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小説(転載) 愛は禁断よりも深く  5/5

近親相姦小説
11 /04 2019
つづきがあるようだが手元のデータはここまで。
 孝幸と鈴菜は、妻であり母である水絵から隠れるようにして、愛し合うことを選んだ。
 外で待ち合わせ、ホテルの一室のソファで身を寄せ合う。

「この部屋だったね。私が君の処女を奪った、最後の夜……」
「〝昔の奥さん〟が、まさか、お母さんのことだったなんて」

 ──孝幸と鈴菜の出会いは、二年前だった。
『愛してる、鈴菜』
『孝幸さん!』
 事情があって結婚はできないと言われた。でも。
『いいよ、孝幸さん。昔の奥さんとの約束があるって、言っていたものね』
 そんな関係でもいいと。
 二人は、期間限定を承知で交際していた時期があった。

 ──その、終わりの日が来て。

 せめてもの思い出にと。
『これからも愛しているよ、鈴菜』
『私も……孝幸さん』
 ずっと、キス以上のことをしなかった二人。
『後悔しないかい?』
『まさか』
 この日やっと──鈴菜は、孝幸に自分の処女を捧げたのだ。
『入れるよ』
 孝幸は、男を知らなかった鈴菜のナカに、熱き肉棒を突き立てた。
『鈴菜っ……鈴菜……、愛してる!』
『あっ、あひぃっ……!』
 最後の思い出に。そう思って。
『孝幸さんっ、中に、ナカに出して。私の、初めての……!』
『わかった──クッ!』
 繋がったソコから、溢れんばかりに注がれていく……その白濁が。
『わかるかい? 私の精液が、君のナカを満たしたよ』
『ああ……。孝幸さんの、熱いぃ……』
 血を継いだ父親のモノであることを、知らないままに。
『本当はね、君との子が欲しかったんだけど』
『……本当のお子さんを、大切にしてあげて……ね』

 禁断を犯した自覚のないまま。涙の中で。

『くっ、は……!』
『あぁっ!? 孝幸さっ……、イクッ、もっとぉぉ……』
『出るっ……くぁ!』
『ヒッ、ぁひぁあ──ッ!?』

 父の白濁は、幾度となく、娘の奥深くへと──……



[つづく]

小説(転載) 愛は禁断よりも深く  4/5

近親相姦小説
11 /04 2019
 そんなことが続いた一ヶ月──何も知らぬ母・水絵は、以前から予定していた二泊三日の温泉旅行へ、友人とともに出掛けていく。
「じゃ、鈴菜。お父さんのことお願いね」
「うん。行ってらっしゃい」

 だから。
 その夜……。

 娘・鈴菜──高校三年生。
 父・孝幸──四十五歳。

「鈴菜。まさか……君が」
「孝幸さ……。お父さん」
「やめてくれっ。私はまだ、君を!」
 孝幸は、鈴菜の言葉を塞ぐように唇を奪った。
「んっ……、んっ」
 その激しさに、鈴菜もまた。
「は、ぅ、たかゆ、き……さ……んっ」
 涙を流しながらも、絡めとられる舌を、されるままに受け入れた。
「ああ、鈴菜。君を抱きたい」
「これ以上はダメだよ。私たち」
「かまわない。たとえ君が、実の娘だろうと──そんなもの、今さらだ!」
 孝幸は、身をよじって離れようとする鈴菜を捕まえた。
「ずっと、水絵を君に置き換えて抱いていた。でも満たされない!」
 むりやり床に手を付かせて背後から詰め寄り、スカートをたくしあげ、たった一枚の下着をズリ下ろす。
「鈴菜。君でないと、ダメなんだ」
 四つん這いで突き出させた尻の割れ目。そこに擦り付けるのは、自身の突き立った熱きモノ。
「ああ……思い出すよ、鈴菜と一つになった、あの日を」
「あ……だめ」
 小さな声の抵抗など意味がない。
「入れるよ、鈴菜」
 やさしい囁きとは裏腹に──

 ず、ぶ──ッ!!

「あッひ、ぃ……!」
 視界の外から犯された鈴菜は、唐突に始まってしまった〝父とのセックス〟に混乱した。
「あっ、ダメっ、あ、あっ、……孝幸さ、私たち、親、子ぉ……」
「そんなもの──愛する女を抱いて、何が悪い!?」
 言い放つと、腰を激しく振った。
「ひぎゃ!? あっ、ひっ、はぁっん!?」
 鈴菜のナカを掻き回すように奥深く突き刺し、感情のままに犯す。犯す。犯す。
「ダメ、孝幸さぁぁ……」
(どうしよう。すごく、すごく……イイ……)
 あれほど他の男に抱かれても見つからなかった、あの求めていたモノが今、自分のナカを蠢いている。
「愛しているんだ、鈴菜──!」
「……ぁ……」

 愛。

 その言葉に、鈴菜はあっという間に陥落した。
「私もずっと、あなたを忘れられなかった……!」
「ああ、鈴菜!」
 繋がった途端に満たされた。二人の心と体。
「孝幸さん、愛してる!」
「鈴菜……!」
 二人の心には、父と娘のそれを超えるしかない感情が、既に根付いていたのである。

小説(転載) 愛は禁断よりも深く  3/5

近親相姦小説
11 /04 2019
 数日後──父と母は結婚届を出し、正式に夫婦として復縁した。

 その日から同居が始まり……夜中には、母の喘ぎ声が漏れ聞こえてくる。
「……!」
 父に、孝幸に抱かれているのだろう。自分が抱かれたあの日を思い出し、母を自分に置き換えて自慰に及んだ。
「あっ、孝幸さ、ん……、欲しい、よぉ……」
(お母さん。その人は、私のことを愛してるんだよ!?)
 だが言ってはいけない。

 ──その、揺らぐ心と体を何とかしたくて。

 鈴菜は、ナンパ男の誘いにわざと乗り、待っていた男の集団に輪姦された。
「あっ、は……っぁん!」
「ほら、こっちもだぜ!」
「あ、キモチいっ……んっ」
「まだまだ!」
「あ、いっ……イクっん!?」
「出、るぅぅ──!」
 数え切れない男達の白濁を受け入れても、何度イカされても、心は満たされない。

 別の日には、通学電車の中で痴漢してきた男と──駅構内のトイレにて。
「んっ、あっ……」
「へへっ……お嬢ちゃんも好きだなぁ」
 後ろからグングン突かれ、鈴菜も一緒に腰を動かした。
「あ、おじさん……の、ちょうだい、もっとして」
「出すぜ、遠慮なく」
「はい、出して、私のナカ、出してぇぇ!」
 この男とは、何度か続いた。
 噂を聞きつけた痴漢仲間たちの白濁も、すべて受け入れた。

 援助交際と間違われてホテルに連れ込まれた日もあった。
「ひっ、あ、……んっぁ!」
 暗い路地裏で、相手の顔がわからぬまま挿入されたこともあった。
「あっ、は……、あぁん……もっと、私のナカに……」
 高校の担任に犯された日もあった。
「せんせ、ひっ、イクッイクッ……!」
 自分を求めてくれる男達すべてに、容易く股を開いた。
(誰か、孝幸さんのことを忘れさせて!)

 ──でも。違うと気づいてしまった。

(孝幸さんじゃなきゃ、満たされない)
 だがダメだ。
 彼は実の父親。
(もう、抱いてなんかもらえないんだから……!)
 何か言いたそうな彼の視線には気づいていたが、母のために気づかないフリをするしかなかった。

小説(転載) 愛は禁断よりも深く  2/5

近親相姦小説
11 /04 2019
「えっ、再婚?」
 鈴菜は、食事の箸を止めて目の前の母を見た。
「再婚というか、復縁ね。お前のお父さんと」
「……」
 驚きを隠せないという顔の娘に、母は急でゴメンね、と言いながら。
「お前が生まれる直前に、いろいろあった話はしたよね?」
「う、うん。お父さんの実家……お祖父ちゃんの経営していた会社が、事業失敗で倒産したって」
「そう。お父さんも役員の一人だったから、借金抱えて大変なことになってね……。私に苦労させたくないからって、泣く泣く離婚したのよ」
 苦い思い出話であるゆえ、母に気を遣って自分から聞くことはなかったし、父の写真は家に一枚もない。
 だから鈴菜は、十八歳になった未だ、父の顔も名前も知らされないまま、現在に至っている。
「成功するか分からないからって言われて、これまで一度も会うことはなかったんだけど……。事業を立て直すことができたら、きっと迎えに来るって約束してくれたの」
 復縁するというからには──つまり。
「もしかして」
「ええ。小さな会社だけど、順調に軌道に乗せられたんだって!」
 少し前に連絡があり、再プロポーズされたとのことだった。
「そっか。よかったね!」
「これから、うちに来てくれるんだけど、鈴菜もいい?」
「もちろん。ちゃんと挨拶しなきゃ」
(お父さんかぁ……。ちょっと、思い出しちゃうな)
 幸せそうな母が、ちょっとうらやましい。

 ……父の面影を求めたのが最初で、好きになった人がいた。
 親子ほど歳の離れた男性だったが、一年ほど交際した。
 彼の事情から結婚は叶わないとわかっていたが、お互いの心は本物だった。
(孝幸さんも今頃……。元の奥さんと会っているのかな?)
 切なくなるが、自分たちで決めたこと。
 あの最後の夜、処女を捧げたことに、今も後悔はない……

「どうしたの、鈴菜?」
「あ、ううん。お父さん、もう来るの?」
「ええ。──あ、メール来てる!」
 ウキウキとケータイを手に取った母が幸せそうで。……自分のことで余計な心配をかけないようにしなければと思う。
「……うん。私も頑張ろう」
 前を向いて行こう。
 そう決めたのだから。
「あら! もうすぐそこまで来ているって。さ、お迎えお迎え♪」
「うん!」
(お父さん、どんな人かなぁ? やさしい人だったら嬉しいな!)
 少し無理矢理だけど、明日へ気持ちを切り換える。


 ──けれど。


「鈴菜。この人が、あなたのお父さんよ」
「!」
 玄関で出迎えた姿に、動揺しないのが精いっぱい。
「あ……」
 鈴菜は、父と初めて会った。
「え……」
 父は、娘と初めて……

 ──いや。

(鈴菜……)
(孝幸……さ……ん)

 二人にとっては、ただ〝あり得ない〟衝撃の瞬間でしかなかったのだ。

小説(転載) 愛は禁断よりも深く  1/5

近親相姦小説
11 /04 2019
各パートは長くないのでひとつにまとめてもいいのだが、原文の状態をなるべくそのままににしておく。
 出会いも別れも、二人にとっては、わかり切っていたことだった。

『今までありがとう、鈴菜。君が私を支えてくれた』
『私こそ……。あなたに出会えてよかった』
『きっと、もう会うことはないが、ずっと愛している』
『私も愛してる。孝幸さんのこと』

 これで最後と覚悟した夜は、二人が初めて結ばれた夜ともなった。

『鈴菜……!』
『孝幸さん……ああっ!?』

 だがそれは、知らぬまに禁断の契りを結んでしまった──その始まりでもあった。

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。