ズルくなんかないわよ。幹太の本心を引き出してあげているだけよ。 どうなの?やめちゃってもいいの?」
「だから、お母さんズルいって。」
「まだそんなことを言っているの。」
由布は幹太を咥えると激しくしごき始めた。 熱を帯びた肉棒の握り心地には確かな手応えがあった。 手応えがあったからこそ余裕があった。 焦らしても幹太が冷めてしまうようなことはないと確信していた。
「どうなの?お母さんにして欲しいんじゃないの?」
由布は先の割れ目から溢れてくる液体を舌で拭きとると幹太を放置した。 焦らし方にも熟年のテクニックが十分に感じられる。
「お母さん止めないで。」
幹太には耐えられないことだった。 興奮が冷めてしまうことほど不安なことはなかった。 由布にとって高校生の幹太の体を操ることなど赤子の手をひねるようなものだった。
「止めないでじゃわからないでしょ。どうして欲しいのか言ってみなさい。」
由布は軽く握るとふたたび手を離した。 明らかに幹太の反応を楽しんでいる。 この楽しみがあるからこそ幹太と寝る気になるのだった。
「だから恥ずかしいって言ってるだろ。」
「恥ずかしいってことは、言いたいのに言えないことがあるってことでしょ。 言わないとお母さんやってあげないわよ。」
このときはまだ幹太は頭で考えることができた。
「言えばいいんだろ。さっきみたいにして欲しいんだよ。」
幹太は投げやりに言い放った。
「そんな言い方はないんじゃないの。人にものを頼むんでしょ。 ちゃんと言いなさい。」
由布は幹太の先に舌を這わせると溢れ出した蜜を舌に絡ませた。 由布は幹太がして欲しいことを知っている。 しかしそれを幹太が言うまでするつもりはなかった。 幹太を支配しているという実感に酔っていた。
「お母さんに舐めてしごいて欲しいです。」
「ほら、やっぱりお母さんにして欲しいんじゃないの。」
由布は満足げに幹太の顔に股間を押しつけた。 幹太はさっきまで入っていた穴に舌を這わせた。 由布は幹太の舌を感じる場所にあわせる。 幹太は由布の指と舌にしびれていた。 2人は次第にお互いを舐めて吸いあうことに集中していった。 幹太の部屋は男女の絡みあう音しか響かない大人の寝室へと変貌していた。
「入れたい硬さになってきたから、もう入れちゃおうかな。」
由布は幹太がまだ舐めて欲しいことを知っている。 それを知って入れようとした。 決して由布が入れたいわけではない。 幹太がまだ入れたくないことを知っているから言うのである。
「えっ、もう入れちゃうのかよ。」
「幹太はまだしごき続けて欲しいの?」
由布が股間を幹太の顔に擦りつけながら色気を振りまく。 ペースは完全に由布が握っていた。 幹太は由布のお尻を抱きしめて体勢を変えさせないように力を込めた。
「ああん。幹太も好きなんだからぁ。」
由布はわざと幹太に縛られたような反応をしてみせる。 そう言いながらも由布は幹太に抱きしめられて満足だった。 幹太の抱擁はいつでも由布を満足させた。
「幹太のおちんちんは入れたいって言ってるわよ。」
由布の股間に口をふさがれている幹太は言葉を出すことができない。 由布の柔らかい太腿が幹太の頬を包み込んで密着している。 懸命に呼吸をしようとする幹太の息遣いさえも由布を興奮させていた。 由布が激しくしごくとしごいた回数に比例して幹太は硬直し、割れ目からは甘い蜜が噴出した。 もだえる幹太の腰遣いに由布は満足だった。 幹太は由布がしごくたびにピクピクと脈をうった。 由布は若くて硬くて太い幹太を自由に操ることに興奮していた。
「幹太。もう出ちゃいそうなんじゃないの? ものすごっく硬くなっちゃってるわよ。」
幹太はなにも言わずに由布を抱きしめていた手を緩めた。

福岡、東京で桜満開

ひとりごと
03 /27 2022
「気象庁は27日午前、福岡管区気象台(福岡市)にある桜(ソメイヨシノ)の標本木が満開になったと発表した。福岡の桜は17日に開花しており、開花、満開とも全国で最も早かった。27日午後には、東京都千代田区の靖国神社にある標本木が満開になったと発表した。」ということで外国では痛ましい戦争が収まらないが、日本の季節は確実に進んでいる。佐倉といえば上野、上野の近くの鶯谷は今どうなっているのか。早い所、訪問したいのだが、新形コロナウイルスがまだまだ心配だ。

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。