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小説(転載) 禁断の媚薬2/2

官能小説
10 /06 2014
翌日の夕方、男は約束通り公園の入り口で待っていた。
隆二がわざわざ車で迎えに行った理由は人目を気にしてのことである。
運転しながら名を尋ねると、男は○○安男と名乗った。
いかにも運に見放されそうな薄幸な名だと隆二は思った。
家に着き、車庫から招き入れた男の体からは異臭が漂っている。
風呂に入らせて古着を与え、酒を飲ませると安男は身の上話を始めた。
働いていた工場が潰れてしまい、女房にも逃げられて仕方なく東京に出て来たが折から
の不況で仕事も少なく、数ヶ月前から路上生活をするようになったと言う。
女房に逃げられてからは全く女に触れておらず、やりたくて仕方ない…と恥ずかし気も
無く言い放つ下品な男に佳代は下を向いた。
酒と食事を終え、酔って欲情した安男の視線が佳代の全身を舐め回し始めた。
『そろそろ行くか…部屋に』
なかなか椅子から立とうとしない佳代の手を引き、隆二達は寝室に向かった。
『ホンマにええの?』
隆二に念を押した安男は自ら裸になると、すぐさま佳代の衣類を剥ぎにかかった。
『あっ…嫌っ…やめて…』
退く佳代の顔前で安男の一物が自らの腹を叩かんばかりに反り返っている。
やがて組み伏せられた佳代の足首から最後の布片が引き抜かれた。
逃げる佳代の両足首を掴んだ安男は力ずくで股間に顔を割り込ませ、節くれだった指先
で開いた淫唇に鼻先を近づける。
『いっ…いやーーっ』
しばらく体をよじっていた佳代だったが、その抵抗も長くは続かなかった。
淫唇の間を舐め吸い上げられる快感に負け、やがて舌先が秘芽に触れる度に小さな声
を上げ始める。
『奥さんのオ○○コ…ホンマええ匂いや…』
言いつつ安男は舐めた親指の腹で敏感な芽を擦りながら、すぼめた舌先で膣口をこねり
始めた。
『あっ…いっ…』
経験したことのない舌技に思わず佳代の口から淫声が洩れる。
『感じるのか?』
血走った目で問う隆二に佳代は切ない表情で頷くと小さな喘ぎ声を上げた。
『遠慮しなくていい…声を出すんだ』
『いや…いやっ…かんじる…』
夫の言葉に佳代は堰を切ったように淫らな声を上げ始めた。
『いいのか?…そんなに気持ち良いか?』
『いい…いい…』
『彼のチ○ポしゃぶりたいか?』
『嫌っ…それだけは…』
『しゃぶるんだ!』
隆二に促された安男は嫌がる佳代の顔を持ち上げ、野太い一物を口に押し込んだ。
『むっ…いやっ…むっ…むぐ…むぐぅ』
『ああ、気持ちええ…』
先ほどまで恥垢にまみれていたであろう安男の一物を頬張った佳代を見て、隆二は鬼の
形相で股間を膨らませた。
『欲しいか?もう入れて欲しいか?』
興奮した隆二の問いは命令であり、佳代は頷くしかない。
股間に膝をついた安男の"先"はすぐに佳代の"中心"を捕らえる。
『あっ あはぁーーーーっ』
隆二の目前で"ひだ"を押し分けた先端がグヌリと埋没し始めた。
『おうっ』
『ひっ…ひぃ…』
安男が低く呻いた次の瞬間、佳代の膣口は無残なほど押し拡かれていた。
『おうっ…おうっ…おうっ…』
掴んだ乳房を交互に頬張りながら安男の臀部が卑猥に上下し始める。
『いっ…いっ…いいっ…』
目前の淫虐な光景に隆二の手は思わず自らの怒張をしごき始めた。
『うっ…むむぅ…』
瞬く間に脈動し始める茎先を佳代の顔に向け、おびただしく飛び散らした隆二だが、
出し終えても一物は萎えることなく勃起し続けている。
『おうっ…おうっ…』
隆二の様子を見ていた安男はいきなり掛け声と腰の動きを早めた。
『いっ…やっ…いっ…いくっ…』
下から突っ張る佳代の手を遮りながら安男の動きは激しさを増す。
『おい…中はダメだぞ…中には出すなよ…おい…聞いているのか?』
だが、隆二の声など耳に入らぬかのように安男の軸送は止まらない。
『出す…出すぞ…むおぉーーーっ』
『いやっ やめて いっちゃう いっちゃう いくーーーっ』
『ゴキッ!』
恍惚とした表情で注ぎ込む安男の後頭部から鈍い音が上がり、上体から崩れるように
倒れ込んだ。
『このクソ野郎が…』
ゴルフクラブを放り投げた隆二は安男の髪を掴んで横に転がし、鬼の形相で佳代に
挑みかかる。
『こんなクソ野郎を相手に何度もイッたな?』
『ああ…許して…許して』
『この腐れマ○コが…こうしてやる!』
『ひっ…ひぃーーーーーっ』

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公園の隅に張られたテントから異臭がするという通報で発見された男の遺体は全裸の
まま腐乱を始めており、マスコミも最初はホームレス撲殺事件…と大きく報じたが、
犯人も被害者の身元も判明しないまま、すぐに忘れ去られて行った。

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『また他の男にハメて欲しいか?』
『…』
『言わないと抜くぞ…』
『ああ…お願い…お願いですから…』
『何をお願いしてるんだ?』
『もう少しなの…もう少しでイキそう…お願いだから…もっと突いて』
『なら言うんだ!』
『したい もっと別な男にハメて欲しい あっ あはぁーーーーーっ』


- 完 -

小説(転載) 禁断の媚薬1/2

官能小説
10 /06 2014
隆二には結婚6年目の妻がいた。
妻の名は佳代…これと言った欠点もなく家事を無難にこなす淑やかな妻は夜の生活に
おいても従順で、夫のあらゆる淫靡な要求を受け入れていた。
『俺以外に何人の男とやった?』
隆二はベッドに入ると決まったように妻の過去を問い質す。
佳代が他の男を迎え入れ、悶えよがる姿を想像するだけで隆二の一物は見る間に硬く
充血した。
『昔のことは忘れたわ…』
『とぼけるんじゃない!』
下半身を露わにした隆二は一物を憤立させながら詰問を続ける。
『どうしても言うんですか?』
『言うんだ!』
『2人…』
『そんな嘘が通用するとでも思っているのか?』
『…』
『何人とやった?』
『5人…です』
『この淫売め、スケベ女め…』
両足を引き裂かれた佳代の淫裂にはすでにおびただしい液が溢れている。
『あっ あうーーーっ』
やにわに怒張を突き立てた隆二は狂ったように腰を使い、そのまま一気に果て注ぐの
だが、これはまだ本番を持続させるためのウォーミングアップでしかない。
抜いた一物を舐めさせながら隆二の詰問は更にエスカレートして行く。
『そうやって…俺以外の男のチ○ポもしゃぶったんだろう?』
『…』
『返事は?』
『しゃぶり…ました』
『口の中にも出させたのか?』
『…』
『出させたんだろ?』
『…』
『飲んだこと有るのか?』
『…はい』
『この公衆便所め…こうしてやる!』
『むぐーっ…むぐぐ…ぐぇっ…』
隆二は嗚咽する佳代の喉奥まで一物を押し込み、腰を使い始めた。
『これが欲しいか?…もう一度ハメて欲しいか?』
頷く佳代を二つ折りにした隆二は、充血を終えた怒張裏で秘芽を擦り上げる。
『もう…もう頂戴…』
たまりかねた佳代は自らの手で先端を押さえ、中心に誘う。
『ハメて下さいと言うんだ!』
『は…ハメて…下さい』
『むんっ』
『あっ…あっ…ああーーーっ』
深々と貫き通された佳代の悦歪した顔を見ながら隆二の軸送が始まった。
パンパンパンパン…
『いっ…いっ…いいっ…いいっ』
小気味良い肉叩音が響き、うねる歓喜の波が佳代を襲い始める。
『どうだ…俺の前で他の男とやりたいか?』
隆二は妻の口から出る淫らな言葉を交換条件に引き抜ける手前で腰を止めた。
『あっ…嫌っ…止めないで…』
『俺以外の男にハメて欲しいか?』
『…』
『言わないと抜くぞ…』
『ああ…お願い…お願いですから…』
『何をお願いしてるんだ?』
『もう少しなの…もう少しでイキそう…お願いだから…もっと突いて』
『なら言うんだ!』
『したい 他の男にハメて欲しい あっ あっはぁーーーーーっ』
淫らな言葉に欲情を爆発させた隆二は家具を揺らして腰を使い始めた。
『いいーっ いいーーーっ いくーーーっ』
殺意を込めたかのような激しい軸送に佳代は半狂乱で登りつめて行く。
『他の男にも出させたのか?』
『出されたの いっぱい いっぱい出されたの…』
『くそっ…うむぅ…出す…出すぞ…』
『一緒に あっ 一緒に いくっ いく いっちゃうーーーっ』
『うむむぅーーーーーーっ』
『いっ くぅ……』
一声上げて痙攣する佳代に再び注ぎ込む隆二の妄想はやがて現実の世界へと
足を踏み入れて行った。

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激しい嫉妬から生み出される回復力と射精時の快感は隆二を虜にし、佳代もまた他の
男に犯される自分を想像するだけでは物足りなくなっていた。
『本当に…他の男としたいか?』
『そんな…』
『怒らないから正直に言えよ』
『興味はあるけど…こわい…』
『後から嫌だと言っても遅いぞ…』
『…』
返事が無いということは同意したも同じである。
二人の妄想はこの時点で現実味を帯び、抗いながらも次第によがり声を上げる佳代の
悩ましい表情を想像するだけで隆二は息苦しいほどの興奮を覚えた。

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仕事を終え、帰宅した隆二は犬を連れて夜の散歩に出た。
いつものように公園の側を通りかかった時、入り口の横に置いてある吸殻入れを
あさっている男が目にとまった。
見るからに汚らしいその男は公園に住み着いているホームレスであろう。
この男を相手に身悶えしてよがる妻の痴態が隆二の頭を過ぎった。
通り過ぎてから様子を見ていた隆二は男の体格を自分と比べ始めていた。
相手が何者か分からないだけに争いになった時のことを考えたからだ。
雨上がりの吸殻入れに目指すものは無かったのだろう…諦めて歩き出した男に近づい
た隆二はポケットからタバコを取り出して声をかけた。
『あんたに頼みたいことがある…悪い話じゃないと思うが…』
男は受け取ったタバコをうまそうに吸いながら隆二の話に耳を傾けた。
飯に酒…おまけに女まで抱かせてもらえるとなればホームレスならずとも男なら興味
をそそられる話だ。
最初は怪訝そうに話を聞いていた男だったが、自分を騙しても相手にしてみれば得る
ものなど何も無い。
『ホンマかいな…』
半信半疑ながらも隆二の話を聞いている男は次第に身を乗り出した。
『ところで…言いにくいんだが…変な病気は持ってないだろうね?』
隆二の問いに男はムッとした表情を見せた。
『病気持ちは食品加工の工場じゃ働けない…女を買う金も無い…住む場所は無いけど
これでも日雇いの仕事してるから拾ったものは食ってないし、他人が吸ったタバコは
葉だけを出して別な紙に巻いて吸ってるさ…』
男は自分が妙な病気など持っていないことを真剣にアピールした。
『わかった…じゃ明日の夕方…今夜はこれで精でもつけて…』
千円札を数枚手渡された男は軽く隆二に頭を下げると飲食店の立ち並ぶ方向へ足早に
立ち去った。


(2)へつづく・・・

小説(転載) 田舎暮らし2/2

近親相姦小説
10 /06 2014
相姦の日々

 こうして私たちは無事家に帰り着くことができたのだが、それからの私たち
は丸い石が坂を転げ落ちるように兄妹相姦にのめり込んでいった。
 私たちが逢引する場所は裏庭にある物置だった。祖父が物置として建てた高
床式の小屋で、兄は祖父の許しを得て自分で改造し中二階を造ったのだ。
 小屋そのもは広さが6畳ほどの狭い物置でいろいろな道具が置かれているが、
隅の方に梯子が掛けられ、部屋に上がれるようになっている。
 部屋の広さは3畳ほどだったが、寄せ集めの材料で造った割にはよく出来て
いて、雨露はもちろん隙間風も入らないようにしっかりしている。床には古畳
を敷き、天井と壁には内張りとして竹を裂いたものを打ち付けた。
 窓は蔀戸で、裏山の方に向いているから開けていても家のほうから覗かれる
心配がない。兄はこの部屋を勉強部屋として使っており、私たちが長時間いて
も不審に思われることはなかった。
 私たちは学校から帰るとこの部屋で“勉強”をした。だいたい2時間から3
時間くらいやった。学校から帰るのは私の方が先で、お茶やお菓子を持って先
に上がり、火鉢に炭火を起こして部屋を暖めておくのが私の仕事だ。窓を開け
ることができないときや夜などのためにカンテラも用意してあり、まるで新婚
所帯みたいだった。
 兄が帰ってくると私たちはすぐに裸になり、互いの性器を舐め合うのが日課
のようになった。兄は私の性器を舐めながら口の中に最初の射精をする。私は
それを飲み、ペニスが再び硬くなるまでしゃぶり続ける。
 ペニスはすぐに硬くなり、今度は膣に挿入してくれる。腰を使いながら胸や
クリトリスを優しく愛撫してくれるので、私は気持ちがよくて死にそうになっ
てしまう。
 声を立てると外に聞こえてしまうので極力声を立てないように注意している
のだが、あまりの気持ちよさについ大声を出して兄に注意されることがしばし
ばだった。
 だいたい3回から4回やって満足すると裸のまま一休みする。これが何とも
言えず気持ちがいい。“快い疲労”などと言う人もいるが、心身ともに満たさ
れた本当の満足感というのがあれだったのかも知れないと思う。
 世間体も人付き合いも関係なく、経済的なことも一切考えないで、兄妹で好
きなだけ性交できたのだ。祖父母にわからないようにさえすればいいのだから、
私たちにとってはいたって簡単なことだった。
 身体が冷えてくると服を着てその日の勉強をしてしまう。1持間もあれば宿
題から予習まですべて終わってしまうから、あとはまた裸になって性交をする
のだ。おしっこをしたくなると互いに飲み合い、一度部屋に入ると晩ご飯まで
外に出ることはなかった。
 この頃から私は自分の尿や兄の尿を飲むのが好きになった。自分では変態で
はないと思っているが、やはり変態なのだろう。
 こうして毎日確実に勉強していたので私たちの学力はどんどん向上し、兄も
私も学校で一番になってしまった。
 私たちは避妊などは考えもせずに毎日のように激しく性交していたが、一度
も妊娠はしなかった。勿論毎回膣の中で射精していたのだ。
 大人になってから調べたのだが、兄も私も身体には一切の異常は認められず、
きわめて健康体だと医者から言われた。
 そんな訳だから今でも必ず膣の中に出してもらっている。口の中にも出して
もらっているが、本当は兄の子を産みたいと思っているのだ。兄も私に子ども
を産んで欲しいようだが、口に出しては言わない。

兄妹夫婦

 大人になってからは兄との性交も週に1~2回くらいしかできなくなった。
それぞれ仕事が忙しくなり、なかなか都合を合わせにくくなってきたのだ。兄
は民間テレビ局に勤めているので休みが不規則なのだ。
 もともとセックスが三度のご飯より好きな私たちだから、週に1~2回程度
では身体が火照ってどうにもしょうがない。いっそのこと二人で暮らそうとい
うことになった。
 いま、私たちはマンションの隣り合った部屋を買って住んでいる。部屋の間
取りが対称的なのでクローゼットの壁を打ち抜き、互いに行き来できるように
したのだ。兄が遅く帰ってきてもすぐにセックスできるし、料理も洗濯もいち
いち外に出ないでできるのでとても便利だ。
 私と兄とは姓が違うので兄妹だと知っている人は少ない。私が高校2年のと
きに母方の姓を継いだのだ。母が再婚したのだ。
 母は一人娘だったから母方の姓を継ぐ人間がいなかったので私が継ぐことに
なったのだ。父母は離婚してから顔を合わせることはなかったが、私たちはと
きどき父母と会っていた。
 母は今年51歳になるが顔も身体も若々しく、再婚したときには40歳にな
っていたはずだが、30歳そこそこにしか見えなかった。私も母に似ているせ
いか、今年28歳になるが、22~23歳にしか見られたことがない。
 母は私たちが兄妹で愛し合っていることを知っている。兄に聞いたのだと言
った。兄は母とも何回か性交したことがあると言っていたから、そのときにで
も話したのかもしれない。
「私は再婚したことを後悔はしていないけど、あんたたちが羨ましいわ」
 母は羨ましそうに言う。本当だと思う。
 私もこれまでに兄以外の男とセックスしなかったわけではないが、兄妹相姦
の快感は通常のセックスではけして得られはしない。近親相姦とはそうしたも
のなのだ。
 私は兄が母と母子相姦してもジェラシーは感じない。むしろ母と私を並べて
貫いて欲しいとさえ思うことがある。兄と母とが性交している姿を思い浮かべ
ると、いつの間にか母と私が入れ替わっていたりする。まるで私と母とが同一
の人間であるような、不思議な感覚にとらわれるのだ。
 だからと言って私は父と性交したいとは思わない。なぜなのかよくわからな
い。父との性交だって近親相姦なのに、少しも魅力を感じないのだ。
 先月父に会ったとき、
「いま付き合っている女性がいるんだ」
 と言っていた。
「結婚するようになるかもしれない」
 とも言っていたので、一度会ってみようとも思っている。父の好きな人がど
んな女性なのか興味がある。
 私は兄に言った。
「お母さんとやってもいいけど、お父さんが付き合っている人とやってはだめ
よ」
 そうしたら兄は、
「そんなの当然じゃないか。母さんとやったのだって、母さんがどうしてもっ
て言うからやってやたんだ」
 と言った。
「本当にそう?」
 と念を押すと、
「本当を言うと、前から母さんともやってみたかったんだ」
 と言った。
「母子相姦もいいもんだぜ」
 と思わせぶりなことを言う兄が少し憎らしくなったが、兄はいつも私に優し
くしてくれる。私はそんな兄が大好きで、兄とのこうした生活が私の人生に彩
りを添えてくれるのだと思っている。
 いつか、近いうちに、母と3人で心ゆくまで性交したいと思う。
 兄に話したら、
「そんなことできないよ」
 と言いながらも、満更ではなさそうだった。

媚薬

 昨年、法事で田舎に帰ったときに鬼首峠付近の山で“走りどころ”をみつけ
た。かなり広い範囲に自生しており、太さが5センチくらいで長さが30セン
チくらいのものを20本ほど採取してきた。
 いろいろ調べてみたが、毒キノコほどの毒性はなさそうだし、催淫作用や精
力増強効果がありそうなので、薬剤師をしている友人に協力してもらって催淫
剤を作ってみた。
 泥を洗い落として陰干しし、十分に乾燥したものを細かく刻んで煎じると茶
色の煮汁が得られる。塩酸を加えて沈殿物を漉し取り、濾液を蒸留すると白色
の結晶が得られるがこれが粗製の催淫剤で、バルビタール酸やアンフェタミン
に類似の物質が含まれておりエーテルで精製すれば純度90%以上のものが得
られる。
 これをブドウ糖に混ぜて使うのだが、0.02ミリグラムくらいで性感がめ
ちゃくちゃ敏感になり、性器に息を噴き掛けられただけで淫液がどっと溢れる
ほどだ。
 ただ、副作用については「かなりやばそうだ」と友人は言っている。


- 完 -

小説(転載) 田舎暮らし1/2

近親相姦小説
10 /06 2014
遭難

 父母が離婚したのは私たちが小学生の頃で、私たちは父方の祖父母に育てら
れた。私たちが育ったところは秋田県の横手市で、東京から転入した私たちは
仲間はずれにされることが多く随分辛い思いをしたが、何かにつけて兄がかば
ってくれた。
 二つ違いの兄は勉強はそれほど得意ではなかったがスポーツは万能で力も強
く、喧嘩をしてもめったに負けたことはなかった。
 半年もすると兄は学校一番のガキ大将になってしまったから、私も学校でい
じめられることもなくなり、逆にクラスの人気者になった。
(自分で言うのもおかしいけど、小さい頃はけっこう可愛かったのだ)
 そんな訳だから私は兄のことが好きで、遊びに行くのもいつも兄と一緒で、
男の子に混じって野球もやったし木登りもやった。スカートを腿まで捲くって
小川に入り山女取りの寄せ網を仕掛けたり、竹籠を背負って山菜採りやキノコ
採りにも行った。
 私が小学5年のとき、村の大人たちから“行ってはいけない”と言われてい
た山に入ってしまったことがあった。行こうと思って行ったわけではなく、道
を踏み迷って入ってしまったのだ。
 村の子どもたちと一緒に柴栗やナメコを拾いながら歩いているうちに見覚え
の無い山に入ってしまったのだ。道はあるのだが行けども行けども帰り着けず、
とうとう日暮れてしまった。
 辺りは暗くなるしお腹はすくしで、私は谷の岩陰にうずくまって泣き出して
しまったが、兄は私を強く抱きしめ、
「朝になればなんとかなるから心配はいらないよ」
と慰めてくれた。すごく頼もしかった。
 その頃村では二人が“入らずの山”に入ってしまったのではないかと大騒ぎ
で、大人たちが捜索に繰り出すことになった。
 その夜の捜索は真夜中まで続けられたが、私たちは相当奥まで入ってしまっ
たらしく簡単には見つからず、明日の夜明けとともに捜索を再開することにし
てその晩の捜索は打ち切られた。
 私たちは岩陰で抱き合って休んだが寒くてしかたがないので焚き火をしよう
ということになった。兄がリュックサックの中を探って古いマッチを取り出し、
枯れ枝を集めて火を着けようとしたがなかなかうまく着かない。最後のマッチ
でようやく火が起こった。
 赤い暖かい火が私たちの気持ちを少し落ち着かせてくれた。私たちは付近の
枯れ枝をたくさん集めて焚き火を大きくし、途中で採った山芋や栗を焼いて食
べた。
 焚き火にあたりながら山芋を食べたら身体が暖かくなり、気分も昂揚してき
た。兄も普段は無口なのに、このときは人が変わったみたいに饒舌になり、私
にいろいろと話し掛けてくれた。
 兄に横抱きに抱かれ、身体のあちこちを撫でられてうっとりとした気持ちに
なった私に、兄は手を取って自分の股座にいざなった。
 私は握らされたものがペニスだとわかった。心臓の鼓動のようにドキンドキ
ンと脈を打つそれは熱く火照り、握っているうちにどんどん硬くなってきて、
先の方からぬるぬるする液が出てきて私の手を濡らした。
 オナニーするときに私の股間から出る液みたいで、兄は気持ちよさそうに腰
を動かし、息遣いも荒くなってきた。
 私は大好きな兄に悦んで欲しかったので言われるまま握り続けたが、私の股
間も濡れてきたのがわかった。
 兄は私のズボンを脱がせ、股間に手を入れてきた。
「恭子、気持ちいいか?」
 兄は性器に這わせた手指を微妙に動かしながらかすれた声で訊いた。
「うん、気持ちいい」
 私も兄のペニスを握り締めながら応えた。
 兄は私を枯れ草の上に寝かせ、股間を広げて匂いを嗅ぎ、
「いい匂いだ」
 と言いながら舐め始めた。どんどん気持ちがよくなってくる。
 兄は私の性器を音を立てて吸い、舌を尖らせて膣をえぐるように舐めまわし
すので私は気持ちがよくてしかたがなかった。
「お兄ちゃん、気持ちいいよ。いいよ」
 私があまりの気持ちよさに何がなんだかわからなくなってしまった頃、兄は
身体を起こして硬く怒張したペニスの先端をヌルヌルに濡れた膣にあてがい、
上下にこすりつけるようにしながらゆっくりと押し付けてきた。
それまでの快感が吹っ飛んでしまったくらいに痛かったが、私は兄の言うとお
りに腰を持ち上げ気味にして股間を大きく広げて耐えた。
 兄は私の太腿を両手で広げながら、
「恭子、辛抱しろよ。すぐによくなるからな」
 と言い、ゆっくりと挿入してきた。
 その痛さといったらお腹が裂けるのではないかと思えるほどだったが、どう
にか挿入できたみたいだった。
 股にやけ火箸を挿し込まれたような痛さもしばらくすると薄れ、兄が腰をゆ
っくりと動かすごとにだんだん痛みも和らいで再び快感がよみがえってきた。
 兄は私の腰を持ち上げるようにしながら腰の動きを早め、
「恭子、すごくいい気持ちだ。ああ、恭子、出るよ」
 と言って身体を硬直させた。
 その直後、兄は激しく射精した。
 兄のペニスから送り出される精液の脈動が膣から身体全体に共鳴し、身体の
中に熱い塊がドクドクと注がれたのがわかった。とてもいい気持ちだった。
 兄は口を開いて大きく息をしながら腰を密着させ、しばらく動きを止めてい
たが、
「恭子、気持ちよかったか?」
 と私の顔を覗き込みながら訊いた。
「うん、始めは痛かったけど、だんだん気持ちがよくなって、最後はとてもい
い気持ちだったよ」
 と私は応えた。
 兄は私から身体を離すと膣に口を付けて流れ出る精液を吸い取り、私に口移
しで飲ませてくれた。
 それはどろどろしていて、椎の木の花か栗の花のような生臭い匂いがしたが、
私は思い切って飲み下した。
 そうして私たちは夜が明けるまで何度も何度も性交した。
 兄は私の膣に口を付けて舐め清めてくれた。私も兄のペニスを口に含み、兄
の放った精液を呑んだ。喉が焼けるような感じだったが嫌ではなかった。むし
ろもっと精液を飲みたいとさえ思った。
 兄は私のおしっこを飲んでくれた。2回もだ。しかし私は兄のおしっこを飲
む気にはなれなかった。兄も強要はしなかった。
 翌日の昼頃まで私たちは眠っていたようだ。捜索隊の人たちの声で眼がさめ、
身づくろいをして声のする方に向かった。私たちも捜索隊の呼び声に応えて声
を上げたのですぐに見つけてもらえ、無事に家に帰り着くことができた。
 そのときにはわからなかったが、“入らずの山”で私たちがあんなことにな
ってしまったのには訳があったのだ。
 私たちが食べた山芋は普通の山芋ではなく、“走りどころ”という山芋だっ
たのだ。
 特殊なアルカロイドが含まれる山芋によく似た植物で、私たちはその中毒に
なってしまったのだ。気分が昂揚し、何も怖いものが無いような気になってし
まうのだという。普段思っていることや願っていることを、理性に関係なくや
ってしまうのだそうで、兄は普段から私と性交したいと考えており、私と性交
することを思いながらオナニーしていたという。私も兄のことが好きだったか
ら、兄に何をされても嫌だとは思わず、むしろ兄に犯されたいとさえ思った。
 だから私たちは気まずい思いや恥ずかしさなどなく、兄妹で禁断の性愛がで
きたのだと思う。


(2)へつづく・・・

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。