掲載サイト「母と息子 禁断の部屋」は消滅。
(ば、ばか! 何てことを考えるんだ!)
秀明は心で叫んだ。こんなことを考えた自分が恐ろしい。だが、その思いをふり払うこ
とはどうしてもできなかった。
考えてみれば、さっき、まくれたスカートから、母の太股がむきだしになっているのを
見たときだって、秀明はズキリと胸の奥を疼かせてしまった。
すでにあのときから、秀明は母を女として見ていたのかもしれない。
(ああ、こんなときに・・・ぼくはなんて奴なんだ・・・)
秀明の胸に、今度はどうしようもない罪悪感がこみ上げてきた。
だが、志保は秀明の胸の内とは無関係に、必死の表情でワナワナと指を震わせながら、
ブラウスのボタンを全部はずし終えてしまった。
ブラウスの前が広がり、その下の白いブラジャーがかいま見える。
志保は少しためらった顔をみせたが、意を決したようにブラウスから腕をぬきとり、パサリと下に落とした。
「秀明、おまえのお母さんは、すごい巨乳なんだな」
感心したように津本が声をもらした。
たしかに母は巨乳である。淵にレースのある真っ白いブラジャーは秀明から見てもかな
り大きめのものとわかるが、それでもボリュームのある乳房は完全にカップの中におさま
りきれず、深い胸の谷間がはちきれんばかりに露出しているのだ。
志保が、震える手でブラジャーのホックをはずし、豊満な乳房からカップを引きはがす
と、とうとう雪のように白く形のよい乳房がブルン、と重くゆすれながら、津本と秀明の
目の前にさらけ出てしまった。
秀明は思わず息を飲んでしまった。
母の乳房は、本当に透き通るように白かった。しかも、写真などで見たどの女のそれよ
りも大きくてまろやかだった。
秀明は母の乳房に迫力さえ感じ、なんだか眩しくてたまらなかった。
「志保、聞いてなかったが、おまえ年はいくつだい?」
「・・・三六です・・・」
志保は、二人に乳房を見つめられる恥ずかしさに頬を赤く染めながら、消え入るような
声で答えた。
「ほう・・・三六才にしちゃあ見事なおっぱいだな。形も崩れていないし、張りもある・
・・それに、いかにも子供を一人育ててきた迫力さえ感じるぜ」
津本も、見事な乳房に心を奪われたらしく、しきりにほめたたえた。
それがますます恥ずかしいらしく、志保はうつむいて唇をかんだ。
それにしても、両手に抱えきれないほどの乳房が、たっぷりと水を入れた風船のように
ピンと張りつめ、重そうにプルプルとゆれ動くさまは圧巻だった。
乳房の先端には、小指ほどの大きさの乳首が、朱色もあざやかにプクンと突き出してい
る。秀明は、その朱色が目にしみるような気がし、また、やはりヌード写真などで見る若
い女の乳首と違って少し肥大しているのが妙に生々しかった。
たとえ実の母であろうと、その乳房は秀明にとって刺激的すぎた。
秀明は吸い込まれるように乳房を見ながら、下腹部が熱く疼いてくるのをとめようもな
く、同時に強い罪悪感に胸をしめつけられた。
「さあ、どんどん脱げ!」
津本にうながされ、ふたたび自分を奮い立たせる表情になりながら、志保はスカートを
脱ぎ落としていった。
形よくスラリと伸びた両足が、すばらしい脚線美を見せながらあらわになっていく。
スカートが絨毯の上に落とされ、秀明の目に、パンティ一枚になってしまった母の姿が
飛び込んできた。
その衝撃に、秀明はまたも息を飲んだ。
本当に母は、なんと均整のとれた、しかもグラマーな体をしているのだろう。
ウエストがキュッ、とくびれていて、そのウエストから尻にかけて、見事なくらいふく
よかで丸い曲線が描かれていた。
むっちりと張だした尻はまろみと重量感に満ち、指で突いたらプリンと弾けそうだ。
そして、充分に脂の乗った太腿は、透き通るように白くて、搗きたてのお餅のようにム
チムチしている。
まるで非のうちどころがなかった。そんな母がパンティ一枚で秀明のすぐ目の前に立っ
ているのだ、ドキドキしない方がおかしかった。
パンティは真っ白で、染み一つなかった。その白さが、秀明には乳房以上に眩しくてた
まらなかった。実に肉感的で刺激的な裸身なのに、パンティの白さは、逆に母の清楚さを
強調している。その対比が、また妙にエロチックに見えるのだ。
志保は、顔をギュッと引きしめ、すべやかな額にたて皺をよせてパンティに両手をかけ
た。秀明には、成熟した志保の困惑と決意の入りまじった表情がますます美しく、艶っぽ
く見えてしかたなかった。
志保はパンティを引き下ろした。薄皮のようにむけた白い布の下から、ついに母の白く
なめらかな下腹部と、そこに生えそろった黒々とした陰毛があらわになってしまった。
(お、お母さんのあそこの毛だ!)
秀明はもう、心臓が口から飛び出してしまいそうだ。
見てはいけないものだ、興奮してはいけないものだとわかっていても、初めて見る女の
陰毛にカーッ、と全身が熱くなるのをどうすることもできなかった。
志保は、全身を激しく震わせながらスルスルとパンティを両足の間をすべらせ、とうと
う足首から引き抜いてしまった。
母が一糸まとわぬ素っ裸で、わななくような表情でその場に立ちつくしている。
秀明は母がかわいそうでたまらないくせに、その姿が、まるで以前美術書で見たビーナ
スの彫刻のように美しく見えてしまった。
裸身そのものも美しいが、自分を守るために裸になった偉大な母性愛が、より母を美し
く感じさせるのだ。しかも、どこか凛々しささえともなって・・・
同時に秀明は、頭のてっぺんから血が吹き出しそうなほどの興奮を覚えていた。いつも
写真を見て想像していた、本物の女の裸が目の前にあるのだ。母であろうとなんであろう
と、女の裸そのものなのだ。
(だめだ! 見てはいけない、目をそらせるんだ!)
と、いくら心のなかで怒鳴っても効き目はなかった。秀明の両目は母の裸身に釘付けに
なったままだし、肉棒は、パジャマの中で火のように熱くそそり立って痙攣していた。
津本の方はもっと露骨に、ねとつくような視線で志保の体をながめまわしていた。
舌舐めずりをするような顔で、志保を品定めしているのだ。
「秀明、おまえのお母さんて最高だな。こんなに美人で、しかもこんなにいい体をしてい
るとは思いもよらなかったぜ。おっぱいも掘り出しもんだし、このケツの張り具合はどう
だ。まさに熟れきってるってやつだ。この色気の前じゃあ、十七八のしょんべん臭い女ど
もでは、とても勝ち目がねえな」
そう言いながら、津本が秀明を見つめてきた。
秀明は母を前にしてうなずきようもないが、密かに、
(・・・きっと、そのとおりなんだろうな)
と思い、その思いが顔に出なかったろうかとドキドキした。
息子の前で体をほめられる羞恥に、志保もおぞましそうに顔をゆがめている。
津本はそんな二人を楽しそうに眺めやりながら、いま秀明が一番指摘されたくなかった
ことを口にした。
「おい志保、秀明が前をおっ立てるぜ」
「!」
秀明はショックのあまり声もでず、母に対する申し訳ない気持ちと、恥ずかしさとで、
体中がブルブルと震えだしてしまった。
秀明は、母がどんな反応をするか、それが怖かった。だが志保は、内心では相当驚いた
ようだが、それを顔にはあらわさなかった。
ただ、どうしていいかわからず、しばらく絶句していたが・・・
やがて志保は、小さい子に言い聞かすときのような目で秀明を見つめ、何度も言葉を区
切りながら言った。
「秀明・・・気にしなくていいのよ。あなたはそういう年頃なんだから、本当に気にする
必要はないの・・ね、気にしてはだめよ・・・お母さん、何とも思わないから・・・」
こわばった表情に精一杯微笑みを浮かべようとする志保を見つめながら、秀明はまたも
強烈に胸を締めつけられた。
息子が自分の体に興奮しているのだ。母親として、志保がショックを受けていないはず
はない。それなのに、それを押し隠し、息子を傷つけまいとこんなにやさしい言葉をかけ
てくれた志保の心が、秀明にはかえってつらかった。
だが津本は、そんな秀明のオロオロする姿が楽しくてしかたがないようだった。
「秀明、おまえ、女の裸を見るの初めてか?」
「・・・」
秀明が恥ずかしくて真っ赤になりながらもしかたなくうなずくと、津本はニヤリと笑っ
た。
「志保、こんなに恥ずかしがって、秀明がかわいそうじゃねえか。ここはひとつ、お母さ
んの体で性教育をしてやろうじゃないか」
「そんな・・・!」
はたして志保は、驚きに顔をゆがめ、悲痛な声を噴きあげた。
「や、やめて下さい・・・秀明を、秀明をおもちゃにしないで・・・」
「言ったろう。秀明にも、俺の味わった思いを味わってもらうのさ・・・だがよ、俺とち
がって秀明は喜んでるみたいだぜ」
これを聞いて、秀明は夢中で首を横にふった。母に喜んでなんかいない、と伝えたかっ
た。しかし本当はたしかに秀明も喜んでいる。いくら首を振ってもどこかむなしかった。
「さあ志保、ソファに座って両足を広げて見せろ。俺にやられる前に、秀明が生まれてき
たところがどうなっているか見せてやろうぜ」
「・・・」
しばらくの間、志保は途方にくれた表情であえいでいた。
「やるんだ、志保!」
「・・・は、はい・・・」
津本に語気強くうながされ、志保は仕方なく返事をした。
それから、勇気を奮い起こすようにキッとした表情になると、志保はゆっくりと、無言
のまま、ソファに尻を下ろしていくのだった。
そんな母を秀明も無言で見つめている。自分のためなら、どんなにおぞましいことでも
あえて受け入れる母が、秀明には本当に女神様のように思えてならなかった。
それなのに、ますます期待感をつのらせ、肉棒を痙攣させている自分がたまらない。
志保が足をそろえてソファに腰かけ、いよいよ苦悶の表情で足を広げようとしたとき、
「ちょっとまて」
と津本が立ち上がり、秀明に歩みよって、彼の手にかけられている手錠をはずした。
それからテーブルをずらし、志保の前に広い空間を作ると、そこに秀明を座らせた。
手錠をはずしても秀明は何もできないだろうと、津本は確信しているようだ。それがく
やしかったが、たしかに秀明には何もできそうにない。
秀明が、母のぴたりと閉じた両足を見上げる形で絨毯の上に正座すると、津本はその後
ろに立って言った。
「さあて秀明、性教育のはじまりだ・・・志保、秀明にあそこを見せてやれ」
「・・・」
志保は言葉もなく、唇をわなわなと震わせるばかりだった。恥ずかしさと、おぞましさ
が強烈にこみ上げてくるのだろう。硬直しきった美しい顔が火のように火照り、なよやか
な白い肩は、荒い息をするたびに大きくあえいでいた。
だがすぐに、志保の顔には再び決意の色が浮かびあがった。一瞬、せつない眼差しを秀
明に向けた志保は、やがて苦渋の表情で少しずつ両足を広げはじめた。
秀明のすぐ目の前で、母の膝が二つにわれ、さらにその奥のむっちりした太腿が左右に
開いていく。それを無言で見つめる秀明は、胸を締めつけられながらも、期待と興奮で息
がつまりそうになってきた。
白い太腿の奥から、ついに見てはいけない母のやわ肉が露出したとき、秀明の興奮は頂
点に達した。心臓が破裂しそうなほどだった。
これは夢ではないだろうか・・・とさえ秀明は思った。あれほど清楚で上品な母が、ま
るでどぎついヌード写真のように白い太腿を押し開き、その深部をむき出しにしているの
だ。何度目をしばたかせても、秀明には到底信じがたい光景だった。
だが、これは現実だった。
秀明を守るために、母は本当に両足を広げているのだ。それも目一杯に・・・