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小説(転載) 相姦旅行15/18

近親相姦小説
10 /15 2014
木村は、姉ちゃんが僕とやって死にそうなくらいよかったと言ってたから、美由紀さんも
中山とやってみたほうがいいかも知れないと言ったのだそうだ。
「わたし、和子のお母さんからも同じような話を聞いたので和子に問いただしたの。そう
 したら、和子ったら、智ちゃんと結婚の約束したって言うでしょう、わたし頭の中が真
 っ白になっちゃったの。」
「それで智ちゃんにお願いなんだけど、美由紀ちゃんにも、ほんとうの男の味を教えてや
 って欲しいのよ。義男じゃだめだわ。あの子技巧的ではあるんだけど、真剣さが足りな
 いの。あたしもこれまでに何人かの人とセックスしてきたけど、子宮口が開くほどいい
 気持ちになったのは、智ちゃんだけよ。さっきも言ったけど、あたし、智ちゃんの子を
 産みたいの。だから、美由紀ちゃんにも智ちゃんの愛を分けてやって欲しいの。」
「本当に僕でいいの?」
「ええ、お願い。わたしにも智ちゃんの子を産ませて。結婚できなくてもいいの。
和子のお母さんも言ってたわ。ぜひ智ちゃんの子を産みたいって。」
「母さんまでそう言ったの?競争相手が多すぎるわね。」
そう言って姉ちゃんは楽しそうに笑った。
「なんだか種馬みたいな気もするけど、姉ちゃんたちさえよければいいよ。でもね、僕は
 母さんのことが好きで好きでしょうがないんだ。だけど、姉ちゃんのことも愛してるん
 だ。もちろん、美由紀さんのことも。すごい浮気者みたいだけど、本当のことなんだよ。
 姉ちゃんちのおばさんのことも大好きだし、どうして僕の周りにはこんなに素敵なひと
 ばっかりいるんだろうって、いつも思うんだ。」
僕は本心からそう言った。
「ありがとう、智ちゃん。あとで、そうねえ、いま9時半だから、11時半頃になったら来
 てくれない。鍵は開けておくから。どうしても今夜美由紀ちゃんを抱いてやって欲しい
 の。無理言うけど、お願いね。」
「うん、それじゃあ、あとで。」
僕はそう言って部屋を出た。
僕が部屋に戻ると、母はおばさんと和やかに談笑していた。
「あら、智ちゃん、ちょうどよかったわ。」
おばさんが一緒に聞いてくれと言う。
「智ちゃん、申し訳ないけど、わたしこれまでのこと、智子さんにみんな話したの。こう
 いうことって秘密にしておくのはよくないから。」
おばさんは大して申し訳なさそうではない調子で言った。
「母さん、黙っててごめんね。」
僕はすなおに謝ったが、
「智ちゃん、わたし気にしてないわよ。むしろ、ほっとしているの。智ちゃんが、わたし
 だけしか知らないなんて、ちょっと可愛そうだなとも思ってたんだから。」
母も笑顔で言う。
「和子もお陰さまでうまく離婚できたし、智ちゃんたちもめでたく“結婚”できたことで
 もあるし、そろそろわたしも身辺整理しようかなって思ってるの。」
「どういうこと?」
「ご主人と離婚されるらしいの。」
「へえ、いよいよなの?」
「あら、智ちゃん、知ってたの?」
おばさんが、意外なことを言われたというような顔をして言った。
「いけねえ、これ、ないしょだったんだ。」
僕は慌てて口を押さえたが、もう間に合わない。これまで僕は“無口”で通っていたのだ
が、いろいろな人とおまんこするようになってからは、大分口数が多くなってしまった。
反省しなければいけない。
「智ちゃんの知ってるってこと、どういうこと?」
おばさんが不審そうに言った。
「谷山先生とのことでしょう?」
「やっぱりそうなの。そうじゃないかとは思ってたんだけど。」
おばさんはくすくすと笑いながら言った。
「あれ、僕、余計なことを言っちゃったみたいだね。」
「そんなことはないのよ。わたしも薄々感じてたんだから。」
おばさんは、おじさんが谷山先生と関係しているらしいということを1年くらい前から知
っていたそうだ。
「でも、わたしって、そういうことがあまり気にならない性格なの。わたしの家系は昔か
 ら母系家族なの。出も、女系家族というのとは少し違うのよ。」
「へえ、母系と女系と違うんだ?」
「ええ、そうよ。女系家族というのは家族の主要構成員が女だというだけで、一家の主は
 父親なんだけど、母系家族というのは家族の構成員はどうでもかまわないんだけど、一
 家の主が母親で、その母親を中心として家庭ができているのよ。」
「なんか、母子家庭みたいな感じだね。」
「そうじゃないのよ。いい、子どもが生まれるには父親と母親が必要でしょう?でも、子
 どもが出来てしまえば、どちらか片方がいなくてもなんとかなるわよね。」
「それはそうだね。」
「そこで、問題となるのは主導権を取るのは誰かということなの。家庭の外では男が主導
 権をとり、家庭の中では女が主導権をとる、というのがこの国の昔からの習わしだった
 のよ。それが母系家族なの。子どもを産むのは女なんだから、夫は妻の生んだ子はすべ
 て“子ども”として認知し、“本当の父親”が誰かは問わないの。その代わり、夫がよ
 その女に子を産ませても、妻がああだこうだと言うのは許されないの。今で言うスワッ
 ピングと少し似ているけど、子どもの出産から育児まですべて母親の責任でやるの。父
 親というのは“母親の夫”だというだけなの。わかった?」
おばさんはそこまで一気にしゃべってお茶を口に運んだ。
「ようするに、父親というのは妻の夫なんだから、妻が産んだ子は自分の子として育てな
 ければならないっていうわけ?」
「そういうことよ。その代わり、夫がよその女といい関係になったからといって焼き餅や
 いたりしちゃあいけないの。」
「平安時代だったかな?そんな話を聞いたことがあったなあ。」
僕は以前、中学生向けの口語訳本でそんな記述を読んだことがあったような気がして言っ
た。
「そうね。わたしも聞いたことがあるわ。」
母もそう言う。
「わたしの家も代々そういう家柄なの。家柄って言うとオーバーだけど、そういう性格の
 人間が多いのよ。わたしもそうした人間の一人で、自分が産む子どもは愛した人の子じ
 ゃなくちゃいやなの。だからって言うわけではないけど、和子も義男も主人の子ではな
 いの。わたしの子には違いないけど、それぞれ父親は違うのよ。」
「そのこと、木村も姉ちゃんも知ってるの?」
「ええ、知ってるわよ。ちゃんと話してあるから。和子も義男もわたしと考えが似ている
 し、主人もその点は理解してるからよかったんだけど、谷山先生はその辺を理解してい
 ないから主人を独り占めしたいらしいの。まあ、普通の人なら当たり前なんだけど、つ
 い最近、主人から離婚したいって言われたの。それで考えてるのよ。そろそろ主人を解
 放してやろうかしらって。」
「へえ、そうなの?」
僕は感心して言った。何に感心したかと言えば、おばさんが主導権を持っているって事に
だ。
「智ちゃんはどう思う?」
「そうだなあ、おじさんがそう思ってるんなら離婚してやった方がいいんじゃないのかな
 あ。?母さんはどう思う?」
「わたしも智ちゃんと同意見ね。ご主人は谷山先生を愛しているんでしょうから、もし和
 美さんが、どうしてもご主人を手放したくないというのでなければ、離婚して差し上げ
 た方がいいのじゃないかしら。」
「そうね。あなたたちの考えを聞いてすっきりしたわ。どうもありがとう。」
姉ちゃんが離婚を決めたときにも今のおばさんと同じことを言ったのを覚えている。
「ところで、あなたたちはこれからどうするの?」
おばさんが僕の顔を見て言った。
「さっきもお話したように、わたしとこの子は母子でありながら姉弟でもあるし、みなさ
 んに祝福された夫婦でもあるわけだから、末永く濃密な愛を交わしていきたいと思って
 るんですけど、みなさんのお申し出でもあるし、この子さえよかったらみなさんに子種
 を授けるのは、わたしはかまわないと思うんです。智ちゃん、どう?」
母は上気した顔を僕に向けて言った。なぜか少し辛そうに見える。
「母さん、僕、母さんのこと死ぬほど愛してるんだよ。でも、おばさんのことも、姉ちゃ
 んのことも、美由紀さんのことも好きなんだ。みんなが僕の子を産みたいって言ってる
 のはさっき聞いたばかりだけど、母さんが許してくれるなら、みんなに僕の子を産んで
 もらいたいんだ。みんなが産んでくれた子は母さんの甥っ子か姪っ子だと思ってくれれ
 ばいいんだ。孫だと思ってくれてもいいよ。みんなの、と言うより、それぞれの子だと
 思ってくれればいいんだよ。僕たちの子は、母さんと僕との間に生まれた子だけなんだ
 から。おばさんが言ってるのはそういうことなんだと思うけど?」
僕は都合のいい理屈を言ってしまったことを後悔したが、遅かった。
「わたし、智ちゃんのこと、それこそ死ぬほど愛してるから、本当は他の人とセックスし
 て欲しくはないの。頭の中ではよくわかってはいるんだけど、やっぱり、やだわ。和美
 さん、ごめんなさい。わたし、智昭が他の女の人と性交することなんかとても考えられ
 ないの。智ちゃん、堪忍して。母さん、あなただけが生きがいなの。だからわかって。」
母は泣き出してしまった。母は僕が否定的な気持ちを表明してくれることを期待して言っ
たのだ。それを額面どおりに受け取って、母の気持ちを無視した物言いをしてしまった。
母が泣き出すのは当たり前だ。僕は母の身体を抱きしめ、
「母さん、僕が悪かった。もう母さんを心配させるようなことはしないから、安心して。
 ごめんね。おばさん、こういうことになっちゃったんだ。本当に申し訳ないけど、この
 話、なかったことにしてよ。」
「ううん。わたしこそ無神経なことを言っちゃって、申し訳なかったわ。智子さん、もう、
 言わないわ。気分を直して。わたしだってあなたたちが幸せになってくれることが一番
 なんだから。許してね。智ちゃんも、わたしたちが言ったこと、忘れてちょうだいね。
 和子にも、美由紀ちゃんにもよく言っておくから。」
おばさんは気まずそうにそう言って戻っていった。
「母さん、僕、約束するよ。これからは、母さん以外の女とは絶対にセックスしないよ。
 母さんが一番大事なんだから。」
僕は浮気を見つけられた亭主みたいにおろおろしながら言った。
しばらく母の背中を愛撫しているうちに母も気を取り直したようで、
「智ちゃん、ごめんなさいね。取り乱しちゃって。でも、わたしの気持ちは言った通りな
 の。だから、お願い。よそにあなたの子をつくるなんて言わないで。」
「うん、もうけっして言わないよ。僕は母さん一人だけいればいいんだから。」
「それじゃあ、キスして。うんと優しくしてくれないといやよ。」
「うん。母さん、愛してるよ。」
それから僕たちは空が白み始めるまで激しく燃えながら愛し合った。


(16)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行14/18

近親相姦小説
10 /15 2014
相談


僕たちが部屋に戻ったのは9時をまわていた。わいわいやりながらの入浴だったので気が
付かなかったが、1時間以上も露天風呂にいたことになる。
みんなが茶の間に集まって一服し、明日のコースや時間の打合せをした。
「智ちゃん、後であたしたちの部屋に来てくれない。美由紀ちゃんが相談したいことがあ
 るって言うの。あたしからも頼みたいことがあるんだけど、いい?」
話し合いが済んでそれぞれの部屋に引き上げるときに姉ちゃんが言った。
美由紀さんは下を向いていて何も言わない。
「うん、でも、1時間くらい後でもいい?木村も話があるそうなんだ。」
「ええ、いいわよ。ゆっくりで。」
姉ちゃんたちはもう少し茶の間にいると言う。
「智ちゃん、わたし、木村さんとお話しすることにしたの。だから、ちょっと義ちゃんと
 話していて。」
おばさんも母と話があるらしい。みんな何かを企んでいるみたいだが、僕は、
「いいよ。わかった。」
と答えておいた。
母とおばさんは僕たちの部屋に行ったので、僕と木村は木村たちの部屋に行った。
「なんだい?話って。」
「うん、美由紀さんのことなんだ。彼女、お前と結婚したがってるんだよ。」
木村は歯切れの悪い言い方で言った。
「ちょっと待ってくれよ。僕は姉ちゃんと結婚するって指切りしちゃったんだぜ。」
「それはわかってるけど、美由紀さんの気が変わっちゃったんだよ。」
木村は困惑した顔で言う。
「じゃあ、お前と美由紀さんは結婚しないのか?」
「まあ、そういうことになるな。俺はどっちでもいいんだけど。相手が気が変わっちゃっ
 たんだから、しょうがないじゃないか。」
「なんでそうなっちゃったんだ?お前たち仲がよさそうだったじゃないか?」
「うん、もともとは姉ちゃんの気まぐれからなんだよ。姉ちゃんが康三と別れたのはお前
 も知ってのとおりだけど、姉ちゃんと美由紀さんが昔付き合ってたのも言ったよな?」
「ああ、レズってたってことだろう?」
「うん。それで、姉ちゃんが離婚したことを美由紀さんが喜んでいるってことも言ったろ
 う?」
「それも聞いたよ。だけど、それとこれとは関係ないだろう?」
「いや、大いに関係があるんだ。美由紀さんは姉ちゃんと結婚できると思ってたそうなん
 だ。ところが、姉ちゃんはお前と結婚したくなっちゃって、彼女を俺に押し付けようと
 したんだよ。俺はそれがわかったから、彼女に本当の気持ちを訊いてみたんだ。俺が美
 由紀さんを滝の裏側に連れて行ったのは、お前と姉ちゃんがやるところを見せたくなか
 ったからで、俺は美由紀さんとはやってないよ。」
「そうだったのか。僕はてっきりお前たちもやってると思ってたんだよ。」
「まあ、誰でもそう思うよな。ところが彼女、滝の裏側に行ったらすぐに言ったんだよ。」
そこで木村はコップにコーラを注いで一口飲んだ。僕にも注いでくれたので僕も一口飲ん
で話を促した。
「彼女、姉ちゃんのことずうっと忘れられないでいたんだけど、姉ちゃんが、お前と結婚
 するって彼女に言ったもんだから、彼女、パニクっちゃってさ、“和子が智ちゃんと結
 婚しないようにするには、わたしが智ちゃんと結婚すればいいんだわ。そう思わない?”
 って言うんだよ。」
木村は苦笑いしながら言った。
「美由紀さんの気持ちもわからないではないけど、ずいぶん飛躍した考え方だなあ。もっ
 と他にも方法はあるだろう?」
僕は半ば呆れて言った。
「ああ、そうだけどよ、そんなことあまり深く考えない方がいいんだよ。」
そう言って木村は楽しそうに笑った。
木村は2年以上も近親相姦しているから、割りと覚めた目で見られるようだ。
「まあな。実の母親と結婚しようってんだから、飛躍なんてもんじゃないけどさ。」
僕も実際そう思う。母のことを誰にも負けないくらい愛しているとは思うものの、姉ちゃ
んとも、おばさんとも、そして美由紀さんともやりたいと思っているのだから、どうしよ
うもない。
「そうだろう、俺はお前んちのおばさんとやったことはないけど、本当はやってみたいと
 は思ってるんだ。男でも女でも同じなんだよ。欲を言い出したらきりがないのは誰でも
 知ってることだけど、できればやってみたいんだよ。その点美由紀さんはちょっと違う
 んだ。姉ちゃんのことだけしか頭にないんだよ。俺が見るところ、お前んちのおばさん
 もお前しか眼中にないみたいだから、俺はちょっかい出さないんだ。お前だってやだろ
 う?俺がお前んちのおばさんとやるのは。」
「うん。勝手な言い分だけど、やっぱり、やだなあ。」
「それでいいんだよ。俺んちとお前んちとは違うんだから。それでだ、お前、姉ちゃんと
 の婚約を解消しちゃえよ。姉ちゃんはショックだろうけど、それが一番いいみたいだぜ。
 お前んちのおばさんにとっても、美由紀さんにとっても。」
「そうだなあ。僕もそう思うけど、姉ちゃんはどうなるんだ?」
「そんなことは心配いらないよ。姉ちゃんはときどきお前とおまんこができて、お前の子
 どもが産めれば満足なんだから。ひょっとしたら、美由紀さんもお前の子どもを産みた
 いって、言うかも知れないぜ。でも、そんときはそんときだよ。」
「なんだかお前ってすごく大人だな。僕、尊敬しちゃうよ。」
僕は本当に木村が大人に思えた。
「そんなことはないよ。俺は母ちゃんに俺の子どもを産んでもらえばいいんだ。でもよ、
 母ちゃんはお前の子どもも産みたいって、言ってるんだ。俺はそれでもいいと思ってる
 んだ。おかしいだろう?でも、本当だぜ。俺さ、母ちゃんや姉ちゃんが喜ぶことは何で
 もやってやりたいんだよ。俺の性格はお前が一番よく知ってるじゃないか。だから気に
 することはないんだ。俺、好きなんだよ。そういうの。」
確かに木村にはそういうところがある。変わってると言えばそれまでだが、木村みたいな
考え方ができなければ母系家族の一員とはなれないだろうという気がする。
僕は木村の家のような母系家族に憧れているくせに、自分を中心とする男系家族を構築し
ようとしている。自分の子種をあちこちに撒き散らすのと、あちこちからいろいろな人の
子種を集めるのは、男系と母系との違いがあるだけで、どこか似ているような気がする。
僕の心境はすごく複雑だった。
「僕もお前みたいにできればいいんだけど、なかなかそうはできそうにないよ。これから
 姉ちゃんたちに会わなければなんないんだけど、気が重いなあ。」
「なあに、けろっとして言っちゃえばいいんだ。姉ちゃんは、あれで、けっこうさっぱり
 としたところがあるから、それほど心配しないでもだいじょうぶだよ。頑張ってこいよ。
 いざとなったら俺が言ってやるから。」
木村に背中を叩かれて、僕は姉ちゃんたちのいる茶の間に向かった。
「あら、はやかったのね。もういいの?」
姉ちゃんは美由紀さんと一緒に週刊誌を広げていた。僕が
「うん。」
と言うと、
「それじゃあ、あたしたちの部屋に行きましょうよ。」
「そうね、あっちの方が話しやすいわね。」
姉ちゃんが明るい声で言うと、美由紀さんも笑顔で言って立ち上がった。
美由紀さんが立ち上がるとき、浴衣の裾が割れて真っ白いふくらはぎがのぞいたが、それ
を見た僕は急にむらむらとしてきて、ちんこに力が漲ってくる。
母や姉ちゃんとあれだけ激しくやったのに、美由紀さんのふくらはぎを見ただけでもうや
りたくなるのだから、僕は本当に淫乱だと思う。
「さあ、智ちゃんも美由紀ちゃんも入って。」
姉ちゃんはドアを開けて自分の部屋に招き入れるように言った。
「へえ、けっこう広いんだね。」
僕は窓際まで行って部屋の中を見回した。
部屋は10坪くらいの広さのワンルームで、セミダブルベッドが2台置かれた寝室の突き
当りに六畳間くらいの畳が敷かれた部分があり、唐紙を閉めると和室になるように造られ
ている。姉ちゃんたちはベッドで寝るつもりのようで、和室には荷物が置かれていた。
「智ちゃん、立ってないで座ってよ。いま、コーヒーを入れるから。」
姉ちゃんが旅行用のバッグからドリップパックを取り出しながら言った。
「智ちゃん、どうぞ。」
美由紀さんが座布団を勧めてくれる。姉ちゃんがドリップするコーヒーの香りが部屋に漂
い始めた。
「うん、ありがとう。」
僕が座卓の前に座ると姉ちゃんがコーヒーの入ったカップを三つ持って来たので、
美由紀さんは左側に座をずらし、姉ちゃんに僕の前の席を譲った。
「さあ、どうぞ。インスタントだけど、わりとおいしいのよ。」
僕は一口飲んで見た。軽い口あたりでさっぱりとしている。
「うん、おいしいね。駅前のクレモナのコーヒーとあまり変わらないよ。」
「よかったわ、気に入ってもらえて。これ、うちのお父さんの勤めてる会社で作ってるの」
美由紀さんが言った。
「へえ、美由紀さんのおとうさんって、コーヒー屋さんなの?」
「なによ、智ちゃん知らないの?UCCって有名じゃない。美由紀ちゃんのお父さんは、
 UCCの専務さんなのよ。うちで飲んでるコーヒーはみんな美由紀ちゃんが持ってきて
 くれるの よ。いつも飲んでるじゃない。」
僕はコーヒーは好きだけど、家ではいつもインスタントしか飲んでいないから、本当を言
うと、コーヒーのおいしさなんてあまりわからないのだ。
「まあ、とにかくおいしいよ。」
僕は笑いでごまかして姉ちゃんたちの話を促した。
「さてと。何から話したらいいかしら。そうそう、さっき露天風呂で智ちゃんと約束した
 ことね、あれちょっとペンディングにして欲しいのよ。」
「ペンディングって延期っていう意味だよね。」
「ええ、そうよ。あたしの方から頼んだくせに勝手なこと言って申しわけないんだけど、
 ちょっと美由紀ちゃんの話も聞いてやって欲しいの。あたしとの約束はそれから考えて
 もらえばいいわ。」
「それじゃあ、さっきの件は取り敢えず白紙に戻すってこと?」
「簡単に言えばそういうことなの。ごめんなさいね。」
「O.K!了解したよ。」
僕は内心しめしめと思いながらも顔には出さず、できるだけさらっと言った。
「それじゃあ本題に入るわ。智ちゃん、あんた美由紀ちゃんのこと好き?」
「本人の前じゃ言いにくいけど、好きだよ。どっちかって言えば大好きだよ。」
僕は若干顔を赤らめて言った。
「よかったわ。実はあたし、露天風呂でのこと、美由紀ちゃんに話したの。智ちゃんには
 悪かったけど、前のこともみんな話したのよ。もう一度謝るわ、ごめんなさいね。」
姉ちゃんは座卓に手をついて深々と頭を下げた。
「そんなこと、僕、気にしてないんだから、頭を下げるのはやめてよ。」
「ありがとう。それじゃあ続きね。智ちゃんは、あたしと美由紀ちゃんの関係は知ってる
 でしょう?」
「うん、高校からの友達だって言ってたよね。」
「それだけ?」
「さっき木村から聞いたんだけど、そのう、姉ちゃんたちは、愛し合ってるんでしょう?」
美由紀さんは下を向いたままだが、耳が真っ赤になっている。
「東屋の下で見たと思うけど、あのとおりなの。」
「本当よ。わたし、和子のこと死ぬほど愛してるの。」
美由紀さんは必死の面持ちで言った。
「美由紀さんの気持ちよくわかるよ。僕も母さんのこと大好きで、やりたくてどうしよう
 もなかったんだから。でも、みんなのお陰でやれるようになったんだから、姉ちゃんに
 も美由紀さんにも大いに感謝してるんだ。」
「あたしも美由紀ちゃんのことすごく愛してるけど、智ちゃんとやったら死にそうなくら
 いよかったから、美由紀ちゃんにも男の味を知ってもらおうと思って義男に頼んだのよ。
 そうしたら、義男が余計なことを言ったらしいの。」
「そうじゃないのよ。わたし、義ちゃんから聞いたの。」


(15)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行13/18

近親相姦小説
10 /15 2014
露天風呂


そんなことを話しながら僕たちは露天風呂に着いた。
「ずいぶん時間が掛かったんだな。俺すっかりのぼせちゃったよ。」
木村が僕たちを認めて裸で寄ってきた。太いちんこがぶらぶらと揺れている。
「あれからまたやっちゃったんだよ。やってもやってもやり足りないみたいでさ、すぐ
 に発情しちゃうんだ。母さんもいくらやっても飽きないみたいでさ、なんだか腰がふ
 らふらするんだ。」
僕は木村と並んで岩の上に腰掛け、脚だけ湯に浸けた。熱すぎずぬるすぎずいい湯加減
だ。母も湯に浸かっておばさんたちと談笑している。
「あまりいっぺんにやるのはよくないぜ。温泉も入りすぎると“湯あたり”するって言
 うからな。いくら減るもんじゃないったって限度ってもんがあるんだから。」
「うん、できるだけセーブするよ。ところで姉ちゃんたちはどうしたんだ?」
「ああ、打たせ湯の方にいるよ。俺も入ったことないからわからないけど。」
「打たせ湯なんてあったかな?」
「川の向こう側にこの夏造ったんだって。肩や腰に当てるとけっこういい気持ちだって
 旅館のおばさんが言ってた。」
「面白そうだね。いってみようよ。」
僕たちはタオルをぶら下げ、飛び石伝いに打たせ湯のある対岸に渡ったが、お湯に足し
か浸けていなかった僕は冷たい谷風に吹かれて寒くなってしまった。
川を渡ってこんもりとした植え込みを曲がると、竹垣に囲まれて川から直接見えないよ
うになったところに打たせ湯があった。もうもうと立ち上る湯気の向こうに、身体にバ
スタオルを巻いた姉ちゃんたちが寝転がっていた。
数条の湯滝が岩だたみにあたってあたり一面にしぶきを散らし、滝に直接あたっていな
くても寒くはなさそうだ。
「気持ちよさそうだね。」
「あら智ちゃん、ずいぶんごゆっくりね。」
「隣に入ってもいい?」
「ええ、どうぞ。でも、ちゃんと話してくれなくちゃだめよ。」
「何を話せばいいの?」
僕は言いながら姉ちゃんと美由紀さんの間に身体を滑り込ませた。
湯はかなり温めだが、滝つぼのようになった湯船全体に熱いしぶきがあたっているから
少しも寒くはない。湯の深さは10センチくらいで、寝転がっていても身体の半分くらい
が外に出てしまう。
僕は姉ちゃんと美由紀さんの身体に触れてちんこが勃起してきた。
「そうね、どうせ話しを聞いたって肝心のところはわからないんだから、智ちゃんがお
 母さんにしてあげたとおりのことをしてみて。義男は母さんにしたとおりのことを美
 由紀ちゃんにしてあげるのよ。美由紀ちゃんは男の人としたことないんだから、優し
 くしてあげないとだめよ。手抜きしたら承知しないから。」
「わかってるよ。俺、美由紀さんのこと大好きなんだから、手抜きなんかするわけない
 じゃないか。」
木村はそう言いながら美由紀さんの肩に手を置き、
「姉ちゃんがうるさいから、もう少し向こうに行こうよ。」
と言って滝の裏側の方へ誘っていった。木村のちんこも勃起して反り返っていた。
「まず、キスしながら胸やお腹を愛撫して、それからおまんこに指を入れて愛撫したん
だ。そしたら母さんが僕のちんこをいじってくれた。」
「こんなふうに?あら、もうこんなに硬くなっちゃってるわ。」
姉ちゃんはそう言いながら僕のちんこを握ってゆっくりとしごき始めた。
「うん。それから僕が母さんのおまんこを舐めてやったんだ。姉ちゃんと同じくらいた
くさん愛液が出たよ。とてもおいしくって夢中で飲んだんだ。」
「それからどうしたの?」
「母さんが、好きなようにしていいって言うから、おまんこに挿入したんだけど、すっ
 ごく気持ちよくって、すぐに出ちゃった。」
「じゃあ、それと同じことをあたしにもしてみて?」
姉ちゃんは仰向けに寝て、膝を曲げながら股を大きく開いた。
「こうやって入れてさ、こうやって・・・」
僕は姉ちゃんを相手に母とやったことをそっくりおさらいさせられた。
姉ちゃんの快感が高まるに連れ、膣の奥から子宮口が盛り上がってきて、この前と同じ
ように子宮口が開いた。僕はちんこを深く差し込み、子宮口を探り当ててぐいっと押し
付けた。
子宮の中に達したちんこは膣の締め付けと蠕動に揉まれ、快感が極限にまで達して爆発
的な射精がはじまった。いましがた母と性交したときもそうだが、以前に姉ちゃんとし
たときともまったく同じだ。とにかく射精が長いのだ。どくんどくんと30秒くらいた
っぷり放出した。また50ccくらい出たかもしれない。気持ちよくて死にそうなくらいだ。
頭の中が真っ白になってしまう。姉ちゃんの子宮の中は僕の精液でたっぷんたっぷんし
ているに違いない。
「智ちゃんって本当にすごいのね。あたし、死ぬんじゃないかと思ったわ。もう智ちゃ
 んなしではとても生きていけそうにないわ。お願い。ときどきでいいから、そうね、
 月に1回、いや、週に1回はあたしと会ってくれなくちゃ嫌よ。あたし死んじゃうか
 ら。約束して。」
失神から覚めた姉ちゃんは切れ切れの声で言った。
「うん、約束するけど、毎回中で出していたら姉ちゃん妊娠しちゃうよ。」
「そんなこと心配してるの?あたし、智ちゃんの子どもを産むって言ったじゃない。あ
 たし、智ちゃんと結婚するんだからいいのよ。智ちゃんの子を産みたいんだもの。」
「姉ちゃんはそう言うけど、僕は母さんと結婚したんだよ。正式にじゃあないけど。み
 んな祝福してくれたじゃないか。僕は母さんのことすごく愛してるんだ。姉ちゃんの
 ことも大好きだけど、二人と結婚するなんて、そんなの無理だよ。」
「ちっとも無理じゃないわ。あたしと正式に結婚すればいいんだから。智ちゃんのお母
 さんだってその方が安心するわよ。智ちゃんはあたしだけじゃなくてお母さんともや
 れるんだから文句ないんじゃない?お母さんが子どもを産んでも、あたしたちの籍に
 入れれば私生児にならないし、いいアイデアだと思わない?あたし、智ちゃんのお母
 さんに頼んでみるわ。いいでしょう?」
「ちょっと待ってよ。いきなりそんなこと言ったら母さん気絶しちゃうよ。」
木村が言ってた通りだ。こんな美人の姉ちゃんに惚れられるのは悪い気持ちはしないけ
ど、ちょっと強引過ぎる。母さんがうんと言う筈はないし、困ったものだ。
「あのね、実は美由紀ちゃんも義男のことが好きなのよ。だからあたし、義男にも同じ
 こと言ってやったの。そうしたら義男ったら“いいんじゃねえか”ですって。義男は
 さっき母さんに了解とっちゃったのよ。大学を卒業したら美由紀ちゃんと結婚するん
 ですって。だから智ちゃんも大学を卒業したらあたしと結婚してくれればいいのよ。
 親友同士が同じ条件で結婚するのよ。悪い話じゃないと思うけどなあ。あたしは出戻
 りだから、その辺はオマケしてもらいたいけど、智ちゃんへの愛の深さは誰にも引け
 を取らないつもりよ。智ちゃんのお母さんのことも大好きだし、あたしたち、きっと
 うまくやっていけるわ。智ちゃんもそう思わない?」
姉ちゃんはそう言うけど、自分が僕より10歳も年上だということを考えているんだろ
うか?考えているわけないな。正式ではないにしろ“母と結婚”した僕が、年のことを
気にする筈はないと思ってるに違いない。いずれにしても、姉ちゃんと性交を続けるこ
とができるわけだから、僕にとっては悪いことじゃないが、ふたりへの愛が中途半端に
なってしまわないだろうかとの不安はある。
「うん、わかった。だけど僕んちは姉ちゃんちと違うから、いますぐには返事できない
 よ。“前向きに善処する”ってことでどう?」
「そうね、取り敢えずはそれでいいわ。でも、本当よ。あたし、智ちゃんのこと死ぬほ
 ど愛してるんだから。このこと忘れちゃいやよ。さあ、げんまんよ!」
僕は姉ちゃんと“指きりげんまん”させられてしまった。
実を言うと僕は“指きり”が大の苦手なのだ。“指きりげんまんうそつくと針千本飲ま
す”という言葉が、“指切りをしたこと”は全力でやらなければいけないという呪縛と
なってしまったのだ。針を千本も飲まされたらたまったものではない。
姉ちゃんとの約束も、“指きり”さえしなければそれほど責任を感じることもないのだ
が、しちゃった以上は是が非でも何とかしなければならない。
まずやらなければならないことは、一生懸命に勉強して高校、大学と進学しなければな
らないな。それも、いい加減な学校じゃだめだ。トップクラスの学校でなけりゃ周りの
連中を納得させられない。そして、一流の小説家になっていい作品をたくさん書かなけ
ればならないし、けっこう大変だ。
僕はこれまで“切実なこと”などほとんど無いと思っていたが、実際は切実なことだら
けだということがわかった。
「姉ちゃん、僕、みんなを幸せにできるように頑張ってみるよ。姉ちゃんや母さんが喜
 ぶように、一生懸命努力する。勉強ももっとまじめにやるよ。」
「そうよ。智ちゃんと義男はいい意味でのライバルなんだから、二人とも頑張ってもら
 わなくちゃあ。あたしも一生懸命応援するから、頑張ってね。」
こうして僕たちの複雑な関係がスタートすることになったのだ。
僕たちは飛び石を渡って露天風呂に戻った。姉ちゃんとの性交は15分くらいのものだ
ったが、打たせ湯の熱いしぶきにあたりながらやっていたので少しのぼせ気味で、冷た
い風がここちよい。
「あんたたち打たせ湯に行ってたんでしょう?どうだった?」
おばさんが訊く。
「うん、びしょびしょになるけど、とてもいい気持ちよ。」
姉ちゃんが髪から滴を垂らしながら言った。
「行きたいけど、髪を乾かしたりセットするの面倒ね。智子さん、行ってみる?」
「ちょっと行ってみたい気もするけど。」
「見るだけでも行ってみたら。そこの飛び石を渡っていけばいいんだから。」
姉ちゃんの意見で、母とおばさんはバスタオルで胸から下をくるみ、打たせ湯に行くこ
とになったが、飛び石のところで躊躇している。
「あんたたち、ここを渡ったの?」
「うん、そうだよ。」
「わたし、こわいわ。一緒に渡ってよ。」
「流れがこんなに速いじゃない。滑ったら流されちゃうわ。手すりくらい付けとけばい
 いのに。」
母もおばさんも口々に言う。
「飛び石と言ったって、平らで滑りにくくなってるんだから、だいじょうぶだよ。」
「そんなこと言わないで、一緒に行ってよ。」
「うん、わかった。」
僕はもう一度打たせ湯に行くことになり、母たちの手を引いて飛び石を渡った。
僕たちが竹垣の中に入ったとき、木村たちが滝の裏側から出てきた。
「あらやだ。あんたたちまだいたの?」
おばさんがからかうように言うと、
「うん、美由紀さんといろんなこと話していたんだよ。」
木村はけろっとして言った。
「風邪をひいちゃいけないから、はやく行ったほうがいいわ。」
母が笑顔で言う。
「うん、そうするよ。」
木村が美由紀さんの手を引いて行こうとすると、
「それから義男、あんた、腰がふらふらしてるみたいだから、飛び石を踏み外さないよ
 うに気をつけるのよ。」
おばさんが含み笑いしながら言うと、
「母ちゃんはいつも一言多いんだよ。」
木村は憤慨したような顔をして言ったが、いつものじゃれあいであることは僕にはよく
わかる。美由紀さんは顔を真っ赤にしてうつむいていた。
「木村よ、いくら減るもんじゃないったって、限度ってものがあるんだからな。」
僕も笑いながら、さっきの木村のせりふをそっくり返してやった。


(14)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行12/18

近親相姦小説
10 /15 2014
儀式


いつ眠ってしまったのかわからないうちに、僕たちは眠ってしまったらしい。
床の間に置かれた電話のベルで目が覚めた。
「はい、ああ、姉ちゃん?母ちゃんが気分が悪いって言ったんで、布団を敷いてもらって、
 一緒に横になってたら眠っちゃったんだ。電話が掛かってこなかったらまだ寝て
 たとこだよ。」
「ところで、うまくいったの?」
姉ちゃんは興味津々といった感じで尋ねる。
「うん、バッチリだよ。姉ちゃんたちのお陰さ。本当にありがとう。」
「よかったわね。でも、私や母さんのことも忘れちゃだめよ。ちゃんと私たちの分は残し
 ておくって約束なんだから。」
そう言って姉ちゃんはおかしそうに笑った。
「ところで、ご飯はまだかな?俺、お腹空いちゃったよ。」
「ああ、そうそう、ご飯ができたから呼んだのよ。下に用意ができてるから。」
「ありがとう。母ちゃん寝てるから、少ししたら行くよ。」
僕が電話を切って母の方に振り向くと、母も目を覚まして布団の上に起き上がっていた。
「和子さん?」
「うん。ご飯ができたって。」
「わたし、ちょっと恥ずかしいわ。」
母は頬に手を当てながら顔を赤らめている。
「そんなこと、関係ないよ。みんな一緒なんだから。」
「それもそうね。開き直っちゃおうかしら?」
「そうだよ。みんな家族みたいなもんなんだから。」
僕たちはもう一度身支度を整えてから部屋を出た。
僕たちが連れ立って広間に入ってゆくと、お膳が2列に並んでいて、もうみんな席に着い
ていた。
「中山、うまくいったみたいだな。」
木村が耳打ちするように声を掛けてきた。
「うん、ありがとう。みんなのお陰だよ。」
僕も小声で返事したが、何となくみんなが聞き耳立てているように感じられた。
「おばさま、ここに座って。」
姉ちゃんがにこにこしながら、母に隣に座るように座をずらして言った。
「遅くなりまして…」
母はみんなに挨拶して姉ちゃんの隣に座った。顔を赤くしている。
「さあ、みんな揃ったから、乾杯しましょう。」
おばさんが言って、それぞれのコップにビールを注ぎ、姉ちゃんの音頭で乾杯した。
お膳の上の料理を突っつきながら当たり障りのない話題で談笑していたが、
「それじゃあ、私が代表してひとこと。」
と言っておばさんが姿勢を改めて話し出した。
「智子さん、今日はびっくりしたでしょうけど、みんな悪気があってしたことではないの。
 だから許して欲しいのよ。私たちみんなこういう関係なの。智ちゃんもあなたと親子以
 上の関係になりたいと言ってたんで、あなたにないしょで計画したことなの。ごめんな
 さいね。」
おばさんは丁寧に頭を下げた。
「どうか、もう堪忍して。わたし、穴があったら入りたいんだから。」
母は顔を真っ赤にして言ったが、幸せそうに僕を見つめた。
「で、どうだったの?智ちゃん。」
姉ちゃんがいたずらっぽい目で言った。
「とてもよかったよね。」
僕が母の顔を見て言うと、
「わたし、知らない。」
と言って母は僕の背中に顔を隠してしまった。
「えー、姉ちゃんは我々の代表としてあなたに質問しているわけですから、具体的にお答
 えいただかないと困るんですが。」
木村が囃し立てるように言う。
「わかったよ。具体的に言えばいいんだろう!」
僕はやけ気味に言った。
「そうでーす。」
みんなが一斉に言った。
「俺は母ちゃんと母子相姦しました。すっごくいい気持ちでした。母ちゃんもいい気持ち
 よと言ってくれました。それから、母ちゃんのおまんこを舐めました。いい匂いで、味
 もよかったです。母ちゃんも俺のちんこを舐めてくれました。俺の精液も飲んでくれま
 した。母ちゃんが俺の子どもを産んでくれるって言ったので、俺は嬉しくて母ちゃんの
 おまんこに6回と口に1回、合計7回も射精しちゃいました。少し疲れたので姉ちゃん
 が電話をくれるまで寝ちゃいました。おわり。」
僕は言い終わってお膳の上のビールを一気に飲み干した。
「ただいまの答弁は具体的とは言いがたいものではありますが、証人は疲労困憊している
 もようであり、証人の健康を考えて、この辺で質問を打ち切ります。」
姉ちゃんがにこにこ笑いながら言うと、
「それではここで決意表明をしていただきます。抱き合って口付けしてください。」
木村がカメラを構えながら言った。
僕は背中に顔を隠したままの母を抱き起こした。肩を抱くと母も観念したのか上気した顔
を僕に向けて目をつぶった。僕は母を抱き寄せ、唇を重ねた。
フラッシュランプが光り、カシャッというシャッターの音に続いてみんなが、おめでとう
と言って大きな拍手をしてくれた。
「おばさま、おめでとうございます。」
どこで用意したのか、美由紀さんが大きな花束を母に渡してくれた。
「みなさん、ありがとう。」
母は目に涙をいっぱいためて言った。
「智子さん、よかったわね。智ちゃん、お母さんを大事にしなければだめよ。」
おばさんも目を潤ませて言った。
「うん、俺、母ちゃんを幸せにするよ。」
こうして僕と母と“結婚”し、新郎13歳、新婦35歳の母子夫婦が誕生した。
食事の後、みんなで露天風呂に入ろうということになった。
着替えるために部屋に戻ると木村が、
「中山よ、お前ら新婚なんだから一番いい部屋使えよ。」
と言ってくれたので、僕と木村のおばさんが入れ替わり、僕たちは一番端の部屋を使うこ
とにした。この部屋は川の上に張り出して造られており、三方に窓があってこの旅館で一
番見晴らしがいい部屋なのだ。
しかも一番端にあるため、少々大きな物音をたてても周りに迷惑を掛けないから、遠慮な
く激しい性交ができる。
真ん中の部屋に移った木村たちは、すぐに浴衣に着替えて露天風呂に向かったが、みんな
に祝ってもらったばかりの僕たちはまだ興奮が冷めず、どちらからともなく抱き合って布
団の上に倒れこみ、激しく唇をむさぼりあった。
わずか1時間ほど前にあれほど激しく性交したのに僕の性欲は燃え盛るばかりで、
僕は母の着衣を毟り取り、自分も裸になって身体を重ねた。
「不思議ね。智ちゃんが中に入れてくれるだけですごく幸せなの。もちろん気持ちよくて
 たまらないわ。でも、それとは違う安心感があるのよ。すごく充実した気持ち。これは
 男にはわからないことかも知れないけど、とにかくいいのよ。」
母はうっとりとした表情で言う。
僕はしばらく挿入したまま母が充実感を堪能するのにまかせたが、快感が高まるにつれて
ゆっくりと腰を使い、次第に激しく動かした。
母も快感の波がどんどん高まってきたようで、しきりに快感を訴える。
「母ちゃん、わかる?子宮口が開き始めたみたいだ。」
母の膣の奥深くから、ちんこの先端を押し戻そうとするかのように、こりこりとした筋肉
質のものが盛り上がってくる。
「ええ、わかるわ。すごくいい気持ちだもの。何か、そうね、すごく貪欲なものがこみ上
 げてくるの。もっともっと奥まで入れて欲しいし、もっともっと激しく責めてもらいた
 いって。ああ、いいわ。もっとよ。もっと入れて。そうよ。ああ、いい。」
そう言いながら母は絶頂に駆け上って行く。
僕は母の要求どおり腰を強く押し付け、ちんこをさらに深く挿入した。
子宮口がちんこの先をこじ開けるように開きながら、どんどん盛り上がってくる。僕は下
がってくる子宮に押し戻されないよう、子宮口の真ん中に亀頭を据え、グラインドするよ
うに深く押し付けた。しばらく、と言っても時間にすればわずかな間だったが、いきなり
子宮口が開いて亀頭をすっぽりと咥えた。
さっきは亀頭の先端部だけが嵌まり込んだ感じで、姉ちゃんの場合もそうだったが、今回
は亀頭の先端だけでなく、ちんこの半ばまでが子宮の中に入ったみたいだ。
ちんこの根元を締め付ける膣口の蠢きに合わせて熱くぬめる膣壁の微妙な蠕動、そしてち
んこの中ほどを強力に締め付けてしごきながら子宮内に吸い上げようと蠢く子宮口の動き
が、手に取るようにわかる。
ちんこが引っこ抜かれるようなすごい吸引力が加わって、亀頭の先端部にすごい熱さが伝
わってきた。
「母ちゃん、すごいよ。熱いんだ。ちんこが、すごく熱くなってきた。」
「わ、わたしも、熱いわ。子宮が、燃えているみたいに。ああ、いい、すごいわ。」
母も子宮の熱さが自覚できるみたいだ。母の身体全体から汗が噴出し、芳しい匂いが僕た
ちを包む。
「智ちゃん、子どもが出来るわ。わたしたちの子どもが。もうすぐよ。ああ、いいわ。
 ああ、あ、いい。」
母は額に玉のような汗を浮かべ、熱に潤んだ眼を開けて僕に唇を突き出した。
僕は母の唇を貪るように吸い、舌を絡めて互いの唾液を吸い合った。
「母ちゃん、出すよ。ああ、いい気持ちだよ。でる。」
「いいわ。いいわよ。出して。うんと出して。ああ、ああ、いいわ。」
僕は堪えに堪えた引き金を力いっぱい引き絞った。
まるで爆発だった。睾丸から搾り出された粘りの濃い多量の精液は、ただ尿道を伝わって
出るのとはわけが違い、膣口や膣壁、子宮口などに堰き止められ、その都度奔流となって
尿道内を激しくほとばしり、亀頭の先端から真空の子宮内に向かって噴射したのだからそ
の快感と言ったらたまったものではない。
とにかく射精なんてものではなかった。10回分くらいの量が一度に放出されたように頭の
中が真っ白になり、宇宙の彼方に猛烈なスピードで吹っ飛んでゆくような加速度を感じた。
そして、その直後に無重力空間に放り出されたような感覚が身体全体を包み、頭の中に金
色の光が渦巻いて流れるような錯覚にとらわれた。
母も子宮内に直接噴射を受けたものだから快感のすごさは言葉では表せないほどだったと
いう。
「すごかったわ。気持ちがいいなんてものではないのよ。宇宙旅行したみたいな、何てい
 うのかしら、そう、浮揚感っていうの?ふわふわした感じ。それだけじゃないの。子宮
 全体が喜びで震えたのがわかったの。智ちゃんの精液がわたしの身体全体を駆け巡って、
 また子宮に戻ってきたの。すっごくたくさんよ。お腹が膨れるくらいたくさんの精液が
 子宮に入ったのがわかったわ。お腹の中が熱いの。そしてわたしの卵子と智ちゃんの精
 子が結びついたの。わたし、妊娠したわ。間違いない。絶対よ。」
失神から覚めた母が涙を流しながら語った。
母が目覚める直前まで僕のちんこは母の子宮口にとらわれていたのだが、ちんこが抜け落
ちた直後に母の膣から大量の膣液が溢れ出てきた。
僕は慌てて母の膣に口を付けたが、口の中がいっぱいになるほどだった。
僕は母に口移しで半分ほど飲ませ、自分でも残った液を飲んだが、甘くとろっとした膣液
はわずかに栗の花のような匂いを発散し、激しい性交に渇いた喉を癒してくれる。
「智ちゃん、これ、智ちゃんの精液とわたしの子宮内液の混ざったものよ。さっきの分と
今の分。ちゃんと妊娠できたから、余った精液が出てきたんだわ。」
「うん、口に溜める前に少し飲んじゃったから、どうだろう?100cc弱くらいかな?
それにしてもずいぶん溜まっていたもんだね。」
「もともと子宮の中には子宮内液というのが入ってるんだけど、ごくわずかなのよ。人に
 よっても違うけど、だいたい5ccくらいって言われてるの。だから、わたしの膣液が多
 いといってもせいぜい20ccくらいだから、子宮内液が倍の10ccだったとしても、智ちゃ
 んの精液がどれだけすごいかわかるでしょう?わたしの子宮内に直接射精した分だけで
 も80ccくらいになるのよ。勘定したわけではないからはっきり覚えていないけど、さっ
 きの性交で6回射精しているとして1回あたり5ccくらいだから合計で30ccよね。それ
 で、今の性交では連続射精だったから、40ccから50ccくらい出たことになるわ。」
母は興奮気味に一気に言った。
「母ちゃんは愛液も膣液も多いしとてもおいしいから、おまんこを舐めるのが楽しみだけ
 ど、子宮内液もこんなにおいしいとは知らなかったよ。」
「わたしだって子宮内液なんて初めて飲んだんだから。でも、智ちゃんの精液もすごくお
 いしいのよ。」
「僕も飲んだことがあるから知ってるけど、そんなにおいしいものではないと思うけどね」
「それはそうよ。愛している人の精液だからおいしいって感じるんだから。智ちゃんだっ
 てそうでしょう?わたしが自分の愛液を飲んでもそれほどおいしいとは思わないもの。」
「そうだね。僕たちは深く愛し合っているから互いの愛液や精液をおいしいって感じるん
 だね。俺は母ちゃんのこと本当に愛してるよ。大好きなんだ。」
「わたしも智ちゃんのこと、心から愛してるわ。」
僕たちは強く抱き合い、互いの性器を舐め清めて浴衣に着替えた。時計を見ると、もうす
ぐ8時になるから40分くらい性交していたことになる。
「だいぶゆっくりしちゃったから、はやくいこうよ。」
「そうね。みんな待ってるわね。」
僕たちは手をつないで裏庭に出た。
露天風呂には前庭から遊歩道を歩いてゆく道と、旅館の裏庭から川の方に下りて川沿いに
上る道とがあるが、僕たちは川に沿った道を歩いた。
ところどころに点った庭園灯の青白い光に照らされた浴衣姿の母は、月の女神のように美
しく、上気した顔をほころばせて僕に優しい笑顔を向けて、
「わたしって本当に幸せね。智ちゃんと性交して妊娠できたんですもの。それもあんなに
激しい、素晴らしい性交なんて、智ちゃん以外とは絶対にあり得ないわ。」と言った。
「俺たちみたいに血の濃い同士が性交してできた子はどんな子ができるんだろうかって考
えると、なんだか恐ろしいような気もするんだけど、その反面、すごく楽しみなんだ。母
 ちゃんはどう思う?」
「近親相姦で生まれる子は知能が低かったり身体に障害があったりするって言う人がいる
 けど、それはほとんどないのよ。現に智ちゃんだってどこも悪くないでしょう?性欲が
 強すぎるかも知れないけど、そんなの誰でもあることでしょう?わたし思うんだけど、
 わたしたちの子はきっと賢くて、とても可愛いいと思うわ。男だったら一度に5人や10
 人の女と性交してもびくともしないくらい逞しくて、女だったら智ちゃんの言うように
 月の女神のように美しくて、スタイルがいいの。そして、いつまでも若々しくて子ども
 を何人産んでもぜんぜん変わらないの。そんなスーパーマンみたいな子が生まれたらい
 いなあって思うの。ちょっと欲張りかしら?」
母は可愛らしく笑った。
「そうだね。母さんが産んでくれるんだから、きっとそうなると思うよ。それから、僕、
 言葉遣いを改めるよ。いい加減な言葉遣いじゃ子どもの教育上良くないもんね。今か
 ら“母さん”って言うことにするよ。」
「そうね。その方がいいわ。でも、わたしは“智ちゃん”でいいでしょう?」
「いいよ、母さん。」


(13)へつづく・・・

小説(転載) 相姦旅行11/18

近親相姦小説
10 /15 2014
姉弟


僕たちは身支度を整えて再び布団に寝転んで今日までのことを話し合った。
はじめに母が目撃したのは母たちの部屋のトイレでのことだった。
木村のおばさんを呼びに部屋に戻ったが誰もいないので一度茶の間に戻った母は、
姉ちゃんが急かしたのですぐに部屋に戻って支度したが、トイレに寄ってから行
こうと思い、トイレのドアを開けた。
そこで木村とおばさんがおまんこしているのを見たのだ。
木村が言っていたように、便座に手を突いて尻を掲げたおばさんの後ろから木村
が挿入して腰を振っていたのだという。木村たちも母に見られたことはわかった
筈だが、何事も無かったように性交を続けていたという。おばさんが
「いいわ。いいわよ。」
と快感を訴える声がトイレの外まで聞こえたというのだ。
バーベキューの後の記念写真のときも木村がおばさんの胸に手を差し込んでいた
のは知っていたそうだが、
「母子相姦までしているとは思わなかったわ。」
と母は言った。
「そのときは、わたしの方が恥ずかしかったので考えも及ばなかったけど、現実
 の母子相姦が目の前で繰り広げられているのが嘘のような気さえしたの。」
たしかにそうだろうと思う。僕だって初めてそうした場面に遭遇したら、恐らく
自分を疑ったかも知れない。僕の場合は事前に木村からそうしたレクチャーを受
けていたし、自分自身が母子相姦したくてたまらなかったから、びっくりはした
が目を疑うというほどのことはなかったが、母みたいに、予想もしない光景にい
きなり出くわせば、驚かない方がどうかしている。
母は父が亡くなった頃から僕と如何わしい行為をしている自分を夢想することが
あり、そういう気持ちを持つようになったのは、僕が母のパンティーでオナニー
するのを見たことがあったからだそうだ。
母も僕のことを思って股間に手をあてたことが何度かあったそうだが、風呂場と
かトイレで軽くオナニーすることによってまぎらしていたという。
「智ちゃんがわたしのパンティーでオナニーしてくれているのを知ってとても嬉
 しかったの。」
と言った。
そのあと東屋では木村がおばさんのおまんこを舐め捲くっているのを見たら、
「とても立ってはいられなかったわ。」
と言う。
「そのとき智ちゃんが東屋に行こうとしたときに全てがわかったの。わたしは智
ちゃんが好きで好きでどうしようもないということが、わかったのよ。」
「俺もわかったよ。母ちゃんが俺のことを男と意識してくれているんだってこと。
 そして、俺とこうなってもいいと思っていることがわかったから、母ちゃんの
 手を握ったんだ。」
「それから、和子さんと美由紀さんのことだけど、あの人たちも木村さんたちと
 同じように、わざとわたしに見せ付けてるんだってこともわかったの。」
「それじゃあ、俺たちが仕組んだこと全部わかっちゃったの?」
「ええ、でも私自身の気持ちがわかったことの方が驚きだったわ。」
「俺が、母ちゃんとおまんこやりたくてしょうがなくて、木村に相談したんだ。
 そしたら木村が、俺たち母子相姦してるんだって言って、木村たちの性交する
 ところをおばさんにないしょでみせてくれたんだ。」
おばさんや姉ちゃんとおまんこしたことは言わなかったが、おばさんや姉ちゃん
を含め木村たちが僕のことを思って計画してくれたことを母に告白した。
「母ちゃんに発情させて、俺が如何わしいことをしても、母ちゃんが拒まないよ
 うに仕向けたんだ。俺、母ちゃんには本当に悪いと思ってたんだけど、母ちゃ
 んのこと、ずっと前から好きだったんで、こんなひどいことしちゃったんだ。
 ごめんなさい。木村たちを悪く思わないで欲しいんだ。」
「ううん、そんなこと、思っていないわ。むしろ感謝してるの。わたしと智ちゃ
 んが、本当に愛し合っている同士が結ばれたんだから。世間でどう言おうと、
 わたしたちは恋人同士になれたんだから。」
母は僕の顔を両手で挟んで優しくキスしてくれた。
「母ちゃんありがとう。俺、母ちゃんを絶対に幸せにするからね。」
「ありがとう、智ちゃん。」
大好きな母と愛し合い、性器を深く結合して胎内に精液を注ぐことが、こんなに
気持ちのいいことだとは思ってもみなかった。いや、思ってはいたが、考えてい
た以上に素晴らしいものだった。
「智ちゃん、わたし、智ちゃんの子どもを産みたい。」
母がにっこりと微笑みながら言った。
「本当?母ちゃんが俺の子を産んでくれるの?」
僕は母と母子相姦できたら僕の子を母に産んでもらいたいと思っていたから、母
の言葉を聞き返してしまった。
「ええ、産みたいわ。だめ?」
「俺は産んでもらいたいけど、だいじょうぶ?」
「だいじょうぶよ。ひとりでも産めるわ。」
「そんなことじゃないよ。母ちゃんは看護婦さんなんだから、ひとりでも産める
かも知れないけど、俺と母ちゃんとは正式には結婚できないんだろう?」
僕は“私生児”とか“未婚の母”などという言葉が頭に浮かび、そう聞かずには
いられなかった。
「そんなの、どうでもなるのよ。生まれてくる子が男か女かはわからないけど、
 智ちゃんの弟か妹として届ければいいんだから。」
「俺と母ちゃんの子が、弟か妹になるの?」
僕はなんだかくすぐったいような気がして、また、聞き返してしまった。
「そうよ。わたしたちの子なら、きっと可愛い子が生まれるわ。」
母は確信的に言い切った。僕は嬉しくてたまらなかった。
「母ちゃん、俺、一生懸命に勉強して偉くなって母ちゃんを楽させるから、俺の
 子を何人も産んで欲しいんだ。俺、正式に結婚できなくても、母ちゃんとずう
 っと一緒に暮らしたいんだ。母ちゃんをよその男になんか渡したくないんだ。」
「ありがとう、智ちゃん。智ちゃんはわたしの産んだ可愛い息子よ。その智ちゃ
 んの精液に染められ、智ちゃんの子どもを妊娠するの。わたしの血がわたしの
 身体の中に戻ってくるの。こんなロマンチックなことって、誰にもまねできな
 いことよ。わたししかできないことよね。だから、わたしは智ちゃんの子ども
 を産みたいの。」
「俺、母ちゃんとおまんこすると母ちゃんと一体になれるような気がしてたんだ。
 だから母子相姦に憧れてたのかも知れないけど、母ちゃんのことが好きで好き
 でしょうがなくて、母ちゃんとおまんこしたくて仕方がなかったんだ。母ちゃ
 んに俺の子どもを産んでもらいたいと思うのも、俺自身が母ちゃんの胎内に戻
 りたいという本能的な願いなのかも知れないね。」
「そうかも知れないわね。でも、いまのわたしは智ちゃんのことを恋人とも夫と
 も思っているの。もちろん血を分けた息子よ。だけど、それ以上に智ちゃんの
 ことが好きで好きでしょうがないの。智ちゃんが生まれる前から智ちゃんのこ
 とが好きだったの。わかる?」
母は謎々のようなことを言う。
「わからないよ。俺が生まれる前から俺のことが好きだったなんて言われても。」
「いつかは言わなくてはならないと思っていたんだけど、これもわたしたちの血
 のなせる業なの。」
僕は母が何を言おうとしているのかなんとなくわかった。僕の出生に関係がある
ことに違いない。
「母ちゃん、俺、母ちゃんの子だろう?」
僕はわかりきったことを訊いた。
「そうよ、わたしの子よ。何度も言うように、私がお腹を痛めた子よ。だけど、
 智ちゃんのお父さんは、亡くなったお父さんではないの。お父さんが亡くなる
 よりずうっと前に亡くなったお祖父ちゃん、覚えている?あの優しかったお祖
 父ちゃんが智ちゃんの本当のお父さんなの。智ちゃんは、わたしとわたしの父
 との間にできた子なの。だから、父から見れば智ちゃんは父の子だから、わた
 しの弟になるのよ。わたしが産んだ子だけど、わたしの弟でもあるわけなの。
 いままで智ちゃんの出生の秘密を隠していたのは、智ちゃんに辛い思いをさせ
 たくなかったからなの。だから、黙っていたことは許して欲しいの。」
母は悪びれる様子も無く淡々と語ったが、僕には少しショックではあった。
「じゃあ、死んだ父ちゃんとはどうゆう関係だったの?」
「あの人はわたしの父の主筋に当たる人で、生まれながらに身体が弱くて学校に
 もまともに行けなかったの。当然、結婚することなんてほとんど考えられなか
 ったんだけど、戦時中にあの人のお父さんに父がとてもお世話になったことが
 あったらしくて、“形だけでも息子の嫁に”と何度も頼まれて承知したそうな
 の。智ちゃんも聞いて知ってると思うけど、わたしの母はわたしを産んですぐ
 に亡くなったから、わたしは父の手ひとつで育ったの。父は私のことを目に入
 れても痛くないほど可愛がってくれたわ。わたしも父のことが大好きで、小さ
 い頃から“大きくなったらお父さんのお嫁さんになるんだ”と言っていたくら
 いなの。そんな私に父が、“あの人のところにお嫁に行ってくれ”と言われた
 とき、わたしはすごく悲しかったわ。人買いに売られるような気さえしたけど、
 “恩を返したい”とか“形だけでいいから”と手をついて頼まれ、泣く泣く承
 知したの。でも、あの人はそんなことはまったく聞かされていないから、わた
 しと結婚できることをとても喜んでくれたし、私のことをとても大事にしてく
 れたわ。」
「母ちゃんは父ちゃんのこと好きだったの?」
「あの人は、わたしのお腹に父の子が宿っていることも知らないで結婚し、生ま
 れた子を自分の子だと信じて可愛がってくれたわ。だから、そのことについて
 は感謝しているけど、好きとか嫌いとか言うより、患者と看護婦みたいな関係
 だったわね。」
そう言って母は面白そうに笑った。
前に聞かされた話だが、この頃母はまだ看護婦免許を取ってはいなかったのだ。
自分の出産ということもあったが、病弱な夫を世話するのに必要な知識を身につ
けようと思って看護婦の勉強を始めたそうだ。娘時代からわりと勝気なところが
あって、決めたことはやりとおすという一途で几帳面な性格だったから、僕がお
腹の中にいた頃から、夫の世話をしながら看護学校に通ったという。
「死んだ父ちゃんに焼き餅やくわけじゃないけど、父ちゃんとのセックスはどん
 なふうだったの?」
僕は一番聞きたいことを訊いた。
「それがね、性交したのは後にも先にも只の一度だけ。結婚式の晩で、それも挿
 入することはできなかったの。生まれ着いての虚弱体質だったから性欲そのも
 のがすごく希薄でオナニーしたこともなかったみたいだし、ひょっとしたら射
 精したのもあれが初めてだったのかも知れないわね。もちろん性交の仕方くら
 いは知っていたけど、わたしが無理やり射精させちゃったみたいで、すごく感
 激してたわ。」
母はころころと鈴が転がるような声をたてて笑ったが、僕には母が楽しくて笑っ
たのではないことがよくわかっていたから、
「母ちゃん、ごめんね。辛いことを思い出させちゃって。」
と謝ったが、母は、
「ううん、そんなことはないのよ。私が言いたいのは、あの人は患者さんとして
 は優等生だったっということと、わたしが親切でよく気が利く看護婦さんだっ
 たっていうことなの。だから、わたしとあの人の関係は患者と看護婦の関係だ
 と言うのよ。」
と言って僕の顔を両手で挟み、優しく口付けしてくれた。
「そうか。僕は母ちゃんの子だけど弟でもあるから、僕たちが性交するというこ
 とは、母子相姦と同時に姉弟相姦でもあるんだ。僕が小さいときから母ちゃん
 のことが好きで好きでしょうがないのも、母ちゃんとおまんこしたくてどうし
 ようもなかったのも、母ちゃんが僕のことを愛してくれるのも、僕たちの血が
 うんと濃いからなんだね。」
「そうね。そのとおりだわ。わたしだって智ちゃんがわたしのパンティーでオナ
 ニーしてくれていると知ったときはとても嬉しかったし、近いうちにこうなる
 んじゃないかって思ってたの。本当を言うと、産院の看護婦さんに“とても元
 気で可愛らしい男の子よ”って言われたときから、この日がくるのが待ち遠し
 くて仕方がなかったの。だからあの人と結婚したことを悔やんだり、父や周り
 の人を恨んだりしたことはないし、自分の仕事なんだって思ってたの。」
「でもさ、13年もセックスしなかったわけじゃないんでしょ?俺だったら絶対
 に 我慢できないな。」
「我慢するとかしないとかじゃなくて、あの人と一緒に生活していたら、そんな
 気が起きなくなっちゃったのよ。結婚するまでは週に3回くらいは父と性交し
 ていたし、父としないときは自分でオナニーしていたから、ほとんど毎日性交
 していたようなものでしょう?それなのにあの人と結婚したとたんに性欲がま
 ったくなくなってしまったの。」
「体調が悪くなったりしなかった?」
「特にどうということはなかったけど、看護婦というハードな仕事と家庭に追わ
 れてたから、神経が回らなかったのかしらね。」
「これからはだいじょうぶだよ。母ちゃんが“もういい”って言うまで毎晩やっ
 てやるから。」
「頼もしいわ。でも、息子、弟、恋人と、ひとり三役なんだからたいへんよ。」
「母ちゃんだって、母、姉、恋人なんだから同じだよ。」
僕たちは声を上げて笑った。


(12)へつづく・・・

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。